JPH10285916A - 多出力型スイッチング電源装置 - Google Patents
多出力型スイッチング電源装置Info
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- JPH10285916A JPH10285916A JP9094596A JP9459697A JPH10285916A JP H10285916 A JPH10285916 A JP H10285916A JP 9094596 A JP9094596 A JP 9094596A JP 9459697 A JP9459697 A JP 9459697A JP H10285916 A JPH10285916 A JP H10285916A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定度の高い複数の出力電圧が得られる多出
力型のスイッチング電源回路を得る。 【解決手段】 トランスTの1次巻線N1とスイッチン
グトランジスタQ1の接続点とアースとの間に直流阻止
コンデンサC3と転流ダイオードD1との直列回路を接
続し、直流阻止コンデンサC3と転流ダイオードD1と
の接続点に得られる交流電圧を整流素子としてのトラン
ジスタQ2と平滑コンデンサC2により整流平滑する第
1出力チャンネルCH1を設ける。また、トランスTの
2次巻線N2に現れる電圧を整流平滑する第2出力チャ
ンネルCH2、さらには1次巻線N1のタップより導出
される電圧を整流平滑する第3出力チャンネルCH3を
設ける。第1出力チャンネルCH1の出力電圧VO1を制
御回路5にフィードバックし、スイッチングトランジス
タQ1のオンデューティを制御する。
力型のスイッチング電源回路を得る。 【解決手段】 トランスTの1次巻線N1とスイッチン
グトランジスタQ1の接続点とアースとの間に直流阻止
コンデンサC3と転流ダイオードD1との直列回路を接
続し、直流阻止コンデンサC3と転流ダイオードD1と
の接続点に得られる交流電圧を整流素子としてのトラン
ジスタQ2と平滑コンデンサC2により整流平滑する第
1出力チャンネルCH1を設ける。また、トランスTの
2次巻線N2に現れる電圧を整流平滑する第2出力チャ
ンネルCH2、さらには1次巻線N1のタップより導出
される電圧を整流平滑する第3出力チャンネルCH3を
設ける。第1出力チャンネルCH1の出力電圧VO1を制
御回路5にフィードバックし、スイッチングトランジス
タQ1のオンデューティを制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流素子にトラン
ジスタを使用して電力変換効率を向上させた多出力型の
スイッチング電源装置に関する。
ジスタを使用して電力変換効率を向上させた多出力型の
スイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源装置の電力変換効率を
向上する手段として、その回路に設けられる整流素子
に、ダイオードに代えてトランジスタを使用することが
ある。トランジスタを整流素子として使用する場合、そ
のトランジスタには回路中のスイッチング素子の動作に
同期してオン、オフ動作を行わせる(同期整流方式)必
要が有り、その同期動作のための回路が数多く提案され
ている。このようなトランジスタを整流素子として使用
した同期整流方式のスイッチング電源装置の一例とし
て、本発明者は特願平5−307520号において、図
2に示すような回路構成を有するスイッチング電源装置
を提案した。
向上する手段として、その回路に設けられる整流素子
に、ダイオードに代えてトランジスタを使用することが
ある。トランジスタを整流素子として使用する場合、そ
のトランジスタには回路中のスイッチング素子の動作に
同期してオン、オフ動作を行わせる(同期整流方式)必
要が有り、その同期動作のための回路が数多く提案され
ている。このようなトランジスタを整流素子として使用
した同期整流方式のスイッチング電源装置の一例とし
て、本発明者は特願平5−307520号において、図
2に示すような回路構成を有するスイッチング電源装置
を提案した。
【0003】図2に示す回路の構成と動作は以下の様に
なっていた。入力端子1はチョークコイルL1を介して
スイッチングトランジスタQ1のコレクタに接続され、
スイッチングトランジスタQ1のエミッタはアースに、
ベースは制御回路5のパルス出力端子POにそれぞれ接
続される。整流素子としてPNP型のトランジスタQ2
が使用され、そのトランジスタQ2のエミッタはチョー
クコイルL1とスイッチングトランジスタQ1の接続点
(Q1のコレクタ)へ接続され、コレクタは出力端子2
へ接続される。出力端子2とアースとの間には平滑コン
デンサC2及び電圧検出のための抵抗R1と抵抗R2の
直列回路が接続される。抵抗R1とR2の接続点は制御
