JPH10286963A - 検出装置 - Google Patents

検出装置

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JPH10286963A
JPH10286963A JP9096843A JP9684397A JPH10286963A JP H10286963 A JPH10286963 A JP H10286963A JP 9096843 A JP9096843 A JP 9096843A JP 9684397 A JP9684397 A JP 9684397A JP H10286963 A JPH10286963 A JP H10286963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
ink
light receiving
light emitting
print head
Prior art date
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Pending
Application number
JP9096843A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yoshida
孝治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9096843A priority Critical patent/JPH10286963A/ja
Publication of JPH10286963A publication Critical patent/JPH10286963A/ja
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないインク吐出量でも高いS/Nを確保す
ること、低い光出力の投光素子でも高い検知能力が得ら
れること、低コスト化、小型化を実現する検出装置を提
供する。 【解決手段】 検出装置10は、投光部11と、投光部
11から間隔d1 を置いて配置され、投光部11からの
光を受光する受光部12とを備え、投光部11と受光部
12を結ぶ光軸Pの方向がノズル列31の方向と垂直に
なると共に、少なくとも1つのノズルからのインク滴3
2が光路を横切るように、プリントヘッド30の前面に
配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ等に組み込まれるインクジェット式プリントヘッ
ドのインク不吐出検出などの用途に使用される検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の検出装置は、例えばインク不吐
出検出装置に使用され、図4に例示するような構成であ
る。インクジェット式プリントヘッド30は、その前面
に多数のノズルが並列(列状に配置)されたノズル列3
1を有し、各ノズルからインク滴32が前方に吐出され
る。プリントヘッド30の前面には、インク不吐出検出
装置20が配置されている。検出装置20は、投光素子
を有する投光部21と、投光部21からの光を受光する
受光素子を有する受光部22と、投光部21及び受光部
22を一体化する樹脂モールド部23とを備え、樹脂モ
ールド部23からは、投光部21及び受光部22にそれ
ぞれ対応する一対のリード24,25が突出している。
【0003】検出装置20は、投光部21と受光部22
とを結ぶ光軸Pの方向がプリントヘッド30のノズル列
31の方向と平行になると共に、全てのノズルからのイ
ンク滴が光路を横切るように、プリントヘッド30の前
面に位置決めされている。この検出装置20では、プリ
ントヘッド30内のインクが無くなると、厳密には多少
のタイムラグはあるが、全てのノズルからインクが一斉
に吐出されなくなるので、光路を横切るインク滴32が
無くなる。すると、受光部22で受光される受光量が変
化し(増え)、その変化を検知することで、インクの不
吐出、即ちインクの有無が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の検出装置20では、インク滴32は光路に比べて非
常に小さいため検知し難い。又、光軸Pの方向とノズル
列31の方向が平行であるため、検出装置20の横幅、
即ち投光部21と受光部22との間隔d2 を広くする必
要がある。これらの理由により、次のような問題点〜
がある。 ほぼ平行な光を発する投光素子を用いないと、S/N
が低下する。 S/N低下分を補うためには、インクの吐出量を増や
さねばならず、インクの消費が激しい。 投光部21と受光部22との間隔d2 が大きいため、
光出力の高い投光素子が必要である。 投光部21と受光部22との間隔d2 が大きいため、
検出装置の外形が大型化する。
【0005】この発明は、そのような問題点〜に着
目してなされたもので、少ないインク吐出量でも高いS
/Nを確保すること、低い光出力の投光素子でも高い検
知能力が得られること、低コスト化、小型化等を実現す
る検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の検出装置は、並列(列状に配
置)するノズルから吐出物が吐出しているか否かを検出
する検出装置であって、投光部と、この投光部から間隔
を置いて配置され、投光部からの光を受光する受光部と
を備えた光式センサを、投光部と受光部を結ぶ光軸方向
が前記ノズルの並列方向(列状の配置方向)と垂直にな
ると共に、少なくとも1つのノズルからの吐出物が光路
