JPH10289226A - 文字処理装置, 文字処理システム, 文字処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文字処理装置, 文字処理システム, 文字処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH10289226A
JPH10289226A JP9083126A JP8312697A JPH10289226A JP H10289226 A JPH10289226 A JP H10289226A JP 9083126 A JP9083126 A JP 9083126A JP 8312697 A JP8312697 A JP 8312697A JP H10289226 A JPH10289226 A JP H10289226A
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JP9083126A
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Tatsuo Kobayashi
龍生 小林
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォントが格納されてない文字コードを入力
した場合に、文字化け等が発生しないようにすること。 【解決手段】 少なくとも代表字のフォントを格納した
フォント格納エリア506と、フォントの格納アドレス
またはフォント無し情報等を格納した文字情報テーブル
504と、任意の文字コードを入力し、文字情報テーブ
ル504中の対応する格納アドレス情報またはフォント
無し情報を参照し、フォント無し情報が存在する場合に
は種別情報およびグループ情報に基づいて、検索した文
字コードと同一のグループ番号で種別情報が代表字の文
字コードに該当する格納アドレス情報を出力する検索部
505と、検索部505から入力した格納アドレス情報
に基づいて、フォント格納エリア506から該当するフ
ォントを入力し、任意の文字コードの画面表示を行う表
示制御部507および表示部508とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字処理装置,文
字処理システム,文字処理方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関し、より詳細には、
文字処理装置に格納するフォントの数を減らすことによ
り、フォントを格納するために必要なメモリ量の削減を
図る一方、文字処理装置に格納されてないフォントの文
字コードを入力した場合であっても、文字化け等が発生
せず、確実に画面表示を行うことを可能とした文字処理
装置,文字処理システム,文字処理方法およびその方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】漢字の中には、ある漢字と同音同義であ
るが、字形が一般的ではない異体字と呼ばれるものがあ
る。例えば「壺」に対する「壷」は異体字とされる。こ
のような異体字は、通常使用されることのない字体の文
字であるため、ワードプロセッサ等の漢字辞書に登録さ
れていないことも多く、異体字を入力したり、または画
面に表示するための様々な工夫が従来からなされてい
る。
【0003】例えば、従来技術の第1の例として、特開
平2−300848号公報『異体字フォント検索方式』
がある。この特開平2−300848号公報には、各種
の文字のフォントデータを格納するフォントデータ格納
手段と、文字コードをインデックスとし、対応するフォ
ントデータの格納アドレスと、この文字コードの文字の
異体字に対応するフォントデータの格納アドレスとを保
持するフォント検索情報保持手段とを備え、任意の文字
の文字コードを用いてフォント検索情報保持手段を検索
することにより、その文字の異体字のフォントデータの
格納アドレスを得ることができるようにして、異体字を
容易に画面表示できるようにした技術が開示されてい
る。
【0004】また、従来技術の第2の例として、特開平
3−177963号公報『漢字分類方法及び漢字分類表
及び漢字処理装置』がある。この特開平3−17793
6号公報には、正しいと認められる通用字形の字体を代
表文字とし、代表文字と異なる字形の同音異義の文字を
異体字とし、代表文字に対して異体字が存在すれば、そ
れらを同じ文字と見なして1つのグループを形成するよ
うに漢字情報を区分して記憶する記憶手段を備え、任意
の漢字に同字が存在する場合に、記憶手段にアクセス
し、当該漢字の同字を出力し、印字あるいは表示を行う
ようにした技術が開示されている。
【0005】さらに、従来技術の第3の例として、特開
平4−47445号公報『文字処理装置』がある。この
特開平4−47445号公報には、ある漢字を異体字に
変換する際に、異体字を記憶した異体字変換辞書を参照
して、異体字変換候補を一覧表示し、表示された一覧の
中からオペレータに所望の異体字を選択させるという技
術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術で説明した各装置に、例えば日本語の漢字には
ない中国語の特殊な漢字の文字コードを入力した場合、
各装置が持つ文字コードと中国語の文字コードとは異な
り、かつ、中国語の文字コードに対応するフォントも各
装置に格納されていないため、入力した文字コードの画
面表示を行う際に、文字が表示されなかったり、文字化
けしたりするという問題があった。
【0007】また、世界中の文字の集合およびその集合
の文字と符号化表現との間の関係を定めたものとして、
国際符号化文字集合(以下「UCS:Universa
lMultiple−Octet Coded Cha
racter Set」という)がある。このUCS
は、ISO10646,JISX0221あるいはUN
Icode(Unicodeはユニコード社の商標であ
る)に適用され、16ビットの文字コードで全世界の文
字を表現している。例えば文字処理装置にこのUCSの
全ての文字コードと対応するフォントとを格納しておけ
ば、UCSによる文字コードで文書データのやり取りを
する限り、いかなる言語で作成された文書データをも画
面表示することが可能となる。しかしながら、UCSに
は、全体で約4万文字分の文字コードが存在しており、
これらの文字コードに対応するフォントをコンピュータ
等に格納することはメモリ量を相当必要とするという問
題があった。人々が通常使用する文字は約5000文字
程度であるといわれており、通常使用しない文字コード
に対応するフォントまで文字処理装置に格納することは
非常に無駄が大きい。特に、上述した異体字は、一般的
に使用されることが少ない字形の文字であるため、異体
字の文字コードに対応するフォントの全てを文字処理装
置に格納する必要はないといえる。また、一方で、メモ
リ量の削減を図るため、格納するフォントの数をむやみ
に減らすことは、文字処理装置に格納されていないフォ
ントの文字コードを入力した場合に、文字が表示されな
いということや文字化けが発生するということの原因と
なる。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、文字処理装置に格納するフォントの数を減らすこと
により、フォントを格納するために必要なメモリ量の削
減を図る一方、文字処理装置に格納されてないフォント
の文字コードを入力した場合であっても、文字化け等が
発生せず、確実に画面表示を行うことを可能にすること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の文字処理装置は、代表字およびその異体
字からなる異なる字形の文字群のうち、少なくとも代表
字の文字コードのフォントを格納したフォント格納手段
と、文字コード毎に、その文字コード,該当する文字コ
ードに対応したフォントの格納アドレス情報またはフォ
ント無し情報,該当する文字コードが代表字であるか異
体字であるかの種別を示す種別情報および予め全ての文
字コードを代表字とその異体字からなるグループに分類
して付与したグループ番号のうち該当する文字コードの
グループ番号を示すグループ情報を格納した文字情報格
納手段と、任意の文字コードを入力し、前記入力した文
字コードに基づいて、前記文字情報格納手段から一致す
る文字コードを検索し、検索した文字コードに対応した
格納アドレス情報またはフォント無し情報を参照し、格
納アドレス情報が存在する場合には該当する格納アドレ
ス情報を出力し、フォント無し情報が存在する場合には
前記種別情報およびグループ情報に基づいて、前記検索
した文字コードと同一のグループ番号でかつ種別情報が
代表字の文字コードを検索し、該当する文字コードの格
納アドレス情報を出力する格納アドレス出力手段と、前
記格納アドレス出力手段から入力した格納アドレス情報
に基づいて、前記フォント格納手段から該当するフォン
トを入力し、前記任意の文字コードの画面表示を行う表
示手段と、を備えるものである。
【0010】すなわち、請求項1の文字処理装置は、文
字群を代表字と異体字とのグループに予め分類してお
き、自装置に格納されていないフォントの異体字(文字
コード)を入力した場合に、その異体字に代えて同一グ
ループの代表字を画面に表示するというものである。
【0011】また、請求項2の文字処理装置は、請求項
1記載の文字処理装置において、前記格納アドレス出力
手段は、前記フォント無し情報が存在する場合に、格納
アドレス情報と共に、該当する文字コードの表示のみを
変更する表示変更情報を出力し、前記表示手段は、格納
アドレス情報と共に、表示変更情報を入力すると、該当
する文字コードを他の文字コードと異なる表示方法で表
示するものである。
【0012】すなわち、請求項2の文字処理装置は、自
装置に格納されていないフォントの異体字(文字コー
ド)に代えて、同一グループの代表字を画面に表示する
際に、代表字の文字の色を他の文字とは異ならせる等の
処理を行うものである。
【0013】また、請求項3の文字処理装置は、請求項
1記載の文字処理装置において、前記フォント無し情報
が存在する場合に、該当する文字コードを代表字の文字
コードに置き換える文字コード置換手段を備えるもので
ある。
【0014】すなわち、請求項3の文字処理装置は、自
装置に格納されていないフォントの異体字(文字コー
ド)に代えて代表字を画面に表示するだけでなく、異体
字の文字コード自体を代表字の文字コードで置換するこ
とができるようにしたものである。
【0015】また、請求項4の文字処理装置は、請求項
1〜3のいずれか一つに記載の文字処理装置において、
前記文字コードは、国際符号化文字集合で定義された文
字コードであるものである。
【0016】すなわち、請求項4の文字処理装置は、約
4万文字分の国際符号化文字集合で定義された文字コー
ドを効率よく処理することを可能としたものである。
【0017】また、請求項5の文字処理システムは、複
数の文字コードのフォントを格納したフォント格納手段
と、文字コード毎に、その文字コードおよび該当する文
字コードに対応したフォントの格納アドレス情報格納し
た文字情報格納手段と、任意の文字コードを入力し、前
記入力した文字コードに基づいて、前記文字情報格納手
段から一致する文字コードを検索し、検索した文字コー
ドに対応した格納アドレス情報を出力する格納アドレス
出力手段と、前記格納アドレス出力手段から入力した格
納アドレス情報に基づいて、前記フォント格納手段から
該当するフォントを入力し、前記任意の文字コードの画
面表示を行う表示手段と、を備えた文字処理装置と、前
記文字処理装置とネットワークを介して接続され、前記
文字処理装置から文字コードを受信して、該文字コード
に対応したフォントを出力するフォント出力装置と、を
備え、前記文字処理装置は、自装置に格納されていない
フォントの文字コードを入力した場合、前記入力した文
字コードを前記フォント出力装置に送信し、前記フォン
ト出力装置は、前記文字処理装置から受信した文字コー
ドに基づいて、対応するフォントを検索して、前記文字
処理装置に送信し、前記文字処理装置は、前記フォント
出力装置から受信したフォントを用いて、前記自装置に
格納されていないフォントの文字コードの画面表示を行
うものである。
【0018】すなわち、請求項5の文字処理システム
は、自装置に格納されていないフォントの異体字(文字
コード)を文字処理装置が入力した場合であっても、フ
ォント出力装置から該当するフォントを受信して、該当
