JPH1027741A - ウエハの薬液処理装置およびその方法 - Google Patents

ウエハの薬液処理装置およびその方法

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JPH1027741A
JPH1027741A JP18199896A JP18199896A JPH1027741A JP H1027741 A JPH1027741 A JP H1027741A JP 18199896 A JP18199896 A JP 18199896A JP 18199896 A JP18199896 A JP 18199896A JP H1027741 A JPH1027741 A JP H1027741A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハが大口径されても、設置面積の小さい
薬液処理装置を実現でき、かつウエハ面内均一性良く薬
液処理できる。 【解決手段】 薬液処理装置としての現像装置1は、薬
液として現像液11aが満たされた第1処理槽11と、
薬液としてリンス液12aが満たされた第2処理槽12
と、第1処理槽11内の現像液11a、第2処理槽12
内のリンス液12a中に浸漬させるウエハ2を、その表
面が現像液11a、リンス液12の液面に対して略垂直
な状態で保持するための保持部13と、保持部13を支
持し、かつこの保持部13を現像液11a、リンス液1
2の液面に対して昇降させる昇降部15と、保持部13
に設けられてなり、かつ保持部13に保持されたウエハ
2の上下が反転するように保持部13を反転させる反転
部14と、昇降部15による昇降と反転部14による反
転とを制御する制御部18とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路か
らなる半導体装置の製造に用いられるウエハの薬液処理
装置およびウエハの薬液処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウエハの薬液処理装置としては、ウエハ
上に塗布され、パターン露光されたレジストを現像する
ためのレジストの現像装置が知られている。この現像装
置には、一度に複数枚のウエハを処理するバッチ式のも
のと、ウエハを1枚ずつ処理する枚葉式のものとがあ
る。前者のバッチ式のものとしては、複数枚のウエハを
ウエハカセットに収め、これらウエハをウエハカセット
ごと現像液中に浸漬させることにより現像を行うディッ
プ方式の装置があり、また後者の枚葉式のものとして
は、例えばウエハ上に現像液を盛り、そのウエハを静止
させた状態で現像を行うパドル方式の装置が知られてい
る。
【0003】ところで、ウエハに形成される半導体集積
回路のパターンの最小加工寸法は、年々縮小化されてお
り、今や0.25μmに達している。よって、半導体集
積回路のパターン加工を担うリソグラフィプロセスで
も、ウエハ面内にて均一性良く上記寸法を達成すること
が必要になっている。また半導体集積回路の製造では、
ウエハ1枚あたりから得られるチップ数が多い方が生産
性などの点で有利であるため、ウエハを、現在主流にな
っている8インチから12インチへと大口径化すること
が予定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の現像
装置は、ウエハが大口径化されると以下のような不具合
が生じる。例えばディップ方式の現像装置の場合には、
ウエハが大口径化されると、現像液を満たしておく処理
槽が大型化され、パドル方式の現像装置の場合には、現
像処理に際してウエハの周りを囲むカップが大型化され
る。このため、現像装置の設置に必要な面積が増大し
て、現像装置を設置するクリーンルームの拡大が必要に
なり、クリーンルームの清浄度の維持が非常に煩雑にな
る。またこのことに要するコストも増大する。半導体装
置の製造に用いる酸化炉などでは、このような問題を回
避するために横型炉から縦型炉への転換が進みつつあ
る。しかしながら、塗布装置や現像装置では、加熱炉に
関して積層型にするなどの開発が進められているもの
の、処理槽などに関していまだ十分な対策が講じられて
いない。
【0005】またディップ方式の現像装置では、ウエハ
が大口径化されるとウエハ1枚を露光処理する時間も長
くなるため、複数枚のウエハをウエハカセットに収める
までに長時間を要する。その結果、タクトタイムが非常
に長くなり、かえって生産性が悪いものになる。また、
複数枚のウエハをウエハカセットに収めるまでに長時間
を要すると、ウエハ上に形成されているレジスト膜が化
学増幅型のレジストである場合には、ウエハカセットに
最初の方で収めたウエハと最後の方で収めたウエハとで
