JPH08249285A - 情報受信装置 - Google Patents
情報受信装置Info
- Publication number
- JPH08249285A JPH08249285A JP7083375A JP8337595A JPH08249285A JP H08249285 A JPH08249285 A JP H08249285A JP 7083375 A JP7083375 A JP 7083375A JP 8337595 A JP8337595 A JP 8337595A JP H08249285 A JPH08249285 A JP H08249285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- keyword
- data
- program
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信した情報の不正なコピーを防止すること
ができる情報受信装置を実現するとともに、受信者が誤
った情報を受信した場合には、受信者に支払いが生じな
いような課金システムを可能にする情報受信装置を実現
する。 【構成】 処理プロトコルを含む受信情報(番組データ
202a−202c)は、情報受信手段(放送受信アダ
プタ4)を介して情報記憶担体(メモリパック7)に記
録される。処理手段(ゲーム機2)は情報受信手段に固
有の鍵情報(IDコード)と前記処理プロトコルに基づ
いて第1のパスワードを生成する。処理手段は、ユーザ
ーが購入した第2のパスワードと前記第1のパスワード
が所定の関係にあることを確認した場合に限り、情報記
憶担体に記憶された情報の利用を許可する。
ができる情報受信装置を実現するとともに、受信者が誤
った情報を受信した場合には、受信者に支払いが生じな
いような課金システムを可能にする情報受信装置を実現
する。 【構成】 処理プロトコルを含む受信情報(番組データ
202a−202c)は、情報受信手段(放送受信アダ
プタ4)を介して情報記憶担体(メモリパック7)に記
録される。処理手段(ゲーム機2)は情報受信手段に固
有の鍵情報(IDコード)と前記処理プロトコルに基づ
いて第1のパスワードを生成する。処理手段は、ユーザ
ーが購入した第2のパスワードと前記第1のパスワード
が所定の関係にあることを確認した場合に限り、情報記
憶担体に記憶された情報の利用を許可する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本件は、電話回線を用いた双方向
ネットワークや視聴者が任意時間に任意番組を視聴可能
なCATV(以下ビデオオンデマンドという)等を利用
した双方向放送システム、または単方向CATV,地上
波放送および衛星放送等の単方向放送システムを利用し
て有料データまたは有料プログラムを受信する場合の課
金システムに関し、より具体的には、受信したデータお
よびプログラム単位で課金を行うペイ・パー・ソフトウ
ェア、および、月極めで特定のデータのみの使用を許可
する月極め課金を実現するためのデータ受信装置に関す
る。
ネットワークや視聴者が任意時間に任意番組を視聴可能
なCATV(以下ビデオオンデマンドという)等を利用
した双方向放送システム、または単方向CATV,地上
波放送および衛星放送等の単方向放送システムを利用し
て有料データまたは有料プログラムを受信する場合の課
金システムに関し、より具体的には、受信したデータお
よびプログラム単位で課金を行うペイ・パー・ソフトウ
ェア、および、月極めで特定のデータのみの使用を許可
する月極め課金を実現するためのデータ受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】有料放送や有料のコンピューターネット
ワークには、大きく分けて二種類の課金方法がある。一
方は会員制の課金システムであり、もう一方は各種情報
単位で課金するペイ・パー・ビューシステムである。
ワークには、大きく分けて二種類の課金方法がある。一
方は会員制の課金システムであり、もう一方は各種情報
単位で課金するペイ・パー・ビューシステムである。
【0003】前者は有料衛星放送、CATVあるいはコ
ンピュータネットワーク等で用いられるような、月極め
で一定料金を支払うシステムであり、基本的に受信者が
受信する情報量と料金との間には相関関係が無い。この
システムによると、送信局側では予め定めた期日に、受
信者から一定料金を一元的に徴収するだけでよいため、
課金管理が非常に簡単であるという利点がある。その反
面、使用の有無または使用量の多少に関わらず一定料金
が徴収されるため、受信者が不利益を被ることがある。
ンピュータネットワーク等で用いられるような、月極め
で一定料金を支払うシステムであり、基本的に受信者が
受信する情報量と料金との間には相関関係が無い。この
システムによると、送信局側では予め定めた期日に、受
信者から一定料金を一元的に徴収するだけでよいため、
課金管理が非常に簡単であるという利点がある。その反
面、使用の有無または使用量の多少に関わらず一定料金
が徴収されるため、受信者が不利益を被ることがある。
【0004】後者は、ビデオオンデマンドやコンピュー
タソフトウェアの通信販売で用いられるような、情報単
位で料金を支払うシステムであり、受信者が実際に受信
する情報の質および量と料金との間には密接な関係があ
る。このシステムによると、受信者は受信した情報量に
対応する料金のみを支払えばよいため、前述のような不
利益は発生しない。しかし、各受信者毎に利用された情
報量を管理しなければならないため、送信局における課
金管理が困難になる。
タソフトウェアの通信販売で用いられるような、情報単
位で料金を支払うシステムであり、受信者が実際に受信
する情報の質および量と料金との間には密接な関係があ
る。このシステムによると、受信者は受信した情報量に
対応する料金のみを支払えばよいため、前述のような不
利益は発生しない。しかし、各受信者毎に利用された情
報量を管理しなければならないため、送信局における課
金管理が困難になる。
【0005】どちらの課金方法を採用するかは、送信局
の規模や送信する情報の性質によって決定されるため、
一概にどちらか一方の課金方法が優れているとは言えな
いが、課金管理を簡単に行えるならば、情報量に応じて
料金を徴収できる後者の方を採用したいという要求は強
い。そのため、課金管理を簡便にするためのさまざまな
提案がなされている。
の規模や送信する情報の性質によって決定されるため、
一概にどちらか一方の課金方法が優れているとは言えな
いが、課金管理を簡単に行えるならば、情報量に応じて
料金を徴収できる後者の方を採用したいという要求は強
い。そのため、課金管理を簡便にするためのさまざまな
提案がなされている。
【0006】特開平6−46419では、公衆電話回線
を用いてデータ通信装置から課金センターに有料番組視
聴申し込みを行い、課金センターから視聴許可コードを
受け取ることにより文字放送の受信が許可されるシステ
ムが開示されている。この方法によれば、課金管理は課
金センターのホストコンピュータによって自動的に行わ
れるため、簡便にペイ・パー・ビューシステムを構築で
きる。
を用いてデータ通信装置から課金センターに有料番組視
聴申し込みを行い、課金センターから視聴許可コードを
受け取ることにより文字放送の受信が許可されるシステ
ムが開示されている。この方法によれば、課金管理は課
金センターのホストコンピュータによって自動的に行わ
れるため、簡便にペイ・パー・ビューシステムを構築で
きる。
【0007】同様に、特開平6−44160では、送信
されるゲームデータの中から特定のゲームデータのみを
大規模記憶装置に蓄積するための蓄積許可ID番号を、
電話回線を介して購入するシステムが提案されている。
この方法によれば、送信側コンピュータがID購入のア
クセス回数を自動的にカウントするため、簡単にペイ・
パー・ソフトウェアのシステムが達成できる。
されるゲームデータの中から特定のゲームデータのみを
大規模記憶装置に蓄積するための蓄積許可ID番号を、
電話回線を介して購入するシステムが提案されている。
この方法によれば、送信側コンピュータがID購入のア
クセス回数を自動的にカウントするため、簡単にペイ・
パー・ソフトウェアのシステムが達成できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなペイ・パー
・ビューシステムでは、受信される情報単位で課金が行
われるため、情報が他の端末で動作するよう不正にコピ
ーされると、送信局側では情報の利用量が正確に把握で
きず、情報の著作権者が正当な著作権料を得られないと
いう問題点があった。例えばコンピュータソフトウェア
の通信販売においては、送信局から端末へ送信されたコ
ンピュータソフトウェアは、フロッピーディスクに容易
にコピーされ、他のコンピュータ上で動作する。また、
ビデオオンデマンドにおいても、情報はビデオテープに
容易に記録され、大量に不正コピーを行うことが可能で
ある。このように、従来の受信装置においては、受信し
た情報のコピーを防止するためのプロテクト機能を有す
るものは無かった。
・ビューシステムでは、受信される情報単位で課金が行
われるため、情報が他の端末で動作するよう不正にコピ
ーされると、送信局側では情報の利用量が正確に把握で
きず、情報の著作権者が正当な著作権料を得られないと
いう問題点があった。例えばコンピュータソフトウェア
の通信販売においては、送信局から端末へ送信されたコ
ンピュータソフトウェアは、フロッピーディスクに容易
にコピーされ、他のコンピュータ上で動作する。また、
ビデオオンデマンドにおいても、情報はビデオテープに
容易に記録され、大量に不正コピーを行うことが可能で
ある。このように、従来の受信装置においては、受信し
た情報のコピーを防止するためのプロテクト機能を有す
るものは無かった。
【0009】また、従来の課金システムでは、情報の受
信に先立って課金が行われるため、希望しない情報を誤
って受信した場合でも、受信者は料金を支払わなければ
ならなかった。通常の商品であれば、返品によって支払
いを回収することも可能であるが、放送および通信回線
で得られる情報には実体が無いため、事実上返品は不可
能である。また、受信者が受信すべき情報を確認するた
めのサンプル情報を無償で受信できれば、希望しない情
報を誤って受信することをある程度防止できるが、予め
送信局側でサンプル情報を準備しなければなないため、
送信局側の負担が大きくなる。この場合受信者も、サン
プル情報と実際に受信すべき情報の2つを順次受信しな
ければならないため操作が煩わしい。これを解決するた
めには、無償で情報を受信でき、受信した情報が受信者
に識別された後に、情報の利用に先立って課金するよう
なシステムを構築すればよい。しかしながら、従来の課
金システムにはこのような方式で課金を行うものはなか
った。