する異体字を画面表示することができるようにしたもの
である。
【0019】また、請求項6の文字処理システムは、請
求項5記載の文字処理システムにおいて、前記文字処理
装置は、前記受信したフォントを前記フォント格納手段
に格納すると共に、前記受信したフォントの格納アドレ
ス情報を該当する文字コードに対応させて前記文字情報
格納手段に格納するものである。
【0020】すなわち、請求項6の文字処理システム
は、異体字のフォントを新たに追加することができるよ
うにし、文字の画面表示処理の効率化を図ったものであ
る。
【0021】また、請求項7の文字処理システムは、請
求項5または6記載の文字処理システムにおいて、前記
文字コードは、国際符号化文字集合で定義された文字コ
ードであるものである。
【0022】すなわち、請求項7の文字処理システム
は、約4万文字分の国際符号化文字集合で定義された文
字コードを効率よく処理することを可能としたものであ
る。
【0023】また、請求項8の文字処理装置は、代表字
およびその異体字からなる異なる字形の文字群のうち、
少なくとも代表字の文字コードのフォントを格納したフ
ォント格納手段と、文字コード毎に、その文字コード,
該当する文字コードに対応したフォントの格納アドレス
情報またはフォント無し情報,該当する文字コードが代
表字であるか異体字であるかの種別を示す種別情報およ
び予め全ての文字コードを代表字とその異体字からなる
グループに分類して付与したグループ番号のうち該当す
る文字コードのグループ番号を示すグループ情報を格納
した文字情報格納手段と、任意の文字コードを入力し、
前記入力した文字コードに基づいて、前記文字情報格納
手段から一致する文字コードを検索し、検索した文字コ
ードに対応した格納アドレス情報またはフォント無し情
報を参照し、格納アドレス情報が存在する場合には該当
する格納アドレス情報を出力し、フォント無し情報が存
在する場合には前記種別情報およびグループ情報に基づ
いて、前記検索した文字コードと同一のグループ番号で
かつ種別情報が代表字の文字コードを検索し、該当する
文字コードの格納アドレス情報を出力する格納アドレス
出力手段と、前記格納アドレス出力手段から入力した格
納アドレス情報に基づいて、前記フォント格納手段から
該当するフォントを入力し、前記任意の文字コードの印
刷処理を行う印刷手段と、を備えるものである。
【0024】すなわち、請求項8の文字処理装置は、文
字群を代表字と異体字とのグループに予め分類してお
き、自装置に格納されていないフォントの異体字(文字
コード)を入力した場合に、その異体字に代えて同一グ
ループの代表字を記録紙に印刷するというものである。
【0025】また、請求項9の文字処理方法は、代表字
およびその異体字からなる異なる字形の文字群のうち、
少なくとも代表字の文字コードのフォントを格納したフ
ォント格納手段と、文字コード毎に、その文字コード,
該当する文字コードに対応したフォントの格納アドレス
情報またはフォント無し情報,該当する文字コードが代
表字であるか異体字であるかの種別を示す種別情報およ
び予め全ての文字コードを代表字とその異体字からなる
グループに分類して付与したグループ番号のうち該当す
る文字コードのグループ番号を示すグループ情報を格納
した文字情報格納手段と、を備えた文字処理装置の文字
処理方法において、任意の文字コードを入力し、前記入
力した文字コードに基づいて、前記文字情報格納手段か
ら一致する文字コードを検索する第1の工程と、前記第
1の工程で検索した文字コードに対応した格納アドレス
情報またはフォント無し情報を参照し、格納アドレス情
報が存在する場合には該当する格納アドレス情報を出力
し、フォント無し情報が存在する場合には前記種別情報
およびグループ情報に基づいて、前記検索した文字コー
ドと同一のグループ番号でかつ種別情報が代表字の文字
コードを検索し、該当する文字コードの格納アドレス情
報を出力する第2の工程と、前記第2の工程で出力した
格納アドレス情報を入力し、入力した格納アドレス情報
に基づいて、前記フォント格納手段から該当するフォン
トを入力し、前記任意の文字コードの画面表示を行う第
3の工程と、を含むものである。
【0026】すなわち、請求項9の文字処理方法は、文
字群を代表字と異体字とのグループに予め分類してお
き、文字処理装置に格納されていないフォントの異体字
(文字コード)を入力した場合に、その異体字に代えて
同一グループの代表字を画面に表示するというものであ
る。
【0027】また、請求項10の文字処理方法は、請求
項9記載の文字処理方法において、前記第2の工程は、
前記フォント無し情報が存在する場合に、格納アドレス
情報と共に、該当する文字コードの表示のみを変更する
表示変更情報を出力し、前記第3の工程は、格納アドレ
ス情報と共に、表示変更情報を入力すると、該当する文
字コードを他の文字コードと異なる表示方法で表示する
ものである。
【0028】すなわち、請求項10の文字処理方法は、
文字処理装置に格納されていないフォントの異体字(文
字コード)に代えて同一グループの代表字を画面に表示
する際に、代表字の文字の色を他の文字とは異ならせる
等の処理を行うものである。
【0029】また、請求項11の文字処理方法は、請求
項9記載の文字処理方法において、前記フォント無し情
報が存在する場合に、該当する文字コードを代表字の文
字コードに置き換える文字コード置換工程を含むもので
ある。
【0030】すなわち、請求項11の文字処理方法は、
文字処理装置に格納されていないフォントの異体字(文
字コード)に代えて代表字を画面に表示するだけでな
く、異体字の文字コード自体を代表字の文字コードで置
換できるようにしたものである。
【0031】また、請求項12の文字処理方法は、複数
の文字コードのフォントを格納したフォント格納手段
と、文字コード毎に、その文字コードおよび該当する文
字コードに対応したフォントの格納アドレス情報を格納
した文字情報格納手段と、任意の文字コードを入力し、
前記入力した文字コードに基づいて、前記文字情報格納
手段から一致する文字コードを検索し、検索した文字コ
ードに対応した格納アドレス情報を出力する格納アドレ
ス出力手段と、前記格納アドレス出力手段から入力した
格納アドレス情報に基づいて、前記フォント格納手段か
ら該当するフォントを入力し、前記任意の文字コードの
画面表示を行う表示手段と、を備えた文字処理装置と、
前記文字処理装置とネットワークを介して接続され、前
記文字処理装置から文字コードを受信して、該文字コー
ドに対応したフォントを出力するフォント出力装置と、
を用いた文字処理方法において、前記文字処理装置に格
納されていないフォントの文字コードを前記文字処理装
置に入力した場合、前記入力した文字コードを前記フォ
ント出力装置に送信する第1の工程と、前記第1の工程
で送信した文字コードを前記フォント出力装置で受信
し、受信した文字コードに基づいて、対応するフォント
を検索して、前記文字処理装置に送信する第2の工程
と、前記第2の工程で送信したフォントを前記文字処理
装置で受信し、受信したフォントを用いて、前記文字処
理装置に格納されていないフォントの文字コードの画面
表示を行う第3の工程と、を含むものである。
【0032】すなわち、請求項12の文字処理方法は、
自装置に格納されていないフォントの異体字(文字コー
ド)を文字処理装置が入力した場合であっても、フォン
ト出力装置から該当するフォントを受信して、該当する
異体字を画面表示することができるようにしたものであ
る。
【0033】また、請求項13の文字処理方法は、請求
項12記載の文字処理方法において、前記第3の工程
は、前記受信したフォントを前記フォント格納手段に格
納する工程と、前記受信したフォントの格納アドレス情
報を該当する文字コードに対応させて前記文字情報格納
手段に格納する工程と、を含むものである。
【0034】すなわち、請求項13の文字処理方法は、
異体字のフォントを新たに追加することができるように
し、文字の画面表示処理の効率化を図ったものである。
【0035】また、請求項14の文字処理方法は、請求
項9〜13のいずれか一つに記載の文字処理方法におい
て、前記文字コードは、国際符号化文字集合で定義され
た文字コードであるものである。
【0036】すなわち、請求項14の文字処理方法は、
約4万文字分の国際符号化文字集合で定義された文字コ
ードを効率よく処理することを可能としたものである。
【0037】さらに、請求項15のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、前記請求項9〜14のいずれか一
つに記載された文字処理方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを記録したものである。
【0038】すなわち、請求項15のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、記録したプログラムをコンピュ
ータに実行させ、文字処理装置に格納されていないフォ
ントの異体字(文字コード)を入力した場合に、その異
体字に代えて同一グループの代表字を画面に表示するこ
とを可能としたものである。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の文字処理装置,文
字処理システム,文字処理方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態について、
添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下で
は、最初に本発明の概要を説明して本発明の特徴を明ら
かにした後、具体的に実施の形態を説明することにす
る。
【0040】〔本発明の概要〕本発明の実施の形態を説
明するにあたり、以下の表1に示す文字を用いることに
する。以下の説明において、「文字(1)」や「文字
(2)」というような場合は全て表1に示した文字を指
すものとする。
【0041】
【表1】
【0042】また、本発明の実施の形態の説明で用いる
文字コードは、従来の技術の欄で説明したUCS(国際
符号化文字集合)で定義されたものであるとし、単に文
字コードといった場合であってもUCSで定義された文
字コードであるとする。ただし、ここにいうUCSはI
SO10646,JISX0221およびUNIcod
eを含み、また、本発明に適用可能な文字コードをUC
Sに限定するものではない。
【0043】上述したように、UCSは、16ビットで
全世界の文字約4万文字を表現したものである。UCS
による全ての文字コードと対応するフォントとを備えた
文字処理装置においては、例えば、中国語による文書も
文字化けが生じることなく、容易に画面に表示すること
ができる。図1は、各文字コードに対応した全てのフォ
ントを備えた文字処理装置における画面表示の一例を示
す説明図である。図1に示すように、各文字コードに対
応した全てのフォントを格納した文字処理装置では、従
来技術で説明した異体字にあたる文字(2),文字
(6)および文字(8)についても文字化け等が発生す
ることなく正常に画面に表示することができる。ところ
が、UCSで定義された文字コードは全体で4万文字分
あり、全ての文字コードと対応するフォントとを文字処
理装置に格納することはデータ量が大きくなりすぎ、有
限であるメモリを有効に活用することができない。な
お、図1において「・」は漢字を示し、説明の便宜上、
正確な漢字を用いることを省略したものである。
【0044】図2は、ある一部の文字コードと対応する
フォントとを有しない通常の文字処理装置における画面
表示の一例を示す説明図である。例えば、文字(1),
文字(5)および文字(7)以外の文字コードとフォン
トとを有しない文字処理装置において、文字(2),文
字(6)および文字(8)の文字コードを入力した場合
は、図2に示すように各文字が文字化けを起こしてしま
う(または表示されない)。このように、単純に文字処
理装置に格納する文字コードと対応するフォントの数と
を減らすことは、メモリ量の削減にはなるが、文字が化
けてしまっては文書情報を有効に活用することができな
くなってしまう。
【0045】そこで、本発明においては、UCSで定義
された文字群を図3に示すように分類する。すなわち、
UCSで定義された文字群を、互いに同音同義で字体の
みが異なるという関係にある文字からなるグループ毎に
分類すると共に、そのグループ中で一般に使用される字
体の文字をそのグループを代表する代表字とする。例え
ば、表1に示した文字(1)〜文字(4)は、互いに同
