JPH10289195A - Dma制御方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

Dma制御方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH10289195A
JPH10289195A JP9110054A JP11005497A JPH10289195A JP H10289195 A JPH10289195 A JP H10289195A JP 9110054 A JP9110054 A JP 9110054A JP 11005497 A JP11005497 A JP 11005497A JP H10289195 A JPH10289195 A JP H10289195A
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JP
Japan
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dma
access
memory
variable
controlling
Prior art date
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JP9110054A
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English (en)
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Tadashi Kawaguchi
匡 川口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮フォントデータの総ワード数が、メモリ
のロウアドレス境界以内であれば、1回のDMAリクエ
ストで1種類の圧縮フォントデータ全てを伸張ユニット
へバーストアクセスで転送可能なDMA制御方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 圧縮フォントデータ転送のためのDMA
リクエストが来た場合に、転送すべき圧縮フォントデー
タの先頭のモード/コマンド部から総ワード数を認識し
て設定したアクセス回数変数に基づいて、外部メモリの
制御信号やカウンタ手段のタイミングをシーケンサ10
1により制御し、前記アクセス回数変数に相当する回数
だけカラムアドレスのカウントアップをカウンタ103
により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMA(dire
ct memory access)転送を制御するD
MA制御方法及び装置並びにこれらDMA制御方法及び
装置に使用する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DMA制御装置は、DMAの経路
に拘らず一義的にシーケンスが管理されているので、ア
クセスの単位は、1ワードもしくはユニット側からの制
御信号に基づき数ワード単位の固定数で動作するように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、圧縮フォントを伸張する際、DM
Aチャネルが複数あると、他のチャネルと競合するの
で、データを数ワードずつしか伸張ユニットに転送でき
ないので、伸張ユニットは断続的にしか動作できず、結
果的にフォントデータを1種類用意するのに時間がかか
り、ページメモリへの展開に影響が出るという問題点が
あった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、圧縮フォントデータの総ワード数
が、メモリのロウアドレス境界以内であれば、1回のD
MAリクエストで1種類の圧縮フォントデータ全てを伸
張ユニットへバーストアクセスで転送可能なDMA制御
方法及び装置を提供しようとするものである。
【0005】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述したようなDMA制御装置を円滑に制御するこ
とができる記憶媒体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載のDMA制御方法は、DMA(d
irect memory access)転送を制御
するDMA制御方法であって、変数設定手段により転送
すべき圧縮フォントデータの先頭のモード/コマンド部
から総ワード数を認識してアクセス回数変数として設定
する変数設定工程と、圧縮フォントデータ転送のための
DMAリクエストが来た場合に前記アクセス回数変数に
基づいて外部メモリの制御信号やカウンタ手段のタイミ
ングをタイミング制御手段により制御するタイミング制
御工程と、カウンタ手段により前記アクセス回数変数に
相当する回数だけカラムアドレスのカウントアップを行
うカウント工程とを有することを特徴とする。
