JPH10285501A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH10285501A
JPH10285501A JP9081444A JP8144497A JPH10285501A JP H10285501 A JPH10285501 A JP H10285501A JP 9081444 A JP9081444 A JP 9081444A JP 8144497 A JP8144497 A JP 8144497A JP H10285501 A JPH10285501 A JP H10285501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像位置情報を含んだ属性情報を映像記録と同
時に記録する。 【解決手段】GPSアンテナ18でGPS衛星からの航
法メッセージを受信して撮像位置情報(経度、緯度、高
度、日付、時間)を得る。これらとメモリ手段24から
の撮影者データを、圧縮符号化された映像データに重畳
して同時に記録メディア34に録画する。このようにG
PS情報を受信し、これより得られた撮像位置情報を、
予め登録しておいた撮影者データなどと共に収録中の映
像情報中に重畳して記録するので、映像を収録後にマニ
ュアル操作で撮像位置情報や日時情報などを入力する必
要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、録画機能を有す
る撮像装置に関する。詳しくは、撮像中の映像情報を録
画すると同時に、撮像中の位置情報をも記録できるよう
にして映像素材の管理、検索などを容易に行えるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】録画機能を有した撮像装置(VTR一体
型ビデオカメラなど)では、「いつ」「どこで」「誰
が」収録したなどと言った映像の属性情報を、記録映像
データの中に記録できれば、録画した映像素材の管理、
検索が容易になる。特にデジタル圧縮・伝送技術に基づ
く放送の多チャンネル化に伴って、より効率のよい映像
制作が要求され、映像データベースに蓄積された素材を
検索・活用する機会が増えることが予想されるので、素
材に対する管理や検索操作は容易であることに越したこ
とはない。また、記録する属性としては、素材運用に際
して著作権を保護するためにも撮影者のデータなどが必
要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、映像
素材を管理するための属性情報として、収録と同時に映
像情報や音声情報と共に自動的に記録するようにしてい
るのは、タイムコードや日付と時間(日時情報)であ
る。その他の属性情報例えば撮像位置や撮影者などの情
報については、収録後に映像素材の管理者がその内容を
確認した上で別途マニュアルで入力している。したがっ
て、属性情報を記録するための作業効率が悪い。
【0004】また、このように収録後に属性情報を記録
すると、誤ったデータを入力する可能性がある。したが
って、撮影から映像データベースの構築までを円滑に実
行できることが望まれる。特に、撮像中の映像情報の録
画と同時に、タイムコード、収録日時、撮影者、撮像位
置などの各種属性情報を自動的に記録できれば非常に便
利である。
【0005】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、収録時に映像データ中に撮影
日時、撮影場所、撮影者などの各種属性情報を同時に記
録できる撮像装置を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る撮像装置では、測位手段からの撮像
位置情報を含む属性情報が撮像中の映像情報に付加され
た状態で録画されるようになされたことを特徴とする。
【0007】この発明では、GPS情報を受信し、これ
より得られた撮像位置情報を、予め登録しておいた撮影
者データなどと共に収録中の映像情報中に重畳して記録
するので、映像を収録後にマニュアル操作で撮像位置情
報や日時情報などを入力する必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る撮像装置
の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0009】本発明では、撮像装置に撮像位置を測位で
きる測位手段を設けたもので、これより得られる測位情
報(撮像位置情報)を収録中の映像と共に同一記録媒体
に同時に記録するようにしたものである。
【0010】測位手段としてこの発明ではGPS(Glob
al Positioning System)を利用し、これより検出され
た日時データと測位データ(経度、緯度、高度)ならび
に予めメモリに記録された撮影者情報を、MPEG(Mo
ving Picture Experts Group)2方式によって圧縮され
た圧縮映像データ内に同時に記録するものである。
【0011】図1に示す撮像装置10において、光学系
12を介して得られた被写体像はCCDなどの撮像回路
14に供給されて映像信号に変換される。映像信号は映
像エンコード回路16に供給されて上述したMPEG2
に則って圧縮符号化される。
【0012】撮像装置10には測位手段としてのGPS
システムが搭載されており、GPSアンテナ18を有す
る。GPSシステムは、周知のように複数の人工衛星か
ら発信された電波をもとに、三次元空間の受信者の位置
を求めるシステムであり、既にカー・ナビゲーションシ
ステムなどにおいて実用化されている。
【0013】実際には、地上約21000kmの軌道を
回る24個のGPS衛星の中から受信可能な3機以上の
衛星の電波がGPSアンテナ18で受信され、これがG
PS測位回路20に供給される。
【0014】GPS測位回路20では各衛星の航法メッ
セージを解読して衛星からの距離を算出することによっ
て、リアルタイムで受信位置の座標(経度、緯度および
高度)が算出される。このGPSシステムによれば全世
界を対象として測位することができ、測位誤差は15m
〜100mである。
【0015】また、衛星には原子時計が積まれており、
航法メッセージ中の時間データから正確な現在時間(撮
像時間であって、日、時、分、秒)を得ることができ
る。GPS測位回路20で検出された座標データと日時
データは、この例では映像エンコード回路16に随時転
送される。測位計測のタイミングは装置内に設けられた
マイコンで構成された制御部60からの測位指令信号を
待って行うこともできれば、上例のように撮像中随時計
測することもできる。
【0016】衛星から得られた時間情報をもとに装置内
の内部時計22の時刻が自動的に補正(リセット処理)
される。
【0017】装置10内にはさらにメモリ手段24が設
けられ、ここに撮影者に関する各種情報が予め蓄えられ
ている。撮影者情報としては、撮影者の氏名や所属部
署、連絡先、映像タイトルなどである。メモリ手段24
への情報の書き込みは上述した制御部60に設けられた
入力手段(図示はしない)を介して行われる。
【0018】映像エンコード回路16では、測位手段で
生成された座標データ、日時データなどが、メモリ手段
24からリードされた撮影者データとともに、映像デー
タと同様にMPEG2方式でデジタルデータ化され、映
像データに重畳される。
【0019】ここで、MPEG2のデータ構造は図2の
通りである。同図に示すように映像データは、シーケン
ス層、GOP(Group of Pictures)層、ピクチャー
層、スライス層、マクロブロック層、ブロック層の6階
層構造となっている。最上位のシーケンス層は同じ属性
をもつー連の画面グループを記述する。
【0020】GOP層はランダムアクセスの単位となる
画面グループの最小単位を示す。ピクチャー層は一枚の
画面に共通した属性を記述する。スライス層では、一枚
の画面を任意の長さに分割した小画面に共通の情報を、
そしてマクロブロック層では、スライス層をさらに分割
した画素ブロックに共通の情報を表している。最下位の
ブロック層では、DCT(Discrete Cosine Transfor
m)の変換係数(DCT係数)を記述する。
【0021】MPEG2のビデオシーケンスは、上述し
た階層構造と同じであって、シーケンス層、GOP層、
ピクチャー層、スライス層、マクロブロック層、ブロッ
ク層の順で、シーケンス終了まで反復して記述される。
【0022】図3および図4を参照して説明すると、ビ
デオシーケンスにおいて最初に表されるシーケンス開始
同期コードを先頭に、シーケンスに共通のデータ(画像
サイズなど)がシーケンスヘッダデータとして、予め規
定されたビット長で記述される(ステップ81)。
【0023】次に、拡張データ開始同期コードと拡張デ
ータ識別コードに続き、予めMPEGで規定された走査
方式などのシーケンス拡張データが規定ビット長で記述
される(ステップ82)。さらにMPEGでは、(1)Seq
uence Display Extensionおよび(2)Sequence Scalable
という拡張データ(Sequence Extension)が規定されて
いる。必要に応じて拡張データと同様に、拡張データ開
始同期コードと拡張データ識別コードに続けて予め規定
されたビット長で(1)、(2)の順に記述される。
【0024】拡張データ識別コードには各拡張データに
1対1に対応したコードが割り当てられる。MPEGで
規定されていない独自データについては拡張データと同
様にユーザデータ開始同期コードに続けて8×nビット
長で記述することが許されている。この発明では後述す
るように上述したシーケンス層のこのユーザデータ領域
(ユーザデータ(1))に座標、日時、撮影者データな
どが、8×nビット長で記述される(ステップ83,8
4)。この記述データはシーケンス単位の共通データと
なり、ユーザデータ領域の前にユーザデータ開始同期コ
ードがあてがわれる。ユーザデータ以外の拡張データの
場合には、拡張データ開始同期コードと拡張データ識別
コードをそれぞれ付加して拡張データが記述される(ス
テップ83,85)。
【0025】MPEGでは、シーケンス層の後にGOP
層が続く。ここにランダムアクセスに関するデータであ
るGOPデータが記述される。GOPデータは必須要件
ではないため、GOPデータが存在しない場合には下位
層であるピクチャ層への記述に遷移する(ステップ8
6、図4参照)。GOPデータを記述する場合はGOP
開始同期コードに続けてGOPヘッダデータが規定のビ
ット長で記述される(ステップ87)。
【0026】GOP層には現在のところ、拡張データは
規定されていないが、シーケンス層と同様にユーザデー
タ開始同期コードに続く8×nビット長のユーザデータ
(ユーザデータ(2))の挿入が許されている(ステッ
プ88,89)。したがってこのエリアに座標、日時、
撮影者データなどを記述すれば、GOP単位の精度が保
証される。ユーザデータ(2)の前には上述したと同じ
ようにユーザデータ開始同期コードが付加される。
【0027】GOPデータに続き、図4に示すように、
一画面に共通な属性を示すピクチャー層のデータが記述
される。この場合においてもピクチャー開始同期コード
を先頭にピクチャー層に必須のデータ(ピクチャータイ
プなど)がピクチャーヘッダデータとして規定のビット
長で記述される(ステップ91)。
【0028】ピクチャー層にはシーケンス層と同様に、
(1)Picture Coding Scalabl
e、(2)Quant Matrix Extension 、(3)Picture Display
Extension、(4)PictureSpatial Scalable Extension
および (5)Picture Temporal Scalable Extensionの5
つの拡張データが定義されている。拡張データの開始を
示す拡張データ開始コードと拡張データ識別コードに続
けて(1)から(5)の順に、ピクチャーコーディング
拡張データとして記述される(ステップ92)。(1)
は必須の記述であるが、(2)から(5)までの記述は
これを省略できる。
【0029】このピクチャー層においても上位の層と同
様に、ユーザデータ開始同期コードに続く8×nビット
長のユーザデータを拡張データが挿入可能な位置にユー
ザデータ(3)として挿入することが許されている(ス
テップ93,94)。画面(ピクチャー)単位の精度が
求められる場合には、このピクチャー層のユーザデータ
(3)に記述される。
【0030】ピクチャー層のあとは画面内の符号化デー
タ(ピクチャーデータ)が記述される。この発明には直
接関係しないため図4にはその詳細を記述していない
が、スライス層のデータ(量子化特性など)、マクロブ
ロック層のデータ(マクロブロックに共通のデータ)、
ブロック層のデータ(DCT変換係数)が予め規定され
た順に一画面分記述される(ステップ95)。
【0031】以上の過程をピクチャー、GOP、シーケ
ンスを単位として映像データの終了まで繰り返される
(ステップ96〜99)。シーケンス終了時には最後に
シーケンスの終了を示すシーケンス終了同期コードが記
述される(ステップ100)。
【0032】以上説明したシーケンス層のうちのユーザ
データ(1)の層、GOP層のうちのユーザデータ
(2)の層およびピクチャー層のうちのユーザデータ
(3)の層の全てのエリアあるいは一部のエリア(層)
を利用して、上述した座標、日時、撮影者データなどの
属性情報が記述されるものである。
【0033】このように記述する層によって、映像の検
索や管理にそれぞれ求められている精度に対応すること
ができ どの階層に挿入するかは再生時に要求される精
度によって決められる。
【0034】シーケンス単位の要求精度であればシーケ
ンス層に設けられたユーザデータエリア(1)に挿入さ
れ、GOP単位の要求精度であればGOP層に設けられ
たユーザデータエリア(2)に挿入され、そしてピクチ
ャー単位の要求精度であればピクチャー層のユーザデー
タエリア(3)に挿入される。ピクチャー層への挿入が
最も要求精度が高くなる。
【0035】図5にこの発明で使用したユーザデータの
データ構造の一例を示す。ユーザデータの開始を示すU
DSCコード(4バイト構成)に続いて、本発明で定義
したデータ(属性データ)が記述されていることを示す
ため、識別コードとしての撮影データ開始同期コードS
DSC(4バイト構成)が記述される。
【0036】SDSCコードに続いて、この例では緯度
データ(5バイト構成)、経度データ(5バイト構
成)、高度データ(4バイト構成)、日付・時間データ
(日、時、分、秒を表現するため8バイト構成)、撮影
者データ(8×nバイト構成)の順番およびデータ幅で
それぞれの属性データが記述される。最後に、ユーザデ
ータの終了を示す撮影データ終了同期コードSDEC
(4バイト)が記述される。
【0037】さて、図1に戻って音声はマイク26で集
音されて電気信号に変換された後、音声エンコード回路
28においてエンコード処理されてオーディオシーケン
スとして出力される。このオーディオシーケンスと、上
述した映像データと属性データを含んだビデオシーケン
スは、多重化回路30においてそれぞれパケット化され
た後に時分割多重される。実際には映像データの水平お
よび垂直ブランキング期間を利用してオーディオデータ
が多重される。多重化データは記録回路32にて変調さ
れた後、磁気テープ34aやディスク(ハードディス
ク、光ディスクなど)34bを用いた記録メディア32
に書き込まれる(収録される)。
【0038】このデータ記録と同時に、この例では記録
データの内容を確認するために、モニタ手段40に設け
られた記録/再生用スイッチ42が記録側(REC側)
に制御されて収録データと同じデータが分離回路44に
供給されて、ビデオシーケンスとオーディオシーケンス
とに分離される。その後、音声デコード回路46では音
声データがデコードされスピーカ48によって再生され
る。
【0039】同様に、ビデオシーケンスは映像デコード
回路50において映像データが再生されるが、座標デー
タ、日時データ、撮影者データなどの属性データは、映
像デコード回路50にて映像データと分離されたのち属
性データ再生回路52へ転送される。属性データ再生回
路52には、図示はしないが文字発生回路とレイアウト
制御回路が設けられており、デコードされた座標デー
タ、日時データおよび撮影者データが文字映像化され
る。得られた文字映像はテロップ映像信号(文字映像信
号)に変換されてから本来の映像信号に合成されたの
ち、表示手段54上でオーバーレイ表示される。したが
って表示された文字の内容によって属性情報を確認でき
る。
【0040】一方、再生時には、スイッチ42が再生側
(PB側)に切り替えられると共に、記録メディア34
に記録された記録データが再生回路58で復調され、分
離処理およびデコード処理された後、上述したと同様に
映像信号、テロップ映像信号および音声信号が再生さ
れ、そして表示される。
【0041】図6はシーケンス層内のユーザデータエリ
ア(1)に属性データが挿入されているときの処理例で
あって、この場合にはシーケンス開始同期コード(OO 0
0 01B3h)がチェックされ(ステップ72)、このコー
ド検出に続いてユーザデータ開始同期コードUDSC
(00 00 01 B2h)および撮影データ開始コードSDSC
(FF FF FF FFh)が検出されたときには(ステップ7
4)、ユーザデータエリアには属性データが挿入されて
いることになるので、この場合にはユーザデータのデコ
ード処理およびテロップ用映像信号処理が行われる(ス
テップ76)。その後このテロップ映像信号が本来の映
像信号にオーバーレイされる(ステップ78)。
【0042】図6とは異なる階層に属性データが挿入さ
れているときは、ステップ72における階層検出コード
が相違するだけで、その後の処理は同じであるからその
詳細な説明は割愛する。
【0043】これら一連の制御は上述した制御部60に
よって管理されるものであり、したがって上述した処理
全体を制御するCPU62、制御手順を記録したROM
64、各処理に不可欠なデータをー時蓄積するRAM6
6などで制御部60が構成され、ここで生成された各種
制御信号は適宜装置本体10Aやモニタ手段40に送出
される。
【0044】上述したモニタ手段40は装置10本体と
一体化してもよければ、別体構成でもよい。一体構成の
場合には撮像装置10そのものを編集機能を有した編集
装置としても利用できる。また一体化構成の場合には表
示手段54としては装置のビューファインダVFを利用
できる。別体構成の場合には制御部60は装置本体に内
蔵されることになる。
【0045】映像データの圧縮・符号化の具体例として
MPEG2を例示したが、これに限るものではない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、映像
データ内に、収録場所の座標、収録日時ならびに撮影者
情報などの属性情報を自動的に、しかも映像データと同
時に記録するようにしたものである。
【0047】これによれば、映像と同時に撮像位置情報
を含んだ属性情報を記録できるので、マニュアル入力を
全廃できる。同時記録されたこの属性情報は映像データ
の素材管理・検索の鍵として広く活用できる。属性情報
には撮像位置情報が含まれているが、この撮像位置情報
はGPSシステムを利用できるので、その実現が容易で
ある。ニュース取材等の場合には、GPS衛星からの電
波を受信し易い屋外での撮影が多いので、撮像位置情報
を取り込むのが比較的簡単である。したがって、迅速な
取り扱いが要求されるニュース素材の管理などに利用し
て好適である。また放送用途では、映像素材の説明に不
可欠なテロップの自動生成・送出用としてこの属性情報
を利用できるので、放送局での編集作業が非常に簡単に
なるなどの特徴を有する。
【0048】また、GPS測位により、非常に正確な時
間情報を得ることができるため、撮像装置内の内部時計
の自動補正が可能となり、正確な日時の記録が行えるな
どの副次的な効果も得られる。
【0049】したがってこの発明はニューズ取材用の録
画機能を有した撮像装置などに適用して極めて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る撮像装置の一実施態様を示す要
部の系統図である。
【図2】MPEG2映像データの階層構造図である。
【図3】MPEG2におけるビデオシーケンスの例を示
すフローチャート(その1)である。
【図4】MPEG2におけるビデオシーケンスの例を示
すフローチャート(その2)である。
【図5】ユーザデータ構造図である。
【図6】属性データ処理例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10・・・撮像装置、10A・・・装置本体、16・・
・映像エンコード回路、18・・・GPSアンテナ、2
0・・・GPS測位回路、24・・・メモリ手段、34
・・・記録メディア、40・・・モニタ手段、52・・
・属性データ再生回路、54・・・表示手段、60・・
・制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測位手段によって得られた撮像位置の情
    報を含む属性情報が撮像中の映像情報に付加された状態
    で録画されるようになされたことを特徴とする録画機能
    を有する撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記測位手段としてはGPSシステムが
    利用されたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像場所を示す情報は、少なくとも
    撮像位置の緯度、経度情報であることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記属性情報は、上記撮像位置情報の他
    に、日時情報、撮影者データなどであることを特徴とす
    る請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記映像情報はMPEG2規則に基づい
    て圧縮されると共に、そのシーケンス層、GOP層、ピ
    クチャー層の何れかに設けられたユーザデータエリアに
    上記属性情報が挿入されるようになされたことを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
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