JPH10286240A - 危険防止トイレ - Google Patents

危険防止トイレ

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Publication number
JPH10286240A
JPH10286240A JP9752097A JP9752097A JPH10286240A JP H10286240 A JPH10286240 A JP H10286240A JP 9752097 A JP9752097 A JP 9752097A JP 9752097 A JP9752097 A JP 9752097A JP H10286240 A JPH10286240 A JP H10286240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
value
pressure value
heart rate
toilet
Prior art date
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Pending
Application number
JP9752097A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichiro Matsumoto
修一郎 松本
Atsushi Uetake
篤志 植竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH10286240A publication Critical patent/JPH10286240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用便時、体調に異常事態を防ぐことができる
危険防止トイレを提供することを目的とする。 【解決手段】 用便者の心拍数と血圧値とを求める血圧
値センサ−2と、この血圧値センサ−2からの信号を処
理してDP値を求めると同時に、心拍数、血圧値、DP
値と、予め入力された心拍数、血圧値、DP値の正常範
囲とを比較して、異常と判断する処理部3と、この心拍
数と血圧値とDP値とを表示する表示部4と、心拍数、
血圧値、DP値の少なくともいずれか一つが異常になる
と警報する警報装置5とからなることを特徴とする危険
防止トイレ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用便時の人体の生
理的状態を望ましい状況に維持させる危険防止トイレに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、用便、特に大便の時、用便者
が気張る行為によって、心拍数や血圧値等が過度に上昇
して、心機能に負担がかかることがある。特に、心機能
が弱っている用便者にとっては、気張ることによって、
心機能にかなりの負担がかかり、そのため、心筋梗塞や
脳出血等の症状が起る場合がある。
【0003】従来、かかることを防止するものとして
は、用便時の尿デ−タと血圧値と心拍数を検出して、そ
の結果を表示パネルに表示する特開昭63−18405
8号公報に記載されているユニットトイレが知られてい
る。このユニットトイレは、便器と洗面器具等を一室内
に組込んだユニットトイレにおいて、このユニットトイ
レには少なくとも尿デ−タの検出手段と、血圧値と心拍
数の検出手段と、これら検出手段によって検出した表示
パネルに表示するだけのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のユニ
ットトイレでは、用便時の尿デ−タと血圧値と心拍数の
測定値を表示パネルに表示するだけであるが、血圧値と
心拍数だけでは、心機能の負担を正確に把握することが
できないという問題がある。更に、表示パネルへの表示
だけの場合は、視覚だけに頼るため、用便者自身が見落
としたりして、血圧値と心拍数が異常に上昇しているの
に気づかないことがあり、心機能に負担がかかる状態が
続き、心筋梗塞や脳出血等の症状が起るという問題があ
り、視覚による手段に加えて、聴覚による手段で知らせ
ることも必要である。そこで、本発明は、上記の問題を
解決するためになされたものであって、用便時、体調に
異常事態を防ぐことができる危険防止トイレを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためになされたものであって、用便者の心拍数
と血圧値とを求める血圧値センサ−と、この血圧値セン
サ−からの信号を処理してDP値を求めると同時に、心
拍数、血圧値、DP値と、予め入力された心拍数、血圧
値、DP値の正常範囲とを比較して、異常と判断する処
理部と、この心拍数と血圧値とDP値とを表示する表示
部と、心拍数、血圧値、DP値の少なくともいずれか一
つが異常になると警報する警報装置とからなるものであ
る。
【0006】ここでいうDP値とは、心拍数と収縮期の
血圧の積で表されるもので、心拍数や血圧の異常を表す
数値として、このDP値で心臓への負担による危険度を
チェックするのに一般に用いられる。このDP値は、1
2000を基準値とし、12000を超えると危険な状
態としている。
【0007】心拍数と血圧を計る血圧値センサ−は、カ
フと読取装置からなり、計測する時は、指先にカフを装
着して、読取装置で心拍数と血圧値を読み取り、心拍数
と血圧値を表示部に表示するようになされている。又、
処理部では、血圧値センサ−からの信号を処理してDP
値を求め、DP値を表示部に表示すると同時に、、心拍
数、血圧値、DP値と、予め入力された心拍数、血圧
値、DP値の正常範囲とを比較して、異常と判断するよ
うになされている。又、表示部では、血圧値センサ−か
らの心拍数と血圧値を表示部に表示すると同時に、処理
部で得られたDP値を表示部に表示する。又、警報装置
では、心拍数、血圧値、DP値の少なくともいずれかの
異常状態を、処理部から連絡を受けると、警報ランプが
点滅すると同時にアラ−ムが鳴るようになされている。
【0008】又、本発明は、用便時、用便者の状態を連
続的にチェックするため、血圧値センサ−で心拍数と血
圧値とを連続的にはかるようになされている。
【0009】(作用)本発明の危険防止トイレでは、血
圧値センサ−と、処理部と、表示部とからなっているか
ら、用便時、血圧値センサ−で用便者の心拍数、血圧値
を測定、読取を行い、処理部で血圧値センサ−からの信
号を処理してDP値を求めると同時に、心拍数、血圧
値、DP値と、予め入力された心拍数、血圧値、DP値
の正常範囲とを比較して、異常と判断し、表示部で心拍
数と血圧値とDP値とを表示することにより、従来測定
されなかったDP値も、常に、測定しており、心機能の
負担変化を、心拍数や血圧値だけの上昇からチェックだ
けでなく、DP値の上昇からも心機能の負担変化をチェ
ックすることができ、正確に心機能の負担を把握でき
る。
【0010】又、本発明の危険防止トイレでは、警報装
置が設けられているから、警報装置では、処理部から心
拍数、血圧値、DP値の少なくともいずれか一つが異常
状態の連絡を受け、警報ランプが点滅すると同時にアラ
−ムが鳴るようになされており、表示部での警報ランプ
が点滅のように視覚だけに頼り、異常に気づかなくと
も、警報ランプが点滅と同時に、アラ−ムが作動し、警
報が鳴り、聴覚による手段で異常を知らせることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて詳
述する。図1は、本発明の一実施例であって、危険防止
トイレの便器近傍の壁面に計測部、処理部、表示部、警
報装置が取り付けられた状態を示す説明図である。図1
において、1は危険防止トイレであって、この危険防止
トイレ1は、血圧値センサ−2と、処理部3と、表示部
4と、警報装置5と、便器6とからなっている。
【0012】血圧値センサ−2は、用便者の心拍数と血
圧値とを求めるもので、カフ21と読取装置22とから
なり、便器6の前部近傍の壁面に取り付けられている。
指先にカフ21を装着して、読取装置22で血圧値と心
拍数を読み取り、表示盤41に表示すると同時に処理部
3に連絡する。
【0013】処理部3は、血圧値センサ−2からの信号
を処理してDP値を求めると同時に、心拍数、血圧値、
DP値と、予め入力された心拍数、血圧値、DP値の正
常範囲とを比較して、異常と判断するもので、カフ21
に取り付けられた心拍数と血圧値センサ−からの信号を
処理してDP値を求める機能と、このDP値を表示部4
に表示する機能と、心拍数、血圧値、DP値の少なくと
もいずれかの異常状態を検知する機能を有しているもの
である。
【0014】この処理部3の異常状態を検知する機能で
は、計測部2から連絡された心拍数と血圧値と、処理部
3内の別の機能から連絡されたDP値と、予め設定して
いた用便者にとって高負担となる心拍数と血圧値とDP
値とを絶えず比較し、チェックしていて、心拍数と血圧
値とDP値の内、いずれか一つのパラメタ−が高負担と
なる値となると、例えば、DP値が12000を超える
と、警報装置5に警報の指示を発する。
【0015】警報装置5は、心拍数、血圧値、DP値の
少なくともいずれか一つが異常になると警報するもの
で、心機能の負担になっていることを知らせる点滅式警
報ランプ51とアラ−ム52とからなっている。この警
報装置5では、処理部3の異常状態を検知する機能から
の連絡で、用便者の心機能の高負担になっていることを
知らせる警報ランプ51が点滅すると同時に、アラ−ム
52がブザ−が鳴るようになされている。
【0016】次に、上記の本発明の一実施例の危険防止
トイレ1とその制御方法について説明しながら、作用に
ついて説明する。危険防止トイレ1で便座に座り、指先
にカフ21を装着して、用便する。すると、カフ21か
らの血圧値と心拍数の信号を読取装置22で読み取り、
表示部4に表示すると同時に処理部3に連絡する。
【0017】次に、処理部3の異常状態を検知する機能
で、血圧値センサ−2から連絡された心拍数と血圧値
と、処理部3内の別の機能から連絡されたDP値と、予
め設定していた用便者にとって高負担となる心拍数と血
圧値とDP値とを絶えず比較している。そして、心拍数
と血圧値とDP値を超えると(例えば、心拍数と血圧値
が平常時より約30%上昇したり。。。角谷さんこの数
値要チェック。。。、DP値が12000を超える)、
警報装置5に警報の指示を発する。
【0018】すると、警報装置5では、処理部3の異常
状態を検知する機能からの連絡で、用便者の心機能の高
負担になっていることを知らせる警報ランプ51が点滅
すると同時に、アラ−ム52がブザ−が鳴るようになさ
れている。
【0019】このようにすると、危険防止トイレ1で
は、血圧値センサ−2と、処理部3と、表示部4とから
なっているから、用便時、血圧値センサ−2で用便者の
心拍数、血圧値を測定、読取を行い、処理部3で血圧値
センサ−2からの信号を処理してDP値を求めると同時
に、心拍数、血圧値、DP値と、予め入力された心拍
数、血圧値、DP値の正常範囲とを比較して、異常と判
断し、表示部4で心拍数と血圧値とDP値とを表示する
ことにより、従来測定されなかったDP値も、常に、測
定しており、心機能の負担変化を、心拍数や血圧値だけ
の上昇からチェックだけでなく、DP値の上昇からも心
機能の負担変化をチェックすることができ、正確に心機
能の負担を把握できる。
【0020】又、危険防止トイレ1では、警報装置5が
設けられているから、警報装置5では、処理部3から心
拍数、血圧値、DP値の少なくともいずれか一つが異常
状態の連絡を受け、警報ランプ51が点滅すると同時に
アラ−ム52が鳴るようになされており、表示部4での
警報ランプ51が点滅のように視覚だけに頼り、異常に
気づかなくとも、警報ランプ51が点滅と同時に、アラ
−ム52が作動し、警報が鳴り、聴覚による手段で異常
を知らせることができる。従って、用便者が、用便時、
気張る行為によっても、心拍数や血圧値等が過度な上昇
をふせぎ、心機能に負担がかかるようなことはなく、体
調の異常事態を防ぐことができ、安心して用便ができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の危険
防止トイレでは、血圧値センサ−と、処理部と、表示部
とからなっているから、用便時、血圧値センサ−で用便
者の心拍数、血圧値を測定、読取を行い、処理部で血圧
値センサ−からの信号を処理してDP値を求めると同時
に、心拍数、血圧値、DP値と、予め入力された心拍
数、血圧値、DP値の正常範囲とを比較して、異常と判
断し、表示部で心拍数と血圧値とDP値とを表示するこ
とにより、従来測定されなかったDP値も、常に、測定
しており、心機能の負担変化を、心拍数や血圧値だけの
上昇からチェックだけでなく、DP値の上昇からも心機
能の負担変化をチェックすることができ、正確に心機能
の負担を把握できる。
【0022】又、本発明の危険防止トイレでは、警報装
置が設けられているから、警報装置では、処理部から心
拍数、血圧値、DP値の少なくともいずれか一つが異常
状態の連絡を受け、警報ランプが点滅すると同時にアラ
−ムが鳴るようになされており、表示部での警報ランプ
が点滅のように視覚だけに頼り、異常に気づかなくと
も、警報ランプが点滅と同時に、アラ−ムが作動し、警
報が鳴り、聴覚による手段で異常を知らせることができ
る。従って、用便者が、用便時、気張る行為によって
も、心拍数や血圧値等が過度な上昇をふせぎ、心機能に
負担がかかるようなことはなく、体調の異常事態を防ぐ
ことができ、安心して用便ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、本発明の一実施例
であって、危険防止トイレの便器近傍の壁面に計測部、
処理部、表示部、警報装置が取り付けられた状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 危険防止トイレ 2 血圧値センサ− 21 カフ 22 読取装置 3 処理部 4 表示部 5 警報装置 51 警報ランプ 52 アラ−ム 6 便器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用便者の心拍数と血圧値とを求める血圧
    値センサ−と、 この血圧値センサ−からの信号を処理してDP値を求め
    ると同時に、心拍数、血圧値、DP値と、予め入力され
    た心拍数、血圧値、DP値の正常範囲とを比較して、異
    常と判断する処理部と、 この心拍数と血圧値とDP値とを表示する表示部と、 心拍数、血圧値、DP値の少なくともいずれか一つが異
    常になると警報する警報装置と、 からなることを特徴とする危険防止トイレ。
JP9752097A 1997-04-15 1997-04-15 危険防止トイレ Pending JPH10286240A (ja)

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JP9752097A JPH10286240A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 危険防止トイレ

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JP9752097A JPH10286240A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 危険防止トイレ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103871199A (zh) * 2014-03-12 2014-06-18 佛山市新明珠卫浴有限公司 一种非接触式测定脉搏心率以及远程报警的电子坐便器
CN106939631A (zh) * 2017-03-24 2017-07-11 中山市美图塑料工业有限公司 一种心电导联智能马桶控制系统及其控制方法

Cited By (3)

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CN103871199B (zh) * 2014-03-12 2016-10-05 佛山市新明珠卫浴有限公司 一种非接触式测定脉搏心率以及远程报警的电子坐便器
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