JPH10276241A - データ通信方法及びそのシステム - Google Patents

データ通信方法及びそのシステム

Info

Publication number
JPH10276241A
JPH10276241A JP9078011A JP7801197A JPH10276241A JP H10276241 A JPH10276241 A JP H10276241A JP 9078011 A JP9078011 A JP 9078011A JP 7801197 A JP7801197 A JP 7801197A JP H10276241 A JPH10276241 A JP H10276241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
retransmission
transmission
information
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9078011A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Samada
達雄 佐間田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9078011A priority Critical patent/JPH10276241A/ja
Publication of JPH10276241A publication Critical patent/JPH10276241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】第3者による虚偽の再送信要求等の虚偽要求と
通信相手からの要求とを確実に峻別して通信内容を秘匿
する。 【解決手段】データ送信処理部15は、スケジューラ部
20から、再送信処理の可否を示す再送情報を取得し、
再送情報を送信データに付加して通信網Nに送出する。
受信側通信処理部1のスケジューラ部20は、送信デー
タに再送信要求を「可」とする再送情報が付加され、か
つデータに誤りがある場合にのみ、再送信要求を行う。
送信側通信処理部1が相手から再送信要求を受信した場
合、再送情報が「可」に設定されていたか否かを再送情
報管理部20aで確認し、「不可」と設定された送信デ
ータの場合は、この一連の通信を強制終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信方法及
びそのシステムに関し、特にIDやパスワード等の秘匿
する必要性の高い情報に対する秘匿を確実に行うことが
できるデータ通信方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ通信システムでは、一連の
データ送受信を相互に行う場合、受信データに対する再
送信処理が固定的に決まっていた。すなわち、一般に
は、誤り検出符号を用いて、受信したデータに誤りがあ
ると判断された場合には、再送信要求(Nack応答)
を送信側に対して行い、受信したデータに誤りがない場
合には、受信確認(Ack応答)を送信側に行うARQ
(Automatic Repeat Request:自動再送要求)方式が用
いられていた。もちろん、これにFEC(Forward Erro
r Correction:前方向誤り訂正)方式を適用して、誤り
訂正を積極的に行うシステムもある。
【0003】例えば、図4に示すデータ通信システムで
は、通信網N内の複数の中継ノードNDを介して各通信
端末T11,T12,T13間の通信を行うことができ
る。ここで、通信端末T11と通信端末T12とが通信
を行う場合を考えると、通常図5に示す通信シーケンス
に従って、相互の通信が行われる。
【0004】図5において、通信端末T11が送信側端
末で、通信端末T12が受信側端末である場合、通信端
末T11は、まず最初のデータS11を誤り検出符号を
付加して通信端末T12に送信する。これに対し、通信
端末T12は、誤り検出符号をもとにデータS11を誤
りなく受信した場合には、Ack応答S12を行う。さ
らに、通信端末T11が、データS13を通信端末T1
2に送信すると、通信端末T12は、データS13が誤
りがあることを検出し、データS13の再送信要求、こ
こではNack応答S14を行う。その後、このNac
k応答を受信した通信端末T11は、データS13と同
じ内容のデータS15を送信する。これに対し、通信端
末T12は、このデータS15を誤りなく受信し、Ac
k応答S16を通信端末T11に送信する。このような
通信シーケンスを通信端末T11と通信端末T12との
間で行うことにより、通信端末T11は、送信すべきデ
ータの全てを通信端末T12に送信することができ、通
信端末T12は、通信端末T11からのデータの全てを
受信することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信端
末T11と通信端末T12とは通信網Nを介して通信を
行うため、通信網N内の盗聴を目的とした中継ノードN
Dや通信網Nに接続される第3者の通信端末T13か
ら、送信元である通信端末T11に虚偽の再送信要求が
行われると、通信端末T11がこの再送信要求に応答し