音同義で字体のみが異なるという関係にある。そこで、
図3に示すようにこれらの文字を同一のグループに分類
し、かつ、これらの文字の中で一般的に使用される文字
(1)を代表字と定める。そして、各グループには、他
のグループと区別するためのグループ番号を付与する。
例えば、文字(1)〜文字(4)のグループには、「1
349」というグループ番号を付与する。なお、図3に
示してはいないが、表1の文字(5)および文字(6)
は同一のグループに分類され、文字(5)が代表字とさ
れる。また、文字(7)および文字(8)も同一のグル
ープに分類され、文字(7)が代表字とされる。また、
図3に示す各グループには、日本語の漢字のみならず中
国語の漢字も異体字として含まれる。なお、同音同義の
文字が他に無い文字については、その文字のみのグルー
プとする。
【0046】そして、本発明の文字処理装置には、図3
に示した分類に基づいて、代表字および異体字の文字コ
ードと少なくとも上記代表字の文字コードに対応するフ
ォントとを格納する。もし、本発明の文字処理装置が代
表字の文字コードではなく、異体字の文字コードを入力
した場合には、入力した異体字と同一グループの代表字
のフォント用いて、入力した異体字の文字コードの画面
表示を行う。すなわち、実際に画面に表示されるのは異
体字ではなく、同一グループの代表字となる。
【0047】図4は、本発明の文字処理装置における画
面表示の一例を示す説明図である。例えば、本発明の文
字処理装置が文字(2)の文字コードを入力した場合、
文字(1)の文字コードに対応したフォントを用いて文
字(2)の文字コードの画面表示を行う。すなわち、図
4に示すように、実際の画面には文字(2)ではなく文
字(1)を表示する。同様に、文字(6)と文字(8)
の文字コードを入力した場合は、図4に示すように代表
字である文字(5)と文字(7)を画面に表示する。
【0048】続いて、本発明の実施の形態を具体的に説
明していくことにする。
【0049】〔実施の形態1〕図5は、実施の形態1の
文字処理装置のブロック構成図である。実施の形態1の
文字処理装置は、インターネット,LAN等のネットワ
ーク501に接続されており、ネットワーク501を介
してデータ通信を制御する通信制御部502と、通信制
御部502で入力して文字コードを格納するRAM等の
一時記憶部512中に展開されたワークエリア503
と、ワークエリア503から任意の文字コードを入力
し、一時記憶部512中に展開された文字情報テーブル
504(請求項1記載の文字情報格納手段に該当する)
を参照して、入力した文字コードのフォントの格納アド
レス情報を出力する検索部505(請求項1記載の格納
アドレス出力手段に該当する)と、検索部505から格
納アドレス情報を入力し、該当するフォントを一時記憶
部512中に展開されたフォント格納エリア506(請
求項1記載のフォント格納手段に該当する)から入力し
て、任意の文字コードに対応する文字の画面表示を制御
する表示制御部507(請求項1記載の表示手段に該当
する)と、表示制御部507の制御により、任意の文字
コードに対応する文字を画面に表示する表示部508
(請求項1記載の表示手段に該当する)と、所定のコマ
ンドの入力,文字の入力等を行う入力部509と、入力
部509から入力された命令に基づいて、ワークエリア
503に格納された文字コードを記憶する記憶部510
と、上記各部を制御する制御部511(請求項3の文字
コード置換手段に該当する)と、を有している。
【0050】図5において、フォント格納エリア506
は、本発明の概要の項で説明したように、予め代表字と
異体字とのグループに分類された文字群のうち(図3参
照)、少なくとも各グループの代表字の文字コードのフ
ォントを格納している。フォント格納エリア506は、
例えば表1の文字(1),文字(5)および文字(7)
の文字コードに対応するフォントを格納している。
【0051】図6は、実施の形態1の文字処理装置にお
ける文字情報テーブル504の構造を示す説明図であ
る。文字情報テーブル504は、上述した図3に示すよ
うに分類された文字群の文字コードを実際の文字処理装
置上に具現化したものである。すなわち、文字情報テー
ブル504は、UCSで定義された文字コード毎に、そ
の文字コードを格納する文字コード領域601と、該当
する文字コードのフォントがフォント格納エリア506
に格納されている場合に格納アドレス情報を格納し、該
当する文字コードのフォントがフォント格納エリア50
6に格納されていない場合にフォント無し情報、即ち格
納アドレス情報を格納しない格納アドレス情報領域60
2と、該当する文字コードが代表字であるか異体字であ
るかの種別を示す種別情報を格納する種別情報領域60
3と、予め全ての文字コードを代表字とその異体字から
なるグループに分類して付与したグループ番号(図3参
照)のうち、該当する文字コードのグループ番号を示す
グループ情報を格納したグループ情報領域604と、か
ら構成されている。
【0052】図6において、例えば表1の文字(1)
は、文字コード領域601にその文字コードである58
FAが格納される。そして、この文字コード(58F
A)に該当する格納アドレス情報領域602にフォント
格納エリア506の格納アドレス情報が格納される。ま
た、文字(1)は代表字であるため、該当する種別情報
領域603には代表字であることを示す種別情報が格納
され、該当するグループ情報領域604には図3に示し
たグループ番号である1349が格納される。一方、文
字(2)についても同様に、文字コード領域601にそ
の文字コードである58F6が格納される。ところが、
文字(2)は異体字であるため、該当する格納アドレス
情報領域602には格納アドレス情報がなく、該当する
種別情報領域603には異体字であることを示す種別情
報が格納される。また、文字(2)は文字(1)と同一
グループであるため(図3参照)、該当するグループ情
報領域604には文字(1)と同一のグループ番号であ
る1349が格納される。
【0053】なお、図6において、格納アドレス情報領
域602に示した格納アドレス情報はあくまでも例示で
あって、フォント格納エリア506の実際の格納アドレ
ス情報を示すものではない。また、種別情報領域603
の種別情報として、説明の便宜上、代表字の「代」と異
体字の「異」の文字を用いたが、実際には、例えば
「1」と「0」との符号を用いることになる。また、グ
ループ情報領域604のグループ番号もあくまで例示で
あって、任意に設定することができる。
【0054】また、図5において、検索部505は、ワ
ークエリア503に一旦格納された任意の文字コードを
入力し、入力した文字コードに基づいて、文字情報テー
ブル504から一致する文字コードを検索し、検索した
文字コードに対応した格納アドレス情報またはフォント
無し情報(格納アドレス情報が無い場合のこと)を参照
し、格納アドレス情報が存在する場合には該当する格納
アドレス情報を出力し、フォント無し情報が存在する場
合には種別情報およびグループ情報に基づいて、検索し
た文字コードと同一のグループ番号でかつ種別情報が代
表字の文字コードを検索し、該当する文字コードの格納
アドレス情報を出力する。すなわち、検索部505は、
入力した任意の文字コードがフォントの格納されていな
い異体字の文字コードである場合には、同一グループの
代表字の文字コードに対応するフォントの格納アドレス
を出力する。
【0055】また、検索部505は、入力した任意の文
字コードに該当する文字コードを検索した結果、検索し
た文字コードに対応した格納アドレス情報がなく、代表
字の文字コードを検索して該当する文字コードの格納ア
ドレス情報を出力する場合に、格納アドレス情報と共
に、該当する文字コードの表示のみを変更する表示変更
命令を出力する。加えて、検索部505は、上記と同様
の場合において、代表字の文字コードを該当する任意の
文字コード(異体字の文字コード)に対応させてワーク
エリア503に格納する。これにより、フォントがな
く、画面表示不可能な異体字を代表字のフォントを用い
て表示していることを明らかにできると共に、入力した
異体字の文字コードを代表字の文字コードで置換するこ
とも可能となる。
【0056】表示制御部507は、検索部505から入
力した格納アドレス情報に基づいてフォント格納エリア
506から該当するフォントを入力し、入力した任意の
文字コードの画面表示を行う。また、表示制御部507
は、格納アドレス情報と共に上記表示変更命令を入力し
た場合には、該当する文字コードの画面表示を行う際
に、文字の表示色を変える等の処理を行うことにより、
入力した任意の文字コード(異体字の文字コード)のフ
ォントではなく、代表字の文字コードのフォントを用い
て画面表示を行った旨の表示を行う(図8参照)。
【0057】制御部511は、入力部509からの指示
によって画面表示された文字の文字コードを記憶部51
0に格納する際に、対応するフォントが無い文字コード
(異体字の文字コード)を代表字の文字コードで置換し
て記憶部510に記憶させることができる。上述したよ
うに、代表字の文字コードのフォントを用いて入力した
任意の文字コード(異体字の文字コード)の画面表示を
行う場合には、検索部505が、代表字の文字コードを
任意の文字コードに対応させてワークエリア503に格
納することにしている。制御部511は、入力部509
からの指示により、該当する文字コード(異体字の文字
コード)をワークエリア503に格納された代表字の文
字コードで置き換える。
【0058】なお、以上の構成において、検索部505
および表示制御部507は文字処理プログラムとして実
現され、CPUによって実行されて上述した機能を果た
す。この場合のCPUには制御部511が該当する。ま
た、表示部508は、CRT等のディスプレイで構成さ
れ、入力部509は、キーボードやマウス等で構成さ
れ、さらに、記憶部510は、ハードディスク,フロッ
ピーディスク等の記録媒体で構成される。
【0059】次に、実施の形態1の文字処理方法を説明
する。なお、以下では、(A)任意の文字コードを入力
して画面表示する場合と、(B)画面表示した文書を保
存する場合とに分けて説明する。
【0060】(A)任意の文字コードを入力して画面表
示する場合 図7は、実施の形態1の文字処理方法を示すフローチャ
ートであり、任意の文字コードを入力して画面表示する
場合の処理を示すものである。ここでは、図7に示す文
字処理方法について、代表字の文字コードの処理,
異体字の文字コードの処理の順で説明する。なお、実際
の処理においては複数の文字コードを処理することにな
るが、本発明の説明においては説明の便宜上、1つの文
字コードに着目して文字処理方法を説明することにす
る。
【0061】 代表字の文字コードの処理 まず、通信制御部502は、ネットワーク501を介し
て任意の文字コードを入力し、入力した文字コードをワ
ークエリア503に格納する。そして、検索部505
は、ワークエリア503から任意の文字コードを入力す
る(S701:請求項9記載の第1の工程に該当す
る)。
【0062】ここで、検索部505は、文字(1)の文
字コード(58FA:代表字)を入力したものとする。
検索部505は、入力した文字コード(58FA)に基
づいて、図6に示す文字情報テーブル504の文字コー
ド領域601から一致する文字コード(58FA)を検
索する(S702:請求項9記載の第1の工程に該当す
る)。
【0063】続いて、検索部505は、検索した文字コ
ード(58FA)に対応した格納アドレス情報領域60
2を参照する(S703:請求項9記載の第2の工程に
該当する)。
【0064】図6において、検索した文字コード(58
FA)に対応した格納アドレス情報領域602を参照す
ると、そこには検索した文字コード(58FA)のフォ
ントの格納アドレス情報が格納されている。そこで、検
索部505は、ステップS705に進み、該当する格納
アドレス情報を表示制御部507に出力する(請求項9
記載の第2の工程に該当する)。
【0065】表示制御部507は、検索部505から格
納アドレス情報を入力し、入力した格納アドレス情報を
用いて、フォント格納エリア506から該当するフォン
トを読み出す(S706:請求項9記載の第3の工程に
該当する)。
【0066】そして、表示制御部507は、表示部50
8を制御して、任意の文字コード(58FA)の文字
(文字(1))を画面に表示する(S707:請求項9
記載の第3の工程に該当する)。その結果、図4に示す
ように、文字(1)が画面に表示される。
