JPH10287890A - 粉体固形ハイブリッド燃料及びその製造方法並びにその燃焼方法 - Google Patents

粉体固形ハイブリッド燃料及びその製造方法並びにその燃焼方法

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JPH10287890A
JPH10287890A JP25909597A JP25909597A JPH10287890A JP H10287890 A JPH10287890 A JP H10287890A JP 25909597 A JP25909597 A JP 25909597A JP 25909597 A JP25909597 A JP 25909597A JP H10287890 A JPH10287890 A JP H10287890A
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fuel
pulverized
hybrid fuel
drying
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JP25909597A
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Tsuneo Azegami
統雄 畔上
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PLANDO KENKYUSHO KK
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L5/00Solid fuels
    • C10L5/40Solid fuels essentially based on materials of non-mineral origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 RDFの有効利用と石炭を燃料として用いる
際に起こるこれらの問題を解決する燃料及びその製造方
法並びにその燃焼方法を提供することにある。 【解決手段】 微粉炭と微粉ごみ固形化燃料からなるこ
とを特徴とする粉体固形ハイブリッド燃料で、前記微粉
ごみ固形化燃料が、都市ごみを粉砕し、粉砕ごみと酸化
カルシウムベントナイト及び/またはナトリウムベント
ナイトを含む添加剤を混合し、反応させ、乾燥し形成さ
れたものであり、これを石炭との混合前あるいは混合後
に微粉化して得られたものであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉体固形ハイブリッ
ド燃料、詳しくは石炭とごみ固形化燃料(以下、単にR
DFともいう。)からなり、特に発電用燃料として好適
な粉体固形ハイブリッド燃料及びその製造方法並びにそ
の燃焼方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭は、代替燃料、特に今日高価である
石油と比べて、その価格優位性から発電には有利な燃料
である。石炭は、発電所で微粉化され、発電所のバーナ
ーに連続的に投入されて発電機を運転するエネルギー源
となる。しかしながら、微粉化された石炭(以下、単に
微粉炭という。)の着火温度は高く、その燃焼速度は遅
い。従って、石炭の燃焼速度を速めることが、長い間求
められてきた。
【0003】また、ごみはその処理に多くの費用がかか
り、有効な再利用がもとめられ、これを解決するために
ごみ固形化燃料プラントが建設されているが、RDFの
用途開発が進んでいず、本格的な採用が遅れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】石油、天然ガス等の資
源保全のため、石炭の利用が求められ、微粉炭燃焼方式
が採用されるようになり、石炭の高効率利用が実用化さ
れている。
【0005】しかし、環境保全のため、石炭の使用量の
削減も重要な課題である。一方、ごみには、多くのプラ
スティックが含まれるようになり、これを石炭なみに高
効率で燃焼し、石炭の使用量を補完することが求められ
ている。
【0006】一方、微粉炭燃料には、以下の制約があ
る。
【0007】発電所で発電された電気を配電網へ供給す
る電力需要は、1日24時間で変動し、特徴的には、夜
