JPH1028262A - 有料放送受信装置 - Google Patents

有料放送受信装置

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JPH1028262A
JPH1028262A JP8183507A JP18350796A JPH1028262A JP H1028262 A JPH1028262 A JP H1028262A JP 8183507 A JP8183507 A JP 8183507A JP 18350796 A JP18350796 A JP 18350796A JP H1028262 A JPH1028262 A JP H1028262A
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JP8183507A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nonaka
康行 野中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 視聴不可能な番組の購入を防止すると共に、
タイマー予約した場合での誤課金の発生を防止する。 【解決手段】 選局回路11は制御部16からの制御信
号に基づいて所定の伝送チャンネルを選局して受信デー
タを復調回路12に出力し、復調処理された受信データ
は映像・音声処理回路13及びデータ抽出回路15に与
えられる。データ抽出回路15は送信時付加された番組
情報を抽出し制御部16に与える。一方、メモリ19に
は視聴者の予約した番組の予約情報が記憶されている。
視聴者が予約する際には、制御部16は番組情報予約情
報とて比較を行い予約した番組が課金を行うための購入
確認を必要とする所定の放送形態(IPPV)であるか
否かを検出し、検出結果に基づいて前記購入確認の操作
時期を番組の予約時と番組の視聴時とのどちらか一方に
選択するための選択表示をモニタ2に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する分野】本発明は、有料放送における有料
番組の購入を端末装置を操作して行うことの可能な有料
放送受信装置に関し、特に、番組のタイマー予約を確実
に行うと共に予約番組に対する誤課金を防止するのに好
適の有料放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有料放送においては、少なくと
も2種類の課金方法がある。1つは、例えば、視聴者が
有料番組を放送する放送局に対してある一定期間受信契
約を交わして加入者となり、その一定期間に応じた料金
(一定金額)を支払うといった課金方法である。この課
金方法は、通常定額制課金方法と呼ばれる課金方法で、
定額料金を支払えば契約した期間内で全有料番組)を視
聴することができる。定額制課金方法を採用した一例と
しては、通信衛星を利用した衛星放送等の有料放送があ
り、上述のように加入者となることによって、スクラン
ブル等の暗号化されたテレビジョン信号をデコードする
放送用デコーダ(セットトップボックスともいう)を得
て有料番組の視聴を可能にする。
【0003】もう1つは、同様に受信契約を交わして加
入者となり、送信された加入者の所望する有料番組に関
する課金情報をセットトップボックスに入力することに
よって、視聴した時間に応じて課金値が設定され、例え
ば視聴時前、あるいは視聴時間後(例えばある一定期間
後)にまとめて支払うといった課金方法である。この課
金方法は、一般に従量制課金方法と呼ばれるもので、い
わゆる視聴した番組の分だけ料金を支払うというペイパ
ービュー方式(以下、PPV方式と略記)である。
【0004】PPV方式は、最近の高能率圧縮符号化等
のディジタル化に伴い動画像信号の高速伝送が可能で多
種の番組の視聴が可能なディジタル放送等や、双方向通
信可能なビデオオンデマンドシステムでの採用も検討さ
れている。PPV方式は既に実施されている定額制課金
方法と比べて、視聴した分だけ料金を支払うという点か
ら、多くのチャンネルがあるディジタル有料放送の視聴
についての課金を行うには有効であり、また放送局側あ
るいは視聴者側にとっても公平な課金方法ともいえる。
【0005】また、PPV方式における有料放送では、
番組単位に課金する方法が一般的に採用されているが、
他にも視聴時間単位で課金するペイパータイム方式や、
1日当たりあるいは番組のシリーズ単位等で課金を行う
方法が提案されているものもある。
【0006】ところで、このようなPPV方式の有料放
送形態における番組購入方法を考慮すると、例えばセッ
トトップボックス等の情報端末装置を用いることによ
り、即座に番組の購入を可能とするインパルス・ペイパ
ービュー方式(Impulse Pay Per View の略で、以下、
IPPV方式と称す)と、電話等でセンター装置に番組
購入を申し込む方法とがある。
【0007】上記IPPV方式において、具体的な支払
い方法を示すと、前払いPPV方式と後払いPPV方式
とがある。前払いPPV方式とは、例えばプリペイドカ
ードのように、視聴者が一定金額を視聴時以前に予め支
払い、視聴しただけの金額がその一定金額から差し引か
れるという方法である。
【0008】この一定金額を前払いするための手段とし
ては、上述したようにプリペイドカード等の媒体を利用
したものがあり、このプリペイドカードを情報端末装置
内に挿入することにより、一定金額分の番組の購入及び
番組の視聴を可能にする。
【0009】また、予め一定金額を番組の顧客管理セン
ター(受信契約その他を管理するセンターで、双方向通