を横切るように配置したことを特徴とする。
【0007】この検出装置では、例えばインクジェット
式プリントヘッドに適用する場合、プリントヘッドに対
して検出装置を図1のように配置するので、即ち少なく
とも1つのノズルからのインク(吐出物)が投光部と受
光部との間の光路を横切ればよいので、投光部と受光部
との間隔が小さくなり、少ないインク吐出量でも高いS
/Nが得られ、投光素子の光出力が低くても検知能力が
高く、低コスト化・小型化を達成できる。
【0008】又、インクジェット式プリントヘッドに適
用する場合、上記請求項1の構成に加えて、プリントヘ
ッドが光軸方向に移動可能であり、プリントヘッドを移
動させることにより、光路を横切るインク滴と受光部と
の間隔を変えるようにすること(請求項2)により、イ
ンク滴と受光部との間隔を小さくすることで、S/Nを
より一層向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。一実施形態に係る検出装置をインクジェ
ット式プリントヘッドの前面に配置した状態の概略外観
斜視図を図1に示す。インクジェット式プリントヘッド
30は、図4に示すものと同様であり、前面に多数のノ
ズルが並列(列状に配置)されたノズル列31を有し、
各ノズルからインク滴(吐出物)32が前方に吐出され
る。図1では、9本のノズルしか示されていないが、実
際には数十μmの間隔で数十本から数百本のノズル(例
えば70μmの間隔で64〜128本のノズルの場合
や、35μmの間隔で300本強のノズルの場合があ
る)が設けられている。
【0010】プリントヘッド30の前面に配置された検
出装置10は、投光素子11a(図2参照)を有する投
光部11と、投光部11からの光を受光する受光素子1
2a(図2参照)を有する受光部12と、投光部11及
び受光部12を一体化する樹脂モールド部13とを備
え、樹脂モールド部13からは、投光部11及び受光部
12にそれぞれ対応する一対のリード14,15が突出
している。なお、投光部11と受光部12をプリント基
板に実装するときには、リード14,15を突出させる
代わりに、プリント基板の端部を樹脂モールド部13か
ら突出させ、そのプリント基板端部の銅箔パターンを電
気接続することもある。
【0011】この検出装置10は、投光部11と受光部
12とを結ぶ光軸Pの方向がプリントヘッド30のノズ
ル列31の方向と垂直となると共に、少なくとも1つの
ノズルからのインク滴32が光路を横切るように、プリ
ントヘッド30の前面に位置決めされている。このよう
に構成した検出装置10では、ノズルからインクが吐出
されているときは、投光部11から受光部12に進む光
がインク滴32により遮られるので、多少の変動はあっ
ても受光部12での受光量が少ない。しかしながら、プ
リントヘッド30内のインクが無くなると、多少のタイ
ムラグはあるが、全てのノズルがインクを一斉に吐出し
なくなるため、インク滴32が光路を横切らなくなり、
受光部12での受光量が変化し(増え)、その変化を検
知することでインクの有無を検出できる。
【0012】なお、インク滴32の検出のS/Nをより
向上させるために、厳密には多少のタイムラグ(無視で
きるレベル)はあるが、インクの有無を検出する際に複
数のノズルからインク滴32を一斉に吐出させてもよ
い。インク滴32の複数吐出により、投光部11から受
光部12に至る光の透過率等が下がるので、S/Nが向
上する。
【0013】この構成により、図4の従来の検出装置2
0と比較すれば明らかなように、全てのインク滴32が
光路を横切る必要がないため、投光部11と受光部12
との間隔d1 が大幅に小さくなり、検出装置10を相当
小型化できる。又、間隔d1が小さくなるため、低出力
の投光素子でも良く、光学系を簡素化でき、低コスト化
を図れる。更に、間隔d1 が小さくなり、インク滴32
と受光部12との距離が短くなるので、インク滴32に
よる回折現象の影響を受け難く、S/Nが向上する。こ
の結果、安定検出が可能となり、少ないインク吐出量で
も検出可能となることから、インクの消費量を抑えるこ
とができる。
【0014】検出装置10とプリントヘッド30の位置
関係は、図2に示すようになっている。ここでは、プリ
ントヘッド30のノズル列31(インク滴32)が光軸
Pの中点(発光素子11aと受光素子12aとの間の光
路の中点)に位置している。つまり、受光素子12aと
インク滴32との間隔h1 は、光路の半分の長さであ
る。ここで、S/Nをより一層向上させるには、受光素
子12aとインク滴32を近付けることが有効である。
それには、プリントヘッド30を組み込んだプリンタ等
に予め設けられているヘッド移動機構を用い、プリント
ヘッド30を光軸Pの方向(矢印方向)に移動させれば
よい。図3において、プリントヘッド30を矢印方向に
移動させ、受光素子12aとインク滴32との間隔h2
を間隔h1より小さく微調整することで、S/Nが更に
向上する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の検出装置
によれば、投光部と受光部を結ぶ光軸方向がノズルの並
列方向(列状の配置方向)と垂直になると共に、少なく
とも1つのノズルからの吐出物が光路を横切るように配
置されているので、この検出装置をインクジェット式プ
リントヘッドに適用した場合、インク滴と受光部との間
隔が小さくなり、インク滴による回折現象等が起き難
く、S/Nが向上する。
【0016】それにより、光学系及び処理回路の簡素化
等を行っても、従来と同等の性能を得ることができるこ
と、並びに投光部と受光部との間隔が小さくなり、光出
力の高い投光素子を使う必要もなくなることから、低コ
スト化を図れる。又、少ないインク吐出量でも検知可能
であることから、インクの消費量を抑えることができ
る。更に、外形を小型化することができ、プリンタ等の
機構設計が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る検出装置をプリントヘッドの
前面に配置した状態の概略外観斜視図である。
【図2】図1の検出装置とプリントヘッドとの位置関係
を示す概略正面図である。
【図3】図1の検出装置とプリントヘッドとの別の位置
関係を示す概略正面図である。
【図4】従来例に係る検出装置をプリントヘッドの前面
に配置した状態の概略外観斜視図である。
【符号の説明】
10 検出装置 11 投光部 11a 投光素子 12 受光部 12a 受光素子 30 プリントヘッド 31 ノズル列 32 インク滴(吐出物) P 光軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列(列状に配置)するノズルから吐出物
    が吐出しているか否かを検出する検出装置であって、 投光部と、この投光部から間隔を置いて配置され、投光
    部からの光を受光する受光部とを備えた光式センサを、
    投光部と受光部を結ぶ光軸方向が前記ノズルの並列方向
    (列状の配置方向)と垂直になると共に、少なくとも1
    つのノズルからの吐出物が光路を横切るように配置した
    ことを特徴とする検出装置。
  2. 【請求項2】前記吐出物はインクであり、前記ノズルは
    インクジェット式プリントヘッドに備えられており、こ
    のプリントヘッドは光軸方向に移動可能であり、プリン
    トヘッドを移動させることにより、光路を横切るインク
    滴と受光部との間隔を変えるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の検出装置。
JP9096843A 1997-04-15 1997-04-15 検出装置 Pending JPH10286963A (ja)

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JP9096843A JPH10286963A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 検出装置

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JP9096843A JPH10286963A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 検出装置

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JPH10286963A true JPH10286963A (ja) 1998-10-27

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ID=14175802

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JP9096843A Pending JPH10286963A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 検出装置

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JP (1) JPH10286963A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000038927A1 (fr) * 1998-12-25 2000-07-06 Seiko Epson Corporation Procede d'impression et appareil d'impression pour inspecter des points manquants, et support d'impression pour imprimer ce programme d'inspection
US6478400B1 (en) 1998-12-25 2002-11-12 Seiko Epson Corporation Printing method and printer that effect dot dropout inspection and recording medium prerecorded with program therefore
US7185966B2 (en) 2002-10-28 2007-03-06 Seiko Epson Corporation Detection apparatus and detecting method, droplet discharge apparatus and droplet discharge method, device and electronic equipment
JP2010005917A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Ricoh Elemex Corp インクジェット式記録装置

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