間よりも日中により多くの電気が必要とされる。この電
力需要の変動は、発電所でのバーナーへの燃料投入量速
度を、変動に一致するように変更しなければならない。
石炭火力発電所で、電力需要に合わせて微粉炭の投入量
を変更し、石炭単味のバーナーで都合良く燃焼をさせ、
石炭投入量の広範囲な変動を実施することは、困難で、
問題が多い。投入量を、規定量から30%(重量単位、
以下、特に明記する場合を除き%、部は重量単位を表
す。)あるいはそれ以上減らすと、燃焼が停止する。更
に、一旦停止した石炭燃焼バーナーを再稼動することは
難しく、従って費用がかかる。
【0008】これらの問題を、従来技術では、例えばバ
ーナーの改造及び/又は微粉炭の粒度をミクロンレベル
に小さくする等して、解決しようとしてきた。しかしな
がら、これらの方法では、まだまだ制約が残り、実際、
石炭バーナーには通常補助のオイルバーナーが備え付け
られ、発電コストの増加という好ましくない影響が見ら
れる。
【0009】本発明の目的は、RDFの有効利用と石炭
を燃料として用いる際に起こるこれらの問題を解決する
燃料及びその製造方法並びにその燃焼方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、石油化学
廃棄物であるプラスティックを含む都市ごみを再利用す
るべく、鋭意研究をし、これを含む都市ごみをRDF化
することが、燃焼により高熱量を得、燃焼の際の燃焼排
ガス問題を解決できるものと、その作用効果を確認し、
上記の課題を解決し、本発明を完成した。
【0011】RDFの燃焼機構の特徴は、ガス化燃焼で
あること、ガスの燃焼とガス化で残ったチャー(炭素)
の燃焼の3つの燃焼メカニズムから成り立っていて、そ
の着火温度は微粉炭に比べ低く、燃焼速度は、本発明者
によれば、石炭に比べ4倍程度速い、また、都市ごみの
RDFの発熱量は、約4000kcal/kg程度であ
り、石炭の8000kcal/kgに比べ低い。
【0012】本発明は微粉炭と微粉RDFからなり、好
ましくは平均粒径(重量基準)が1mm以下、より好ま
しくは0.5mm以下、更に好ましくは0.15mm以
下である粉体固形ハイブリッド燃料である。
【0013】又、本発明は、RDF10〜40%と石炭
60〜90%からなる、好ましくはRDF15〜35%
と石炭65〜85%からなる、さらにより好ましくはR
DF20〜30%と石炭70〜80%からなる粉体固形
ハイブリッド燃料である。
【0014】又、本発明は、RDFと石炭の混合前ある
いは混合後に微粉化して得られた粉体固形ハイブリッド
燃料である。
【0015】又、本発明は、RDFの添加剤として酸化
カルシウムとカルシウムベントナイト及び/またはナト
リウムベントナイトを含むものを用いた。又、好ましく
は圧縮成形でペレットを形成し、これを二酸化炭素を含
むむ雰囲気中で乾燥した上記の粉体固形ハイブリッド燃
料である。
【0016】本発明は、都市ごみを粉砕し、要すれば乾
燥し、粉砕ごみと水酸化カルシウム及び/又は酸化カル
シウムを含む添加剤を混合し、好ましくは圧縮成形でペ
レットを形成し、要すれば乾燥し、得られたRDFと石
炭を混合し、混合物を微粉化し、実質的に均質な粉体物
を形成する工程からなる粉体固形ハイブリッド燃料の製
造方法である。
【0017】又、本発明は、添加剤として酸化カルシウ
ムとカルシウムベントナイト及び/またはナトリウムベ
ントナイトを含む添加剤を用いRDFを形成し、これと
石炭を混合し、混合物を微粉化し、実質的に均質な粉体
物を形成する工程からなる粉体固形ハイブリッド燃料の
製造方法である。
【0018】さらに、本発明は、石炭をRDF形成時に
も混合する工程を含む粉体固形ハイブリッド燃料の製造
方法であり、石炭は顆粒状で混合することが好ましい態
様である。
【0019】圧縮成形でペレット状のRDFを形成し、
これを二酸化炭素を含む雰囲気中で乾燥し微粉化する粉
体固形ハイブリッド燃料の製造方法も本発明の一態様で
ある。
【0020】本発明の粉体固形ハイブリッド燃料を微粉
炭バーナーを用いて燃焼させる方法も、本発明である。
【0021】以下、本発明を、更に詳細に述べる。
【0022】本発明者らが出願した日本特許公報特開平
4−210284号公報、特開平5−31478号並び
に特開平5−185062号公報にRDFの製造方法が
詳細に記述されている。