回路5の電圧検出端子FBに接続され、これにより出力
電圧値に応じた信号が制御回路にフィードバックされ
る。
なっていた。入力端子1はチョークコイルL1を介して
スイッチングトランジスタQ1のコレクタに接続され、
スイッチングトランジスタQ1のエミッタはアースに、
ベースは制御回路5のパルス出力端子POにそれぞれ接
続される。整流素子としてPNP型のトランジスタQ2
が使用され、そのトランジスタQ2のエミッタはチョー
クコイルL1とスイッチングトランジスタQ1の接続点
(Q1のコレクタ)へ接続され、コレクタは出力端子2
へ接続される。出力端子2とアースとの間には平滑コン
デンサC2及び電圧検出のための抵抗R1と抵抗R2の
直列回路が接続される。抵抗R1とR2の接続点は制御
回路5の電圧検出端子FBに接続され、これにより出力
電圧値に応じた信号が制御回路にフィードバックされ
る。
【0004】そして、整流素子としてのトランジスタQ
2を駆動するために、トランジスタQ2のベースに抵抗
R5を介してNPN型の駆動用トランジスタQ3のコレ
クタが接続される。駆動用トランジスタQ3のエミッタ
はアースに接続され、ベースはコンデンサC7と抵抗R
3の直列回路を介してチョークコイルL1とトランジス
タQ2の接続点に接続される。駆動用トランジスタQ3
のベースは、さらに抵抗R4を介してアースに接続され
る。なお回路中で、C1とC8はそれぞれノイズフィル
タ用のコンデンサとスピードアップ用のコンデンサであ
り、D4はトランジスタQ2のターンオフ時におけるベ
ース領域蓄積電荷の放電経路を形成するダイオードであ
る。
2を駆動するために、トランジスタQ2のベースに抵抗
R5を介してNPN型の駆動用トランジスタQ3のコレ
クタが接続される。駆動用トランジスタQ3のエミッタ
はアースに接続され、ベースはコンデンサC7と抵抗R
3の直列回路を介してチョークコイルL1とトランジス
タQ2の接続点に接続される。駆動用トランジスタQ3
のベースは、さらに抵抗R4を介してアースに接続され
る。なお回路中で、C1とC8はそれぞれノイズフィル
タ用のコンデンサとスピードアップ用のコンデンサであ
り、D4はトランジスタQ2のターンオフ時におけるベ
ース領域蓄積電荷の放電経路を形成するダイオードであ
る。
【0005】このような回路構成とした場合、チョーク
コイルL1、スイッチングトランジスタQ1のコレク
タ、トランジスタQ2のエミッタのそれぞれを接続した
接続点の電圧は、直流的な入力電圧VINと交流的なチョ
ークコイルL1に発生した電圧を合成したものとなる。
ここで、駆動用トランジスタQ3のベースには、コンデ
ンサC7によって直流信号の通過が阻止されるため、チ
ョークコイルL1に発生した交流的な電圧による交流信
号のみが入力される。動作を簡潔に述べると、入力電圧
VINが得ようとする出力電圧VO より低い場合、駆動用
トランジスタQ3はスイッチングトランジスタQ1の動
作と相補的にオン、オフ動作を行い、トランジスタQ2
は、駆動用トランジスタQ3の動作によって駆動され、
整流動作を行う。
コイルL1、スイッチングトランジスタQ1のコレク
タ、トランジスタQ2のエミッタのそれぞれを接続した
接続点の電圧は、直流的な入力電圧VINと交流的なチョ
ークコイルL1に発生した電圧を合成したものとなる。
ここで、駆動用トランジスタQ3のベースには、コンデ
ンサC7によって直流信号の通過が阻止されるため、チ
ョークコイルL1に発生した交流的な電圧による交流信
号のみが入力される。動作を簡潔に述べると、入力電圧
VINが得ようとする出力電圧VO より低い場合、駆動用
トランジスタQ3はスイッチングトランジスタQ1の動
作と相補的にオン、オフ動作を行い、トランジスタQ2
は、駆動用トランジスタQ3の動作によって駆動され、
整流動作を行う。
【0006】反対に、入力電圧VINが得ようとする出力
電圧VO より高い場合、駆動用トランジスタQ3はスイ
ッチングトランジスタQ1のオン、オフ動作に合わせ
て、非導通(オフ)状態と非飽和領域での導通状態を繰
り返す。この駆動用トランジスタQ3のコレクタに流れ
る電流は導通状態に応じて小さくなり、その大きさはス
イッチングトランジスタQ1のオンデューティによって
ほぼ決定される。そしてトランジスタQ2はベース電流
が駆動用トランジスタQ3によって制御され、その動作
が非飽和領域で行われるようになる。その結果トランジ
スタQ2は、あたかもシリーズレギュレータに似た動作
状態となり、そのコレクタ、エミッタ間でエネルギー通
過量を制御するように作用する。
電圧VO より高い場合、駆動用トランジスタQ3はスイ
ッチングトランジスタQ1のオン、オフ動作に合わせ
て、非導通(オフ)状態と非飽和領域での導通状態を繰
り返す。この駆動用トランジスタQ3のコレクタに流れ
る電流は導通状態に応じて小さくなり、その大きさはス
イッチングトランジスタQ1のオンデューティによって