信可能なサーバを備えた送信局となるセンター装置)に
支払い、番組購入時には顧客管理センターに申し込むこ
とにより、一定金額(視聴上限)を示す課金情報が放送
信号と共に情報端末装置へと送信され、番組購入時には
情報端末装置によって送信された課金情報を得、該課金
情報に基づく金額が購入する番組料金の上限となり、い
わゆる視聴者が購入しようとする番組の課金単位が残高
以下であれば購入・視聴を許可するというシステムもあ
る。
【0010】一方、後払いPPV方式においては、視聴
者と顧客管理センターとの間でIPPV視聴契約が取り
交わされることにより、送信側によってIPPV方式に
おける放送信号の購入許可を示す情報が放送信号と共に
送信され、受信側では、情報端末装置によって放送信号
を受信すると共に購入許可信号を検出することにより購
入許可信号に基づく有料番組を認識する。
【0011】つまり、このような後払いPPV方式にお
いては、IPPV視聴許可信号を受信した場合には、例
えば視聴者による番組購入後、購入された有料番組にお
ける放送信号に対しスクランブル等のデコード処理を施
すことにより、番組の視聴を許可する。このとき、課金
については、同時に送られてくる課金情報に基づいて課
金が行われ、算出された課金値は情報端末装置内に記憶
される。その後、情報端末装置は、装置内に備えられた
送信手段を用いて、記憶された課金値や視聴者の識別情
報(ID)等の視聴データを、例えば視聴終了時あるは
一定の期日に顧客管理センター(センター装置)に送信
する。これにより、顧客管理センターでは、この視聴デ
ータを受信することにより、受信契約している視聴者名
及び視聴に基づく視聴料金を認識することができ、視聴
者に対し視聴料金を請求すると同時に徴収することがで
きるようになっている。
【0012】また、上述の電話等で申し込む方法では、
視聴者が予め電話で番組単位で視聴希望する番組を申し
込み、一方、顧客管理センターでは、放送信号に視聴許
可信号を重畳することにより、申込者に視聴許可を与え
る方式ではあるが、視聴者の情報端末装置による操作で
番組を購入することが不可能なシステムとなっている。
【0013】ところで、このような課金方法を採用した
有料放送用の受信システムでは、タイマー予約機能を用
いて番組予約することが必要不可欠である。特にシステ
ムとして付加されたディジタルVTR等の記録再生装置
を用いて、視聴者の留守中に番組を記録するためには、
極めて重要な機能でもある。
【0014】しかしながら、上述のIPPV方式の有料
放送形態においては、IPPV方式における番組を購入
してタイマー予約を行うものとすると、視聴者による番
組の誤購入を防止するために、視聴者は視聴時に番組の
購入確認を入力することが必要である。即ち、番組の購
入確認(購入認証ともいう)を視聴時に行うことによ
り、顧客管理センターでは購入した番組の視聴を許可す
るようにしている。
【0015】ところが、上記の如く、タイマー予約機能
を用いて記録再生装置等の留守記録を行う場合には、予
約時間到達後の視聴時には購入認証を行うことが不可能
であるため、番組を記録することができないという不都
合がある。
【0016】また、番組の予約時に購入認証を行ったと
しても、例えば有料放送信号を受信する受信部がモニタ
等のカラーテレビジョン受像機に搭載されておらず、外
部機器として構成された場合には、例えば視聴者が番組
予約したことを忘れたために有料番組を視聴せずとも課
金が実行されてしまうという誤課金が発生する虞れもあ
る。更に、複数の番組を予約した場合には、番組の放送
時間延長により重なってしまうことも考えられるが、こ
の場合、番組の予約時に購入認証を行っていることか
ら、完全に視聴ができない番組についても課金がなされ
てしまうこともある。
【0017】このように従来の有料放送受信装置では、
情報端末装置を用いて番組を購入することが可能である
という利点を備えているが、購入した有料番組を視聴す
るのに必要な購入認証を、番組の視聴目的に応じて選択
することができないという問題点があり、このような問
題点を解消する提案はなされていないのが現状である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の有
料放送受信装置では、有料番組を購入して視聴するのに
必要な購入確認(購入認証)を、番組購入時やタイマー
予約時、あるいは視聴時に行うように、番組の視聴目的
に応じて選択することができないことから、誤課金が発
生してしまう虞れがあったり、完全に視聴不可能な番組
の購入を防止することもできないという問題点があっ
た、そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、有料番組を購入して視聴するのに必要な購入確認の
操作時期を視聴者の任意で選択可能にすることにより、
視聴不可能な番組の購入を防止すると共に、タイマー予
約した場合での誤課金の発生を防止することのできる有
料放送受信装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
による有料放送受信装置は、各伝送チャンネル毎に番組
情報が付加された有料放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した信号から所定の伝送チャンネル
を選局する選局手段と、前記選局手段により選局された
信号を処理して、映像を表示する表示手段と、前記選局
手段により選局された信号に含まれる、前記番組情報を
抽出処理する番組情報抽出手段と、視聴者によって操作
され、前記有料放送信号のうち購入を希望する有料番組
