JPH10284263A - 調光装置及び照明システム - Google Patents

調光装置及び照明システム

Info

Publication number
JPH10284263A
JPH10284263A JP9081711A JP8171197A JPH10284263A JP H10284263 A JPH10284263 A JP H10284263A JP 9081711 A JP9081711 A JP 9081711A JP 8171197 A JP8171197 A JP 8171197A JP H10284263 A JPH10284263 A JP H10284263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch element
incandescent lamp
turned
thyristor
main switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9081711A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kobayashi
誠之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP9081711A priority Critical patent/JPH10284263A/ja
Publication of JPH10284263A publication Critical patent/JPH10284263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路を小型で安価にし、且つ高調波ノイズや
白熱電灯からの音響ノイズの発生を低減すること。 【解決手段】 タイミング発生部7は交流電源1のゼロ
クロスを検出し、伝送線10より与えられる調光レベル
に応じたタイミングで、半サイクル毎に点弧パルスを発
生してLEDを発光させ、受光素子PTHをオンさせ
る。これにより、半サイクル毎にサイリスタ3がオンす
る。このため、全波整流回路4から全波整流電圧が前記
調光レベルに応じた区間だけ白熱電灯13に前記半サイ
クル毎供給されて調光点灯する。この時、IGBT5は
傾斜制御部9からのベース制御信号により、前記点弧パ
ルスが立ち上がる直前に徐々にオンとなるため、白熱電
灯13に印加される電圧の立上がりが緩慢になる。これ
により、白熱電灯13の調光点灯を1個のサイリスタ3
の位相制御だけで行うことができると共に、高調波ノイ
ズや白熱電灯からの音響ノイズの発生を低減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスタジオ、
劇場、舞台などの調光照明に適した白熱電灯用の調光装
置及びこの調光装置を用いた照明システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から舞台照明などでは、演出効果を
高めるなどの目的から調光照明が必要不可欠である。こ
の種の照明に白熱電灯を用いたものでは、この白熱電灯
に供給する電力を調光レベルに応じて変化させるため
に、例えば特開平6−338395により示される図9
に示すような調光装置が用いられている。1は商用電源
などの交流電源で、白熱電灯13を点灯するための電源
である。交流電源1から出力される交流電圧は電源トラ
ンス6を介してタイミング発生部7に入力される。タイ
ミング発生部7は前記交流電圧のゼロクロスを半サイク
ル毎に検出し、伝送線10を通して入力される調光レベ
ルに応じたタイミングで、サイリスタ3、11の導通角
を制御するためのタイミング信号を発生し、このタイミ
ング信号により、発光ダイオードLED1,LED2を
交互に発光させる。
【0003】8は白熱電灯13に印加される出力電圧を
監視するための電源トランスで、傾斜制御部9はこの電
源トランス8による前記出力電圧の帰還と、前記したタ
イミング発生部7から入力される前記タイミング信号に
より、IGBT(Insulated Gate Bi
polar Transister)5のオンオフ制御
を行う。即ち、タイミング発生部7から図10(C)に
示した点呼パルスが発生し、これにより、発光ダイオー
ドLED1が発光して、フォトサイリスタPTH1をオ
ンにすると、抵抗R1にゲートバイアス電圧が発生し、
この電圧がサイリスタ3のゲートGに印加されてサイリ
スタ3がオンになる。
【0004】一方、傾斜制御部9は前記点呼パルスがオ
ンになる直前に、図10(B)に示すようにIGBT5
のベースに印加され、このIGBT5を僅かな時間その
導通抵抗をリニアーに低下させてオンにする。これによ
り、全波整流回路4から白熱電灯13に図10(A)の
pで示すような傾斜角を有して立ち上がる電圧が印加さ
れ、その後、サイリスタ3がオンになると共に、IGB
