JPH10279374A - 金属部材とセラミック部材との接合体 - Google Patents

金属部材とセラミック部材との接合体

Info

Publication number
JPH10279374A
JPH10279374A JP9826997A JP9826997A JPH10279374A JP H10279374 A JPH10279374 A JP H10279374A JP 9826997 A JP9826997 A JP 9826997A JP 9826997 A JP9826997 A JP 9826997A JP H10279374 A JPH10279374 A JP H10279374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
ceramic member
peripheral edge
joined body
chamfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9826997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3506876B2 (ja
Inventor
Manabu Okinaka
学 沖中
Masahito Taniguchi
雅人 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP09826997A priority Critical patent/JP3506876B2/ja
Publication of JPH10279374A publication Critical patent/JPH10279374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3506876B2 publication Critical patent/JP3506876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属部材とセラミック部材をロー付け接合し
てなるタペットなどの接合体の耐久性を高める。 【解決手段】 セラミック部材11の接合面12の外周
縁の面取13の外周面寄り端13bを、接合面の全周域
において金属部材2の接合面5の外周縁の面取6の接合
面寄り端6aよりも平面視内側に位置させた。ロー材層
21の外周縁がセラミック部材11と金属部材2との両
面取間に存在する従来の接合構造のものに比べ、セラミ
ック部材11側でのみその面取13部位に存在するの
で、ロー材層21の外周縁の厚さの極端な増大がない。
これによりロー材層21の外周縁での充填性や緻密性の
低下が防止される結果、ロー材層21の外周縁が起点と
なってそれに変形やクラックが生じにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属部材とセラミ
ック部材とをロー付けしてなる接合体に関し、詳しくは
エンジン用タペット、ロッカーアーム、その他のエンジ
ン部品等、セラミック部材がカムなどの摺動面を形成す
る、金属部材とセラミック部材との接合体(以下、単に
接合体ともいう)に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック部材(以下、単にセラミック
ともいう)は、耐摩耗性、耐熱性、熱衝撃強度などに優
れた性能を有することから、高温雰囲気下、衝撃荷重を
受けるような部品として使用される場合に好適とされ
る。しかし、セラミックはそれのみで単独で使用される
ことは殆どなく、通常は金属(メタル)部材とロー付け
された接合体とされ、各種の部品として使用されてい
る。
【0003】図4は、接合体101がエンジン用タペッ
トの場合の接合構造例を示すものである。このものは、
金属部材201がエンジン用タペット本体をなし、セラ
ミック部材301がエンジン用タペットのカム摺動面を
形成するように、両者が平坦な接合面202,302で
ロー付けされている。ところで、このような接合体10
1をなす各部品(金属部材201、セラミック部材30
1)は、ともにその接合面202,302の外周縁すな
わちその接合面202,302と外周面(側面)20
3,303とのなす角(稜線)部位などに所定の大きさ
の面取(通常45度面取)204,304,305がつ
けられている。このような面取204,304,305
は、各部品の製造上、及びその後の取り扱いにおいてそ
の角にカケ、割れなどが発生しないようにするためのも
のであるが、脆性なセラミック部材301はいうまでも
なく、金属部材201についても通常所定の大きさの面
取がつけられる。
【0004】こうした面取204,304,305は、
大きめにするほどカケなどの発生防止に有効であるが、
