JPH10282174A - シールドボックス - Google Patents
シールドボックスInfo
- Publication number
- JPH10282174A JPH10282174A JP9089713A JP8971397A JPH10282174A JP H10282174 A JPH10282174 A JP H10282174A JP 9089713 A JP9089713 A JP 9089713A JP 8971397 A JP8971397 A JP 8971397A JP H10282174 A JPH10282174 A JP H10282174A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield box
- mobile radio
- radio terminal
- measurement
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
アンテナと測定用ループコイルアンテナとの相互位置を
所定位置に保つことができ、再現性のある測定データを
得ることができるシールドボックスの提供。 【解決手段】 シールドボックス1を使って移動無線端
末機8の送受信特性をエア結合によって測定する場合
に、位置決めチャート10によって移動無線端末機を載
置する位置を一定とするようにし、移動無線端末機のア
ンテナと測定用ループコイルアンテナとの相互位置を一
定として、測定誤差が小さく、再現性のある測定データ
を得ることができる。
Description
S方式、NTT方式、PDC方式、PHS方式等の移動
無線端末機の送受信検査に用いるシールドボックスに関
する。
移動電話や、無線データ端末等(以下、移動無線端末機
と称する)がめざましく発達して普及し、さらに大幅な
需要の伸びが見込まれている。これに伴い、これら移動
無線端末機の商品開発サイクルも短くなり、修理等の件
数も大幅に増加している。
出荷時、あるいは修理に際しては、当該機器の性能検査
(性能試験)が欠かせない。この性能検査の一として、
移動無線端末機の送信電波の質(送信電力や占有周波数
帯域幅あるいは周波数偏差等)と移動無線端末機の受信
感度の検査(以降、送受信検査と称する)が挙げられ
る。
栓)を備えており、この高周波端子に送受信アンテナが
取り付けられていた。また、移動無線端末機の本体に直
接送受信アンテナが取り付けられていても、高周波端子
が別に備えてあった。そこで、高周波電力計やスペクト
ラムアナライザ、あるいは標準信号発生器等の試験器を
高周波ケーブルによって高周波端子に接続して送受信検
査を実施していた。
伴い、移動無線端末機にはより小型軽量化、低価格化が
要求されるようになり、高周波端子を備えず、本体に直
接送受信アンテナが取り付けられた機種が主流となって
きている。このように高周波端子を装備せず、移動無線
端末機本体に直接送受信アンテナが取り付けられた機種
では、送受信検査法として、一般にエア結合と称される
測定方法が用いられる。
付けられた送受信アンテナから所定距離の位置に測定用
ループコイルアンテナを配置し、この測定用ループコイ
ルアンテナを用いて試験電波を送受信し、特性測定を行
うものである。ところがエア結合によれば、移動無線端
末機の送受信アンテナならびに測定用ループコイルアン
テナからは電波が送信されるため、近隣の基地局に影響
を与える。また、これらアンテナは近隣の基地局からの
電波ならびに雑音等の不要電波も受信してしまい、正確
な高周波特性の測定の妨げとなる。
波が近接する建物等に当たって生じる反射波の影響も無
視できない。従って、上述のエア結合による送受信検査
は、外界とは電磁界が相互に遮断され、且つ内部反射の
ない電波暗室の中での実施が理想的であるが、電波暗室
は極めて高価であるため容易に採用されない。そこで、
このように高価な電波暗室に代わる安価で手軽なシール
ドボックスが開発され、用いられるようになった。
設けられた電波吸収体により移動無線端末機自身の電波
によるRF部のPLL回路の影響を無くし、変調精度等
の測定項目の測定精度の悪化を防ぐようになっている。
また、このシールドボックスは、移動無線端末機を載置
する場所の下側に測定用アンテナを配設して測定を行
い、外界への電磁界の影響および外界からの電磁界の影
響を除外して測定精度を高めようとするものである。
は、移動無線端末機の形状が雑多であるため、測定のた
めに異なった機種の移動無線端末機をシールドボックス
内にセットしたとき、前記移動無線端末機のアンテナと
測定用アンテナとの相互位置を所定位置に保つことが困
難なため定量的な測定ができず、再現性のある測定デー
タが得られないという課題があった。
ので、簡単な位置決め手段により移動無線端末機のアン
テナと測定用アンテナとの相互位置を所定位置に保つこ
とができ、再現性のある測定データを得ることができる
シールドボックスを提供することを目的とする。
は、底面に置かれた移動無線端末機にエア結合されて送
受信特性の測定を行うシールドボックスにおいて、該シ
ールドボックスの内面に設けられた電波吸収体と、該シ
ールドボックスの所定位置に固定されて移動無線端末機
とエア結合されるループコイルアンテナと、該ループコ
イルアンテナに対して所定の位置関係で前記シールドボ
ックスの底面に固定され、シールドボックス内における
移動無線端末機の位置を示す座標が表示された位置決め
チャートと、を有することを特徴とするシールドボック
スを提供する。
を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実施形態
によるシールドボックスの構成を示す斜視図である。ま
た、図2は、この発明の一実施形態によるシールドボッ
クスの構造を示す上面図であり、図3は、この発明の一
実施形態によるシールドボックスの構造を示す側断面図
である。
本体であり、ふたを閉じればこのシールドボックス1の
内部と外部とは高周波領域に関して遮断された状態とな
る。このシールドボックス1の内部には、カップリング
用穴2があけられた測定用ループコイルアンテナ3が配
設され、信号は同軸ケーブル4により外部に取り出さ
れ、高周波電力計やスペクトラムアナライザなどの測定
器と接続するためのコネクタ5が接続されている。この
シールドボックス1の内部底面および上部蓋の内側に
は、電波吸収体6および電波吸収体7が貼られ、移動無
線端末機8の発する電波が、この移動無線端末機8自身
のRF部のPLL回路に影響を与えないようになってい
る。
1の内部に置いたとき、移動無線端末機8のアンテナ9
が前記測定用ループコイルアンテナ3のカップリング用
穴2の所定位置に挿入されるように、前記移動無線端末
機8を置く位置を決めるための位置決めチャート10が
設置されている。
いて、ある特定の機種の移動無線端末機8の特性測定を
行うとき、該移動無線端末機8のアンテナ9が測定用ル
ープコイルアンテナ3のカップリング用穴2の中心部を
貫通するように移動無線端末機8を載置し、該移動無線
端末機8の載置された位置が一義的に決まるように、該
移動無線端末機8の外周部の任意の2点、たとえばポイ
ント8aおよびポイント8bについて、位置決めチャー
ト10の示す座標、たとえばF−5およびP−28を読
みとり、記録しておく。
機8の特性測定を行うときは、移動無線端末機8の前記
ポイント8aおよびポイント8bを位置決めチャート1
0の座標F−5およびP−28に合致させるように移動
無線端末機8を載置する。このような操作を行うことに
より、移動無線端末機8をシールドボックス1内に載置
する位置が一定となり、測定用ループコイルアンテナ3
のカップリング用穴2と移動無線端末機8のアンテナ9
との相互位置が一定となり測定誤差の小さな再現性のあ
る測定データを得ることができる。
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、置き場
所を変えることのできる複数のLEDを用意し、位置決
めチャート10の座標を記録する代わりに、該当個所に
前記LEDをセットして、次の測定を行うときの指標と
するなどである。
よれば、シールドボックスを使って移動無線端末機の送
受信特性をエア結合によって測定する場合に、測定用ア
ンテナとしてループコイルアンテナを使用したので、測
定のための空間を小さくすることができ、位置決めチャ
ートによって移動無線端末機を載置する位置を一定とす
るようにしたので、移動無線端末機のアンテナと測定用
ループコイルアンテナとの相互位置を一定とすることが
でき、測定誤差が小さく、再現性のある測定データを得
ることができるという効果が得られる。
スの構成を示す斜視図である。
スの構造を示す上面図である。
スの構造を示す側断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 底面に置かれた移動無線端末機にエア結
合されて送受信特性の測定を行うシールドボックスにお
いて、 該シールドボックスの内面に設けられた電波吸収体と、 該シールドボックスの所定位置に固定されて移動無線端
末機とエア結合されるループコイルアンテナと、 該ループコイルアンテナに対して所定の位置関係で前記
シールドボックスの底面に固定され、シールドボックス
内における移動無線端末機の位置を示す座標が表示され
た位置決めチャートと、 を有することを特徴とするシールドボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089713A JPH10282174A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | シールドボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089713A JPH10282174A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | シールドボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282174A true JPH10282174A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13978423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9089713A Pending JPH10282174A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | シールドボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282174A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104154948A (zh) * | 2013-05-14 | 2014-11-19 | 重庆盟讯电子科技有限公司 | 通讯产品自动测试系统 |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP9089713A patent/JPH10282174A/ja active Pending
Cited By (9)
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A711 | Notification of change in applicant |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060823 |
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