JPH1028296A - 設備機器リモコンを利用したネットワークシステム - Google Patents

設備機器リモコンを利用したネットワークシステム

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JPH1028296A
JPH1028296A JP18191196A JP18191196A JPH1028296A JP H1028296 A JPH1028296 A JP H1028296A JP 18191196 A JP18191196 A JP 18191196A JP 18191196 A JP18191196 A JP 18191196A JP H1028296 A JPH1028296 A JP H1028296A
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JP
Japan
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gas
equipment
meter
information
water heater
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Pending
Application number
JP18191196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ban
泰浩 伴
Shinichi Nakane
伸一 中根
Yoshiyuki Yokoajiro
義幸 横網代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備機器リモコンを利用して、利用者の必要
な情報を十分に提供する。 【解決手段】 管理センター1によって需要家のマイコ
ンメータ6を自動検針した時、管理センター1は公衆回
線2及び端末網制御装置3を介して端末網制御装置3に
接続された給湯器リモコン8にガス使用料金情報を通知
し、料金情報を給湯器リモコン8に備えたデータ蓄積部
14によって蓄積し、蓄積した料金情報等のデータをデ
ータ加工部13によって加工し利用者に必要な情報を提
供し、利用者による料金情報の活用を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス、電気及び水道
などの使用量を計測する自動検針システムや設備機器リ
モコンから構成される設備機器ネットワークシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこのようなガス、電気及び水道な
どの使用量の自動検針システムと設備機器リモコンを接
続するシステムには、この発明に先だって出願されてい
る料金通知システムがあり、図5にその構成図を示す。
図5において31は需要家のガス使用量を検針するガス
供給業者の管理センター、32は管理センターと各需要
家宅を結ぶ公衆回線、33は各需要家宅に設置されてい
る回線制御装置である端末網制御装置、34は端末網制
御装置に接続され各需要家でのガス使用量を計測してい
るマイコンメータ、35は端末網制御装置33に接続さ
れ無線で制御信号をやりとりする無線装置、36はガス
給湯器を無線によって制御するガス給湯器無線リモコ
ン、37はガス給湯器無線リモコン36に備えられガス
給湯器の運転状態や料金通知情報等を表示する表示部、
38はガス給湯器、39はガス給湯器38に接続されガ
ス給湯器無線リモコン36と制御信号を通信するガス給
湯器無線コントローラである。
【0003】次に動作を説明すると、管理センター31
から公衆回線32及び端末網制御装置33を介して各需
要家のマイコンメータ34に検針要求を行うと、マイコ
ンメータ34はガス使用量の積算値を管理センター31
に返送する。そして使用量に応じたガス使用料金情報を
同様の経路によって端末網制御装置33に送信し、無線
装置35によって無線でガス給湯器無線リモコン36に
送信され、無線リモコン36の表示部37にガス使用料
金を表示するシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ガス給湯器無線リモコン36は管理センタ
ー31より通知される料金情報を表示するのみであり、
管理センター31からの料金通知情報を加工したり蓄積
(記憶)しておくことはできない為、ガス使用料金の累
計や現在までのガス使用量などを表示することはできず
利用者に必要な情報を十分に提供することはできなかっ
た。さらに、ガス機器と接続されているにもかかわら
ず、ガス機器の管理情報等の蓄積による安全監視なども
行うことができないという課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、管理
センター31から通知される情報あるいは設備機器から
提供される情報を設備機器リモコンにおいて加工、蓄積
可能とすることで利用者に必要な情報を提供し、かつ設
備機器の安全監視することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため需要家に設置されている設備機器のリモコンを
端末網制御装置に接続するとともに、リモコン内部にデ
ータ加工部及びデータ蓄積部からなるデータ処理部を備
え、管理センターより送信される情報データあるいは設
備機器から送信される設備機器の情報データ等を加工処
理したり蓄積することを可能にしている。そして、利用
者が必要とするガス使用量に関する情報あるいは設備機