通常は、C0.1〜0.4(mm)程度に設定され、金
属部材201はその加工工程で付され、セラミック部材
301は、焼成時に面取304,305がつくように焼
成前の圧粉成形体の段階で所定の大きさの面取がつけら
れる。このように従来の接合体は、面取が付与された、
セラミック部材と金属部材を活性ローなどによりロー付
けされることで製造されるが、その後は、その面取が存
在する状態のままエンジン用タペットなどとして使用さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4の構造
の接合体101も含め、接合面202,302の外周縁
に面取204,304が存在する金属部材201とセラ
ミック部材301をロー付けした場合には、各面取20
4,304の部位ではそれより内寄りの平坦な接合面の
部位に比べ、ロー材(層)401が充填され難く、緻密
になりにくい。これは、ロー付け時にはロー材層が一定
厚さ(接合体にもよるが、一般的には15〜30μm)
となるように、例えばセラミック部材301の表面に錘
が乗せられ両部材間の溶融ローに均等に圧力がかかるよ
うにされるが、面取204,304の部位では接合面相
互の間隔が外周面にいくほど広くなるために圧力がかか
りにくいためである。
【0006】このように、両面取の部位に挟まれたロー
材層は接合面寄り部位(内寄り部位)に比べて厚くな
り、ロー付け時にかけられる圧力もかかりにくいため、
ロー材層中にボイド(気孔・気泡)を含み易く充填密度
が相対的に低くなってしまう。したがって、接合体がこ
のような接合構造をもつ例えばタペットの場合には、そ
の使用過程でセラミック部材の外周縁がカムによって激
しく叩かれることから、その際の衝撃などに起因して面
取部位のロー材層に変形やクラックが発生することがあ
るといった問題があった。
【0007】そしてロー材層にこのような変形やクラッ
クが進展すると、セラミック部材の耐衝撃性が低下し、
セラミック部材にカケやワレなどの破損を招いたり剥離
を起こし、接合体として破損に至ってしまう。こうした
問題はエンジン用タペット(以下、単にタペットともい
う)に限らず、ロッカーアームのようにこれと同様な過
酷な条件下で使用され、かつセラミック部材の外周寄り
部位に衝撃荷重を受けがちのもので発生する危険性が大
きい。
【0008】このように、従来の接合構造の接合体で過
酷な条件下で使用されるものは、接合面の外周縁のロー
材の厚さや充填密度の低さなどに起因し、ロー材層の外
周縁が起点となってそれに変形やクラックを生じたり、
これらに起因してセラミックが割れたり剥離したりする
ことがあるといった問題があった。本発明は、タペット
などの接合体におけるこうした問題点を解消し、耐久性
ないし信頼性の高い接合体を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、金属部材とセラミック部材とを平坦な接
合面でロー付けしてなる接合体であってその両部材の接
合面の外周縁に面取を有してなるものにおいて、セラミ
ック部材の前記面取の外周面寄り端が、接合面の全周域
において金属部材の前記面取の接合面寄り端より平面視
内側に位置していることを特徴とする。
【0010】上記のように本発明では、セラミック部材
の接合面の外周縁における面取の外周面寄り端が、金属
部材の接合面の外周縁における面取の接合面寄り端より
も、平面視内側(接合面の中央寄り部位)にあることか
ら、ロー材層の外周縁は、セラミック部材の接合面の外
周縁の面取に対応する部位においてのみ、その面取の外
拡がり(角度)に応じて厚肉となるに止まり、従来の構
造のように両部材の面取に対応する部位がその両面取角
度に応じて厚肉となっていたものと比べると、ロー材層
は外周縁においてその分急激な厚肉となるのが防止さ
れ、したがって充填性や緻密性の低下も防止される。
【0011】かくては、接合体がこのような接合構造を
なす例えばタペットの場合には、その使用過程でセラミ
ック部材の外周縁がカムによって激しく叩かれても、ロ
ー材層の外周縁の肉厚が従来の構造より薄い分その充填
性が高いことから、ロー材層の外周縁に変形やクラック
が発生しにくく、したがって、従来のようにロー材層の
外周縁が起点となってそれに変形やクラックを生じさせ
ることやセラミック部材の破損や剥離が防止される。
【0012】なお、セラミック部材及び金属部材の接合
面の外周縁の面取は一般には45度面取とされるが、セ
ラミック部材側の面取の角度は、ロー材層の外周縁にお
ける充填性を高める上ではその面取と金属部材の平坦な
接合面とのなす角がなるべく小さくなるように設定する
か、面取の接合面側の幅自体を小さくするのが好まし
い。また各部材の接合面に連なる外周面の径(外径)
は、各部材の接合面の外周縁につけられる面取の大きさ
を考慮し、ロー付け後において、セラミック部材の面取