T5が急峻にオフになることにより、図10(A)のq
で示すような電圧が白熱電灯13に印加される。このよ
うな動作は発光ダイオードLED2が発光して、フォト
サイリスタPTH2をオンすることにより、サイリスタ
11をオンする際にも行われるため、結局、図10
(A)に示すような電圧が白熱電灯13に印加されるこ
とになる。
【0005】ここで、伝送線10を通して入力される調
光レベルが高くなるほど、白熱電灯13に半サイクル毎
にサイリスタ3、11を通して印加される電圧区間が広
くなって、白熱電灯13が明るくなる。尚、抵抗R1及
びR2、抵抗R3及びR4はそれぞれサイリスタ3、1
1のゲート電圧を発生する分圧回路を構成している。
【0006】ここで、本例では、図10(A)に示すよ
うにIGBT5の補助動作により、白熱電灯13に印加
される電圧が比較的な緩慢に立上がるため、高調波ノイ
ズが発生しにくく、近接する音響機器などに悪影響を与
えることがないと共に、白熱電灯13から音響ノイズが
発生しにくく、静粛であるという利点がある。しかし、
上記のようにIGBT5の補助動作を行わせるために部
品点数が多くなって回路規模が大きくなるため、装置の
小型化を阻み、そのコストが上昇するという不具合があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の白
熱電灯用の調光装置では、白熱電灯13に印加される電
圧の立上がりを全波整流回路4、IGBT5及び傾斜制
御部9の補助回路により緩慢にすることにより、高調波
ノイズが発生しにくく、また白熱電灯13から音響ノイ
ズが発生しにくいようにしてあるが、前記補助回路を付
加した分、部品点数が多く回路規模が大きくなって、装
置の小型化を阻み、そのコストが上昇するという課題が
あった。
【0008】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、装置を大型化したり、そのコ
ストを上昇させることなく、高調波ノイズや白熱電灯か
らの音響ノイズの発生を低減させることができる調光装
置及びこの調光装置を用いた劇場、舞台などの調光照明
に好適な照明システムを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、負荷
に対して直列的に設けられた全波整流回路と、全波整流
回路の直流端子間に設けられ負荷への出力をオンオフす
る1個の主スイッチ素子と、交流電圧の半サイクル毎に
前記主スイッチ素子の導通角を位相制御する位相制御回
路と、前記主スイッチ素子に並列に接続される補助スイ
ッチ素子と、この補助スイッチ素子を前記主スイッチ素
子がオンする直前の区間だけオンさせる制御を行う補助
スイッチ制御回路とを具備している。
【0010】このような構成により、前記位相制御回路
は前記交流の半サイクル毎にサイリスタなどの前記主ス
イッチ素子の導通角を位相制御するため、別途与えられ
る調光レベルに応じて、前記導通角を変化させて、前記
整流回路から前記負荷である白熱電灯等への電圧印加区
間を調整する。これにより、この白熱電灯へ供給する電
力を変化させて、白熱電灯を調光点灯する。この際、前
記主スイッチ素子が導通する直前の区間だけ、前記補助
スイッチ制御回路はIGBT等の前記補助スイッチ素子
をオンさせる制御を行うため、前記整流電圧は立ち上が
りが緩慢なIGBTを通して徐々に白熱電灯に印加され
た後、前記主スイッチ素子から同白熱電灯に印加される
ため、結局、白熱電灯に印加される前記整流電圧の立上
がりは緩慢になる。また、前記サイリスタなどの主スイ
ッチ素子は1個であるため、ゲート回路なども1個で済
むと共に、主スイッチ素子の放熱用のフィンも小形化さ
れ、装置が小型で安価になる。
【0011】請求項2の発明は、前記主スイッチ素子の
温度を検出する温度検出センサーと、この温度検出セン
サーにより検出された前記主スイッチ素子の温度が所定
値を越えると、前記補助スイッチ素子を前記主スイッチ
素子がオンした後もオンする制御を行う保護制御回路と
を具備している。
【0012】このような構成により、過負荷などにより
前記主スイッチ素子が発熱して温度が高くなると、前記
温度検出センサーにより検出された前記主スイッチ素子
の温度が所定値を越えるため、前記保護制御回路は前記
補助スイッチ素子を前記主スイッチ素子がオンした後も
オンにする制御を行う。これにより、前記整流回路から
白熱電灯へ供給されるに整流電流は前記主スイッチ素子
と前記補助スイッチ素子に分流するため、前記主スイッ
チ素子の負担が減少して、前記主スイッチ素子が熱破壊
されるようなことがなくなる。
【0013】請求項3の発明は、前記補助スイッチ制御
回路は前記補助スイッチ素子を前記主スイッチ素子がオ
ンする直前の区間だけ前記補助スイッチ素子の導通抵抗
を徐々に低下させてオン状態にする制御を行う。
【0014】このような構成により、前記補助スイッチ
制御回路は前記補助スイッチ素子を前記主スイッチ素子