を予約するための予約手段と、前記予約手段により予約
された番組情報を記憶可能な記憶手段と、前記予約番組
情報の前記記憶手段への書き込み、読み出しの制御を行
うと共に、前記記憶された予約番組情報に基づいて予約
された番組を選局するように前記選局手段を制御する予
約制御手段であって、該手段はさらに前記番組情報抽出
手段によって抽出された抽出番組情報と前記記憶手段に
記憶された予約番組情報とを比較し、購入の確認手続が
必要であるか否かを検出し、検出結果に応じて前記確認
手続を予約時、又は予約した番組の視聴時のいずれにお
いて実行するかを選択させるための表示を行う予約制御
手段と、を具備したものである。
【0020】請求項1記載の本発明においては、受信手
段は各伝送チャンネル毎に番組情報が付加された有料放
送信号を受信する。選局手段は前記受信手段で受信した
信号から所定の伝送チャンネルを選局する。表示手段は
前記選局手段により選局された信号を処理して、映像を
表示する。番組情報抽出手段は前記選局手段により選局
された信号に含まれる、前記番組情報を抽出処理する。
予約手段は視聴者によって操作され、前記有料放送信号
のうち購入を希望する有料番組を予約する。記憶手段は
前記予約手段により予約された番組情報を記憶可能なも
のである。予約制御手段は、前記予約番組情報の前記記
憶手段への書き込み、読み出しの制御を行うと共に、前
記記憶された予約番組情報に基づいて予約された番組を
選局するように前記選局手段を制御する予約制御手段で
あって、該手段はさらに前記番組情報抽出手段によって
抽出された抽出番組情報と前記記憶手段に記憶された予
約番組情報とを比較し、購入の確認手続が必要であるか
否かを検出し、検出結果に応じて前記確認手続を予約
時、又は予約した番組の視聴時のいずれにおいて実行す
るかを選択させるための表示を行う。これにより、購入
確認の必要な有料番組を購入した際に、購入確認の実施
する時期が選択可能となり、また選択するための選択表
示を表示させることができることにより、確実に購入確
認の操作時期を選択して入力することが可能となる。ま
た、購入確認の時期を選択することができるため、見忘
れたために生じる不要な課金も防止することができる。
【0021】請求項2に記載の本発明による有料放送受
信装置は、各伝送チャンネル毎に番組情報が付加された
有料放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受
信した信号から所定の伝送チャンネルを選局する選局手
段と、前記選局手段により選局された信号を処理して、
映像を表示する表示手段と、前記選局手段により選局さ
れた信号に含まれる、前記番組情報を抽出処理する番組
情報抽出手段と、視聴者によって操作され、前記有料放
送信号のうち購入を希望する有料番組を予約するための
予約手段と、前記予約手段により予約された番組情報を
記憶可能な記憶手段と、前記予約番組情報の前記記憶手
段への書き込み、読み出しの制御を行うと共に、前記記
憶された予約番組情報に基づいて予約された番組を選局
するように前記選局手段を制御する予約制御手段であっ
て、該手段は視聴者により番組を予約した際に、前記番
組情報抽出手段によって抽出された抽出番組情報と前記
記憶手段に記憶された予約番組情報とで比較を行うこと
で予約した番組における放送時間が重なるか否かを判定
し、重なっている場合には重なったことを示す表示を前
記表示手段に表示させる予約制御手段と、を具備したも
のである。
【0022】請求項2記載の本発明においては、請求項
1記載の発明と同様の動作をするが、予約制御手段は、
前記予約番組情報の前記記憶手段への書き込み、読み出
しの制御を行うと共に、前記記憶された予約番組情報に
基づいて予約された番組を選局するように前記選局手段
を制御する予約制御手段であって、該手段は視聴者によ
り番組を予約した際に、前記番組情報抽出手段によって
抽出された抽出番組情報と前記記憶手段に記憶された予
約番組情報とで比較を行うことで予約した番組における
放送時間が重なるか否かを判定し、重なっている場合に
は重なったことを示す表示を前記表示手段に表示させる
ものである。これにより、番組を予約した時点で放送時
間が重なるか否かを認識することができることにより、
不要な課金を防止することができるという効果を得る。
【0023】請求項3記載の本発明による有料放送受信
装置は、各伝送チャンネル毎に番組情報が付加された有
料放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信
した信号から所定の伝送チャンネルを選局する選局手段
と、前記選局手段により選局された信号を処理して、映
像を表示する表示手段と、前記選局手段により選局され
た信号に含まれる、前記番組情報を抽出処理する番組情
報抽出手段と、視聴者によって操作され、前記有料放送
信号のうち購入を希望する有料番組を予約するための予
約手段と、前記予約手段により予約された番組情報を記
憶可能な記憶手段と、前記予約番組情報の前記記憶手段
への書き込み、読み出しの制御を行うと共に、前記記憶
された予約番組情報に基づいて予約された番組を選局す
るように前記選局手段を制御するタイマー予約制御手段
であって、該手段は前記番組情報抽出手段により抽出さ
れた番組情報に含まれる番組の開始及び終了時刻情報が
更新された場合には、前記予約番組情報に含まれる予約
番組の開始及び終了時刻情報も連動して更新させるよう
に前記記憶手段の書き込み制御を行うと共に、更新され
た予約番組情報に基づいて前記選局手段を制御するタイ
マー予約制御手段と、を具備したものである。
【0024】請求項3記載の本発明においては、請求項
