JPH10280570A - 外壁目地用ガスケット - Google Patents

外壁目地用ガスケット

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JPH10280570A
JPH10280570A JP10533997A JP10533997A JPH10280570A JP H10280570 A JPH10280570 A JP H10280570A JP 10533997 A JP10533997 A JP 10533997A JP 10533997 A JP10533997 A JP 10533997A JP H10280570 A JPH10280570 A JP H10280570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
rubber
joint
wall joint
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP10533997A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Haneda
誠 羽田
Hiroaki Fujisawa
広明 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP10533997A priority Critical patent/JPH10280570A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつ加工が簡単で、しかも折り曲げ
られても容易に復元する外壁目地用ガスケットを提供す
ること。 【解決手段】 建築用ボード1,1間の目地空間Mに嵌
入され、目地空間Mをゴム又はゴム様弾性体よりなる柱
部11の左右両側面部に形成されたシールリップ部12
〜14でシールする長尺状の外壁目地用ガスケット30
において、柱部11にガスケット30の長手方向に沿っ
て延びる折り曲げ可能で、折り曲げ後容易に復元可能な
棒状の繊維芯材31,32を埋設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用ボード間の
目地空間に嵌入され、目地空間をシールする外壁目地用
ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の外壁目地用ガスケット10は、図
3及び図4に示すように、建築用ボード1,1間の目地
空間Mに嵌入され、目地空間Mを柱部11の左右両側面
部に形成された複数のシールリップ部12,13,14
(先端リップ12,中間リップ13,後端リップ14)
でシールする長尺状(紙面の裏表方向に長く延びる)の
ガスケットであり、目地空間Mに嵌入されることによっ
てシールリップ部12〜14から建築用ボード1,1の
対向する側面に側圧が加わることにより止水効果が得ら
れるようになっている。なお、最上側の後端リップ14
の外側には装飾用のカラー材15が貼着されている。符
号2は桟木である。柱部11はゴム又はゴム様弾性体よ
りなり、柱部11にガスケットの長手方向に沿って延び
る折り曲げ可能な針金16が埋設されたものが知られて
いる(例えば、実開平6−67609号公報など)。こ
れにより、柱部11の収縮により止水性・外観等が低下
することが防止されるようになっている。
【0003】また、図5に示すように、針金16にかえ
て、鋼板やステンレス鋼板などからなる帯状金属板26
を埋設した外壁目地用ガスケット20や、あるいは、ば
ね鋼を埋設したものも知られている(例えば、実開平2
−58508号公報など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
柱部11に埋設された針金16,帯状金属板26,ある
いはばね鋼はいずれも金属製であるため、コストが高く
しかも硬いため裁断が困難であるという問題がある。更
に錆止めをする必要がある。特に帯状金属板26の場合
は、針金16に比較して重量がある。帯状金属板26は
ほとんど弾性変形しないためにガスケットが僅かに曲げ
られたり捩じれたりするとそのままの形状となって原形
状に復元しないという問題があり、ばね鋼においても僅
かな曲げ捩じれでは原形状に復元するが、折り曲げられ
た場合には塑性変形して元の状態に戻らないという問題
がある。
【0005】そこで本発明の目的は、低コストかつ加工
が簡単で、しかも折り曲げられても容易に復元する外壁
目地用ガスケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の外壁目地用ガスケット
は、建築用ボード(1,1)間の目地空間(M)に嵌入
され、目地空間(M)をゴム又はゴム様弾性体よりなる
柱部(11)の左右両側面部に形成されたシールリップ
部(12〜14)でシールする長尺状の外壁目地用ガス
ケット(30)において、柱部(11)にガスケット
(30)の長手方向に沿って延びる折り曲げ可能かつ復
元可能な繊維芯材(31,32)を埋設してなることを
特徴とするものである。
【0007】また請求項2に記載の外壁目地用ガスケッ
トは、請求項1に記載の繊維芯材(31,32)を棒状
としたことを特徴とする。
【0008】なお、カッコ内の記号は図面に示し後述す
る発明の実施の形態の対応要素又は対応事項を示す。
【0009】本発明によれば、外壁目地用ガスケットの
柱部には従来例で示したような金属製ではなく繊維製の
折り曲げ可能かつ復元可能な繊維芯材が埋設されている
ので、金属製のように折り曲げによる塑性変形で元に戻
らないようなことはない。また、繊維製なのでコスト的
に有利で、しかも軽い。また、金属と比較して裁断が容
易なため加工性に優れ、錆止めも不要である。更に繊維
には、よりがあるためゴム又はゴム様弾性体よりなる柱
部との密着力が高く安定的である。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施形
態に係る外壁目地用ガスケット30について説明する。