器の安全管理に関わる情報等を提供することを可能にし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ガス、電気及び水道な
どのエネルギーの使用量を計測するメータ装置と、回線
網である通信媒体と、前記メータ装置と通信媒体を接続
する端末網制御装置と、前記端末網制御装置と通信媒体
を介してメータ装置の使用量計測値を遠隔地で検針する
エネルギー供給業者の管理センターとで構成される自動
検針システムと、需要家に設置されている設備機器と、
設備機器を遠隔で操作し端末網制御装置に接続された設
備機器リモコンとを備え、そしてこの設備機器リモコン
は、管理センターから通信媒体、端末網制御装置を介し
て送信される情報データあるいは設備機器から送信され
る設備機器の情報データ等を加工処理を行ったり、蓄積
を行ったりするデータ加工部及びデータ蓄積部からなる
データ処理部を有している。そして、設備機器リモコン
に備えられたデータ処理部によって管理センターあるい
は設備機器から送信された情報データの加工を行ったり
蓄積を行ったりできる為、設備機器リモコンの表示部に
需要家の家人に必要な情報を提供することが可能とな
り、設備機器の情報を管理することで設備機器の安全監
視を家人において日常的に確認できるとともに、エネル
ギー供給業者においても各需要家に設置された設備機器
について安全監視ができる。
【0008】またガス、電気及び水道などのエネルギー
の使用量を計測するメータ装置と、回線網である通信媒
体と、前記メータ装置と通信媒体を接続する端末網制御
装置と、前記端末網制御装置と通信媒体を介してメータ
装置の使用量計測値を遠隔地で検針するエネルギー供給
業者の管理センターとで構成される自動検針システム
と、需要家に設置されている設備機器と、設備機器を遠
隔で操作し端末網制御装置に接続された設備機器リモコ
ンとを備え、前記設備機器リモコンに他の機器と接続す
る手段である外部インターフェイス部を有するものであ
る。そして設備機器リモコンの外部インターフェイス部
に情報出力装置を接続することでリモコン内部に加工・
蓄積されている情報データを長期保存できる媒体に出力
したり、需要家内の設備機器を監視するセンサー部を備
えた装置などと接続し、設備機器の安全をより高度に監
視することを可能にしている。
【0009】またガス、電気及び水道などのエネルギー
の使用量を計測するメータ装置と、回線網である通信媒
体と、前記メータ装置と通信媒体を接続する端末網制御
装置と、前記端末網制御装置と通信媒体を介してメータ
装置の使用量計測値を遠隔地で検針するエネルギー供給
業者の管理センターとで構成される自動検針システム
と、需要家に設置されている設備機器と、設備機器を遠
隔で操作し端末網制御装置に接続された設備機器リモコ
ンとを備え、メータ装置遮断弁の開閉制御操作部を有す
るものである。そして設備機器リモコンにメータ弁開閉
操作部を備えることにより新たにメータ弁開閉リモコン
を設けることなく、利用者によってメータ遮断弁の開閉
作業を行えるようにしている。
【0010】また少なくとも設備機器リモコンと端末網
制御装置との間を無線によって通信を行うようにするこ
とで、リモコンの設置性を自由にするとともに設備機器
にとって非常に煩わしい配線工事をなくすようにでき
る。
【0011】また設備機器をガス給湯器のようなガス設
備機器とすることで、設備機器リモコンが日常生活にお
いて1日1回は見る状況を作ることができるようになる
為、表示されている情報データを家人が意識的に確認す
ることなく、センターからの情報あるいは設備機器の管
理情報データ等を利用者に提供できる。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例1の設
備機器リモコンを利用したネットワークシステムのシス
テム構成図である。
【0013】図1において、1は各需要家のマイコンメ
ータ(ガスメータ)のガス使用量積算値を検針する管理
センター、2は電話回線である公衆回線、3は公衆回線
2と接続され各需要家に設置している回線制御装置であ
る端末網制御装置、4は端末網制御装置3に接続された
無線通信を行う無線装置A、5は無線装置A4と無線に
よって通信を行いまたマイコンメータに接続されている
無線装置B、6は無線装置B5が接続されており各需要
家のガス使用量を計測しているマイコンメータ、7は各
需要家において屋外に設置されているガス給湯器、8は
ガス給湯器を屋内で操作制御するための給湯器リモコ
ン、9は給湯器リモコンに備えられるとともに端末網制
御装置3に接続されており情報データの通信を行うため
の通信部、10は利用者によってガス給湯器7を制御す
る為の給湯器操作部、11は利用者がガス給湯器操作部
10の操作によってガス給湯器制御を入力した場合、入
力に応じてガス給湯器7に制御信号を送信する制御部、
12はガス給湯器の動作状態あるいは管理センター1か
らの通知情報等の表示を行う表示部、13は管理センタ
ーから送信された通知情報データ等を利用者の必要な情
報に加工するデータ加工部、14はデータ加工部13に
おいて加工された情報データを蓄積記憶するデータ蓄積
部、15はデータ加工部13及びデータ蓄積部14によ
って構成され管理センター1から通知される情報あるい
はガス給湯器7から送信された情報データ等を記憶、演
算、出力(加工・蓄積)等の情報処理を行うためのデー
タ処理部である。
【0014】次に動作、作用について説明すると、管理
センター1から各需要家のマイコンメータ6にガス使用
量の検針要求を送信した場合、公衆回線2、端末網制御
装置3を介して無線装置A4に伝送され、無線によって
無線装置B5に送信され、そしてマイコンメータ6に検
針要求が送信される。そしてマイコンメータ6は管理セ
ンターにガス使用量を無線装置B5、無線装置A4、端
末網制御装置3及び公衆回線2を介して管理センター1
に返信する。そして検針値に応じたガス使用料金情報等
を管理センター1から公衆回線2を介して端末網制御装
置3に送信し、端末網制御装置3からガス給湯器7の制
御リモコンである給湯器リモコン8の通信部9に送信
し、制御部11に入力される。そして制御部11に入力
されたガス使用料金情報等は制御部11によって表示部
12に表示され利用者によって確認される。またガス使
用料金情報等を制御部11よりデータ処理部15に送信
し、データ処理部15に備えられたデータ加工部13に
よって料金通知が行われた日時、料金情報、先月のマイ
コンメータ6の検針値、今月の検針値などの情報データ
を情報処理し、データ蓄積部14においてデータを蓄積
する。このように毎月単位などで通知されるガス使用料
金情報をデータ処理し、データ処理部14においてデー
タを蓄積する。
【0015】次にガス給湯器7が異常状態である信号を
送信した場合の動作について説明する。ガス給湯器7に
おいて異常信号を発信させ給湯器リモコン8によって受
信し制御部11を介してデータ処理部15に送信し、デ
ータ蓄積部14に蓄積記憶する。
【0016】このような構成にすることで、管理センタ
ー1から通知される料金情報等のデータを給湯器リモコ
ン8内に蓄積可能になる為、各月に支払った料金情報
や、各月のガス使用量などの情報を利用者に提供するこ
とが可能となり、ガス等のエネルギー供給業者のサービ
ス性が向上し、利用者においても提供される情報を家計
管理等に利用することが可能となり利便性が向上する。
【0017】またガス給湯器のような設備機器の異常信
号を蓄積することで、度々そのような状況が発生する場
合には、設備機器リモコンによる制御によって利用者や
エネルギー供給業者に機器の異常を知らせることが出来
る為、ガス給湯器などの設備機器の故障による事故等を
未然に防ぐことができる。
【0018】なお、本実施例1においては設備機器がガ
ス給湯器である場合について説明したが、ガスエアコ
ン、電気温水器等の他の設備機器についても同様に構成
することができ、そして同様な効果がある。
【0019】また、設備機器リモコンに他の設備機器を
接続し、複数の機器を接続可能としても同様な効果があ
る。
【0020】さらに本実施例1において、端末網制御装
置とマイコンメータ間の通信を無線装置を接続して無線
によって通信を行うように構成しているが有線によって
接続しても同様の効果がある。
【0021】また、エネルギー供給業者はガスを用いて
説明したが水道や電力についても同様に構成することが
できる。
【0022】(実施例2)図2は本発明の実施例2にお
ける設備機器リモコンを利用したネットワークシステム
のシステム構成図である。
【0023】実施例1と異なる点は、給湯器リモコン8
に外部機器に接続する外部インターフェイス部を設け、
外部インターフェイス部にガス警報器及びデータ出力装
置を接続しているところである。
【0024】なお実施例1と同様の構成要素に関しては
同様の番号を付し、説明は省略する。図2において、1
6は外部機器と接続する手段である外部インターフェイ
ス部、17は外部インターフェイス部16に接続されデ
ータ蓄積部14に蓄積されているデータを出力させるデ
ータ出力装置、18は外部インターフェイス部に接続さ
れているガス漏れを検知し警報するガス警報器である。
【0025】次に動作、作用について説明する。管理セ
ンター1から各需要家のマイコンメータ6にガス使用量
の検針要求を送信した場合、公衆回線2、端末網制御装
置3を介して無線装置A4に伝送され、無線によって無
線装置B5に送信され、そしてマイコンメータ6に検針
要求が送信される。そしてマイコンメータ6は管理セン
ターにガス使用量を無線装置B5、無線装置A4、端末
網制御装置3及び公衆回線2を介して管理センター1に
返信する。そして検針値に応じたガス使用料金情報等を
管理センター1から公衆回線2を介して端末網制御装置
3に送信し、端末網制御装置3からガス給湯器7の制御
リモコンである給湯器リモコン8の通信部9に送信し、
制御部11に入力される。そして制御部11に入力され
たガス使用料金情報等は制御部11によって表示部12
に表示され需要家の家人によって確認される。またガス
使用料金情報等を制御部11よりデータ処理部15に送
信し、データ処理部15に備えられたデータ加工部13
によって料金通知が行われた日時、料金情報、先月のマ
イコンメータ6の検針値、今月の検針値などの情報デー
タを情報処理し、データ蓄積部14においてデータを蓄
積する。このように毎月単位などで通知されるガス使用
料金情報をデータ処理し、データ処理部14においてデ
ータを蓄積する。
【0026】次にガス給湯器7からガス給湯器7が異常
状態である信号を送信した場合の動作について説明す
る。ガス給湯器7において異常信号を発信させ給湯器リ
モコン8によって受信し制御部11を介してデータ処理
部15に送信し、データ蓄積部14に蓄積記憶する。
【0027】次に外部インターフェイス部16における
動作について説明する。外部インターフェイス部16に
プリンタ装置、あるいは携帯情報端末などの他の機器の
データを出力可能な装置、あるいは家庭内の情報を記録
・管理するような家庭情報端末のようなデータ出力装置
17を接続し、データ蓄積部14に蓄積された毎月単位
のガス使用料金、ガス使用量等を制御部11を介して外
部インターフェイス部16に出力し、データ出力装置1
7に伝送され出力される。
【0028】次に外部インターフェイス部16にガス警
報器18などのセンサ手段を接続した場合の動作につい
て説明する。需要家宅においてガス漏れが発生した場合
ガス警報器18によって感知され、警報信号が送信さ
れ、外部インターフェイス部16に入力される。そして
外部インターフェイス部16に入力された警報信号は制
御部11に転送され、制御部11によってガス漏れが発
生したことを各部に伝える制御を行う。データ処理部1
5のデータ蓄積部14には日時とガス漏れが起こったこ
とを蓄積し、制御部11より通信部9、端末網制御装置
3を介して無線によってマイコンメータ6にメータ弁遮
断信号を送信しマイコンメータ6のガス遮断弁を遮断す
る。また制御部11より通信部9、端末網制御装置3、
公衆回線2を介して管理センター1にガス漏れ通報信号
を送信しガス供給業者に需要家においてガス漏れが発生
したことを知らせる。
【0029】このような構成にすることで、管理センタ
ーから通知される料金情報等のデータを給湯器リモコン
内に蓄積可能になる為、各月に支払った料金情報や、各
月のガス使用量などの情報を需要家の利用者に提供する
ことが可能となり、ガス等のエネルギー供給業者のサー
ビス性が向上し、利用者においても提供される情報を家
計管理等に利用することが可能となり利便性が向上す
る。
【0030】またガス給湯器のような設備機器の異常信
号を蓄積することで、度々そのような状況が発生する場
合には、設備機器リモコンによる制御によって利用者や
エネルギー供給業者に機器の異常を知らせることが出来
るためガス給湯器などの設備機器の故障による事故等を
未然に防ぐことができる。
【0031】さらに、外部インターフェイス部を設けた
ことより、データ蓄積部に蓄積された情報データを外部
機器に出力可能となり、毎月のガス使用量や使用料金な
どの情報を紙などに印刷記録したり、他の情報機器など
でデータが活用できるようになるため、家計管理や生活
管理などに利用することができ、ユーザーである利用者
の利便性がさらに向上するとともに、ガス供給業者とし
てもサービス性がさらに向上する。
【0032】また、外部インターフェイス部にガス漏れ
警報器のようなセンサ手段を接続することで、ガス漏れ
が発生した時にガス漏れ情報を蓄積するとともにマイコ
ンメータのガス遮断弁を遮断し、ガス供給業者の管理セ
ンターなどのガス管理センターなどに通報することが可
能となり、ガス供給やガス機器の安全性が向上するとと
もに、需要家内そしてガス供給業者側のどちらにおいて
もガス供給またはガス機器に関する情報を管理すること
が出来るようになる。
【0033】なお、本実施例2においては設備機器をガ
ス給湯器について説明したがガスエアコン、電気温水器
等の他の設備機器についても同様に構成することがで
き、そして同様な効果がある。また、設備機器リモコン
に他の設備機器を接続し、複数の機器を接続可能として
も同様な効果がある。さらに本実施例2において、端末
網制御装置とマイコンメータ間の通信を無線装置を接続
して無線によって通信を行うように構成しているが有線
によって接続しても同様の効果がある。
【0034】またエネルギー供給業者はガスを用いて説
明したが水道や電力についても同様に構成することがで
きる。また外部インターフェイス部から他の機器への接
続は有線、無線あるいは光通信などのいかなる通信手段
であっても同様の効果がある。
【0035】またガス警報器を用いて説明した部分は、
漏電検知装置や水漏れ検知装置のような装置で構成し
て、各エネルギー供給業者の管理センターなどの管理セ
ンターに通報するように構成しても同様な効果がある。
【0036】(実施例3)図3は本発明の実施例3にお
ける設備機器リモコンを利用したネットワークシステム
のシステム構成図である。
【0037】実施例2と異なる点は、給湯器リモコンに
マイコンメータのガス遮断弁開閉操作などの制御を行う
メータ装置操作部を設けたところである。
【0038】なお実施例1または2と同様の構成要素に
関しては同様の番号を付して説明は省略する。図3にお
いて、19はマイコンメータ6のガス遮断弁の開閉など
の制御を給湯器リモコン8によって行うメータ装置操作
部である。
【0039】次に動作、作用について説明すると、管理
センター1から各需要家のマイコンメータ6にガス使用
量の検針要求を送信した場合、公衆回線2、端末網制御
装置3を介して無線装置A4に伝送され、無線によって
無線装置B5に送信され、そしてマイコンメータ6に検
針要求が送信される。そしてマイコンメータ6は管理セ
ンターにガス使用量を無線装置B5、無線装置A4、端
末網制御装置3及び公衆回線2を介して管理センター1
に返信する。そして検針値に応じたガス使用料金情報等
を管理センター1から公衆回線2を介して端末網制御装
置3に送信し、端末網制御装置3からガス給湯器7の制
御リモコンである給湯器リモコン8の通信部9に送信
し、制御部11に入力される。そして制御部11に入力
されたガス使用料金情報等は制御部11によって表示部
12に表示され利用者によって確認される。またガス使
用料金情報等を制御部11よりデータ処理部15に送信
し、データ処理部15に備えられたデータ加工部13に
よって料金通知が行われた日時、料金情報、先月のマイ
コンメータ6の検針値、今月の検針値などの情報データ
を情報処理し、データ蓄積部14においてデータを蓄積
する。このように毎月単位などで通知されるガス使用料
金情報をデータ処理し、データ処理部14においてデー
タを蓄積する。
【0040】次にガス給湯器7からガス給湯器7が異常
状態である信号を送信した場合の動作について説明す
る。ガス給湯器7において異常信号を発信させ給湯器リ
モコン8によって受信し制御部11を介してデータ処理
部15に送信し、データ蓄積部14に蓄積記憶する。
【0041】次に外部インターフェイス部16における
動作について説明する。外部インターフェイス部16に
プリンタ装置、あるいは携帯情報端末などの他の機器の
データを出力可能な装置、あるいは家庭内の情報を記録
・管理するような家庭情報端末のようなデータ出力装置
17を接続し、データ蓄積部14に蓄積された毎月単位
のガス使用料金、ガス使用量等を制御部11を介して外
部インターフェイス部16に出力し、データ出力装置1
7に伝送し出力される。
【0042】次に外部インターフェイス部16にガス警
報器18などのセンサ手段を接続した場合の動作につい
て説明する。需要家宅においてガス漏れが発生した場合
ガス警報器18によって感知され警報信号が送信され、
外部インターフェイス部16に入力される。そして外部
インターフェイス部16に入力された警報信号は制御部
11に転送され、制御部11によってガス漏れが発生し
たことを各部に伝える制御を行う。データ処理部16の
データ蓄積部14には日時とガス漏れが起こったことを
蓄積し、制御部11より通信部9、端末網制御装置3を
介して無線によってマイコンメータ6にメータ弁遮断信
号を送信しマイコンメータのガス遮断弁を遮断する。ま
た制御部11より通信部9、端末網制御装置3、公衆回
線2を介して管理センター1にガス漏れ通報信号を送信
しガス供給業者に需要家においてガス漏れが発生したこ
とを知らせる。
【0043】次にメータ装置操作部19の動作について
説明する。前述したようにガス漏れが発生し、マイコン
メータ6のガス遮断弁が遮断された場合、ガス漏れの原
因が判り、利用者によってガス供給を復帰させるとき、
利用者は給湯器リモコン8のメータ装置操作部19を操
作し、弁開操作を行うと制御部11に弁開信号が入力さ
れ、制御部11によってマイコンメータのガス遮断弁の
開放制御信号を通信部9、端末網制御装置3、無線装置
A4及び無線装置B5を介してマイコンメータ6に伝送
する。そして開放制御信号を受信したマイコンメータ6
はガス遮断弁を開放制御する。
【0044】また、利用者が外出を行う場合などに、メ
ータ弁の開放制御の信号の流れと同様にメータ装置操作
部19によって遮断弁の遮断制御信号を送信することで
マイコンメータ6のガス供給を遮断する。
【0045】このような構成にすることで、管理センタ
ーから通知される料金情報等のデータを給湯器リモコン
内に蓄積可能になる為、各月に支払った料金情報や、各
月のガス使用量などの情報を利用者に提供することが可
能となり、ガス等のエネルギー供給業者のサービス性が
向上し、利用者においても提供される情報を家計管理等
に利用することが可能となり利便性が向上する。
【0046】またガス給湯器のような設備機器の異常信
号を蓄積することで、度々そのような状況が発生する場
合には、設備機器リモコンによる制御によって利用者や
エネルギー供給業者に機器の異常の異常を知らせること
ができる為ガス給湯器などの設備機器の故障による事故
を未然に防ぐことができる。
【0047】さらに、外部インターフェイス部を設けた
ことより、データ蓄積部に蓄積された情報データを外部
機器に出力可能となり、毎月のガス使用量や使用料金な
どの情報を紙などに印刷記録したり、他の情報機器など
でデータが活用できるようになるため、家計管理や生活
管理などに利用することができ、ユーザーである利用者
の利便性がさらに向上するとともに、ガス供給業者とし
てもサービス性がさらに向上する。
【0048】また、外部インターフェイス部にガス漏れ
警報器のようなセンサ手段を接続することで、ガス漏れ
が発生した時にガス漏れ情報を蓄積するとともにマイコ
ンメータのガス遮断弁を遮断し、ガス供給業者の管理セ
ンターなどのガス管理センターなどに通報することが可
能となり、ガス供給やガス機器の安全性が向上するとと
もに、需要家内そしてガス供給業者側のどちらにおいて
もガス供給またはガス機器に関する情報を管理すること
が出来るようになる。
【0049】さらに、メータ弁開閉操作部を設けたこと
により、ガス漏れなどによってガス供給が遮断された場
合において、利用者によって安全が確認された後、利用
者の意志によって簡単に屋内よりマイコンメータの遮断
弁の開放制御を行うことができるようになり、ガス供給
業者によるガス供給復帰を待つことないので素早く供給
を復帰できる。
【0050】また外出時などガス漏れの危険性が心配な
場合などにはマイコンメータの遮断弁を遮断する制御を
屋内から給湯器リモコンによって簡単に行うことができ
るため、ガス漏れによる事故の危険性が減少するととも
に利用者の利便性がさらに向上する。
【0051】また給湯器のような設備機器のリモコンに
マイコンメータの遮断弁開閉制御操作などの操作機能を
備えることによって新たにメータ制御リモコンを導入す
ることがないのでリモコン共通化による導入コスト低減
が図れるとともに、新たに設置することによって美観を
損なうこともなく、設置工事も軽減できるという利点が
ある。
【0052】なお、本実施例3においては設備機器をガ
ス給湯器について説明したがガスエアコン、電気温水器
等の他の設備機器についても同様に構成することがで
き、そして同様な効果がある。また、設備機器リモコン
に他の設備機器を接続し、複数の機器を接続可能として
も同様な効果がある。さらに本実施例3において、端末
網制御装置とマイコンメータ間の通信を無線装置を接続
して無線によって通信を行うように構成しているが有線
によって接続しても同様の効果がある。
【0053】またエネルギー供給業者はガスを用いて説
明したが水道や電力についても同様に構成することがで
きる。また外部インターフェイス部から他の機器への接
続は有線、無線あるいは光通信などのいかなる通信手段
であっても同様の効果がある。
【0054】またガス警報器を用いて説明した部分は、
漏電検知装置や水漏れ検知装置のような装置で構成し
て、各エネルギー供給業者の管理センターなどの管理セ
ンターに通報するように構成しても同様な効果がある。
【0055】(実施例4)図4は本発明の実施例4にお
ける設備機器リモコンを利用したネットワークシステム
のシステム構成図である。
【0056】実施例3と異なる点は、給湯器リモコンに
無線通信部を備え、ガス給湯器の制御及び管理センター
から通知情報等の通信を無線で行うように構成している
ところである。
【0057】なお実施例3と同様の構成要素に関しては
同様の番号を付しているので説明は省略する。図4にお
いて、20は無線によってガス給湯器7や無線装置A4
や無線装置B5と通信を行う為の無線通信部、21は空
間に電波を放射するアンテナ、22は給湯器リモコン8
と無線によって制御信号を通信する為のガス給湯器7に
接続されたガス給湯器無線コントローラである。
【0058】次に動作、作用について説明すると、管理
センター1から各需要家のマイコンメータ6にガス使用
量の検針要求を送信した場合、公衆回線2、端末網制御
装置3を介して無線装置A4に伝送され、無線によって
無線装置B5に送信され、そしてマイコンメータ6に検
針要求が送信される。そしてマイコンメータ6は管理セ
ンターにガス使用量を無線装置B5、無線装置A4、端
末網制御装置3及び公衆回線2を介して管理センター1
に返信する。そして検針値に応じたガス使用料金情報等
を管理センター1から公衆回線2を介して端末網制御装
置3に送信し、無線装置A4を介して無線によって給湯
器リモコン8のアンテナ21、無線通信部20を経由し
て制御部11に入力される。そして制御部11に入力さ
れたガス使用料金情報等は制御部11によって表示部1
2に表示され利用者需によって確認される。またガス使
用料金情報等を制御部11よりデータ処理部15に送信
し、データ処理部15に備えられたデータ加工部13に
よって料金通知が行われた日時、料金情報、先月のマイ
コンメータ6の検針値、今月の検針値などの情報データ
を情報処理し、データ蓄積部14においてデータを蓄積
する。このように毎月単位などで通知されるガス使用料
金情報をデータ処理し、データ処理部15のデータ蓄積
部14においてデータを蓄積する。
【0059】次にガス給湯器7からガス給湯器7が異常
状態である信号を送信した場合の動作について説明す
る。ガス給湯器7のガス給湯器無線コントローラ22で
無線によって異常信号を送信する。そして無線給湯器リ
モコン8のアンテナ21、無線通信部20によって受信
し制御部11を介してデータ処理部15に送信し、デー
タ蓄積部14に蓄積記憶する。
【0060】次に外部インターフェイス部16における
動作について説明する。外部インターフェイス部16に
プリンタ装置、あるいは携帯情報端末などの他の機器の
データを出力可能な装置、あるいは家庭内の情報を記録
・管理するような家庭情報端末のようなデータ出力装置
17を接続し、データ蓄積部14に蓄積された毎月単位
のガス使用料金、ガス使用量等を制御部11を介して外
部インターフェイス部16に出力し、データ出力装置1
7に伝送され出力される。
【0061】次に外部インターフェイス部16にガス警
報器18などのセンサ手段を接続した場合の動作につい
て説明する。需要家宅においてガス漏れが発生した場合
ガス警報器18によって感知され警報信号が送信され、
外部インターフェイス部16に入力される。そして外部
インターフェイス部16に入力された警報信号は制御部
11に転送され、制御部11によってガス漏れが発生し
たことを各部に伝える制御を行う。データ処理部15の
データ蓄積部14には日時とガス漏れが起こったことを
蓄積し、制御部11より通信部9、端末網制御装置3を
介して無線によってマイコンメータ6にメータ弁遮断信
号を送信しマイコンメータのガス遮断弁を遮断する。ま
た制御部11より通信部9、端末網制御装置3、公衆回
線2を介して管理センター1にガス漏れ通報信号を送信
しガス供給業者に需要家においてガス漏れが発生したこ
とを知らせる。
【0062】次にメータ装置操作部19の動作について
説明する。前述の説明から明らかのようにガス漏れが発
生し、マイコンメータ6のガス遮断弁が遮断された場
合、ガス漏れの原因が判り、利用者によってガス供給を
復帰させるとき、利用者は給湯器リモコン8のメータ装
置操作部19を操作し、弁開操作を行うと制御部11に
弁開信号が入力され、制御部11によってマイコンメー
タのガス遮断弁の開放制御信号を無線通信部20及びア
ンテナ21によって空間に電波として放射し、無線装置
B5によって受信されマイコンメータ6に伝送される。
そして開放制御信号を受信したマイコンメータ6はガス
遮断弁を開放制御する。
【0063】また、家人が外出を行う場合などに、メー
タ弁の開放制御の信号の流れと同様にメータ装置操作部
19によって遮断弁の遮断制御信号を送信することでマ
イコンメータ6のガス供給を遮断する。
【0064】このような構成にすることで、管理センタ
ーから通知される料金情報等のデータを給湯器リモコン
内に蓄積可能になる為、各月に支払った料金情報や、各
月のガス使用量などの情報を利用者に提供することが可
能となり、ガス等のエネルギー供給業者のサービス性が
向上し、利用者においても提供される情報を家計管理等
に利用することが可能となり利便性が向上する。
【0065】またガス給湯器のような設備機器の異常信
号を蓄積することで、度々そのような状況が発生する場
合には、設備機器リモコンによる制御によって利用者や
エネルギー供給業者に機器の異常を知らせることが出来
る為ガス給湯器などの設備機器の故障による事故等を未
然に防ぐことができる。
【0066】さらに、外部インターフェイス部を設けた
ことより、データ蓄積部に蓄積された情報データを外部
機器に出力可能となり、毎月のガス使用量や使用料金な
どの情報を紙などに印刷記録したり、他の情報機器など
でデータが活用できるようになるため、家計管理や生活
管理などに利用することができ、利用者の利便性がさら
に向上するとともに、ガス供給業者としてもサービス性
がさらに向上する。
【0067】また、外部インターフェイス部にガス漏れ
警報器のようなセンサ手段を接続することで、ガス漏れ
が発生した時にガス漏れ情報を蓄積するとともにマイコ
ンメータのガス遮断弁を遮断し、ガス供給業者の管理セ
ンターなどのガス管理センターなどに通報することが可
能となり、ガス供給やガス機器の安全性が向上するとと
もに、需要家内そしてガス供給業者側のどちらにおいて
もガス供給またはガス機器に関する情報を管理すること
が出来るようになる。
【0068】さらに、メータ装置操作部を設けたことに
より、ガス漏れなどによってガス供給が遮断された場合
において、利用者によって安全が確認された後利用者の
意志によって簡単に屋内よりマイコンメータの遮断弁の
開放制御を行うことができるようになり、ガス供給業者
によるガス供給を待つことないので素早く供給を復帰で
きる。
【0069】また外出時などガス漏れの危険性が心配な
場合などにはマイコンメータの遮断弁を遮断する制御を
屋内から給湯器リモコンによって簡単に行うことができ
るため、ガス漏れによる事故の危険性が減少するととも
に利用者の利便性がさらに向上する。
【0070】また給湯器のような設備機器のリモコンに
マイコンメータの遮断弁開閉制御操作などの操作機能を
備えることによって新たにメータ制御リモコンを導入す
ることがないのでリモコン共通化による導入コスト低減
を図るとともに、新たに設置することによって美観を損
なうこともなく、設置工事も軽減できるという利点があ
る。
【0071】さらに、給湯器リモコンを無線によってガ
ス給湯器を制御するリモコンとすることで、端末網制御
装置やガス給湯器への接続工事がなくなる為、施工性が
著しく向上するとともに工事費を縮小することができ
る。また配線工事をしないため需要家の宅内の美観を損
なうことなく本願発明のシステムを導入することが可能
となる。また接続制御する機器が増えても配線工事がい
らない為システムアップが容易になる。
【0072】さらに、実施例1〜4においてガス給湯器
のようなガス設備機器を使用する場合には、このガス設
備機器のリモコンには表示部が備えられ、通常の日常生
活において1日1回は使用することが多いので、表示部
を利用者に自然に見る状況を作ることができ、管理セン
ターから通知した情報などが利用者に伝わらないことを
減少させるということが可能となる。
【0073】なお、本実施例4においては設備機器をガ
ス給湯器について説明したがガスエアコン、電気温水器
等の他の設備機器についても同様に構成することがで
き、そして同様な効果がある。また、設備機器リモコン
に他の設備機器を接続し、複数の機器を接続可能として
も同様な効果がある。
【0074】またエネルギー供給業者はガスを用いて説
明したが水道や電力についても同様に構成することがで
きる。また外部インターフェイス部から他の機器への接
続は有線、無線あるいは光通信などのいかなる通信手段
であっても同様の効果がある。
【0075】またガス警報器を用いて説明した部分は、
漏電検知装置や水漏れ検知装置のような装置で構成し
て、各エネルギー供給業者の管理センターなどの管理セ
ンターに通報するように構成しても同様な効果がある。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
設備機器リモコンを利用したネットワークシステムによ
れば次の効果が得られる。
【0077】管理センターから通知される料金情報等の
データを給湯器リモコン内に蓄積可能になる為、各月に
支払った料金情報や、各月のガス使用量などの情報を利
用者に提供することが可能となり、ガス等のエネルギー
供給業者のサービス性が向上し、また利用者においても
提供される情報を家計管理等に利用することが可能とな
り利便性が向上する。さらにガス給湯器のような設備機
器の異常信号を蓄積することで、度々そのような状況が
発生する場合には、設備機器リモコンによる制御によっ
て利用者やエネルギー供給業者に機器の異常を知らせる
ことができる為ガス給湯器などの設備機器の故障による
事故等を未然に防ぐことができる。
【0078】また、外部インターフェイス部を設けたこ
とより、データ蓄積部に蓄積された情報データを外部機
器に出力可能となり、毎月のガス使用量や使用料金など
の情報を紙などに印刷記録したり、他の情報機器などで
データが活用できるようになるため、家計管理や生活管
理などに利用することができ、利用者の利便性がさらに
向上するとともに、ガス供給業者としてもサービス性が
さらに向上する。さらに、外部インターフェイス部にガ
ス漏れ警報器のようなセンサ手段を接続することで、ガ
ス漏れが発生した時にガス漏れ情報を蓄積するとともに
マイコンメータのガス供給を遮断し、ガス供給業者の管
理センターなどのガス管理センターなどに通報すること
が可能となり、ガス供給やガス機器の安全性が向上する
とともに、利用者及びガス供給業者側のどちらにおいて
もガス供給またはガス機器に関する情報を管理すること
が出来るようになる。
【0079】また、メータ装置操作部を設けたことによ
り、ガス漏れなどによってガス供給が遮断された場合に
おいて、利用者によって安全が確認され、そしてその意
志によって簡単に屋内よりマイコンメータの遮断装置の
開放制御を行うことができるようになり、ガス供給業者
によるガス供給復帰を待つことないので素早く供給を復
帰できる。さらに、外出時などガス漏れの危険性が心配
な場合などにはマイコンメータの遮断弁を遮断する制御
を屋内から給湯器リモコンによって簡単に行うことがで
きるため、ガス漏れによる事故の危険性が減少するとと
もに利用者の利便性がさらに向上する。
【0080】また、給湯器リモコンを無線によってガス
給湯器を制御するリモコンとすることで、端末網制御装
置やガス給湯器への接続工事がなくなる為、施工性が著
しく向上するとともに工事費を縮小することができる。
また配線工事をしないため利用者の宅内の美観を損なう
ことなく本願発明のシステムを導入することが可能とな
る。また接続制御する機器が増えても配線工事がいらな
い為システムアップが容易になる。
【0081】また、設備機器がガス給湯器のようなガス
設備機器の場合には、このリモコンに表示部を備え、通
常の日常生活においては1日1回は使用することが多い
ので、利用者はこの表示部を自然に見るようになり、し
たがって、管理センターから通知した情報が利用者に伝
わらないということが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における設備機器リモコンを
利用したネットワークシステムのシステム構成図
【図2】本発明の実施例2における設備機器リモコンを
利用したネットワークシステムのシステム構成図
【図3】本発明の実施例3における設備機器リモコンを
利用したネットワークシステムのシステム構成図
【図4】本発明の実施例4における設備機器リモコンを
利用したネットワークシステムのシステム構成図
【図5】従来の自動検針システムを利用した料金通知シ
ステムのシステム構成図
【符号の説明】
1 管理センター 2 公衆回線 3 端末網制御装置 6 マイコンメータ 7 ガス給湯器 8 給湯器リモコン 13 データ加工部 14 データ蓄積部 15 データ処理部 16 外部インターフェイス部 17 データ出力装置 18 ガス警報器 19 メータ弁開閉操作部 20 無線通信部 21 アンテナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス、電気及び水道などの使用量を計測す
    るメータ装置、回線網である通信媒体、前記メータ装置
    と前記通信媒体を接続する端末網制御装置及び、前記端
    末網制御装置と前記通信媒体を介し前記メータ装置の計
    測値を遠隔地で検針する管理センターとで構成される自
    動検針システムと、需要家に設置されている設備機器
    と、前記端末網制御装置に接続されると共に前記設備機
    器を遠隔で操作する設備機器リモコンとで構成され、前
    記設備機器リモコンは前記通信媒体、前記端末網制御装
    置を介し前記管理センターより送信される情報データあ
    るいは前記設備機器から送信される情報データを加工処
    理するデータ加工部及びこの情報データを蓄積するデー
    タ蓄積部からなるデータ処理部を備えた設備機器リモコ
    ンを利用したネットワークシステム。
  2. 【請求項2】設備機器リモコンに他の機器と接続する外
    部インターフェイス部を設けた請求項1記載の設備機器
    リモコンを利用したネットワークシステム。
  3. 【請求項3】設備機器リモコンにメータ装置の制御を行
    うメータ装置操作部を設けた請求項1又は2記載の設備
    機器リモコンを利用したネットワークシステム。
  4. 【請求項4】設備機器リモコンを無線によって通信を行
    う無線リモコンとし、少なくとも前記設備機器リモコン
    と端末網制御装置との間を無線によって通信を行う請求
    項1、2又は3記載の設備機器リモコンを利用したネッ
    トワークシステム。
  5. 【請求項5】設備機器をガス給湯器などのガス設備機器
    とした請求項1、2、3又は4記載の設備機器リモコン
    を利用したネットワークシステム。
JP18191196A 1996-07-11 1996-07-11 設備機器リモコンを利用したネットワークシステム Pending JPH1028296A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048058A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Toshiba Corp 漏水節点推定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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