反応に差が生じて、ウエハ間でパターン寸法が不均一に
なるおそれがある。
【0006】パドル方式の現像装置では、枚葉処理のた
め、上記したディップ方式のような問題が発生せず、生
産性などの点で有利である。しかしながら、ウエハが大
口径になると1度に現像処理する面積が大きくなるた
め、現像液がウエハ上に供給されてからその現像液がウ
エハ全面に行き渡るまでに時間差が生じる。この結果、
現像の開始時間がウエハ面内にてばらつく。例えばウエ
ハの中心部でパターン寸法が細くなったり太くなったり
という現象が生じて、ウエハ面内を均一性良く現像する
ことが困難になる。
【0007】また従来のパドル方式の装置では、ウエハ
上に十分な量の現像液が盛られていないことがある。そ
のため、ウエハ上のレジスト膜が現像のローディング効
果を強く受けるタイプのレジスト、例えば化学増幅型レ
ジストである場合には、パターンの疎密差によって、設
計寸法が同一のパターンであっても寸法の均一性が良好
でなくなることがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウエハの薬
液処理装置は、薬液が満たされた処理槽と、この処理槽
内の薬液中に浸漬させるウエハを、その表面が処理槽内
の薬液面に対して略垂直な状態で保持するための保持部
と、保持部を支持し、かつこの保持部を処理槽内の薬液
面に対して昇降させる昇降部と、保持部に設けられな
り、かつこの保持部に保持されたウエハの上下が反転す
るように保持部を反転させる反転部と、昇降部による昇
降と反転部による反転とを制御する制御部とを備えてい
ることを特徴とする。
【0009】本発明に係るウエハの薬液処理方法は、ま
ず処理槽の上方に、表面を処理槽内に満たされた薬液面
に対して略垂直になるようにしてウエハを位置させ、次
いでウエハを薬液面に向けて下降させてウエハを薬液中
に浸漬させ、ウエハの表面を処理し、その後、ウエハの
上下を反転させるとともにウエハを上昇させて薬液中か
ら引き上げることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る他のウエハの薬液処理
方法は、まず処理槽の上方に、表面を前記薬液面に対し
て略垂直になるようにしてウエハを位置させ、次いでウ
エハを薬液面に向けて下降させて、このウエハを薬液中
に浸漬させ、ウエハの表面を処理し、その後、薬液中の
ウエハを上昇させて、このウエハを薬液中から引き上げ
る。そのウエハを下降させる際およびウエハを上昇させ
る際には、ウエハが薬液に接する時点とウエハが薬液中
から外部に臨む時点とでウエハの上下が反転するように
ウエハを回転させることを特徴とする。
【0011】本発明に係る薬液処理装置では、保持部に
保持されたウエハの表面を処理槽内の薬液面に対して略
垂直にした状態で、昇降部が保持部を薬液方向に向けて
下降させる。また昇降部が、その状態で保持部を薬液中
から上昇させる。よって、保持部とともにウエハが下降
して、ウエハの表面全体が速やかに薬液中に浸漬され、
また薬液中から保持部とともにウエハが上昇して、ウエ
ハが速やかに引き上げられる。またウエハを下降させる
際やウエハを上昇させる際に、反転部が、保持部に保持
されたウエハを反転させる。この結果、ウエハが薬液に
接する時点とこのウエハが薬液中から外部に臨む時点と
でウエハの上下が反転される。また制御部を備えている
ため、このような動作が自動的に行われる。さらに、処
理槽内の薬液面に対して表面が略垂直な状態でウエハが
薬液中に浸漬され、引き上げられるため、処理槽の幅が
非常に小さくて済むことになる。
【0012】本発明に係る薬液処理方法では、ウエハの
表面を薬液面に対して略垂直にした後、ウエハを薬液面
に対して下降させてウエハを薬液中に浸漬させるので、
ウエハの表面全体が速やかに薬液中に漬かる。またウエ
ハの上下を反転させるとともにウエハを上昇させるの
で、ウエハ面内にて薬液に接触する時間がばらつかな
い。また、表面を処理槽内の薬液面に対して略垂直にし
た状態でウエハを薬液中に浸漬させ、引き上げるため、
処理槽の幅が非常に小さくて済むことになる。
【0013】本発明に係る他の薬液処理方法では、ウエ
ハの表面を薬液面に対して略垂直にした後、ウエハを薬
液面に対して下降させてウエハを薬液中に浸漬させるの
で、ウエハの表面全体が速やかに薬液中に漬かる。また
ウエハを下降させる際およびウエハを上昇させる際に、
ウエハを回転させて、ウエハが薬液に接する時点とウエ
ハが薬液中から外部に臨む時点とでウエハの上下を反転
させるため、ウエハ面内にて薬液に接触する時間がばら
つかない。また、表面を処理槽内の薬液面に対して略垂
直にした状態でウエハを薬液中に浸漬させ、引き上げる
ため、処理槽の幅が非常に小さくて済むことになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るウエハの薬液
処理装置およびウエハの薬液処理方法の実施の形態を図
に基づいて説明する。なお、本実施形態では、レジスト
の現像装置および現像方法に本発明を適用した例につい
て述べる。図1は第1実施形態に係る現像装置を説明す
る図であり、(イ)は概略構成図、(ロ)は(イ)の要
部拡大図である。また図1では、現像処理するウエハを
保持した状態を示してある。この現像装置1は、第1処
理槽11、第2処理槽12、第3処理槽(図示略)、ウ
エハ2用の保持部13、保持部13を反転させる反転部
14、保持部13を回動させる回動部15、保持部13
を昇降させる昇降部16、昇降部16を水平移動させる
水平移動部17およびこれら保持部13、反転部18、
回動部15、昇降部16、水平移動部17を制御する制
御部18を備えて構成されている。
【0015】第1処理槽11は、例えば箱型の現像槽か
らなるもので、現像処理するウエハ2とこれを保持する
保持部13とを内部に収めることができる大きさに形成
されている。例えば第1処理槽11は、その高さHおよ
び長さLが、ウエハ2の直径より大きい寸法に形成さ
れ、幅Wが保持部2の厚みより大きい寸法に形成されて
いる。この第1処理槽11には、薬液である現像液11
aを第1処理槽11内部に供給する供給部(図示略)が
接続されているとともに、第1処理槽11内の現像液1
1aを排出する排出部(図示略)が設けられている。ま
た第2処理槽12は、例えば第1処理槽11と同じ大き
さの箱型のリンス槽からなるもので、第1処理槽11と
同様、薬液であるリンス液12aの供給部(図示略)が
接続されているとともに、リンス液12aの排出部(図
示略)が設けられている。
【0016】そして供給部によって、第1処理槽11に
は現像液11aが、第2処理槽12にはリンス液12a
がそれぞれ満たされた状態となっている。また第1処理
槽11内の現像液11aは、現像処理が行われた後、次
の現像処理が行われる間に、供給部および排出部によっ
て全部または一部が交換されるようになっており、第2
処理槽12a内のリンス液12aは、リンス処理中また
はリンス処理が行われた後、次の現像処理が行われる間
に、全部または一部が交換されるようになっている。
【0017】また通常、現像液11aはアルカリ性であ
り、空気中の炭酸ガスなどの酸化性のガスによって濃度
変化を起こす場合がある。よって、第1処理槽11は、
その内部の現像液11aの濃度変化を防止するために、
現像処理が行われない時に第1処理槽11の上部に蓋を
する開閉機構(図示略)と、蓋をした状態で第1処理槽
11の内部を酸化性ガスを含有しない気体で置換するパ
ージ機構(図示略)とを備えている。第3処理槽は、平
面視略円形のスピンカップからなるもので、リンス処理
後のウエハ2をスピン乾燥させるためのスピン部が設け
られている。これら第1処理槽11、第2処理槽12、
第3処理槽は、昇降部16の移動方向に沿って略直線状
に並んで設けられているとともに、互いに近接して配置
されている。
【0018】保持部13は、現像処理するウエハ2を第
1処理槽11内の現像液11aや第2処理槽12内のリ
ンス液12aの液面に対して略垂直に保持するためのも
ので、アーム13a、ハンド13bおよび駆動源(図示
略)とから構成される。アーム13aは例えば逆L字状
をなし、その先端にハンド13bが設けられている。ハ
ンド13bは、ウエハ2の周縁を両側から挟み込む状態
で保持するものであり、駆動源の駆動によってウエハ2
を保持し、またこの保持を解消するようになっている。
この保持部13は、現像液11aやリンス液12aなど
に対して耐薬品性を有し、しかもウエハ2との接触によ
りパーティクルなどが発生しにくい材料、例えばフッ素
系の材料で形成されている。上記保持部13には、反転
部14と回動部15とが設けられている。
【0019】反転部14は、ウエハ2の表面が現像液1
1aやリンス液12aの液面に対して略垂直に保持され
た状態において、そのウエハ2の上下が反転するように
保持部13を反転させるためのものである。例えば図1
(ロ)に示すように、連結棒14aと、ピン14bと、
駆動源(図示略)とから構成されている。連結棒14a
は、保持部13のアーム13aとハンド13bとの間に
介装されて、これらを連結するもので、一端がハンド1
3bに固定されている。また他端が、ハンド13bに保
持されたウエハ2の略中心位置にて、ピン14bにより
アーム13aと接続されている。なお連結棒31bの他
端は、ピン14bに固定された状態になっている。駆動
源は例えば回転モータからなり、この回転軸に上記ピン
31固定されている。もしくは、上記回転軸がピン31
を兼ねたものであってもよい。またこの場合、アーム1
3aが例えば筒状をなしており、駆動源は外部に露出し
ないようアーム13aの内部に収容されている。
【0020】この反転部14では、駆動源の駆動により
回転軸が回転すると、これに伴って連結棒14aがピン
14bを中心にして回転する。そして、このことによっ
てンド13bがピン14bを中心にして回転する。よっ
て、ハンド13bにウエハ2が、例えば第1処理槽11
内の現像液11aの液面に対して表面が略垂直となるよ
うに保持されている場合には、駆動源が駆動すると、ウ
エハ2の上下が反転されるようになっている。
【0021】回動部15は、保持部13に保持されたウ
エハ2の表面が、第1処理槽11内の現像液11aの液
面や、第2処理槽12内のリンス液12aの液面に対し
て略垂直になるように保持部13を回動させるものであ
る。例えば回転モータからなり、保持部13のアーム1
3aの後端側に、回転モータの回転軸とアーム13aの
後端とを連結した状態で設けられている。そして、回転
軸の回転により、アーム13aの長さ方向を軸にして保
持部13を回動させることによって、保持部13に保持
されたウエハ2が回転するようになっている。なお、例
えば回転モータの回転軸自身でアーム13a自体を構成
することも可能である。
【0022】昇降部16は、保持部13のアーム13a
を支持するとともに、保持部13を第1処理槽11内の
現像液11aの液面や、第2処理槽12内のリンス液1
2aの液面に対して昇降させるものである。ここでは、
昇降部16は回動部15を介してアーム13aを支持し
ており、回動部15と保持部13とを昇降させるように
なっている。また例えば昇降部16は、水平方向に対し
て略垂直に立設されかつ回動部15を固定したシリンダ
16aと、シリンダ16aを昇降させる駆動源(図示
略)とから構成されている。なお、例えば上記シリンダ
16aの長さ方向に沿ってラックアンドピニオン機構の
ラック(図示略)を設けて、このラックに回転部14を
固定し、ラックと噛み合うピニオンおよびこれを回動さ
せる駆動源(いずれも図示略)を設けることにより、昇
降部16を構成することも可能である。
【0023】水平移動部17は、上記した昇降部16を
支持しかつ水平方向に移動させるもので、例えば第1処
理槽11、第2処理槽12、第3処理槽の配列方向に沿
って設けられたレール17aと、レール17a上を走行
する車輪および車輪を駆動する駆動源を備えた本体17
bとからなっている。なお、ここでは例えばレール17
aは、現像処理の前の工程、すなわちレジストのパター
ン露光後の熱処理(post-exposure bake; PEB)工程
が行われる位置から、現像処理の次の熱処理工程が行わ
れる位置まで設けられている。
【0024】制御部18は、保持部13の駆動源、反転
部14の駆動源、回動部15の回転モータ、昇降部16
の駆動源、水平移動部17の駆動源に接続されてそれぞ
れを制御するものである。この制御部18による制御に
よって、ハンド13bによるウエハ2の保持、保持部1
3の回動および反転、保持部13の昇降、昇降部16の
水平移動が自動的に行われるようになっている。
【0025】次に、上記現像装置1を用いたウエハ2表
面のレジストの現像方法に基づき、本発明の薬液処理方
法の第1実施形態を図2を用いて説明する。まず表面に
レジストが塗布され、パターン露光、熱処理が行われた
ウエハ2を現像処理するにあたり、図2のステップ1
(以下、ステップをSTと記す)に示すように、昇降部
16を熱処理工程位置まで移動させて現像処理するウエ
ハ2を保持部13に保持させる。なお、ウエハ2を保持
させる際には、保持部13のアーム13aおよび反転部
14がウエハ2の裏面側に位置するようにする。通常、
この状態では、ウエハ2の表面が第1処理槽11内の現
像液11aの液面と反対の側、つまり上方向に向いてい
る。
【0026】次いで、第1処理槽11の位置まで昇降部
16を移動させて、保持部13に保持されたウエハ2を
第1処理槽11の上方に位置させる。そして、保持部1
3の回動によってウエハ2を回動させて、ウエハ2の表
面を現像液11aの液面に対して略垂直な状態にする。
またはウエハ2を回動させつつ、ウエハ2を第1処理槽
11の上方に位置させる。(ST2)。続いて、保持部
13を下降させることにより、ウエハ2を現像液11a
の液面に向けて下降させ、その液面に対して表面を略垂
直にした状態でウエハ2を速やかに現像液11aに浸漬
させて、ウエハ2の表面を処理する(ST3)。
【0027】所定時間が経過した後、現像液11a中
で、その液面に対して略垂直に保持されているウエハ2
の上下を反転部14により速やかに反転させる。そして
保持部13の上昇により現像液11a中のウエハ2を上
昇させ、現像液11a中から速やかに引き上げる。また
はウエハ2の上下を反転させつつ、ウエハ2を現像液1
1a中から速やかに引き上げる(ST4)。
【0028】そして、第2処理槽12の位置まで昇降部
16を移動させて、第2処理槽12の上方にウエハ2を
位置させる。このとき、ウエハ2の表面は、第2処理槽
12内のリンス液12aの液面に対して略垂直な状態に
保持される(ST5)。次いで、ST3と同様にしてウ
エハ2をリンス液12aの液面に向けて下降させ、その
液面に対して略垂直にした状態でウエハ2を速やかにリ
ンス液12a中に浸漬させて現像を停止させ、ウエハ2
の表面をリンスする(ST6)。このリンス処理では、
大量のリンス液12aでウエハ2をリンスした方が、ウ
エハ2に付着している現像液11aを確実に除去できる
ため、リンス液12aを高速で交換することが望まし
い。
【0029】リンスを行った後は、現像の際と同様にし
て、リンス液12a中で、その液面に対して略垂直に保
持されているウエハ2の上下を反転部14により速やか
に反転させた後、回動部15および保持部13の上昇に
よってウエハ2を上昇させ、リンス液12a中から速や
かに引き上げる。またはウエハ2の上下を反転させつ
つ、ウエハ2をリンス液12a中から速やかに引き上げ
る(ST7)。
【0030】次に、第3処理槽の位置まで昇降部16を
移動させるとともに保持部13の回動によってウエハ2
を回動させて表面を上方向に向け、スピン部上にウエハ
2を載置する。そして、スピン乾燥によりウエハ2に付
着しているリンス液を除去し、乾燥させる(ST8)。
以上の工程によって、ウエハ2表面のレジストの現像処
理を終了する。
【0031】このように第1実施形態の現像方法によれ
ば、表面を現像液11a、リンス液12aの液面に対し
て略垂直にしてウエハ2を現像液11a、リンス液12
aに漬けるので、現像処理に際して用いる第1処理槽1
1、第2処理槽12の幅を非常に小さく設定することが
できる。この結果、従来のものに比べて設置面積の非常
に小さい現像装置1を実現することができる。また、ウ
エハ2が大口径化されても、第1処理槽11、第2処理
槽12の高さおよび長さの寸法が若干大きくなるだけで
済むため、設置面積がほとんど増えない。したがって、
ウエハ2の大口径化に伴う現像装置1の設置面積の増大
を防止でき、このことによりクリーンルームの拡大を抑
制できるので、クリーンルームの清浄度を容易に維持す
ることができる。またそれに要するコストも削減するこ
とができる。
【0032】また上記現像方法によれば、ウエハ2の表
面を現像液11a、リンス液12aの液面に対して略垂
直にした状態で、速やかに現像液11a、リンス液12
aに漬けるので、ウエハ2が大口径のものであっても、
ウエハ2の面内にて均一に現像を開始させ、停止させる
ことができる。また、現像液11a中にウエハ2を浸漬
させて現像することから、ウエハ2の表面全体に十分な
量の薬液が行き渡る。このため、現像処理するレジスト
が、表面難溶化が強く、したがって現像のローディング
効果を受けやすいタイプのものであっても、パターンの
疎密差の影響を受けることなく、設計寸法が同一のパタ
ーンをウエハ2の面内にて均一な寸法に現像することが
できる。
【0033】さらにウエハ2が、現像液11a、リンス
液12aに浸漬された時点に対して上下が反転されてこ
れらの液中から引き上げられるので、ウエハ2面内にお
いて現像液11a、リンス液12aに接する時間をほぼ
一定にすることができる。したがって、この現像方法に
よれば、ウエハ2が大口径のものであっても、現像のウ
エハ2面内均一性に優れたリソグラフィプロセスを実現
することができる。
【0034】また第1実施形態の現像装置1にあって
は、回動部15および昇降部16を備えていることか
ら、ウエハ2の表面を現像液11a、リンス液12aの
液面に対して略垂直にし、この状態でウエハ2を現像液
11a、リンス液12aに速やかに浸漬させることがで
きるとともに、反転部14を備えていることから、ウエ
ハ2の上下を反転させて現像液11a、リンス液12a
中から引き上げることができる。よって、上記した現像
方法を実現することができ、しかも大口径ウエハ2であ
っても、第1処理槽11、第2処理槽12を従来のもの
に比べて設置面積の非常に小さいものとすることができ
るので、この現像装置1によれば、上記した現像方法と
同様の効果を得ることができる。
【0035】さらに現像装置1は、水平移動部17を備
えていることから、現像、リンス、乾燥の一連の現像処
理を連続して行うことができ、しかも制御部を備えてい
るため、自動化された現像処理を実施することができ
る。また現像装置1はデッィプ方式の装置であることか
ら、現像液11a、リンス液12aの攪拌、温度調節、
超音波発生装置などの取り付けもパドル方式のものに比
べて簡単に実現することができる。またデッィプ方式は
パドル方式に比較して、現像液11a、リンス液12a
の液量が多いことから、現像装置1では現像液11a、
リンス液12aの温度も容易に一定に保ことができる。
さらに現像装置1はデッィプ方式であることから、現像
中は常にレジストと現像液11aとの反応により溶出し
た溶出物が第1処理槽11内に残っている。このため、
現像を効率良く進めることができるとともに、現像のロ
ーディング効果の低減を図ることができる。
【0036】図3は、第1実施形態に係る現像装置1お
よび現像方法を用いて現像処理を行った場合と、従来の
パドル方式の現像装置を用いて現像処理を行った場合と
のそれぞれについて、ウエハ面内均一性を調べた結果を
示した図である。ここでは、12インチのウエハ上に約
0.7μmの厚みのレジスト、例えば化学増幅型レジス
ト膜を形成した後、12インチのウエハに対応するよう
改造した縮小投影露光装置(開口数NA=0.55 レ
チクル照明系のNAと投影系のNAとの比σ=0.5
5)を利用して露光を行った。
【0037】またパターン露光には、ロジック試作用の
TEGマスクを用い、ゲートアレイ部(以下、ゲートア
レイをG/Aと記す)と単体トランジスタ部(0.25
μm)(以下、トランジスタをTrと記す)との寸法
を、測長SEM(走査型電子顕微鏡)(加速電圧1K
V)を用いて測定した。ただし、SEMにおいては12
インチのウエハに対応するように改造できなかったた
め、ウエハを劈開して測定を行った。なお、25枚のウ
エハを同様に処理し、各ウエハの面内9ヵ所を測定した
が、図3においてはNo.3のウエハの面内均一性と、
25枚のウエハをトータルした面内均一性とを示す。
【0038】図3から、実施形態に係る現像装置1およ
び現像方法を用いて現像処理を行った場合には、従来の
パドル方式による現像に比較して、ウエハ面内均一性良
く現像を行うことができることが明らかである。また実
施形態の現像処理では、従来のパドル方式による現像に
比較して、パターンの疎密差の影響を受けていないこと
が確認される。したがって、この結果からも明らかなよ
うに、上記実施形態に係る現像装置1および現像方法よ
れば、ウエハが大口径であっても、ウエハ面内にて均一
性良く現像を行うことができる。
【0039】なお、上記実施形態の現像方法において、
第1処理槽11内の現像液11a、第2処理槽12内の
リンス液12aの交換の際には、現像液11a、リンス
液12aをオーバーフローさせることによって、その一
部を交換することも可能である。特に現像液11の場合
には、オーバーフローによる交換を行うと、液の濃度を
一定に保ち易いという利点がある。
【0040】また上記した現像装置1では、現像を行う
第1処理槽11と、リンスを行う第2処理槽12とを1
つずつ設けているが、複数の第1処理槽11、複数の第
2処理槽12を直線状に近接して配置することも可能で
ある。この場合には、直前の処理に用いた処理槽以外の
処理槽で次の処理を行うようにすることができるので、
現像、リンスの処理と、現像液、リンス液の交換とを効
率良く行うことができ、常に現像液、リンス液を清浄に
保持することができる。また、第1処理槽11、第2処
理槽自体の設置面積が非常に小さくて済むため、これら
を複数設けても、現像装置1の設置面積にほとんど影響
がない。
【0041】次に、この発明の第2実施形態に係る現像
装置および現像方法を図4を用いて説明する。この現像
装置3において上記した現像装置1とは、保持部13の
構成と反転部19の構成とが相違している。すなわち、
この反転部19を備えた現像装置3では、保持部13の
アーム43が、回動部15(図1参照)を介して昇降部
16に支持された第1アーム43aと、この先端に設け
られた第2アーム43bとからなり、第2アーム43a
の先端に現像装置1と同様のハンド13bが設けられて
いる。そして反転部19は、第1アーム43aと第2ア
ーム43bとを連結する回動軸19aと、回動軸19a
を回動させる駆動源(図示略)とから構成されている。
【0042】ここで、回動軸19aには第2アーム43
bが固定されており、駆動源の駆動によって第2アーム
43bが回動軸19aを軸にして回動するようになって
いる。したがって、ハンド13bにウエハ2が保持され
ており、このウエハ2の表面が、例えば第1処理槽11
内の現像液11aの液面に対して略垂直に保持されてい
る場合には、第2アーム43bが回動軸19aを軸にし
て180度回転すると、ウエハ2の上下が反転されるよ
うになっている。なお、回動軸19aは、ウエハ2を現
像液11a、リンス液12aに浸漬させている際に、こ
れらの液に漬からない位置に設けられていると、パーテ
ィクルの発生などの点で有利である。
【0043】このような現像装置3を用いたウエハ2表
面のレジストの現像方法では、第1実施形態の方法と同
様に、ウエハ2の表面を現像液11a、リンス液12a
の液面に対して略垂直にした状態でウエハ2を現像液1
1a、リンス液12a向けて下降させて速やかに浸漬さ
せ、その後、ウエハ2を上昇させて引き上げる。ただ
し、ウエハ2を上昇させる際にウエハ2を反転させる第
1実施形態の方法とは異なり、ウエハ2を下降させる際
およびウエハ2を上昇させる際に、ウエハ2が現像液1
1aやリンス液12aに接する時点と、ウエハ2が現像
液11aやリンス液12aから外部に臨む時点とでウエ
ハ2の上下が反転するように、ウエハ2を回転させる。
【0044】例えば、第2アーム43bを略90度回転
させながらウエハ2を現像液11a、リンス液12aに
浸漬させ、さらに同じ方向に第2アーム43bを略90
度回転させながら現像液11a中、リンス液12a中か
らウエハ2を引き上げる。このような現像方法およびこ
の現像方法を実現できる現像装置3によっても、ウエハ
2面内において現像液11a、リンス液12aに接する
時間をほぼ一定にすることができるので、ウエハ2面内
均一性に優れた現像を行うことができる。また、ウエハ
2の表面を現像液11a、リンス液12aの液面に対し
て略垂直にした状態でウエハ2の現像、リンスを行うの
で、大口径ウエハ2であっても、現像装置3の設置面積
の増大を防止できるなど、第1実施形態と同様の効果を
得ることができる。
【0045】なお、本実施形態では、本発明を現像装置
および現像方法に適用した例を述べたが、本発明はこの
他、洗浄処理装置および洗浄処理方法、ウエットエッチ
ング装置およびウエットエッチング方法など、様々な薬
液処理装置および薬液処理方法に適用できるのはもちろ
んである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る薬液処
理装置によれば、ウエハの表面を処理槽内の薬液面に対
して略垂直にした状態でウエハを薬液中に浸漬させるこ
とができ、このことにより処理槽の幅が非常に小さて済
むので、ウエハが大口径化されても設置面積の小さい現
像装置を実現することができる。したがって、本発明を
用いれば、クリーンルームの拡大を防止でき、クリーン
ルームの清浄性を容易に維持することができる。またそ
れに要するコストの削減を図ることができる。またウエ
ハの表面全体を速やかに薬液中に浸漬させ、引き上げる
ことができるとともに、その際にウエハの上下を反転さ
せることができるので、大口径ウエハであっても、ウエ
ハ面内均一性に優れた現像を行うことができる。さらに
制御部を備えているため、このような薬液処理を自動的
に行わせることができる。
【0047】本発明に係る薬液処理方法によれば、ウエ
ハの表面を処理槽内の薬液面に対して略垂直にした状態
でウエハを薬液中に浸漬させることができるので、幅の
小さな処理槽で薬液処理を行うことができる。また、ウ
エハの表面全体を速やかに薬液中に浸漬させ、引き上げ
るとともに、引き上げの際にウエハの上下を反転させる
ので、薬液処理時間をウエハ面内にて均一とすることが
できる。したがって本発明を用いれば、上記発明装置と
同様、ウエハが大口径化さてれても、設置面積の小さい
薬液処理装置を実現でき、かつウエハ面内にて均一性良
く薬液処理を行うことができるといった効果が得られ
る。
【0048】本発明に係る他の薬液処理方法によれば、
ウエハの表面を処理槽内の薬液面に対して略垂直にした
状態でウエハを薬液中に浸漬させることができるので、
上記発明方法と同様、設置面積の小さい薬液処理装置を
実現できる。また、ウエハの表面全体を速やかに薬液中
に浸漬させ、引き上げるとともに、浸漬の際および引き
上げの際にウエハの上下を反転させるので、薬液処理時
間をウエハ面内にて均一とすることができる。したがっ
て、上記発明装置と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬液処理装置の第1実施形態を説
明する図であり、(イ)は概略構成図、(ロ)は(イ)
の要部拡大図である。
【図2】本発明に係る薬液処理方法の第1実施形態の工
程図である。
【図3】実施形態の処理と従来処理とによるウエハ面内
均一性を調べた結果を示す図である。
【図4】本発明に係る薬液処理装置および薬液処理方法
の第2実施形態の説明図である。
【符号の説明】
1、3 現像装置 2 ウエハ 11 第1処理槽
11a 現像液 12 第2処理槽 12a リンス液 13 保持
部 14、19 反転部 15 回動部 16 昇降部
17 水平移動部 18 制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液が満たされた処理槽と、 該処理槽内の薬液中に浸漬させるウエハを、その表面が
    前記処理槽内の薬液面に対して略垂直な状態で保持する
    ための保持部と、 該保持部を支持し、かつこの保持部を前記処理槽内の薬
    液面に対して昇降させる昇降部と、 前記保持部に設けられてなり、かつ該保持部に保持され
    たウエハの上下が反転するように前記保持部を反転させ
    る反転部と、 前記昇降部による昇降と前記反転部による反転とを制御
    する制御部とを備えていることを特徴とするウエハの薬
    液処理装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降部を支持しかつ該昇降部を水平
    方向に移動させる水平移動部を備えていることを特徴と
    する請求項1記載のウエハの薬液処理装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部には、該保持部に保持された
    ウエハの表面が前記処理槽内の薬液面に対して略垂直に
    なるように前記保持部を回動させる回動部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のウエハの薬液処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部には、該保持部に保持された
    ウエハの表面が前記処理槽内の薬液面に対して略垂直に
    なるように前記保持部を回動させる回動部が設けられて
    いることを特徴とする請求項2記載のウエハの薬液処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記処理槽を複数備えており、該複数の
    処理槽が前記昇降部の移動方向に沿って互いに近接して
    配置されていることを特徴とする請求項2記載のウエハ
    の薬液処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理槽を複数備えており、該複数の
    処理槽が前記昇降部の移動方向に沿って互いに近接して
    配置されていることを特徴とする請求項3記載のウエハ
    の薬液処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理槽を複数備えており、該複数の
    処理槽が前記昇降部の移動方向に沿って互いに近接して
    配置されていることを特徴とする請求項4記載のウエハ
    の薬液処理装置。
  8. 【請求項8】 処理槽内に満たされた薬液にウエハを浸
    漬させて該ウエハの表面を薬液処理する方法であって、 前記処理槽の上方に、表面を前記薬液面に対して略垂直
    になるようにしてウエハを位置させる第1工程と、 ウエハを前記薬液面に向けて下降させて、このウエハを
    薬液中に浸漬させる第2工程と、 前記薬液中のウエハの上下を反転させるとともにウエハ
    を上昇させて、このウエハを薬液中から引き上げる第3
    工程とを有することを特徴とするウエハの薬液処理方
    法。
  9. 【請求項9】 処理槽内に満たされた薬液にウエハを浸
    漬させて該ウエハの表面を薬液処理する方法であって、 前記処理槽の上方に、表面を前記薬液面に対して略垂直
    になるようにしてウエハを位置させる第1工程と、 ウエハを前記薬液面に向けて下降させて、このウエハを
    薬液中に浸漬させる第2工程と、 前記薬液中のウエハを上昇させて、このウエハを薬液中
    から引き上げる第3工程とを有し、 前記第2工程でウエハを下降させる際および前記第3工
    程でウエハを上昇させる際には、ウエハが前記薬液に接
    する時点と該ウエハが薬液中から外部に臨む時点とでウ
    エハの上下が反転するように該ウエハを回転させること
    を特徴とするウエハの薬液処理方法。
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CN109254505A (zh) * 2018-11-29 2019-01-22 吉林麦吉柯半导体有限公司 一种晶圆显影承载机构及显影机
JP2019199847A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 ナブテスコ株式会社 油圧ポンプ
CN114721236A (zh) * 2022-04-01 2022-07-08 智程半导体设备科技(昆山)有限公司 浸润式半导体显影装置及显影方法

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