JPH10283768A - 記憶装置およびクロック発振停止時のデータ受け付け制御方法 - Google Patents

記憶装置およびクロック発振停止時のデータ受け付け制御方法

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JPH10283768A
JPH10283768A JP9090938A JP9093897A JPH10283768A JP H10283768 A JPH10283768 A JP H10283768A JP 9090938 A JP9090938 A JP 9090938A JP 9093897 A JP9093897 A JP 9093897A JP H10283768 A JPH10283768 A JP H10283768A
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隆之 田村
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国弘 片山
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データのライトアクセスに対する高速化を低消
費電力とともに実現する。 【解決手段】発振装置18のクロック発振が停止してい
るときに、ホストコンピュータ2からのデータの書き込
み要求をホストインタフェース部11で受け付ける。ホ
ストインタフェース部11が書き込み要求を受け付ける
と、セクタバッファ制御部13は、ホストコンピュータ
2のライト信号にしたがって、ホストコンピュータ2か
ら出力されたデータをセクタバッファAまたはBに保持
させる。一方、ホストインタフェース部11がデータの
書き込み要求を受け付けたときに、クロック発振制御部
17は、発振装置18にクロックの発振を開始するよう
に指示する。マイクロプロセッサ12は、発振手段装置
18におけるクロックの安定後、セクタバッファAまた
はBに保持するデータをフラッシュメモリ群19に転送
するよう制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書き換え
可能な不揮発性半導体メモリなどの記憶媒体を備える外
部記憶装置に係わり、特に、任意のバイト数からなるセ
クタデータをセクタ単位に書き込むことができる外部記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型情報処理端末などの小型コンピュ
ータの普及に伴って、コンピュータシステムの小型軽量
化、低消費電力化に対する要求が高まってきている。不
揮発性半導体メモリを用いた外部記憶装置は、磁気ディ
スクなどのような駆動系を必要としないために低消費電
力を実現でき、さらに、メモリモジュールで構成される
ので、薄型の小型記憶装置を実現できる。
【0003】このような不揮発性半導体メモリを用いた
外部記憶装置の一つとして、フラッシュメモリを用いた
外部記憶装置がある。フラッシュメモリは書き換え回数
の限界があるため、外部記憶装置では、フラッシュメモ
リの書き換え回数をチェックし、フラッシュメモリ全体
の書き換え回数を平均化する処理を行っている。
【0004】このようなフラッシュメモリを用いた外部
記憶装置では、特開平5−27924号公報に示される
ように、フラッシュメモリの書き換え回数の制御を行う
ために、マイクロプロセッサなどのインテリジェントな
処理装置が組み込まれている。このマイクロプロセッサ
を動作させるためには、水晶発振器などのクロックを発
生させる装置が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クロック発振を行う場
合の消費電流は大きくなるので、外部記憶装置が動作し
ていないときには、水晶発振器のクロック発振を止めて
しまうことが、低消費電力を実現する上での重要なポイ
ントとなる。
【0006】しかし、水晶発振器のクロック発振が止ま
っている状態からクロック発振を開始し、クロック発振
が安定するまでには、数百マイクロ秒から数ミリ秒の時
間が必要となる。例えば、外部記憶装置が動作していな
いときには、水晶発振器のクロック発振を止めてしまう
ような外部記憶装置の場合、ホストコンピュータがセク
タデータを書き込むためのコマンド(以下、セクタ・ラ
イトコマンドという)を外部記憶装置に書き込むと、外
部記憶装置内部では、外部記憶装置内部のクロック発振
が停止している場合には、ホストコンピュータからのコ
マンドの書き込みによってクロック発振を開始させる
が、マイクロプロセッサはクロック発振が安定するまで
は動作することができない。このため、マイクロプロセ
ッサは、クロック発振が安定した後に、ホストコンピュ
ータが発行したコマンドの解析やフラッシュメモリへの
書き込み回数を確認の処理を開始することができる。
【0007】したがって、ホストコンピュータがセクタ
・ライトコマンドを書き込んだときに、従来の外部記憶
装置は、クロック発振が安定するまで、ホストコンピュ
ータが書き込むセクタデータを受け付けることができな
い。つまり、従来の外部記憶装置は、クロック発振が安
定するまでの間、ホストコンピュータを待たせることに
なり、セクタデータの書き込みのときには高速なデータ
転送が実現できない。
【0008】本発明の目的は、外部記憶装置が動作して
いないときには、水晶発振器のクロック発振を止めてし
まうような外部記憶装置において、ホストコンピュータ
からのセクタ・ライトコマンドに対して、ホストコンピ
ュータを待たせることなく、瞬時にホストコンピュータ
が書き込むセクタデータを受け付けることができる外部
記憶装置を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、外部記憶装置の内部
でクロック発振が停止している間でも、ホストコンピュ
ータからのセクタ・ライトコマンドに対して、クロック
発振の安定を待たずに、瞬時にホストコンピュータが書
き込むセクタデータを受け付けることができる外部記憶
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、クロックを発振する発振手段と、当該発
振手段におけるクロックの発振を停止させる停止指示手
段と、外部装置からのデータを記憶する記憶手段と、前
記外部装置の前記記憶手段のデータの読み出し要求と書
き込み要求とを受け付ける受け付け手段と、前記外部装
置からのデータを一時的に保持する保持手段と、前記保
持手段の読み出しと書き込みとを制御する制御手段と、
前記外部装置からのデータの転送を前記クロックに従っ
て制御するプロセッサとを有する記憶装置において、前
記受け付け手段は、前記発振手段のクロックが停止して
いるときにも、前記外部装置の前記記憶手段のデータの
書き込み要求を受け付け、前記制御手段は、前記受け付
け手段が、前記書き込み要求を受け付けたときにも、前
記保持手段に前記外部装置からのデータを保持させる。
これにより、発振手段がクロック発振を停止していると
きにも、外部装置からの書き込み要求を受け付けて、保
持手段に外部装置から出力されたデータを保持させるこ
とができる。また、クロック発振が安定した後(例え
ば、クロックの発振の開始を指示してからあらかじめ定
めた時間経過後)は、プロセッサが、保持手段から記憶
手段に転送を指示することができる。
【0011】また、本発明の別の態様によれば、外部装
置に接続されるインタフェース部と、データを格納する
ためのメモリと、外部装置が書き込むデータまたは読み
出すデータを一時格納するバッファと、前記バッファへ
のアクセスを制御するバッファ制御部と、あらかじめ定
めた周波数のクロック信号を発振するための発振装置
と、前記発振装置にクロック発振の停止を指示するクロ
ック発振制御部と、前記外部装置とのデータ転送を制御
するプロセッサとを有する記憶装置において、 前記イ
ンタフェース部は、前記外部装置のコマンドを解析する
コマンドデコード部と、前記外部装置と前記記憶装置間
のデータの転送を制御するデータ転送制御部とを有し、
前記コマンドデコード部は、前記発振装置のクロック
発振が停止しているときにも、前記外部装置がデータの
書き込みを要求するコマンドを解析し、 前記データ転
送制御部は、前記発振装置のクロック発振が停止してい
るときにも、前記外部装置のライト信号にしたがって、
前記外部装置から出力されたデータを前記バッファ制御
部に転送し、前記バッファ制御部は、前記発振装置のク
ロック発振が停止しているときにも、前記データ転送制
御部から転送されたデータを、前記ライト信号にしたが
って、前記バッファに書き込む。この場合、コマンドデ
コード部は、前記発振装置のクロック発振が停止してい
るときにも、外部装置が書き込んだコマンドが書き込み
を要求するコマンド(セクタ・ライトコマンド)である
ことを解析する。これにより、外部装置が書き込むデー
タは、データ転送制御部において、バッファ制御部に転
送され、バッファ制御部によりバッファにデータが書き
込まれる。さらに、外部装置がコマンドを書き込むとき
のライト信号をクロック信号として使用することで、外
部記憶装置内のクロック発振が停止している間でも、コ
ンピュータが書き込むデータを受け付けることが可能と
なる。
【0012】また、 前記インタフェース部は、前記コ
ンピュータに対し当該記憶装置が転送の受け付けが可能
であるかないかの状態を示すステータスレジスタをさら
に有するようにしてもよい。
【0013】この場合、外部装置がコマンドを書き込ん
だ場合、外部記憶装置は、コンピュータが書き込んだコ
マンドの解析中であることやコマンドが指定した処理を
外部装置に対して転送の受け付けが可能でないこと(ビ
ジー状態)を、ステータスレジスタに設定することで、
外部装置に知らせることができる。
【0014】さらに、前記バッファ制御部は、前記デー
タ転送制御部からのライト信号と、前記プロセッサから
のライト信号とを選択する選択回路を備えるようにして
もよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不揮発性半導体メ
モリを用いた外部記憶装置の実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0016】図1に、本発明の実施の形態における外部
記憶装置のシステム構成のブロック図を示す。
【0017】図1において、外部記憶装置1は、不揮発
性半導体メモリであるフラッシュメモリを記憶媒体とし
て用いている。また、外部記憶装置1は、PCカードと
して、一つのカード内に内蔵することが可能である。
【0018】外部記憶装置1は、セクタデータを格納す
るための不揮発性半導体メモリであるフラッシュメモリ
群19と、ホストコンピュータ2とフラッシュメモリ間
のセクタデータ転送を総合的に制御し、フラッシュメモ
リ内のセクタデータの書き換え回数などの管理を行うマ
イクロプロセッサ12と、ホストコンピュータ2とのイ
ンタフェースを司るホストインタフェース部11と、ホ
ストコンピュータ2が書き込むセクタデータおよびホス
トコンピュータが読み出すセクタデータを一時格納する
ために使用するセクタバッファA14およびB15と、
セクタバッファA14およびB15への書き込みおよび
読み出しを指示するセクタバッファ制御部13と、クロ
ック発振を行う発振装置18と、発振装置18に対しク
ロック発振の開始および停止を指示するクロック発振制
御部17と、マイクロプロセッサ12の指示に従ってフ
ラッシュメモリに対し消去や書き込み、読み出しなどの
コマンド発行し、フラッシュメモリとセクタバッファ間
のセクタデータ転送をセクタ単位で制御するフラッシュ
メモリ制御部16とを有する。本実施の形態において
は、フラッシュメモリ群19にホストコンピュータ2が
書き込もうとするデータは、セクタバッファ制御部13
により、使用していないセクタバッファA14もしくは
B15に一時的に格納され、さらに、フラッシュメモリ
制御部16を介して、フラッシュメモリ群19に転送さ
れて書き込まれる。また、フラッシュメモリ群19から
ホストコンピュータ2が読み出そうとするデータは、フ
ラッシュメモリ制御部16を介して、フラッシュメモリ
群19から読み出され、セクタバッファ制御部13によ
り、使用していないセクタバッファA14もしくはB1
5に一時的に格納され、ホストインタフェース部11を
介してホストコンピュータ2に転送される。また、ホス
トコンピュータ2が外部記憶装置1にアクセスしていな
いときには発振装置18の動作を停止させている。ホス
トコンピュータ2が外部記憶装置1にデータの書き込み
を行う場合には、発振装置18の動作が安定する前にお
いては、発振装置18によるクロック信号の代わりに、
ホストコンピュータ2から指示されるホストライト信号
201dを用いて、セクタバッファへの書き込みを行
う。
【0019】図1において、外部記憶装置1に接続され
るホストコンピュータ2は、ホストアドレスを伝送する
ホストアドレスバス201a、データを伝送するホスト
データバス201b、読み出しコマンドを伝送するホス
トリード信号201c、および、書き込みコマンドを伝
送するホストライト信号201dを用いて、外部記憶装
置1に対しセクタデータの書き込みおよび読み出しを要
求するコマンドを設定し、外部記憶装置1との間でセク
タデータの書き込みおよび読み出しを行う。
【0020】ホストインタフェース部11は、ホストコ
ンピュータ2からのコマンドの書き込みを受け付けて保
持し、ホストコンピュータ2と外部記憶装置1の間のセ
クタデータ転送を行う。また、ホストインタフェース部
11は、ホストコンピュータ2から指示されるホストラ
イト信号201dの信号に基づいて、後述するセクタバ
ッファ制御部13における書き込みのクロック信号を生
成し、ホスト間転送ライト信号102cに生成したクロ
ック信号を出力する。
【0021】マイクロプロセッサ12は、ホストコンピ
ュータ2が書き込んだコマンドを解析し、ホストコンピ
ュータ2と外部記憶装置1の間のセクタデータ転送にお
ける制御を行う。また、マイクロプロセッサ12は、ホ
ストが書き込んだセクタデータをフラッシュメモリに書
き込む際に、フラッシュメモリの書き換え回数をフラッ
シュメモリ全体で平均化処理を行うなどのフラッシュメ
モリの管理制御を行う。
【0022】セクタバッファ制御部13は、ホストイン
タフェース部11、マイクロプロセッサ12およびフラ
ッシュメモリ制御部16からのリードアクセスまたはラ
イトアクセスに対して、セクタバッファA14またはセ
クタバッファB15にデータのリードまたはライトを行
う。セクタバッファ制御部13は、書き込みの時には、
ホスト間転送ライト信号102cの信号に基づいて、書
き込みを行うことができる。
【0023】セクタバッファA14およびセクタバッフ
ァB15は、セクタデータを一時格納するためのセクタ
バッファであり、それぞれには、512バイトを単位と
する1セクタデータと、それぞれのセクタデータに付加
される書き換え回数などの管理情報とを格納するするこ
とができる。管理情報は、内部のマイクロプロセッサ1
2によって使用され、ホストコンピュータ2からは通常
のセクタデータのリードやライトアクセスによりアクセ
スされない。
【0024】フラッシュメモリ制御部16は、マイクロ
プロセッサ12の指示に従い、フラッシュメモリ19に
対しリードや消去そして書き込みなどのコマンドを発行
する。フラッシュメモリ制御部16は、リードのときに
は指定されたアドレスに対応する、フラッシュメモリ1
9から読み出したデータをセクタバッファ制御部13に
出力し、書き込みのときにはセクタバッファ制御部13
から転送されたデータをフラッシュメモリ群19の指定
されたアドレスに書き込む。また、フラッシュメモリ制
御部16は、フラッシュメモリ群19に対する一つのセ
クタデータのリードまたは書き込みが終了すると、転送
が終了したことを示す割り込み要求信号1003をアサ
ートして転送終了をマイクロプロセッサ12に通知す
る。
【0025】クロック発振制御部17は、マイクロプロ
セッサ12の指示でクロック発振の停止および開始の制
御を行い、発振装置18からのクロック信号1006を
マイクロプロセッサ12およびフラッシュメモリ制御部
16にクロック信号1004として供給する。クロック
発振制御部17は、クロック発振停止信号1005を使
用して、発振装置18のクロック発振を停止させる。ま
た、クロック発振制御部17は、ホストインタフェース
割り込み信号1002がアサートされたときに、マイク
ロプロセッサ12へホスト割り込み要求信号1001を
通知する。ホストインタフェース割り込み信号1002
は、ホストコンピュータ2によるコマンドの書き込みが
あったときと、ホストコンピュータ2と外部記憶装置1
間で一つのセクタデータの転送が終了したときとにホス
トインタフェース部11によりアサートされる。フラッ
シュメモリ群19は、一つ以上の複数個のフラッシュメ
モリから構成され、ホストコンピュータ2が書き込んだ
セクタデータを格納する。
【0026】本実施の形態では、ホストデータバス20
1b、プロセッサデータバス101b、ホスト間転送デ
ータバス102b、フラッシュ間転送データバス103
b、セクタバッファAデータバス104b、セクタバッ
ファBデータバス105、および、フラッシュデータバ
ス106bの各々のデータバス幅を1バイト(8ビッ
ト)として説明する。
【0027】つぎに、ホストインタフェース部11の内
部構成を図2を参照して説明する。図2に、ホストイン
タフェース部11のブロック図を示す。
【0028】図2において、ホストインタフェース部1
1は、外部記憶装置が使用中であるか否かの状態(ビジ
ー状態/レディ状態)を示すステータスレジスタ111
と、コマンドおよびコマンドに対応するセクタ数、セク
タ番号、シリンダ数などを保持するコマンドブロックレ
ジスタ群112と、ホストコンピュータ2により指示さ
れたコマンドをデコードするホストコマンドデコード部
113と、ホストコンピュータ2から指示されたコマン
ドに基づいて、データ転送を制御し、また、ホストライ
ト信号201dの信号に基づいて、書き込みのクロック
信号を生成し、ホスト間転送ライト信号102cに生成
したクロック信号を出力するホストデータ制御部114
とを備える。
【0029】本実施の形態におけるホストインタフェー
ス部11では、ホストコンピュータ2によりコマンドを
書き込まれた場合、ホストコンピュータ2が書き込んだ
コマンドの解析中である場合と、コマンドに対応する処
理をホストコンピュータに対して提供できる準備が整っ
ていない場合とに、ステータスレジスタ111をビジー
状態に設定することで、ホストコンピュータ2に使用中
であることを知らせる。
【0030】また、ホストコマンドデコード部113
は、ホストコンピュータ2がコマンドを書き込むと同時
に、ホストコンピュータ2が書き込んだコマンドの種類
を判定する。ホストコンピュータが書き込んだコマンド
がセクタ・ライトコマンドであると判定した場合には、
ホストコマンドデコード部113は、ライトコマンド書
き込み信号1101によりステータスレジスタ111を
データ転送要求を示すレディ状態に設定し、外部記憶装
置1がホストコンピュータからのセクタデータの書き込
みに対し準備が整っていることを知らせる。
【0031】また、ホストコマンドデコード部113
は、ホストデータ転送制御部114に対しても、ホスト
コンピュータ2からセクタデータの書き込みが発生した
ことをライト信号1102により通知する。これによ
り、ホストコンピュータ2が書き込むセクタデータは、
ホストデータ転送制御部114において、セクタバッフ
ァに書き込むことが可能となる。
【0032】さらに、ホストコンピュータ2がコマンド
を書き込むときのホストライト信号201dをクロック
信号として使用することで、ホストコマンドデコード部
113は、外部記憶装置内のクロック発振が停止してい
る間でも、ホストコンピュータ2が書き込むコマンドを
判定することが可能となる。また、ホストデータ転送制
御部114においても、ホストライト信号201dをク
ロック信号としてセクタバッファ制御部13に指示する
ことにより、ホストコンピュータ2がコマンドを書き込
んでから外部記憶装置内のクロック発振を開始しても、
クロック発振の安定を待たずに、外部記憶装置1は、ホ
ストコンピュータが書き込むセクタデータを受け付ける
ことが可能となる。
【0033】つぎに、図2に示す各ブロックの機能をよ
り具体的に説明する。
【0034】ステータスレジスタ111は、ホストコン
ピュータ2に外部記憶装置1のセクタバッファの使用状
態を知らせるために、外部記憶装置1のビジー状態/レ
ディ状態を示すレジスタであり、マイクプロセッサ12
からのプロセッサアドレスバス101a、プロセッサデ
ータバス101bおよびプロセッサライト信号101d
によって、外部記憶装置1の状態(レディまたはビジ
ー)が設定される。ステータスレジスタ111は、コマ
ンドブロックレジスタ群112からのホストコンピュー
タ2によるコマンドの書き込みを示すコマンド書き込み
信号1104がアサートされた場合(ホストコンピュー
タ2がコマンドを書き込んだとき)と、ホストデータ転
送制御部114とホストコンピュータ2との間で一つの
セクタデータ転送が終了したことを示す転送終了信号1
103がホストデータ転送制御部114によりアサート
された場合とに、ビジー状態に設定される。また、ステ
ータスレジスタ111は、ホストコマンドデコード部1
13からのホストコンピュータ2がセクタデータのライ
トコマンドを書き込んだことを示すライトコマンド書き
込み信号1101がアサートされた場合(ホストコマン
ドデコーダ113でコマンドのデコードが終わり、コマ
ンドが出力されたとき)に、データ転送要求を示すレデ
ィ状態に設定される。
【0035】コマンドブロックレジスタ群112は、ホ
ストコンピュータ2が書き込むコマンドを記憶するため
のコマンドレジスタと、セクタデータの論理アドレス、
ホストコンピュータ2がアクセスするセクタ数などを格
納するための複数のデータレジスタとを有し、ホストコ
ンピュータ2によりコマンドが書き込まれたときに、コ
マンド書き込みコマンド書き込み信号1104をアサー
トすることによりステータスレジスタ111にコマンド
が書き込まれたことを通知する。 コマンドブロックレ
ジスタ群112は、各レジスタ毎に、あらかじめレジス
タアドレスが規定され、ホストコンピュータ2によりホ
ストアドレスバス201aを介してレジスタアドレスが
指示され、指示されたレジスタアドレスに対応するレジ
スタに、ホストデータバス102bを介して指示された
データが格納される。ホストデータバス102bを介し
て転送されるデータとしては、コマンド、セクタ数、セ
クタバッファAもしくはBに書き込まれるデータなどが
ある。マイクロプロセッサ12は、ファラッシュメモリ
へのアクセスの際に、このコマンドブロックレジスタ群
112を参照し、コマンドに対応する制御を行う。
【0036】ホストコマンドデコード部113は、ホス
トコンピュータ2が書き込んだコマンドの種類を判定す
る。ホストコマンドデコード部113は、ホストコンピ
ュータ2がセクタデータのライトコマンドを書き込んだ
と判定したときに、ライトコマンド書き込み信号110
1およびライト信号1102をアサートする。また、ラ
イトコマンド書き込み信号1101は、ホストコンピュ
ータ2からのリードアクセスまたはライトアクセスでネ
ゲートされ、ライト信号1102は、ホストデータ転送
制御部114からの一つのセクタデータ転送が終了した
ことを示す転送終了信号1103の立ち下がりでネゲー
トされる。
【0037】ホストデータ転送制御部114は、ホスト
コンピュータ2とセクタバッファA14およびセクタバ
ッファB15との間のセクタデータの転送を行う。ホス
トデータ転送制御部114は、マイクロプロセッサ12
の指示に従って、ホストコンピュータ2がデータのライ
トまたはリードアクセスにより行われるセクタデータの
転送に応じて、セクタバッファ制御部13に対し、セク
タバッファA14またはセクタバッファB15へのライ
トまたはリードアクセスを要求する。また、ホストデー
タ転送制御部114は、ホストコマンドデコード部11
3によってライト信号1102がアサートされている
間、マイクロプロセッサ12の指示がなくても、ホスト
コンピュータ2からのセクタデータのライトアクセスに
対して、セクタバッファ制御部13にセクタバッファA
14へのライトアクセスを要求する。また、ホストデー
タ転送制御部114は、ホストコンピュータ2から指示
されるホストライト信号201dの信号に基づいて、セ
クタバッファ制御部13における書き込みのクロック信
号を生成し、ホスト間転送ライト信号102cに生成し
たクロック信号を出力する。ホストライト信号201d
は、ホストコンピュータ2が、コマンドを書き込むと
き、もしくは、データを1バイト毎に書き込むときに指
示する信号であり、周期的な信号ではないが、オン/オ
フする信号であるため、ホストデータ転送制御部114
は、このホストライト信号201dの立ち上がりもしく
は立ち下がりをトリガとして、セクタバッファ制御部1
3における書き込みのクロック信号を生成することがで
きる。
【0038】ホストコンピュータ2は、ホストアドレス
バス201a、ホストデータバス201bおよびホスト
リード信号201cを用いてステータスレジスタを読み
出すことができる。
【0039】転送終了信号1103およびコマンド書き
込み信号1104は、OR回路115に入力され、OR
回路115は、転送が終了したとき、もしくは、コマン
ドが書き込まれたときに、ホストインタフェース割り込
み信号1002をクロック発振制御部17に出力する。
ホストインタフェース割り込み信号1002により、ク
ロック発振制御部17は、クロック発振を開始させる。
【0040】つぎに、図2に示すホストインタフェース
部11の動作を図3および図4を参照して説明する。
【0041】図3に、ホストコンピュータ2がセクタデ
ータのライトコマンドを設定したときのホストインタフ
ェース部11におけるタイミングチャートを示す。ま
た、図4は、図3に示す時間t35以降のホストコンピ
ュータ2がセクタデータのライトを行うときのホストイ
ンタフェース部11におけるタイミングチャートを示し
ている。つまり、図3は、ホストコンピュータ2が1番
目のセクタデータをライトするときのタイミングチャー
トであり、図4は、ホストコンピュータ2が2番目のセ
クタデータをライトするときのタイミングチャートを示
している。
【0042】図3において、時間t31と時間t32の
間で、ホストコンピュータ2が、ホストアドレスバス2
01aに、コマンドコマンドブロックレジスタ群112
は、ホストライト信号201dの立ち下がりエッジでコ
マンドレジスタにホストデータバス201bのデータを
書き込む。コマンドブロックレジスタ群112は、ホス
トライト信号201dの立ち下がりエッジにより、コマ
ンドが書き込まれたことを示すために、コマンド書き込
み信号1104をアサートする。コマンド書き込み信号
1104がアサートされたことにより、ステータスレジ
スタ111がビジー状態に設定される。
【0043】次いで、時間t32において、ホストコマ
ンドデコード部113は、コマンドレジスタに対するコ
マンドデータの書き込みがセクタデータのライトコマン
ドであることを検出し、ホストライト信号201dの立
ち上がりエッジにより、ライトコマンド書き込み信号1
101をアサートする。ライトコマンド書き込み信号1
101がアサートされることにより、ステータスレジス
タ111はデータ転送要求を示すレディ状態に設定され
る。
【0044】時間t32と時間t33の間において、ホ
ストコンピュータ2は、ステータスレジスタ111をリ
ードする。ホストコンピュータ2は、ステータスレジス
タ111がデータ転送要求を示すレディ状態であること
を確認すると、ブロックレジスタ群112におけるデー
タレジスタのアドレスを出力し、また、ホストデータバ
ス201bにセクタデータのライトコマンドを出力す
る。時間t33以降、セクタデータを1バイト単位で書
き込む処理を開始する。また、時間t33において、ホ
ストライト信号210dが立ち下がったことにより、ラ
イトアクセスが行われたとして、ホストコマンドデコー
ド部113は、ライトコマンド書き込み信号1101を
ネゲートする。
【0045】時間t33から時間t35の間、ホストコ
ンピュータ2は、ホストアドレスバス201aにデータ
レジスタのアドレスを出力し、ホストデータバス201
bにデータD0−0からデータD0−511の512バ
イトからなる一つのセクタデータを1バイト単位に、ホ
ストライト信号201dとともに出力する。
【0046】さらに、ホストデータ転送制御部114
は、1セクタ数分(512バイト)のデータが書き込ま
れたことを監視するために、511までカウントするカ
ウンタを内部に備える。ホストデータ転送制御部114
は、1バイト単位にデータの出力に対応して出力される
ホストライト信号201dの立ち下がりエッジでカウン
タのカウントアップを行い、そのカウンタの値を、セク
タバッファAを示す、セクタバッファAの指定アドレス
とともにホスト間転送アドレスバス102aに出力す
る。ホストコンピュータ2が出力したデータD0−0〜
データD0−511は、ホストデータ転送制御部114
によって、ホスト間転送データバス102bに出力され
る。時間t34において、ホストデータ転送制御部11
4は、カウンタにより一つのセクタデータの最後の1バ
イトのデータの転送であることを検出すると、1セクタ
分の転送が終了したことを知らせるするために、転送終
了信号1103をアサートする。転送終了信号1103
は、一つのセクタデータにおける最後の1バイトのアク
セスの際に出力されるホストライト信号201dと同じ
タイミングのパルス信号である。
【0047】転送終了信号1103がアサートされるこ
とにより、ステータスレジスタ111はビジー状態とな
り、外部記憶装置1がビジーであることをホストコンピ
ュータ2に知らせる。転送終了後、つぎのセクタデータ
を受け付けるために、ホストデータ転送制御部114に
おける転送条件が設定されるまで、ビジー状態が保持さ
れる。
【0048】また、時間t35において、転送終了信号
1103が立ち下がると、ホストコマンドデコード部1
13は、転送が終了したとして、ライト信号1102を
ネゲートし、ホストデータ転送制御部114に一つのセ
クタデータ転送終了を確認したことを知らせる。
【0049】つぎに、図4の時間t41と時間t42の
間において、マイクロプロセッサ12は、マイクロプロ
セッサアドレスバス101a、マイクロプロセッサデー
タバス101bおよびマイクロプロセッサライト信号1
01dを使用して、ホストデータ転送制御部114にホ
ストコンピュータ2と外部記憶装置間1のデータ転送に
関する転送条件を設定する。図4に示す例では、ホスト
コンピュータ2から転送される512バイトのセクタデ
ータをセクタバッファB15に書き込むことを設定して
いる。マイクロプロセッサ12は、コマンドブロックレ
ジスタ群112を参照することにより、転送条件を決定
し、ホストデータ転送制御部114に転送条件を設定す
ることができる。なお、1番目のセクタの転送において
は、マイクロプロセッサ12は、クロックが停止してい
るため、この転送条件の設定を行わないが、ホストデー
タ転送制御部114において、クロック停止後の最初の
セクタのデータ転送においては、あらかじめ定めたセク
タバッファに転送を行うように転送条件を規定してお
く。
【0050】次いで、マイクロプロセッサ12は、マイ
クロプロセッサアドレスバス101a、マイクロプロセ
ッサデータバス101bおよびマイクロプロセッサライ
ト信号101dを使用して、ステータスレジスタ111
にデータ転送要求を示すレディ状態を書き込む。時間t
43と時間t44の間において、ホストコンピュータ2
は、ステータスレジスタ111がデータ転送要求を示す
レディ状態であることを確認すると、2番目のセクタデ
ータの書き込みを開始する。
【0051】時間t44から時間t46の間では、図3
における時間t33から時間t35に示す動作と同様
に、ホストデータ転送制御部114が、ホスト間転送ア
ドレスバス102a、ホスト間転送データバス102b
およびホスト間転送ライト信号102cを使用して、ア
ドレス、データおよびライト信号をセクタバッファ制御
部13に対して指示することによりセクタバッファB1
5にホストコンピュータ2が出力したデータD1−0〜
データD1−511のデータを書き込みを行わせる。
【0052】つぎに、時間t45において、ホストデー
タ転送制御部114は、カウンタにより、一つのセクタ
データに対する最後の1バイトのライトであることを検
出すると、転送終了信号1103をアサートする。転送
終了信号1103がアサートされると、ステータスレジ
スタ111はビジー状態となり、外部記憶装置1がビジ
ーであることをホストコンピュータ2に知らせる。
【0053】図4における時間t46以降、ホストコン
ピュータ2が外部記憶装置1に書き込むセクタデータが
なくなるまで、ホストコンピュータ2および外部記憶装
置1は、図4に示す処理と同一の処理を行う。
【0054】つぎに、図8を参照してセクタバッファ制
御部13の構成を説明する。図8に、セクタバッファ制
御部13のブロック図を示す。
【0055】図8において、セクタバッファ制御部13
は、マイクロプロセッサ12とフラッシュメモリ制御部
16と、ホストインタフェイス部11とからそれぞれ指
示されるアドレス、データおよびライト信号をうけてセ
クタバッファAまたはBのいずれかを選択してのアクセ
スを制御する。セクタバッファ制御部13は、アドレス
を選択するためのアドレス選択回路131と、ライト信
号を選択するためのライト信号選択回路132と、ライ
トデータを選択するためのライトデータ選択回路133
と、リードデータを選択するためのリードデータ選択回
路134とを備える。
【0056】図8において、アドレス選択回路131
は、マイクロプロセッサアドレスバス101a、ホスト
間転送アドレスバス02a、および、フラッシュ間転送
アドレスバス103aのいずれかのバスからアドレスを
入力し、そのアドレスを解析し、セクタバッファAまた
はBのいずれかを選択し、選択したセクタバッファに対
応するセクタバッファAアドレスバス104aまたはセ
クタバッファBアドレスバス105aへ転送されたアド
レスを出力する。また、アドレス選択回路131は、ラ
イト信号選択回路132と、ライトデータ選択回路13
3と、リードデータ選択回路134とに対して、マイク
ロプロセッサ12とフラッシュメモリ制御部16と、ホ
ストインタフェイス部11とから出力される信号のうち
いずれを選択し、また、セクタバッファAまたはBのい
ずれかを選択するかを示す選択信号1311〜1316
を出力する。例えば、マイクロプロセッサ12からマイ
クロプロセッサアドレスバス101aを介してセクタバ
ッファAのアドレスが指示されている場合には、他の選
択回路に対して、マイクロプロセッサ12から指示され
ている信号線を選択するとともに、セクタバッファAを
選択するように、選択信号1311をアサートすること
により指示する。また、マイクロプロセッサ12からマ
イクロプロセッサアドレスバス101aを介してセクタ
バッファBのアドレスが指示されている場合には、他の
選択回路に対して、マイクロプロセッサ12から指示さ
れている信号線を選択するとともに、セクタバッファB
を選択するように、選択信号1312をアサートするこ
とにより指示する。また、アドレス選択回路131は、
ホスト間転送アドレスバス102aが、セクタバッファ
Aを選択しているときには選択信号1313をアサート
し、セクタバッファBを選択しているときには1314
をアサートする。さらに、アドレス選択回路131は、
フラッシュ間転送アドレスバス103aが、セクタバッ
ファAを選択しているときには選択信号1315をアサ
ートし、セクタバッファBを選択しているときには13
16をアサートする。
【0057】ライト信号選択回路132は、選択信号1
311〜選択信号1316に従って、マイクロプロセッ
サライト信号101d、ホスト間転送ライト信号102
cまたはフラッシュ間転送ライト信号103cからの信
号を選択し、セクタバッファAライト信号104cとセ
クタバッファBライト信号105cとのいずれかに切り
替えて出力する。選択信号1311がアサートされてい
るときにはマイクロプロセッサライト信号101dがセ
クタバッファAライト信号104cに出力され、選択信
号1312がアサートされているときにはマイクロプロ
セッサライト信号101dがセクタバッファBライト信
号105cに出力され、選択信号1313がアサートさ
れているときにはホスト間転送ライト信号102cがセ
クタバッファAライト信号104cに出力され、選択信
号1314がアサートされているときにはホスト間転送
ライト信号102cがセクタバッファBライト信号10
5cに出力され、選択信号1315がアサートされてい
るときにはフラッシュ間転送ライト信号103cがセク
タバッファAライト信号104cに出力され、選択信号
1316がアサートされているときにはフラッシュ間転
送ライト信号103cがセクタバッファBライト信号1
05cに出力される。
【0058】ライトデータ選択回路133は、選択信号
1311〜選択信号1316に従って、マイクロプロセ
ッサデータバス101b、ホスト間転送データバス10
2bまたはフラッシュ間転送データバス103bからの
信号を選択し、セクタバッファAデータバス104bま
たはセクタバッファBデータバス105bのいずれかに
切り替えて出力する。選択信号1311がアサートされ
ているときにはマイクロプロセッサデータバス101b
がセクタバッファAデータバス104bに出力され、選
択信号1312がアサートされているときにはマイクロ
プロセッサデータバス101bがセクタバッファBデー
タバス105bに出力され、選択信号1313がアサー
トされているときにはホスト間転送データバス102b
がセクタバッファAデータバス104bに出力され、選
択信号1314がアサートされているときにはホスト間
転送データバス102bがセクタバッファBデータバス
105bに出力され、選択信号1315がアサートされ
ているときにはフラッシュ間転送データバス103bが
セクタバッファAデータバス104bに出力され、選択
信号1316がアサートされているときにはフラッシュ
間転送データバス103bがセクタバッファBデータバ
ス105bに出力される。
【0059】リードデータ選択回路134は、選択信号
1311〜選択信号1316に従って、セクタバッファ
Aデータバス104bまたはセクタバッファBデータバ
ス105bから、マイクロプロセッサデータバス101
b、ホスト間転送データバス102b、または、フラッ
シュ間転送データバス103bのいずれかに切り替えて
出力するリードデータ選択回路である。選択信号131
1がアサートされているときにはセクタバッファAデー
タバス104bがデータバス1341に出力され、選択
信号1312がアサートされているときにはセクタバッ
ファBデータバス105bがデータバス1341に出力
され、選択信号1313がアサートされているときには
セクタバッファAデータバス104bがホスト間転送デ
ータバス102bに出力され、選択信号1314がアサ
ートされているときにはセクタバッファBデータバス1
05bがホスト間転送データバス102bに出力され、
選択信号1315がアサートされているときにはセクタ
バッファAデータバス104bがフラッシュ間転送デー
タバス103bに出力され、選択信号1316がアサー
トされているときにはセクタバッファBデータバス10
5bがフラッシュ間転送データバス103bに出力され
る。
【0060】スリーステートバッファ135は、データ
バス1341からのデータをマイクロプロセッサデータ
バス101bに出力する。マイクロプロセッサリード信
号101cがアサートされているときに、データバス1
341からのデータがマイクロプロセッサデータバス1
01bに出力される。
【0061】つぎに、セクタバッファ制御部13のセク
タバッファへの書き込み時の動作を図5を参照して説明
する。
【0062】図5に、ホストコンピュータ2がセクタデ
ータのライトコマンドを設定したときのセクタバッファ
制御部13におけるタイミングチャートを示す。ここ
で、図5における時間t33および時間t35は、図3
における時間と同一であり、また、図5における時間t
44および時間t46は、図3における時間と同一であ
る。
【0063】図5において、セクタバッファ制御部13
は、図3における時間t33と時間t35との間におい
て、ホスト間転送アドレスバス102aで指定されたア
ドレスがセクタバッファAであることをアドレス選択回
路131において検出し、セクタバッファAを選択する
ように選択信号1313を出力するとともに、指定され
たアドレスをセクタバッファAアドレスバス104aに
出力する。また、ライトデータ選択回路133におい
て、ホスト間転送データバス102bのデータD0−0
からD0−511をセクタバッファAデータバス104
bに出力し、ライト信号選択回路132において、ホス
ト間転送ライト信号102cをセクタバッファAライト
信号104cに出力することにより、セクタバッファA
14にホストコンピュータ2が書き込んだセクタデータ
を書き込む。
【0064】セクタバッファ制御部13は、図4におけ
る時間t44と時間t46との間において、ホスト間転
送アドレスバス102aで指定されたアドレスがセクタ
バッファBであることをアドレス選択回路131におい
て検出し、セクタバッファBを選択するように選択信号
1314を出力するとともに、指定されたアドレスをセ
クタバッファBアドレスバス105aに出力する。ま
た、ライトデータ選択回路133において、ホスト間転
送データバス102bのデータD1−0からD1−51
1をセクタバッファBデータバス105bに出力し、ラ
イト信号選択回路132において、ホスト間転送ライト
信号102cをセクタバッファBライト信号105cに
出力することにより、セクタバッファB15にホストコ
ンピュータ2が書き込んだセクタデータを書き込む。
【0065】以上、説明したように動作することによ
り、ホストコンピュータから転送されたデータは、セク
タバッファに格納される。その後、マイクロプロセッサ
12の指示により、セクタバッファのデータは、フラッ
シュメモリの指定されたアドレスに対応する領域に転送
されて保持される。
【0066】つぎに、外部記憶装置1内のクロック発振
の停止および開始の動作について図6を参照して説明す
る。図6は、外部記憶装置1内のクロック発振の停止お
よび開始を示すタイミングチャートを示している。
【0067】図6に示すステップ61において、マイク
ロプロセッサ12は、ホストコンピュータ2が、あらか
じめ定めた時間、外部記憶装置1に対してアクセスを行
わないと、プロセッサアドレスバス101a、マイクロ
プロセッサデータバス101bおよびマイクロプロセッ
サライト信号101dを使用して、クロック発振制御部
17にクロック発振の停止を設定する。クロック発振制
御部17は、クロック発振停止の指示を受けると、あら
かじめ定められた時間であるステップ62の時間が経過
した後に、クロック発振を停止させるために、クロック
発振停止信号1005をアサートする。クロック発振停
止信号1005がアサートされると、発振装置18は、
クロック信号1006をローレベルに固定することでク
ロック発振を停止する。
【0068】その後、時間t61において、ホストコン
ピュータ2からコマンドの書き込みがあると、ホストイ
ンターフェイス部11のコマンドブロックレジスタ群1
12で、コマンドの書き込みを検出し、OR回路115
を介してホストインタフェース割り込み信号1002が
アサートされると、クロック発振制御部17は、クロッ
ク発振停止信号1005をネゲートする。クロック発振
停止信号1005がネゲートされると、発振装置18
は、クロック発振を開始する。ここで、図6に示す時間
t61におけるホストインタフェース部11からの割り
込み信号1002は、図3に示す時間t31におけるホ
ストコンピュータ2がセクタデータのライトコマンドを
設定してきたときに生成されるコマンド書き込み信号1
104がOR回路115を介してか出力される信号であ
る。
【0069】ステップ63において、クロック発振制御
部17は、クロック発振制御部17内部に持つカウンタ
を用いて、クロック信号1006によるカウントアップ
を行い、クロック発振が安定するまでの時間を計測する
(例えば、あらかじめ定めた数のカウントを行ったとき
に、クロックが安定したとすることができる。クロック
発振が安定した後に、クロック発振制御部17は、クロ
ック信号1004の出力を開始し、これと同時に、ホス
ト割り込み要求信号1001をアサートする。このホス
ト割り込み要求信号1001のアサートは、安定したク
ロックの発振が開始したことを、マイクロプロセッサ1
2に通知するための信号であり、時間t61においてア
サートされたホストインタフェース割り込み信号100
2により発振を開始した後に、クロック発振の安定を待
ってマイクロプロセッサ12に出力される。また、ホス
ト割り込み要求信号1001は、時間t62において、
マイクロプロセッサ12によりネゲートするように指示
されるとネゲートする。
【0070】ここで、図6に示すホスト割り込み要求信
号1001は、クロック信号1004の開始と同時にア
サートされているが、マイクロプロセッサ12の割り込
み要求信号の仕様により、ホスト割り込み要求信号10
01をクロック信号1004の開始よりも前または後で
アサートすることも可能である。
【0071】つぎに、時間t63では、ホストインタフ
ェース部11において、1セクタ分の転送が終了したと
きに出力される転送終了信号がOR回路115を介して
ホストインタフェース割り込み信号1002としてアサ
ートされる。この場合、時間t63は、図3に示す時間
t34の後に、転送終了信号が立ち上がった時間に相当
する。クロック発振制御部17は、ホストインタフェー
ス割り込み信号1002がアサートされると、時間t6
3では、クロック発振停止信号1005をアサートして
いない(クロックが発振している状態である)ので、ホ
スト割り込み要求信号1001をアサートすることによ
り、1セクタ分の転送終了をマイクロプロセッサ12に
通知する。マイクロプロセッサ12では、時間t62の
前においてホスト割り込み要求信号1001を受けた後
に、クロックの停止を指示していないので、時間t63
において再度、ホスト割り込み要求信号1001を受け
ると、1セクタ分の転送が終了したとして、以後、マイ
クロプロセッサ12がホストコンピュータ2のアクセス
の制御を行う。
【0072】前述したように、本実施の形態によれば、
図3に示す時間t33から時間t35の間では、発振装
置18によるクロック発振の安定とは無関係に、ホスト
インタフェース部11は、ホストコンピュータ2からの
セクタデータのライトアクセスに対して、セクタデータ
をセクタバッファA14に格納させることができる。一
方、発振装置18は、図3に示す時間t31(図6に示
す時間t61)から、クロック発振を開始し、発振が安
定したあとに、マイクロプロセッサ12にその旨を通知
することにより、マイクロプロセッサ12は、その後、
ホストコンピュータ2のアクセスの制御を行うことがで
きる。
【0073】つぎに、第2の実施の形態を、図7を参照
して説明する。第2の実施の形態では、ホストコンピュ
ータ2が2つのセクタ分のセクタデータを書き込む場合
に、ホストインタフェース部11が書き込みを制御する
際の動作について説明する。図7は、図3と同様に、ホ
ストコンピュータ2が二つのセクタデータのライトコマ
ンドを書き込んだときのホストインタフェース部11に
おけるタイミングチャートを示している。図7に示すタ
イミングチャートでは、ホストコンピュータ2が書き込
む二つのセクタデータを、連続して、セクタバッファA
14とセクタバッファB15との二つのセクタバッファ
に書き込んでいる。この場合、ホストインタフェース部
11は、2つのセクタデータを書き込んだ後に、セクタ
データの転送終了を転送終了信号1103により通知す
るが、それ以外の構成及び動作は、第1の実施の形態と
同様である。
【0074】図7に示す時間t71と時間t72との間
において、ホストコンピュータ2が、ホストアドレスバ
ス201aに、コマンドブロックレジスタ群112にお
けるコマンドレジスタのアドレスを出力し、また、ホス
トデータバス201bにセクタデータのライトコマンド
を出力する。セクタデータのライトコマンドが書き込ま
れると、コマンドブロックレジスタ群112はコマンド
書き込み信号1104をアサートする。時間t71にお
いて、コマンド書き込み信号1104がアサートされた
ことにより、ステータスレジスタ111がビジー状態に
設定される。
【0075】次いで、時間t72において、ホストコマ
ンドデコード部113は、ホストコンピュータ2が書き
込んだコマンドがセクタデータのライトコマンドである
ことを検出し、ホストライト信号201dの立ち上がり
エッジにより、ライトコマンド書き込み信号1101を
アサートする。ライトコマンド書き込み信号1101が
アサートされることにより、ステータスレジスタ111
はデータ転送要求を示すレディ状態に設定される。
【0076】時間t72と時間t73の間において、ホ
ストコンピュータ2は、ステータスレジスタ111をリ
ードする。ホストコンピュータ2は、ステータスレジス
タ111がデータ転送要求を示すレディ状態であること
を確認すると、時間t73と時間t74の間で、セクタ
データの1バイト単位での書き込みを開始する。また、
時間t73において、ホストコンピュータ2がライトア
クセスを行ったので、ホストコマンドデコード部113
はライトコマンド書き込み信号1101をネゲートす
る。
【0077】時間t73から時間t74の間、ホストコ
ンピュータ2は、データD0−0からデータD0−51
1の512バイトからなる一つのセクタデータを1バイ
ト単位にホストライト信号201dとともに出力する。
【0078】ホストデータ転送制御部114は、ホスト
コンピュータ2のホストライト信号201dを受けてそ
の反転信号を書き込みクロックとしてホスト間転送ライ
ト信号102cを出力する。また、ホストコンピュータ
2が書き込むデータD0−0からデータD0−511
は、ホストデータ転送制御部114によって、セクタバ
ッファ制御部13へ出力される。このとき、ホストデー
タ転送制御部114は、セクタバッファ制御部13に対
し、セクタバッファA14に対するライトであることを
ホスト間転送アドレスバス102aを使用して指示す
る。
【0079】ホストコンピュータ2のデータD0−51
1の書き込みが終了したときに、ホストデータ転送制御
部114は、第1の実施の形態における動作と異なり、
一つのセクタデータの転送が終了したことを示す転送終
了信号1103をアサートしない。本実施の形態におい
ては、ホストデータ転送制御部114は、2セクタ数分
(1024バイト)のデータが書き込まれたことを監視
するために、1023までカウントするカウンタを内部
に備える。
【0080】時間t74と時間t75の間で、ステータ
スレジスタ111はデータ転送要求を示すレディ状態を
示しているので、ホストコンピュータ2は、時間t75
から2番目のセクタデータD1−0からD1−511の
ライトを開始する。
【0081】時間t76において、ホストデータ転送制
御部114は、かうんたにより、2番目のセクタデータ
の最後のデータD1−511のライトであることを検出
すると、2セクタ分の転送が終了した事を知らせるため
に、転送終了信号1103をアサートする。転送終了信
号1103がアサートされたことにより、ステータスレ
ジスタ111はビジー状態に設定される。また、時間t
77において、ホストコマンドデコード部113は、転
送終了信号1103の立ち下がりで、転送が終了したと
して、ライト信号1102をネゲートする。その後の動
作は、図4に示す動作と同様にすることができる。
【0082】第2の実施の形態によれば、マイクロプロ
セッサ12が動作していなくても2セクタ分のセクタデ
ータの転送を受け付ける事ができる。
【0083】また、第2の実施の形態では、ホストコン
ピュータ2がライトする二つのセクタデータを、連続
で、外部記憶装置1に内蔵される二つのセクタバッファ
に書き込む場合を説明したが、外部記憶装置1内に三つ
以上のセクタバッファを設けることにより、ホストデー
タ転送制御部114において、ホストコンピュータ2が
ライトする三つ以上の複数のセクタデータを、連続で書
き込むことも実現できる。
【0084】また、第1及び第2の実施の形態において
は、データバス幅を1バイトとして説明しているが 2
バイトもしくはそれ以上のバイト幅にしてもよい。例え
ば、ホストバス201のデータバス幅が2バイトの場合
には、ホスト間転送バス102、セクタバッファバスA
104およびセクタバッファバスB105のデータバス
幅を2バイトとすることにより、ホストコンピュータ2
のセクタデータの転送に対応できる。同様に、フラッシ
ュバス106のデータバス幅が2バイトの場合でも、本
発明の実施の形態における外部記憶装置1は対応可能で
ある。
【0085】次に、第1及び第2の実施の形態におい
て、外部記憶装置1からセクタデータのリードを行うと
きの動作を図9および図10を参照して説明する。 図
9は、ホストコンピュータ2が外部記憶装置1からセク
タデータのリードを行うときのタイミングチャートを示
している。また、図10は、図9に示す時間t98以降
のホストコンピュータ2によるセクタデータのリードに
関するタイミングチャートを示している。
【0086】図9に示す時間t91と時間t92とにお
いて、ホストコンピュータ2がセクタデータのリードコ
マンドを書き込むと、コマンド書き込み信号1104が
アサートされ、マイクロプロセッサ12に割り込み要求
を発生する。時間t92と時間t93の間では、マイク
ロプロセッサ12により、ホストコンピュータ2が書き
込んだコマンドなどの解析が行われる。時間t93と時
間t94では、マイクロプロセッサ12がフラッシュメ
モリ群19にフラッシュメモリに対するコマンドやフラ
ッシュメモリに格納されているデータのアドレスを設定
している。マイクロプロセッサ12によるフラッシュメ
モリの設定後、時間t95と時間t96との間において
マイクロプロセッサ12はフラッシュメモリ制御部16
に対しフラッシュメモリから512バイトのデータをリ
ードすることを設定する。時間t96と時間t97の間
では、フラッシュメモリ制御部16が、フラッシュメモ
リに対し、フラッシュリード信号106cをアサート
し、フラッシュタイミング信号106eのタイミングで
データD0からデータD511をリードし、フラッシュ
メモリからリードしたデータをフラッシュ間転送アドレ
スバス103a、フラッシュ間転送データバス103b
そしてフラッシュ間転送ライト信号103cを使用し
て、セクタバッファ制御部13に対し、セクタバッファ
Aに書き込むことを示している。フラッシュメモリ群1
9から512バイトのデータリードが終了すると、フラ
ッシュメモリ制御部16はマイクロプロセッサ12に対
し転送が終了したことを示す割り込み要求信号1003
をアサートする(時間t97と時間t98との間)。
【0087】図10に示す時間t101と時間t102
との間において、マイクロプロセッサ12は、ホストデ
ータ転送制御部114にセクタバッファA14から51
2バイトのセクタデータリードを設定する。その後、マ
イクロプロセッサ12は、ステータスレジスタ111に
レディを書き込む(時間t102と時間t103の
間)。ホストコンピュータ2は、時間t103と時間t
104との間において、外部記憶装置1がレディ状態で
あることを確認すると、時間t104と時間t106と
の間において、データレジスタに対するリードをアクセ
スを512回行い、セクタデータのリードを行う。時間
t103と時間t104との間において、ホストデータ
転送制御部114は、ホストコンピュータ2のデータレ
ジスタのリードアクセスに対応して、セクタバッファ制
御部13にセクタバッファA14からのリードを行い、
セクタバッファ制御部13からのホスト間転送データバ
ス102bのデータをホストデータバス201bに出力
する。
【0088】時間t105において、ホストデータ転送
制御部114は、一つのセクタデータに対する最後の1
バイトのリードであることを検出すると、転送終了信号
1103をアサートする。転送終了信号1103は、一
つのセクタデータにおける最後の1バイトのアクセスと
同じタイミングのパルス信号である。転送終了信号11
03がアサートされることにより、ステータスレジスタ
111はビジー状態となり、外部記憶装置1がビジーで
あることをホストコンピュータ2に知らせる。
【0089】図10に示す時間t106以降、ホストコ
ンピュータ2が外部記憶装置1から読み出すセクタデー
タがなくなるまで、ホストコンピュータ2と外部記憶装
置とは、図9および図10と同一の処理を行う。
【0090】以上説明したように、第1および第2の実
施の形態によれば、フラッシュメモリなどの不揮発性半
導体メモリを用いた外部記憶装置において、ホストコン
ピュータがコマンドを書き込むと同時に、ホストコンピ
ュータが書き込んだコマンドを判定するホストコマンド
デコード部を設けることで、ホストコンピュータが書き
込んだコマンドがセクタ・ライトコマンドである場合に
は、ホストコマンドデコード部がステータスレジスタを
データ転送要求を示すレディ状態に設定することで、外
部記憶装置はホストコンピュータからのセクタデータの
書き込みに対し即座に応答することが可能になり、ホス
トコンピュータが書き込むセクタデータを、ホストコン
ピュータからの書き込み信号をクロックにすることによ
り、外部記憶装置に内蔵のセクタバッファに書き込むこ
とが可能となる。
【0091】また、外部記憶装置内のクロック発振が停
止している間でも、ホストコンピュータからのコマンド
を判定し、書き込み信号をクロックとすることで、外部
記憶装置内部のクロック発振の安定を待たずに、ホスト
コンピュータが書き込むセクタデータを受け付けること
が可能となる。これにより、クロック発振を停止するこ
とで低消費電力を実現している外部記憶装置において、
ホストコンピュータからのセクタデータの書き込みに対
する高速化を実現できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部記憶装置において、ホストコンピュータがセクタデ
ータのライトコマンドを書き込んだときの高速な応答
を、クロック発振が停止している間でも可能とすること
ができる。また、セクタデータのライトアクセスに対す
る高速化を低消費電力とともに実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における外部記憶装
置のブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるホストイン
タフェース部のブロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態において、ホストコ
ンピュータがセクタデータのライトコマンドを書き込ん
だときのホストインタフェース部におけるタイミングチ
ャート。
【図4】本発明の第1の実施の形態において、ホストコ
ンピュータがセクタデータを書き込むときのホストイン
タフェース部におけるタイミングチャート。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるセクタバッ
ファ制御部のタイミングチャート。
【図6】本発明の第1の実施の形態のクロック発振制御
部におけるクロック発振の停止および開始のタイミング
チャート。
【図7】本発明の第2の実施の形態において、ホストコ
ンピュータがセクタデータのライトコマンドを書き込ん
だときのホストインタフェース部におけるタイミングチ
ャート。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるセクタバッ
ファ制御部のブロック図。
【図9】本発明の第1および第2のの実施の形態におけ
るデータ読みだし時におけるタイミングチャート。
【図10】本発明の第1および第2のの実施の形態にお
けるデータ読みだし時におけるタイミングチャート。
【符号の説明】
1…外部記憶装置、11…ホストインタフェース部、1
2…マイクロプロセッサ、13…セクタバッファ制御
部、14…セクタバッファA、15…セクタバッファ
B、16…フラッシュメモリ制御部、17…クロック発
振制御部、18…発振装置、19…不揮発性半導体メモ
リであるフラッシュメモリ群、111…ステータスレジ
スタ、112…コマンドブロックレジスタ群、113…
ホストコマンドデコード部、114…ホストデータ転送
部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックを発振する発振手段と、当該発振
    手段におけるクロックの発振を停止させる停止指示手段
    と、外部装置からのデータを記憶する記憶手段と、前記
    外部装置の前記記憶手段のデータの読み出し要求と書き
    込み要求とを受け付ける受け付け手段と、前記外部装置
    からのデータを一時的に保持する保持手段と、前記保持
    手段の読み出しと書き込みとを制御する制御手段と、前
    記外部装置からのデータの転送を前記クロックに従って
    制御するプロセッサとを有する記憶装置において、前記
    受け付け手段は、前記発振手段のクロックが停止してい
    るときにも、前記外部装置の前記記憶手段のデータの書
    き込み要求を受け付け、前記制御手段は、前記受け付け
    手段が、前記書き込み要求を受け付けたときにも、前記
    保持手段に前記外部装置からのデータを保持させること
    を特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】外部装置に接続されるインタフェース部
    と、データを格納するためのメモリと、外部装置が書き
    込むデータまたは読み出すデータを一時格納するバッフ
    ァと、前記バッファへのアクセスを制御するバッファ制
    御部と、あらかじめ定めた周波数のクロック信号を発振
    するための発振装置と、前記発振装置にクロック発振の
    停止を指示するクロック発振制御部と、前記外部装置と
    のデータ転送を制御するプロセッサとを有する記憶装置
    において、 前記インタフェース部は、前記外部装置のコマンドを解
    析するコマンドデコード部と、前記外部装置と前記記憶
    装置間のデータの転送を制御するデータ転送制御部とを
    有し、 前記コマンドデコード部は、前記発振装置のクロック発
    振が停止しているときにも、前記外部装置がデータの書
    き込みを要求するコマンドを解析し、 前記データ転送制御部は、前記発振装置のクロック発振
    が停止しているときにも、前記外部装置のライト信号に
    したがって、前記外部装置から出力されたデータを前記
    バッファ制御部に転送し、前記バッファ制御部は、前記
    発振装置のクロック発振が停止しているときにも、前記
    データ転送制御部から転送されたデータを、前記ライト
    信号にしたがって、前記バッファに書き込むことを特徴
    とする記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の記憶装置において、前記
    インタフェース部は、前記外部装置に対し当該記憶装置
    が転送の受け付けが可能であるかないかの状態を示すス
    テータスレジスタをさらに有することを特徴とする記憶
    装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の記憶装置において、前記
    インタフェース部は、前記外部装置が書き込むコマンド
    とアクセスするデータ量と当該アクセスするデータのア
    ドレスとを記憶するコマンドブロックレジスタ群とをさ
    らに有することを特徴とする記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の記憶装置において、前記
    バッファ制御部は、前記データ転送制御部からのライト
    信号と、前記プロセッサからのライト信号とを選択する
    選択回路を備えることを特徴とする記憶装置。
  6. 【請求項6】クロックの発振を停止させる機能と記憶手
    段とを有する記憶装置におけるクロック発振停止時のデ
    ータ受け付け制御方法であって、前記クロックが停止し
    ているときにも、外部装置からのデータの書き込み要求
    を受け付け、前記書き込み要求を受け付けたときに、前
    記外部装置から転送されたデータを保持し、前記データ
    の書き込み要求を受け付けたときに、前記クロックの発
    振を開始し、前記クロックの発振の安定後、前記保持す
    るデータを前記記憶手段に転送するよう制御を行うこと
    を特徴とするクロック発振停止時のデータ受け付け制御
    方法。
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