JPH10278627A - キャブオーバ型車両のアクセルケーブル配索構造 - Google Patents

キャブオーバ型車両のアクセルケーブル配索構造

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JPH10278627A
JPH10278627A JP10671497A JP10671497A JPH10278627A JP H10278627 A JPH10278627 A JP H10278627A JP 10671497 A JP10671497 A JP 10671497A JP 10671497 A JP10671497 A JP 10671497A JP H10278627 A JPH10278627 A JP H10278627A
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Katsunori Ohashi
克則 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アクセルケーブルを配索する際
に、スロットルボディの空気吸入口を車両のリヤ側に指
向すべくエンジン上部に配設した後に、スロットルボデ
ィから車両のフロント側に指向すべくアクセルケーブル
を配索し、従来のものに比し、アクセルケーブルの長さ
を短縮してアクセルペダルのペダル踏力を軽減し得ると
ともに、コストを低減し得て、しかも重量をも低減し得
ることを目的としている。 【構成】 このため、縦置きエンジンを搭載するととも
にエンジン上部にスロットルボディを有するキャブオー
バ型車両において、スロットルボディの空気吸入口を車
両のリヤ側に指向すべくエンジン上部に配設し、スロッ
トルボディから車両のフロント側に指向すべくアクセル
ケーブルを配索する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はキャブオーバ型車
両のアクセルケーブル配索構造に係り、特にアクセルケ
ーブルを配索する際に、スロットルボディの空気吸入口
を車両のリヤ側に指向すべくエンジン上部に配設した後
に、スロットルボディから車両のフロント側に指向すべ
くアクセルケーブルを配索し、従来のものに比し、アク
セルケーブルの長さを短縮してアクセルペダルのペダル
踏力を軽減し得るとともに、コストを低減し得て、しか
も重量をも低減し得るキャブオーバ型車両のアクセルケ
ーブル配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、用途に応じて乗用車や軽トラ
ック、ワゴン、バン等の多数の種類がある。そして、各
種の車両は、夫々特有の構成を有している。例えば軽ト
ラックのキャブオーバ型車両もその一例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のキャ
ブオーバ型車両のアクセルケーブル配索構造において
は、図4及び図5に示す如く、キャブオーバ型車両10
2のキャビン104下方に縦置き状態にエンジン110
を搭載するとともに、このエンジン110上部にスロッ
トルボディ128(スロットルボディの代わりに、キャ
ブレタを配設する場合もある)を配設する。
【0004】そして、エンジン110上部にスロットル
ボディ128を配設した際に、スロットルボディ128
の図示しない空気吸入口を車両102の右側に指向させ
て配置し、このスロットルボディ128からアクセルケ
ーブル132を車両102の右側方向に引き出してい
た。
【0005】このとき、アクセルケーブル132は、図
4に示す如く、車両102の右側部位から前方に曲げら
れ、車体フレーム162に沿ってサスペンション164
近傍まで配索され、このサスペンション164との干渉
を回避するために、車両102の左側方向に曲げられ、
車両102の略中央部位に至る。
【0006】また、車両102の略中央部位に至ったア
クセルケーブル132は、車両102の前方に指向すべ
く曲げられ、車両102の前部に達した際に、今度は車
両102の右側に指向すべく曲げられ、車両102の右
前部にあるアクセルペダル140に接続されている。
【0007】しかし、上述の如くアクセルケーブルを配
索すると、このアクセルケーブルが上下方向だけでな
く、左右方向にも大きく蛇行することにより、アクセル
ケーブルの長さが大となるとともに、アクセルケーブル
を曲げる回数が多くなることにより、効率が悪化し、ア
クセルペダルのペダル踏力が重くなるという不都合があ
る。
【0008】また、前記アクセルケーブルがエンジンの
クランクシャフトから離間した位置を通過することによ
り、エンジン振動による他の部品との干渉や車体への振