がオンする直前の区間だけ前記補助スイッチ素子をリニ
アに動作させて徐々にオン状態にする制御を行うため、
前記補助スイッチ素子の特性に拘らず、補助スイッチ素
子は徐々にその導通抵抗が低下してオン状態になるた
め、負荷に対する前記整流回路から供給される整流電圧
の立上がりの傾斜を適切に制御でき、緩慢な立上がりと
し得る。
【0015】請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれ
か1記載の複数の調光装置と、これら調光装置に調光レ
ベルを送出する調光卓と、前記各調光装置により調光点
灯される照明器具とを具備している。
【0016】このような構成により、調光卓を操作し
て、調光装置の全部又は一部に調光レベルを送出する
と、各調光装置は入力された調光レベルに応じて、接続
されている照明器具の白熱電灯などを調光点灯する。
【0017】請求項5の発明は、前記照明器具へ出力さ
れる全電力が所定値を越えると、この全電力が前記所定
値以下になるまで、前記複数の調光装置中の少なくとも
1個以上の調光装置を制御して、少なくとも1個以上の
前記照明器具を調光消灯する電力制御手段を具備する。
【0018】このような構成により、前記電力制御手段
は前記照明器具へ出力される全電力が所定値を越える
と、前記全電力が前記所定値以下になるまで、前記複数
の調光装置中の少なくとも1個以上の調光装置を制御し
て、少なくとも1個以上の前記照明器具を調光消灯する
ため、前記照明器具へ出力される全電力が所定値を不用
意に越えることがなくなる。これにより、本照明システ
ムに供給される交流電力が所定値をオーバーすると前記
交流電力の供給を遮断する主幹ブレーカが突然動作し
て、全照明が突然消灯する等という不祥事が避けられ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の調光装置の第1の
実施の形態を示した回路図である。1は商用電源などの
交流電源、13は負荷である白熱電灯、3は白熱電灯1
3に印加する電圧の区間を制御するサイリスタ、4は交
流電源1から出力される交流を全波整流するダイオード
ブリッジから成る全波整流回路、5は白熱電灯13に印
加する電圧の立上がりを緩やかに補正するための電圧を
白熱電灯13に印加するIGBT、6は交流電源1から
出力される電圧のゼロクロス点を監視するための電源ト
ランス、7はサイリスタ3の導通角を位相制御するため
の制御信号を発生するタイミング発生部、8は白熱電灯
13に印加される出力電圧を監視するための電源トラン
ス、9はIGBT5のオン期間を制御するベース制御信
号をIGBT5のベースに出力する傾斜制御部、10は
図示されない制御卓などから出力される調光レベルをタ
イミング発生部7及び傾斜制御部9に伝送する伝送線で
ある。LEDはサイリスタ3をオンオフさせる点弧パル
スを発光する発光素子、PTHは発光素子LEDからの
発光を受光してオンオフすることにより、サイリスタ3
のゲート電圧を制御する受光素子、R1、R2はサイリ
スタ3のゲート回路を構成する分圧抵抗である。尚、白
熱電灯13と交流電源1を除いた部分が調光装置であ
り、白熱電灯13は調光装置の負荷である。又、発光素
子LEDと受光素子PTHはフォトカプラを構成してい
る。
【0020】次に本実施の形態の動作について説明す
る。交流電源1から図2(A)に示すような波形の交流
が出力されると、電源トランス6の2次側から前記交流
と同位相の電圧がタイミング発生部7に入力される。タ
イミング発生部7は入力電圧のゼロクロス点を検出する
毎に、伝送線10から入力される調光レベルに対応する
時間を計測して、これを後段の傾斜制御部9に出力する
と共に、前記計測時間後に発光素子LEDにサイリスタ
3をオンするための図2(C)に示すような点弧パルス
(位相制御信号)を出力する。
【0021】傾斜制御部9はタイミング発生部7からの
出力信号に基づき、内蔵の傾斜関数発生部(図示せず)
よりランプ関数波形を出力し、これと内蔵の比較制御部
(図示せず)で電源トランス8の2次側から入力される
白熱電灯13にかかる出力電圧とを比較し、両者が一致
するような図2(B)に示すようなベース制御信号をI
GBT5のベースに上記した点弧パルスの直前の区間で
出力する。このようなIGBT5に対するベース制御信
号はIGBT5をリニア動作させてその導通抵抗を除々
に低下させてオン状態(飽和状態)に持って行く。しか
も、この動作は、サイリス3の点弧直前の区間でのみ行
われる。このように、IGBT5のベースに上記のよう
なベース制御信号が印加されると、IGBT5は徐々に
導通状態になり、全波整流回路4から図2(A)に示す
ような全波整流電流電圧が除々に白熱電灯13に印加さ
れることになる。
【0022】一方、発光素子LEDから発光された点弧
パルスは受光素子PTHにより受光され、図2(C)に
示した点弧パルスの出力期間中、受光素子PTHはオン