【0023】実際、RDFの製造プラントは、既に実用
化されていて、その代表的な例として水酸化カルシウム
を添加剤として用いるプロセスと、酸化カルシウムを添
加剤として用いるプロセスがある。
【0024】前者は、まず分別された可燃ごみを、50
〜60mmに第一次破砕し、磁選機で金属を除去し、次
いで第二次破砕機で数mmに破砕する。次いで、例えば
ロータリーキルン型乾燥機で約600℃の高温排ガスを
乾燥用ガスとし、短時間で含水率10%(乾き基準)ま
で乾燥し、風力選別機で磁選機でとれなかったガラスや
石などを除去し、更に第三破砕機で粉粒状まで破砕し、
製品RDFの約2〜5%の水酸化カルシウムを添加し、
成形機でクレヨン状のペレット成形しRDFを製造する
工程からなる。
【0025】後者は、分別された可燃ごみを粉砕後、酸
化カルシウムを含む添加剤を添加し、混合反応させ、次
いで第二次粉砕、選別、圧縮成形後、乾燥して、例えば
クレヨン状のRDFを製造する工程からなり、混合反応
時に、ごみ中の水分と酸化カルシウムを反応させ、発生
する反応熱を水分除去に用いる特徴があり、より均質の
RDFが製造でき、また添加剤が、より均一に混合され
ているので、乾燥時これが二酸化炭素と反応して生成す
る炭酸カルシウムの被膜により、表面積が大きいのにも
かかわらず、形状安定性が高い(以下本法をCPISプ
ロセスという。)。
【0026】以下、特開平5−31478号公報を引用
して説明する。なお、これはヨーロッパ特許05664
19におおむね相当するものである。
【0027】特開平5−31478号公報には、都市ご
みなどの廃棄物を破砕した後、廃棄物受入槽に投入した
後、酸化カルシウムとカルシウムベントナイト及び/又
はナトリウムベントナイトを含む添加剤を混合し、破砕
ごみと添加剤を反応させ、ペレット状に成形後、二酸化
炭素を含む雰囲気中で乾燥固化するRDFの製造方法が
開示されている。ペレットが乾燥される雰囲気は、例え
ば25容量%以上の二酸化炭素を含むものである。
【0028】以下、特開平5−31478号で開示され
たRDFの製造方法を、CPISプロセス−エコカ法と
称する。本発明の一態様は、微粉炭と微粉RDFの混合
物からなる粉体固形ハイブリッド燃料を提供する。RD
Fは、CPISプロセス−エコカ法によるものが好まし
い。
【0029】本発明の別の一態様は、CPISプロセス
−エコカ法のRDFを形成し、これを石炭と混合し、混
合物を微粉化し均質な粉体物を製造することからなる粉
体固形ハイブリッド燃料の製造方法を提供する。
【0030】本発明の燃料は、多様な別法でも製造でき
る。
【0031】従って、カルシウムベントナイトあるいは
ナトリウムベントナイトの添加は、必ずしも必要である
とは限らない。酸化カルシウムに水又は温水で粘着性を
生じる粉末糊剤を加えた添加剤を使用してもよいし、更
に、後で石炭と微粉化するペレット状のRDFの形成の
代わりに、成形前の工程中で、石炭を破砕ごみあるいは
破砕ごみと酸化カルシウムを含む添加剤の混合物に添加
してもよいし、添加剤に混合して破砕ごみに添加しても
よく、RDFと石炭の混合物を単に微粉化してもよい。
更に、成形工程を省くことも、成形工程に代わって高密
度化工程を採用することも現実に可能である。即ち、酸
化カルシウムを含む添加剤と石炭を破砕ごみと混合し、
破砕ごみと酸化カルシウムを反応させ、混合物を、好ま
しくは二酸化炭素を、好ましくは25容量%以上含む雰
囲気中で直接乾燥し、あるいは密度を高めてから乾燥
し、混合物を微粉化してもよい。
【0032】石炭は、産地や品位によって物性が異なる
が、燃料の均質性を考慮すると顆粒状で添加することが
望ましいが、より大きい小片や塊状のものを添加しても
よく、これらを含んでいてもよい。これらは、微粉化工
程で微粉化される。もちろん、RDFを微粉化し、これ
を微粉炭と混合し、均質な混合物を形成してもよい。し
かしながら、後述するように微粉化の前に石炭とRDF
を混合することがより効率的である。
【0033】上記の本発明の態様において、得られる粉
体固形ハイブリッド燃料は、石炭60〜90%及びRD
F10〜40%からなることが好ましい。
【0034】得られる粉体固形ハイブリッド燃料が、石
炭65〜85%及びRDF15〜35%からなることは
より好ましい。
【0035】得られる粉体固形ハイブリッド燃料が、石