て送信データを再送信し、第3者が該送信データを取得
してしまうという問題点があった。
【0006】特に、IDやパスワード等の重要なデータ
が第3者によって取得され、利用されると、データ通信
システムを利用するユーザに多大な損害を与えるととも
に、データ通信システムの信頼性をも低下させることに
なる。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、第3者による虚偽の再送信要求等の虚偽要求と通信
相手からの要求とを確実に峻別して通信内容を秘匿する
ことができるとともに、特に重要度の高い通信内容の盗
聴を困難にすることができるデータ通信システムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のデ
ータ通信装置が通信網を介して相互にデータの送受信を
行うデータ通信方法において、送信側の前記データ通信
装置が、各データ毎に、再送信処理の可否を示す再送情
報を付加して、受信側の前記データ通信装置に送信する
第1のステップと、受信側の前記データ通信装置は、受
信した再送情報が再送信処理を可能とするものであり、
かつ受信したデータに誤りがある場合に該受信したデー
タに対する再送信要求を行い、受信した再送情報が再送
信処理を不可するとものである場合に、該受信したデー
タに対する再送信要求を行わない処理をする第2のステ
ップと、送信側の前記データ通信装置が、再送信処理を
不可とする再送情報を付加して送信したデータに対する
再送信要求を受信した場合に、前記データの送受信を強
制終了する第3のステップとを具備したことを特徴とす
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
データは固定長の通信単位で送受信され、前記第1のス
テップは、前記データのうちの重要度が高いデータを分
割し、該分割されたデータを該分割数に相当する複数の
前記固定長の通信単位に分散して送信する第4のステッ
プをさらに具備したことを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、前記
第4のステップは、前記分割されたデータを有する複数
の前記固定長の通信単位のそれぞれの残余部分に該分割
されたデータに対する誤り訂正情報を付加して送信する
第5のステップをさらに具備することを特徴とする。
【0011】第4の発明は、複数のデータ通信装置が通
信網を介して相互にデータの送受信を行うデータ通信シ
ステムにおいて、送信側の前記データ通信装置は、各デ
ータ毎に、再送信処理の可否を示す再送情報を付加して
データを送信する送信処理手段と、前記送信処理手段
が、再送信処理を不可とする再送情報を付加して送信し
たデータに対する再送信要求を受信した場合に、前記デ
ータの送受信を強制終了する強制終了手段とを具備し、
受信側の前記データ通信装置は、受信した前記再送情報
が再送信処理を可能とする場合であって、受信したデー
タに誤りがある場合に送信側の前記データ通信装置に再
送信要求を行い、前記再送情報が再送信処理を不可とす
る場合に再送信要求を行わない処理をする再送処理手段
とを具備したことを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第4の発明において、前記
送信処理手段は、さらに前記データのそれぞれに誤り検
出情報を付加して送信し、前記再送処理手段は、前記再
送情報が再送信処理を可能とし、かつ誤り検出情報をも
とに受信したデータに誤りがある場合に、送信側の前記
データ通信装置に対して再送信要求を行うことを特徴と
する。
【0013】第6の発明は、第4の発明において、前記
送信処理手段は、さらに前記データのそれぞれに誤り訂
正情報を付加して送信し、前記再送処理手段は、前記再
送情報が再送信処理を可能とし、かつ誤り訂正情報をも
とにしても受信したデータの誤りを訂正できなかった場
合に、送信側の前記データ通信装置に対して再送信要求
を行うことを特徴とする。
【0014】第7の発明は、第4から第6の発明におい
て、前記データは、固定長の通信単位で送信され、前記
送信処理手段は、前記データのうちの重要度の高いデー
タを分割し、該分割されたデータを該分割数に相当する
複数の前記固定長の通信単位に分散して送信することを
特徴とする。
【0015】第8の発明は、第7の発明において、前記
分割されたデータを有する複数の前記固定長の通信単位
のそれぞれの残余部分に該分割されたデータに対する誤
り訂正情報を付加して送信することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態であるデータ
通信システムにおけるデータ通信装置の構成を示す図で
ある。図1において、このデータ通信装置は、通信処理
部1と上位処理部2を有し、上位処理部2からの送信デ
ータは、通信処理部1の通信処理が施されて通信網Nに
送出され、通信網Nからの受信データは、通信処理部1
の通信処理が施されて上位処理部2に送出される。この
上位処理部2は、所定のアプリケーションにより、受信
したデータに対する各種の処理を行うとともに、送信す
べきデータの生成処理等を行う部分であり、各種コンピ
ュータ等によって実現される。なお、このデータ通信装
置は、図4における通信端末T11,T12等に相当す
る通信端末である。
【0018】また、このデータ通信装置及び通信網Nで
は、所定の通信単位、例えば固定長のパケット(以下、
「セル」という)を通信単位として通信を行う。
【0019】通信処理部1は、データバッファ系として
データバッファ部11、バッファインターフェース部1
2、及びデータバッファ制御部13を有し、送信系とし
て送信データ転送部14、データ送信処理部15、及び
送信出力ポート部16を有し、受信系として受信ポート
部17、受信データ転送部18、及びデータ受信処理部
19を有し、さらにスケジューラ部20を有する。
【0020】データバッファ部11は、バッファインタ
ーフェース部12を介して上位処理部2からの送信デー
タあるいは上位処理部2への受信データを保持するとと
もに、通信に必要な制御データを保持する領域を有し、
図示しないメモリあるいはFIFO(ファースト・イン
・ファースト・アウト)メモリ、及びバスドライバ等に
よって実現される。なお、通信に必要な制御データは、
いわゆるヘッダ部の情報であり、通常の送信先の情報等
のみならず、再送信要求の可否を示す情報も含まれる。
【0021】バッファインターフェース部12は、上位
処理部2と通信処理部1との間のバッファ処理の調停を
行い、図示しないF/F(フリップフロップ回路)、ゲ
ート、ドライバ等によって実現される。
【0022】データバッファ制御部13は、データバッ
ファ部11における送信データ11a及び受信データ1
1bのデータ保持領域と制御データ11cのデータ保持
領域のアドレス管理を管理データ13aをもとに行うと
ともに、上位処理部2とのインターフェース処理を行
い、図示しないアドレス管理用レジスタ、比較器、条件
判定用F/F、ゲート等によって実現される。
【0023】スケジューラ部20は、再送情報管理部2
0a、不正情報判断部20b、再送信処理部20c及び
強制終了部20dを有する。送信側のデータ通信装置と
して動作する場合、送信時には、通信網Nへの送信タイ
ミングを生成し、再送情報管理部20aによって再送信
処理の可否を示す再送情報を管理する。そして、送信し
たデータに対する再送信要求があった場合、不正情報判
断部20bは、再送情報管理部20aの管理をもとに、
この送信したデータに付加された再送信処理の可否を示
す再送情報が「不可」であった場合、この再送信要求を
不正情報であると判断し、強制終了部20dによって一
連の通信処理を強制終了させ、再送信処理の可否を示す
再送情報が「可」であった場合、この再送信要求を正常
情報として判断し、再送信処理部20cによって再送信
処理を行わせる。一方、受信側のデータ通信装置として
動作する場合、データ受信処理部18から、受信したデ
ータのうちの再送信処理の可否を示す再送情報が「可」
であり、かつ誤り検出/訂正結果から誤りがあると通知
された場合にのみ、再送信処理部10cは、再送信要求
を送信元のデータ通信装置に送出する。
【0024】なお、このスケジューラ部20は、図示し
ないプロセッサ、メモリ、レジスタ、比較器、カウン
タ、F/F、ゲート等によって実現される。
【0025】送信データ転送部14は、送信データ11
aをデータバッファ部11から読み出して、データ送信
処理部15に転送する処理を行い、図示しないカウン
タ、アドレス保持用レジスタ、比較器等によって実現さ
れる。
【0026】データ送信処理部15は、誤り検出/訂正
符号付加部15a、再送情報付加部15b、及び分割処
理部15cを有する。データ送信処理部15は、送信デ
ータ転送部14から入力される送信データ11aとスケ
ジューラ部20から通知される再送情報をもとに、再送
情報付加部15が送信データ11aに対するヘッダ部に
再送情報を付加し、誤り検出/訂正符号付加部15aが
誤り検出/訂正符号を付加する。また、分割処理部15
cは、送信データ11aが重要度の高いデータ、例えば
IDやパスワードである場合には、スケジューラ部20
からの通知をもとに、該送信データ11aを所定数に分
割し、この分割した数に相当する複数の通信単位、すな
わち複数のセルに分散させて送出する。この際、各セル
の余り領域には、この分割されたデータに対する誤り訂
正情報が付加される。
【0027】なお、データ送信処理部15は、図示しな
いセレクタ、レジスタ、カウンタ、条件判定用のF/
F、及びゲート等から実現される。
【0028】送信出力ポート部16は、通信網Nのタイ
ミング、信号に合わせてセルを通信網Nに送出し、図示
しない変換器、タイミング生成器等によって実現され
る。
【0029】受信入力ポート部17は、通信網Nのタイ
ミング、信号に合わせてセルを取り込み、再生し、通信
網Nからの信号を変換する図示しない変換器、タイミン
グ生成器等によって実現される。
【0030】データ受信処理部18は、受信入力ポート
部17から入力されるセルのアドレス検査、誤り検出/
訂正部18aによる受信データの誤りの検出と訂正とを
行い、この受信データの誤り検出/訂正結果が誤りがあ
るとする場合、この誤り検出/訂正結果をスケジューラ
部20に通知し、誤りがない場合には、受信したデータ
のうちのヘッダ部を取り除いたデータ部、すなわち受信
データ11bを受信データ転送部19に転送する。
【0031】なお、データ受信処理部18は、図示しな
いセレクタ、レジスタ、カウンタ、条件判定用のF/