動伝達が大となり、実用上不利であるという不都合があ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、縦置きエンジンを搭載する
とともに、このエンジン上部にスロットルボディを有す
るキャブオーバ型車両において、前記スロットルボディ
の空気吸入口を車両のリヤ側に指向すべく前記エンジン
上部に配設するとともに前記スロットルボディから車両
のフロント側に指向すべくアクセルケーブルを配索する
構成としたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
アクセルケーブルを配索する際には、スロットルボディ
の空気吸入口を車両のリヤ側に指向すべくエンジン上部
に配設した後に、スロットルボディから車両のフロント
側に指向すべくアクセルケーブルを配索し、従来のもの
に比し、アクセルケーブルの長さを短縮してアクセルペ
ダルのペダル踏力を軽減するとともに、コストを低減
し、しかも重量をも低減している。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1〜図3はこの発明の実施例を示すもの
である。図1及び図2において、2はキャブオーバ型車
両、4はキャビン、6は荷台、8はエンジンルーム、1
0は縦置きエンジンである。
【0013】前記車両2は、キャビンバックパネル12
によってキャビン4と荷台6とを区画し、エンジンルー
ムフロントパネル14とこのエンジンルームフロントパ
ネル14に一端が接続し且つ他端が前記キャビンバック
パネル12に接続する車体フレームであるセンタメンバ
16とによってキャビン4とエンジンルーム8とを区画
している。
【0014】そして、キャビン4において、前側にイン
パネ18及びフロントパネルアウタ20を配設し、前記
センタメンバ16上部にシート22を設け、後側にはシ
ートバック24とヘッドレスト26とを設けている。
【0015】つまり、前記キャビンバックパネル12と
エンジンルームフロントパネル14との夫々の両端同士
は、図示しないフロントホイールリヤロッカにより接続
されており、全体として2つの開口、すなわち「日」字
形状の開口部(図示せず)が形成されることとなり、こ
の開口部は前記シート22によって夫々閉塞されるもの
である。
【0016】また、前記エンジン10は、図1に示す如
く、センタメンバ16下方のエンジンルーム8内に縦置
き状態に搭載され、このエンジン10上部には、スロッ
トルボディ28が配設される。
【0017】このとき、スロットルボディ28の空気吸
入口30を前記車両2のリヤ側に指向すべく前記エンジ
ン10上部に配設するとともに、前記スロットルボディ
28から車両2のフロント側に指向すべくアクセルケー
ブル32を配索する構成とする。
【0018】詳述すれば、前記アクセルケーブル32
は、スロットルボディ28から車両2のフロント側に指
向すべく配索される際に、車両2のセンタメンバ16に
固定される。
【0019】すなわち、図3に示す如く、前記エンジン
10上部の右側部位に、吸気マニホルド34のサージタ
ンク34−1上流側が車両2の後方に指向すべく、例え
ば略90度に折曲したL字状のサージタンク34−1を
配設し、このサージタンク34−1に空気吸入口30を
車両2のリヤ側に指向すべく前記スロットルボディ28
を配設する。
【0020】そして、前記エンジン10上部において、
スロットルボディ28の左側部位にスロットルレバー3
6を配設し、このスロットルレバー36にブラケット3
8を介して前記アクセルケーブル32の一端側を接続し
て設けるとともに、他端側を図示しないフロントパネル
インナに取り付けられるアクセルペダル40に接続して
設ける。
【0021】前記アクセルケーブル36は、アクセルケ
ーブル36の図示しない回動軸中心線が前記車両2の前
後方向に対して直交する方向、つまり車両2の幅方向に
対して平行となるように配設される。
【0022】このとき、このアクセルケーブル32は、
図2に示す如く、アクセルペダル40からフロントパネ
ルインナに沿って下降し、図1に示す如く、車両2の中
央部位に向かって水平状態に延び、図示しないフロント
フロアパネルの下方を車両2の後方に向かう。そして、
エンジンルームフロントパネル14に沿って上昇し、セ
ンタメンバ16下方且つセンタメンバ16の一側に偏倚
して車両2の後方に向かい、前記スロットルボディ28
のスロットルレバー36に至るべく配索される。
【0023】上述の如く、前記アクセルケーブル32を
配索する際に、アクセルケーブル32がセンタメンバ1
6下方且つセンタメンバ16の一側に偏倚してセンタメ
ンバ16を通過するアクセルケーブル32の箇所を、セ
ンタメンバ16に固定するものである。
【0024】なお符号42は、前記エンジン10のシリ
ンダヘッド、44はエンジン10のオイルパン、46は
デリバリパイプ、48はオルタネータ等の補機、50は