【0067】 異体字の文字コードの処理 次に、異体字の文字コードを処理する場合について説明
する。
【0068】検索部505は、ワークエリア503から
任意の文字コードを入力する(S701:請求項9記載
の第1の工程に該当する)。
【0069】ここで、検索部505は、文字(2)の文
字コード(58F6:異体字)を入力したものとする。
検索部505は、入力した文字コード(58F6)に基
づいて、図6に示す文字情報テーブル504の文字コー
ド領域601から一致する文字コード(58F6)を検
索する(S702:請求項9記載の第1の工程に該当す
る)。
【0070】続いて、検索部505は、検索した文字コ
ード(58F6)に対応した格納アドレス情報領域60
2を参照する(S703:請求項9記載の第2の工程に
該当する)。
【0071】図6において、検索した文字コード(58
F6)に対応した格納アドレス情報領域602を参照す
ると、そこには検索した文字コード(58F6)のフォ
ントの格納アドレス情報が格納されていない(フォント
無し情報が存在する)。そこで、検索部505は、種別
情報領域603に格納された種別情報およびグループ情
報領域604に格納されたグループ番号に基づいて、検
索した文字コード(58F6)と同一のグループ番号
(1349)でかつ種別情報が代表字(代)の文字コー
ドを検索する(S704:請求項9記載の第2の工程に
該当する)。この場合、文字コード(58F6)と同一
のグループ番号(1349)でかつ種別情報が代表字の
文字コードは、文字(1)の文字コード(58FA)で
ある。
【0072】その後、検索部505は、ステップS70
4で検索した文字コード(58FA)に該当する格納ア
ドレス情報を表示制御部507に出力する(S705:
請求項9記載の第2の工程に該当する)。
【0073】なお、ステップS705において、検索部
505は、文字の表示色を変える等の処理を行うように
命ずる表示変更命令を格納アドレス情報と共に出力する
ことができる。このようにすることにより、表示制御部
507が該当する文字コードの画面表示を行う際に、画
面表示された文字が代表字であり、元々は異体字であっ
たことを表示することが可能となる。ただし、上記処理
は、ユーザの命令で自由に設定・解除することができ
る。
【0074】そして、表示制御部507は、検索部50
5から格納アドレス情報を入力し、入力した格納アドレ
ス情報を用いて、フォント格納エリア506から該当す
るフォントを読み出す(S706:請求項9記載の第3
の工程に該当する)。
【0075】続いて、表示制御部507は、表示部50
8を制御して、任意の文字コード(58F6)の画面表
示を行う(S707:請求項9記載の第3の工程に該当
する)。その結果、図4に示すように、任意の文字コー
ド(58F6)の文字(異体字の文字(2))に代え
て、代表字の文字(1)が画面に表示される。
【0076】なお、ステップS706において、表示制
御部507は、格納アドレス情報と共に、上記表示変更
命令を入力した場合、該当する文字コードの画面表示を
行う際に、例えば図8に示すように文字の色を変えた
り、白黒反転させて表示を行ったりする。
【0077】(B)画面表示した文書を保存する場合 任意の文字コードを順次入力し、図7に示す文字処理方
法を繰り返し実行することにより、表示部508に所定
の文書が表示される。ここでは、その文書を記憶部51
0に保存する場合の処理を説明する。図9は、実施の形
態1の文字処理方法を示すフローチャートであり、画面
表示した文書を保存する場合の処理を示すものである。
なお、ここでは、ワークエリア503に格納された文字
(2)の文字コード(58F6)を記憶部510に保存
することを例として説明する。
【0078】上述した「(A)任意の文字コードを入力
して画面表示する場合」の説明では説明しなかったが、
図7のステップS705において、予め以下の処理を行
っておく。すなわち、検索部505は、検索した文字コ
ード(58F6)に対応する格納アドレス情報が格納さ
れていない場合、即ち入力した任意の文字コードが異体
字の文字コードである場合、その旨を制御部511に通
知する。検索部505は、同時に、上記検索した文字コ
ード(58F6)と同一のグループ番号でかつ種別情報
が代表字の文字コードをワークエリア503に出力す
る。そして、制御部511は、検索部505から出力さ
れた代表字の文字コード(58FA)を該当する文字コ
ード(58F6)に関連づけてワークエリア503に格
納する。
【0079】以上の処理を行った後、図9に示す文字処
理方法を実行する。制御部511は、入力部509から
画面表示された文書の保存が指示されると(S90
1)、画面表示を行う等して異体字の文字コードを代表
字の文字コードで置換するか否か指示するようユーザに
要求する(S902)。
【0080】制御部511は、ステップS903におい
て文字コードの置換が指示されなかった場合、ワークエ
リア503に格納された文字(2)の文字コード(58
F6)をそのまま記憶部510に保存する(S90
4)。
【0081】一方、制御部511は、ステップS903
において文字コードの置換が指示された場合、文字
(2)の文字コード(58F6)をワークエリア503
中に予め格納した代表字である文字(1)の文字コード
(58FA)で置換する(S904)。
【0082】制御部511は、ステップ903で文字コ
ードの置換を行い、置換した文字(1)の文字コード
(58FA)を記憶部510に保存する(S904)。
【0083】このように、異体字の文字コードを代表字
の文字コードで置換することを可能としたため、予め異
体字の文字コードを代表字の文字コードで置換して他の
文字処理装置に渡すことができ、他の文字処理装置で文
字化け等が生じることを防止できる。
【0084】以上のように、実施の形態1の文字処理装
置および文字処理方法によれば、自装置に格納されてい
ないフォントの異体字を入力した場合に、その異体字に
代えて同一グループの代表字を画面に表示するため、自
装置に格納されていないフォントの異体字を入力した場
合であっても、文字が表示されないということや文字化
けが発生するということを防止することができ、文字化
け等の影響により入力した文字情報を確認できないとい
うことやその内容を誤認識してしまうということを防止
することができる。また、文字処理装置には少なくとも
代表字の文字コードのフォントを格納すれば良いため、
データ量を削減でき、メモリを有効に活用することがで
きる。
【0085】また、上記異体字には、例えば中国の漢字
も含まれる。したがって、中国語で記載されたデータを
インターネットを介して入力し、日本語のブラウザで表
示するような場合であっても、中国語の漢字が文字化け
してしまうということを防止できるため、インターネッ
ト等を介して文字情報の交換を行う際にも非常に有効で
ある。
【0086】さらに、実施の形態1の文字処理装置およ
び文字処理方法では、自装置に格納されていないフォン
トの異体字を入力した場合に、その異体字を同一グルー
プの代表字に置き換えて表示することになる。しかし、
この場合の異体字と代表字とは字形が異なるのみで読み
と意味は同一であるため、難解な異体字で書かれた文書
を平易な代表字に置き換えることができることとなる。
よって、実施の形態1の文字処理装置および文字処理方
法には、入力の際に難解な漢字で書かれた文字情報を平
易な漢字で書かれた文字情報に変換することができると
いう利点もある。
【0087】〔実施の形態2〕次に、実施の形態2の文
字処理システムを説明する。図10は、実施の形態2の
文字処理システムの概略構成を示すブロック図である。
実施の形態2の文字処理システムは、サーバ1001
(請求項5記載のフォント出力装置に該当する)と、複
数のクライアント1002〜1004(請求項5記載の
文字処理装置に該当する)とをLAN等のネットワーク
1005を介して接続して構成される。なお、このネッ
トワーク1005を、ルータ1006を介してインター
ネット等の他のネットワーク1007に接続することが
できる。また、ネットワーク1005には、プリンタ1
008等も接続することができる。
【0088】実施の形態2の文字処理システムは、少な
くとも2台の装置を用いて実現することができる。そこ
で、説明の便宜上、サーバ1001とクライアント10
02とを用いて、実施の形態2の文字処理システムを説
明することにする。ただし、実施の形態2の文字処理シ
ステムをサーバとクライアントとに限定するものではな
い。
【0089】図11は、実施の形態2の文字処理システ
ムにおけるサーバ1001の概略構成を示すブロック構
成図である。サーバ1001は、ネットワーク1005
を介したデータ通信を制御し、クライアント1002か
ら文字コードを受信する通信制御部1101と、通信制
御部1101から文字コードを入力して格納するRAM
等の一時記憶部1108中に展開されたワークエリア1
102と、ワークエリア1102から文字コードを入力
し、一時記憶部1108中に展開された文字情報テーブ
ル1103を参照して、入力した文字コードのフォント
の格納アドレス情報を出力する検索部1104と、検索
部1104から格納アドレス情報を入力し、該当するフ
ォントを一時記憶部1108中に展開されたフォント格
納エリア1105から入力して、通信制御部1101を
介して該当するフォントをクライアント1002に送信
する送信制御部1106と、上記各部を制御する制御部
1107と、を有している。
【0090】図11において、フォント格納エリア11
05は、実施の形態1の文字処理装置のフォント格納エ
リア506とは異なり、予め代表字と異体字とのグルー
プに分類された文字群の文字コードの全てのフォントを
格納している。
【0091】また、文字情報テーブル1103として
は、図6に示す文字情報テーブル504と同一の構造を
持つものを用いることにする。しかし、フォント格納エ
リア1105に全てのフォントを格納することにしたた
め、文字情報テーブル1103中の格納アドレス情報領
域602には、文字コード領域601の文字コード全て
に対応して格納アドレス情報が格納されることになる。
【0092】検索部1104は、ワークエリア1102
に一旦格納された文字コードを入力し、入力した文字コ
ードに基づいて、文字情報テーブル1103から一致す
る文字コードを検索し、検索した文字コードに対応した
格納アドレス情報を参照して、格納アドレス情報を出力
する。
【0093】送信制御部1106は、検索部1104か
ら入力した格納アドレス情報に基づいて、フォント格納
エリア1105から該当するフォントを入力し、通信制
御部1101を介し、該当する文字コードに対応するフ
ォントをクライアント1002へ出力する。
【0094】なお、以上の構成において、検索部110
4および送信制御部1106は文字処理プログラムとし
て実現され、CPUによって実行されて上述した機能を
果たす。この場合のCPUに制御部1107が該当す
る。
【0095】また、クライアント1002には、実施の
形態1の文字処理装置が用いられる。したがって、クラ
イアント1002の構成は既に図5および図6を用いて
説明した通りであるため、ここではその説明を省略す
る。ただし、クライアント1002は、自装置に格納さ
れていないフォントの文字コードを入力した場合、入力
した文字コードを上記サーバ1001に送信し、サーバ
1001から該当するフォントを受信して、該当する文
字コードの画面表示を行う。
【0096】次に、実施の形態2の文字処理方法を説明
する。なお、以下では、(A)文字コードを入力して画
面表示する場合の処理と、(B)画面表示した後の処理
とに分けて説明する。
【0097】(A)文字コードを入力して画面表示する
場合の処理 図12および図13は、実施の形態2の文字処理方法を
示すフローチャートであり、文字コードを入力して画面
表示する場合の処理を示すものである。そこで、図12
および図13に示す文字処理方法について、代表字の
文字コードの場合,異体字の文字コードの場合の順で
説明する。
【0098】 代表字の文字コードの場合 クライアント1002の通信制御部502は、任意の文
字コードを入力し、入力した文字コードをワークエリア
503に格納する。そして、クライアント1002の検
索部505は、ワークエリア503から任意の文字コー
ドを入力する(S1201:請求項12記載の第1の工
程に該当する)。
【0099】ここで、検索部505は、文字(1)の文
字コード(58FA:代表字)を入力したものとする。
検索部505は、入力した文字コード(58FA)に基
づいて、図6に示す文字情報テーブル504の文字コー
ド領域601から一致する文字コード(58FA)を検
索する(S1202:請求項12記載の第1の工程に該
当する)。
【0100】続いて、検索部505は、検索した文字コ
ードに対応した格納アドレス情報領域602を参照する
(S1203:請求項12記載の第1の工程に該当す
る)。
【0101】図6において、検索した文字コード(58
FA)に対応した格納アドレス情報領域602を参照す
ると、そこには検索した文字コード(58FA)のフォ
ントの格納アドレス情報が格納されている。そこで、検
索部505は、ステップS1204に進み、該当する格
納アドレス情報を表示制御部507に出力する。
【0102】表示制御部507は、検索部505から格
納アドレス情報を入力し、入力した格納アドレス情報を
用いて、フォント格納エリア506から該当するフォン
トを読み出す(S1205)。
【0103】そして、表示制御部507は、表示部50
8を制御して、任意の文字コード(58FA)の文字を
画面に表示する(S1214)。その結果、図4に示す
ように、文字(1)が画面に表示される。
【0104】以上のように、クライアント1002が入
力した文字コードが、自装置に格納されたフォントの文
字コードである場合、即ち代表字の文字コードの場合に
は、クライアント1002単独で入力した文字コードの
画面表示を行うことができる。
【0105】 異体字の文字コードの場合 次に、クライアント1002が異体字の文字コードを画
面表示する場合について説明する。まず、クライアント
1002が図12に示す文字処理方法を実行する。
【0106】検索部505は、ワークエリア503から
任意の文字コードを入力する(S1201:請求項12
記載の第1の工程に該当する)。
【0107】ここで、検索部505は、文字(2)の文
字コード(58F6:異体字)を入力したものとする。
検索部505は、入力した文字コード(58F6)に基
づいて、図6に示す文字情報テーブル504の文字コー
ド領域601から一致する文字コード(58F6)を検
索する(S1202:請求項12記載の第1の工程に該
当する)。
【0108】続いて、検索部505は、検索した文字コ
ードに対応した格納アドレス情報領域602を参照する
(S1203:請求項12記載の第1の工程に該当す
る)。
【0109】図6において、検索した文字コード(58
F6)に対応した格納アドレス情報領域602を参照す
ると、そこには検索した文字コード(58F6)のフォ
ントの格納アドレス情報が格納されていない(フォント
無し情報が存在する)。そこで、検索部505は、対応
する格納アドレス情報が格納されていない、即ち自装置
に格納されていないフォントの文字コードである旨を制
御部511に通知し、制御部511は、この自装置に格
納されていないフォントの文字コードを通信制御部50
2からサーバ1001に送信する(S1206:請求項
12記載の第1の工程に該当する)。
【0110】続いて、サーバ1001が図12に示す文
字処理方法の続きを実行する。サーバ1001の通信制
御部1101は、クライアント1002から文字コード
を受信し、ワークエリア1102に格納する(S120
7:請求項12記載の第2の工程に該当する)。
【0111】サーバ1001の検索部1104は、ワー
クエリア1102から文字コード(58F6)を入力
し、入力した文字コード(58F6)に基づいて、図6
に示す文字情報テーブル1103の文字コード領域60
1から一致する文字コード(58F6)を検索する(S
1208:請求項12記載の第2の工程に該当する)。
【0112】続いて、検索部1104は、検索した文字
コードに対応した格納アドレス情報領域602を参照す
る(S1208:請求項12記載の第2の工程に該当す
る)。
【0113】既に説明したように、サーバ1001のフ
ォント格納エリア1105には、全てのフォントが格納
されており、文字情報テーブル1103の格納アドレス
情報領域602にも、全て格納アドレス情報が格納され
ている。したがって、検索部1104は、該当する格納
アドレス情報を送信制御部1106に出力する(121
0:請求項12記載の第2の工程に該当する)。
【0114】送信制御部1106は、検索部1104か
ら格納アドレス情報を入力し、入力した格納アドレス情
報を用いて、フォント格納エリア1105から該当する
フォントを読み出す(S1211:請求項12記載の第
2の工程に該当する)。
【0115】そして、送信制御部1106は、通信制御
部1101に該当するフォントを出力し、通信制御部1
101は、送信制御部1106から該当するフォントを
入力してクライアント1002に送信する(S121
2:請求項12記載の第2の工程に該当する)。
【0116】ここで、再びクライアント1002が図1
2に示す文字処理方法を実行する。クライアント100
2の通信制御部502は、サーバ1001からフォント
を受信し、受信したフォントをワークエリア503に出
力する(S1213:請求項12記載の第3の工程に該
当する)。
【0117】表示制御部507は、ワークエリア503
からフォントを入力し、入力したフォントを用いて、該
当する文字コードの画面表示を行う(S1214:請求
項12記載の第3の工程に該当する)。その結果、図1
に示すように、文字(2)が画面に表示される。
【0118】なお、制御部511は、上述したようにし
てサーバ1001から得たフォントをフォント格納エリ
ア506に新たに格納することができる。この場合、制
御部511は、表示部508に画面表示を行って、ユー
ザにフォントを登録するか否かを決定させること等によ
り、新たにフォントをフォント格納エリア506に格納
する。制御部511は、フォントをフォント格納エリア
506に格納した後、格納アドレス情報を該当する文字
コードに対応させて文字情報テーブル504の格納アド
レス情報領域602に格納する。このように、新たにフ
ォントを追加可能にすることにより、画面表示頻度が高
いがフォント格納エリア506にそのフォントが格納さ
れていない異体字のフォントを新たに追加することがで
き、入力した文字コードの画面表示処理の効率化を図る
ことができる
【0119】ところで、図11に示すサーバ1001に
おいては、フォント格納エリア1105に全てのフォン
トを格納することにしたが、フォント格納エリア110
5にある一部のフォントが格納されていない場合、ステ
ップS1209で検索した文字コードに対応する格納ア
ドレス情報が無い場合が発生することがある。
【0120】このような場合に、サーバ1001の検索
部1104は、図13のステップS1215に進み、制
御部1107にフォント無し情報を、即ち格納アドレス
情報が無いという情報を出力する。制御部1107は、
このフォント無し情報を入力すると共に、通信制御部1
101を介してクライアント1002にフォント無し情
報を送信する(S1215)。
【0121】そして、クライアント1002は、フォン
ト無し情報を受信し、ステップS704〜ステップS7
07の処理を実行して、自装置に格納されていないフォ
ントの文字コードの画面表示を行う。なお、ステップS
704〜ステップS707の処理は、前述した図7のス
テップS704〜ステップS707の処理と同様である
ため、ここではその説明を省略する。
【0122】また、クライアント1002は、サーバ1
001に該当するフォントが無い場合に図13に示すス
テップS704〜ステップS707の処理を実行するこ
とにしたが、クライアント1002ではなく、サーバ1
001自身がその処理を実行し、代表字の文字コードを
クライアント1002に送信することにしても良い。さ
らに、クライアント1002は、サーバ1001に該当
するフォントが無い場合に、他のクライアントに文字コ
ードを送信し、他のクライアントとの間で図12および
13に示す文字処理方法を実行することもできる。
【0123】(B)画面表示した後の処理 図14は、実施の形態2の文字処理方法を示すフローチ
ャートであって、画面表示した後の処理を示すものであ
る。ここでは、例えば画面表示された文字(2)を同一
のグループの他の文字に変換するための処理を説明す
る。このような処理を行えるようにするのは、入力した
異体字をそのまま表示することができたとしても、やは
り別の文字に変えたい場合があることや、敢えて別の異
体字に変換したい場合等があるからである。また、表示
された異体字の意味がわからない場合に、対応する代表
字を表示させることができれば便利だからである。
【0124】例えば、クライアント1002の表示部5
08には、例えば、図1に示すような画面表示がなされ
ているものとする。クライアント1002の制御部51
1は、入力部509から例えば文字(2)が指定され、
かつ、文字(2)と同一のグループの文字の表示要求が
あると、指定された文字(2)の文字コードをワークエ
リア503から通信制御部502に送り、この文字コー
ドのグループ番号と同一のグループ番号を有する文字コ
ードのフォントの送信を要求するフォントセット要求情
報と共に、文字コードをサーバ1001に送信する(S
1401,S1402)。
【0125】サーバ1001の通信制御部1101は、
クライアント1002から文字コードを受信し、入力し
た文字コードをワークエリア1102に格納する(S1
403)。このとき、サーバ1001の制御部1107
は、文字コードと共に入力したフォントセット要求情報
に基づいて、検索部1104に入力した文字コードのグ
ループ番号と同一のグループ番号を有する文字コードを
検索して、該当する格納アドレス情報を出力するよう指
示する。
【0126】サーバ1001の検索部1104は、制御
部1107の指示に基づき、ワークエリア1102から
文字コードを入力し、文字情報テーブル1103から入
力した文字コードと一致する文字コードを検索する。そ
して、検索した文字コードのグループ番号と同一のグル
ープ番号を有する全ての文字コードを検索する(S14
04)。
【0127】その後、検索部1104は、該当する格納
アドレス情報を送信制御部1106に出力する(S14
05)。
【0128】送信制御部1106は、検索部1104か
ら該当する格納アドレス情報を入力し、入力した格納ア
ドレス情報を用いて、フォント格納エリア1105から
フォントを読み出す(S1406)。
【0129】続いて、送信制御部1106は、読み出し
たフォントを通信制御部1101に出力し、通信制御部
1101からクライアント1002に送信する(S14
07)。
【0130】クライアント1002の通信制御部502
は、サーバ1001からフォントを受信し、受信したフ
ォントをワークエリア503に格納する(S140
8)。
【0131】制御部511は、フォントがワークエリア
503に格納されると、表示制御部507にフォントを
読み出し、文字(2)の変換候補として、同一グループ
の各文字を一覧表示することを指示する。表示制御部5
07は、制御部511の指示に基づいて、ワークエリア
503からフォントを読み出し、図15に示すように、
文字(2)と同一グループの文字を変換候補として一覧
表示する(S1409)。
【0132】その後、表示制御部507は、画面表示さ
れている文字(2)を一覧表示された変換候補からユー
ザによって指定された文字に変換して表示する。
【0133】以上のように、実施の形態2の文字処理シ
ステムおよび文字処理方法によれば、自装置に格納され
ていないフォントの異体字をクライアント1002が入
力した場合であっても、サーバ1001から該当するフ
ォントを受信して、該当する異体字を画面表示すること
ができ、文字が表示されないということや文字化けが発
生するということを防止することができる。
【0134】また、上記異体字には、例えば中国の漢字
も含まれる。したがって、中国語で記載されたデータを
インターネットを介して入力し、日本語のブラウザで表
示するような場合であっても、中国語の漢字をそのまま
表示することも可能となるため、実施の形態2の文字処
理システムおよび文字処理方法は、インターネット等を
介して文字情報の交換を行う際にも非常に有効である。
【0135】なお、上述した実施の形態2では、クライ
アントとして実施の形態1の文字処理装置を用いたが、
これに代えて、複数の文字コードのフォントを格納した
フォント格納エリア(請求項5記載のフォント格納手段
に該当する)と、文字コード毎に、その文字コードおよ
び該当する文字コードに対応したフォントの格納アドレ
ス情報を格納した文字情報格納エリア(請求項5記載の