1及び請求項2と同様の動作をするが、タイマー予約制
御手段は、前記予約番組情報の前記記憶手段への書き込
み、読み出しの制御を行うと共に、前記記憶された予約
番組情報に基づいて予約された番組を選局するように前
記選局手段を制御するタイマー予約制御手段であって、
該手段は前記番組情報抽出手段により抽出された番組情
報に含まれる番組の開始及び終了時刻情報が更新された
場合には、前記予約番組情報に含まれる予約番組の開始
及び終了時刻情報も連動して更新させるように前記記憶
手段の書き込み制御を行うと共に、更新された予約番組
情報に基づいて前記選局手段を制御するものである。こ
れにより、予約した番組が複数あった場合に、ある予約
番組に基づく放送時間が延長された場合でも、全ての番
組において、開始時刻から終了時刻まで終始視聴するこ
とが可能となる効果を得る。
【0025】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0026】図1及び図2は本発明に係る有料放送受信
装置の一実施形態例を示し、図1は装置と表示手段とし
てのモニタとでシステムを構成した場合のシステム構成
図、図2は図1に示す有料放送受信装置の具体的な回路
構成の一例を示すブロック図である。
【0027】図1に示すように、本発明に係る有料放送
受信装置1は、表示手段としてのモニタ2とケーブル3
を介して接続することにより、ディジタル伝送して放送
するCATV、衛星放送やディジタル放送等のPPV方
式における放送信号に基づく番組の視聴が可能な受信シ
ステムとして構成されている。また、有料放送受信装置
1におけるタイマー予約機能を用いて有料番組の留守記
録を行う場合には、図中に示すように、放送信号を記録
・再生する記録再生手段(例えばディジタルVTR)6
を、ケーブル3を介して有料放送受信装置1とに接続す
ることでシステムを構成する場合もある。
【0028】有料放送受信装置1は、例えば上記各種放
送形態における放送信号を受信し且つ所定の伝送チャン
ネルを受信可能なセットトップボックスである。(以
下、有料放送受信装置1をセットトップボックス1とし
て説明することもある)。
【0029】セットトップボックス1は、伝送ケーブル
4を介してCATVや衛星放送、あるいはディジタル放
送における放送信号が入力されるようになっている。
【0030】セットトップボックス1により受信され、
且つ選局された伝送チャンネルの番組に基づく映像及び
音声信号は、夫々対応するケーブル3を介してモニタ2
及びディジタルVTR6へと供給される。モニタ2は供
給された映像及び音声信号に対し表示するための所定の
処理を施すことにより、モニタ2の画面には番組に基づ
く映像が表示されると共に、音声も再生されるようにな
っている。
【0031】ディジタルVTR6は、供給された映像及
び音声信号に記録するための所定のの信号処理を施して
図示しない記録媒体に記録し、再生時には再生信号をケ
ーブル3を介してモニタ2に供給することにより、モニ
タ2の画面上には再生信号に基づく映像が表示されると
共に、音声も再生される。
【0032】次に、図2を用いて本実施形態例に係る有
料放送受信装置の具体的な構成を説明する。
【0033】図2に示すように、セットトップボックス
1の入力端子10は、図1に示す伝送ケーブル4と接続
されており、該入力端子10には伝送ケーブル4を介し
てCATVや衛星放送、ディジタル放送における放送信
号が入力される。このとき、各放送形態における放送局
側では、送信する放送信号に番組を識別するための番組
情報(番組IDなどの識別情報)を付加して放送するよ
うになっている。また、IPPV方式の受信契約が取り
交わされている場合には、その場で購入金額を認識する
ことができるようにその番組IDの購入金額に基づく情
報も送信される。
【0034】また、通常、IPPV方式においては、受
信契約された加入者以外の視聴を防止するために、映像
や音声にスクランブル処理が施されており、加入者の有
料放送受信装置1では、上述の番組情報に含まれる視聴
者を認識するための視聴者IDを検出することでデスク
ランブル処理を施して、加入者による視聴を可能にす
る。また、番組情報には、この他に加入者による視聴の
際にIPPV契約の後払いで課金を行うための課金情報
(契約情報等)が含まれており、放送信号と共に送信さ
れるようになっている。
【0035】このように番組情報等が付加されて送信さ
れた放送信号は図示しない衛星アンテナにより受信さ
れ、受信データは伝送ケーブル4、入力端子10を介し
て選局回路11に供給される。
【0036】選局回路11は、後述する制御部16から
の制御信号に基づいて、番組情報が含まれる受信データ
から所定の伝送チャンネルを選択(同調)し、選択した
伝送チャンネルの受信データを復調回路12に出力す
る。
【0037】復調回路12は、入力された受信データに
復調処理を施して映像・音声処理回路13及びデータ抽
出回路15に夫々出力する。この復調処理では、放送形
態に応じた復調処理を行うもので、例えばディジタルデ
ータを復調する場合には、ディジタル復調処理を施した
後にエラー訂正を行い出力する。
【0038】映像・音声処理回路13では、復調回路1
2からの復調信号に対し画面表示するために必要な信号
処理を施すと共に、番組選択を行うための表示画面を表
示する場合には、制御部16から供給されるオンスクリ
ーン表示データを重畳して出力する。
【0039】この信号処理では、例えば、受信データが
IPPV方式の有料ディジタル放送である場合には、デ
スクランブル処理を施すと共にデコード処理を施した
後、表示手段としてのモニタ2に映像出力及び音声出力