炭70〜80%及びRDF20〜30%からなること
は、さらにより好ましい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一態様
を、図1に基づいて詳細に説明する。
【0037】図1を参照すると、一般家庭あるいは事務
所から排出される、紙類、段ボール類、プラスティック
類、繊維類、厨芥類などの可燃物と、鉄、アルミ、ガラ
ス、土、石などの不燃物並びにこれらに含まれる水分な
どで構成される都市ごみGは、運搬車で運ばれてきて、
一旦ビットなどからなる受入槽1に入れられ貯えられ
る。ここに酸化カルシウム100部とカルシウムベント
ナイト及び/又はナトリウムベントナイト10〜100
部を含む添加剤を添加して、脱臭及び腐敗発酵の抑制等
の物理・化学反応処理が行われる。この場合、上記添加
剤は全添加量の30%程度までを添加することが好まし
い。
【0038】処理時に適量の都市ごみGが、例えば引き
裂き型の第1破砕機3に投入される。この第1破砕機3
においても、上記添加剤を投入することによって、悪臭
の防止さらには嫌気性の発酵物の付着によるプラントの
腐食などを防止することができる。この場合、上記添加
剤は、全添加量の10〜20%の範囲で添加することが
好ましい。
【0039】第1破砕機3で粗破砕された第1都市ごみ
G1は、例えばベルトコンベアなどからなる第1選別機
5に送られ、ビン、ブロックなどの中型の不燃物が選別
除去される。この第1選別機5には磁選機が備えられ
て、鉄などの金属が除去され、又有害な危険物なども除
去される。
【0040】第1選別機5で処理された第2都市ごみG
2は、例えばハンマーミルからなる第2破砕機7に送ら
れ、更に細かく破砕され第3都市ごみG3となる。第2
破砕機7に投入する際に、事前に上記添加剤を一緒に投
入し、物理・化学的処理を行うこともできる。この場
合、上記添加剤は、全添加量の50%までを添加するこ
とが好ましい。上記添加剤を添加することにより、この
種の破砕工程から発生する生物学的に活性な都市ごみか
らの粉塵による工場内労働環境の改善に著しい効果を上
げることができる。
【0041】第3都市ごみG3は、例えば磁選機、篩分
器、比重差選別機などからなる第2選別機9に送られ、
第1選別機で除去しきれなかった細かな金属や不燃物が
除去されて第4都市ごみG4となり、必要ならばリング
グライダーミルなどからなる第3破砕機11で処理さ
れ、更に細破砕する。この第3破砕機11の工程は省略
してもよい。第3破砕機11で細破砕された第5都市ご
みG5は、混合反応器13に投入され、加熱し、好まし
くは60〜100℃、より好ましくは60〜80℃で、
例えば1時間以内物理・化学反応処理を行う。混合反応
器13に、好ましくは全添加量の20〜100%の上記
添加剤を投入する。
【0042】上記添加剤は、これまでの工程で都市ごみ
G中に含まれる水分と発熱反応し、酸化カルシウムが水
酸化カルシウムになり、都市ごみの水分が一部蒸発除去
されると同時に、都市ごみ中に分散する。
【0043】混合反応器13で反応処理された第6都市
ごみG6は、圧縮成形機15で、例えばクレヨン状のペ
レットに成形され、成形された第7都市ごみG7は、乾
燥器17で、例えば130〜230℃で乾燥し、水分を
除去すると同時に酸化カルシウムから由来する水酸化カ
ルシウムを乾燥ガス中に含まれる二酸化炭酸で炭酸カル
シウムに中和、固化し安定なRDFが得られる。
【0044】形成されたRDFは、混合器19で石炭と
混合し、粉砕器21で粉砕し、均質な本発明の粉体固形
ハイブリッド燃料が得られる。
【0045】尚、上記添加剤は、都市ごみGに対して2
〜5%、好ましくは3%程度を添加する。
【0046】CPISプロセス−エコカ法は、この一態
様に限定されることなく、適宜の変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。例えば、受
入槽1、第1破砕機3の後で中間ホッパーを設け、次い
で混合反応器13で処理し、これを第1選別機5、第2
破砕機7、第2選別機9、圧縮成形機15、乾燥器17
という工程をつ態様でよいし、圧縮成形の工程を、単に
高密度化するにとどめることも可能である。要は、上記
添加剤と都市ごみの物理・化学反応処理を加熱条件下で
十分に完結させ、乾燥時に炭酸カルシウムの被膜をRD
F表面に形成されるための工程からなるものであり、個
々の都市ごみの性状に合わせて、工程の変更を行なうこ
とができる。
【0047】形成されたRDFと石炭を、別々に微粉化
し、これらを均質に混合し、本発明の粉体固形ハイブリ
ッド燃料が製造されるが、好ましくは、RDFと石炭
を、先ず混合器19で混合し、次いで混合物を粉砕器2
1で粉砕し、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料が得ら
れる。この場合、石炭は、燃料の均質性を考慮すると顆
粒状で混合することが望ましく、RDFと石炭の混合比
は、RDF10〜40%、石炭60〜90%、好ましく
はRDF15〜35%、石炭65〜85%、より好まし
くはRDF20〜30%、石炭70〜80%であること
が望ましい。
【0048】RDFの割合が、40%を超えると、上述
のようにRDFの発熱量は一般に石炭と比べて低く、得
られる燃料の発熱量も減少し、燃料としての単位時間当
たりの発熱量が所望の値から低くなり、バーナーの能力
が落ちる可能性が起こり、更にRDF中に含まれる塩素
による影響に対する対策も必要となる。従って、RDF
を用いる効果が減り、既存の微粉炭バーナーへの燃料投
入量を減少させると、燃焼の継続が難しくなる。
【0049】石炭へRDFを添加することにより、石炭
単味、RDF単味と比べて、これらの相乗効果により、
そのどちらよりも優れた性能を、本発明の粉体固形ハイ
ブリッド燃料が持つことが見いだされた。本発明の粉体
固形ハイブリッド燃料は、標準の微粉炭バーナーで燃焼
させることができる。
【0050】更に、RDF10〜40%と石炭60〜9
0%からなる混合物は、石炭単味、RDF単味と比べ
て、より効率高く微粉化することができ、従って、微粉
化工程にかかる時間と費用を減少することができる。
【0051】得られた、粉体固形ハイブリッド燃料の平
均粒径(重量基準)は、好ましくは1mm以下、より好
ましくは0.5mm以下、更に好ましくは0.15mm
以下であることが望ましい。
【0052】微粉炭燃焼は、100ミクロン以下で実施
される場合が多いが、本発明の粉体固形ハイブリッド燃
料は、RDF中に含まれる例えばプラスティックなどの
効果により1mm以下で安定した燃焼が可能であった。
従って、平均粒径をミクロンレベルにする必要性は、R
DFの燃焼速度の速さの特徴により、ない。
【0053】混合器19と粉砕器21は残りの機器と同
じ場所に設置する必要はなく、例えばクレヨン状のペレ
ットに成形されたRDFを先ず第1の場所で製造し、第
2の場所で貯蔵し、発電所へ例えば列車やトラックで輸
送し、発電所で石炭と混合、粉砕してもよいし、この粉
砕、混合は、発電所の微粉炭ボイラーへ投入する直前に
行ってもよい。
【0054】また、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料
は、石炭を添加剤と一緒にプロセス中の工程に添加し、
石炭を含むRDFを形成し、必要ならば所望量の石炭と
混合し、これを微粉化したものであってもよい。石炭を
RDF形成工程中に添加する方法の一態様をCIPSプ
ロセス−エコカ法で具体的に説明すると、受入槽1、第
1破砕機3の後で中間ホッパーを設け、次いで混合反応
器13で処理し、これを第1選別機5、第2破砕機7、
第2選別機9、圧縮成形機15、乾燥器17という工程
でRDFを形成する際に、混合反応器13に第1破砕機
3で破砕された都市ごみと酸化カルシウム100部とカ
ルシウムベントナイト及び/又はナトリウムベントナイ
ト10〜100部を含む添加剤を都市ごみに対して2〜
5%、好ましくは3%程度添加すると共に、顆粒状の石
炭を都市ごみに対して5〜15%、好ましくは8〜12
%添加し、混合反応器で60〜100℃、好ましくは6
0〜80℃で物理・化学反応処理を1時間以内行い、第
2破砕・選別後、圧縮成形し、130〜230℃で乾燥
し形成された石炭含有RDFに石炭を混合し、粉砕し本
発明の粉体固形ハイブリッド燃料が製造される。
【0055】RDF形成プロセスに石炭を添加する方法
によれば、石炭は、工程中で潤滑剤、物質移動促進、乾
燥効果促進などの付加的効果を示した。
【0056】尚、石炭の添加工程は、説明した工程に加
えて添加剤を投入する工程であれば、どの工程で添加し
てもよい。
【0057】都市ごみから形成されたRDFは、生物学
