JPH10280697A - 熔接養生用スクリーン - Google Patents

熔接養生用スクリーン

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Publication number
JPH10280697A
JPH10280697A JP10082797A JP10082797A JPH10280697A JP H10280697 A JPH10280697 A JP H10280697A JP 10082797 A JP10082797 A JP 10082797A JP 10082797 A JP10082797 A JP 10082797A JP H10280697 A JPH10280697 A JP H10280697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
roll
curing
storage case
hoisting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10082797A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Shimazawa
信明 島澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP10082797A priority Critical patent/JPH10280697A/ja
Publication of JPH10280697A publication Critical patent/JPH10280697A/ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熔接を伴う作業において、熔接火花で傷がつ
き易い箇所を簡単な作業で体裁よく養生することがで
き、繰り返し使用可能な熔接養生用スクリーンを提供す
ること。 【解決手段】 防炎性を有するスクリーン2を巻き取る
ためのスクリーンロール6をスクリーン収納ケース3内
に収納し、巻上・固定機構7によってスクリーンロール
6の回転を制御してスクリーン2を巻き上げると共に、
任意の展延状態に固定することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熔接を伴う作業を
行う場合に熔接火花で傷がつき易い箇所を養生するため
の熔接養生用スクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の作業現場において熔接を伴う作業
を行う場合、熔接火花が飛び散ることにより周囲の部材
に損傷を与える虞が生じる。このため、この種の作業を
行う場合には、窓ガラス等の如く熔接火花で傷がつき易
い箇所を養生する必要が生じるが、従来の養生方法は、
対象とする箇所を薄ベニヤ板、防炎シート、養生フィル
ム等で覆うという方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、養生を薄ベニ
ヤ板、防炎シート、養生フィルム等を用いて行う従来の
方法は、作業者が手作業で養生材をセットしており、時
間が掛かる上に、養生材料の手配のためにその都度費用
が発生し、コスト高になってしまうという問題があっ
た。また、薄ベニヤ板等の養生材料を作業者が適宜に対
象箇所に組み付ける従来の方法では、体裁がよくないと
いう問題もあった。
【0004】本発明の目的は、したがって、熔接を伴う
作業において、窓ガラス等のように熔接火花で傷がつき
易い箇所を簡単な作業で体裁よく養生することができる
上に、繰り返し使用できるようにした、熔接養生用スク
リーンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、熔接火花で傷がつき易い箇所を養生
する熔接養生スクリーンであって、養生対象物又はその
近傍の適宜の部材に固定させるための取付部を備えたス
クリーン収納ケースと、防炎性を有するスクリーンと、
該スクリーンを展延、収納自在なように前記スクリーン
収納ケース内に収納させるため前記スクリーン収納ケー
スに回転自在に内蔵されたスクリーンロールと、前記ス
クリーンを巻き上げると共に、任意の展延状態に固定す
るよう前記スクリーンロールの回転を制御するため前記
スクリーンロールと前記スクリーン収納ケースとの間に
配設された巻上・固定機構とを備えて成る点にある。
【0006】巻上・固定機構による制御によってスクリ
ーンをスクリーンロールに巻き込ませることにより、ス
クリーン収納ケース内にスクリーンが収納される。スク
リーン収納ケースに設けられた取付部によって養生の必
要な箇所、例えば熔接工事現場の窓ガラス又はその近傍
の適宜の部材、にスクリーン収納ケースを取付け、スク
リーンを引っ張り出すことにより防炎性のスクリーンが
展延され、窓ガラス等の養生の必要な箇所を防炎性のス
クリーンで覆うことができる。防炎性のスクリーンは、
巻上・固定機構によるスクリーンロールの回転制御によ
り養生のための所望の状態に展延した状態で固定するこ
とができる。養生の必要がなくなった場合には、巻上・
固定機構の巻上機能によりスクリーンを再びスクリーン
ロールに巻き付けてスクリーン収納ケース内に収納する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は本発明に
よる熔接養生用スクリーンの実施の形態の一例を示す斜
視図である。熔接養生用スクリーン1は、熔接火花で傷
がつき易い箇所を養生するための防炎性を有するスクリ
ーン2と、スクリーン2を収納しておくためのスクリー
ン収納ケース3とを備え、スクリーン収納ケース3の背
面3Aには一対の吸盤4、5が適宜の間隔をあけて固定
されている。したがって、これらの吸盤4、5によって
スクリーン収納ケース3を窓ガラス等の養生対象物又は
その近傍の適宜の部材(例えば窓枠)にスクリーン収納
ケース3を着脱自在に取り付けることができ、スクリー
ン収納ケース3から展延されているスクリーン2によっ
て養生対象物を覆って熔接火花から護ることができる。
なお、吸盤4、5の代わりにフック等を取付部としてス
クリーン収納ケース3に設けてもよいことは勿論であ
る。
【0008】熔接養生用スクリーン1の使用時には、図
1に示したようにスクリーン2をスクリーン収納ケース
3から引き出して展延し、一方、使用終了時にはスクリ
ーン2をスクリーン収納ケース3内にワンタッチで収納
できるようにするため、スクリーン収納ケース3内に
は、スクリーン2を巻き取るためのスクリーンロールが
巻上・固定機構と共に収納されている。
【0009】図2を参照すると、スクリーンロール6は
合成樹脂製又は金属製の細長い筒状又は棒状の部材とし
て形成され、スクリーンロール6にはスクリーン2の上
