JPH10286079A - 薬草ハーブと不飽和脂肪酸d.h.a(ドコサヘキ サエン酸)を混入した海産物海苔 - Google Patents

薬草ハーブと不飽和脂肪酸d.h.a(ドコサヘキ サエン酸)を混入した海産物海苔

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JPH10286079A
JPH10286079A JP9132743A JP13274397A JPH10286079A JP H10286079 A JPH10286079 A JP H10286079A JP 9132743 A JP9132743 A JP 9132743A JP 13274397 A JP13274397 A JP 13274397A JP H10286079 A JPH10286079 A JP H10286079A
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laver
medicinal herb
seaweed
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marine product
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Yasumasa Morita
靖正 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来海苔など海産食品には栄養とカロリーが主
に考慮されていたが薬用効果はあまり主眼とされていな
かった。 【解決手段】本発明は薬草アロエ、クロレラ、ローズマ
ーリー、ラベンダー他の薬草エキス又は魚油より精製さ
れたD.H.A(ドコサヘキサエン酸)等を海苔製造課
程で混入することにより薬用効果は勿論堆肥として使用
すると植物の生長促進剤にもなるし、また頭脳食品とし
て今後期待されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海産淡水産の藻類を原料
として製した海苔に関し人体の健康面を考え、薬草の薬
効機能を図った水産加工食品海苔に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】海苔は紅藻植物ウシケノリ
科のアサクサノリやスサビノリの類を養殖し板状に乾燥
させたものであるが他の近縁種(アマノリ属類)が混入
することも多い。板海苔、焼き海苔、味付け海苔、佃煮
などにして、市販されているが、主成分は糖質と蛋白質
で各々40%近くを占めているが消化率が低いのでカロ
リー源とし、この栄養価は期待できず、又薬用効果もあ
まり無いという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のものと
は異なり単に栄養面だけでなく健康にも良い薬草、例え
ばアロエ、クロレラ、ローズマーリ、ラベンダー等のエ
キスまたはD.H.A等を海産物に単体または組合せ混
入した海苔を提供しようとするものである。
【0004】
【問題点を解決しようとするための手段】薬草アロエは
昔から「医者いらず」と呼ばれているようにやけど、虫
刺れ切傷等の外傷のほか胃腸障害や便秘等更に近時には
胃癌、大腸癌の予防にも効果があるといわれて古くから
愛用され、日本人の暮らしの中にしっかりと根をおろし
た民間薬である。また海苔は昔から日本人の食生活には
欠かせない食品の一つであるから両者を一体にしたもの
は薬用機能食品として極めて好ましい。又クロレラは太
陽エネルギーの利用効果が作物に比べて数十倍も高いこ
から人類の未来の食料と考えられとくに人体にとって特
殊な生理作用をもつCGF(クロレラ生理活性物質)が
含まれていることが知られており、胃潰瘍、便秘、高血
圧等に有効でアロエと同様薬用、藻植物で極めて有益で
あるし、薬草ハーブ、ローズマーリーは地中海沿岸地方
が原産地で精神安定作用のある精油、酢酸、ボルネオー
ル・リナロール等を含み芳香剤としても極めて有用であ
るにもかかわらずアロエやローズマーリ等を混入した海
苔は市場に出廻っていなかった。本発明は上述した点に
鑑みてなされたもので、海苔として風味を損なう事な
く、健康及び頭脳にも良い海産物食品、海苔を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例をについて説明する。
本発明は上記の目的を達成するための海苔の原材料物紅
藻植物ウシケノリ科のアサクサノリの苔状の藻類養殖場
で摘み取られた海苔の原草を「板ノリ」にする時、摘み
取ったノリにアロエ、クロレラ、D.H.A(ドコサヘ
キサエン酸)等のエキスを単体又は組合わせて混入する
ことを特徴として構成されている。
【実施例】〔1〕 薬草エキス入り海苔を作る場合製品の干しノリはまず摘
み取ったノリを笊に入れて水切り後、生ノリ切断機で細
かく切断する。その時適量の水とアロエエキス.D.
H.Aのエキス、他の薬草のエキス等を混ぜノリ抄機で
抄き乾燥させる。乾燥は古くから天日乾燥も一部行われ
ているが近年はほとんど室内乾燥機に変わっている抄い
たノリがついている。簀を重ねて脱水機にかけ水分を減
じて摂氏37度前後の乾燥室に入れ約4時間で乾燥させ
乾燥後10枚ずつ1貼に結束して製品となる。又他のア
ロエエキスの混入させる手段としては乾燥後アロエエキ
スの噴霧等を挙げることが出来る。 また必要に応じて生海苔の佃煮、ふりかけ海苔、昆布、
ヨーグルト、釣りの餌などに応用使用することが出来
る。本発明の海産物海苔製品は上記の様な薬草のエキス
やD.H.A(ドコサヘキサエン酸)を含浸させている
ことにより食することによって、胃腸障害、便秘等に効
果があり体内で消化吸収が良く、機能性海産加工食品と
して医食同源頭脳食品にもなる。
【0006】魚肉に含まれているD.H.A(ドコサヘ
キサエン酸)について説明する。D.H.A(ドコサヘ
キサエン酸)とは人間にとって欠かすことが出来ない必
須脂肪酸の一つそして高度不飽和脂肪酸でもある。高度
不飽和脂肪酸は血栓中にコレステロールを減らし血栓を
作りにくくする作用があることは周知の事実で牛や豚の
脂肪とはこれと違う。飽和脂肪酸でD.H.Aは魚の油
に豊富に含まれているもので脳の記憶、学習中枢の抗生
物質出もある。D.H.Aを含む物質は水産物だけでと
くに鮪、鰤、鰯などに多く含まれている。近年魚肉を主
体とした水産物の摂取が人類の脳の進化に中心的役割を
果たしD.H.Aなどの脂肪酸は脳の発達、大きさに影
響し知能指数は食習慣に関係するのではないかと指摘さ
れている。従って水産加工食品を食べることによって老
人の痴呆症の予防、治療や乳幼児の知能の発達を促すな
ど特に母親の母乳にD.H.Aが含まれる様に母親が食
すると良い。
【0007】
【本願発明品の効果】〔1〕 本発明品は海産物海苔加工食品に薬用効果を有する薬用
植物、薬草のエキスを混合させるか又は該薬草より製し
た薬液を海苔自体に混入又は含浸してあるので海苔を食
した時海苔本来の作用に加えて、薬用物質を水蒸気と混
じて吸入することにより咽喉等治療する場合と同じよう
に海苔等により薬用物質が体内に運ばれてその海苔加工
食品を人間が食すると薬用効果が得られ健康にとっても
有益で日常生活食事で薬事治療を行うことも出来るとい
う効果を奏する。またその製造においても単に薬草や
D.H.Aを混合又は液体として含浸すればよいので廉
価に薬用効果を有する海産加工機能食品海苔を得ること
が出来る。
【0008】
【本願発明品の効果】〔2〕 従来海苔製造課程中において養殖場で摘み取られたノリ
の原草に粘りと腐敗の問題があった従来は海苔の病害の
誘発、品質低下の要因となり赤ダレ病などである。アロ
エのゲルが増粘剤となり、アロエの成分アロエシンアロ
イン、アロエ、エモジン等の殺菌作用で雑菌の繁殖を制
御して酸処理剤の代わりとなり珪藻、赤ダレ病の防除に
役立つことが判明した。そして賞味期間が長くなる効果
も出るし、食中毒も予防でき衛生上有用である。次に本
発明品を動物、牛、豚、犬に食べさせたところ人間と同
じく健康に良く薬事効果があり、乳牛は乳が良く出て、
豚は肉が良質になり、犬は毛並みに光沢が出た。これは
薬草と海草ノリの相乗作用によるもので勿論動物の便秘
胃腸障害に良い効果があり従って人間にも動物にも健康
に良い海苔食品になるしまたD.H.A(ドコサヘキサ
エン酸)が薬草と相乗効果を出して頭脳の健康と肉体の
健康とに効果をだすことは言うまでもない。養殖魚の餌
に使用することにより頭脳の良くなる素ともいえるD.
H.Aを多く含んだ海苔を養殖魚はたくさん食べること
により天然魚よりD.HAの割合が多くなるのです。魚
の釣り餌に使用したところ、グレ(メジナ)や黒鯛の釣
りの成果が非常に良くなった。海苔とアロエや他の薬草
ローズマリー又はD.H.Aなどが相乗効果を生じて水
中で魚集効果が出る為で特に魚類は香に敏感である。こ
のような技術を応用して今後は種々な食材に利用して麺
類(そば、うどん、中華麺)調味料等が期待される。本
願発明品をまた堆肥に使用したところ土壌を浄化し植物
自身の活力を高めることによってその生長を促進すると
共に病害虫に対する抵抗性を増大させる作用があること
を発見した。これは魚油より精製したD.H.Aやアロ
エの成分、アロエ、エモジン、アロイン等で植物細胞が
活性化される結果細胞分裂が旺盛となって根毛が増加し
根の吸収力が活発化すると同時に葉緑素も増加して同化
作用も活発化するので全体として成長が早まると共に植
物体の病原微生物に対する抵抗力が増大し一方では自然
治癒力も増強されるので植物は病気になりにくくなると
同時に衰弱状態から急速に回復する。植物生長調整の効
果もあるし、特別の場合を除き化学合成農薬を使用する
必要が無いので農業公害を発生させないなど農業技術の
改善及び人々の健康促進上有益な効果がもたらされる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 海産.淡水産の藻類を原料として製した海苔に薬草ハー
    ブのアロエ、クロレラ、ローズマリー、ラベンダー若し
    くは魚油により精製したD.H.A(ドコサヘキサエン
    酸)のエキスを単体又は組合わせて混入させて成ること
    を特徴とする海産物海苔
JP9132743A 1997-04-16 1997-04-16 薬草ハーブと不飽和脂肪酸d.h.a(ドコサヘキ サエン酸)を混入した海産物海苔 Pending JPH10286079A (ja)

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