【0007】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載のDMA制御方法は、請求項1記載のDMA
制御方法において、DMA転送を行うメモリがEDO
(Extended Data Out(拡張データ出
力)Fast Page Mode)タイプのDRAM
(dynamic random access me
mory)の場合、前記アクセス回数変数に基づいて前
記カウンタ手段のイネーブル信号を信号制御手段により
制御する信号制御工程を有することを特徴とする。
【0008】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載のDMA制御方法は、請求項1記載のDMA
制御方法において、DMA転送を行うメモリがシンクロ
ナスDRAM(dynamic random acc
ess memory)の場合、前記アクセス回数変数
に基づいてコマンド制御手段によりバーストストップコ
マンドを制御するコマンド制御工程を有することを特徴
とする。
【0009】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載のDMA制御方法は、請求項1記載のDMA
制御方法において、連続アクセスの途中で休止すること
があっても、そのときの前記カウンタ手段の出力値を保
持し且つ前記アクセス回数変数を更新することにより前
記休止したポイントで再度前記カウンタ手段にロード可
能で残りのデータも転送可能なようにシステム制御手段
により制御するシステム制御工程を有することを特徴と
する。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載のDMA制御装置は、DMA(direct
memory access)転送を制御するDMA
制御装置であって、転送すべき圧縮フォントデータの先
頭のモード/コマンド部から総ワード数を認識してアク
セス回数変数として設定する変数設定手段と、圧縮フォ
ントデータ転送のためのDMAリクエストが来た場合に
前記アクセス回数変数に基づいて外部メモリの制御信号
やカウンタ手段のタイミングを制御するタイミング制御
手段と、前記アクセス回数変数に相当する回数だけカラ
ムアドレスのカウントアップを行うカウント手段とを有
することを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載のDMA制御装置は、請求項5記載のDMA
制御装置において、DMA転送を行うメモリがEDO
(Extended Data Out(拡張データ出
力)Fast Page Mode)タイプのDRAM
(dynamic random access me
mory)の場合、前記アクセス回数変数に基づいて前
記カウンタ手段のイネーブル信号を制御する信号制御手
段を有することを特徴とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載のDMA制御装置は、請求項5記載のDMA
制御装置において、DMA転送を行うメモリがシンクロ
ナスDRAM(dynamic random acc
ess memory)の場合、前記アクセス回数変数
に基づいてバーストストップコマンドを制御するコマン
ド制御手段を有することを特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8記載のDMA制御装置は、請求項5記載のDMA
制御装置において、連続アクセスの途中で休止すること
があっても、そのときの前記カウンタ手段の出力値を保
持し且つ前記アクセス回数変数を更新することにより前
記休止したポイントで再度前記カウンタ手段にロード可
能で残りのデータも転送可能なように制御するシステム
制御手段を有することを特徴とする。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために請
求項9記載の記憶媒体は、DMA(direct me
mory access)転送を制御するDMA制御装
置を制御するプログラムを格納する記憶媒体であって、
変数設定手段により転送すべき圧縮フォントデータの先
頭のモード/コマンド部から総ワード数を認識してアク
セス回数変数として設定する変数設定モジュールと、圧
縮フォントデータ転送のためのDMAリクエストが来た
場合に前記アクセス回数変数に基づいて外部メモリの制
御信号やカウンタ手段のタイミングをタイミング制御手
段により制御するタイミング制御モジュールと、カウン
タ手段により前記アクセス回数変数に相当する回数だけ
カラムアドレスのカウントアップを行うカウントモジュ
ールの各モジュールを有するプログラムを格納したこと
を特徴とする。
【0015】また、上記第2の目的を達成するために請
求項10記載の記憶媒体は、請求項9記載の記憶媒体に
おいて、前記プログラムは、DMA転送を行うメモリが
EDO(Extended Data Out(拡張デ
ータ出力)Fast Page Mode)タイプのD