になり、抵抗R1、受光素子PTH、抵抗R2の直列回
路に電流が流れて、抵抗R1に前記点弧パルスのオン期
間と同期した期間、ゲートバイアス電圧が発生し、これ
がサイリスタ3のゲートGに印加される。このため、サ
イリスタ3は前記点弧パルスの立上がりに同期して導通
する。サイリスタ3が導通すると、全波整流回路4から
全波整流電圧が白熱電灯13に印加される。
【0023】従って、白熱電灯13には図2(A)に示
すように、IGBT5により全波整流回路4から出力さ
れる電圧と、サイリスタ3により同全波整流回路4から
出力される電圧が合わさった電圧が印加されることにな
り、その立上がりは緩やかなものになっている。尚、図
2(C)に示した点弧パルスの出力タイミングを伝送線
10より入力される調光レベルに応じて調整することに
より、交流電源1から出力される交流電圧の半サイクル
期間のなかで、サイリスタ3がオンしている区間を調整
し、これにより全波整流回路4から白熱電灯13へ供給
する電力を変化させることができ、白熱電灯13の明る
さが調整される。ここで、IGBT5が徐々にオン状態
になって、それが飽和した時点(オンした時点)で、I
GBT5を瞬時にオフとし、同時にサイリスタ3をオン
するように、タイミング発生部7及び傾斜制御部9によ
る点弧パルス及びベース制御信号の発生がコントロール
されているものとする。
【0024】本実施の形態によれば、1個のサイリスタ
3の導通角の位相制御により白熱電灯13を調光制御し
ているため、サイリスタが1個減った分、装置の部品点
数を少なくできると共に、サイリスタ3の放熱フィンを
小さくできるため、回路規模を小さくでき、装置を安価
且つ小型にすることができる。また、本例もIGBT5
をサイリスタ3がオンする直前にリニアに動作させて徐
々にオンすることにより、白熱電灯13に印加される電
圧の立上がりを緩慢にすることができ、これにより高調
波ノイズや白熱電灯13からの音響ノイズの発生を低減
することができる。
【0025】また、負荷がリアクターのようなL負荷の
場合、図9で示した従来のサイリスタを2個使用する装
置では、一方のサイリスタをオフにすることにより発生
するノイズにより、他方のサイリスタのゲート回路に電
圧を発生して、この他方のサイリスタをオンとする誤動
作が発生する恐れがあったが、本例では、1個のサイリ
スタ3しかないため、上記のようなL負荷であっても、
このような誤動作が起きることを防止することができ
る。更に、補助スイッチ素子をリニアに動作して徐々に
オンすることにより、必ずしも立上がりの遅い素子を用
いなくて済むため、安価な素子を用いることができると
共に設計の自由度を得ることができる。
【0026】図3は本発明の調光装置の第2の実施の形
態を示した回路図である。本例は、サイリスタ3の温度
を検出する温度センサ12と、この温度センサ12の検
出温度及び傾斜制御部9からのベース制御信号より、サ
イリスタ3を保護するためにIGBT5をオンさせるた
めの別のベース制御信号を発生するサイリスタ保護回路
14を有している点が図1に示した第1の実施の形態と
異なる点で、他の構成は同様であるため、前記実施の形
態の図2を借用して、以下説明する。
【0027】次に本実施の形態の動作について説明す
る。本例もサイリスタ3が通常動作している時は、図2
(C)に示すようにサイリスタ3の点弧パルスの出力の
直前に、図2(B)に示すようにIGBT5のベース制
御電圧がリニアーに立上がり、IGBT5の導通抵抗を
徐々に低下させてオン状態とし、これが飽和した時点で
急峻にオフとなると同時に、点弧パルスが急峻に立ち上
がり、サイリスタ3がオンになる。これにより、白熱電
灯13には、全波整流回路4から図2(A)に示したよ
うな電圧が交流電源11から出力される交流の半周期毎
に印加され、図1に示した第1の実施の形態と同様に調
光点灯が行われる。
【0028】ところで、サイリスタ3に負荷が掛かり過
ぎるなどの原因で、サイリスタ3の温度が所定以上上昇
すると、これをサイリスタ保護回路14が温度センサー
12により検出して保護動作を行う。即ち、図4(C)
に示すようにサイリスタ3の点弧パルス出力の直前に、
傾斜制御部9から図4(B)のfに示すようにIGBT
5のベース制御電圧がリニアーに立上がり、IGBT5
を徐々にオンとし、これが飽和した時点で急峻にオフと
なる。サイリスタ保護回路14は傾斜制御部9から前記
ベース制御電圧を入力して、これを監視し、前記IGB
T5が飽和した時点を検出すると、図4(B)のsで示
すような前記IGBT5の飽和(オン状態)を維持する
レベルのパルス状のベース制御電圧を前記IGBT5の
ベースに出力する。
【0029】これにより、IGBT5は当初fの部分の
区間で徐々に飽和(オン)状態になり、飽和(オン)す
ると、そのまま、交流電源11から出力される交流のゼ
ロクロス点まで前記パルス状のベース制御電圧によりオ
ン状態を維持する。しかも、図4(B)で示すようにパ
ルス状のベース制御電圧が出力されている区間はタイミ
ング発生部7から図4(C)に示すように点弧パルスも
発生されている区間のため、この間、サイリスタ3もオ
ン状態になっている。即ち、本例では、サイリスタ3が
オン状態になっている時、IGBT5もオン状態になっ
ており、白熱電灯13へ供給される電流はサイリスタ3
とIGBT5に分流して流れるため、その分、サイリス
タ3を流れる電流が減少して、サイリスタ3の負荷を減
らすことができる。その後、サイリスタ3の温度が前記
所定値以下なると、サイリスタ保護回路14の動作が停
止し、図2に示した通常動作に戻る。
【0030】本実施の形態によれば、サイリスタ3が過
負荷などにより温度が上昇すると、サイリスタ保護回路
14が働いて、サイリスタ3がオン期間中もIGBT5
をオン状態として、白熱電灯13へ供給される電流をサ
イリスタ3とIGBT5に分流させることにより、サイ
リスタ3を流れる電流を減少させて、サイリスタ3の負
荷が減らすことにより、サイリスタ3の熱破壊などによ
る装置の故障を防止することができ、装置の信頼性を向
上させることができると共に、サイリスタ3の放熱フィ
ンを小さくできるため装置を安価且つ小型にすることが
できる。他の効果は図1に示した第1の実施の形態と同
様で同様の効果がある。尚、サイリスタ3がオンした後
に、IGBT5をオンする区間の長さを変化させる制御
を行ってもよい。
【0031】図5は本発明の照明システムの第1の実施
の形態を示したブロック図である。61は照明器具63
a、63b…63nの照度を調整する指令を出す調光
卓、62a、62b…62nは図1又は図3の第1又は
第2の実施の形態で示したものと同一の調光装置、63
a、63b…63nは白熱電灯13を有する照明器具で
ある。
【0032】次に本実施の形態の動作について説明す
る。調光卓61より照明器具63a、63b…63nの
照度を決める調光レベルが伝送線10を通して、調光装
置62a、62b…62nに送られる。これにより、例
えば調光装置62aは送られてきた調光レベルに基づい
て、照明器具63aの白熱電灯13へ供給する電力を調
整して、前記調光レベルに対応した照度で白熱電灯13
を点灯させる。他の調光装置62b…62nの動作も同
様である。
【0033】本実施の形態によれば、小型で安価な複数
の調光装置62a、62b…62nを用いているため、
照明システム自体のコストも低減させることができる。
また、調光装置62a、62b…62nが小型であるた
め、システムのスペース的な構成の自由度が得られる。
更に、調光装置62a、62b…62nは高周波ノイズ
が少なく、また、白熱電灯13から音響ノイズがほとん
ど出ないため、劇場、舞台などの調光照明の照明システ
ムとして好適とすることができる。
【0034】図6は本発明の照明システムの第2の実施
の形態を示したブロック図である。61は照明器具63
a、63b…63nの照度を調整する指令を出す調光
卓、62a、62b…62nは図1又は図2の第1又は
第2の実施の形態で示したものと同一の調光装置、63
a、63b…63nは白熱電灯13を有する照明器具、
64a、64b…64nは調光装置62a、62b…6
2nから照明器具63a、63b…63nに出力される
電流の大きさを検出する電流検出回路、65a、65b
…65nは調光装置62a、62b…62nを制御する
マイクロコンピュータ、66は調光卓61とマイクロコ
ンピュータ65a、65b…65n或いはマイクロコン
ピュータ65a、65b…65n相互間を接続して、調
光レベルや各照明器具63a、63b…63nの現在出
力などの各種情報を伝送する通信線、67は本照明シス
テム全体に入力される交流電源を投入、遮断する主幹ブ
レーカ、68a、68b…68nは調光装置62a、6
2b…62nに入力される交流電源を投入、遮断するブ
レーカである。
【0035】次に本実施の形態の動作について説明す
る。調光卓61より照明器具63a、63b…63nの
照度を決める調光レベルが通信線66を通して、マイク
ロコンピュータ65a、65b…65nに送られる。マ
イクロコンピュータ65a、65b…65nは受け取っ
た調光レベルを調光装置62a、62b…62nに渡
す。これにより、例えば調光装置62aは渡された調光
レベルに基づいて、照明器具63aの白熱電灯13へ供
給する電力を調整して、前記調光レベルに対応した照度
で白熱電灯13を点灯させる。他の調光装置62b…6
2n系の動作も同様である。
【0036】上記のように照明器具63a、63b…6
3nが調光点灯している時、マイクロコンピュータ65
a、65b…65nは電流検出回路64a、64b…6
4nにより検出された照明器具63a、63b…63n
に現在流れている電流値を読み込んで、照明器具63
a、63b…63nに供給されている電力の大きさを算
出し、算出した電力を通信線66を通してマイクロコン
ピュータ65a、65b…65n相互間で通知し合う。
これにより、各マイクロコンピュータ65a、65b…
65nは照明システム全体で消費されている現在の全電
力を知ることができる。各マイクロコンピュータ65
a、65b…65nは照明システム全体で消費されてい
る現在の全電力が所定値以上になると、自己に予め設定
してある優先順位の低い順に、調光装置を制御して、照
明器具を調光消灯する。
【0037】例えば、前記優先順位が最も低くいのが、
マイクロコンピュータ65nであった場合、マイクロコ
ンピュータ65nは照明システム全体で消費されている
現在の全電力が所定値以上になったことを知ると、調光
装置62nを制御して照明器具63nを調光消灯する。
こうすることにより、照明システム全体で消費されてい
る現在の電力が低下するが、この現在の電力が所定値以
下になるまで、次々と優先順位が低い順から、マイクロ
コンピュータにより照明器具を調光消灯する制御を行な
って、照明システム全体で消費されている現在の全電力
が前記所定値を越えないようにして、不用意に主幹ブレ
ーカ67が遮断しないような制御が行われる。
【0038】図7は上記した個々のマイクロコンピュー
タの制御動作例を示したフローチャートである。マイク
ロコンピュータはステップ701にて、通信線66を通
して他のマイクロコンピュータや調光卓61と通信して
情報交換を行い、ステップ702にて、照明器具63
a、63b…63nに供給されている電力の総計を求め
て、システム全体に入力されている全電力を算出する。
次に、マイクロコンピュータはステップ703にて、前
記算出したシステム全体に入力されている全電力が所定
値を以下であるかどうかを判定し、以下である場合はス
テップ704に進み、調光装置に対する通常の制御を行
って、ステップ701に戻る。
【0039】一方、ステップ703にて、前記算出した
システム全体に入力されている全電力が所定値を越えた
と判定された場合、ステップ705に進んで、現在自己
は最低優先順位になっているかどうかを判定し、そうで
ない場合はステップ704に進み、そうである場合はス
テップ706に進む。ステップ706にて、マイクロコ
ンピュータは調光装置を制御して、照明器具を調光消灯
して処理を終了する。
【0040】本実施の形態によれば、マイクロコンピュ
ータ65a、65b…65nは、照明システム全体で消
費されている現在の全電力が主幹ブレーカ67が遮断し
ない大きさの上限を越えないように照明器具63a、6
3b…63nを順次調光消灯する制御を自動的に行って
いるため、従来のように人手によるものと異なり、誤操
作がないため、主幹ブレーカ67が突然遮断して、演劇
などが中断してしまうなどという不祥事を防止すること
ができる。尚、本システムに用いられている調光装置6
2a、62b…62nは小型なため、システム全体を小
型にすることができ、可搬型で、持ち運べるように構成
することができる。他の効果は図5に示した第1の実施
の形態と同様である。
【0041】尚、図8の本発明の照明システムの第3の
実施の形態に示すように、通信線66に主マイクロコン
ピュータ69を接続している。この主マイクロコンピュ
ータ69は各マイクロコンピュータ65a、65b…6
5nより各照明器具63a、63b…63nに供給され
ている現在の電力を教えて貰って、照明システム全体で
消費されている現在の電力が主幹ブレーカ67を遮断さ
せるような大きさの上限を越えないように、各マイクロ
コンピュータ65a、65b…65nを介して照明器具
63a、63b…63nを調光消灯する制御を順次行う
構成にても、同様の効果がある。尚、主マイクロコンピ
ュータ69は調光卓61内のマイクロコンピュータであ
ってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1の発明によれ
ば、サイリスタなどの主スイッチ素子が1個であるた
め、装置を大型化したりコストを上昇させることなく、
高調波ノイズや白熱電灯からの音響ノイズの発生を低減
することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、サイリスタなど
の主スイッチ素子の温度が上昇して過負荷になると、I
GBTなどの補助スイッチ素子を前記主スイッチ素子の
オン期間中もオンにして負荷に供給される電流を分流す
ることにより、主スイッチ素子の破壊を防止して、装置
の信頼性を向上させることができる。
【0044】請求項3の発明によれば、補助スイッチ素
子の導通抵抗を徐々に低下させてオン状態にしているた
め、必ずしも立上がりの遅い素子を用いなくて済むた
め、安い素子を用いて装置を安価にすることができると
共に設計の自由度を得ることができる。
【0045】請求項4の発明によれば、調光装置が小型
で安価なため、照明システムを安価にし且つシステムの
スペース的な構成の自由度を得ることができると共に、
高周波ノイズが少なく、また、白熱電灯13から音響ノ