文字情報格納手段に該当する)と、任意の文字コードを
入力し、入力した文字コードに基づいて、文字情報格納
エリアから一致する文字コードを検索し、検索した文字
コードに対応した格納アドレス情報を出力する検索部
(請求項5記載の格納アドレス出力手段に該当する)
と、検索部から入力した格納アドレス情報に基づいて、
フォント格納エリアから該当するフォントを入力し、任
意の文字コードの画面表示を行う表示制御部(請求項5
記載の表示手段に該当する)と、を備えた通常の文字処
理装置であってもよい。すなわち、クライアントは、実
施の形態1の文字処理装置ではなく、サーバに対してフ
ォントの送信を要求することができるものであれば、入
力した文字コードを用いて該当するフォントを読み出
し、該当する文字コードの画面表示を行う機能のみを有
するものであっても良い。また、サーバとしても、単に
クライアントから文字コードを受信して、該文字コード
に対応したフォントをクライアントに送信する機能を有
するものであれば良い。
【0136】〔実施の形態3〕図16は、実施の形態3
の文字処理装置のブロック構成図である。実施の形態3
の文字処理装置は、LAN等のネットワーク1601を
介したデータ通信を制御する通信制御部1602と、通
信制御部1602から文字コードを入力して格納するR
AM等の一時記憶部1611に展開されたワークエリア
1603と、ワークエリア1603から任意の文字コー
ドを入力し、一時記憶部1611に展開された文字情報
テーブル1604(請求項8記載の文字情報格納手段に
該当する)を参照して、入力した文字コードのフォント
の格納アドレス情報を出力する検索部1605(請求項
8記載の格納アドレス出力手段に該当する)と、検索部
1605から格納アドレス情報を入力し、該当するフォ
ントを一時記憶部1611に展開されたフォント格納エ
リア1606(請求項8記載のフォント格納手段に該当
する)から入力して、任意の文字コードの出力を制御す
る出力制御部1607(請求項8記載の印刷手段に該当
する)と、出力制御部1607から出力されたフォント
を入力し、任意の文字コードの文字の印刷を行うプリン
タエンジン1608(請求項8記載の印刷手段に該当す
る)と、動作モードの設定等を行う操作部1609と、
上記各部を制御する制御部1610と、を有している。
【0137】実施の形態3の文字処理装置は、入力した
文字コードに基づいて、該当するフォントを読み出し、
所定の記録紙に文字を印刷するものである点で、上述し
た実施の形態1の文字処理装置と異なる。しかし、異な
るのは文字を画面に表示するか、文字を記録紙に印刷す
るかという点のみであり、その動作は図7に示す通りで
あるため、ここでは動作の説明を省略する。
【0138】また、実施の形態3の文字処理装置を、図
10に示すネットワーク1005に接続するプリンタ1
008として用いることもできる。このようにネットワ
ーク1005に実施の形態3の文字処理装置を接続した
場合には、実施の形態2で説明したクライアント100
2のように動作させることができ、サーバ1001との
間で文字処理システムを構成することができる。なお、
この場合の動作については、図12および図13に示す
通りであるため、ここでは説明を省略する。
【0139】このように、実施の形態3の文字処理装置
によれば、自装置に格納されていないフォントの異体字
を入力した場合に、その異体字に代えて、同一グループ
の代表字を印刷するため、自装置に格納されていないフ
ォントの異体字を入力した場合であっても、文字が印刷
されないということや文字化けが発生するということを
防止することができ、印刷した文字情報を確認できない
ということやその内容を誤認識してしまうということを
防止することができる。また、本発明の文字処理装置に
は代表字の文字コードのフォントを格納すれば良いた
め、データ量を削減でき、メモリを有効に活用すること
ができる。
【0140】また、上記異体字には、例えば中国の漢字
も含まれる。したがって、中国語で記載されたデータを
印刷するような場合であっても、中国語の漢字が文字化
けしてしまうということを防止することができる。
【0141】さらに、実施の形態3の文字処理装置で
は、自装置に格納されていないフォントの異体字を入力
した場合、その異体字を同一グループの代表字に置き換
えて表示することになる。しかし、この場合の異体字と
代表字とは字形が異なるのみで読みと意味は同一である
ため、難解な異体字で書かれた文書を平易な代表字に置
き換えることができることとなる。よって、実施の形態
3の文字処理装置には、入力の際に難解な漢字で書かれ
た文字情報を平易な漢字で書かれた文字情報に変換して
印刷することができるという利点もある。
【0142】なお、実施の形態1〜3において説明した
文字処理方法を、文字処理プログラムとしてフロッピー
ディスク,ハードディスク,CD−ROM,DVD等の
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供す
ることができる。
【0143】上記実施の形態1〜3の文字処理装置にお
いては、画面表示する任意の文字コードを全てネットワ
ークを介して入力することにしているが、これに限定す
るものではなく、例えば、フロッピーディスク,CD−
ROM等の記録媒体から読み出した文字コードや、カナ
漢字変換処理によって出力された文字コードについても
同様な処理を行うことができる。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字処理
装置(請求項1)によれば、代表字およびその異体字か
らなる異なる字形の文字群のうち、少なくとも代表字の
文字コードのフォントを格納したフォント格納手段と、
文字コード毎に、その文字コード,該当する文字コード
に対応したフォントの格納アドレス情報またはフォント
無し情報,該当する文字コードが代表字であるか異体字
であるかの種別を示す種別情報および予め全ての文字コ
ードを代表字とその異体字からなるグループに分類して
付与したグループ番号のうち該当する文字コードのグル
ープ番号を示すグループ情報を格納した文字情報格納手
段と、任意の文字コードを入力し、入力した文字コード
に基づいて、文字情報格納手段から一致する文字コード
を検索し、検索した文字コードに対応した格納アドレス
情報またはフォント無し情報を参照し、格納アドレス情
報が存在する場合には該当する格納アドレス情報を出力
し、フォント無し情報が存在する場合には種別情報およ
びグループ情報に基づいて、検索した文字コードと同一
のグループ番号でかつ種別情報が代表字の文字コードを
検索し、該当する文字コードの格納アドレス情報を出力
する格納アドレス出力手段と、格納アドレス出力手段か
ら入力した格納アドレス情報に基づいて、フォント格納
手段から該当するフォントを入力し、任意の文字コード
の画面表示を行う表示手段と、を備えるため、自装置に
格納されていないフォントの異体字を入力した場合であ
っても、文字が表示されないということや文字化けが発
生するということを防止することができ、入力した文字
情報を確認できないということやその内容を誤認識して
しまうということを防止することができる。また、本発
明の文字処理装置には少なくとも代表字の文字コードの
フォントを格納すれば良いため、データ量を削減でき、
メモリを有効に活用することができる。さらに、上記異
体字には、例えば中国の漢字も含まれる。したがって、
中国語で記載されたデータをインターネットを介して入
力し、日本語のブラウザで表示するような場合であって
も、中国語の漢字が文字化けしてしまうということを防
止できるため、本発明の文字処理装置はインターネット
等を介して文字情報の交換を行う際にも非常に有効であ
る。なお、本発明の文字処理装置では、自装置に格納さ
れていないフォントの異体字を入力した場合、その異体
字を同一グループの代表字に置き換えて表示することに
なる。ところが、この場合の異体字と代表字とは字形が
異なるのみで読みと意味は同一であるため、難解な異体
字で書かれた文書を平易な代表字に置き換えることがで
きることとなる。よって、本発明の文字処理装置には、
入力の際に難解な漢字で書かれた文字情報を平易な漢字
で書かれた文字情報に変換することができるという利点
もある。
【0145】また、本発明の文字処理装置(請求項2)
によれば、請求項1記載の文字処理装置において、格納
アドレス出力手段は、フォント無し情報が存在する場合
に、格納アドレス情報と共に、該当する文字コードの表
示のみを変更する表示変更情報を出力し、表示手段は、
格納アドレス情報と共に、表示変更情報を入力すると、
該当する文字コードを他の文字コードと異なる表示方法
で表示するため、入力した文字が異体字である場合に、
その異体字を同一グループの代表字に置き換えて表示し
ていることをユーザに認識させることができる。
【0146】また、本発明の文字処理装置(請求項3)
によれば、請求項1記載の文字処理装置において、フォ
ント無し情報が存在する場合に、該当する文字コードを
代表字の文字コードに置き換える文字コード置換手段を
備えるため、予め異体字の文字コードを代表字の文字コ
ードで置換して他の文字処理装置に渡すことができ、他
の文字処理装置で文字化け等が生じることを防止でき
る。
【0147】また、本発明の文字処理装置(請求項4)
によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の文字処
理装置において、文字コードは、国際符号化文字集合で
定義された文字コードであるため、約4万文字分の国際
符号化文字集合で定義された文字コードを効率よく処理
することができる。
【0148】また、本発明の文字処理システム(請求項
5)によれば、複数の文字コードのフォントを格納した
フォント格納手段と、文字コード毎に、その文字コード
および該当する文字コードに対応したフォントの格納ア
ドレス情報を格納した文字情報格納手段と、任意の文字
コードを入力し、前記入力した文字コードに基づいて、
文字情報格納手段から一致する文字コードを検索し、検
索した文字コードに対応した格納アドレス情報を出力す
る格納アドレス出力手段と、格納アドレス出力手段から
入力した格納アドレス情報に基づいて、フォント格納手
段から該当するフォントを入力し、任意の文字コードの
画面表示を行う表示手段と、を備えた文字処理装置と、
文字処理装置とネットワークを介して接続され、文字処
理装置から文字コードを受信して、該文字コードに対応
したフォントを出力するフォント出力装置と、を備え、
文字処理装置は、自装置に格納されていないフォントの
文字コードを入力した場合、入力した文字コードを前記
フォント出力装置に送信し、フォント出力装置は、文字
処理装置から受信した文字コードに基づいて、対応する
フォントを検索して、文字処理装置に送信し、文字処理
装置は、フォント出力装置から受信したフォントを用い
て、自装置に格納されていないフォントの文字コードの
画面表示を行うため、自装置に格納されていないフォン
トの異体字を文字処理装置が入力した場合であっても、
フォント出力装置から該当するフォントを受信して、該
当する異体字の画面表示を行うことができ、文字が表示
されないということや文字化けが発生するということを
防止することができる。さらに、上記異体字には、例え
ば中国の漢字も含まれる。したがって、中国語で記載さ
れたデータをインターネットを介して入力し、日本語の
ブラウザで表示するような場合であっても、中国語の漢
字をそのまま表示することも可能となるため、本発明の
文字処理システムは、インターネット等を介して文字情
報の交換を行う際にも非常に有効である。
【0149】また、本発明の文字処理システム(請求項
6)によれば、請求項5記載の文字処理システムにおい
て、文字処理装置は、受信したフォントをフォント格納
手段に格納すると共に、受信したフォントの格納アドレ
ス情報を該当する文字コードに対応させて文字情報格納
手段に格納するため、画面表示頻度が高いがフォント格
納手段にそのフォントが格納されていない異体字のフォ
ントを新たに追加することができ、入力した文字コード
の文字を画面に表示する処理の効率化を図ることができ
る。
【0150】また、本発明の文字処理システム(請求項
7)によれば、請求項5または6記載の文字処理システ
ムにおいて、文字コードは、国際符号化文字集合で定義
された文字コードであるため、約4万文字分の国際符号
化文字集合で定義された文字コードを効率よく処理する
ことができる。
【0151】また、本発明の文字処理装置(請求項8)