として出力するための変換処理等を施して出力する。こ
れにより、映像・音声処理回路13の出力は、圧縮符号
化される以前の元の状態に戻した信号となる。
【0040】映像・音声処理回路13の出力信号である
映像及び音声信号は、出力端子14a、14bと接続さ
れるケーブル3を介してモニタ2に供給される。これに
より、結果としてモニタ2の画面上には、視聴者の所望
する番組に基づく映像が表示されると共に音声も得るこ
とができるようになっている。更に、オンスクリーン表
示データが重畳された場合には、番組選択するための表
示が主映像に重ねて表示されるようになっている。
【0041】一方、データ抽出回路15は、復調回路1
2からの出力信号から送信時に付加された番組情報を抽
出し、課金情報を含む番組情報は制御部16へと供給さ
れる。
【0042】制御部16は、上述したように選局回路1
1による選局を制御すると共に、番組選択を行うための
画面表示形態(ク゛ラフィカル・ユーサ゛・インターフェイス といい、以下、
GUIと称す)で表示させるためのオンスクリーンデー
タも生成して該オンスクリーンデータを映像・音声処理
回路13へと供給する。即ち、制御部16はモニタ2の
画面上の主映像に重ねて表示させるオンスクリーン表示
制御が可能である。
【0043】具体的には、制御部16は、データ抽出回
路15からの番組情報に基づいて番組選択を行うための
オンスクリーンデータを生成してオンスクリーン表示制
御を行う。これにより、モニタ2の画面上に番組選択を
行うための番組選択画面(GUI表示)を表示すること
ができる。
【0044】また、制御部16は、タイマー予約した場
合には、タイマー20からのクロック信号を利用して、
予約時刻になるとタイマー予約した番組の伝送チャンネ
ルを選局するように選局制御することもできるようにな
っている。
【0045】本実施形態例における有料放送受信装置1
では、例えばIPPV方式の有料番組を購入して視聴す
る際に必要な購入確認(購入認証)を、例えばIPPV
方式における番組購入時やタイマー予約時、又は番組の
視聴時(番組の開始時刻時)に行うかが選択可能であ
り、選択した選択情報を入力することができるようにな
っている。
【0046】例えば、視聴者は前記制御部16によりオ
ンスクリーン表示される番組選択画面から視聴を希望す
るIPPV方式の番組の選択、購入を行った際に、リモ
コン17の購入確認選択ボタン17bを押下する。する
と、リモコン受信部18によって購入確認選択モードを
示すキー情報が受信され、該キー情報は制御部16に供
給される。制御部16は、入力されたキー情報を認識し
て、例えば購入認証選択画面をモニタ2の画面上に表示
させることにより、視聴者に購入確認の操作時期を要求
する。この場合、視聴者はリモコン17の購入確認ボタ
ン17bを更に押下して、所望する操作時期を選択す
る。すると、制御部16では、リモコン受信部18を介
して入力されたキー情報が示す選択情報に基づく時刻
に、購入確認の同意するか否かを選択させるための表示
(以下、購入確認選択画面と称す)をモニタ2の画面上
に表示させる。これにより、タイマー予約する場合に
は、予約時に購入確認を行うように選択して設定するよ
うにすれば、例えばディジタルVTR6を用いたIPP
V方式の番組の留守記録が可能となる。
【0047】尚、番組購入後に、購入確認選択ボタン1
7bを押下せずとも、制御部16によって、番組購入直
後に上述の購入確認選択画面を自動的に表示させるよう
に制御しても良い。これにより、購入確認の時期を選択
するための操作を簡略化することができる。
【0048】また、制御部16は、供給された購入確認
の選択情報が予約時に購入確認がなされた情報である場
合には、予約した時刻に予約した番組の伝送チャンネル
の選局を行うと共に、映像・音声処理回路13を制御し
て選局された映像・音声信号にデスクランブル処理を施
す。また、制御部16は購入確認が番組の視聴時である
場合には、上記購入確認を要求するための表示をモニタ
2の画面上に表示させ、購入確認が得られた場合のみ、
同様にデスクランブル処理を施して番組の視聴を可能に
する。
【0049】ところで、データ抽出回路15によって抽
出された前記番組情報には、有料放送の番組であるか否
かを示す情報(識別ID)や、ある任意の期間及び時間
帯に放送予定のある番組名と単位時間の視聴料金等を示
す情報が含まれる場合もある。この場合には、制御部1
6によって表示される番組選択画面(GUI表示)にこ
れらの番組情報を表示させることも可能である。また、
このとき、表示される番組がIPPV方式番組である場
合には、これを視聴者に認識させるように表示させる。
これにより、視聴者は番組を選択して購入する際に、番
組の開始・終了時刻、番組名、購入料金(視聴料金等)
を考慮することができる。
【0050】また、上述したようにディジタルVTR6
を用いてIPPV方式の番組の留守記録を行う場合に
は、制御部16によって番組情報にコピープロテクショ
ンの情報が含まれているときにはこれを検出して、録画
が可能であるか否かを上記番組選択画面に表示させるこ
とにより、視聴者はこれを認識することで購入確認の時
期を決定することも可能となる。尚、上記動作はこれに
限定されず、例えば視聴者の操作によらずとも、制御部
16によってコピープロテクション情報に該当する番組
を番組情報から検出し、自動的に視聴時に購入確認を行
うように制御しても良い。
【0051】一方、視聴時に伴う課金については、制御
部16によって番組情報に含まれる課金情報に基づいて
図示しない課金装置を制御することにより、課金が行わ
れるようなっている。この課金装置は、例えば前払いP