ほぼ決定される。そしてトランジスタQ2はベース電流
が駆動用トランジスタQ3によって制御され、その動作
が非飽和領域で行われるようになる。その結果トランジ
スタQ2は、あたかもシリーズレギュレータに似た動作
状態となり、そのコレクタ、エミッタ間でエネルギー通
過量を制御するように作用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す回路構成の
スイッチング電源装置は、単巻のインダクタンス部品
(チョークコイルL1)を使用しながらも昇降圧型コン
バータとして機能することを可能としたものである。こ
の図2の回路の特徴は、トランジスタQ2が、昇圧動作
時においては整流作用を担って効率向上に寄与し、降圧
動作時においてはシリーズレギュレータに類似した動作
で出力電圧の制御を行うことにある。ここで、図2の回
路において、負荷あるいは入力電圧の大きさを変えた時
のスイッチングトランジスタQ1のオン期間を見ると、
その変化の程度はトランスを使用したコンバータ回路の
スイッチング素子に比べて急激であり、殊に、昇圧動作
状態の時に比べて降圧動作状態の時におけるオン期間は
非常に小さくなる。
スイッチング電源装置は、単巻のインダクタンス部品
(チョークコイルL1)を使用しながらも昇降圧型コン
バータとして機能することを可能としたものである。こ
の図2の回路の特徴は、トランジスタQ2が、昇圧動作
時においては整流作用を担って効率向上に寄与し、降圧
動作時においてはシリーズレギュレータに類似した動作
で出力電圧の制御を行うことにある。ここで、図2の回
路において、負荷あるいは入力電圧の大きさを変えた時
のスイッチングトランジスタQ1のオン期間を見ると、
その変化の程度はトランスを使用したコンバータ回路の
スイッチング素子に比べて急激であり、殊に、昇圧動作
状態の時に比べて降圧動作状態の時におけるオン期間は
非常に小さくなる。
【0008】これは、「降圧動作状態におけるトランジ
スタQ2のエミッタには、昇圧動作状態の時とは異な
り、チョークコイルL1に発生した電圧だけでなく、出
力電圧より高い入力電圧も印加されるようになる。すな
わち、トランジスタQ2を介して入力側から出力側へ直
接、電力伝達がされ得る状態となる。すると、スイッチ
ングトランジスタQ1のオン期間を小さくすることによ
って間接的にトランジスタQ2を通過する電力を抑制
し、出力電圧が上昇するのを防止しようと制御回路5が
動作するため」に起こる現象と理解される。
スタQ2のエミッタには、昇圧動作状態の時とは異な
り、チョークコイルL1に発生した電圧だけでなく、出
力電圧より高い入力電圧も印加されるようになる。すな
わち、トランジスタQ2を介して入力側から出力側へ直
接、電力伝達がされ得る状態となる。すると、スイッチ
ングトランジスタQ1のオン期間を小さくすることによ
って間接的にトランジスタQ2を通過する電力を抑制
し、出力電圧が上昇するのを防止しようと制御回路5が
動作するため」に起こる現象と理解される。
【0009】ところで、近年の電子機器の高性能化か
ら、その機器に組み込まれる電源回路には複数の異なる
出力電圧が得られるよう要求されることが多い。しかし
図2に示す回路では、昇降圧型コンバータとして機能さ
せながら安定した複数の異なる電圧を得ることは困難で
あった。つまり、前述したようにスイッチングトランジ
スタQ1のオン期間が入力電圧、負荷の状態によって大
きく変化することから、他の定電圧制御の対象となって
ない出力チャンネルの出力電圧の変動量が大きく、その
ままでは使用に耐えられないのである。従って本発明で
は、同期整流方式を採用した高効率の昇降圧型コンバー
タとして機能し、かつ複数の安定した出力電圧を得るこ
とのできる多出力型のスイッチング電源回路を提供する
ことを目的とする。
ら、その機器に組み込まれる電源回路には複数の異なる
出力電圧が得られるよう要求されることが多い。しかし
図2に示す回路では、昇降圧型コンバータとして機能さ
せながら安定した複数の異なる電圧を得ることは困難で
あった。つまり、前述したようにスイッチングトランジ
スタQ1のオン期間が入力電圧、負荷の状態によって大
きく変化することから、他の定電圧制御の対象となって
ない出力チャンネルの出力電圧の変動量が大きく、その
ままでは使用に耐えられないのである。従って本発明で
は、同期整流方式を採用した高効率の昇降圧型コンバー
タとして機能し、かつ複数の安定した出力電圧を得るこ
とのできる多出力型のスイッチング電源回路を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の多出力型スイッ
チング電源装置は、入力端子とアース等の基準電位点と
の間にインダクタンス部品とスイッチング素子を直列に
接続し、スイッチング素子が動作した時にインダクタン
ス部品の巻線に発生する電圧から、複数の出力チャンネ