図1は本実施形態に係る外壁目地用ガスケット30の一
部を示す斜視図である。なお、従来例と同一部分には同
一符号を付した。
【0011】この外壁目地用ガスケット30は、図1に
示すように、従来例で示した外壁目地用ガスケット10
(図3)と同様に長尺状であり、ゴム又はゴム様弾性体
よりなる柱部11の左右両側面部に左右対称で一対の下
側から上側にかけ先端リップ12,中間リップ13,及
び後端リップ14からなるシールリップ部が形成されて
いて、建築用ボード1,1間の目地空間Mに嵌入される
場合には従来例で示したように(図4に対応)目地空間
Mをシールリップ部12〜14でシールして目地空間M
から建物内部への浸水を防止するものである。なお、最
上側の後端リップ14の外側には装飾用のカラー材15
が貼着されている。
【0012】更に柱部11には外壁目地用ガスケット3
0の長手方向に沿って延びる棒状の繊維芯材31,32
が埋設されている。繊維芯材31,32の数は、特に限
定されるものではなく少なくとも1本あればよいが本実
施形態例では上下に1本づつ計2本埋設されている。
【0013】なお、図2に示すように、棒状の繊維芯材
31,32にかえて板状の繊維板41を埋設して外壁目
地用ガスケット40を構成するようにしてもよい。
【0014】これら繊維芯材31,32及び繊維板41
はいずれも柔軟性に優れ、僅かな曲げ捩じれに対して原
形状に復元するだけでなく、折り曲げも可能で、しかも
折り曲げられた後にすぐに復元可能な繊維であり、金属
製のように折り曲げによる塑性変形で元に戻らないよう
なことはない。繊維芯材31,32及び繊維板41とし
ては、例えば、ポリアリレート繊維,パラ型アラミド繊
維,ポリビニルアルコール繊維,ガラス繊維などが使用
されている。また、繊維芯材31,32及び繊維板41
の柱部11への埋設はシールリップ部12〜14と一体
的に複合押出成形によって製造される。
【0015】このように、柱部11に埋設された繊維芯
材31,32及び繊維板41は従来例で示したような金
属製ではなく繊維であるため、コスト的に有利で軽い。
また、金属と比較して裁断が容易なため加工性に優れ、
しかも錆止めも不要である。また繊維には、よりがある
ためゴム又はゴム様弾性体よりなる柱部11との密着力
が高く安定的である。
【0016】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、外壁目地
用ガスケットの柱部に埋設される芯材は従来例で示した
ような金属製ではなく繊維製の折り曲げ可能かつ復元可
能な繊維芯材であるので、金属製のように折り曲げによ
る塑性変形で元に戻らないようなことはない。また、繊
維なのでコスト的に有利で、しかも軽い。また、金属と
比較して裁断が容易なため加工性に優れ、錆止めも不要
である。更に繊維には、よりがあるためゴム又はゴム様
弾性体よりなる柱部との密着力が高く安定的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る外壁目地用ガスケット30の
一部を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る他の外壁目地用ガスケット4
0の一部を示す斜視図である。
【図3】従来例に係る外壁目地用ガスケット10を示す
断面図である。
【図4】図3に示す外壁目地用ガスケット10が建築用
ボード1,1間に嵌入された状態を示す断面図である。
【図5】従来例に係る他の外壁目地用ガスケット20を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 建築用ボード 2 桟木 10 外壁目地用ガスケット 11 柱部 12 先端リップ 13 中間リップ 14 後端リップ 15 カラー材 16 針金 20 外壁目地用ガスケット 26 帯状金属板 30 外壁目地用ガスケット 31,32 繊維芯材 40 外壁目地用ガスケット 41 繊維板 M 目地空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築用ボード間の目地空間に嵌入され、目
    地空間をゴム又はゴム様弾性体よりなる柱部の左右両側
    面部に形成されたシールリップ部でシールする長尺状の
    外壁目地用ガスケットにおいて、柱部にガスケットの長
    手方向に沿って延びる折り曲げ可能かつ復元可能な繊維
    芯材を埋設してなることを特徴とする外壁目地用ガスケ
    ット。
  2. 【請求項2】前記繊維芯材は棒状であることを特徴とす
    る請求項1に記載の外壁目地用ガスケット。
JP10533997A 1997-04-07 1997-04-07 外壁目地用ガスケット Pending JPH10280570A (ja)

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JP10533997A JPH10280570A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 外壁目地用ガスケット

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046381A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Yamaha Motor Co Ltd 組立式プール用パッキン、組立式プール
JP2010077739A (ja) * 2008-09-27 2010-04-08 Daiwa House Industry Co Ltd 外壁用目地材
KR101666908B1 (ko) * 2015-11-02 2016-10-17 강정수 성형줄눈재
JP2016183521A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 大和ハウス工業株式会社 ガスケット、目地構造の施工方法、目地構造の修繕方法およびガスケット挿入具

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