RAM(dynamic random access
memory)の場合、前記アクセス回数変数に基づ
いて前記カウンタ手段のイネーブル信号を信号制御手段
により制御する信号制御モジュールを有することを特徴
とする。
【0016】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11記載の記憶媒体は、請求項9記載の記憶媒体に
おいて、前記プログラムは、DMA転送を行うメモリが
シンクロナスDRAM(dynamic random
access memory)の場合、前記アクセス
回数変数に基づいてコマンド制御手段によりバーストス
トップコマンドを制御するコマンド制御モジュールを有
することを特徴とする。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12記載の記憶媒体は、請求項9記載の記憶媒体に
おいて、前記プログラムは、連続アクセスの途中で休止
することがあっても、そのときの前記カウンタ手段の出
力値を保持し且つ前記アクセス回数変数を更新すること
により前記休止したポイントで再度前記カウンタ手段に
ロード可能で残りのデータも転送可能なようにシステム
制御手段により制御するシステム制御モジュールを有す
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0019】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図5に基づき説明する。図1は、
本発明の第1の実施の形態に係るDMA(direct
memory access)制御装置の構成を示す
ブロック図であり、同図中、101はシーケンサで、D
MAアクセスを含むメモリに対する制御信号及び後述す
るカウンタ103の制御信号のタイミングを作るもので
ある。102はマルチプレクサで、図示しない調停回路
により選択される優先順位の高いDMAリクエストに対
するアドレスを選択するものである。103はカウンタ
で、DMAアクセス時に規定回数だけカラムアドレスの
カウントアップを行うものである。104は第1のセレ
クタで、DMAアドレスとCPU(中央演算処理装置)
アドレスのいずれかを選択するものである。105は第
2のセレクタで、ロウアドレスとカラムアドレスのいず
れかを選択するものである。106はOR回路で、DM
Aアクセス中か、それ以外かを示すものである。
【0020】シーケンサ101には「A・REQ」、
「B・REQ」、「C・REQ」、「Systemcl
k」、「RST」、「アクセス回数変数」の各信号が入
力する。また、シーケンサ101から出力する「RA
S」、「CAS」、「WE」の各信号は外部メモリに入
力する。また、シーケンサ101から出力する「CNT
EN」、「LD」の各信号は、カウンタ103に入力す
る。更に、シーケンサ101から出力する「COLE
N」信号は第2のセレクタ105に入力する。マルチプ
レクサ102には「A・アドレス」、「A・REQ」、
「B・アドレス」、「B・REQ」、「C・アドレ
ス」、「C・REQ」の各信号が入力する。また、マル
チプレクサ102から出力する「DMAセレクトアドレ
ス」のカラム側はカウンタ103に、ロウ側は第1のセ
レクタ104にそれぞれ入力する。また、カウンタ10
3の出力信号及びOR回路106の出力信号は第1のセ
レクタ104に入力する。また、第1のセレクタ104
には「CPUアドレス」信号が入力する。第1のセレク
タ104から出力するDMAセレクトアドレスのロウ側
及びカラム側は第2のセレクタ105にそれぞれ入力す
る。第2のセレクタ105から出力するメモリアドレス
信号は外部メモリへ入力する。
【0021】なお、図1においては、DMAチャネルA
を圧縮フォント転送DMAとする。図2は、圧縮フォン
トデータを伸張後、ビデオ出力するまでの概略フローを
示す図である。同図において、201はホストコンピュ
ータI/F(インターフェース)、202は外部I/F
制御ユニット、203はデータ伸張ユニット、204は
ビデオ信号変換ユニット、205はプリンタエンジンI
/F、206は圧縮データ格納用メモリ、207は伸張
データ格納用メモリ、208はメモリバスである。
【0022】図2において、外部I/F制御ユニット2
02を介して直接フォント圧縮データが転送されるか、
もしくは図示しないホストコンピュータからのコードデ
ータにより内蔵ROM内の対応するフォントの圧縮デー
タが呼び出される。そして、その圧縮データは、圧縮デ
ータ格納用メモリ206に格納される()。この圧縮
データ格納用メモリ206に格納された圧縮データは、
データ伸張ユニット203へ転送され()、該データ
伸張ユニット203において伸張処理された後、伸張デ
ータ格納用メモリ207へ格納される()。この伸張
データ格納用メモリ207へ格納されたデータは、ビデ
オ信号変換ユニット204へ転送され()、該ビデオ
信号変換ユニット204においてビデオ信号に変換され
る。そして、このビデオ信号は、プリンタエンジンI/
F205を介して図示しないプリンタエンジンへ送られ
る。
【0023】図4は、圧縮フォント1種に対しての圧縮
データ格納用メモリ206の内部構成を示す図であり、
同図に示すように、モード/コマンドデータ格納領域2
06a及び圧縮コードデータ格納領域206bを有して
いる。モード/コマンドデータ格納領域206aに格納
されているデータが圧縮フォントデータであり且つその
総バイト数(ワード数)を示すヘッダーを含む。
【0024】次に、上記構成になる本実施の形態に係る
DMA制御装置の動作を、図4のフローチャート及び図
5のタイミングチャートを用いて説明する。
【0025】図4において、最初に、外部I/F制御ユ
ニット202経由で直接、フォント圧縮データが転送さ
れるか、もしくはホストコンピュータからのコードデー
タにより内蔵ROM内の対応するフォントの圧縮データ
が呼び出され、そのデータをステップS401で受信
し、その受信した圧縮データは、圧縮データ格納用メモ
リ206に格納される。次に、ステップS402で、前
記ステップS401において受信したデータ中に圧縮フ
ォントデータが有るか否かを判別する。そして、受信し
たデータ中に圧縮フォントデータが有る場合は、その圧
縮データが格納される圧縮データ格納用メモリ206の
内部構成は、図3のようになっているので、先頭のモー
ド/コマンドデータ格納領域206aに格納されている
データ(このデータが圧縮フォントデータである)の総
ワード(バイト)数を示すヘッダーを、図示しないマイ
クロプロセッサがステップS403で認識する。
【0026】次に、ステップS404で、前記ヘッダー
からシーケンサ101へ入力するアクセス回数変数をセ
ットする。但し、このアクセス回数変数は、前記マイク
ロプロセッサがレジスタアクセスでセットしても、ハー
ドウェアがセットしても、どちらでもよい。
【0027】次に、ステップS405で、データ伸張ユ
ニット203側から圧縮フォントデータ転送のためのD
MAリクエストが発生したか否かを判別する。そして、
DMAリクエストが発生した場合は、次のステップS4
06で、そのDMAリクエストは圧縮フォントのDMA
であるか否かを判別する。そして、DMAリクエストが
圧縮フォントのDMAである場合は、次のステップS4
06で、バーストアクセス動作を行い、アクセス回数変
数に基づき規定のワード数だけ連続読み込みを行った
後、本処理動作を終了する。
【0028】即ち、前記ステップS405においてデー
タ伸張ユニット203側から圧縮フォントデータ転送の
ためのDMAリクエストが出されると、図示しない調停
回路を通して、複数のDMAチャネルのリクエストの中
で優先順位付けされる。そして、処理すべきタイミング
になった時点で、本DMA制御装置へDMAリクエスト
信号(A・REQ)として転送される。このDMAリク
エスト信号は、シーケンサ101及びマルチプレクサ1
02へ送られ、このマルチプレクサ102によりDMA
リクエストに相当するアドレス信号(A・アドレス)を
DMAセレクトアドレスとして選択し、その中でカラム
アドレスに相当するビットのみカウンタ103へ入力す
る。一方、シーケンサ101により、外部メモリに対し
ての制御信号を出力すると同時に、カウンタ103へロ
ード信号及びイネーブル信号を図5に示すようなタイミ
ングで出力する。この時に前記ステップS404におい
てセットしたアクセス回数変数に基づいて規定回数カウ
ントアップしたならば制御信号が全てFalseになる
ようにENCLR信号を作る。
【0029】更に、図5を用いて具体的に説明する。図
5中、(a)はSystemclk、(b)はDMAリ
クエスト、(c)はRAS、(d)はCAS、(e)は
メモリアドレス、(f)はメモリデータ、(g)はLD
/SET、(h)はCOLEN、(i)はCNTEN、
(j)はENCLRである。
【0030】図5において、ロード信号(LD/SE
T)により、カウンタ103に入力したカラムアドレス
をロードする。そして、アクセス回数変数としてn(ワ
ード)がセットされたとすると、イネーブル信号(CN
TEN)は(n−1)回カウントアップした時点でEN
CLR信号によりクリアされる。
【0031】このようにして、1つの圧縮フォントデー
タの総ワード数が、外部メモリのロウアドレス境界以内
であれば、1回のDMAリクエストで全てのフォントデ
ータをデータ伸張ユニット203へバーストアクセスで
転送可能となる。
【0032】再び図4に戻って、前記ステップS402
において受信データ中に圧縮フォントデータが無い場合
及び前記ステップS405においてDMAリクエストが
発生しない場合は、いずれもステップS408へ進んで
通常のシーケンスに基づき動作を行った後、前記ステッ
プS405へ進む。また、前記ステップS406におい
てDMAリクエストが圧縮フォントの伸張のDMAでな
い場合は、ステップS409へ進んで、他のDMAが発
生しているので、ノーマルアクセス及び数ワード単位の