イズがほとんど出ないため、劇場、舞台などの調光照明
の照明システムとして好適とすることができる。
【0046】請求項5の発明によれば、照明システムへ
供給される全電力が所定値を越えないように一部の照明
器具を自動的に調光消灯する制御を行っているため、突
然主幹ブレーカが遮断して、照明システム全体が消灯し
てしまうことがなく、システムの信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調光装置の第1の実施の形態を示した
回路図。
【図2】図1に示した装置の動作波形図。
【図3】本発明の調光装置の第2の実施の形態を示した
回路図。
【図4】図3に示した装置の動作波形図。
【図5】本発明の照明システムの第1の実施の形態を示
したブロック図。
【図6】本発明の照明システムの第2の実施の形態を示
したブロック図。
【図7】図6に示したマイクロコンピュータの制御動作
例を示したフローチャート。
【図8】本発明の照明システムの第3の実施の形態の要
部を示した図。
【図9】従来の調光装置の構成例を示した回路図。
【図10】図9に示した装置の動作波形図。
【符号の説明】
1 交流電源 3 サイリスタ 4 全波整流回路 5 IGBT 6、8 電源トランス 7 タイミング発生部 9 傾斜制御部 10 伝送線 12 温度センサ 13 白熱電灯 14 サイリスタ保護回路 61 調光卓 62a〜62n 調光装置 63a〜63n 照明器具 64a〜64n 電流検出回路 65a〜65n マイクロコンピュータ 66 通信線 69 主マイクロコンピュータ R1、R2 分圧抵抗 LED 発光素子 PTH 受光素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に対して直列的に設けられた全波整
    流回路と;全波整流回路の直流端子間に設けられ負荷へ
    の出力をオンオフする1個の主スイッチ素子と;交流電
    圧の半サイクル毎に前記主スイッチ素子の導通角を位相
    制御する位相制御回路と;前記主スイッチ素子に並列に
    接続される補助スイッチ素子と;この補助スイッチ素子
    を前記主スイッチ素子がオンする直前の区間だけオンさ
    せる制御を行う補助スイッチ制御回路と;を具備するこ
    とを特徴とする調光装置。
  2. 【請求項2】 前記主スイッチ素子の温度を検出する温
    度検出センサーと;この温度検出センサーにより検出さ
    れた前記主スイッチ素子の温度が所定値を越えると、前
    記補助スイッチ素子を前記主スイッチ素子がオンした後
    もオンする制御を行う保護制御回路と;を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の調光装置。
  3. 【請求項3】 前記補助スイッチ制御回路は前記補助ス
    イッチ素子を前記主スイッチ素子がオンする直前の区間
    だけ前記補助スイッチ素子の導通抵抗を徐々に低下させ
    てオン状態にする制御を行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載の調光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか1記載の複数の
    調光装置と;これら調光装置に調光レベルを送出する調
    光卓と;前記各調光装置により調光点灯される照明器具
    と;を具備したことを特徴とする照明システム。
  5. 【請求項5】 前記照明器具へ出力される全電力が所定
    値を越えると、この全電力が前記所定値以下になるま
    で、前記調光装置の中の少なくとも1個以上の調光装置
    を制御して少なくとも1個以上の前記照明器具を調光消
    灯する電力制御手段を具備したことを特徴とする請求項
    4記載の照明システム。
JP9081711A 1997-03-31 1997-03-31 調光装置及び照明システム Pending JPH10284263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9081711A JPH10284263A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 調光装置及び照明システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9081711A JPH10284263A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 調光装置及び照明システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10284263A true JPH10284263A (ja) 1998-10-23

Family