F、及びゲート等によって実現される。
【0032】受信データ転送部19は、データ受信処理
部18から入力された誤りのない受信データをデータバ
ッファ部11に転送し、図示しないカウンタ、アドレス
保持用レジスタ、比較器等によって実現される。
【0033】次に、上述した通信処理部1の構成をもと
に、通信処理部1の処理動作について説明する。
【0034】まず、送信データを送信する場合、上位処
理部2は、バッファインターフェース部12を介してデ
ータバッファ部11に送信データ11a及び制御データ
11cに格納させ、この旨をデータバッファ制御部13
に通知する。データバッファ制御部13は、データバッ
ファ部11に格納された送信データ11a及び制御デー
タ11cの格納場所を示すアドレス等を管理データ13
aとして管理する。この制御データ11cには、送信デ
ータ11a毎の重要度及びこの重要度に応じた再送信処
理の可否を示す再送情報が含まれる。
【0035】スケジューラ部20は、上位処理部2から
の送信命令を受けると、受信入力ポート部17及びデー
タ受信処理部18を介して、通信網Nの状態を監視し、
送信可能な状態となった場合、データバッファ部11か
ら制御データ11c、すなわち重要度、再送情報及び送
信先等のデータを獲得し、データ送信処理部15に対し
て、通信単位すなわちセルの生成を指示する。そして、
該再送情報を再送情報管理部20aに保持して管理す
る。ここで、スケジューラ部20は、IDやパスワード
等の重要度の高いデータに対しては、送信データ11a
を複数のセルに分散して送信するための分割数を設定す
る。
【0036】データ送信処理部15は、セルの生成の指
示を受け付けると、送信データ転送部5に対して送信デ
ータ11aの転送要求を行い、送信データ転送部14
は、データバッファ部11からデータ送信処理部15に
送信データ11aを転送する。
【0037】データ送信処理部15は、スケジューラ部
20から、分割数、再送情報、送信先、送信タイミング
等を獲得してセルを構成し、この構成したセルを送信出
力ポート部16に転送する。そして、送信出力ポート部
16は、転送されたセルを、通信網Nの送出信号に合わ
せ、所定の送信タイミングで通信網Nに送信する。
【0038】ここで、データ送信処理部15は、送信デ
ータ11aをセルのデータ部とし、セルのヘッダ部に
は、送信先等の情報とともに再送情報が再送情報付加部
15bによって付加される。また、誤り検出/訂正符号
も誤り検出/訂正符号付加部15bによって付加され
る。なお、スケジューラ部20によって分割数が設定さ
れている場合には、分割処理部15cが送信データ11
aをこの分割数で分割し、この分割されたデータを分割
数に相当する数のセルに分散させる。従って、1つの送
信データ11aに対して複数のセルが生成されることに
なる。この場合、各セルのデータ部における残余領域に
は、誤り訂正符号を付加する。
【0039】次に、送信データに対する応答データを受
信する場合、まず受信入力ポート部17は、セルのパタ
ーンを検出し、この検出したセルの先頭からデータ受信
処理部18に転送する。データ受信処理部18は、セル
のヘッダ部から宛先が自データ通信装置宛であることを
確認し、自データ通信装置宛である場合のみ該セルの受
信処理を行う。
【0040】データ受信処理部18の誤り検出/訂正部
18aは、受信処理すべきセルの誤り検出及び誤り訂正
の処理を行う。この結果、誤りが検出されない場合ある
いは誤りが検出されても誤りが全て訂正された場合に
は、セルのヘッダ部を取り除いたデータ部のみを受信デ
ータとして受信データ転送部19に送出する。そして、
受信データ転送部19は、受け付けた受信データをバッ
ファインターフェース部12を介してデータバッファ部
11に転送し、受信データ11bとして保持させる。こ
の保持された受信データ11bのアドレス等はデータバ
ッファ制御部13aの管理データ13aとして保持さ
れ、管理される。
【0041】データ受信処理部18が誤りを検出し、あ
るいは検出された誤りを全て訂正できなかった場合に
は、スケジューラ部20にこの旨が通知され、スケジュ
ーラ部20の不正情報判断部20bは、この誤りがあっ
たセルに再送情報が設定されていたものか否かを再送情
報管理部20a内の再送情報の管理情報を参照して、こ
のセルが不正情報であるか否かを判断する。不正情報判
断部20bは、再送情報が、再送信処理を「可」とする
ものであった場合、再送信処理部20cによって、この
受信したセルの相手先に再度送信データを送信する処理
を行い、再送情報が、再送信処理を「不可」とするもの
であった場合、強制終了部20dは、この再送信要求を
虚偽の要求であると判断して、以降の通信処理を強制終
了させる。
【0042】なお、相手先のデータ通信装置からの送信
データを受信する場合、データ受信処理部18は、受信
したセルの再送情報を取り出し、この取り出した再送情
報をスケジューラ部20に通知するとともに、誤り検出
/訂正結果をも通知する。スケジューラ部20は、誤り
があるとする誤り検出/訂正結果が通知された場合であ
って、かつ再送情報が再送信処理「可」とする場合にの
み、再送信要求(Nack応答)を送信元に送信する。
また、誤りがない、あるいは訂正されたとする誤り検出
/訂正結果である場合には、受信確認(Ack応答)を