信に先立って課金が行われるため、希望しない情報を誤
って受信した場合でも、受信者は料金を支払わなければ
ならなかった。通常の商品であれば、返品によって支払
いを回収することも可能であるが、放送および通信回線
で得られる情報には実体が無いため、事実上返品は不可
能である。また、受信者が受信すべき情報を確認するた
めのサンプル情報を無償で受信できれば、希望しない情
報を誤って受信することをある程度防止できるが、予め
送信局側でサンプル情報を準備しなければなないため、
送信局側の負担が大きくなる。この場合受信者も、サン
プル情報と実際に受信すべき情報の2つを順次受信しな
ければならないため操作が煩わしい。これを解決するた
めには、無償で情報を受信でき、受信した情報が受信者
に識別された後に、情報の利用に先立って課金するよう
なシステムを構築すればよい。しかしながら、従来の課
金システムにはこのような方式で課金を行うものはなか
った。
【0010】したがって本発明の目的は、受信した情報
の不正なコピーを防止することができる情報受信装置を
実現することである。また、本発明の他の目的は、受信
者が誤った情報を受信した場合には、受信者に支払いが
生じないような課金システムを可能にする情報受信装置
を実現することである。
の不正なコピーを防止することができる情報受信装置を
実現することである。また、本発明の他の目的は、受信
者が誤った情報を受信した場合には、受信者に支払いが
生じないような課金システムを可能にする情報受信装置
を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明で提案する情報受信装置は、固有の第1の
鍵情報を有し情報を受信する情報受信手段と、情報受信
装置本体に対して挿抜可能な情報記憶担体と、情報受信
手段から受信した情報を情報記憶担体に記録し記録され
た情報と情報受信手段に固有の鍵情報にもとづいて第1
のキーワードを生成するキーワード生成手段と、第2の
キーワードを入力する入力手段と第1のキーワードと第
2のキーワードが所定の関係にある時、情報記憶担体に
記録された情報の一部または全部を処理する処理手段と
を備えている。
めに、本発明で提案する情報受信装置は、固有の第1の
鍵情報を有し情報を受信する情報受信手段と、情報受信
装置本体に対して挿抜可能な情報記憶担体と、情報受信
手段から受信した情報を情報記憶担体に記録し記録され
た情報と情報受信手段に固有の鍵情報にもとづいて第1
のキーワードを生成するキーワード生成手段と、第2の
キーワードを入力する入力手段と第1のキーワードと第
2のキーワードが所定の関係にある時、情報記憶担体に
記録された情報の一部または全部を処理する処理手段と
を備えている。
【0012】また、本発明で提案する情報受信装置は、
情報を受信する情報受信手段と、情報を記憶する情報記
憶手段と、情報受信手段から受信した情報の内、受信者
が所望する情報を無条件で情報記憶手段に記録し受信者
が記憶した情報を確認するための識別情報を出力すると
ともに記憶した情報に基づいて第1のキーワードを生成
するキーワード生成手段と、識別情報の一部または全部
によって特定され金銭の授受を伴って供給される第2の
キーワードを使用者が入力するための入力手段と、第1
のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある時
情報記憶手段に記録された情報の一部または全部を処理
する処理手段とを備えている。
情報を受信する情報受信手段と、情報を記憶する情報記
憶手段と、情報受信手段から受信した情報の内、受信者
が所望する情報を無条件で情報記憶手段に記録し受信者
が記憶した情報を確認するための識別情報を出力すると
ともに記憶した情報に基づいて第1のキーワードを生成
するキーワード生成手段と、識別情報の一部または全部
によって特定され金銭の授受を伴って供給される第2の
キーワードを使用者が入力するための入力手段と、第1
のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある時
情報記憶手段に記録された情報の一部または全部を処理
する処理手段とを備えている。
【0013】
【作用】情報受信手段から入力された情報は、キーワー
ド生成手段によって情報記憶担体に記録される。情報記
憶担体は情報受信装置に対して挿抜可能に構成されてお
り、情報記憶担体の記憶容量を越える情報を記録する場
合には、これを差し替えることにより記録が可能とな
る。情報記憶担体に記憶された情報は第1のキーワード
を生成するための処理プロトコルを含む。キーワード生
成手段は情報受信手段に固有の鍵情報と情報記憶担体に
記憶された処理プロトコルに基づいて第1のキーワード
を生成する。
ド生成手段によって情報記憶担体に記録される。情報記
憶担体は情報受信装置に対して挿抜可能に構成されてお
り、情報記憶担体の記憶容量を越える情報を記録する場
合には、これを差し替えることにより記録が可能とな
る。情報記憶担体に記憶された情報は第1のキーワード
を生成するための処理プロトコルを含む。キーワード生
成手段は情報受信手段に固有の鍵情報と情報記憶担体に
記憶された処理プロトコルに基づいて第1のキーワード
を生成する。
【0014】続いて入力装置から第2のキーワードが入
力される。前記処理装置は、第2のキーワードが第1の
キーワードと所定の関係にあることを確認した後、情報
記憶担体に記憶された情報の利用を許可する。第1のキ
ーワードには情報受信手段に固有の鍵情報が含まれるた
め、情報記憶担体に記憶された情報を他の情報受信手段
で利用すると第1のキーワードが以前とは異なるデータ
として生成される。したがって既に知られている第2の
キーワードではこの情報を利用することはできない。
力される。前記処理装置は、第2のキーワードが第1の
キーワードと所定の関係にあることを確認した後、情報
記憶担体に記憶された情報の利用を許可する。第1のキ
ーワードには情報受信手段に固有の鍵情報が含まれるた
め、情報記憶担体に記憶された情報を他の情報受信手段
で利用すると第1のキーワードが以前とは異なるデータ
として生成される。したがって既に知られている第2の
キーワードではこの情報を利用することはできない。
【0015】また処理装置は、情報受信手段からの受信
情報の内、受信者が所望する情報を無条件で情報記憶手
段に記録し、第2のキーワードの入力に先立って受信し
た情報を使用者が確認するための識別情報を出力する。
識別情報は情報のタイトル表示、情報の部分的な再生、
または当該情報のシリアル番号の表示という形式の組み
合わせまたはそれ単独でされる。情報の使用者は前記識
別情報で情報記憶手段に記憶された情報を確認し、識別
情報の一部または全部を用いて、課金センターから第2
のキーワードを購入し、入力手段を用いてこれを入力す
る。入力された第2のキーワードが第1のキーワードと
所定の関係にあるときのみ情報記憶手段に記録された情
報が利用できる。
情報の内、受信者が所望する情報を無条件で情報記憶手
段に記録し、第2のキーワードの入力に先立って受信し
た情報を使用者が確認するための識別情報を出力する。
識別情報は情報のタイトル表示、情報の部分的な再生、
または当該情報のシリアル番号の表示という形式の組み
合わせまたはそれ単独でされる。情報の使用者は前記識
別情報で情報記憶手段に記憶された情報を確認し、識別
情報の一部または全部を用いて、課金センターから第2
のキーワードを購入し、入力手段を用いてこれを入力す
る。入力された第2のキーワードが第1のキーワードと
所定の関係にあるときのみ情報記憶手段に記録された情
報が利用できる。
【0016】このように、課金行われたことを意味する
第2のキーワードの入力に先立って、識別情報の出力が
あるため、使用者が所望しない情報を誤って購入してし
まう危険性を低減できる。また、送信局側も、デモンス
トレーション情報を予め準備する必要が無い。この発明
の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかになろう。
第2のキーワードの入力に先立って、識別情報の出力が
あるため、使用者が所望しない情報を誤って購入してし
まう危険性を低減できる。また、送信局側も、デモンス
トレーション情報を予め準備する必要が無い。この発明
の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかになろう。
【0017】
【実施例】図1は本件発明の情報受信装置の一例であ
り、ゲーム機に放送受信アダプタを接続することにより
衛星データ放送を受信可能とした衛星データ放送受信シ
ステムの構成図である。ゲーム機本体2には、放送受信
アダプタ4、メモリカートリッジ6およびユーザーが操
作情報を入力するためのコントローラ8が接続される。
また、メモリカートリッジ6には、受信したデータを保
存するためのメモリパック7が接続される。
り、ゲーム機に放送受信アダプタを接続することにより
衛星データ放送を受信可能とした衛星データ放送受信シ
ステムの構成図である。ゲーム機本体2には、放送受信
アダプタ4、メモリカートリッジ6およびユーザーが操
作情報を入力するためのコントローラ8が接続される。
また、メモリカートリッジ6には、受信したデータを保
存するためのメモリパック7が接続される。
【0018】衛星放送はBSアンテナ10で受信され、
アンテナ線10aを介してBSチューナ12に与えられ
る。BSチューナ12は複数の衛星放送の中から特定の
チャンネルを検波し、主搬送波で伝送されるアナログ映
像信号をベースバンド信号(以下BB信号と呼ぶ)とし
て、副搬送波で伝送されるPCMデジタル音声信号およ
びデジタルデータをビットストリーム信号(以下BS信
号と呼ぶ)として出力する。
アンテナ線10aを介してBSチューナ12に与えられ
る。BSチューナ12は複数の衛星放送の中から特定の
チャンネルを検波し、主搬送波で伝送されるアナログ映
像信号をベースバンド信号(以下BB信号と呼ぶ)とし
て、副搬送波で伝送されるPCMデジタル音声信号およ
びデジタルデータをビットストリーム信号(以下BS信
号と呼ぶ)として出力する。
【0019】BB信号はケーブル12aを介してBSチ
ューナから直接スクランブルデコーダ13に与えられ、
BS信号はケーブル14a、AVセレクタ14、ケーブ
ル14bを経由してスクランブルデコーダ13に与えら
れる。スクランブルデコーダ13はBB信号のスクラン
ブルを解除して正常なビデオ信号(V1)を生成すると
同時に、BS信号のPCMデジタル音声信号のスクラン
ブルを解除して正常なステレオオーディオ信号(L1、
R1)を生成する。またBS信号は、AVセレクタ14
によってケーブル14cを介して放送受信アダプタ4に
も分配される。
ューナから直接スクランブルデコーダ13に与えられ、
BS信号はケーブル14a、AVセレクタ14、ケーブ
ル14bを経由してスクランブルデコーダ13に与えら
れる。スクランブルデコーダ13はBB信号のスクラン