の外周面寄り端が、接合面の全周域において金属部材の
面取の接合面寄り端より平面視内側に位置するように、
所定の大きさ(径)に設定すればよい。なお、本発明に
おいてセラミック部材の接合面は、金属部材の接合面に
対し、略同芯状に位置するのが好ましい。
【0013】因みに、この種の接合体の接合面は、通常
は平面視円形であるが円形以外であっても本発明は適用
できる。接合体の用途、種類などに応じて適宜の形状と
すればよい。なお、上記手段において金属部材及びセラ
ミック部材は、接合体に応じて適宜の材質とされる。金
属部材は、炭素鋼、ニッケルクロムモリブデン鋼、SU
S304等が例示されるし、セラミックは、サイアロ
ン、窒化けい素(Si3N4 )、炭化けい素(Si
C)、アルミナ(Al2 O3 )等が例示される。また、
ロー材としては、チタン系の活性ロー(Ti−In−C
u−Ag系活性ロー材)が例示されるが、このような活
性ローによらない場合には、セラミック部材の接合面を
予め金属化しておけばよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る接合体を具体化した
実施の形態について、図1を参照して詳細に説明する。
ただし、本例における接合体1は、エンジン用キノコ形
タペット(以下、単にタペットともいう)であり、キノ
コ形タペットボディをなす金属部材2は、円筒部3とこ
れと同芯で大径をなす円形傘部4とからなり、円形傘部
4の端面が平坦な接合面5をなし、この接合面5にカム
当り面(摺動面)をなすセラミック部材(円形薄板)1
1がその一主面(平坦面)を接合面12として例えば活
性ロー材21にてロー付けされている。
【0015】ただし、金属部材2とセラミック部材11
の各平坦な接合面5,12の外周縁には所定の大きさ
(例えばC0.3mm)の45度面取6,13が付され
ている。そして、セラミック部材11の面取13におけ
る外周面寄り端13bが、接合面12の全周域において
金属部材2の面取6における接合面寄り端6aよりも平
面視、内側(接合面の中央寄り)に位置しており、しか
も本例では金属部材2の接合面5に対し、セラミック部
材11の接合面12が同芯状に配置されている。
【0016】すなわち、セラミック部材11の外周面1
4の径D1は、金属部材2の円形傘部4の外周面7の直
径D2より小さく、しかも円形傘部4の面取6における
接合面寄り端(外拡がりの起点)6aのなす直径D3よ
り小さく設定されており、ロー材21はその外周縁が、
金属部材2に対してはその接合面5のなす平坦面に接合
され、セラミック部材11の面取13の部位においての
み外拡がり状にその厚さを厚くして接合されている。こ
うして本例では、各部材2,11の接合面5,12に存
在するロー材21の外周縁は、セラミック部材11の面
取13の分、その接合面12の全外周域において厚くな
っているに止まる。
【0017】このように本例のタペット1では、ロー材
層21の外周縁の厚さが、従来のように両部材2,11
の接合面5,12の外周縁に面取がある場合のようにそ
の面取の外拡がりに応じて極端に厚肉となってしまうと
いったことが防止される。この結果、ロー材層21の外
周縁における充填性や緻密性の低下やボイドの発生が防
止されるので、ロー材層21の外周縁が起点となって、
それに変形やワレを起こしたり、セラミック部材11が
破損に至ることが有効に防止される。
【0018】なおこのような接合体1は、所定形状に加
工された金属部材2の接合面5に、ロー材を介在させ、
所定形状に焼成後、研磨されたセラミック部材11を金
属部材2の接合面5に同芯状にしてセットし、その上に
所定重量の錘を乗せ、その下でロー材を加熱溶融して冷
却することで製造される。
【0019】前記形態例ではセラミック部材11の接合
面12が、金属部材2の接合面5に対し略同芯状に位置
しているものを例示したが、本発明においては、セラミ
ック部材11の面取13における外周面寄り端13b
が、接合面の全周域において金属部材2の面取6におけ
る接合面寄り端6aより平面視内側に位置している限り
は多少偏在していてもよい。
【0020】さて次に上記(図1)実施形態のタペット
(試料No. 1〜5)と、比較例(図4)のタペット(試
料No. 6〜10)をそれぞれ5個製造し、所定の耐久試
験を行い、ロー材層21の変形やセラミック部材11の
破壊状況等を確認した。耐久試験(モータリング試験)
の内容は次のようであり、結果は表1に示した通りであ
る。ただし、試験内容は次のようである。タペットク
リアランス;標準の2倍(0.6mm)、回転数;エ
ンジンの最高回転数×150%、耐久回数;目標値2
×107 サイクル。
【0021】また、本例(試料No. 1〜5)のものは、
セラミック部材11の外径D1がφ32.0mmのもの
であり、金属部材2は円形傘部4の外径D2がφ32.