ルにそれぞれ所望の出力電圧を得るスイッチング電源装
置において、インダクタンス部品の第1の巻線とスイッ
チング素子の接続点と基準電位点との間に接続された、
直流阻止用コンデンサと転流用素子の直列回路、直流阻
止用コンデンサと転流用素子の接続点と第1の出力端子
との間に接続された、PNP型バイポーラトランジスタ
による第1の整流素子としてのトランジスタ整流素子、
トランジスタ整流素子のベースと基準電位点との間に接
続され、トランジスタ整流素子の動作を制御するNPN
型バイポーラトランジスタによる駆動用トランジスタ、
直流阻止用コンデンサと転流用素子の接続点と駆動用ト
ランジスタのベースとの間に接続され、オン、オフ制御
信号を駆動用トランジスタのベースに入力するインピー
ダンス素子、第1の出力端子と基準電位点との間に接続
された第1の平滑コンデンサを具備する第1の出力チャ
ンネルと、インダクタンス部品の第2の巻線の端子間に
接続された第2の整流素子と第2の平滑コンデンサを具
備する第2の出力チャンネルを有し、第1の出力チャン
ネルの出力電圧に応じてスイッチング素子のオンデュー
ティを制御することを特徴とする。
チング電源装置は、入力端子とアース等の基準電位点と
の間にインダクタンス部品とスイッチング素子を直列に
接続し、スイッチング素子が動作した時にインダクタン
ス部品の巻線に発生する電圧から、複数の出力チャンネ
ルにそれぞれ所望の出力電圧を得るスイッチング電源装
置において、インダクタンス部品の第1の巻線とスイッ
チング素子の接続点と基準電位点との間に接続された、
直流阻止用コンデンサと転流用素子の直列回路、直流阻
止用コンデンサと転流用素子の接続点と第1の出力端子
との間に接続された、PNP型バイポーラトランジスタ
による第1の整流素子としてのトランジスタ整流素子、
トランジスタ整流素子のベースと基準電位点との間に接
続され、トランジスタ整流素子の動作を制御するNPN
型バイポーラトランジスタによる駆動用トランジスタ、
直流阻止用コンデンサと転流用素子の接続点と駆動用ト
ランジスタのベースとの間に接続され、オン、オフ制御
信号を駆動用トランジスタのベースに入力するインピー
ダンス素子、第1の出力端子と基準電位点との間に接続
された第1の平滑コンデンサを具備する第1の出力チャ
ンネルと、インダクタンス部品の第2の巻線の端子間に
接続された第2の整流素子と第2の平滑コンデンサを具
備する第2の出力チャンネルを有し、第1の出力チャン
ネルの出力電圧に応じてスイッチング素子のオンデュー
ティを制御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による多出力型スイッチン
グ電源装置の具体的な形態としては、インダクタンス部
品の第1巻線とスイッチングトランジスタの接続点とア
ースとの間に、直流阻止用のコンデンサと転流用素子と
してのダイオードを直列に接続する。この直流阻止コン
デンサと転流ダイオードの接続点をトランジスタ整流素
子のエミッタに接続し、トランジスタ整流素子のコレク
タを第1出力端子へ接続する。トランジスタ整流素子の
ベースは抵抗を介して駆動用トランジスタのコレクタに
接続する。駆動用トランジスタのエミッタはアースに接
続し、ベースはバイアス用の抵抗を介して直流阻止コン
デンサと転流ダイオードの接続点に接続する。第1出力
端子とアースとの間には第1平滑コンデンサを接続す
る。この直流阻止コンデンサ、転流ダイオード、トラン
ジスタ整流素子、駆動用トランジスタ、抵抗(複数)及
び第1平滑コンデンサにより第1の出力チャンネルを形
成する。
グ電源装置の具体的な形態としては、インダクタンス部
品の第1巻線とスイッチングトランジスタの接続点とア
ースとの間に、直流阻止用のコンデンサと転流用素子と
してのダイオードを直列に接続する。この直流阻止コン
デンサと転流ダイオードの接続点をトランジスタ整流素
子のエミッタに接続し、トランジスタ整流素子のコレク
タを第1出力端子へ接続する。トランジスタ整流素子の
ベースは抵抗を介して駆動用トランジスタのコレクタに
接続する。駆動用トランジスタのエミッタはアースに接
続し、ベースはバイアス用の抵抗を介して直流阻止コン
デンサと転流ダイオードの接続点に接続する。第1出力
端子とアースとの間には第1平滑コンデンサを接続す
る。この直流阻止コンデンサ、転流ダイオード、トラン
ジスタ整流素子、駆動用トランジスタ、抵抗(複数)及
び第1平滑コンデンサにより第1の出力チャンネルを形
成する。
【0012】前記インダクタンス部品の第2巻線間に整
流ダイオードと第2平滑コンデンサを接続し、第2平滑
コンデンサの各端子をそれぞれ第2出力端子あるいはア
ースに接続する。この整流ダイオードと第2平滑コンデ
ンサにより第2の出力チャンネルを形成する。第1出力
端子とアースとの間に複数の抵抗の直列回路を接続し、
その抵抗同士の所定の接続点を、スイッチング素子の制