PV方式の場合には、課金を行うことにより得た課金値
を、図示しないプリペイドカード精算部(受信装置内)
に供給することにより、即座に課金値が差し引かれるよ
うになっている。また、後払いPPV方式の場合には、
算出された課金値を一時、メモリ19に記憶する。その
後、制御部16による制御によって、視聴直後あるいは
一定期間後にメモリ19から読み出した課金値等の情報
(視聴者の識別IDを含む)を、送信手段としての電話
モデム21(変調処理回路)、出力端子22を介して顧
客管理センター(センター装置)へと送信する。これに
より、視聴者は視聴料金を後払いすることができる。
【0052】上記メモリ19は、課金情報の他に上述し
た番組選択画面に基づく情報や、予約された番組の開始
・終了時間、伝送チャンネル等の番組情報も記憶するこ
とができ、制御部16によってこれらの情報の書き込み
や必要な情報の読み出しが制御されるようになってい
る。尚、メモリ19に記憶する番組選択画面に基づく情
報としては、選択する番組の属性情報があり、例えば予
め視聴者が好みのジャンルの属性情報を記憶することに
より、番組購入時に即座にお好みのジャンルに基づく番
組の選択画面を表示させても良い。
【0053】ところで、タイマー予約を行う場合には、
複数の番組を予約することも考えられる。例えば、複数
の番組をタイマー予約すると同時に購入確認を行ったも
のとすると、ある予約番組が放送時間の延長によって、
他の予約番組の放送時間と重なってしまい、他の予約番
組が完全に視聴することができず、また留守記録を行っ
た場合も完全に記録することができないこともある。
【0054】しかしながら、本実施形態例においては、
予約時に制御手段16によって、先に予約された番組の
開始・時刻情報(番組情報に含まれる)と、予約しよう
とする番組の開始・終了時刻情報とで比較を行うことに
よって、番組の放送時間が重なっているか否かを検出す
ることができる。その後、制御部16はこの検出結果を
上述したように番組選択画面としてモニタ2、あるいは
受信装置に設けられた表示部に表示させることにより、
番組予約する時点で視聴者に認識させることが可能とな
る。また、制御部16は、抽出された番組情報に常時番
組の開始・終了時刻情報が含まれている場合には、その
時刻情報を用いて複数予約された番組の開始・終了時刻
情報を夫々更新するように制御することもできる。これ
により、放送時間が変更された場合でも、予約した番組
IDに基づく開始・終了時刻情報を更新周期に応じて変
更することができ、予約した全ての番組を開始時刻から
終了時刻までと完全に視聴しあるいは留守記録すること
が可能となる。尚、更新された時刻情報は予約データと
しメモリ19に記憶されるようになっている。
【0055】また、複数の番組予約した際には重なる番
組が検出されず、上記の如く番組の時間情報を更新した
ために、結果として放送時間が重なってしまうこともあ
る。この場合、重なった番組、つまり、重なりあった番
組の内、開始時間が後の番組より先に予約された番組を
優先するものとすると、開始時間が後の予約番組が開始
時刻から終了時刻までの時間視聴が不可能となるため、
制御部16は、更に重なっていいるか否かの検出を行う
と共に、検出結果をモニタ2に表示させて、視聴者に認
識させる。
【0056】また、同時に、制御部16は、視聴不可能
な予約番組に基づく予約データを自動的に削除して予約
を解除するように制御すると共に、該視聴不可能な予約
番組が予約時点で購入確認がなされたとしても、再度購
入確認を視聴時に行わせるように自動的に変更して表示
させる。これにより、完全に視聴不可能な番組の誤課金
を防止することが可能となる。尚、タイマー予約ではな
く、IPPV番組を購入する場合においても、制御部1
6はメモリ19に記憶されている予約データの番組開始
時刻及び終了時刻とこれから購入しようとする番組の開
始時刻及び終了時刻と比較することにより、重なってい
るか否かを検出し、重なっている場合には、同様に検出
結果をモニタ2又は受信装置1の表示部(図示せず)に
表示させる。これにより、同様に誤課金を防止すること
ができる。
【0057】次に、図2に示す有料放送受信装置の動作
を詳細に説明する。
【0058】先ず、システム(有料放送受信装置1及び
モニタ2)の電源が投入されると、図示しない衛星アン
テナ1によって受信された受信データが伝送ケーブル
4、入力端子10を介して選局回路11に与えられる。
【0059】そして、選局回路11は制御部16からの
制御信号に基づいて、番組情報が含まれる受信データか
ら所定の伝送チャンネルを選択(同調)し、選択した伝
送チャンネルの受信データを復調回路12に与える。そ
の後、受信データは復調回路12によって所定の復調処
理が施された後、映像・音声処理回路13及びデータ抽
出回路15に夫々供給される。
【0060】そして、復調回路12からの出力信号は、
映像・音声処理回路13によって画面表示するために必
要な信号処理が施された後、出力端子14a、14bと
接続するケーブル3を介してモニタ2へと供給される。
これにより、モニタ2の画面上には、所定の番組に基づ
く映像が表示されると共に音声も再生される。
【0061】同時に、復調回路12の出力信号は、デー
タ抽出回路15によって、送信時に付加された番組情報
(属性データを含む)が抽出され、制御部16へと供給
される。
【0062】いま、IPPV方式の有料放送における番
組を選択して購入するものとする。
【0063】このとき、視聴者はリモコン17の番組購
入ボタン17aを押下すると、制御部16による制御に
よって番組選択画面がモニタ2に表示される。
【0064】視聴者はこの番組選択画面を見ながら番組
選択を行った後に、更に選択したIPPV番組を視聴す
るのに必要な購入確認の時期を選択するために、購入確
認選択ボタン17bを押下する。すると、制御部16の
制御によって購入確認の時期を選択するための購入確認
選択画面がモニタ2に表示される。
【0065】こうして視聴者は、該購入確認選択画面を
見ながら、番組の購入時か視聴時かに購入確認するのか
を決定する。すると、リモコン受信部18を介して供給
された購入確認時期を示す情報は制御部16によってメ
モリ19に記憶されると共に、決定した時期に購入確認
を行わせるための表示が行われる。
【0066】例えば、視聴者が番組の視聴時に購入確認
を行うものと設定した場合には、制御部16は、購入し
た番組の開始時刻に到達したときに、購入確認選択画面
をモニタ2に表示させて視聴者に購入確認を要求する。
特に、コピープロテクト処理が施された番組を記録する
場合には、見忘れていたことにより生じてしまう不要な
課金を防止することができる。
【0067】したがって、本実施形態例によれば、情報
端末装置にて番組を購入する際に、視聴目的に応じて購
入確認の時期を選択することができることから、見忘れ
てしまった番組に対する課金を未然に防止することがで
きる。また、タイマー予約時に同一時間帯に複数予約又
は購入意志を示したために有料放送が途中で中断される
こともない。更に、番組の放送時間の変動によって予約
した番組が重なった場合においても、上記の如く制御す
ることにより、番組を終始みれない場合の課金を防止す
ることもできる。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
購入する番組を視聴するのに必要な購入確認の時期を、
番組の購入時又は予約時に選択可能とすることにより、
終始視聴不可能な番組の購入を防止するとができると共
に、見忘れにより生じてしまうタイマー予約した場合の
不要な課金を防止することができる。また、複数の番組
を予約した場合には、番組が重なったり、番組の放送時
間の変更が生じても、同様に誤課金を防止することがで
きるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有料放送受信装置をシステム化し
た場合のシステム構成図。
【図2】図1に示す有料放送受信装置の回路構成の一例
を示すブロック図。
【符号の説明】
1…有料放送受信装置(セットトップボックス)、2…
表示手段(モニタ)、3…ケーブル、4…伝送ケーブ
ル、5…送信ライン、6…記録再生手段(ディジタルV
TR)、10…入力端子、11…選局回路、12…復調
回路、13…映像・音声処理回路、14a、14b…映
像・音声信号出力端子、15…データ抽出回路、16…
制御部、17…リモコン、17a…番組購入選択ボタ
ン、17b…購入確認選択ボタン、18…リモコン受信
部、19…メモリ、20…タイマー、21…電話モデム
(変調回路)、22…出力端子。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各伝送チャンネル毎に番組情報が付加さ
    れた有料放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した信号から所定の伝送チャンネル
    を選局する選局手段と、 前記選局手段により選局された信号を処理して、映像を
    表示する表示手段と、 前記選局手段により選局された信号に含まれる、前記番
    組情報を抽出処理する番組情報抽出手段と、 視聴者によって操作され、前記有料放送信号のうち購入
    を希望する有料番組を予約するための予約手段と、 前記予約手段により予約された番組情報を記憶可能な記
    憶手段と、 前記予約番組情報の前記記憶手段への書き込み、読み出
    しの制御を行うと共に、前記記憶された予約番組情報に
    基づいて予約された番組を選局するように前記選局手段
    を制御する予約制御手段であって、該手段はさらに前記
    番組情報抽出手段によって抽出された抽出番組情報と前
    記記憶手段に記憶された予約番組情報とを比較し、購入
    の確認手続が必要であるか否かを検出し、検出結果に応
    じて前記確認手続を予約時、又は予約した番組の視聴時
    のいずれにおいて実行するかを選択させるための表示を
    行う予約制御手段と、 を具備したことを特徴とする有料放送受信装置。
  2. 【請求項2】 各伝送チャンネル毎に番組情報が付加さ
    れた有料放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した信号から所定の伝送チャンネル
    を選局する選局手段と、 前記選局手段により選局された信号を処理して、映像を
    表示する表示手段と、 前記選局手段により選局された信号に含まれる、前記番
    組情報を抽出処理する番組情報抽出手段と、 視聴者によって操作され、前記有料放送信号のうち購入
    を希望する有料番組を予約するための予約手段と、 前記予約手段により予約された番組情報を記憶可能な記
    憶手段と、 前記予約番組情報の前記記憶手段への書き込み、読み出
    しの制御を行うと共に、前記記憶された予約番組情報に
    基づいて予約された番組を選局するように前記選局手段
    を制御する予約制御手段であって、該手段は視聴者によ
    り番組を予約した際に、前記番組情報抽出手段によって
    抽出された抽出番組情報と前記記憶手段に記憶された予
    約番組情報とで比較を行うことで予約した番組における
    放送時間が重なるか否かを判定し、重なっている場合に
    は重なったことを示す表示を前記表示手段に表示させる
    予約制御手段と、 を具備したことを特徴とする有料放送受信装置。
  3. 【請求項3】 各伝送チャンネル毎に番組情報が付加さ
    れた有料放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した信号から所定の伝送チャンネル
    を選局する選局手段と、 前記選局手段により選局された信号を処理して、映像を
    表示する表示手段と、 前記選局手段により選局された信号に含まれる、前記番
    組情報を抽出処理する番組情報抽出手段と、 視聴者によって操作され、前記有料放送信号のうち購入
    を希望する有料番組を予約するための予約手段と、 前記予約手段により予約された番組情報を記憶可能な記
    憶手段と、 前記予約番組情報の前記記憶手段への書き込み、読み出
    しの制御を行うと共に、前記記憶された予約番組情報に
    基づいて予約された番組を選局するように前記選局手段
    を制御するタイマー予約制御手段であって、該手段は前
    記番組情報抽出手段により抽出された番組情報に含まれ
    る番組の開始及び終了時刻情報が更新された場合には、
    前記予約番組情報に含まれる予約番組の開始及び終了時
    刻情報も連動して更新させるように前記記憶手段の書き
    込み制御を行うと共に、更新された予約番組情報に基づ
    いて前記選局手段を制御するタイマー予約制御手段と、 を具備したことを特徴とする有料放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記予約制御手段は、視聴者により番組
    を予約した際に、前記番組情報抽出手段によって抽出さ
    れた抽出番組情報と前記予約番組情報とで比較を行うこ
    とで予約した番組が録画禁止処理が施されているか否か
    を検出し、録画禁止処理が施されている場合には、自動
    的に前記購入確認の操作時期を視聴時と決定すると共
    に、視聴時に購入確認に基づく表示を前記表示手段に表
    示させることを特徴とする請求項1に記載の有料放送受
    信装置。
  5. 【請求項5】 前記予約制御手段は、新たに番組を予約
    する場合には、前記番組情報抽出手段によって抽出され
    た抽出番組情報と前記予約番組情報とで比較を行うこと
    で、新たに予約した番組における放送時間が重なるか否
    かを判定し、重なっている場合には重なったことを示す
    表示を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求
    項2に記載の有料放送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記タイマー予約制御手段は、複数の番
    組を予約し、前記番組情報に含まれる番組の開始及び終
    了時刻情報の更新により、前記予約情報に含まれる前記
    複数の予約番組の開始及び終了時刻情報が連動して更新
    された場合には、前記番組情報と前記予約番組情報とで
    比較を行うことで、開始時刻が2番目の予約した番組に
    おける放送時間が順に重なるか否かを判定し、重なって
    いる場合には重なったことを示す表示を前記表示手段に
    表示させることを特徴とする請求項3に記載の有料放送
    受信装置。
  7. 【請求項7】 前記タイマー予約制御手段は、複数の番
    組を予約し、前記番組情報に含まれる番組の開始及び終
    了時刻情報の更新により、前記予約情報に含まれる前記
    複数の予約番組の開始及び終了時刻情報が連動して更新
    された場合には、前記番組情報と前記予約番組情報とで
    比較を行うことで、開始時刻が2番目の予約した番組に
    おける放送時間が順に重なるか否かを判定し、重なって
    いる場合には重なった予約番組に基づく予約番組情報を
    削除するように前記記憶手段を制御することを特徴とす
    る請求項3に記載の有料放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記タイマー予約制御手段は、複数の番
    組を予約し、前記番組情報に含まれる番組の開始及び終
    了時刻情報の更新により、前記予約情報に含まれる前記
    複数の予約番組の開始及び終了時刻情報が連動して更新
    された場合には、前記番組情報と前記予約番組情報とで
    比較を行うことで、開始時刻が2番目の予約した番組に
    おける放送時間が順に重なるか否かを判定し、重なって
    いる場合には重なった予約番組に対する購入確認の有無
    を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3
    に記載の有料放送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記選局手段が選局した伝送チャンネル
    の有料放送信号を記録再生可能な記録再生手段を付加し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1
    つに記載の有料放送受信装置。
JP8183507A 1996-07-12 1996-07-12 有料放送受信装置 Pending JPH1028262A (ja)

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