ブルを解除して正常なビデオ信号(V1)を生成すると
同時に、BS信号のPCMデジタル音声信号のスクラン
ブルを解除して正常なステレオオーディオ信号(L1、
R1)を生成する。またBS信号は、AVセレクタ14
によってケーブル14cを介して放送受信アダプタ4に
も分配される。
【0020】ゲーム機2は、放送受信アダプタ4が受信
したBS信号中のデジタルデータを利用してコンピュー
タグラフィックス画像(V2)および電子音を生成す
る。またゲーム機2は、放送受信アダプタ4によってB
S信号中のPCMデジタル音声信号から生成されたアナ
ログオーディオ信号と前記電子音とを合成し、ステレオ
オーディオ信号(L2、R2)を生成する。
したBS信号中のデジタルデータを利用してコンピュー
タグラフィックス画像(V2)および電子音を生成す
る。またゲーム機2は、放送受信アダプタ4によってB
S信号中のPCMデジタル音声信号から生成されたアナ
ログオーディオ信号と前記電子音とを合成し、ステレオ
オーディオ信号(L2、R2)を生成する。
【0021】AVセレクタ14は、スクランブルデコー
ダ13からケーブル14dを介して出力されるビデオオ
ーディオ信号(V1、L1、R1)と、ゲーム機2から
マルチアウトコネクタおよびケーブル14eを介して出
力されるビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)の
どちらか一方をケーブル14fを介してTV16に与え
る。AVセレクタ14は、ゲーム機2からのビデオ信号
(V2)の有無を検出し、これがある場合には、ゲーム
機2からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)
をTV16に出力し、これが無い場合にはスクランブル
デコーダ13からのビデオオーディオ信号(V1、L
1、R1)をTV16に出力するよう自動的に内部スイ
ッチを切り換える。ACアダプタ18は、AVセレクタ
14のケーブル14gを介してゲーム機2、放送受信ア
ダプタ4、メモリカートリッジ6、メモリユニット7、
コントローラ8に電源を供給する。
ダ13からケーブル14dを介して出力されるビデオオ
ーディオ信号(V1、L1、R1)と、ゲーム機2から
マルチアウトコネクタおよびケーブル14eを介して出
力されるビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)の
どちらか一方をケーブル14fを介してTV16に与え
る。AVセレクタ14は、ゲーム機2からのビデオ信号
(V2)の有無を検出し、これがある場合には、ゲーム
機2からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)
をTV16に出力し、これが無い場合にはスクランブル
デコーダ13からのビデオオーディオ信号(V1、L
1、R1)をTV16に出力するよう自動的に内部スイ
ッチを切り換える。ACアダプタ18は、AVセレクタ
14のケーブル14gを介してゲーム機2、放送受信ア
ダプタ4、メモリカートリッジ6、メモリユニット7、
コントローラ8に電源を供給する。
【0022】図2は、衛星データ放送を処理するため
の、ゲーム機本体2、放送受信アダプタ4、メモリカー
トリッジ6、メモリパック7の内部構造を示すブロック
図である。ケーブル14cを介して与えられるBS信号
は、放送受信アダプタ4内のデータチャンネルデコーダ
20およびPCMデコーダ22に与えられる。PCMデ
コーダ22は、PCMデジタル音声信号をBS信号から
抜き出し、D−Aコンバータ23に与える。D−Aコン
バータ23は前記PCMデジタル音声信号に基づいてア
ナログステレオオーディオ信号を生成し、ゲーム機2内
のミキサー38に出力する。
の、ゲーム機本体2、放送受信アダプタ4、メモリカー
トリッジ6、メモリパック7の内部構造を示すブロック
図である。ケーブル14cを介して与えられるBS信号
は、放送受信アダプタ4内のデータチャンネルデコーダ
20およびPCMデコーダ22に与えられる。PCMデ
コーダ22は、PCMデジタル音声信号をBS信号から
抜き出し、D−Aコンバータ23に与える。D−Aコン
バータ23は前記PCMデジタル音声信号に基づいてア
ナログステレオオーディオ信号を生成し、ゲーム機2内
のミキサー38に出力する。
【0023】カートリッジ6内のROM46はデータ放
送受信のための基本プログラムを記憶する。ゲーム機2
内のCPU24はROM46に記憶された基本プログラ
ムに基づいて、前記データチャンネルデコーダ20に対
して受信すべきデジタルデータを指定する。データチャ
ンネルデコーダ20は、CPU24から指定されたデジ
タルデータをBS信号から抜き出し、内部バッファにス
トアする。CPU24は断続的にデータチャンネルデコ
ーダ20を監視し、データが受信された場合にはこのデ
ータをワークRAM26、PS−RAM44、フラッシ
ュメモリ42またはフラッシュメモリ49のいずれかの
メモリに転送する。
送受信のための基本プログラムを記憶する。ゲーム機2
内のCPU24はROM46に記憶された基本プログラ
ムに基づいて、前記データチャンネルデコーダ20に対
して受信すべきデジタルデータを指定する。データチャ
ンネルデコーダ20は、CPU24から指定されたデジ
タルデータをBS信号から抜き出し、内部バッファにス
トアする。CPU24は断続的にデータチャンネルデコ
ーダ20を監視し、データが受信された場合にはこのデ
ータをワークRAM26、PS−RAM44、フラッシ
ュメモリ42またはフラッシュメモリ49のいずれかの
メモリに転送する。
【0024】転送先のメモリは、そのデータの性質によ
って決定される。例えばCPU24は、放送メニューの
ような頻繁に受信すべき放送データを、揮発性のメモリ
であるワークRAM26またはPS−RAM44に記憶
し、BIOSやデバイスドライバ等の基本プログラムを
フラッシュメモリ42に保存し、さらにアプリケーショ
ンレベルの応用プログラムをフラッシュメモリ49に保
存する。
って決定される。例えばCPU24は、放送メニューの
ような頻繁に受信すべき放送データを、揮発性のメモリ
であるワークRAM26またはPS−RAM44に記憶
し、BIOSやデバイスドライバ等の基本プログラムを
フラッシュメモリ42に保存し、さらにアプリケーショ
ンレベルの応用プログラムをフラッシュメモリ49に保
存する。
【0025】フラッシュメモリ49を含むメモリパック
7は、コネクタ47、48によって着脱自在に構成され
る。フラッシュメモリ49は、個別のあるいは複数個の
メモリパック毎に固有のセキュリティコードを記憶す
る。フラッシュメモリ49は、一度しか書き込みが許さ
れないワンタイムプログラマブルメモリ領域(OTP領
域)を含み、前記セキュリティコードは、このOTP領
域に記憶される。
7は、コネクタ47、48によって着脱自在に構成され
る。フラッシュメモリ49は、個別のあるいは複数個の
メモリパック毎に固有のセキュリティコードを記憶す
る。フラッシュメモリ49は、一度しか書き込みが許さ
れないワンタイムプログラマブルメモリ領域(OTP領
域)を含み、前記セキュリティコードは、このOTP領
域に記憶される。
【0026】またデータチャンネルデコーダ20を介し
てCPU24に接続されるEEPROM21は、放送受
信アダプタ4毎に設定されるIDコードを記憶する。前
記IDコードは放送受信アダプタ4の生産時に専用の書
き込み装置によって書き込まれ、プログラムによってこ
れを書き換えることはできない。
てCPU24に接続されるEEPROM21は、放送受
信アダプタ4毎に設定されるIDコードを記憶する。前
記IDコードは放送受信アダプタ4の生産時に専用の書
き込み装置によって書き込まれ、プログラムによってこ
れを書き換えることはできない。
【0027】CPU24は、前述の各メモリに記憶した
受信データとコントローラ8から入力される操作情報に
基づいて、画像データおよび音声データを生成する。C
PU24によって生成された画像データは、PPU28
を介してビデオRAM30に格納される。PPU28は
ビデオRAM30のデータに基づいて、D−Aコンバー
タ31、ビデオエンコーダ32と協働してビデオ信号を
生成し、V2信号としてAVセレクタ14に出力する。
同様にCPU24によって生成された音声データはAP
U34を介してオーディオRAM36に格納され、AP
U34によってデジタル音声信号として出力される。A
PU34から出力されたデジタル音声信号は、D−Aコ
ンバータ37によってアナログ信号に変換され、ミキサ
ー38によってPCMデコーダ22からのステレオオー
ディオ信号と合成される。合成されたオーディオ信号
は、L2、R2信号としてAVセレクタ14に出力され
る。
受信データとコントローラ8から入力される操作情報に
基づいて、画像データおよび音声データを生成する。C
PU24によって生成された画像データは、PPU28
を介してビデオRAM30に格納される。PPU28は
ビデオRAM30のデータに基づいて、D−Aコンバー
タ31、ビデオエンコーダ32と協働してビデオ信号を
生成し、V2信号としてAVセレクタ14に出力する。
同様にCPU24によって生成された音声データはAP
U34を介してオーディオRAM36に格納され、AP
U34によってデジタル音声信号として出力される。A
PU34から出力されたデジタル音声信号は、D−Aコ
ンバータ37によってアナログ信号に変換され、ミキサ
ー38によってPCMデコーダ22からのステレオオー
ディオ信号と合成される。合成されたオーディオ信号
は、L2、R2信号としてAVセレクタ14に出力され
る。
【0028】図3はAVセレクタ14の内部構造を示す
ブロック図である。AVセレクタ14は、ビットストリ
ーム分配部102、AV信号切替部104、VIDEO
信号検出部106の3つのブロックから成る。ビットス
トリーム分配部102は、BSチューナ12からのBS
信号を、スクランブルデコーダ13と放送受信アダプタ
4に分配する。ビットストリーム分配部102は、アナ
ログアンプ(例えばJRC製NJM2267)を含み、
BS信号を減衰させることなく二分配する。AV信号切
替部104は3系統のアナログスイッチ(例えばJRC
製NJM2284)を含み、スクランブルデコーダ13
からのビデオオーディオ信号(V1、L1、R1)とゲ
ーム機2からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R
2)とを切り替えて、TV16へ信号(V3、L3、R
3)として出力する。
ブロック図である。AVセレクタ14は、ビットストリ
ーム分配部102、AV信号切替部104、VIDEO
信号検出部106の3つのブロックから成る。ビットス
トリーム分配部102は、BSチューナ12からのBS
信号を、スクランブルデコーダ13と放送受信アダプタ
4に分配する。ビットストリーム分配部102は、アナ