端部が固定されている。したがって、スクリーンロール
6を回転させてスクリーン2をスクリーンロール6に巻
き付けることができると共に、スクリーン2を引っ張る
ことによりスクリーンロール6が回転することになる。
【0010】スクリーンロール6の回転を制御してスク
リーン2の巻き上げ、及びスクリーン2を任意の展延状
態での固定を可能とするため、スクリーンロール6の一
端6Aには巻上・固定機構7がスクリーンロール6の回
転制御のために設けられている。スクリーンロール6の
他端6Bには枢支ピン6Cが固定されており、枢支ピン
6Cがスクリーン収納ケース3の一側3Bに設けられた
支持孔3C(図1参照)に貫通され、巻上・固定機構7
がスクリーン収納ケース3の他側3Dの内側に固定され
るようにして、スクリーンロール6と巻上・固定機構7
とがスクリーン収納ケース3内に収納されている。
【0011】熔接養生用スクリーン1は以上のように構
成されているので、吸盤4、5によってスクリーン収納
ケース3を例えば窓ガラスの所定の位置に取り付け、ス
クリーン2の下端部2Aを引っ張ると、スクリーンロー
ル6が回転してスクリーン2を展延させることができ
る。スクリーン2が所定の展延状態となったところでス
クリーン2の引き出しを一旦停止させて手を離せば、巻
上・固定機構7の固定機能により、スクリーン2はその
展延状態に固定され、窓ガラスを熔接火花から護ること
ができる。
【0012】熔接作業が終了したならば、スクリーン2
を少し引き下げて巻上・固定機構7によるスクリーンロ
ール6の固定状態を解除すれば、スクリーンロール6は
巻上・固定機構7によってスクリーン2を巻き上げる方
向に回転せしめられ、スクリーン2はスクリーンロール
6に巻き付けられ、スクリーン収納ケース3内に収納さ
れる。なお、上述の如き巻上・固定機能を有する巻上・
固定機構の構成それ自体は公知であるから、ここではそ
の詳細構成を説明するのを省略する。
【0013】このように、熔接養生用スクリーン1によ
れば、養生のためのセットが極めて簡単な上に、盛替も
簡単であり、携帯もしやすいという利点のほか、体裁も
よいという利点を有している。さらに、1つの現場で使
用したものを他の現場でも何等の問題なく手軽に使用で
きるので転用が可能であり、コストの低減に役立つとい
う利点も有している。
【0014】なお、大きさについては、何段階かのサイ
ズのものを用意しておき、養生すべき対象物に応じて適
当なサイズのものを選択して使用することができる。ま
た、養生すべき対象物が広い養生面積である場合には、
何セットかを同時に並べて使用することができるが、火
花の飛散状態により適宜に盛替えながら養生を行い、少
ないセット数で済ませることもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば上述の如く、形態に便利
で現場でのセットが簡単に行えるので使い勝手がよく、
セットに要する時間を短縮できる上に転用がきくのでコ
ストの低減に役立ち、体裁もよい等の利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熔接養生用スクリーンの実施の形態の
一例を示す斜視図。
【図2】図1に示した熔接養生用スクリーンのスクリー
ン収納ケース内に収納させる機構部分を示す斜視図。
【符号の説明】
1 熔接養生用スクリーン 2 スクリーン 3 スクリーン収納ケース 4、5 吸盤 6 スクリーンロール 7 巻上・固定機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熔接火花で傷がつき易い箇所を養生す
    る熔接養生スクリーンであって、 養生対象物又はその近傍の適宜の部材に固定させるため
    の取付部を備えたスクリーン収納ケースと、 防炎性を有するスクリーンと、 該スクリーンを展延、収納自在なように前記スクリーン
    収納ケース内に収納させるため前記スクリーン収納ケー
    スに回転自在に内蔵されたスクリーンロールと、 前記スクリーンを巻き上げると共に、任意の展延状態に
    固定するよう前記スクリーンロールの回転を制御するた
    め前記スクリーンロールと前記スクリーン収納ケースと
    の間に配設された巻上・固定機構とを備えて成ることを
    特徴とする熔接養生用スクリーン。
JP10082797A 1997-04-04 1997-04-04 熔接養生用スクリーン Pending JPH10280697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10082797A JPH10280697A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 熔接養生用スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10082797A JPH10280697A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 熔接養生用スクリーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10280697A true JPH10280697A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14284167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10082797A Pending JPH10280697A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 熔接養生用スクリーン

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JP (1) JPH10280697A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159019A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 文化シヤッター株式会社 シート設置装置および該シート設置装置の設置方法並びに該シート設置装置の一時撤去方法

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JP2020159019A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 文化シヤッター株式会社 シート設置装置および該シート設置装置の設置方法並びに該シート設置装置の一時撤去方法

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