ID=13753986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9081711A Pending JPH10284263A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 調光装置及び照明システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10284263A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030077841A (ko) * 2002-03-27 2003-10-04 주식회사 라이팅콘트롤 조광장치
KR20040013489A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 주식회사 라이팅콘트롤 조광스위치
KR100688471B1 (ko) * 2005-08-31 2007-03-02 이강인 램프의 조도 조절을 위한 동작 전원 공급 장치 및 이를포함하는 조도 조절 장치
JP2011522358A (ja) * 2008-05-06 2011-07-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電源をランプに結合する装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030077841A (ko) * 2002-03-27 2003-10-04 주식회사 라이팅콘트롤 조광장치
KR20040013489A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 주식회사 라이팅콘트롤 조광스위치
KR100688471B1 (ko) * 2005-08-31 2007-03-02 이강인 램프의 조도 조절을 위한 동작 전원 공급 장치 및 이를포함하는 조도 조절 장치
JP2011522358A (ja) * 2008-05-06 2011-07-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電源をランプに結合する装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7791289B2 (en) Color adjustable lamp
EP1502483B1 (en) Led dimming controller
JP2005011739A (ja) 調光時誤動作防止回路および照明装置
JP5473058B2 (ja) 発光ダイオード照明装置及び発光ダイオード照明システム
JP5299722B2 (ja) Led照明装置
WO2011010592A1 (ja) 照明装置
JP2005129512A (ja) Led照明装置及び照明システム
US6707263B1 (en) High-intensity discharge lamp ballast with live relamping feature
US20140203721A1 (en) Active damping for dimmable driver for lighting unit
JP2009021035A (ja) 調光回路及び調光器
US10362659B2 (en) Illumination control system, lighting system, illumination system, non-transitory recording medium, and illumination control method
JP2009140631A (ja) 調光装置
JPH10284263A (ja) 調光装置及び照明システム
JP2010218969A (ja) 直流照明装置
JP2010244959A (ja) 発光素子の制御回路
JP2007172933A (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
EP2745622A1 (en) Circuit arrangement for controlling a led unit and method of operating the same
JP4971101B2 (ja) 発光ダイオード調光システム
TWI400001B (zh) 單線式訊號控制系統及其方法
JP6754104B2 (ja) 照明装置
JP3928133B2 (ja) 白熱灯調光装置
JP3157972U (ja) 発光ダイオード用調光駆動装置
JP2008262783A (ja) 調光装置および調光システム
JP2012195307A (ja) 発光ダイオード用調光駆動装置
JP2021009763A (ja) 調光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061226