によれば、代表字およびその異体字からなる異なる字形
の文字群のうち、少なくとも代表字の文字コードのフォ
ントを格納したフォント格納手段と、文字コード毎に、
その文字コード,該当する文字コードに対応したフォン
トの格納アドレス情報またはフォント無し情報,該当す
る文字コードが代表字であるか異体字であるかの種別を
示す種別情報および予め全ての文字コードを代表字とそ
の異体字からなるグループに分類して付与したグループ
番号のうち該当する文字コードのグループ番号を示すグ
ループ情報を格納した文字情報格納手段と、任意の文字
コードを入力し、入力した文字コードに基づいて、文字
情報格納手段から一致する文字コードを検索し、検索し
た文字コードに対応した格納アドレス情報またはフォン
ト無し情報を参照し、格納アドレス情報が存在する場合
には該当する格納アドレス情報を出力し、フォント無し
情報が存在する場合には種別情報およびグループ情報に
基づいて、検索した文字コードと同一のグループ番号で
かつ種別情報が代表字の文字コードを検索し、該当する
文字コードの格納アドレス情報を出力する格納アドレス
出力手段と、格納アドレス出力手段から入力した格納ア
ドレス情報に基づいて、フォント格納手段から該当する
フォントを入力し、任意の文字コードの印刷処理を行う
印刷手段と、を備えるため、自装置に格納されていない
フォントの異体字を入力した場合であっても、文字が印
刷されないということや文字化けが発生するということ
を防止することができ、印刷した文字情報を確認できな
いということやその内容を誤認識してしまうということ
を防止することができる。また、本発明の文字処理装置
には少なくとも代表字の文字コードのフォントを格納す
れば良いため、データ量を削減でき、メモリを有効に活
用することができる。さらに、上記異体字には、例えば
中国の漢字も含まれる。したがって、中国語で記載され
たデータを印刷するような場合であっても、中国語の漢
字が文字化けしてしまうということを防止することがで
きる。なお、本発明の文字処理装置では、自装置に格納
されていないフォントの異体字を入力した場合、その異
体字を同一グループの代表字に置き換えて表示すること
になる。ところが、この場合の異体字と代表字とは字形
が異なるのみで読みと意味は同一であるため、難解な異
体字で書かれた文書を平易な代表字に置き換えることが
できることとなる。よって、本発明の文字処理装置に
は、入力の際に難解な漢字で書かれた文字情報を平易な
漢字で書かれた文字情報に変換して印刷することができ
るという利点もある。
【0152】また、本発明の文字処理方法(請求項9)
によれば、代表字およびその異体字からなる異なる字形
の文字群のうち、少なくとも代表字の文字コードのフォ
ントを格納したフォント格納手段と、文字コード毎に、
その文字コード,該当する文字コードに対応したフォン
トの格納アドレス情報またはフォント無し情報,該当す
る文字コードが代表字であるか異体字であるかの種別を
示す種別情報および予め全ての文字コードを代表字とそ
の異体字からなるグループに分類して付与したグループ
番号のうち該当する文字コードのグループ番号を示すグ
ループ情報を格納した文字情報格納手段と、を備えた文
字処理装置の文字処理方法において、任意の文字コード
を入力し、入力した文字コードに基づいて、文字情報格
納手段から一致する文字コードを検索する第1の工程
と、第1の工程で検索した文字コードに対応した格納ア
ドレス情報またはフォント無し情報を参照し、格納アド
レス情報が存在する場合には該当する格納アドレス情報
を出力し、フォント無し情報が存在する場合には種別情
報およびグループ情報に基づいて、検索した文字コード
と同一のグループ番号でかつ種別情報が代表字の文字コ
ードを検索し、該当する文字コードの格納アドレス情報
を出力する第2の工程と、第2の工程で出力した格納ア
ドレス情報を入力し、入力した格納アドレス情報に基づ
いて、フォント格納手段から該当するフォントを入力
し、任意の文字コードの画面表示を行う第3の工程と、
を含むため、文字処理装置に格納されていないフォント
の異体字を入力した場合であっても、文字が表示されな
いということや文字化けが発生するということを防止す
ることができ、入力した文字情報を確認できないという
ことやその内容を誤認識してしまうということを防止す
ることができる。また、本発明の文字処理方法では少な
くとも代表字の文字コードのフォントを格納すれば良い
ため、データ量を削減でき、メモリを有効に活用するこ
とができる。さらに、上記異体字には、例えば中国の漢
字も含まれる。したがって、中国語で記載されたデータ
をインターネットを介して入力し、日本語のブラウザで
表示するような場合であっても、中国語の漢字が文字化
けしてしまうということを防止できるため、本発明の文
字処理方法はインターネット等を介して文字情報の交換
を行う際にも非常に有効である。なお、本発明の文字処
理方法では、文字処理装置に格納されていないフォント
の異体字を入力した場合、その異体字を同一グループの
代表字に置き換えて表示することになる。ところが、こ
の場合の異体字と代表字とは字形が異なるのみで読みと
意味は同一であるため、難解な異体字で書かれた文書を
平易な代表字に置き換えることができることとなる。よ
って、本発明の文字処理方法には、入力の際に難解な漢
字で書かれた文字情報を平易な漢字で書かれた文字情報
に変換することができるという利点もある。
【0153】また、本発明の文字処理方法(請求項1
0)によれば、請求項9記載の文字処理方法において、
第2の工程は、フォント無し情報が存在する場合に、格
納アドレス情報と共に、該当する文字コードの表示のみ
を変更する表示変更情報を出力し、第3の工程は、格納
アドレス情報と共に、表示変更情報を入力すると、該当
する文字コードを他の文字コードと異なる表示方法で表
示するため、入力した文字が異体字である場合に、その
異体字を同一グループの代表字に置き換えて表示してい
ることをユーザに認識させることができる。
【0154】また、本発明の文字処理方法(請求項1
1)によれば、請求項9記載の文字処理方法において、
フォント無し情報が存在する場合に、該当する文字コー
ドを代表字の文字コードに置き換える文字コード置換工
程を含むため、予め異体字の文字コードを代表字の文字
コードで置換して他の文字処理装置に渡すことができ、
他の文字処理装置で文字化け等が生じることを防止でき
る。
【0155】また、本発明の文字処理方法(請求項1
2)によれば、複数の文字コードのフォントを格納した
フォント格納手段と、文字コード毎に、その文字コード
および該当する文字コードに対応したフォントの格納ア
ドレス情報を格納した文字情報格納手段と、任意の文字
コードを入力し、入力した文字コードに基づいて、前記
文字情報格納手段から一致する文字コードを検索し、検
索した文字コードに対応した格納アドレス情報を出力す
る格納アドレス出力手段と、格納アドレス出力手段から
入力した格納アドレス情報に基づいて、フォント格納手
段から該当するフォントを入力し、任意の文字コードの
画面表示を行う表示手段と、を備えた文字処理装置と、
文字処理装置とネットワークを介して接続され、文字処
理装置から文字コードを受信して、該文字コードに対応
したフォントを出力するフォント出力装置と、を用いた
文字処理方法において、文字処理装置に格納されていな
いフォントの文字コードを文字処理装置に入力した場
合、入力した文字コードをフォント出力装置に送信する
第1の工程と、第1の工程で送信した文字コードをフォ
ント出力装置で受信し、受信した文字コードに基づい
て、対応するフォントを検索して、文字処理装置に送信
する第2の工程と、第2の工程で送信したフォントを文
字処理装置で受信し、受信したフォントを用いて、文字
処理装置に格納されていないフォントの文字コードの画
面表示を行う第3の工程と、を含むため、自装置に格納
されていないフォントの異体字を文字処理装置が入力し
た場合であっても、フォント出力装置から該当するフォ
ントを受信して、該当する異体字を画面表示することが
でき、文字が表示されないということや文字化けが発生
するということを防止することができる。さらに、上記
異体字には、例えば中国の漢字も含まれる。したがっ
て、中国語で記載されたデータをインターネットを介し
て入力し、日本語のブラウザで表示するような場合であ
っても、中国語の漢字をそのまま表示することも可能と
なるため、本発明の文字処理方法は、インターネット等
を介して文字情報の交換を行う際にも非常に有効であ
る。
【0156】また、本発明の文字処理方法(請求項1
3)によれば、請求項12記載の文字処理方法におい
て、第3の工程は、受信したフォントをフォント格納手
段に格納する工程と、受信したフォントの格納アドレス
情報を自装置に格納されていないフォントの文字コード
に対応させて文字情報格納手段に格納する工程と、を含
むため、例えば、画面表示頻度が高いがフォント格納手
段にそのフォントが格納されていない異体字のフォント
を新たに追加することができ、入力した文字コードの文
字を画面に表示する処理の効率化を図ることができる。
【0157】また、本発明の文字処理方法(請求項1
4)によれば、請求項9〜13のいずれか一つに記載の
文字処理方法において、文字コードは、国際符号化文字
集合で定義された文字コードであるため、約4万文字分
の国際符号化文字集合で定義された文字コードを効率よ
く処理することができる。
【0158】さらに、本発明のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体(請求項15)によれば、請求項9〜14
のいずれか一つに記載された文字処理方法をコンピュー
タに実行させるプログラムを記録したため、これをコン
ピュータに実行させることにより、文字処理装置に格納
されていないフォントの異体字を入力した場合であって
も、文字が表示されないということや文字化けが発生す
るということを防止することができ、入力した文字情報
を確認できないということやその内容を誤認識してしま
うということを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各文字コードに対応した全てのフォントを備え
た文字処理装置における画面表示の一例を示す説明図で
ある。
【図2】一部の文字コードに対応したフォントを有しな
い文字処理装置における画面表示の一例を示す説明図で
ある。
【図3】UCSで定義された文字群を、同音同義で字体
が異なる関係にある文字からなるグループに分類すると
共に、そのグループ中で一般に使用される字体の文字を
そのグループを代表する代表字とし、さらに、各グルー
プに、他のグループと区別するためのグループ番号を付
与した例を示す説明図である。
【図4】本発明の文字処理装置における画面表示の一例
を示す説明図である。
【図5】実施の形態1の文字処理装置のブロック構成図
である。
【図6】実施の形態1の文字処理装置における文字情報
テーブルの構造を示す説明図である。
【図7】実施の形態1の文字処理方法を示すフローチャ
ートである。
【図8】実施の形態1の文字処理方法において、異体字
の文字コードの画面表示例を示す説明図である。
【図9】実施の形態1の文字処理方法を示すフローチャ
ートである。
【図10】実施の形態2の文字処理システムの概略構成
を示すブロック図である。
【図11】実施の形態2の文字処理システムにおけるサ
ーバの概略構成を示すブロック構成図である。
【図12】実施の形態2の文字処理方法を示すフローチ
ャートである。
【図13】実施の形態2の文字処理方法を示すフローチ
ャートである。
【図14】実施の形態2の文字処理方法を示すフローチ
ャートである。
【図15】図14に示す文字処理方法を実行して、画面
表示を行った場合の例を示す説明図である。
【図16】実施の形態3の文字処理装置のブロック構成
図である。
【符号の説明】
501,1005,1007,1601 ネットワ
ーク 502,1101,1602 通信制御部 503,1102,1603 ワークエリア 504,1103,1604 文字情報テーブル 505,1104,1605 検索部 506,1105,1606 フォント格納エリア 507 表示制御部 508 表示部 509 入力部 510 記憶部 511,1107,1610 制御部 512,1108,1611 一時記憶部 601 文字コード領域 602 格納アドレス情報領域 603 種別情報領域 604 グループ情報領域 1001 サーバ 1002〜1004 クライアント 1006 ルータ 1008 プリンタ 1106 送信制御部 1607 出力制御部 1608 プリンタエンジン 1609 操作部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 代表字およびその異体字からなる異なる
    字形の文字群のうち、少なくとも代表字の文字コードの
    フォントを格納したフォント格納手段と、 文字コード毎に、その文字コード,該当する文字コード
    に対応したフォントの格納アドレス情報またはフォント
    無し情報,該当する文字コードが代表字であるか異体字
    であるかの種別を示す種別情報および予め全ての文字コ
    ードを代表字とその異体字からなるグループに分類して
    付与したグループ番号のうち該当する文字コードのグル
    ープ番号を示すグループ情報を格納した文字情報格納手
    段と、 任意の文字コードを入力し、前記入力した文字コードに
    基づいて、前記文字情報格納手段から一致する文字コー
    ドを検索し、検索した文字コードに対応した格納アドレ
    ス情報またはフォント無し情報を参照し、格納アドレス
    情報が存在する場合には該当する格納アドレス情報を出
    力し、フォント無し情報が存在する場合には前記種別情
    報およびグループ情報に基づいて、前記検索した文字コ
    ードと同一のグループ番号でかつ種別情報が代表字の文
    字コードを検索し、該当する文字コードの格納アドレス
    情報を出力する格納アドレス出力手段と、 前記格納アドレス出力手段から入力した格納アドレス情
    報に基づいて、前記フォント格納手段から該当するフォ
    ントを入力し、前記任意の文字コードの画面表示を行う
    表示手段と、 を備えることを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記格納アドレス出力手段は、前記フォ
    ント無し情報が存在する場合に、格納アドレス情報と共
    に、該当する文字コードの表示のみを変更する表示変更
    情報を出力し、 前記表示手段は、格納アドレス情報と共に、表示変更情
    報を入力すると、該当する文字コードを他の文字コード
    と異なる表示方法で表示することを特徴とする請求項1
    記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フォント無し情報が存在する場合
    に、該当する文字コードを代表字の文字コードに置き換
    える文字コード置換手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載の文字処理装置。
  4. 【請求項4】 前記文字コードは、国際符号化文字集合
    で定義された文字コードであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一つに記載の文字処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の文字コードのフォントを格納した
    フォント格納手段と、文字コード毎に、その文字コード
    および該当する文字コードに対応したフォントの格納ア
    ドレス情報を格納した文字情報格納手段と、任意の文字
    コードを入力し、前記入力した文字コードに基づいて、
    前記文字情報格納手段から一致する文字コードを検索
    し、検索した文字コードに対応した格納アドレス情報を
    出力する格納アドレス出力手段と、前記格納アドレス出
    力手段から入力した格納アドレス情報に基づいて、前記
    フォント格納手段から該当するフォントを入力し、前記
    任意の文字コードの画面表示を行う表示手段と、を備え
    た文字処理装置と、 前記文字処理装置とネットワークを介して接続され、前
    記文字処理装置から文字コードを受信して、該文字コー
    ドに対応したフォントを出力するフォント出力装置と、
    を備え、 前記文字処理装置は、自装置に格納されていないフォン
    トの文字コードを入力した場合、前記入力した文字コー
    ドを前記フォント出力装置に送信し、 前記フォント出力装置は、前記文字処理装置から受信し
    た文字コードに基づいて、対応するフォントを検索し
    て、前記文字処理装置に送信し、 前記文字処理装置は、前記フォント出力装置から受信し
    たフォントを用いて、前記自装置に格納されていないフ
    ォントの文字コードの画面表示を行うことを特徴とする
    文字処理システム。
  6. 【請求項6】 前記文字処理装置は、前記受信したフォ
    ントを前記フォント格納手段に格納すると共に、前記受
    信したフォントの格納アドレス情報を該当する文字コー
    ドに対応させて前記文字情報格納手段に格納することを
    特徴とする請求項5記載の文字処理システム。
  7. 【請求項7】 前記文字コードは、国際符号化文字集合
    で定義された文字コードであることを特徴とする請求項
    5または6記載の文字処理システム。
  8. 【請求項8】 代表字およびその異体字からなる異なる
    字形の文字群のうち、少なくとも代表字の文字コードの
    フォントを格納したフォント格納手段と、 文字コード毎に、その文字コード,該当する文字コード
    に対応したフォントの格納アドレス情報またはフォント
    無し情報,該当する文字コードが代表字であるか異体字
    であるかの種別を示す種別情報および予め全ての文字コ
    ードを代表字とその異体字からなるグループに分類して
    付与したグループ番号のうち該当する文字コードのグル
    ープ番号を示すグループ情報を格納した文字情報格納手
    段と、 任意の文字コードを入力し、前記入力した文字コードに
    基づいて、前記文字情報格納手段から一致する文字コー
    ドを検索し、検索した文字コードに対応した格納アドレ
    ス情報またはフォント無し情報を参照し、格納アドレス
    情報が存在する場合には該当する格納アドレス情報を出
    力し、フォント無し情報が存在する場合には前記種別情
    報およびグループ情報に基づいて、前記検索した文字コ
    ードと同一のグループ番号でかつ種別情報が代表字の文
    字コードを検索し、該当する文字コードの格納アドレス
    情報を出力する格納アドレス出力手段と、 前記格納アドレス出力手段から入力した格納アドレス情
    報に基づいて、前記フォント格納手段から該当するフォ
    ントを入力し、前記任意の文字コードの印刷処理を行う
    印刷手段と、 を備えることを特徴とする文字処理装置。
  9. 【請求項9】 代表字およびその異体字からなる異なる
    字形の文字群のうち、少なくとも代表字の文字コードの
    フォントを格納したフォント格納手段と、文字コード毎
    に、その文字コード,該当する文字コードに対応したフ
    ォントの格納アドレス情報またはフォント無し情報,該
    当する文字コードが代表字であるか異体字であるかの種
    別を示す種別情報および予め全ての文字コードを代表字
    とその異体字からなるグループに分類して付与したグル
    ープ番号のうち該当する文字コードのグループ番号を示
    すグループ情報格納した文字情報格納手段と、を備えた
    文字処理装置の文字処理方法において、 任意の文字コードを入力し、前記入力した文字コードに
    基づいて、前記文字情報格納手段から一致する文字コー
    ドを検索する第1の工程と、 前記第1の工程で検索した文字コードに対応した格納ア
    ドレス情報またはフォント無し情報を参照し、格納アド
    レス情報が存在する場合には該当する格納アドレス情報
    を出力し、フォント無し情報が存在する場合には前記種
    別情報およびグループ情報に基づいて、前記検索した文
    字コードと同一のグループ番号でかつ種別情報が代表字
    の文字コードを検索し、該当する文字コードの格納アド
    レス情報を出力する第2の工程と、 前記第2の工程で出力した格納アドレス情報を入力し、
    入力した格納アドレス情報に基づいて、前記フォント格
    納手段から該当するフォントを入力し、前記任意の文字
    コードの画面表示を行う第3の工程と、 を含むことを特徴とする文字処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の工程は、前記フォント無し
    情報が存在する場合に、格納アドレス情報と共に、該当
    する文字コードの表示のみを変更する表示変更情報を出
    力し、 前記第3の工程は、格納アドレス情報と共に、表示変更
    情報を入力すると、該当する文字コードを他の文字コー
    ドと異なる表示方法で表示することを特徴とする請求項
    9記載の文字処理方法。
  11. 【請求項11】 前記フォント無し情報が存在する場合
    に、該当する文字コードを代表字の文字コードに置き換
    える文字コード置換工程を含むことを特徴とする請求項
    9記載の文字処理方法。
  12. 【請求項12】 複数の文字コードのフォントを格納し
    たフォント格納手段と、文字コード毎に、その文字コー
    ドおよび該当する文字コードに対応したフォントの格納
    アドレス情報を格納した文字情報格納手段と、任意の文
    字コードを入力し、前記入力した文字コードに基づい
    て、前記文字情報格納手段から一致する文字コードを検
    索し、検索した文字コードに対応した格納アドレス情報
    を出力する格納アドレス出力手段と、前記格納アドレス
    出力手段から入力した格納アドレス情報に基づいて、前
    記フォント格納手段から該当するフォントを入力し、前
    記任意の文字コードの画面表示を行う表示手段と、を備
    えた文字処理装置と、前記文字処理装置とネットワーク
    を介して接続され、前記文字処理装置から文字コードを
    受信して、該文字コードに対応したフォントを出力する
    フォント出力装置と、を用いた文字処理方法において、 前記文字処理装置に格納されていないフォントの文字コ
    ードを前記文字処理装置に入力した場合、前記入力した
    文字コードを前記フォント出力装置に送信する第1の工
    程と、 前記第1の工程で送信した文字コードを前記フォント出
    力装置で受信し、受信した文字コードに基づいて、対応
    するフォントを検索して、前記文字処理装置に送信する
    第2の工程と、 前記第2の工程で送信したフォントを前記文字処理装置
    で受信し、受信したフォントを用いて、前記文字処理装
    置に格納されていないフォントの文字コードの画面表示
    を行う第3の工程と、 を含むことを特徴とする文字処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第3の工程は、前記受信したフォ
    ントを前記フォント格納手段に格納する工程と、前記受
    信したフォントの格納アドレス情報を前記格納されてい
    ないフォントの文字コードに対応させて前記文字情報格
    納手段に格納する工程と、を含むことを特徴とする請求
    項12記載の文字処理方法。
  14. 【請求項14】 前記文字コードは、国際符号化文字集
    合で定義された文字コードであることを特徴とする請求
    項9〜13のいずれか一つに記載の文字処理方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項9〜14のいずれか一つに
    記載された文字処理方法をコンピュータに実行させるプ
    ログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
JP9083126A 1997-02-17 1997-04-01 文字処理装置, 文字処理システム, 文字処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH10289226A (ja)

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JP3237697 1997-02-17
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