ログアンプ(例えばJRC製NJM2267)を含み、
BS信号を減衰させることなく二分配する。AV信号切
替部104は3系統のアナログスイッチ(例えばJRC
製NJM2284)を含み、スクランブルデコーダ13
からのビデオオーディオ信号(V1、L1、R1)とゲ
ーム機2からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R
2)とを切り替えて、TV16へ信号(V3、L3、R
3)として出力する。
【0029】図4はVIDEO信号検出部16の詳細回
路図である。抵抗110はマッチング抵抗であり、通常
75Ωの抵抗値を持つ。カップリングコンデンサ112
を介して伝達されるビデオ信号V2は、抵抗114、帰
還抵抗116、オペアンプ118によって構成される負
帰還増幅器に入力される。これによってビデオ信号V2
は電圧増幅され、ダイオード120を経てオペアンプ1
26に出力される。コンデンサ122は、増幅されたビ
デオ信号によってもたらされる電荷を蓄える。コンデン
サ112に蓄えられた電荷は抵抗124を通じて徐々に
放電されるが、増幅されたビデオ信号によって常時充電
されるため、コンデンサ122はビデオ信号V2の振幅
に応じた電圧値を保持する。
路図である。抵抗110はマッチング抵抗であり、通常
75Ωの抵抗値を持つ。カップリングコンデンサ112
を介して伝達されるビデオ信号V2は、抵抗114、帰
還抵抗116、オペアンプ118によって構成される負
帰還増幅器に入力される。これによってビデオ信号V2
は電圧増幅され、ダイオード120を経てオペアンプ1
26に出力される。コンデンサ122は、増幅されたビ
デオ信号によってもたらされる電荷を蓄える。コンデン
サ112に蓄えられた電荷は抵抗124を通じて徐々に
放電されるが、増幅されたビデオ信号によって常時充電
されるため、コンデンサ122はビデオ信号V2の振幅
に応じた電圧値を保持する。
【0030】ビデオ信号V2は、ゲーム機2の動作中に
は少なくとも同期信号を含むため、コンデンサ122が
保持する電圧値は、ビデオ信号V2が入力された時の方
がビデオ信号V2が入力されない時(ゲーム機2の電源
がOFFの時)よりも高くなる。オペアンプ126はコ
ンパレータとして動作し、コンデンサ122が保持する
電圧値が一定の基準電圧を越えるとAV信号切替部10
4への切替制御信号SをHIGHにして、ゲーム機2か
らのビデオオーディオ信号をTV16へ出力するようA
V信号切替部104を制御する。
は少なくとも同期信号を含むため、コンデンサ122が
保持する電圧値は、ビデオ信号V2が入力された時の方
がビデオ信号V2が入力されない時(ゲーム機2の電源
がOFFの時)よりも高くなる。オペアンプ126はコ
ンパレータとして動作し、コンデンサ122が保持する
電圧値が一定の基準電圧を越えるとAV信号切替部10
4への切替制御信号SをHIGHにして、ゲーム機2か
らのビデオオーディオ信号をTV16へ出力するようA
V信号切替部104を制御する。
【0031】基準電圧は、ビデオ信号V2として少なく
とも同期信号が与えられる場合にコンデンサ122に保
持される電圧と、ビデオ信号V2が与えられない場合に
コンデンサ122に保持される電圧との中間の値が選ば
れる。これによって、ゲーム機2の電源がONとなり、
ゲーム機2からビデオ信号が出ている場合には、ゲーム
機からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)が
TV16に出力され、ゲーム機2の電源がOFFとな
り、ゲーム機2からビデオ信号が出力されなくなるとス
クランブルデコーダ13からのビデオオーディオ信号
(V1、L1、R1)がTV16に出力されるよう自動
的に切り替わる。
とも同期信号が与えられる場合にコンデンサ122に保
持される電圧と、ビデオ信号V2が与えられない場合に
コンデンサ122に保持される電圧との中間の値が選ば
れる。これによって、ゲーム機2の電源がONとなり、
ゲーム機2からビデオ信号が出ている場合には、ゲーム
機からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)が
TV16に出力され、ゲーム機2の電源がOFFとな
り、ゲーム機2からビデオ信号が出力されなくなるとス
クランブルデコーダ13からのビデオオーディオ信号
(V1、L1、R1)がTV16に出力されるよう自動
的に切り替わる。
【0032】衛星放送においてスクランブル放送とデー
タ放送の両方を受信する場合、このような、高機能のA
Vセレクタ14を用いることにより、別個にビットスト
リーム分配器とAV切り替え機を接続するよりも、配線
や接続切り替えの繁雑さを解消できる。また、ゲーム機
2の電源のON/OFF(すなわちゲーム機2からの映
像信号の有無)に連動して自動的にビデオオーディオ信
号が切り替わるため、スクランブル放送とデータ放送と
の切り替えを簡便に行うことができる。
タ放送の両方を受信する場合、このような、高機能のA
Vセレクタ14を用いることにより、別個にビットスト
リーム分配器とAV切り替え機を接続するよりも、配線
や接続切り替えの繁雑さを解消できる。また、ゲーム機
2の電源のON/OFF(すなわちゲーム機2からの映
像信号の有無)に連動して自動的にビデオオーディオ信
号が切り替わるため、スクランブル放送とデータ放送と
の切り替えを簡便に行うことができる。
【0033】図5は、本件発明のセキュリティ機能を有
する情報受信装置の概念図である。メモリパック7は、
メモリカートリッジ6を介してゲーム機2に着脱自在に
構成され、これを交換することにより、保存した情報を
消去することなく新しい情報が受信可能となる。また、
情報を記憶したメモリパック7を、異なる機能を有する
他のメモリカートリッジ6に差し替えることにより、1
つの情報を複数のメモリカートリッジで共有することが
可能となる。
する情報受信装置の概念図である。メモリパック7は、
メモリカートリッジ6を介してゲーム機2に着脱自在に
構成され、これを交換することにより、保存した情報を
消去することなく新しい情報が受信可能となる。また、
情報を記憶したメモリパック7を、異なる機能を有する
他のメモリカートリッジ6に差し替えることにより、1
つの情報を複数のメモリカートリッジで共有することが
可能となる。
【0034】このようにメモリパック7を着脱自在に構
成することは非常に有用であるが、反面、有料情報を記
憶したメモリパック7の複製品が作り易いという問題点
がある。本件発明の情報受信装置では、メモリパック
7、情報受信装置(主として放送受信アダプタ4)およ
び受信データを以下の手順で関連付けることにより、メ
モリパック7の複製品を作っても他の受信装置では動作
しないようなセキュリティ機能を実現する。
成することは非常に有用であるが、反面、有料情報を記
憶したメモリパック7の複製品が作り易いという問題点
がある。本件発明の情報受信装置では、メモリパック
7、情報受信装置(主として放送受信アダプタ4)およ
び受信データを以下の手順で関連付けることにより、メ
モリパック7の複製品を作っても他の受信装置では動作
しないようなセキュリティ機能を実現する。
【0035】衛星データ放送では、番組案内データ20
0と複数の番組データ202a、202b、202cと
が時分割で伝送される。ここで番組データとは、放送に
よってユーザーに供給される各サービス単位の個別デー
タを意味する。番組案内データ200は日付データに加
えて、各番組の論理チャンネル、有料/無料、番組タイ
トルを含むメニューデータを伝送する。番組データ20
2a〜202cは、その番組データが有料の場合、個別
の有料番組番号と動作時に必要なキーワードを生成する
ための個別の演算プロトコルを含む。
0と複数の番組データ202a、202b、202cと
が時分割で伝送される。ここで番組データとは、放送に
よってユーザーに供給される各サービス単位の個別デー
タを意味する。番組案内データ200は日付データに加
えて、各番組の論理チャンネル、有料/無料、番組タイ
トルを含むメニューデータを伝送する。番組データ20
2a〜202cは、その番組データが有料の場合、個別
の有料番組番号と動作時に必要なキーワードを生成する
ための個別の演算プロトコルを含む。
【0036】ゲーム機2は、放送受信アダプタ4を介し
てメニューデータを受信し、これを表示する。ユーザー
は前記コントローラ8を操作して、表示されたメニュー
データの中から所望のデータを選択する。ゲーム機2
は、選択された番組データの論理チャンネルを放送受信
アダプタ4に指定することにより、番組データを受信す
る。ゲーム機2は受信した番組データをメモリパック7
内のフラッシュメモリ49に保存するとともに、これを
実行する。
てメニューデータを受信し、これを表示する。ユーザー
は前記コントローラ8を操作して、表示されたメニュー
データの中から所望のデータを選択する。ゲーム機2
は、選択された番組データの論理チャンネルを放送受信
アダプタ4に指定することにより、番組データを受信す
る。ゲーム機2は受信した番組データをメモリパック7
内のフラッシュメモリ49に保存するとともに、これを
実行する。
【0037】ユーザーによって選択された番組データが
有料の場合には、フラッシュメモリ49には番組データ
とともに当該番組データに対応する有料番組番号が保存
される。ゲーム機2は、番組データの本来的な使用に先
立って、放送受信アダプタ4内のEEPROM21に記
憶されたIDデータ、メモリパック7内のフラッシュメ
モリ49に記憶されたセキュリティコードに基づいて、
課金コードを生成する。また、当該番組データを受信し
た日付データを前記課金コードの生成に用いてもよい。
有料の場合には、フラッシュメモリ49には番組データ
とともに当該番組データに対応する有料番組番号が保存
される。ゲーム機2は、番組データの本来的な使用に先
立って、放送受信アダプタ4内のEEPROM21に記
憶されたIDデータ、メモリパック7内のフラッシュメ
モリ49に記憶されたセキュリティコードに基づいて、
課金コードを生成する。また、当該番組データを受信し
た日付データを前記課金コードの生成に用いてもよい。
【0038】生成された課金コードは、前記有料番組番
号とともにユーザーに対して出力される。出力形態とし
ては、表示、印刷、音声出力またはデジタルデータとし
ての出力を含む。課金コードの生成には、番組データに
含まれる課金コード演算プロトコルf()が用いられ
る。課金コード演算プロトコルは番組データ毎に異な
り、IDデータは放送受信アダプタ毎に異なり、セキュ
リティコードはメモリパック毎に異なり、日付データは
受信した日付毎に異なる値を取り得る。したがってこれ
らの組み合わせには非常に多くのパターンが生ずる。
号とともにユーザーに対して出力される。出力形態とし
ては、表示、印刷、音声出力またはデジタルデータとし
ての出力を含む。課金コードの生成には、番組データに
含まれる課金コード演算プロトコルf()が用いられ
る。課金コード演算プロトコルは番組データ毎に異な
り、IDデータは放送受信アダプタ毎に異なり、セキュ
リティコードはメモリパック毎に異なり、日付データは
受信した日付毎に異なる値を取り得る。したがってこれ
らの組み合わせには非常に多くのパターンが生ずる。
【0039】有料番組番号と課金コードが出力される
と、ユーザーは課金センター204に電話し、これら2
つのデータをオペレータに告げる。オペレータは有料番
組番号に対応する演算プロトコルg()によって、課金
コードに基づいてキーワードを生成し、ユーザーに回答
する。また、有料番組番号を、キーワードを生成するた
めのデータに使用してもよい。このキーワードによって
番組データの使用が許可されるが、番組データの料金は
この時の電話料金に加算してユーザーに請求される。
と、ユーザーは課金センター204に電話し、これら2
つのデータをオペレータに告げる。オペレータは有料番
組番号に対応する演算プロトコルg()によって、課金
コードに基づいてキーワードを生成し、ユーザーに回答
する。また、有料番組番号を、キーワードを生成するた
めのデータに使用してもよい。このキーワードによって
番組データの使用が許可されるが、番組データの料金は
この時の電話料金に加算してユーザーに請求される。
【0040】ユーザーは電話で入手したキーワードを、
前述のコントローラ8を用いてゲーム機2に入力する。
また、キーワードが課金センター204からデータ通信
によって直接ゲーム機2に与えられてもよい。一方、ゲ
ーム機2は、番組データに含まれる演算プロトコル
g()を使用して、表示した課金コードおよび有料番組
番号に基づいてキーワードを生成する。
前述のコントローラ8を用いてゲーム機2に入力する。
また、キーワードが課金センター204からデータ通信
によって直接ゲーム機2に与えられてもよい。一方、ゲ
ーム機2は、番組データに含まれる演算プロトコル
g()を使用して、表示した課金コードおよび有料番組
番号に基づいてキーワードを生成する。
【0041】入力されたキーワードと、演算によって得
られたキーワードが一致しない場合は、ゲーム機2はエ
ラーメッセージを表示して、番組データの使用を禁止す
る。2つのキーワードが一致する場合は、ゲーム機2は
有料番組番号とキーワードを放送受信アダプタ内EEP
ROM21に記録し、番組データに基づく動作を開始す
る。なお、ユーザーの指示に基づいてゲーム機2が課金
データを直接課金センターに出力するよう構成してもよ
い。さらに、課金センターから直接ゲーム機2にキーワ
ードが入力されてもよい。
られたキーワードが一致しない場合は、ゲーム機2はエ
ラーメッセージを表示して、番組データの使用を禁止す
る。2つのキーワードが一致する場合は、ゲーム機2は
有料番組番号とキーワードを放送受信アダプタ内EEP
ROM21に記録し、番組データに基づく動作を開始す
る。なお、ユーザーの指示に基づいてゲーム機2が課金
データを直接課金センターに出力するよう構成してもよ
い。さらに、課金センターから直接ゲーム機2にキーワ
ードが入力されてもよい。
【0042】以上は一番最初に番組データを実行する場
合の手順であるが、既に課金済みの番組データを再び実
行させる場合には、EEPROM21に記憶された情報
により、ユーザーのキーワード入力操作が不要となる。
二度目の実行に先立って、ゲーム機2は前述の手順と同
様に課金コード演算およびキーワード演算を行う。その
後、放送受信アダプタ内のEEPROM21を参照し、
実行すべき番組データに対応する有料番組番号を検索す
る。
合の手順であるが、既に課金済みの番組データを再び実
行させる場合には、EEPROM21に記憶された情報
により、ユーザーのキーワード入力操作が不要となる。
二度目の実行に先立って、ゲーム機2は前述の手順と同
様に課金コード演算およびキーワード演算を行う。その
後、放送受信アダプタ内のEEPROM21を参照し、
実行すべき番組データに対応する有料番組番号を検索す
る。
【0043】もし、EEPROM内に目的の有料番組番
号がある場合には、ゲーム機2は対応して記憶されてい
るキーワードを読み出し、前記キーワード演算によって
得られた値と比較する。同じ番組データを同じ放送受信
機および同じメモリパックを用いて実行する場合には、
必ず同じキーワード演算が行われるため、一度課金さ
れ、キーワード入力が行なわれた番組データについて
は、必ず比較結果が一致する。これによって、一度課金
された番組データに関しては、ユーザーがキーワードを
入力することなく実行可能となる。
号がある場合には、ゲーム機2は対応して記憶されてい
るキーワードを読み出し、前記キーワード演算によって
得られた値と比較する。同じ番組データを同じ放送受信
機および同じメモリパックを用いて実行する場合には、
必ず同じキーワード演算が行われるため、一度課金さ
れ、キーワード入力が行なわれた番組データについて
は、必ず比較結果が一致する。これによって、一度課金
された番組データに関しては、ユーザーがキーワードを
入力することなく実行可能となる。
【0044】また、EEPROM21のオーバーフロー
や、故障等の原因によってEEPROM21内の情報が
削除された場合には、EEPROM21内検索時に有料
番組番号が発見されない。この場合には、ゲーム機2は
再度キーワード入力待ちとなり、正しいキーワードが入
力されるまで番組データの実行を禁止する。この場合で
も、キーワードそのものは以前購入したものと同じであ
るため、ユーザーが予めメモをとっておくことにより二
重課金を防止できる。なお、課金コードの計算に日付デ
ータが使用される場合には、受信時のキーワードと実行
時のキーワードが異なるという問題点が生ずる。従って
この場合には、EEPROM21またはフラッシュメモ
リ49にキーワードを入力した日の日付データを記憶す
る必要がある。
や、故障等の原因によってEEPROM21内の情報が
削除された場合には、EEPROM21内検索時に有料
番組番号が発見されない。この場合には、ゲーム機2は
再度キーワード入力待ちとなり、正しいキーワードが入
力されるまで番組データの実行を禁止する。この場合で
も、キーワードそのものは以前購入したものと同じであ
るため、ユーザーが予めメモをとっておくことにより二
重課金を防止できる。なお、課金コードの計算に日付デ
ータが使用される場合には、受信時のキーワードと実行
時のキーワードが異なるという問題点が生ずる。従って
この場合には、EEPROM21またはフラッシュメモ
リ49にキーワードを入力した日の日付データを記憶す
る必要がある。
【0045】また、EEPROM21内に記憶したキー
ワード、またはユーザーから入力されるキーワードから
逆算して、キーワード入力日の日付データを算出し、実
行日の日付データと比較するようなサービス期間判定プ
ログラムを用いて、サービス期間を限定したセキュリテ
ィチェックを行ってもよい。この場合には、課金コード
演算f()、キーワード演算g()には例えばビットイ
ンターリーブのような可逆演算が用いられる。
ワード、またはユーザーから入力されるキーワードから
逆算して、キーワード入力日の日付データを算出し、実
行日の日付データと比較するようなサービス期間判定プ
ログラムを用いて、サービス期間を限定したセキュリテ
ィチェックを行ってもよい。この場合には、課金コード
演算f()、キーワード演算g()には例えばビットイ
ンターリーブのような可逆演算が用いられる。
【0046】逆演算によって求められたIDコードとセ
キュリティコードは、放送受信アダプタ4のIDコード
およびメモリパック7のセキュリティコードと照合され
るとともに、番組案内データで入手した日付が逆演算に
よって求められた日付から一定期間内にあるかどうかが
チェックされる。このチェックに合格した場合には、当
該番組データの使用が許可される。この場合でも、ID
コードとセキュリティコードのチェックが行われるた
め、番組データをコピーして他の装置で動作させること
は不可能である。
キュリティコードは、放送受信アダプタ4のIDコード
およびメモリパック7のセキュリティコードと照合され
るとともに、番組案内データで入手した日付が逆演算に
よって求められた日付から一定期間内にあるかどうかが
チェックされる。このチェックに合格した場合には、当
該番組データの使用が許可される。この場合でも、ID
コードとセキュリティコードのチェックが行われるた
め、番組データをコピーして他の装置で動作させること
は不可能である。
【0047】さらには、EEPROM21内に記憶する
データに課金コードを含み、課金コード演算f()を可
逆演算に、キーワード演算g()を非可逆演算に設定す
ることにより、EEPROM21内にデータが残ってい
る場合に限り前述のサービス期間判定プログラムが動作
するようにしてもよい。この場合、キーワード演算
g()に複雑な非可逆演算を用いることができるためセ
キュリティ効果が増すが、入力キーワードによるサービ
ス期間判定を行うことができないため、EEPROM2
1に登録した有料番組番号、キーワード、課金データが
消えないように注意する必要がある。
データに課金コードを含み、課金コード演算f()を可
逆演算に、キーワード演算g()を非可逆演算に設定す
ることにより、EEPROM21内にデータが残ってい
る場合に限り前述のサービス期間判定プログラムが動作
するようにしてもよい。この場合、キーワード演算
g()に複雑な非可逆演算を用いることができるためセ
キュリティ効果が増すが、入力キーワードによるサービ
ス期間判定を行うことができないため、EEPROM2
1に登録した有料番組番号、キーワード、課金データが
消えないように注意する必要がある。
【0048】図6、図7は本件発明の情報受信装置のセ
キュリティチェック機能をより詳細に示すフローチャー
トの例である。図6は電源投入から番組データ使用まで
のフローチャートであり、図7はキーワードチェックル
ーチンのフローチャートである。
キュリティチェック機能をより詳細に示すフローチャー
トの例である。図6は電源投入から番組データ使用まで
のフローチャートであり、図7はキーワードチェックル
ーチンのフローチャートである。
【0049】図6において、ゲーム機2の電源が投入さ
れると、ゲーム機2はまずS10において番組案内デー
タのロードを行う。受信された番組案内データおよびメ
モリパック7に記憶されている番組データの情報はS1
2においてメニュー表示され、S14において特定の番
組がユーザーによって選択される。ユーザーに選択され
た番組がメモリパック7の番組データである場合には、
S16からS20へ処理が移る。メモリパック7に指示
された番組データが無い場合には、S18において指示
された番組データが放送受信アダプタ4によって受信さ
れ、メモリパック7に記憶される。
れると、ゲーム機2はまずS10において番組案内デー
タのロードを行う。受信された番組案内データおよびメ
モリパック7に記憶されている番組データの情報はS1
2においてメニュー表示され、S14において特定の番
組がユーザーによって選択される。ユーザーに選択され
た番組がメモリパック7の番組データである場合には、
S16からS20へ処理が移る。メモリパック7に指示
された番組データが無い場合には、S18において指示
された番組データが放送受信アダプタ4によって受信さ
れ、メモリパック7に記憶される。
【0050】指示された番組データが無料の場合には、
S20からS28に処理が移り、当該番組データは即時
使用される。番組データの使用とは、番組データを使う
ためのアプリケーションの実行および番組データそのも
ののプログラムとしての実行を意味する。指示された番
組データが有料の場合には、番組データの使用に先立っ
てS22において図7を用いて後述するキーワードチェ
ックが行われる。
S20からS28に処理が移り、当該番組データは即時
使用される。番組データの使用とは、番組データを使う
ためのアプリケーションの実行および番組データそのも
ののプログラムとしての実行を意味する。指示された番
組データが有料の場合には、番組データの使用に先立っ
てS22において図7を用いて後述するキーワードチェ
ックが行われる。
【0051】このキーワードチェックが正常に終了した
場合にはS24からS26に処理が移行し、ゲーム機2
は当該キーワードを放送受信機6内のEEPROM21
に登録した後、S28において番組データの使用を開始
する。S24においてキーワードチェックが正常に終了
しなかった場合には、ゲーム機2はS30においてエラ
ーメッセージを表示する。
場合にはS24からS26に処理が移行し、ゲーム機2
は当該キーワードを放送受信機6内のEEPROM21
に登録した後、S28において番組データの使用を開始
する。S24においてキーワードチェックが正常に終了
しなかった場合には、ゲーム機2はS30においてエラ
ーメッセージを表示する。
【0052】その後S32において、EEPROM21
を検索し、指示された番組データに対応するキーワード
登録の有無を確認する。もしキーワードが登録されてい
る場合には、無効なキーワードとしてこれを消去する。
番組データの使用(S28)した後、またはキーワード
チェックエラーで登録キーワードを抹消(S32)した
後は、再度番組案内データをロードするためにS10に
処理が移行する。
を検索し、指示された番組データに対応するキーワード
登録の有無を確認する。もしキーワードが登録されてい
る場合には、無効なキーワードとしてこれを消去する。
番組データの使用(S28)した後、またはキーワード
チェックエラーで登録キーワードを抹消(S32)した
後は、再度番組案内データをロードするためにS10に
処理が移行する。
【0053】図7は、キーワードチェックの詳細を示す
フローチャートの一実施例である。キーワードチェック
に際してゲーム機2は、放送受信アダプタ4内EEPR
OM21に記憶されたIDコードと、メモリパック7内
フラッシュメモリ49に記憶されたセキュリティコード
と、番組案内データに記載された日付データと、番組デ
ータの一部としてフラッシュメモリ49に記憶された演
算プロトコルf()を用いて課金コードを計算する(S
50)。またゲーム機2は、算出された課金コードと、
番組データの一部としてフラッシュメモリ49に記憶さ
れた有料番組番号と、同様にフラッシュメモリ49に記
憶された演算プロトコルg()を用いてキーワードを計
算する(S52)。
フローチャートの一実施例である。キーワードチェック
に際してゲーム機2は、放送受信アダプタ4内EEPR
OM21に記憶されたIDコードと、メモリパック7内
フラッシュメモリ49に記憶されたセキュリティコード
と、番組案内データに記載された日付データと、番組デ
ータの一部としてフラッシュメモリ49に記憶された演
算プロトコルf()を用いて課金コードを計算する(S
50)。またゲーム機2は、算出された課金コードと、
番組データの一部としてフラッシュメモリ49に記憶さ
れた有料番組番号と、同様にフラッシュメモリ49に記
憶された演算プロトコルg()を用いてキーワードを計
算する(S52)。
【0054】これらの計算において最も重要な要素は放
送受信アダプタ毎に設定されるIDコードと、番組デー
タ毎に設定される演算プロトコルf()、g()であ
る。これら以外のデータについては、計算に含めないよ
うに演算プロトコルを設定してもよい。例えば番組デー
タの個人的なバックアップのために複数のセキュリティ
コードの異なるメモリパックに同じ番組データを記憶
し、同じキーワードで動作させたい場合には、課金コー
ドの演算においてセキュリティコードを含まないような
演算プロトコルを採用すればよい。この場合でも、ID
コードは課金コードおよびキーワードに反映され、他の
放送受信アダプタ4が接続されたゲーム機2では動作し
ないため、結果的に有料番組の不正な複写を防止するこ
とができる。このように、番組データ単位でセキュリテ
ィの性質をコントロールすることが可能であるため、柔
軟性に富んだセキュリティシステムが実現できる。
送受信アダプタ毎に設定されるIDコードと、番組デー
タ毎に設定される演算プロトコルf()、g()であ
る。これら以外のデータについては、計算に含めないよ
うに演算プロトコルを設定してもよい。例えば番組デー
タの個人的なバックアップのために複数のセキュリティ
コードの異なるメモリパックに同じ番組データを記憶
し、同じキーワードで動作させたい場合には、課金コー
ドの演算においてセキュリティコードを含まないような
演算プロトコルを採用すればよい。この場合でも、ID
コードは課金コードおよびキーワードに反映され、他の
放送受信アダプタ4が接続されたゲーム機2では動作し
ないため、結果的に有料番組の不正な複写を防止するこ
とができる。このように、番組データ単位でセキュリテ
ィの性質をコントロールすることが可能であるため、柔
軟性に富んだセキュリティシステムが実現できる。
【0055】各演算が終了すると、ゲーム機2はS54
において放送受信アダプタ内EEPROM21を検索
し、指示された番組データのキーワードが既に登録済み
であるかどうかを確認する。EEPROM21にキーワ
ードが登録されていない場合には、S56からS58に
処理が移行し、有料番組番号と課金コードが表示され
る。
において放送受信アダプタ内EEPROM21を検索
し、指示された番組データのキーワードが既に登録済み
であるかどうかを確認する。EEPROM21にキーワ
ードが登録されていない場合には、S56からS58に
処理が移行し、有料番組番号と課金コードが表示され
る。
【0056】ユーザーは課金センターに電話し、有料番
組番号と課金コードを告げることにより、キーワードを
入手する。この際に自動的に課金が行われる。ユーザー
が購入したキーワードをS62において入力すると、S
66においてf()、g()で計算されたキーワードと
購入されたキーワードが所定の関係にあるかどうかチェ
ックされる。購入直後のキーワードは算出されたキーワ
ードと必ず適切な対応関係にあるため、S68において
チェックはOKとなり、キーワードチェックが正常に終
了する。
組番号と課金コードを告げることにより、キーワードを
入手する。この際に自動的に課金が行われる。ユーザー
が購入したキーワードをS62において入力すると、S
66においてf()、g()で計算されたキーワードと
購入されたキーワードが所定の関係にあるかどうかチェ
ックされる。購入直後のキーワードは算出されたキーワ
ードと必ず適切な対応関係にあるため、S68において
チェックはOKとなり、キーワードチェックが正常に終
了する。
【0057】このように、一度課金コードを生成した後
にそれに基づいてキーワードを生成するため、ユーザー
は自己のIDコードとセキュリティコードを記憶してお
く必要が無く、課金手続きが簡便になると同時に、ユー
ザーがこれらのシークレットコードを知ることが無いた
めセキュリティ性が高い。また、番組データが放送によ
って供給され、かつ演算プロトコルが任意に変更できる
ため、例えば同じ番組でも一定期間毎に演算プロトコル
を変更することにより、より信頼性の高いセキュリティ
が可能となる。
にそれに基づいてキーワードを生成するため、ユーザー
は自己のIDコードとセキュリティコードを記憶してお
く必要が無く、課金手続きが簡便になると同時に、ユー
ザーがこれらのシークレットコードを知ることが無いた
めセキュリティ性が高い。また、番組データが放送によ
って供給され、かつ演算プロトコルが任意に変更できる
ため、例えば同じ番組でも一定期間毎に演算プロトコル
を変更することにより、より信頼性の高いセキュリティ
が可能となる。
【0058】なお、S60の有料番組番号/課金コード
表示の際に、フラッシュメモリ49に記憶された番組デ
ータの一部を用いてデモンストレーション画面を表示し
てもよい。これによって、ユーザーが選択した番組デー
タの内容と、キーワードを購入する際に必要な有料番組
番号との対応関係が明確になり、ユーザーが誤った番組
データに料金を支払うというトラブルを解消することが
できる。
表示の際に、フラッシュメモリ49に記憶された番組デ
ータの一部を用いてデモンストレーション画面を表示し
てもよい。これによって、ユーザーが選択した番組デー
タの内容と、キーワードを購入する際に必要な有料番組
番号との対応関係が明確になり、ユーザーが誤った番組
データに料金を支払うというトラブルを解消することが
できる。
【0059】S56において、キーワードが既に登録済
みの場合には、S64にてEEPROM21から被照合
用キーワードが読み出される。読み出されたキーワード
は、S66において、f()、g()によって算出され
たキーワードと所定の関係にあるかどうかがチェックさ
れ、OKの場合にはS68を経由してキーワードチェッ
クを正常に終了する。この場合には、ユーザーがキーワ
ードを入力することなくキーワードのチェックが行われ
るため、ユーザーはキーワードを入力する手間を省くこ
とができる。
みの場合には、S64にてEEPROM21から被照合
用キーワードが読み出される。読み出されたキーワード
は、S66において、f()、g()によって算出され
たキーワードと所定の関係にあるかどうかがチェックさ
れ、OKの場合にはS68を経由してキーワードチェッ
クを正常に終了する。この場合には、ユーザーがキーワ
ードを入力することなくキーワードのチェックが行われ
るため、ユーザーはキーワードを入力する手間を省くこ
とができる。
【0060】キーワードチェックS66における所定の
関係とは、算出されたキーワードと被照合用キーワード
が部分的に一致するという条件を含む。従って、前述の
番組データを個人的にバックアップ可能なセキュリティ
システムにおいて、セキュリティコードを課金データに
含めないよう演算プロトコルを設定する代わりに、セキ
ュリティコードは課金データに含めながら、キーワード
チェック時にセキュリティコードに対応する部分を避け
て照合を行うことにより、個別にバックアップの可、不
可を指定できるようキーワードチェックプログラムを構
築してもよい。
関係とは、算出されたキーワードと被照合用キーワード
が部分的に一致するという条件を含む。従って、前述の
番組データを個人的にバックアップ可能なセキュリティ
システムにおいて、セキュリティコードを課金データに
含めないよう演算プロトコルを設定する代わりに、セキ
ュリティコードは課金データに含めながら、キーワード
チェック時にセキュリティコードに対応する部分を避け
て照合を行うことにより、個別にバックアップの可、不
可を指定できるようキーワードチェックプログラムを構
築してもよい。
【0061】S66のキーワードチェックで両キーワー
ドが所定の関係に無いということが判断されると、S6
8からS70に処理が移行する(A)。S70におい
て、被照合用キーワードからIDコードおよびセキュリ
ティコードが逆算可能であるかどうかが判別される。逆
算が不可能の場合には、キーワードチェックエラーとし
てメインルーチンに復帰する。もしも逆算が可能なら
ば、S72において逆算が行われ、S74においてID
コードとセキュリティコードの照合が行われる。
ドが所定の関係に無いということが判断されると、S6
8からS70に処理が移行する(A)。S70におい
て、被照合用キーワードからIDコードおよびセキュリ
ティコードが逆算可能であるかどうかが判別される。逆
算が不可能の場合には、キーワードチェックエラーとし
てメインルーチンに復帰する。もしも逆算が可能なら
ば、S72において逆算が行われ、S74においてID
コードとセキュリティコードの照合が行われる。
【0062】S76において照合エラーの場合は、やは
りキーワードチェックエラーとしてメインルーチンに復
帰する。IDコードおよびセキュリティコードが一致す
ると、S78において、逆算した日付データと、番組案
内データの日付データとが比較される。番組データには
個別にサービス期間が設けられ、前述の両日付データの
差がサービス期間を越えている場合には、S80からS
82へ処理が移行し、サービス期間満了を表示してキー
ワードチェックエラーとして復帰する。もしもS80に
おいてサービス期間内であった場合には、キーワードチ
ェックOKとしてメインルーチンに復帰する。
りキーワードチェックエラーとしてメインルーチンに復
帰する。IDコードおよびセキュリティコードが一致す
ると、S78において、逆算した日付データと、番組案
内データの日付データとが比較される。番組データには
個別にサービス期間が設けられ、前述の両日付データの
差がサービス期間を越えている場合には、S80からS
82へ処理が移行し、サービス期間満了を表示してキー
ワードチェックエラーとして復帰する。もしもS80に
おいてサービス期間内であった場合には、キーワードチ
ェックOKとしてメインルーチンに復帰する。
【0063】サービス期間を特に設けない場合には、
(A)以降のIDコード、セキュリティコードおよびサ
ービス期間チェックルーチンを削除してもよい。また、
サービス開始日からの相対的サービス期間とは別に、絶
対的なサービス終了日を設定してもよい。この場合に
は、番組案内データで示される日付がサービス終了日を
越えていると、S66の時点で無条件でキーワードチェ
ックエラーとしてメインルーチンに復帰する。
(A)以降のIDコード、セキュリティコードおよびサ
ービス期間チェックルーチンを削除してもよい。また、
サービス開始日からの相対的サービス期間とは別に、絶
対的なサービス終了日を設定してもよい。この場合に
は、番組案内データで示される日付がサービス終了日を
越えていると、S66の時点で無条件でキーワードチェ
ックエラーとしてメインルーチンに復帰する。
【0064】このように日付データがセキュリティシス
テムに大きく関わるのは、放送データが、天気予報やニ
ュースのように継続して受信するデータと、ゲームプロ
グラムのように一括して受信するデータとに分類される
ためである。継続してデータを受信する場合には、月極
めで料金を支払う方が簡便であり、一括してデータを受
信する場合には、そのデータの最初の実行時に課金を行
う必要がある。本件発明の情報受信装置によれば、月極
め課金と一括課金の両方に対して有効なセキュリティシ
ステムを提供できる。
テムに大きく関わるのは、放送データが、天気予報やニ
ュースのように継続して受信するデータと、ゲームプロ
グラムのように一括して受信するデータとに分類される
ためである。継続してデータを受信する場合には、月極
めで料金を支払う方が簡便であり、一括してデータを受
信する場合には、そのデータの最初の実行時に課金を行
う必要がある。本件発明の情報受信装置によれば、月極
め課金と一括課金の両方に対して有効なセキュリティシ
ステムを提供できる。
【0065】図8はキーワード入力における表示画面の
例である。例えばゴルフゲームを有料番組として受信
し、これを実行した場合、まず図8に示すような画面が
表示される。タイトル表示領域300にはこの番組のタ
イトルがゴルフゲームであることが表示され、それと同
時に有料番組番号302(○○○○)、課金コードA3
04(×××××××)および課金コードB306(△
△△△△△△)、キーワード入力領域308が表示され
る。また、受信したデータの識別を確実に行うために識
別マーク310が表示される。
例である。例えばゴルフゲームを有料番組として受信
し、これを実行した場合、まず図8に示すような画面が
表示される。タイトル表示領域300にはこの番組のタ
イトルがゴルフゲームであることが表示され、それと同
時に有料番組番号302(○○○○)、課金コードA3
04(×××××××)および課金コードB306(△
△△△△△△)、キーワード入力領域308が表示され
る。また、受信したデータの識別を確実に行うために識
別マーク310が表示される。
【0066】さらにこの画面において、Yボタンを押す
ことにより、デモンストレーション画面が表示され、受
信データの識別に利用される。アーケードビデオゲーム
の場合、硬貨が投入され実際にゲームが開始されるまで
はデモンストレーション画面が表示され、硬貨投入に値
するかどうかがユーザーによって判断される。図8にお
いてデモンストレーション画面を表示するのは、情報受
信装置においてアーケードビデオゲームと同等の課金環
境を提供するためである。デモンストレーション画面の
生成には、実際のゲーム画面を生成するためのサブルー
チン等を使用できるため、デモンストレーション画面だ
けをサンプル情報として別の番組データとして供給する
場合よりも伝送する情報量を少なくできる。また、サン
プル情報を別番組として持つ必要がないため、放送局に
とって負担が少なくなる。
ことにより、デモンストレーション画面が表示され、受
信データの識別に利用される。アーケードビデオゲーム
の場合、硬貨が投入され実際にゲームが開始されるまで
はデモンストレーション画面が表示され、硬貨投入に値
するかどうかがユーザーによって判断される。図8にお
いてデモンストレーション画面を表示するのは、情報受
信装置においてアーケードビデオゲームと同等の課金環
境を提供するためである。デモンストレーション画面の
生成には、実際のゲーム画面を生成するためのサブルー
チン等を使用できるため、デモンストレーション画面だ
けをサンプル情報として別の番組データとして供給する
場合よりも伝送する情報量を少なくできる。また、サン
プル情報を別番組として持つ必要がないため、放送局に
とって負担が少なくなる。
【0067】また、図8では、ユーザーが誤った課金コ
ードを課金センターに伝達するのを防止する目的で、課
金コードが2個表示される。すなわち前述の課金コード
演算プロトコルf()に加え、別の課金コード演算プロ
トコルh()が番組データにより供給される。追加され
た課金コード演算プロトコルh()は、逆演算可能なプ
ロトコルが選ばれ、課金センターは課金コードB306
およびh()の逆演算プロトコルに基づいてユーザーの
IDコードおよびセキュリティコードを逆算し、f()
に基づいて独自に課金コードを算出する。これがユーザ
ーから伝達された課金コードA304と合致しない場
合、ユーザーはどちらかの課金コードを誤って伝達した
と判断できる。このようにして、2つの課金コードを用
いてチェックを行うことにより、ユーザーが間違った課
金コードを伝達し、誤ったキーワードを購入するという
危険を無くすことができる。
ードを課金センターに伝達するのを防止する目的で、課
金コードが2個表示される。すなわち前述の課金コード
演算プロトコルf()に加え、別の課金コード演算プロ
トコルh()が番組データにより供給される。追加され
た課金コード演算プロトコルh()は、逆演算可能なプ
ロトコルが選ばれ、課金センターは課金コードB306
およびh()の逆演算プロトコルに基づいてユーザーの
IDコードおよびセキュリティコードを逆算し、f()
に基づいて独自に課金コードを算出する。これがユーザ
ーから伝達された課金コードA304と合致しない場
合、ユーザーはどちらかの課金コードを誤って伝達した
と判断できる。このようにして、2つの課金コードを用
いてチェックを行うことにより、ユーザーが間違った課
金コードを伝達し、誤ったキーワードを購入するという
危険を無くすことができる。
【0068】以上は本件発明を衛星放送を利用したデー
タ放送で行う例について述べたが、本件は情報受信後に
ユーザーからの入力によってセキュリティチェックを行
うことにより、ゲーム機2からのデータ送信が不要な構
成をとることが可能であり、単方向大量通信においてそ
の効果を最大限に発揮する。しかしながら本件はこれ以
外のメディアにも簡単に応用できる。例えば、放送受信
アダプタ4をモデムに変更することにより、容易に電話
回線を利用したネットワークに転用できる。また同様に
CATVやビデオオンデマンド等の映像および音声信号
をデジタル信号として伝送し、外部記憶媒体を用いてこ
れを保存する場合にも適用可能である。すなわち本件発
明は、デジタルデータを有料で伝送し、これを外部記憶
装置に保存する場合に、そのデータの持つ著作権を保護
するために広い分野にわたって利用され得る。
タ放送で行う例について述べたが、本件は情報受信後に
ユーザーからの入力によってセキュリティチェックを行
うことにより、ゲーム機2からのデータ送信が不要な構
成をとることが可能であり、単方向大量通信においてそ
の効果を最大限に発揮する。しかしながら本件はこれ以
外のメディアにも簡単に応用できる。例えば、放送受信
アダプタ4をモデムに変更することにより、容易に電話
回線を利用したネットワークに転用できる。また同様に
CATVやビデオオンデマンド等の映像および音声信号
をデジタル信号として伝送し、外部記憶媒体を用いてこ
れを保存する場合にも適用可能である。すなわち本件発
明は、デジタルデータを有料で伝送し、これを外部記憶
装置に保存する場合に、そのデータの持つ著作権を保護
するために広い分野にわたって利用され得る。
【0069】
【発明の効果】本件発明の情報受信装置は、情報受信装
置に固有の鍵情報を用いて、受信した情報が他の情報受
信装置で再生できないように構成されているため、実質
的に受信情報のコピーを防止できる。また、受信情報に
キーワード演算のためのプロトコルが含まれ、多様なデ
ータが演算用のデータとして用いられるため柔軟性のあ
るセキュリティシステムが構築できる。さらに、情報受
信終了の後、情報の本来的な利用に先立って識別情報を
表示し、キーワード入力およびキーワード照合を行うた
め、ユーザーによる情報内容の確認が容易で、ユーザー
が所望しない情報を誤って購入する危険性を減少させる
ことができる。
置に固有の鍵情報を用いて、受信した情報が他の情報受
信装置で再生できないように構成されているため、実質
的に受信情報のコピーを防止できる。また、受信情報に
キーワード演算のためのプロトコルが含まれ、多様なデ
ータが演算用のデータとして用いられるため柔軟性のあ
るセキュリティシステムが構築できる。さらに、情報受
信終了の後、情報の本来的な利用に先立って識別情報を
表示し、キーワード入力およびキーワード照合を行うた
め、ユーザーによる情報内容の確認が容易で、ユーザー
が所望しない情報を誤って購入する危険性を減少させる
ことができる。
【図1】本件発明の情報受信装置の一例であり、ゲーム
機に放送受信アダプタを接続することにより衛星データ
放送を受信可能とした衛星データ放送受信システムの構
成図である。
機に放送受信アダプタを接続することにより衛星データ
放送を受信可能とした衛星データ放送受信システムの構
成図である。
【図2】衛星データ放送を処理するための、ゲーム機本
体2、放送受信アダプタ4、メモリカートリッジ6、メ
モリパック7の内部構造を示すブロック図である。
体2、放送受信アダプタ4、メモリカートリッジ6、メ
モリパック7の内部構造を示すブロック図である。
【図3】AVセレクタ14の内部構造を示すブロック図
である。
である。
【図4】VIDEO信号検出部16の詳細回路図であ
る。
る。
【図5】本件発明のセキュリティ機能を有する情報受信
装置の概念図である。
装置の概念図である。
【図6】電源投入から番組データ使用までのフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】キーワードチェックルーチンのフローチャート
である。
である。
【図8】キーワード入力における表示画面の例である。
Claims (6)
- 【請求項1】受信した情報を記憶し、再生または実行す
るための情報受信装置であって、 固有の第1の鍵情報を有し、情報を受信する情報受信手
段、 情報受信装置本体に対して挿抜可能な情報記憶担体、 前記情報受信手段から受信した情報を前記情報記憶担体
に記録し、記録された情報と前記情報受信手段に固有の
鍵情報にもとづいて第1のキーワードを生成するキーワ
ード生成手段、 第2のキーワードを入力する入力手段、および前記第1
のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある
時、前記情報記憶担体に記録された情報の一部または全
部を処理する処理手段を備えた、情報受信装置。 - 【請求項2】前記情報記憶担体は、第2の鍵情報を有
し、 前記キーワード生成手段は、前記情報記憶担体に記録さ
れた情報と第1および第2の鍵情報に基づいて第1のキ
ーワードを生成する特許請求の範囲第1項記載の情報受
信装置。 - 【請求項3】前記キーワード生成手段は、前記情報記憶
担体に記録された情報と第1の鍵情報に基づいて一時情
報を生成し、前記入力手段から入力されるべき第2のキ
ーワードの生成するために一時情報の出力し、情報記憶
担体に記録された情報と一時情報に基づいて前記第1の
キーワードを生成する特許請求の範囲第1項記載の情報
受信装置。 - 【請求項4】前記キーワード生成手段は、前記第1のキ
ーワードと第2のキーワードが所定の関係にあるとき前
記第2のキーワードを記憶するキーワード記憶手段を有
し、再度情報記憶担体に記憶された情報を使用する場合
は、記憶された第2のキーワードを用いてキーワード照
合を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
情報受信装置。 - 【請求項5】前記情報受信手段は、単方向大量通信メデ
ィアから情報を受信する特許請求の範囲第1項記載の情
報受信装置。 - 【請求項6】受信した情報を記憶し、再生または実行す
るための情報受信装置であって、 情報を受信する情報受信手段、 情報を記憶する情報記憶手段、 前記情報受信手段から受信した情報の内、受信者が所望
する情報を無条件で前記情報記憶手段に記録し、受信者
が記憶した情報を確認するための識別情報を出力すると
ともに、記憶した情報に基づいて第1のキーワードを生
成するキーワード生成手段、 前記識別情報の一部または全部によって特定され、金銭
の授受を伴って供給される第2のキーワードを使用者が
入力するための入力手段、および前記第1のキーワード
と第2のキーワードが所定の関係にある時、前記情報記
憶手段に記録された情報の一部または全部を処理する処
理手段を備えた、情報受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083375A JPH08249285A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 情報受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083375A JPH08249285A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 情報受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249285A true JPH08249285A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13800682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083375A Pending JPH08249285A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 情報受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001236239A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-08-31 | Robert Bosch Gmbh | メモリ装置の操作確認方法,外部プログラミング装置及び車両用デジタル制御装置。 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7083375A patent/JPH08249285A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001236239A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-08-31 | Robert Bosch Gmbh | メモリ装置の操作確認方法,外部プログラミング装置及び車両用デジタル制御装置。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US12047718B2 (en) | Secure transfer of previously broadcasted content | |
JP3239620B2 (ja) | 情報提供システムとこれに用いる情報提供装置と情報受信装置 | |
KR100571490B1 (ko) | 재생 권한을 검증하는 장치 | |
KR100300341B1 (ko) | 정보제공수집장치 | |
CA1278855C (en) | Pay television system | |
EP0933901B1 (en) | Transferring method for a data transmission apparatus | |
USRE35651E (en) | Secure hierarchial video delivery system and method | |
US7346581B2 (en) | Copyright management apparatus, copyrighted-work distribution apparatus, and copyrighted-work distribution and receiving system | |
US6681015B1 (en) | Digital recording/reproducing system | |
US9661363B2 (en) | Receiver set, information apparatus and receiving system | |
US5818911A (en) | Information communication system and transmitting and terminal apparatus for the same | |
JP2002203070A (ja) | メタデータ配信方法 | |
JPH088850A (ja) | 無線電子ブックシステム | |
JP2000004422A (ja) | ディジタル信号記録再生装置およびこれを用いた再生時課金システム | |
JP2003018573A (ja) | 映像配信システム及び装置 | |
JPH08249285A (ja) | 情報受信装置 | |
JP3314510B2 (ja) | 記録再生方法 | |
JPH099198A (ja) | 記録媒体、データ受信装置およびデータ受信方法、データ再生装置およびデータ再生方法、並びに情報処理装置および情報処理方法 | |
CN100490433C (zh) | 传输表示了内容的数字数据的方法 | |
JPH1028262A (ja) | 有料放送受信装置 | |
JPH0568250A (ja) | 有料同報システムの課金方式 | |
EP1368969A1 (en) | Method for evaluating a bonus | |
EP0776127A2 (en) | A video data transmitting method and a receiving apparatus therefor | |
JP2000207834A (ja) | 再生管理方法及び再生装置 | |
JP2002118547A (ja) | データ視聴サービス方法 |