送信元に送信する。
【0043】次に、図2のシーケンス図を参照して送信
側及び受信側のデータ通信装置の通信処理手順の一例に
ついて説明する。
【0044】まず、送信側のデータ通信装置は、最初の
送信データをデータS1として受信側のデータ通信装置
に送信する。このデータS1を受信した受信側のデータ
通信装置は、データS1を誤りなく受信したため、受信
確認(Ack応答)のデータS2を送信側のデータ通信
装置に送信する。この場合には、再送信処理を「可」と
する再送情報に設定されていても、再送信処理を「不
可」とする再送情報に設定されていても変わりはない。
【0045】次に、送信側のデータ通信装置は、次の送
信データに再送信処理を「可」とする再送情報と付加し
たデータS3を受信側のデータ通信装置に送信する。こ
こで、送信されたデータS3に誤りが生じ、誤り訂正も
できないとすると、このデータS3を受信した受信側の
データ通信装置は、誤りがあり、かつ再送信処理が
「可」であることから、再送信要求(Nack応答)を
データS4として送信側のデータ通信装置に送信する。
この再送信要求のデータS4を受け付けた送信側のデー
タ通信装置は、再送信要求されたデータS3の再送情報
を再送情報管理部20aから取得し、再送信処理が
「可」に設定されていることを確認し、この再送信要求
は不正者から送出された不正情報ではないと判断し、再
送信要求されたデータS3をその後データS4として再
度送信する。この場合、再送信処理の可否を異なるよう
に設定してもよい。ここでは、データS5が誤りなく受
信側のデータ通信装置に受信されたので、再送情報の内
容にかかわらず、受信確認のデータS6が送信側のデー
タ通信装置に送信される。
【0046】このようなデータの送受を送信側及び受信
側のデータ通信装置間で行うが、ここで、再送信処理を
「不可」とする再送情報を付加したデータS7が、訂正
できない誤りを生じて受信側のデータ通信装置に受信さ
れた場合、受信側のデータ通信装置は、このデータS7
に対する再送信要求を行うことができない。この場合、
送信側のデータ通信装置は、所定時間の経過後、引き続
いて次の送信データを送出する。ところが、第3者のデ
ータ通信装置から、このデータS7に対する再送信要求
のデータS8を受信した場合、データS7には再送信処
理が「不可」と設定されていることから、このデータS
8は不正情報である判断される。
【0047】従って、受信側のデータ通信装置は、以後
の通信を中断して終了させるべき、通信終了通知のデー
タS9を受信側のデータ通信装置に送信して、送信側及
び受信側のデータ通信装置による通信を強制終了する。
【0048】これにより、この通信が第3者によって盗
聴され、かつデータを取得すべく再送信要求されたこと
がわかるとともに、その後の通信を強制終了させること
により、データを盗まれることがなくなる。
【0049】ところで、本発明の実施の形態では、さら
に第3者によってデータが取得されないように、重要度
の高いデータ、例えばIDやパスワード等を複数のセル
に分散して送出するようにしている。この送信データの
複数のセルへの分散態様について図3を参照して説明す
る。
【0050】図3において、「SAMADA」なるパス
ワードDは、3つのデータ「SA」、「MA」、「D
A」に分割され、3つのセルC1〜C3のデータ部D1
〜D3の一部として分散配置される。そして、各セルC
1〜C3のデータ部D1〜D3の先頭部分にデータ「S
A」、「MA」、「DA」をそれぞれ配置し、データ部
の残余部分に各データ「SA」、「MA」、「DA」を
誤り訂正できる冗長情報、すなわち誤り訂正情報を付加
する。この場合、分割されたパスワードDの各データ
「SA」、「MA」、「DA」は、データ部のデータ量
に比べて非常に少ないため、誤り訂正能力を格段に向上
させることができることは容易に理解することができ
る。
【0051】もちろん、各セルC1〜C3のヘッダ部に
は、再送信処理の可否を示す再送情報が格納され、再送
情報は、再送信処理を「可」とする場合には、フラグを
立て、再送信処理を「不可」とする場合には、フラグを
立てないようにしている。
【0052】このように、IDやパスワード等の重要度
の高い情報、すなわち秘匿性の高い情報は、複数のセル
に分散して送出するとともに、各セルの残余部分に誤り
訂正情報を付加することにより、データを盗まれる確率
を減少させるとともに、ほとんど誤りを訂正することが
できることから、再送信要求を「不可」として設定でき
るので、第3者、すなわち不正者によって、これらID
やパスワードが盗まれる機会が減少する。
【0053】さらに、このIDやパスワードは一連の通
信処理手順における初期において送受信される可能性が
高いため、不正者による再送信要求が生じた場合に通信
の初期において、不正者による通信盗聴を発見でき、直
ちに強制終了することができる。
【0054】なお、上述した実施の形態においては、所
定の通信単位、すなわち固定長のセルの送受信処理を対
象として説明したが、これに限らず、通常のパケットで
あってもよく、さらには、パケットに限らず、通常のデ
ータ送受信にも適用することができる。特に、再送信処
理の可否を示す再送情報の付加は、どのようなデータ形
式にも適用することができる。
【0055】また、上述した実施の形態では、重要度の
高いデータを複数のセルに分散して送信するようにして
いるが、このような分散処理を行わないようにしたデー
タ通信装置であってもよい。
【0056】さらに、複数のセルに分散されたデータの
残余部分に誤り訂正情報を付加するようにしていたが、
この残余部分に、単にデータを埋めるPADを付加する
ようにしてもよい。なお、この場合、誤り訂正能力を期
待できないのは当然である。
【0057】また、上述した実施の形態では、スケジュ
ーラ部20自体が再送情報に対応して再送信処理を行う
ようにしているが、スケジューラ部20が上位処理部2
に通知し、上位処理部2からの指示に基づいて処理を行
うようにしてもよい。また、再送情報も、データバッフ
ァ部11の制御データ11c内に保持するのではなく、
上位処理部2が直接にスケジューラ部20に重要度ある
いは再送情報等を通知するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、送信側のデータ通信装置が、送信処理手段により、
各データ毎に、再送信処理の可否を示す再送情報を付加
してデータを送信し、受信側のデータ通信装置が、再送
信処理手段により、受信した再送情報が再送信処理を可
能とする場合であって、受信したデータに誤りがある場
合に送信側のデータ通信装置に再送信要求を行い、再送
情報が再送信要求を不可とする場合に再送信要求を行わ
ない処理をする。その後、送信側のデータ処理装置は、
再送信処理を不可とする再送情報を付加して送信したデ
ータに対する再送信要求を受信した場合に、強制終了手
段が、該データの送受信を強制終了するようにしている
ので、第3者による不正な再送信要求を拒否し、第3者
による盗聴等のデータ取得の機会を減少させることがで
きるという利点を有する。
【0059】また、前記送信処理手段は、さらに前記デ
ータのそれぞれに誤り検出情報を付加して送信し、前記
再送処理手段は、前記再送情報が再送信処理を可能と
し、かつ誤り検出情報をもとに受信したデータに誤りが
ある場合に、送信側のデータ通信装置に対して再送信要
求を行うようにし、あるいは、前記送信処理手段は、さ
らに前記データのそれぞれに誤り訂正情報を付加して送
信し、前記再送処理手段は、前記再送情報が再送信処理
を可能とし、かつ誤り訂正情報をもとにしても受信した
データの誤りを訂正できなかった場合に、送信側の前記
データ通信装置に対して再送信要求を行うようにしてい
るので、少なくとも再送信要求が必要なデータのみが再
送信要求され、第3者による不正な再送信要求の機会を
さらに減少させることができるという利点を有する。
【0060】さらに、前記データは、固定長の通信単位
で送信され、前記送信処理手段は、前記データのうちの
重要度の高いデータを分割し、該分割されたデータを該
分割数に相当する複数の前記固定長の通信単位に分散し
て送信するようにしているので、重要度の高いデータの
秘匿性を高めることができるという利点を有する。
【0061】また、前記分割されたデータを有する複数
の前記固定長の通信単位のそれぞれの残余部分に該分割
されたデータに対する誤り訂正情報を付加して送信する
ようにしているので、重要度の高いデータの再送信要求
の機会が非常に少なくなるので、さらに秘匿性を高める
ことができるとともに、この重要度の高いデータに対し
て、再送信処理を不可とする再送情報を組み合わせるこ
とにより、第3者による虚偽の再送信要求を極めて高い
確率で検出し、第3者によるデータ取得の機会をさらに
減少させることができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるデータ通信システム
におけるデータ通信装置の構成を示す図。
【図2】送信側及び受信側のデータ通信装置の通信処理
手順の一例を示すシーケンス図。
【図3】重要度の高いデータを複数のセルに分散して送
信する送信データの構成を示す図。
【図4】複数の通信端末が通信網を介してデータの送受
信を行う従来のデータ通信システムの概要を示す図。
【図5】従来のデータ通信システムにおける通信処理手
順を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1 …通信処理部 2 …上位処理部 11 …データバッファ部 11a…送信データ 11b…受信データ 11c…制御データ 12 …バッファインターフェース部 13 …データバッファ制御部 13a…管理データ 14 …送信データ転送部 15 …データ送信処理部 15a…誤り検出/訂正符号付加部 15b…再送情報付加部 15c…分割処理部 16 …送信出力ポート部 17 …受信入力ポート部 18 …データ受信処理部 18a…誤り検出/訂正部 19 …受信データ転送部 20 …スケジューラ部 20a…再送情報管理部 20b…不正情報判断部 20c…再送信処理部 20d…強制終了部 N …通信網

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ通信装置が通信網を介して
    相互にデータの送受信を行うデータ通信方法において、 送信側の前記データ通信装置が、各データ毎に、再送信
    処理の可否を示す再送情報を付加して、受信側の前記デ
    ータ通信装置に送信する第1のステップと、 受信側の前記データ通信装置は、受信した再送情報が再
    送信処理を可能とするものであり、かつ受信したデータ
    に誤りがある場合に該受信したデータに対する再送信要
    求を行い、受信した再送情報が再送信処理を不可すると
    ものである場合に、該受信したデータに対する再送信要
    求を行わない処理をする第2のステップと、 送信側の前記データ通信装置が、再送信処理を不可とす
    る再送情報を付加して送信したデータに対する再送信要
    求を受信した場合に、前記データの送受信を強制終了す
    る第3のステップとを具備したことを特徴とするデータ
    通信方法。
  2. 【請求項2】 前記データは固定長の通信単位で送受信
    され、 前記第1のステップは、 前記データのうちの重要度が高いデータを分割し、該分
    割されたデータを該分割数に相当する複数の前記固定長
    の通信単位に分散して送信する第4のステップをさらに
    具備したことを特徴とする請求項1記載のデータ通信方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第4のステップは、 前記分割されたデータを有する複数の前記固定長の通信
    単位のそれぞれの残余部分に該分割されたデータに対す
    る誤り訂正情報を付加して送信する第5のステップをさ
    らに具備することを特徴とする請求項2記載のデータ通
    信方法。
  4. 【請求項4】複数のデータ通信装置が通信網を介して相
    互にデータの送受信を行うデータ通信システムにおい
    て、 送信側の前記データ通信装置は、 各データ毎に、再送信処理の可否を示す再送情報を付加
    してデータを送信する送信処理手段と、 前記送信処理手段が、再送信処理を不可とする再送情報
    を付加して送信したデータに対する再送信要求を受信し
    た場合に、前記データの送受信を強制終了する強制終了
    手段とを具備し、 受信側の前記データ通信装置は、 受信した前記再送情報が再送信処理を可能とする場合で
    あって、受信したデータに誤りがある場合に送信側の前
    記データ通信装置に再送信要求を行い、前記再送情報が
    再送信処理を不可とする場合に再送信要求を行わない処
    理をする再送処理手段とを具備したことを特徴とするデ
    ータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記送信処理手段は、 さらに前記データのそれぞれに誤り検出情報を付加して
    送信し、 前記再送処理手段は、 前記再送情報が再送信処理を可能とし、かつ誤り検出情
    報をもとに受信したデータに誤りがある場合に、送信側
    の前記データ通信装置に対して再送信要求を行うことを
    特徴とする請求項4記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記送信処理手段は、 さらに前記データのそれぞれに誤り訂正情報を付加して
    送信し、 前記再送処理手段は、 前記再送情報が再送信処理を可能とし、かつ誤り訂正情
    報をもとにしても受信したデータの誤りを訂正できなか
    った場合に、送信側の前記データ通信装置に対して再送
    信要求を行うことを特徴とする請求項4記載のデータ通
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記データは、固定長の通信単位で送信
    され、 前記送信処理手段は、 前記データのうちの重要度の高いデータを分割し、該分
    割されたデータを該分割数に相当する複数の前記固定長
    の通信単位に分散して送信することを特徴とする請求項
    4乃至請求項6記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記分割されたデータを有する複数の前
    記固定長の通信単位のそれぞれの残余部分に該分割され
    たデータに対する誤り訂正情報を付加して送信すること
    を特徴とする請求項7記載のデータ通信システム。
JP9078011A 1997-03-28 1997-03-28 データ通信方法及びそのシステム Pending JPH10276241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078011A JPH10276241A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 データ通信方法及びそのシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078011A JPH10276241A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 データ通信方法及びそのシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10276241A true JPH10276241A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13649858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9078011A Pending JPH10276241A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 データ通信方法及びそのシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10276241A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344349A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Toshiba Corp 医療用画像診断装置及びそのセキュリティ管理方法並びにその保守管理方法
CN100334825C (zh) * 1999-01-08 2007-08-29 艾利森电话股份有限公司 通信方法
JP2007235535A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nec Corp 通信装置、通信処理方法および通信処理プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100334825C (zh) * 1999-01-08 2007-08-29 艾利森电话股份有限公司 通信方法
CN100338899C (zh) * 1999-01-08 2007-09-19 艾利森电话股份有限公司 检测方法和设备
JP2001344349A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Toshiba Corp 医療用画像診断装置及びそのセキュリティ管理方法並びにその保守管理方法
JP2007235535A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nec Corp 通信装置、通信処理方法および通信処理プログラム
JP4702104B2 (ja) * 2006-03-01 2011-06-15 日本電気株式会社 通信装置、通信処理方法および通信処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8675472B2 (en) Method and apparatus for network management system
US4430651A (en) Expandable and contractible local area network system
US4423414A (en) System and method for name-lookup in a local area network data communication system
US4641307A (en) Data packet transmission using shared channel
EP0073698A2 (en) System and method for synchronizing variable-length messages in a local area network data communication system
US11463198B2 (en) Security module for a serial communications device
US11888866B2 (en) Security module for a CAN node
CN109688555B (zh) 一种信号数据的实时采集与通信系统及方法
US20060089164A1 (en) Method and system for transmitting MMS notification message
JPH02228854A (ja) データ通信システムおよびデータ通信方法
JPH10276241A (ja) データ通信方法及びそのシステム
EP0093004B1 (en) Data communication system
JP2778618B2 (ja) 伝送制御方法
JP6182779B1 (ja) 転送装置、転送方法およびプログラム
JP3148733B2 (ja) 信号処理装置及び信号処理システム
KR950001520B1 (ko) 공통선 신호방식 메시지전달부의 신호단말 그룹버스 통신 프로토콜
EP4068721A1 (en) Controller area network device
JPH06252895A (ja) データ伝送方式
JP3818381B2 (ja) パケット転送制御装置、送信装置、通信システムおよびパケット転送制御方法
GB2120055A (en) Data communication system
JPS63246055A (ja) パケツト送受信装置
CA1208736A (en) System and method for name-lookup in a local area network data communication system
JPS63267039A (ja) ネツトワ−クシステム
JP2002290442A (ja) 通信装置、プログラム、情報記憶媒体および通信制御方法
JPS61100043A (ja) 同報通信用送信装置