8mm〜φ34.0mmで、共に面取6,13は45度
面取でC0.3(mm)である。したがって、各試料と
もD3はD2+0.6mmとされる。また、比較例(試
料No. 6〜10)は、各部材の外径D1,D2がともに
φ33.0mmで、面取の大きさがともにC0.3であ
る。なお、いずれの試料も治具を用い、各部材の接合面
5,12が同芯で正対するようにし、次記するようにし
てロー付けした。
【0022】なお、接合体を成す金属部材2は、JIS
SNCM630(Ni−Cr−Mo鋼)であり、その
接合面(端面)5はRa(中心線平均あらさ)0.4μ
mに研削仕上げされている。一方、セラミック部材11
は、Si3 N4 90重量%粉末にY2 O3 −Al2 O3
系焼結助材と成形バインダを加えて混合し、金型プレス
にて円板形に成形した後、N2 ガス雰囲気中で焼成し、
その後、両円形面(接合面)をRa(中心線平均あら
さ)0.3μmに研削(研磨)して厚さが1.5mmの
円板に形成したものである。なお、セラミック部材の面
取C0.3は両面の外周縁につけられている。
【0023】そして本試験でのロー付け条件は次のよう
である。セラミック部材11の接合面12と金属部材2
の接合面5との間に、直径φ31mm、厚さ0.05m
mの箔状に形成された、Ti−In−Cu−Ag系活性
ロー材(Ti;1.5%,In;12.5%、Cu;2
7%、Ag;60%)を0.22g/cm2 の面圧で挟
み、真空で820℃の下、1時間30分保持後、N2 ガ
ス置換冷却炉で80℃まで1時間30分かけて冷却して
ロー付けした。因みに、この接合後のロー材層21の平
坦な接合面における厚さは、15〜40μmの範囲にあ
る。
【0024】
【表1】
【0025】この試験において実施例品(試料No. 1〜
5)は、2×107 まで、ロー材層、接合状態、セラミ
ック部材などに全く異常は見当たらず、比較例品(試料
No.6〜10)のものより明らかにその耐久性が向上し
ていることがわかる。すなわち、ロー材層の外周縁にセ
ラミック部材の面取が存在するだけの本発明品のもの
は、ロー材層の外周縁がセラミック部材と金属部材の両
面取間に存在して接合面の平坦な部位よりも極端に厚い
従来の接合構造のものに比べ、確実に耐久性を高めてい
ることを実証している。
【0026】次に上記と同じ試料を各5個づつつくり、
実施例(試料No. 1〜5)と比較例(試料No. 6〜1
0)について耐衝撃性を試験した。ただしその試験内容
は次のようである。図3に示したように、接合体(試
料)のセラミック部材11の表面14に、直径φ10m
m、長さ15mmの円柱形状の金属(SKD11)製ピ
ンPを、その軸線とセラミック部材11の表面14の一
直径との間隔kが10mmで平行とし、かつ同図におけ
る左右中央に置き、そのピンPを介してセラミック部材
11に衝撃荷重を加え、セラミック部材11が割れる荷
重を測定した。ただし、荷重は、5000kgfから1
000kgfづつ増加した。結果は表2に示した通りで
ある。
【0027】
【表2】
【0028】この試験結果から、実施例品(試料No. 1
〜5)は、比較例品(試料No. 6〜10)より明らかに
その耐衝撃性が向上していることがわかる。この結果か
らも、ロー材層の外周縁にセラミック部材の面取が存在
するだけの本発明品のものは、ロー材層の外周縁がセラ
ミック部材と金属部材の両面取間に存在する従来の接合
構造のものに比べ、衝撃荷重に対する耐久性を確実に高
めていることがわかる。
【0029】上記において、接合体はエンジン用タペッ
トに具体化した場合で説明したが、本発明に係る接合体
はこれに限定されるものではなく、この他、ロッカーア
ーム、バルブブリッジ、その他のエンジン部品等、セラ
ミック部材がカムなどの摺動面を形成する、金属部材と
セラミック部材との接合体に適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
かかる接合体は、ロー材層の外周縁がセラミック部材と
金属部材との両面取間に存在する従来の接合構造のもの
に比べ、金属部材側ではその面取の部位に存在せずに平
坦面に存在し、セラミック部材側でのみその面取部位に
存在するので、ロー材層(接合面)の外周縁の厚さの極
端な増大が防止され、したがって、ロー材層の外周縁に
おける充填性や緻密性の低下が防止される。この結果、
接合体がそのセラミック部材を介して衝撃荷重を受ける
ような時でも、ロー材層の外周縁が起点となってそれに
変形やクラックを生じさせたり、セラミック部材に破損
や剥離が発生するのが防止されるので、耐久性ないし信
頼性の高い接合体となすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接合体をタペットに具体化した実
施形態例を示す一部破断正面図及びその要部拡大図。
【図2】図1の要部拡大破断面図。
【図3】衝撃試験においてセラミック部材に衝撃を与え
る位置を説明する平面図。
【図4】従来の接合体のうちタペットの一部破断正面図
及びその部分拡大図。
【符号の説明】
1 接合体 2 金属部材 5 金属部材の接合面 6 金属部材の接合面の外周縁の面取 6a 金属部材の面取の接合面寄り端 6b 金属部材の面取の外周面寄り端 7 金属部材の外周面 11 セラミック部材 12 セラミック部材の接合面 13 セラミック部材の接合面の面取 13a セラミック部材の面取の接合面寄り端 13b セラミック部材の面取の外周面寄り端 14 セラミック部材の外周面 21 ロー材層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属部材とセラミック部材とを平坦な接
    合面でロー付けしてなる接合体であってその両部材の接
    合面の外周縁に面取を有してなるものにおいて、セラミ
    ック部材の前記面取の外周面寄り端が、接合面の全周域
    において金属部材の前記面取の接合面寄り端より平面視
    内側に位置していることを特徴とする、金属部材とセラ
    ミック部材との接合体。
  2. 【請求項2】 セラミック部材の前記接合面が、金属部
    材の前記接合面に対し、略同芯状に位置している請求項
    1記載の金属部材とセラミック部材との接合体。
JP09826997A 1997-03-31 1997-03-31 エンジン用タペット Expired - Fee Related JP3506876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09826997A JP3506876B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 エンジン用タペット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09826997A JP3506876B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 エンジン用タペット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10279374A true JPH10279374A (ja) 1998-10-20
JP3506876B2 JP3506876B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=14215232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09826997A Expired - Fee Related JP3506876B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 エンジン用タペット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3506876B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007296628A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Hilti Ag 打撃ドリルツール用の硬質材料刃
CN105392758A (zh) * 2014-03-27 2016-03-09 日本碍子株式会社 陶瓷板与金属制圆筒部件的接合结构
JP2016126849A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ウシオ電機株式会社 ショートアーク型放電ランプ
CN112719500A (zh) * 2021-01-06 2021-04-30 成立航空股份有限公司 一种锥面结构真空钎焊方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007296628A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Hilti Ag 打撃ドリルツール用の硬質材料刃
EP1849544A3 (de) * 2006-04-27 2016-10-05 HILTI Aktiengesellschaft Hartstoffeinsatz
CN105392758A (zh) * 2014-03-27 2016-03-09 日本碍子株式会社 陶瓷板与金属制圆筒部件的接合结构
JP2016126849A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ウシオ電機株式会社 ショートアーク型放電ランプ
CN112719500A (zh) * 2021-01-06 2021-04-30 成立航空股份有限公司 一种锥面结构真空钎焊方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3506876B2 (ja) 2004-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60180969A (ja) エンジン部品およびその製造法
EP0530854B1 (en) Metal-ceramic composite bodies
JP2011034979A (ja) セラミックヒータ及びそれを用いたヘアアイロン
JPS60190651A (ja) エンジン用ピストンおよびその製造法
JPH10279374A (ja) 金属部材とセラミック部材との接合体
JPH0477704B2 (ja)
JP3336485B2 (ja) タペット
JP3534973B2 (ja) ロー付け接合体の製造方法
JP3683451B2 (ja) セラミック摺動部品
JPH024553B2 (ja)
JP3749803B2 (ja) セラミック摺動部品
JP4688376B2 (ja) セラミックヒーター
JP2003160383A (ja) ロー付け接合体
JP2001220255A (ja) セラミック摺動部品
JP3318720B2 (ja) セラミックス・金属接合体とその製造方法
JP3330973B2 (ja) セラミックスと金属との接合体
JPH09295876A (ja) ロー付け接合体
JPH061670A (ja) セラミック部材と金属部材の接合体
JP3431392B2 (ja) タペット
JP3360981B2 (ja) タペット
JPH08177417A (ja) 摺動部品およびその製造方法
JPH07172948A (ja) セラミック材と金属材との接合方法
JP2001048670A (ja) セラミックス−金属接合体
JP2747865B2 (ja) セラミックスと金属との接合構造
JP3153872B2 (ja) 金属−窒化物系セラミックスの接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031217

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees