JPH10278454A - マークカードホルダー - Google Patents

マークカードホルダー

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JPH10278454A
JPH10278454A JP9083476A JP8347697A JPH10278454A JP H10278454 A JPH10278454 A JP H10278454A JP 9083476 A JP9083476 A JP 9083476A JP 8347697 A JP8347697 A JP 8347697A JP H10278454 A JPH10278454 A JP H10278454A
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JP
Japan
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card
mark
container
plate
mask plate
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JP9083476A
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English (en)
Inventor
Tomiji Senkawa
富司 千川
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TAISEI MACH KK
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TAISEI MACH KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】競馬、競輪、競艇等用のマークカードの出し入
れ及び記入について利便性の高いマークカードホルダー
を提供する。 【解決手段】マークカードホルダーにおいて、多数のマ
ーク記入用孔が設けられた透明な方形板材のマスクプレ
ート1両側辺下部には対称に軸部3が形成されており、
底板並びに両側辺及び下辺の3方にカード保持枠を有す
るカード容器5には、両側辺のカード保持枠の下側に上
記軸部3を嵌合させる軸受孔6が形成され、両側辺のカ
ード保持枠にはマスクプレート1を閉状態に係止する突
起8が設けられ、カード容器5の底板の上辺にはマーク
カードの脱落を防止するストッパー7が設けられてい
る。これにより、マークカードの記入が迅速かつ正確に
できると共に、マークカードの出し入れ等の操作性も良
好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マークカードリー
ダにより処理するマークカード用のマークカードホルダ
ーに係わり、特にマークカードの出し入れ、及び記入に
ついて利便性の高いマークカードホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】競馬、競艇、競輪等のレース競技におい
ては、馬券等の購入に際してマークカードに記入する方
式が一般的になっている。馬券等は各レース単位で購入
するものであることから、馬券等の投票カード(マーク
カード)へのマークの記入は迅速、正確である必要があ
り、また、投票カードをマークカードリーダで処理する
ことからカードの折れ曲がり等の損傷を防止することも
必要である。
【0003】このような観点から、本出願人はカードを
入れる空間の厚さが固定的なカードマーク記入ケースを
提案した(実願平3−82212号)。更に、マーク記
入用の小窓が多数設けられ方形透明板の両側辺上部にそ
れぞれ枢軸突起を対称的に設けた表面板と、方形平板の
下辺及び両側辺にカード保持枠が形成されると共に、保
持枠の両側縁の上部に表面板の枢軸突起を嵌入する長孔
が表面板の厚さ方向に形成されたカード容器とからなる
カードマークホルダーを提案した(実開平5−6557
5号)。このカードマークホルダーは、カード枚数の増
減に応じて表面板とカード容器の裏板との間隔を自動的
に調整でき、また投票カードは、上部でカード容器と嵌
合した表面板を開いた状態で挿入することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のマーク
カードホルダーは、カード容器と表面板とが上部で嵌合
しているため、投票カードの出し入れは必ずしも操作性
のよいものではなかった。また、投票カードに正確に記
入するときにカードが移動しないようにする等の取扱易
さの向上も望まれていた。
【0005】本発明は、このような要請に応えるべく、
マークカードの出し入れ、及び記入について利便性を高
めたマークカードホルダーを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のマークカードホ
ルダーは、透明な方形板材からなり、マークカードリー
ダにて処理されるマークカードへの記入時にペン先を挿
入するための多数の小窓が設けられ、両側辺にそれぞれ
対称に軸部が形成されたマスクプレートと、底板並びに
下辺板及び両側辺板からなり、両側辺板にそれぞれマス
クプレートの軸部が嵌合する軸受孔が形成されたカード
容器とからなり、軸受孔と軸部との嵌合部を回転軸とし
て、マスクプレートをカード容器に対して開閉可能であ
るマークカードホルダーであって、嵌合部は両側辺板の
下辺板側に位置し、カード容器は、カード容器の底板上
辺部にマークカードの脱落を防止するストッパーが形成
されると共に、カード容器の両側辺板にはそれぞれマス
クプレートを閉状態に係止する突起が形成されたもので
ある。
【0007】また、本発明のマークカードホルダーの別
の態様は、透明な方形板材からなり、マークカードリー
ダにて処理されるマークカードへの記入時にペン先を挿
入するための多数の小窓が設けられ、上下両辺にそれぞ
れ対称に軸部が形成されたマスクプレートと、底板並び
に上下辺板及び1の側辺板からなり、上下辺板にそれぞ
れマスクプレートの軸部が嵌合する軸受孔が形成された
カード容器とからなり、軸受孔と軸部との嵌合部を回転
軸として、マスクプレートをカード容器に対して開閉可
能であるマークカードホルダーであって、嵌合部は上下
辺板の側部に位置し、カード容器は、カード容器の底板
の側辺板を有しない側辺部にマークカードの脱落を防止
するストッパーが形成されると共に、カード容器の上下
辺板にはそれぞれマスクプレートを閉状態に係止する突
起が形成されたものである。
【0008】好適にはこれらのマークカードホルダー
は、カード容器に設けられた軸受孔がカード容器の厚み
方向に長く形成されているものが好ましい。
【0009】より好適には、カード容器の底板に、マー
クカードリーダにて処理されるマークカードへの記入時
にペン先を挿入するための多数の小窓を設けたものであ
る。
【0010】更に、マスクプレート又は/及びカード容
器の底板に、縦横それぞれ所定の間隔で小窓を均一に設
けたものが好ましい。
【0011】本発明のマークカードホルダーにおいて
は、マスクプレートとカード容器との嵌合部が両側辺板
の下辺板側にある場合、この軸部を回転軸としてマスク
プレート上部が開閉可能となる。開放時には上部からマ
ークカードの出し入れが容易にできる。また、閉じたと
きには、カード容器に設けられた突起がマスクプレート
を閉状態に係止し、安易に開いてしまうのを防ぐ。これ
により、マークカードホルダーの表裏を逆にしてもマー
クカードの落下が防止できる。更に、カード容器の底板
上辺部に設けられたストッパーは、挿入されたマークカ
ードが脱落するのを防止すると共に、開放になっている
マークカードホルダー上部にずれるのを防ぐ。
【0012】一方、嵌合部が上下辺板の側部にある場
合、マスクプレートはマークカードホルダーに対して横
開きとなる。嵌合部を左右いずれに設けるかにより右開
きにも、左開きにもできる。この場合にも、突起及びス
トッパーは上記の場合と同様の役割を果たす。
【0013】また、上記マークカードホルダーはカード
容器に設けられた軸受孔を厚み方向に長くすることによ
り、マスクプレートに形成された軸部はその軸受孔の範
囲内で自由に移動でき、挿入されたマークカードの枚数
に応じてマスクプレートとカード容器の底板との間隔を
自在に調整できる。このためペン先挿入用の小窓がマー
クカードに確実に接触するので正確にマーク記入ができ
る。
【0014】また、カード容器の底板にもペン先挿入用
の小窓を設けることにより、両面に記入する必要のある
マークカードにも対応できる。
【0015】更に、マスクプレート又は/及びカード容
器の底板に設けるペン先挿入用の小窓を縦横それぞれ所
定の間隔で均一に設けることにより、マークカードに印
刷されたマークの縦横の間隔はそれぞれ等しいが、マー
ク記入位置の異なる複数種類のマークカードに対して共
通に使用できる。この場合、ペン先記入用の小窓の縦横
それぞれの間隔は、マークカードに印刷されたマークの
間隔に基づいて定める。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明のマー
クカードホルダーについて説明する。
【0017】本発明のマークカードホルダーは図1に概
略を示すように、透明な方形板材からなるマスクプレー
ト1と、マークカードを収容するカード容器5とからな
る。
【0018】マスクプレート1は図2に示すように、方
形の透明板に多数のペン先挿入用の小窓状のマーク記入
孔2が設けられたものであり、その両側辺下部にはそれ
ぞれ対称に軸部3が方形から突出して形成されている。
【0019】マーク記入孔2は、競馬の馬券等の購入の
際に記入する投票カードにレース番号、枠番、馬券及び
金額欄等を記入するためのものである。このためマーク
記入孔2はマークカードに印刷されたマーク位置に一致
するよう正確に穿孔される必要がある。
【0020】現在広く使用されている競馬、競輪、競艇
等用のマークカードは、マークカードを読みとるマーク
カードリーダの相違により、そのサイズ或いは印刷され
ているマークの位置が異なるものがあるが、全てが異な
るわけではなく例えば競馬用と一部の競輪用のものとは
サイズが同じである。また、印刷されたマークの位置
も、マーク位置の縦間隔と横間隔という観点に着目する
と数種類のタイプに分類でき、例えば競馬用の一部のも
のと競輪用の一部のものとは同じタイプに属し、同様に
競馬用の他の一部のものと競輪用の他の一部のもの或い
は競艇用の一部のものとは同じタイプに分類できる。
【0021】この実施例では、レース競技の如何に拘わ
らず、同じサイズであり、同じタイプのものであればマ
ーク記入位置の異なる複数種類のマークカードに共通し
て使用できるよう、マーク記入孔2は縦横それぞれ所定
の間隔で均一にマスクプレート1に設けている。即ち、
マスクプレート1には縦横それぞれ所定の間隔で升目状
にマーク記入孔2が穿孔されており、例えば馬券購入時
には記入が不要な位置にもマーク記入孔2が穿孔されて
いる。
【0022】尚、この例では複数種類のマークカードに
共用できるようにマーク記入孔2を設けたものを示した
が、競馬用、競輪用、競艇用それぞれ専用のマーク記入
孔2を設けたものでもよい。
【0023】マスクプレート1の材質は、この下側に置
かれるマークカードの印刷が見えるように透明なものが
好ましく、また、マーク記入孔2にペン先を挿入してマ
ークを記入する際、マーク記入孔2に沿って塗りつぶせ
ば確実に記入できるようにある程度の硬さを有するもの
が好ましい。更に、取り扱い易さや耐久性の面からある
程度柔軟性のある丈夫なものが好ましい。このような条
件を満たすものであれば、特に限定されるものではない
が、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、メタクリル樹脂
等の合成樹脂を好適に用いることができる。また、マス
クプレート1の厚さは、特に制限されないが、扱い易さ
から1mm程度が好ましい。
【0024】また、マスクプレート1には開閉動作をす
る際に便利なように指掛け用の凹部4を設けることによ
り、更に取り扱いやすくなる。尚、この凹部4は、図1
に示すようにマスクプレート1のほぼ中央に位置しても
よいし、図2に示すように中央からはずれた位置に設け
てもよい。また、マーク記入孔2の妨げにならない程度
の大きさであれば、特にその大きさについての制約はな
い。
【0025】カード容器5は、図3及び図4に示すよう
に、方形の底板51と、その下辺52a及び両側辺52
b、52cに板状に形成されたカード保持枠52とから
なり、両側辺のカード保持枠52b、52cの下部には
カード容器の厚み方向(図3中矢印で示す)に長く形成
された軸受孔6が向かいあって設けられている。
【0026】更に、本発明のマークカードホルダーにお
いてはカード容器5の底板51上辺部にはマークカード
の脱落を防止するストッパー7が形成され、またカード
容器5の両側辺に設けられたカード保持枠52b、52
cにはマスクプレート1を閉状態に係止する突起8が形
成されている。
【0027】図4(b)のカード容器5の側面図に示す
ように、ストッパー7はカード容器5の底板51に一体
に形成されており、底板51に対してわずかに突出して
いる。このストッパー7は挿入されたマークカードが、
開放されているマークカードホルダー上部から脱落する
のを防ぐためのものであり、このため十分な大きさであ
ればよく、あまり大きすぎるとマークカードの出し入れ
の障害となる。具体的には、1mm程度の幅で、カード
容器5の底板に対して0.5〜1mm程度突出していれ
ばその機能を果たす。
【0028】また、図4(a)の正面図に示すように、
突起8は両側辺に設けられたカード保持枠52b、52
cに一体的に、ほぼ対称に形成されている。この突起8
はマスクプレート1をカード容器5に対して係止するた
めのものであり、わずかにカード保持枠52b、52c
から突出していればこの機能を果たすことができ、あま
り大きくはみ出すとマスクプレート1を閉じるときに却
って妨げとなる。具体的には数mmの幅で、カード保持
枠から0.1〜0.5mm突出していれば十分である。
また、突起8はこの実施例に示すように各側辺に1つで
もよいが、マスクプレート1の開閉操作を妨げない範囲
で各側部に2つ以上設けてもよい。
【0029】このカード容器5は、マークカードホルダ
ーの外形を形成し、マークカードの損傷を防止して収
容、保持すると共に、マークカード記入の際の下敷きと
しての役割をも果たすことから、ある程度の強度及び硬
さを有する材質のものが好ましい。以上の機能を果たし
得るものなら特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、メタクリル樹脂等の合成樹脂を
好適に用いることができる。
【0030】また、カード容器5には、マークカードを
出し入れするときの操作性をよくするため、小穴9や指
掛け凹部10を設けてもよい。尚、マスクプレート1を
カード容器5に対して閉じた場合に、図4(a)に2点
鎖線で示すように、マスクプレート1の凹部4と、カー
ド容器5の凹部10との位置が重なるように設けること
が取扱易さの点から好ましい。
【0031】本発明のマークカードホルダーは、図1に
示すように、上記のマスクプレート1とカード容器5と
を、マスクプレート1の軸部3をカード容器5の軸受孔
6に嵌合させることにより構成される。
【0032】この実施例では、軸部3及び軸受孔6から
なる嵌合部がマークカードホルダーの下部に設けられて
いるため、この軸を回転中心にしてマスクプレート1上
部が開閉可能となる。マスクプレート1を開放するとカ
ード容器5上部が開放され、ここからマークカードを挿
入する。これにより、マークカードの出し入れが容易に
行える。
【0033】マスクプレート1をカード容器5に対して
閉じるとき、両側辺に設けられたカード保持枠52b、
52cに設けられた突起8によりわずかに抵抗を感じる
が、前述のように突起8は非常に小さく、またマスクプ
レート1もある程度柔軟性を有することから、実用上開
閉操作の妨げとはならない。同時に、突起8はマスクプ
レート1を係止するので、いったん閉じたマスクプレー
ト1は人間等が若干の力を加えてやらない限り安易に開
放されることはない。
【0034】マークカードを挿入してマスクプレート1
を閉じると、軸受孔6はカード容器5の厚み方向に対し
て長く形成されているため、マスクプレート1から突出
した軸部3はこの範囲で自由に移動でき、マークカード
の枚数に応じてカード容器5の底板51とマスクプレー
ト1との間隔は自在に調節される。このため、マスクプ
レート1はいつもマークカードに確実に接触できるの
で、マーク記入が正確にできると共に、マークカードが
容易に抜け落ちるのも防止できる。
【0035】また、挿入されたマークカードはストッパ
ー7により上方へ抜け出ることを阻止される。このた
め、マークカードの脱落が防止されると共に、正確な記
入が容易となる。
【0036】更に、使用可能なマークカードの横幅はカ
ード容器5の横幅により限定されるが、縦方向の長さに
ついては異なるものを使用でき、マークカードホルダー
の縦方向の長さより短いサイズのマークカードであって
も上部が開閉できることから何ら支障なく使用できる。
【0037】次に、本発明の別の実施例を図5を用いて
説明する。この実施例のマークカードホルダーも上記の
実施例同様マスクプレート1’と、カード容器5’とか
らなるが、カード容器5’の底板51’には一方の側辺
52a’及び上下両辺52b’、52c’からなるカー
ド保持枠52’が設けられている。また、上記実施例と
同様に軸部3’と軸受孔6’とが嵌合しているが、軸部
3’はマスクプレート1’の上下両辺の側部に対称に形
成され、軸受孔6’は上下両辺に設けられたカード保持
枠の側部52b’、52c’に向かい合って設けられて
いるため、横開きとなる。また、上記と同様マークカー
ドの脱落を防止するストッパ7’がカード容器5’の開
放側(カード保持枠52a’を有しない側)の側辺部に
設けられており、上記同様マスクプレート1’を係止す
る突起8’が上下両辺に設けられたカード保持枠52
b’、52c’にそれぞれ設けられている。
【0038】また、マスクプレート1’及びカード容器
5’には上記の実施例同様の材質のものを用いることが
できる。
【0039】この実施例では、マスクプレート1’の開
閉動作の回転中心となる軸が、マークカードホルダー側
方になるため、マスクプレート1’は横開きの態様とな
るが、マークカードの出し入れや記入についての操作性
の良さは上記実施例と同様である。尚、この実施例で
は、左側を嵌合部として右開きの例を示したが、右側に
嵌合部を設けて左開きにしてもよく、更に、嵌合部をカ
ード保持枠のない方の側部に設けてもよい。
【0040】また、横開きであることから、この実施例
のマークカードホルダーは上下の長さが同じで横幅の異
なるマークカードにも対応させて適用することができ
る。例えば、横幅の長いサイズのマークカードを使用す
る場合には、このマークカードホルダーをそのまま用い
ればよく、一方、横幅の短いサイズのマークカードにつ
いて使用する場合には、カード容器5’の側辺に設けら
れたカード保持枠52a’にマークカードの側端をそろ
えて使用すればよい。このようにすることにより、数種
類のサイズのマークカードに対応することができる。
【0041】この場合、各サイズに対応する位置にガイ
ド機能を設けてもよく、例えば、カード容器5’にマー
クカードを固定しておくためのプレートを挟み込んだ
り、或いはマスクプレート1’の裏面またはカード容器
5’の底板51’等にマークカードのサイズに応じてわ
ずかな突起を設けることにより実現できる。これによ
り、短いサイズのマークカードを記入する際にもずれる
ことなく正確に記入できる。
【0042】以上の実施例では、カード容器5の横方向
の内寸とマスクプレート1の横幅がほぼ等しいものを示
したが、この2つの大きさは必ずしも同じでなくてよ
い。例えば、図6に示すように、マスクプレート1の横
幅を小さくしてもよく、この場合、マスクプレート1は
カード容器5の右側或いは左側に寄せて使用する。この
ようにすることにより、マスクプレート1をカード容器
5の右端に寄せて使用する場合(図6(a))と、左端
に寄せて使用する場合(図6(b))とでは、異なった
位置にマークを記入することができる。従って、マーク
記入位置の異なる2種類のマークカードへの記入が可能
となる。この場合、マスクプレート1のスライドにより
軸部3が軸受孔6から脱離しないように少し長めにする
必要がある。横開きのタイプ(図5)についても同様な
ものとすることができ、カード容器5’の上下方向の内
法より小さな上下幅のマスクプレート1’を、上下にス
ライドさせて使用することもできる。
【0043】また、以上の実施例では、ペン先挿入用の
マーク記入孔をマスクプレートにのみ設けた場合につい
て説明したが、マーク記入孔はカード容器の底板にも設
けることができる。これにより、マークカードの表裏い
ずれにも記入することが可能となる。マークカードの表
と裏とでマークの位置が異なる場合には、例えば表面記
入用としてマスクプレートを用い、裏面記入用としてカ
ード容器底板を用いることとし、それぞれに対応したマ
ーク記入孔を設けることにより対応できる。このように
両面にマーク記入孔を設ける場合は、マスクプレートだ
けでなく、カード容器の底板も透明な材質のものを用い
る必要がある。
【0044】更に、複数枚のマークカードがマークカー
ドホルダーの中に入っている場合には、1枚のマークカ
ードにつき表面を記入した後、そのマークカードを一度
取り出して、最も底に再度入れ直す必要がある。この場
合、一番下に入れやすいように、底板の内側にわずかな
突起を設けておくことが好ましい。これにより、挿入さ
れている一番下のマークカードと底板との間にわずかな
間隙ができるため、再度挿入するマークカードを他のマ
ークカードの間に誤って入れることを防ぐことができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマークカー
ドホルダーによれば、競馬、競輪、競艇等においてマー
クカードリーダで処理されるあらゆるマークカードにつ
いて、迅速かつ正確に記入することが可能になる。ま
た、携帯に便利であり、いかなる場所でも容易に使用で
き、例えば、筆記机等がない状態でも、確実にマークカ
ードに記入できるうえ、マークカードの損傷を防止でき
る。このようなマークカードホルダーは、複数種類のマ
ークカードに共通して使えるようにペン先挿入用の小窓
を設けることにより、更に利便性の高いものとなる。
【0046】また、横開きタイプのマークカードホルダ
ーは様々な横サイズのマークカードについて一つのマー
クカードホルダーで対応できる。
【0047】更に、マーク記入用の小窓を表面のマスク
プレートだけでなく、裏面のカード容器底板にも設ける
ことにより、表裏両面に記入の必要なマークカードにも
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマークカードホルダーの1実施例を示
した斜視図。
【図2】本発明のマークカードホルダーのマスクプレー
トを示す図。
【図3】本発明のマークカードホルダーのカード容器の
斜視図。
【図4】カード容器の(a)は正面図、(b)は側面
図。
【図5】本発明のマークカードホルダーの他の実施例を
示した斜視図。
【図6】本発明のマークカードホルダーの更なる実施例
を示した図で、(a)はマスクプレートを右端に寄せた
状態を、(b)は左端に寄せた状態を示した図。
【符号の説明】
1、1’・・・・・・マスクプレート 2・・・・・・マーク記入孔(ペン先挿入用小窓) 3、3’・・・・・・軸部 5、5’・・・・・・カード容器 51、51’・・・・・・底板 52a・・・・・・下辺板 52b、52c・・・・・・両側辺板 52a’・・・・・・1の側辺板 52b’、52c’・・・・・・上下辺板 6、6’・・・・・・軸受孔 7、7’・・・・・・ストッパー 8、8’・・・・・・突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な方形板材からなり、マークカードリ
    ーダにて処理されるマークカードへの記入時にペン先を
    挿入するための多数の小窓が設けられ、両側辺にそれぞ
    れ対称に軸部が形成されたマスクプレートと、底板並び
    に下辺板及び両側辺板からなり、前記両側辺板にそれぞ
    れ前記マスクプレートの前記軸部が嵌合する軸受孔が形
    成されたカード容器とからなり、前記軸受孔と前記軸部
    との嵌合部を回転軸として、前記マスクプレートを前記
    カード容器に対して開閉可能であるマークカードホルダ
    ーであって、 前記嵌合部は前記両側辺板の下辺板側に位置し、 前記カード容器は、前記カード容器の前記底板上辺部に
    マークカードの脱落を防止するストッパーが形成される
    と共に、前記カード容器の前記両側辺板にはそれぞれ前
    記マスクプレートを閉状態に係止する突起が形成された
    ことを特徴とするマークカードホルダー。
  2. 【請求項2】透明な方形板材からなり、マークカードリ
    ーダにて処理されるマークカードへの記入時にペン先を
    挿入するための多数の小窓が設けられ、上下両辺にそれ
    ぞれ対称に軸部が形成されたマスクプレートと、底板並
    びに上下辺板及び1の側辺板からなり、前記上下辺板に
    それぞれ前記マスクプレートの前記軸部が嵌合する軸受
    孔が形成されたカード容器とからなり、前記軸受孔と前
    記軸部との嵌合部を回転軸として、前記マスクプレート
    を前記カード容器に対して開閉可能であるマークカード
    ホルダーであって、 前記嵌合部は前記上下辺板の側部に位置し、 前記カード容器は、前記カード容器の前記底板の前記側
    辺板を有しない側辺部にマークカードの脱落を防止する
    ストッパーが形成されると共に、前記カード容器の前記
    上下辺板にはそれぞれ前記マスクプレートを閉状態に係
    止する突起が形成されたことを特徴とするマークカード
    ホルダー。
  3. 【請求項3】前記カード容器に設けられた前記軸受孔が
    前記カード容器の厚み方向に長く形成されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のマークカードホルダ
    ー。
  4. 【請求項4】前記カード容器の前記底板に、マークカー
    ドリーダにて処理されるマークカードへの記入時にペン
    先を挿入するための多数の小窓を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至3いずれか1項記載のマークカードホル
    ダー。
  5. 【請求項5】前記マスクプレート又は/及び前記カード
    容器の前記底板に、縦横それぞれ所定の間隔で前記小窓
    を均一に設けたことを特徴とする請求項1乃至4いずれ
    か1項記載のマークカードホルダー。
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