的に不活性で、貯蔵、輸送が可能であり、一定の発熱量
を持つ。従来の、単なる都市ごみと石炭の混合物は、発
熱量が変化し、生物学的に活性であり、保存、流動性に
問題があり、均一な粉体として微粉化する事は困難であ
った。従って、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料は、
著しい実用化性能、経済性を持つ。
【0058】更に、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料
は、微粉炭と比較して、より優れた空気混合能力(空気
中への拡散速度)を持つ。微粉炭と比較して、また、燃
焼運転開始時のより安定した燃焼及び燃焼速度を持ち、
燃焼効率が高いことが見いだされた。
【0059】又、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料
は、微粉炭ではできなかった範囲まで、例えば発電用バ
ーナーへの燃料投入量を変動させ得ることが見いだされ
た。
【0060】更に、RDFの単位発熱量は一般的に石炭
より低いが、その燃焼速度は石炭と比べて速いので、単
位時間に発生する本発明の粉体固形ハイブリッド燃料に
よる発電量は、石炭と同等レベル発電できることがわか
った。従って、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料は、
微粉炭用ボイラーを、改造することなくそのまま用いる
ことができる。標準の微粉炭バーナーは、石炭の燃焼を
助け、燃焼を継続するために補助オイルバーナーが必要
とされるが、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料は、石
炭と比較して低い着火温度と高い燃焼速度を持つので、
運転時の補助オイルバーナーは不要となりえる。
【0061】又、RDFの発熱量を調整するため、都市
ごみに別途廃プラスチィックごみを加えて調製すること
もできる。従って、石炭と同程度の発熱量を持つRDF
を調製し、所望の発熱量に管理された本発明の粉体固形
ハイブリッド燃料を調製することもできる。
【0062】さらに、本発明の粉体固形ハイブリッド燃
料は、RDFが石炭に比べて容易にガス化される為、驚
くべきことに石炭に比較して燃焼時のNOxの発生を抑
制し、未燃炭素も少なく、RDF中に含まれるカルシウ
ム添加剤により燃焼ガスもよりクリーンであり、高品質
の優れた燃料であることも認められた。
【0063】以下本発明を実施例を用いて更に説明する
が、本発明は、これらにより限定されるものではない。
【0064】(実施例) (比較例1)CPISプロセスで調製したRDF(直径
約18mm、長さ約25mmのクレヨン状の形状を有
し、カルシウムの含量は約5.1%であった。)及び石
炭(オーストラリア産、粗粉砕品)を各々700g取
り、スクリーン孔径1.5mmを取り付けた(株)吉田
製作所製プラスティック粉砕機1005を用い、4分間
粉砕し、スクリーンを通過した粉体固形燃料の重量
(W)を量った、得られた粉体固形燃料の嵩比重と安息
角を測定した、各々につき2回行った結果の平均値を表
1−1に示す。
【0065】
【表1】 注:(数値)は得られた粉砕物の百分率 (実施例1)実施例1では、比較例1で用いたRDFと
石炭を表1−2に示す割合で混合した。
【0066】
【表2】 各々の混合物700gを取り、スクリーン孔径1.5m
mを取り付けた(株)吉田製作所製プラスティック粉砕
機1005を用い、4分間粉砕し、本発明の粉体固形ハ
イブリッド燃料を得、その重量(W)を量った。また、
得られた燃料の嵩比重と安息角を測定した。各々につき
2回行った結果の平均値を表1−3に示す。
【0067】
【表3】 結果から明らかなように、実施例の本発明の粉体固形ハ
イブリッド燃料は、比較例のRDFあるいは石炭単味の
燃料に比べてより効率的に粉砕でき、また、石炭75%
RDF25%の混合品の嵩比重、安息角は、石炭単味と
ほぼ同等であり、既存の微粉炭バーナーで燃料供給装置
が、そのまま使えることを示した。
【0068】(実施例2)CPISプロセス−エコカ法
で調製したRDFと粗粒炭(オーストラリア産)を用
い、これらを表2−1に示した割合で混合し、(株)吉
田製作所製プラスティック粉砕器1005を用いて、そ
れぞれ平均粒径約0.5mmの本発明の粉体固形ハイブ
リッド燃料を調製した。
【0069】
【表4】 (比較例2)比較例として、表2−2に示すように実施
例2で用いたRDFと粗粒炭をそれぞれ実施例2と同様
に粉砕し、平均粒径約0.5mmの粉体固形燃料を調製
した。
【0070】
【表5】 実施例2及び比較例2で得られた試料の嵩比重は、表2
−3に示す通りであった。
【0071】
【表6】 [燃焼試験]図2に示すような実験装置が用いられ、こ
の実験装置は図2において、直径22mmの燃焼管の中
央部に石英板を設け、この上に不活性粒子の石英砂を高
さ約8mmになるように入れ、この中にK熱電対を埋設
し、更に燃焼管の中央部を高さ400mmの電源炉の中
に入れた。燃焼用ガスとして酸素濃度をフローコントロ
ーラーで流量制御できる窒素ガスとの混合ガスを用い、
燃焼後のガスは吸引し、酸素及びNOxを測定できるも
のである。この実験装置を用い、実施例2及び比較例2
で調製した試料につき、以下の方法で燃焼試験を行っ
た。
【0072】予備燃焼試験 燃焼用ガスとして、酸素20容量%、窒素80容量%の
混合ガスを用いた。K熱電対で燃焼管内部の温度が80
0℃及び1000℃になるように電気炉を加熱した。実
施例2及び比較例2で調製した粉体固形ハイブリッド燃
料及び粉体固形燃料を各300mg秤量し、燃焼管上部
の試料室に入れた。栓を開き試料を燃焼管に投入し、燃
焼後のガス中の残存酸素が約5容量%になる燃焼条件を
測定し、これを実験条件とした。
【0073】燃焼試験 実施例2及び比較例2の試料につき、燃焼予備試験で決
めた実験条件で、各300mgを予備燃焼試験と同様に
燃焼させて、燃焼が完了するに要する時間を測定した。
各試料につき3回実験を行った平均の燃焼時間を表2−
4にまとめた。
【表7】 表2−3から明らかなように、本発明の粉体固形ハイブ
リッド燃料は、石炭単味に比べ着火温度が低く、燃焼速
度は速く、石炭単味、RDF単味に比べ、どちらよりも
優れた燃焼性能を示した。
【0074】尚、燃焼用ガスの酸素濃度を5容量%と
し、1000℃の燃焼管温度で燃焼させると、比較例2
−1(RDF)と比較例2−2(石炭)では燃焼後のガ
ス中のNOxは、比較例2−2は4倍以上のNOxを発
生させた。実施例2−bの本発明の粉体固形ハイブリッ
ド燃料の燃焼後のガス中のNOxは、比較例2−1の
1.2倍であった。これはRDFのガス化燃焼が、石炭
に比べ早い時期に起こり、本発明の粉体固形ハイブリッ
ド燃料がNOxの抑制にも効果があること示した。ま
た、飛灰中の未燃炭素は、比較例2−2は約5%であ
り、実施例2−bは約2%であり、この点でも本発明の
粉体固形ハイブリッド燃料は優れていた。
【0075】
【発明の効果】上述したように、本発明の粉体固形ハイ
ブリッド燃料は、石炭とRDFからなり、石炭単味と比
較して、着火温度及び燃焼速度が速く、燃焼運転時によ
り安定した燃焼が可能となる。また、RDF単味と比較
すると優れた流動性、均一性を有し、本質的に微粉炭用
ボイラーを改造することなく、そのまま用いることがで
き、かつ発熱量も石炭単味と遜色なくでき、燃料投入量
の変動幅よりも大きく下げることができる。従って、補
助のオイルバーナーの使用は不必要となり得、著しい実
用性能、経済性を持つ。
【0076】また、本発明の粉体固形ハイブリッド燃料
を、石炭とRDFを前もって混合し粉砕することによ
り、粉砕の効率が上がり、経済的に本発明の粉体固形ハ
イブリッド燃料を製造できると共に、RDF製造工程に
石炭を添加することにより、RDFの製造効率を、潤
滑、物質移動、乾燥促進などの効果が得られる。
【0077】本発明の粉体固形ハイブリッド燃料は、更
に、石炭と比べて容易にガス化されるため、驚くべきこ
とに燃焼時のNOxの発生が抑制され、又RDF製造工
程で用いられた添加剤中のカルシウムにより、燃焼排ガ
スは、よりクリーンであり、品質の優れた燃料である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉体固形ハイブリッド燃料の好ましい
製造方法の一態様の工程を示す図である。
【図2】本発明の実施例で用いた燃焼試験実験装置およ
びガスのフローを示す図である。
【符号の説明】
G 都市ごみ G1 第1都市ごみ G2 第2都市ごみ G3 第3都市ごみ G4 第4都市ごみ G5 第5都市ごみ G6 第6都市ごみ G7 第7都市ごみ 1 受入槽 3 第1破砕機 5 第1選別機 7 第2破砕機 9 第2選別機 11 第3粉砕機 13 混合反応器 15 圧縮成形機 17 乾燥器 19 混合器 21 粉砕器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉炭と微粉ごみ固形化燃料からなるこ
    とを特徴とする粉体固形ハイブリッド燃料。
  2. 【請求項2】 実質に均質な平均粒径が1mm以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載の粉体固形ハイブリッ
    ド燃料。
  3. 【請求項3】 前記微粉ごみ固形化燃料10〜40重量
    %、前記微粉炭60〜90重量%からなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の粉体固形ハイブリッド燃料。
  4. 【請求項4】 前記微粉ごみ固形化燃料15〜35重量
    %、前記微粉炭65〜85重量%からなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の粉体固形ハイブリッド燃料。
  5. 【請求項5】 前記微粉ごみ固形化燃料20〜30重量
    %、前記微粉炭70〜80重量%からなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の粉体固形ハイブリッド燃料。
  6. 【請求項6】 前記微粉ごみ固形化燃料が、都市ごみを
    粉砕し、粉砕ごみと酸化カルシウムとカルシウムベント
    ナイト及び/又はナトリウムベントナイトを含む添加剤
    を混合し、反応させ、乾燥し形成されたものであり、こ
    れを石炭との混合前あるいは混合後に微粉化して得られ
    たものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の粉体固形ハイブリッド燃料。
  7. 【請求項7】 前記微粉ごみ固形化燃料が、二酸化炭素
    を含む雰囲気中で乾燥し得られたペレット状に成形され
    たものを微粉したものであることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載の粉体固形ハイブリッド燃料。
  8. 【請求項8】 都市ごみを粉砕し、要すれば乾燥し、粉
    砕ごみと水酸化カルシウム及び/又は酸化カルシウムを
    含む添加剤を混合し、好ましくはペレット状に成形し、
    要すれば乾燥し、得られたごみ固形化燃料と石炭を混合
    し、混合物を微粉化し、実質的に均質な粉体物を形成す
    る工程からなることを特徴とする粉体固形ハイブリッド
    燃料の製造方法。
  9. 【請求項9】 都市ごみを粉砕し、粉砕ごみと酸化カル
    シウムとカルシウムベントナイト及び/又はナトリウム
    ベントナイトを含む添加剤を混合し、反応させ、好まし
    くはペレット状に成形し、乾燥後、得られたごみ固形化
    燃料と石炭を混合し、混合物を微粉化し、実質的に均質
    な粉体物を形成する工程からなることを特徴とする粉体
    固形ハイブリッド燃料の製造方法。
  10. 【請求項10】 石炭を前記粉砕ごみにも添加し混合す
    る工程を含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の
    粉体固形ハイブリッド燃料の製造方法。
  11. 【請求項11】 顆粒状の石炭を混合することを特徴と
    する請求項8〜10のいずれかに記載の粉体固形ハイブ
    リッド燃料の製造方法。
  12. 【請求項12】 圧縮成形でペレットを形成し、これを
    二酸化炭素を含む雰囲気中で乾燥する工程を含むことを
    特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の粉体固形
    ハイブリッド燃料の製造方法。
  13. 【請求項13】 微粉炭バーナーで請求項1〜7に記載
    の粉体ハイブリッド燃料を燃焼させることを特徴とする
    粉体固形ハイブリッド燃料の燃焼方法。
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