ページアクセスでメモリを動作させた後、本処理動作を
終了する。
【0033】なお、本実施の形態では、なるべくバース
トアクセスを切らないようにするために、データ伸張ユ
ニット203には、転送した圧縮フォントデータを格納
するか、十分なFIFO等のバッファを備えることが望
ましい。
【0034】また、バーストアクセスの途中で、優先順
位の高いDMAリクエストが入ってきた場合は、一担バ
ーストアクセスを止めて、優先順位の高いDMAリクエ
ストを処理し、再度調停回路を通して当該DMAリクエ
ストをTrueにして、一担バーストアクセスを休止し
たポイントのアドレスを再ロードし、アクセス回数変数
も新たに設定し直すことで、残りのデータを全て転送す
ることも可能である。
【0035】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、DMA転送を行うメモリがEDOタイプのDRAM
(dynamic random access me
mory)の場合、圧縮フォントデータの先頭にあるモ
ード/コマンドデータから、アクセス回数変数をセット
し、それにより、ハイパー/ファーストページモードの
カラムアドレスのカウントアップ用カウンタ103のイ
ネーブル信号を制御することで、1種類の圧縮フォント
データの全てを1回のDMAリクエストでデータ伸張ユ
ニット203へ転送できるので、従来に比べ、他のDM
Aチャネルの影響を受けることなく、データ伸張ユニッ
ト203を動作することができ、結果として伸張後のフ
ォントを早く用意することができ、ページメモリへの展
開も早くなるという効果を奏する。
【0036】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図6のタイミングチャートに基づき説明
する。なお、本実施の形態におけるDMA制御装置の基
本的な構成は、上述した第1の形態における図1〜図3
と同一であるから、同図を流用して説明する。
【0037】図6中、(a)はSystemclk、
(b)はCS、(c)はRAS、(d)はCAS、
(e)はWE、(f)はメモリアドレス、(g)はメモ
リデータ、(h)はCNTEN、(i)はENCLR、
(j)はDMAリクエストである。
【0038】本実施の形態では、DMA転送を行うメモ
リがシンクロナスDRAM(dynamic rand
om access memory)の場合に、アクセ
ス回数変数をシーケンサ101に入力して、バーストリ
ードコマンド発行後にカウンタ103をイネーブルに
し、規定回数までカウントアップした後、バーストスト
ップコマンドを発行し、クリア信号によりカウンタ10
3をデイセーブルにすることで、1種類の圧縮フォント
データがカラムのフルページ以内のリード数であれば、
1回のDMAリクエストで全てのデータをバーストアク
セスで転送することができるようにしたものである。
【0039】なお、本実施の形態においてもデータ伸張
ユニット203には転送した圧縮フォントデータを格納
するのに十分なFIFO等のバッファを備えることが望
ましい。
【0040】本実施の形態は、シーケンサ101を変更
することにより実現することが可能である。
【0041】(第3の実施の形態)次に、本発明の記憶
媒体について、図7〜図10に基づき説明する。
【0042】DMA(direct memory a
ccess)転送を制御するDMA制御装置を制御する
プログラムを格納する記憶媒体には、少なくとも図7に
示すように、「変数設定モジュール」、「タイミング制
御モジュール」、「カウントモジュール」の各モジュー
ルを有するプログラムコードを格納すればよい。
【0043】ここで、「変数設定モジュール」は、変数
設定手段により転送すべき圧縮フォントデータの先頭の
モード/コマンド部から総ワード数を認識してアクセス
回数変数として設定するためのプログラムモジュールで
ある。また、「タイミング制御モジュール」は、圧縮フ
ォントデータ転送のためのDMAリクエストが来た場合
に前記アクセス回数変数に基づいて外部メモリの制御信
号やカウンタ手段のタイミングをタイミング制御手段に
より制御するためのプログラムモジュールである。ま
た、「カウントモジュール」は、カウンタ手段により前
記アクセス回数変数に相当する回数だけカラムアドレス
のカウントアップを行うためのプログラムモジュールで
ある。
【0044】また、DMA転送を行うメモリがEDO
(Extended Data Out(拡張データ出
力)Fast Page Mode)タイプのDRAM
の場合には、前記図7に示すプログラムに、図8に示す
ような「信号制御モジュール」を付加することが望まし
い。
【0045】ここで、「信号制御モジュール」は、前記
アクセス回数変数に基づいて前記カウンタ手段のイネー
ブル信号を信号制御手段により制御するためのプログラ
ムモジュールである。
【0046】また、DMA転送を行うメモリがシンクロ
ナスDRAMの場合には、前記図7に示すプログラム
に、図9に示すような「コマンド制御モジュール」を付
加することが望ましい。
【0047】ここで、「コマンド制御モジュール」は、
前記アクセス回数変数に基づいてコマンド制御手段によ
りバーストストップコマンドを制御するためのプログラ
ムモジュールである。
【0048】また、前記図7に示すプログラムに、図1
0に示すような「システム制御モジュール」を付加する
ことが望ましい。
【0049】ここで、「システム制御モジュール」は、
連続アクセスの途中で休止することがあっても、そのと
きの前記カウンタ手段の出力値を保持し且つ前記アクセ
ス回数変数を更新することにより前記休止したポイント
で再度前記カウンタ手段にロード可能で残りのデータも
転送可能なようにシステム制御手段により制御するため
のプログラムモジュールである。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のDMA制御
方法及び装置によれば、1種類の圧縮フォントデータの
総ワード数に相当するアクセス回数変数により、可変長
でバーストアクセス可能となり、更に、総ワード数がメ
モリのロウアドレス境界内であれば、1回のDMAリク
エストで圧縮フォントデータ全てをデータ伸張ユニット
のバーストアクセスで転送可能となるので、データ伸張
ユニットが従来より効率良く動作でき、結果として伸張
後のフォントのページメモリへの展開も早くなるという
効果を奏する。
【0051】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たDMA制御装置を円滑に制御することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るDMA制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】同DMA制御装置において圧縮フォントデータ
を伸張後、ビデオ出力するまでの概略フローを示す図で
ある。
【図3】同DMA制御装置における圧縮データ格納用メ
モリの内部構成を示す図である。
【図4】同DMA制御装置の動作を示すフローチャート
である。
【図5】同DMA制御装置における各信号のタイミング
を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るDMA制御装
置における各信号のタイミングを示すタイミングチャー
トである。
【図7】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの各
プログラムモジュールを示す図である。
【図8】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの各
プログラムモジュールを示す図である。
【図9】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの各
プログラムモジュールを示す図である。
【図10】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【符号の説明】
101 シーケンサ 102 マルチプレクサ 103 カウンタ 104 セレクタ 105 セレクタ 106 OR回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DMA(direct memory
    access)転送を制御するDMA制御方法であっ
    て、変数設定手段により転送すべき圧縮フォントデータ
    の先頭のモード/コマンド部から総ワード数を認識して
    アクセス回数変数として設定する変数設定工程と、圧縮
    フォントデータ転送のためのDMAリクエストが来た場
    合に前記アクセス回数変数に基づいて外部メモリの制御
    信号やカウンタ手段のタイミングをタイミング制御手段
    により制御するタイミング制御工程と、カウンタ手段に
    より前記アクセス回数変数に相当する回数だけカラムア
    ドレスのカウントアップを行うカウント工程とを有する
    ことを特徴とするDMA制御方法。
  2. 【請求項2】DMA転送を行うメモリがEDO(Ext
    ended Data Out(拡張データ出力)Fa
    st Page Mode)タイプのDRAM(dyn
    amic random access memor
    y)の場合、前記アクセス回数変数に基づいて前記カウ
    ンタ手段のイネーブル信号を信号制御手段により制御す
    る信号制御工程を有することを特徴とする請求項1記載
    のDMA制御方法。
  3. 【請求項3】DMA転送を行うメモリがシンクロナスD
    RAM(dynamic random access
    memory)の場合、前記アクセス回数変数に基づ
    いてコマンド制御手段によりバーストストップコマンド
    を制御するコマンド制御工程を有することを特徴とする
    請求項1記載のDMA制御方法。
  4. 【請求項4】 連続アクセスの途中で休止することがあ
    っても、そのときの前記カウンタ手段の出力値を保持し
    且つ前記アクセス回数変数を更新することにより前記休
    止したポイントで再度前記カウンタ手段にロード可能で
    残りのデータも転送可能なようにシステム制御手段によ
    り制御するシステム制御工程を有することを特徴とする
    請求項1記載のDMA制御方法。
  5. 【請求項5】 DMA(direct memory
    access)転送を制御するDMA制御装置であっ
    て、転送すべき圧縮フォントデータの先頭のモード/コ
    マンド部から総ワード数を認識してアクセス回数変数と
    して設定する変数設定手段と、圧縮フォントデータ転送
    のためのDMAリクエストが来た場合に前記アクセス回
    数変数に基づいて外部メモリの制御信号やカウンタ手段
    のタイミングを制御するタイミング制御手段と、前記ア
    クセス回数変数に相当する回数だけカラムアドレスのカ
    ウントアップを行うカウント手段とを有することを特徴
    とするDMA制御装置。
  6. 【請求項6】 DMA転送を行うメモリがEDO(Ex
    tended Data Out(拡張データ出力)F
    ast Page Mode)タイプのDRAM(dy
    namic random access memor
    y)の場合、前記アクセス回数変数に基づいて前記カウ
    ンタ手段のイネーブル信号を制御する信号制御手段を有
    することを特徴とする請求項5記載のDMA制御装置。
  7. 【請求項7】DMA転送を行うメモリがシンクロナスD
    RAM(dynamic random access
    memory)の場合、前記アクセス回数変数に基づ
    いてバーストストップコマンドを制御するコマンド制御
    手段を有することを特徴とする請求項5記載のDMA制
    御装置。
  8. 【請求項8】 連続アクセスの途中で休止することがあ
    っても、そのときの前記カウンタ手段の出力値を保持し
    且つ前記アクセス回数変数を更新することにより前記休
    止したポイントで再度前記カウンタ手段にロード可能で
    残りのデータも転送可能なように制御するシステム制御
    手段を有することを特徴とする請求項5記載のDMA制
    御装置。
  9. 【請求項9】 DMA(direct memory
    access)転送を制御するDMA制御装置を制御す
    るプログラムを格納する記憶媒体であって、変数設定手
    段により転送すべき圧縮フォントデータの先頭のモード
    /コマンド部から総ワード数を認識してアクセス回数変
    数として設定する変数設定モジュールと、圧縮フォント
    データ転送のためのDMAリクエストが来た場合に前記
    アクセス回数変数に基づいて外部メモリの制御信号やカ
    ウンタ手段のタイミングをタイミング制御手段により制
    御するタイミング制御モジュールと、カウンタ手段によ
    り前記アクセス回数変数に相当する回数だけカラムアド
    レスのカウントアップを行うカウントモジュールの各モ
    ジュールを有するプログラムを格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記プログラムは、DMA転送を行う
    メモリがEDO(Extended Data Out
    (拡張データ出力)Fast Page Mode)タ
    イプのDRAM(dynamic random ac
    cess memory)の場合、前記アクセス回数変
    数に基づいて前記カウンタ手段のイネーブル信号を信号
    制御手段により制御する信号制御モジュールを有するこ
    とを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記プログラムは、DMA転送を行う
    メモリがシンクロナスDRAMの場合、前記アクセス回
    数変数に基づいてコマンド制御手段によりバーストスト
    ップコマンドを制御するコマンド制御モジュールを有す
    ることを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記プログラムは、連続アクセスの途
    中で休止することがあっても、そのときの前記カウンタ
    手段の出力値を保持し且つ前記アクセス回数変数を更新
    することにより前記休止したポイントで再度前記カウン
    タ手段にロード可能で残りのデータも転送可能なように
    システム制御手段により制御するシステム制御モジュー
    ルを有することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
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