冷却水配管である。
【0025】次に作用について説明する。
【0026】前記アクセルケーブル32を配索する際に
は、先ず、前記エンジン10上部の右側部位に、吸気マ
ニホルド34のサージタンク34−1上流側が車両2の
後方に指向すべく、サージタンク34−1を配設し、こ
のサージタンク34−1に空気吸入口30を車両2のリ
ヤ側に指向させて前記スロットルボディ28を配設す
る。
【0027】そして、スロットルボディ28の左側部位
に配設されるスロットルレバー36にブラケット38を
介して前記アクセルケーブル32の一端側を接続すると
ともに、アクセルケーブル32の他端側を図示しないフ
ロントパネルインナに取り付けられるアクセルペダル4
0に接続する。
【0028】このときの前記アクセルケーブル32の配
索状況を詳述すると、アクセルケーブル32は、図2に
示す如く、アクセルペダル40からフロントパネルイン
ナに沿って下降し、図1に示す如く、車両2の中央部位
に向かって水平状態に延び、図示しないフロントフロア
パネルの下方を車両2の後方に向かう。
【0029】そして、エンジンルームフロントパネル1
4に沿って上昇し、センタメンバ16下方且つセンタメ
ンバ16の一側に偏倚して車両2の後方に向かい、前記
スロットルボディ28のスロットルレバー36に至る。
【0030】また、前記アクセルケーブル32がセンタ
メンバ16下方且つセンタメンバ16の一側に偏倚して
通過する際には、アクセルケーブル32のセンタメンバ
16を通過する箇所が、センタメンバ16に固定され
る。
【0031】これにより、従来のものに比し、前記アク
セルケーブル32の長さを短縮することができ、アクセ
ルペダル40のペダル踏力を軽減し得て、実用上有利で
ある。
【0032】また、前記アクセルケーブル32の長さの
短縮によってコストを低減することができ、経済的に有
利であるとともに、重量をも低減し得るものである。
【0033】更に、前記アクセルケーブル32を、スロ
ットルボディ28から車両2のフロント側に指向すべく
配索する際に、アクセルケーブル32を車両2のセンタ
メンバ16に固定することにより、エンジン振動の伝達
を防止し得るとともに、周辺部品との干渉をも防止し得
て、実用上有利である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、縦置きエンジンを搭載するとともに、エンジン上部
にスロットルボディを有するキャブオーバ型車両におい
て、スロットルボディの空気吸入口を車両のリヤ側に指
向すべくエンジン上部に配設するとともに、スロットル
ボディから車両のフロント側に指向すべくアクセルケー
ブルを配索する構成としたので、従来のものに比し、前
記アクセルケーブルの長さを短縮することができ、アク
セルペダルのペダル踏力を軽減し得て、実用上有利であ
る。また、前記アクセルケーブルの長さの短縮によって
コストを低減することができ、経済的に有利であるとと
もに、重量をも低減し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両の概略平面図であ
る。
【図2】車両の概略右側面図である。
【図3】エンジンの平面図である。
【図4】この発明の従来の技術を示す車両の概略平面図
である。
【図5】車両の概略左側面図である。
【符号の説明】
2 キャブオーバ型車両 4 キャビン 6 荷台 8 エンジンルーム 10 縦置きエンジン 16 センタメンバ 22 シート 24 シートバック 26 ヘッドレスト 28 スロットルボディ 30 空気吸入口 32 アクセルケーブル 34 吸気マニホルド 34−1 サージタンク 36 スロットルレバー 40 アクセルペダル 42 シリンダヘッド 44 オイルパン 46 デリバリパイプ 48 補機 50 冷却水配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦置きエンジンを搭載するとともに、こ
    のエンジン上部にスロットルボディを有するキャブオー
    バ型車両において、前記スロットルボディの空気吸入口
    を車両のリヤ側に指向すべく前記エンジン上部に配設す
    るとともに前記スロットルボディから車両のフロント側
    に指向すべくアクセルケーブルを配索する構成としたこ
    とを特徴とするキャブオーバ型車両のアクセルケーブル
    配索構造。
  2. 【請求項2】 前記アクセルケーブルは、スロットルボ
    ディから車両のフロント側に指向すべく配索される際
    に、車両のセンタメンバに固定される特許請求の範囲の
    請求項1に記載のキャブオーバ型車両のアクセルケーブ
    ル配索構造。
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