御端子に接続された制御回路の電圧検出端子に接続す
る。
流ダイオードと第2平滑コンデンサを接続し、第2平滑
コンデンサの各端子をそれぞれ第2出力端子あるいはア
ースに接続する。この整流ダイオードと第2平滑コンデ
ンサにより第2の出力チャンネルを形成する。第1出力
端子とアースとの間に複数の抵抗の直列回路を接続し、
その抵抗同士の所定の接続点を、スイッチング素子の制
御端子に接続された制御回路の電圧検出端子に接続す
る。
【0013】
【実施例】安定した複数の出力電圧を得られるようにし
た本発明による多出力型スイッチング電源装置の実施例
を図1に示した。図1に示す回路の構成及び動作は以下
の通りである。なお、図1において、図2中に示された
のと同じ機能の構成要素には同一の符号を付与してあ
る。入力端子1とアースとの間に、トランスTの1次巻
線N1とスイッチングトランジスタQ1を直列に接続
し、スイッチングトランジスタQ1のベースを制御回路
5のパルス出力端子POに接続する。また、入力端子1
とアースとの間にはフィルタとしてのコンデンサC1を
接続する。
た本発明による多出力型スイッチング電源装置の実施例
を図1に示した。図1に示す回路の構成及び動作は以下
の通りである。なお、図1において、図2中に示された
のと同じ機能の構成要素には同一の符号を付与してあ
る。入力端子1とアースとの間に、トランスTの1次巻
線N1とスイッチングトランジスタQ1を直列に接続
し、スイッチングトランジスタQ1のベースを制御回路
5のパルス出力端子POに接続する。また、入力端子1
とアースとの間にはフィルタとしてのコンデンサC1を
接続する。
【0014】1次巻線N1とスイッチングトランジスタ
Q1の接続点に直流阻止コンデンサC3の一端を接続
し、直流阻止コンデンサC3の他端を転流用のダイオー
ドD1を介してアースへ接続する。直流阻止コンデンサ
C3の前記他端にPNP型トランジスタによる整流素子
としてのトランジスタQ2のエミッタを接続し、トラン
ジスタQ2のコレクタを第1出力端子2へ接続する。ト
ランジスタQ2のベースを抵抗R5を介して駆動用トラ
ンジスタQ3のコレクタに接続する。駆動用トランジス
タQ3のエミッタはアースに接続し、ベースは抵抗R3
と抵抗R4のそれぞれの一端に接続する。抵抗R3の他
端は直流阻止コンデンサC3の前記他端へ接続し、抵抗
R4の他端はアースに接続する。第1出力端子2とアー
スの間には平滑コンデンサC2を接続する。この直流阻
止コンデンサC3、転流ダイオードD1、トランジスタ
Q2、駆動用トランジスタQ3、抵抗R3、R4、R5
及び平滑コンデンサC2により第1出力チャンネルCH
1が形成される。なお、C4はトランジスタQ2の補助
バイアス回路としてのコンデンサである。
Q1の接続点に直流阻止コンデンサC3の一端を接続
し、直流阻止コンデンサC3の他端を転流用のダイオー
ドD1を介してアースへ接続する。直流阻止コンデンサ
C3の前記他端にPNP型トランジスタによる整流素子
としてのトランジスタQ2のエミッタを接続し、トラン
ジスタQ2のコレクタを第1出力端子2へ接続する。ト
ランジスタQ2のベースを抵抗R5を介して駆動用トラ
ンジスタQ3のコレクタに接続する。駆動用トランジス
タQ3のエミッタはアースに接続し、ベースは抵抗R3
と抵抗R4のそれぞれの一端に接続する。抵抗R3の他
端は直流阻止コンデンサC3の前記他端へ接続し、抵抗
R4の他端はアースに接続する。第1出力端子2とアー
スの間には平滑コンデンサC2を接続する。この直流阻
止コンデンサC3、転流ダイオードD1、トランジスタ
Q2、駆動用トランジスタQ3、抵抗R3、R4、R5
及び平滑コンデンサC2により第1出力チャンネルCH
1が形成される。なお、C4はトランジスタQ2の補助
バイアス回路としてのコンデンサである。
【0015】トランスTの2次巻線N2の一端を整流ダ
イオードD2を介して第2出力端子3に接続し、2次巻
線N2の他端をアースに接続し、第2出力端子3とアー
スとの間に第2平滑コンデンサC5を接続する。この整
流ダイオードD2、平滑コンデンサC5により第2出力
チャンネルCH2が形成される。トランスTの1次巻線
N1の所定位置、すなわち入力端子1側の一端から巻線
部分(N11)を隔てた位置に設けられたタップを整流ダ
イオードD3を介して第3出力端子4に接続し、第3出
力端子4とアースとの間に平滑コンデンサC6を接続す
る。この整流ダイオードD3、平滑コンデンサC6によ
り第3出力チャンネルCH3が形成される。ここで、出
力電圧の制御のために、第1出力端子2とアースとの間
に抵抗R1と抵抗R2の直列回路を接続し、抵抗R1と
抵抗R2の接続点を制御回路5の出力電圧検出端子FB
へ接続する。
イオードD2を介して第2出力端子3に接続し、2次巻
線N2の他端をアースに接続し、第2出力端子3とアー
スとの間に第2平滑コンデンサC5を接続する。この整
流ダイオードD2、平滑コンデンサC5により第2出力
チャンネルCH2が形成される。トランスTの1次巻線
N1の所定位置、すなわち入力端子1側の一端から巻線
部分(N11)を隔てた位置に設けられたタップを整流ダ
イオードD3を介して第3出力端子4に接続し、第3出
力端子4とアースとの間に平滑コンデンサC6を接続す
る。この整流ダイオードD3、平滑コンデンサC6によ
り第3出力チャンネルCH3が形成される。ここで、出
力電圧の制御のために、第1出力端子2とアースとの間
に抵抗R1と抵抗R2の直列回路を接続し、抵抗R1と
抵抗R2の接続点を制御回路5の出力電圧検出端子FB
へ接続する。
【0016】以上のような構成とした回路では、先ず第
1の出力チャンネルCH1について見ると、直流阻止コ
ンデンサC3の作用により、直流電圧である入力電圧V
INの通過が阻止され、トランジスタQ2のエミッタには
1次巻線N1に発生する交流的な電圧のみが印加される
ようになる。ここで駆動用トランジスタQ3のベースに
はトランジスタQ2のエミッタと同様に1次巻線N1に
発生する交流的な電圧のみが印加され、これにより駆動
用トランジスタQ3とトランジスタQ2は、1次巻線N
1に発生した電圧に応じてオン状態あるいはオフ状態と
なる。その結果、トランジスタQ2はダイオード素子と
同様な整流動作を行い、トランジスタQ2と平滑コンデ
ンサC2の整流平滑作用により第1出力端子2に直流の
出力電圧VO1が得られることになる。
1の出力チャンネルCH1について見ると、直流阻止コ
ンデンサC3の作用により、直流電圧である入力電圧V
INの通過が阻止され、トランジスタQ2のエミッタには
1次巻線N1に発生する交流的な電圧のみが印加される
ようになる。ここで駆動用トランジスタQ3のベースに
はトランジスタQ2のエミッタと同様に1次巻線N1に
発生する交流的な電圧のみが印加され、これにより駆動
用トランジスタQ3とトランジスタQ2は、1次巻線N
1に発生した電圧に応じてオン状態あるいはオフ状態と
なる。その結果、トランジスタQ2はダイオード素子と
同様な整流動作を行い、トランジスタQ2と平滑コンデ
ンサC2の整流平滑作用により第1出力端子2に直流の
出力電圧VO1が得られることになる。
【0017】次に、第2出力チャンネルCH2について
見ると、2次巻線N2に発生した電圧が整流ダイオード
D2と平滑コンデンサC5によって整流平滑され、第2
出力端子3に直流の出力電圧VO2が得られる。ここで、
1次巻線N1と2次巻線N2との磁気的結合により、2
次巻線N2に現れる電圧は1次巻線N1に現れる電圧と
相関性の高い交流的な電圧となる。従って、第1出力端
子2に現れる出力電圧VO1と第2出力端子3に現れる出
力電圧VO2は高い相関性を示し、出力電圧VO1が安定し
ていれば出力電圧VO2も安定した値となる。
見ると、2次巻線N2に発生した電圧が整流ダイオード
D2と平滑コンデンサC5によって整流平滑され、第2
出力端子3に直流の出力電圧VO2が得られる。ここで、
1次巻線N1と2次巻線N2との磁気的結合により、2
次巻線N2に現れる電圧は1次巻線N1に現れる電圧と
相関性の高い交流的な電圧となる。従って、第1出力端
子2に現れる出力電圧VO1と第2出力端子3に現れる出
力電圧VO2は高い相関性を示し、出力電圧VO1が安定し
ていれば出力電圧VO2も安定した値となる。
【0018】さらに第3出力チャンネルCH3について
見ると、1次巻線N1の巻線部分(N11)とスイッチン
グトランジスタQ1、整流ダイオードD3及び平滑コン
デンサC6は昇圧チョッパ回路を形成している。このた
め、第3出力端子4に得られる出力電圧VO3は入力電圧
VINよりも電圧値が高くなる。先にも述べたように、第
1出力チャンネルCH1の出力電圧VO1は、実質的に1
次巻線N1に発生した交流的な電圧のみを整流平滑して
得ている。制御回路5は、この出力電圧VO1を検出して
定電圧制御を行っているため、スイッチングトランジス
タQ1のオン期間を図2に示す回路のように大きく変化
させることがなくなる。その結果、回路構成上、入力電
圧VINの変動の影響を受けるために、第1出力チャンネ
ルCH1の出力電圧VO1、第2出力チャンネルCH2の
出力電圧VO2ほどの高い安定度は得られないものの、安
定した出力電圧VO3を得ることができる。
見ると、1次巻線N1の巻線部分(N11)とスイッチン
グトランジスタQ1、整流ダイオードD3及び平滑コン
デンサC6は昇圧チョッパ回路を形成している。このた
め、第3出力端子4に得られる出力電圧VO3は入力電圧
VINよりも電圧値が高くなる。先にも述べたように、第
1出力チャンネルCH1の出力電圧VO1は、実質的に1
次巻線N1に発生した交流的な電圧のみを整流平滑して
得ている。制御回路5は、この出力電圧VO1を検出して
定電圧制御を行っているため、スイッチングトランジス
タQ1のオン期間を図2に示す回路のように大きく変化
させることがなくなる。その結果、回路構成上、入力電
圧VINの変動の影響を受けるために、第1出力チャンネ
ルCH1の出力電圧VO1、第2出力チャンネルCH2の
出力電圧VO2ほどの高い安定度は得られないものの、安
定した出力電圧VO3を得ることができる。
【0019】ここで、図1と図2の、それぞれの回路の
トランジスタQ2の動作を比較すると、図2の回路のト
ランジスタQ2は、昇圧動作時においてはオン、オフを
繰り返して整流素子として動作するが、降圧動作時にお
いてはシリーズレギュレータ的な動作を行う。このため
図2の回路は降圧動作時には効率が低下する難点が有っ
た。これに対し、図1に示す回路では、降圧動作時、昇
圧動作時に関わり無く、トランジスタQ2は1次巻線N
1に発生した交流的な電圧のみをエミッタに受け取り、
常に整流素子として動作する。従って広い範囲の入力電
圧に対して高い電力変換効率が得られるようになる。
トランジスタQ2の動作を比較すると、図2の回路のト
ランジスタQ2は、昇圧動作時においてはオン、オフを
繰り返して整流素子として動作するが、降圧動作時にお
いてはシリーズレギュレータ的な動作を行う。このため
図2の回路は降圧動作時には効率が低下する難点が有っ
た。これに対し、図1に示す回路では、降圧動作時、昇
圧動作時に関わり無く、トランジスタQ2は1次巻線N
1に発生した交流的な電圧のみをエミッタに受け取り、
常に整流素子として動作する。従って広い範囲の入力電
圧に対して高い電力変換効率が得られるようになる。
【0020】なお、図1に示す回路において、転流ダイ
オードD1をインダクタンス素子に置き換えても同様の
動作を行わせることができる。また、図1に示す回路で
は第2出力チャンネルCH2のアースを入力側回路及び
他の出力チャンネルと共通にしているが、第2出力チャ
ンネルCH2のアースを分離し、第2出力チャンネルC
H2を入力側回路及び他の出力チャンネルと絶縁しても
良い。さらに図1に示す回路において、駆動用トランジ
スタQ3の動作タイミングを調整するために、抵抗R3
に対して並列あるいは直列に容量素子を接続すること
や、駆動用トランジスタQ3のベースとアースとの間に
接続した抵抗R4を省略することが有る。言うまでもな
く、本発明の本質を損なわない程度の変形が可能であ
り、実施例に限定されるものではない。
オードD1をインダクタンス素子に置き換えても同様の
動作を行わせることができる。また、図1に示す回路で
は第2出力チャンネルCH2のアースを入力側回路及び
他の出力チャンネルと共通にしているが、第2出力チャ
ンネルCH2のアースを分離し、第2出力チャンネルC
H2を入力側回路及び他の出力チャンネルと絶縁しても
良い。さらに図1に示す回路において、駆動用トランジ
スタQ3の動作タイミングを調整するために、抵抗R3
に対して並列あるいは直列に容量素子を接続すること
や、駆動用トランジスタQ3のベースとアースとの間に
接続した抵抗R4を省略することが有る。言うまでもな
く、本発明の本質を損なわない程度の変形が可能であ
り、実施例に限定されるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の多出力型ス
イッチング電源装置は、インダクタンス部品の第1の巻
線とスイッチング素子との接続点とアースとの間に直流
阻止コンデンサと転流ダイオードの直列回路を接続し、
直流阻止コンデンサと転流ダイオードの接続点に得られ
る交流電圧をトランジスタ整流素子と平滑コンデンサに
より整流平滑する第1の出力チャンネルを設ける。ま
た、インダクタンス部品の第2の巻線に現れる電圧を整
流平滑する第2の出力チャンネル、さらには、第1の巻
線のタップより導出される電圧を整流平滑する第3の出
力チャンネルを設ける。そして、スイッチング素子のオ
ンデューティは第1出力チャンネルの出力電圧に応じて
制御するようにしたものである。
イッチング電源装置は、インダクタンス部品の第1の巻
線とスイッチング素子との接続点とアースとの間に直流
阻止コンデンサと転流ダイオードの直列回路を接続し、
直流阻止コンデンサと転流ダイオードの接続点に得られ
る交流電圧をトランジスタ整流素子と平滑コンデンサに
より整流平滑する第1の出力チャンネルを設ける。ま
た、インダクタンス部品の第2の巻線に現れる電圧を整
流平滑する第2の出力チャンネル、さらには、第1の巻
線のタップより導出される電圧を整流平滑する第3の出
力チャンネルを設ける。そして、スイッチング素子のオ
ンデューティは第1出力チャンネルの出力電圧に応じて
制御するようにしたものである。
【0022】このような構成とすることにより、安定し
た複数の出力電圧を各チャンネルより得ることができる
ようになる。また、第1の出力チャンネルは広い範囲の
入力電圧に対して同期整流動作を行わせることができる
ため、高効率の昇降圧型コンバータを構成することがで
きる。従って本発明によれば、高安定度、高効率である
多出力型のスイッチング電源装置を提供することができ
る。
た複数の出力電圧を各チャンネルより得ることができる
ようになる。また、第1の出力チャンネルは広い範囲の
入力電圧に対して同期整流動作を行わせることができる
ため、高効率の昇降圧型コンバータを構成することがで
きる。従って本発明によれば、高安定度、高効率である
多出力型のスイッチング電源装置を提供することができ
る。
【図1】 本発明による多出力型スイッチング電源装置
の実施例の回路図。
の実施例の回路図。
【図2】 特願平5−307520号にかかるスイッチ
ング電源装置の回路図。
ング電源装置の回路図。
1 入力端子 2 第1出力端子 3 第2出力端子 4 第3出力端子 5 制御回路 Q1 スイッチングトランジスタ Q2 整流素子としてのトランジスタ Q3 駆動用トランジスタ T トランス(インダクタンス部品) N1 1次巻線 N2 2次巻線 C3 直流阻止コンデンサ D1 転流ダイオード CH1 第1出力チャンネル CH2 第2出力チャンネル CH3 第3出力チャンネル
Claims (3)
- 【請求項1】 入力端子とアース等の基準電位点との間
にインダクタンス部品とスイッチング素子を直列に接続
し、該スイッチング素子がスイッチング動作をした時に
該インダクタンス部品の巻線に発生する電圧から、複数
の出力チャンネルにそれぞれ所望の出力電圧を得る多出
力型のスイッチング電源装置において、 該インダクタンス部品の第1の巻線と該スイッチング素
子の接続点と基準電位点との間に接続された、直流阻止
用コンデンサと転流用素子の直列回路、 該直流阻止用コンデンサと該転流用素子の接続点と第1
の出力端子との間に接続された、PNP型バイポーラト
ランジスタによる第1の整流素子としてのトランジスタ
整流素子、 該トランジスタ整流素子のベースと基準電位点との間に
接続され、該トランジスタ整流素子の動作を制御するN
PN型バイポーラトランジスタによる駆動用トランジス
タ、 該直流阻止用コンデンサと該転流用素子の接続点と該駆
動用トランジスタのベースとの間に接続され、オン、オ
フ制御信号を該駆動用トランジスタのベースに入力する
インピーダンス素子、 該第1の出力端子と基準電位点との間に接続された第1
の平滑コンデンサを具備する第1の出力チャンネルと、 該インダクタンス部品の第2の巻線の端子間に接続され
た第2の整流素子と第2の平滑コンデンサを具備する第
2の出力チャンネルを有し、該第1の出力チャンネルの
出力電圧に応じて該スイッチング素子のオンデューティ
を制御することを特徴とする多出力型スイッチング電源
装置。 - 【請求項2】 該インダクタンス部品の第1の巻線に設
けられたタップと第3の出力端子との間に、該第1の巻
線に発生したフライッバック電圧に対して順方向となる
ように接続された第3の整流素子、 該第3の出力端子と基準電位点との間に接続された第3
の平滑コンデンサを具備する第3の出力チャンネルが設
けられたことを特徴とする、請求項1に記載した多出力
型スイッチング電源装置。 - 【請求項3】 前記転流用素子がダイオードであること
を特徴とする、請求項1あるいは請求項2に記載した多
出力型スイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094596A JPH10285916A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 多出力型スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094596A JPH10285916A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 多出力型スイッチング電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285916A true JPH10285916A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14114663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9094596A Pending JPH10285916A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 多出力型スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285916A (ja) |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9094596A patent/JPH10285916A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |