JPH10275758A - X線マスク用x線透過膜、x線マスクブランク及びx線マスク並びにこれらの製造方法並びに炭化珪素膜の研磨方法 - Google Patents

X線マスク用x線透過膜、x線マスクブランク及びx線マスク並びにこれらの製造方法並びに炭化珪素膜の研磨方法

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JPH10275758A
JPH10275758A JP8074097A JP8074097A JPH10275758A JP H10275758 A JPH10275758 A JP H10275758A JP 8074097 A JP8074097 A JP 8074097A JP 8074097 A JP8074097 A JP 8074097A JP H10275758 A JPH10275758 A JP H10275758A
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勉 笑喜
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    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度のパターン転写が可能なX線マスクを
得ることを可能にする。 【解決手段】 X線透過膜12たる炭化珪素膜の表面
を、表面粗さがRa(平均線中心粗さ)で1.0nm以
下で、幅0.25μm以上のスクラッチ傷のない面にす
る。また、X線透過膜12たる炭化珪素膜の表面をその
様な高精度の面にするために、研磨材料として所定の粒
径のダイヤモンド粒子や過酸化水素を含む溶液中に分散
したコロイダルシリカを用いて研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線透過膜に炭化
珪素膜を用いたX線マスクブランク及びX線マスク並び
にこれらの製造方法並びに炭化珪素膜の研磨方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体産業において、シリコン基板等に
微細なパターンからなる集積回路を形成する技術とし
て、露光用電磁波に可視光や紫外線を用いて微細パター
ンを転写するフォトリソグラフィー法がよく知られてい
る。しかし、近年半導体技術の進歩とともに、超LSI
などの半導体装置の高集積化が著しく進み、従来のフォ
トリソグラフィー法に用いてきた可視光や紫外線での転
写限界(波長による原理的限界)を超えた高精度の微細
パターンの転写技術が要求されるに至った。このような
微細パターンを転写させるために、可視光や紫外線より
も波長の短いX線を用いるX線リソグラフィー法が試み
られている。
【0003】図2はX線リソグラフィーに用いられるX
線マスクの構造を示す断面図であり、図3はX線マスク
を製造する際の中間工程で得られる中間品としてのX線
マスクブランクの1例の構造を示す断面図である。
【0004】図2に示したようにX線マスク1は、X線
を透過するX線透過膜(メンブレン)12と、該X線透
過膜12の上に形成されたX線吸収膜パターン13aか
ら構成されており、X線透過膜12は、シリコン基板の
周辺部のみを残して他を除去することによって形成され
たシリコン枠体11aに支持されている。このX線マス
ク1を製造する際にはその中間工程において中間品たる
X線マスクブランクが製造され、このX線マスクブラン
クにさらに加工が施されてX線マスクが得られる。当該
産業界においては、完成品たるX線マスクが取り引きの
対象となることは勿論であるが、中間品たるX線マスク
ブランクも独立して取り引きの対象となる場合も多い。
【0005】図3に示したように、X線マスクブランク
2は、シリコン基板11上に形成されたX線透過膜12
と、該X線透過膜の上に形成されたX線吸収膜13とか
ら構成されている。
【0006】X線透過膜12としては、窒化硅素、炭化
硅素、ダイヤモンドなどが一般に用いられ、X線吸収膜
13には、X線照射に対して優れた耐性をもつTaを含
むアモルファス材料が良く用いられている。
【0007】このX線マスクブランク2からX線マスク
ブランク1を作製するプロセスとしては、例えば、以下
の方法が用いられる。すなわち、図3に示されるX線マ
スクブランク2上に所望のパターンを形成したレジスト
膜を配し、このパターンをマスクにドライエッチングを
行い、X線吸収膜パターンを形成する。その後裏面に形
成されX線透過膜12のウインドウエリアとなる中心部
の領域をCF4 をエッチングガスとしたリアクティブイ
オンエッチング(RIE)により除去し、残った膜(1
2a;図2参照)をマスクにして、フッ酸と硝酸の混合
液からなるエッチング液によりシリコンをエッチングし
てX線マスク1(図2参照)を得る。この場合、レジス
トは一般に、電子ビーム(EB)レジストを用いEB描
画法によりパターン形成を行う。
【0008】ここで、X線透過膜12としては、X線に
対する高い透過性、高ヤング率、適度な引っ張り応力、
X線に対する照射耐性、可視域での高い透過性などが要
求される。以下にそれぞれの特性を説明する。X線に対
する透過性は、露光時に要求され、透過性が高いほど露
光に要する時間を短くできスループットを上げるのに効
果的である。ヤング率は膜の強度や吸収体パターンの歪
みに影響を及ぼし、ヤング率が高い程膜強度は高くなり
位置歪みを抑えるのに効果がある。適度な引っ張り応力
は、膜を自立化させる上で引っ張り応力を持つ必要があ
る。X線に対する照射耐性は、露光時にX線透過膜はX
線の照射を受けるため、X線の照射に対してダメージが
ないことが必要になる。可視域での透過性は、X線ステ
ッパーへマスクを装着してのマスクとウエハとの位置合
わせに可視域の光源を用いたアライメントを行うため、
高精度なアライメントを実現するためにアライメント光
源に対して高い透過性が必要になる。さらに、膜表面は
平滑であることが要求される。表面平滑性は、吸収体の
高精度なパターン形成に必要とされている。
【0009】これらの要求を満たすために様々な材料や
製法が研究されてきたが、これまでにX線透過膜として
用いられてきた窒化珪素、炭化珪素(SiC)、ダイヤ
モンドの中で、炭化珪素はヤング率が高く、X線に対し
てダメージがないことが確認されており、最も有望な材
料であるといえる。しかしながら、一般に良く用いられ
るSiC膜は多結晶の構造をもち、結晶構造に起因した
6nm(Ra:中心線平均粗さ)以上に粗れた膜表面を
有する。このようなSiC膜の表面平滑化として、成膜
後にエッチバック法や機械研磨を行う方法が実施されて
いる。エツチバツク法は、粗れたSiC膜上にレジスト
をコートし、得られた平滑なレジスト面をドライエッチ
ングによりSiC膜へ転写する技術であり、機械研磨
は、ダイヤモンドやアルミナのような硬い粒子を研磨材
として用いて物理的にSiC膜表面の凸凹部分を削る方
法である。例えば、特公平7−75219によれば、エ
ッチバックや機械研磨により20nm以下の表面粗さを
得ている。ここでの表面粗さの定義は明確でないが、こ
の粗さは最大高さ(Rmax)と予想され、Ra換算す
ると約2nm以下に相当する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年、フォトリソグラ
フィー技術の進歩に伴い、X線リソグラフィーの導入時
期が先送りされ、現状では1G bit-DRAM (デザインル
ール:0.18μm)の世代から導入される見通しとな
った。そして、X線リソグラフィーは、1Gから導入さ
れた場合でも、4G、16G、64Gまで複数世代に亘
って使用できるという特徴を有している。64Gでの使
用を想定した場合、X線マスクに要求される位置精度は
一層厳しくなり10nmという高い位置精度が必要にな
る。さらに、マスクパターンは、パターンサイズによら
ず欠陥がゼロである必要がある。パターンの欠陥は、欠
陥修正装置により修正できるものの、実用上修正可能な
欠陥数は、マスク面内で10程度以下に制限される。パ
ターン欠陥の要因としては、X線吸収膜の欠陥が主な原
因として挙げられ、その中でもX線透過膜上の欠陥が重
要な要因となる。つまり、透過膜上に欠陥(異物など)
が存在するとその上に形成される吸収膜にも欠陥が引き
継がれ、この吸収膜の欠陥がマスク加工後にパターン欠
陥を生じさせる。したがって、X線透過膜上の欠陥を正
確に検査し、欠陥がゼロか又は極めて少ない状態に処理
する必要がある。パターン欠陥に影響を及ぼす欠陥の最
小サイズは、パターンの最小線幅相当であり、したがっ
て、X線マスクの場合、0.2μm程度の欠陥サイズを
正確に検査する必要がある。
【0011】欠陥検査装置としては、レーザー光を用い
た表面欠陥からの光散乱を検出する方法が一般的であ
り、例えばテンコール社のサーフスキャン6220にお
いては、シリコンウエハ上で0.09μmの最小感度を
実現できている。しかしながら、このようなレーザー光
を用いた表面欠陥検査装置において、欠陥の検出感度
は、表面の粗さに敏感に影響し、表面が粗れているとそ
の粗さにより光が散乱し、微小な欠陥を認識(区別)で
きなくなる。我々は表面粗さと欠陥検出サイズに関して
実験を重ねた結果、0.2μmの欠陥を正確に評価する
には、表面粗さは、1.0nm(Ra)以下である必要
があることが確認された。しかしながら、エッチバック
法を用いた場合、2nm以下の粗さは得られるものの、
1nm以下の平滑な表面を得ることはほとんどできなか
った。一方、機械研磨方法の場合、SiC膜は非常に硬
い膜であるために、一般にシリカのような柔らかい研磨
粒子ではほとんど削れず、ダイヤモンドのように硬い研
磨材を用いることで、1nm以下の平滑な表面を得るこ
とはできる。しかしながら、ダイヤモンドの粒子を用い
ると表面に傷が容易に生じることが確認された。このよ
うな傷の中で、ある一定サイズ以上のものは膜強度の低
下を招く他、微細パターンの断線(欠陥)を引き起こす
ことが確認された。
【0012】本発明は、上述した背景のもとでなされた
ものであり、高精度のパターン転写が可能なX線マスク
の製造に用いることができるX線マスク用X線透過膜並
びにX線マククブランク及びこれを用いて製造されるX
線マスク並びにこれらX線マスクブランクおよびX線マ
スクのX線透過膜として用いられる炭化珪素膜の製造方
法並びにX線透過膜としての炭化珪素膜としてこの炭化
珪素膜の製造方法を用いたXマスクブランク及びX線マ
スクの製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、表面粗さがRa(平均線中心
粗さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスク
ラッチ傷のない炭化珪素膜からなるX線マスク用のX線
透過膜であり、請求項2の発明は、基板上にX線透過膜
とX線吸収膜とを有するX線マスクブランクにおいて、
前記X線透過膜として、表面粗さがRa(平均線中心粗
さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラ
ッチ傷のない炭化珪素膜を用いることを特徴とし、請求
項3の発明は、枠体に支持されたX線透過膜の上にX線
吸収膜パターンが形成されたX線マスクにおいて、前記
X線透過膜として、表面粗さがRa(平均線中心粗さ)
で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラッチ
傷のない炭化珪素膜を用いることを特徴とし、請求項4
の発明は、炭化珪素膜を研磨材を用いて研磨する炭化珪
素膜の研磨方法において、研磨材として、平均粒径が
0.05〜0.3μmのダイヤモンドを用いることによ
って、前記炭化珪素膜表面を、Ra(中心線平均粗さ)
で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラッチ
傷が実質的にない表面になるように研磨することを特徴
とし、請求項5の発明は、炭化珪素膜を研磨材を用いて
研磨する炭化珪素膜の研磨方法において、平均粒径が
0.05〜0.6μmのダイヤモンドからなる研磨材を
用いて研磨した後、コロイダルシリカからなる研磨材を
用いて研磨することによって、前記炭化珪素膜表面を、
Ra(中心線平均粗さ)で1.0nm以下で、幅0.2
5μm以上のスクラッチ傷が実質的にない表面になるよ
うに研磨することを特徴とし、請求項6の発明は、炭化
珪素膜を研磨材を用いて研磨する炭化珪素膜の研磨方法
において、研磨材として、過酸化水素(H2 2 )を含
有する溶液中に分散したコロイダルシリカを用いて研磨
することによって、前記炭化珪素膜表面を、Ra(中心
線平均粗さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上
のスクラッチ傷が実質的にない表面になるように研磨す
ることを特徴とし、請求項7の発明は基板上にX線透過
膜としての炭化珪素膜を形成する工程と、該炭化珪素膜
表面を研磨する研磨工程とを有するX線マスクブランク
の製造方法において、前記炭化珪素膜を研磨する研磨工
程として、請求項4ないし6のいずれかに記載の炭化珪
素膜の研磨方法を用いることを特徴とし、請求項8の発
明は、基板の一方の表面にX線透過膜としての炭化珪素
膜を形成する工程と、該炭化珪素膜表面を研磨する研磨
工程と、該研磨工程を施した炭化珪素膜表面にX線吸収
膜を形成する工程と、該X線吸収膜の一部を選択的に除
去してX線吸収膜パターンを形成する工程と、前記基板
の前記X線吸収膜パターンが形成された領域範囲を含む
部分を除去して前記基板を枠体状に形成する工程とを有
するX線マスクの製造方法において、前記炭化珪素膜を
研磨する研磨工程として、請求項4ないし6のいずれか
に記載の炭化珪素膜の研磨方法を用いることを特徴とす
るものである。
【0014】本発明者等の研究によれば、表面粗さが1
nm(Ra:中心線平均粗さ)以下で、表面に幅0.2
5μm以下の直線状の傷(スクラッチ)がない炭化珪素
膜は、高い膜強度を有することがわかった。さらに、そ
の炭化珪素膜をX線透過膜として用いた場合、0.2μ
m程度の微小な欠陥まで含めても欠陥の極めて少ないX
線マスクが得られることがわかった。すなわち、X線マ
スクは、低欠陥と高い膜強度をが要求され、例えば、X
線リソグラフィーで要求される0.18μmのデザイン
ルールパターンを有する1G bit-DRAM 用X線マスクに
おいては、修正前のパターン欠陥を10個以下に抑える
必要がある。そのためには、0.2μmの欠陥サイズも
評価する必要がある。また、膜強度は、X線透過膜のス
クラッチの程度に影響され、スクラッチを小さくするこ
とが膜強度の低下を抑える上で重要であることが見出さ
れた。そして、X線透過膜の表面粗さが1nm(Ra:
中心線平均粗さ)以下で、表面に幅0.25μm以下の
直線状の傷(スクラッチ)がないことが必要であること
を見出した。X線透過膜の表面粗さが1nm(Ra:中
心線平均粗さ)以上であると、0.2μmサイズの欠陥
を正確に評価することができず、信頼性の高い低欠陥の
マスクを作製することができない。またX線透過膜の表
面に幅0.25μm以上の直線状の傷(スクラッチ)が
あると、膜強度が著しく低下して、信頼性のあるX線マ
スクが得られない。
【0015】同様の観点から、X線透過膜の表面粗さが
0.8nm(Ra:中心線平均粗さ)以下が好ましく、
0.6nm以下がより好ましい。X線透過膜の表面の傷
は、幅0.2μm以下であることが膜強度の観点から好
ましい。
【0016】ここで、用いる基板としては、シリコン基
板等が挙げられる。また、本発明のX線マスクブランク
においては、X線透過膜とX線吸収膜との間に、エッチ
ング停止層、密着層、反射防止層、導電層の膜を設けた
ものでもよく、また、X線吸収膜上にマスク層、保護
層、導伝層を設けたものでもよい。
【0017】また、請求項4、請求項5又は請求項6に
記載の方法を用いれば、Raで1.0nm以下で、幅
0.25μm以上のスクラッチ傷が実質的にない表面を
有する炭化珪素膜を得ることができる。
【0018】請求項4に記載の方法によれば、ダイアモ
ンド粒子を研磨材として用いることにより、炭化珪素膜
の平坦性が得られ、かつそのダイアモンド粒子として比
較的粒子の小さいものを用いることにより、0.25μ
m以上の傷の発生を防止することができる。このとき用
いることのできるダイアモンド粒子の粒径が1/10μ
m(0.1μm)径、1/8μm(0.12μm)径、
1/4μm(0.25μm)径のものを使用することが
できる。
【0019】請求項5に記載の方法によれば、まず、ダ
イアモンド粒子を研磨材として用いて研磨した後、コロ
イダルシリカを研磨材としてメカノケミカル研磨を行う
ことによりダイアモンド研磨により傷が発生していて
も、次のメカノケミカル研磨により傷を取り除くことが
可能となる。このとき用いることができるダイアモンド
粒子の粒径としては、平均粒径が0.05〜0.6μm
のものであり、例えば、平均粒径が1/10μm(0.
1μm)径、1/8μm(0.12μm)径、1/4μ
m(0.25μm)径、1/2μm(0.5μm)径の
ものを使用することができるが、特にダイアモンド研磨
で傷が発生するおそれのある0.3μmより大きい粒径
のダイアモンド粒子を用いた場合有効である。
【0020】請求項6に記載の方法によれば、傷の発生
を防止するという観点からコロイダルシリカを用いたメ
カノケミカル研磨を採用し、さらに過酸化水素(H2
2 )を用いて溶液のpHを制御することにより研磨速度
を早め、膜の平坦性を高めることができる。
【0021】
【実施の形態】図1は本発明の実施例にかかるX線マス
クの製造方法の説明図である。以下、図1を参照にして
実施例のX線マスクの製造方法を説明し、あわせて本発
明の実施例にかかるX線マスクブランク及びその製造方
法並びにX線マスク並びに炭化珪素膜の研磨方法を説明
する。
【0022】(実施例1) [X線透過膜の形成]まず、シリコン基板11の両面に
X線透過膜12として炭化珪素膜を成膜する。シリコン
基板1は、大きさ4インチφ、厚さ2mmで結晶方位
(100)のシリコン基板を用いる。また、X線透過膜
としての炭化珪素膜は、ジクロロシランとアセチレンを
用いてCVD法により2.1μmの厚みに成膜する。次
に、X線透過膜12の表面を機械研磨により平滑化処理
する。機械研磨は、X線透過膜12を形成した基板の裏
面をステンレス(SUS)製の治具に張り付け固定し、
膜表面を平均粒径1/8μm(0.05〜0.35μm
径;日本エンギス製)のダイヤモンド粒子を分散させた
凝固ポリマータイプの軟質研磨布に当てがい、治具に2
00g/cm2 の荷重をかけながら60rpmで回転さ
せて5分間研磨し、深さ約0.1μm削り、表面粗さR
aで1nm以下の表面を得た。このとき表面の傷は、
0.2μm以下であった。
【0023】[X線吸収膜の形成]次に、図1(B)に
示すように、X線透過膜12上にタンタル及びホウ素か
らなるX線吸収膜13をDCマグネトロンスパッタ法に
よって0.5μmの厚さに形成する。スパッタターゲッ
トは、タンタルとホウ素を原子数比(Ta/B)で8/
2の割合で含む焼結体を用いる。スパッタガスは、Xe
で、RFパワー密度6.5W/cm2 、スパッタガス圧
0.35Paとする。次いで、この基板を窒素中250
℃、2時間の条件でアニーリングを行い、10MPa以
下の低応力のX線吸収膜13を得ることにより、X線マ
スクブランクを作製下。
【0024】[エッチングマスク層の形成]次に、図1
(C)に示すように、X線吸収膜13の上にエッチング
マスク層14としてクロム炭化物を含むクロム膜をRF
マグネトロンパッタ法によって0.05μmの厚さに形
成した。スパッタターゲットにCrを用い、スパッタガ
スは、Arにメタンを7%混合したガスで、RFパワー
密度6.5W/cm2 スパッタガス圧1.2Paとし
て、100MPa以下の低応力のエッチングマスク層を
得た。なお、ここで、ッチングマスク層とは、EBレジ
ストとX線吸収膜の間に挿入して、ドライエッチングに
よるX線吸収膜の加工精度を高める役割をするものであ
る。この段階で得られたものもX線マスクブランクの1
種として取り扱われる。
【0025】[X線吸収膜パターンの形成及び枠体の形
成]X線マスクブランク2上に所望のパターンを形成し
たレジスト膜を配し、このパターンをマスクにドライエ
ッチングを行い、X線吸収膜パターンを形成する。その
後裏面に形成されX線透過膜12のウインドウエリアと
なる中心部の領域をCF4 をエッチングガスとしたリア
クティブイオンエッチング(RIE)により除去し、残
った膜12aをマスクにして、フッ酸と硝酸の混合液か
らなるエッチング液によりシリコン基板11をエッチン
グしてシリコン枠体11aを形成し、X線マスクを得る
(図1(D)参照)。なお、この場合、レジストは一般
に、電子ビーム(EB)レジストを用いEB描画法によ
りパターン形成を行う。
【0026】本実施例で作製したX線マスクは、マスク
加工後のパターン欠陥を10個以下とすることができ、
マスク修正装置により欠陥ゼロのX線マスクを実現でき
た。また、膜強度は実用上問題のないことが確認され
た。
【0027】(実施例2) [X線透過膜の形成]まず、シリコン基板11の両面に
X線透過膜12として炭化珪素膜を成膜する。シリコン
基板1は、大きさ4インチφ、厚さ2mmで結晶方位
(100)のシリコン基板を用いる。また、X線透過膜
としての炭化珪素膜は、ジクロロシランとアセチレンを
用いてCVD法により2.1μmの厚みに成膜する。次
に、X線透過膜12の表面を機械研磨により平滑化処理
する。機械研磨は、X線透過膜12を形成した基板の裏
面をステンレス(SUS)製の治具に張り付け固定し、
膜表面を平均粒径1/4μm(0.1〜0.6μm径;
日本エンギス製)のダイヤモンド粒子を分散させた凝固
ポリマータイプの軟質研磨布に当てがい、治具に200
g/cm2 の荷重をかけながら60rpmで回転させて
5分間研磨し、表面粗さRaで1nm以下の表面を得
る。こうして得られた膜の表面には、0.2μm以上の
傷が存在した。そこで、さらに基板の裏面をSUS製の
治具に固定し、基板をコロイダルシリカ(粒径60〜8
0nm)を分散させたスウェードタイプ(不織布タイ
プ)研磨布にあてがい、180g/cm2 の荷重をかけ
ながら60rpmで回転させて5分間研磨し表面の傷を
0.2μm以下とした。
【0028】[X線吸収膜の形成]次に、図1(B)に
示すように、X線透過膜12上にタンタル及びホウ素か
らなるX線吸収膜13をDCマグネトロンスパッタ法に
よって0.5μmの厚さに形成する。スパッタターゲッ
トは、タンタルとホウ素を原子数比(Ta/B)で8/
2の割合で含む焼結体を用いる。スパッタガスは、Xe
で、RFパワー密度6.5W/cm2 、スパッタガス圧
0.35Paとする。次いで、この基板を窒素中250
℃、2時間の条件でアニーリングを行い、10MPa以
下の低応力のX線吸収膜13を得ることにより、X線マ
スクブランクを作製した。
【0029】[エッチングマスク層の形成]次に、図3
(C)に示すように、X線吸収膜13の上にエッチング
マスク層14としてクロム炭化物を含むクロム膜をRF
マグネトロンパッタ法によって0.05μmの厚さに形
成した。スパッタターゲットにCrを用い、スパッタガ
スは、Arにメタンを7%混合したガスで、RFパワー
密度6.5W/cm2 スパッタガス圧1.2Paとし
て、100MPa以下の低応力のエッチングマスク層を
得た。この段階で得られたものもX線マスクブランクの
1種として取り扱われる。
【0030】[X線吸収膜パターンの形成及び枠体の形
成]X線マスクブランク2上に所望のパターンを形成し
たレジスト膜を配し、このパターンをマスクにドライエ
ッチングを行い、X線吸収膜パターンを形成する。その
後裏面に形成されX線透過膜12のウインドウエリアと
なる中心部の領域をCF4 をエッチングガスとしたリア
クティブイオンエッチング(RIE)により除去し、残
った膜12aをマスクにして、フッ酸と硝酸の混合液か
らなるエッチング液によりシリコン基板11をエッチン
グしてX線シリコン枠体11aを形成し、X線マスクを
得る(図1(D)参照)。なお、この場合、レジストは
一般に、電子ビーム(EB)レジストを用いEB描画法
によりパターン形成を行う。
【0031】本実施例で作製したX線マスクは、マスク
加工後のパターン欠陥を10個以下とすることができ、
マスク修正装置により欠陥ゼロのX線マスクを実現でき
た。また、膜強度は実用上問題のないことが確認され
た。
【0032】(実施例3)この実施例は、上述の実施例
1、2におけるX線透過膜12の形成工程において、X
線透過膜12たる炭化珪素膜を研磨する工程として、以
下のメカノケミカル研磨を行うようにした点を除けば実
施例1、2と同一である。
【0033】この実施例のメカノケミカル研磨は、基板
をコロイダルシリカ(粒径60〜80nm)を分散させ
た凝固ポリマータイプの研磨布にあてがい、180g/
cm2 の荷重をかけながら60rpmで回転させて10
分間研磨する。ここで、コロイダルスラリー中にH2
2 を30%添加し、溶媒のpHを弱アルカリ(8.5)
にする。これにより、触媒作用が活発になり、研磨速度
の増加と表面平滑化が実現できた。
【0034】(比較例)この比較例は、上述の実施例1
におけるX線透過膜12の形成工程において、X線透過
膜12たる炭化珪素膜を研磨する工程として、平均粒径
1/2μm(0.2〜0.8μm径;日本エンギス製)
のダイヤモンド粒子を分散させた凝固ポリマータイプの
軟質研磨布に当てがい、治具に200g/cm2 の荷重
をかけながら60rpmで回転させて5分間研磨するよ
うにして表面粗さRaで1nm以下の表面を得た点を除
けば実施例1と同一である。しかし、こうして研磨して
得られたX線透過膜表面には0.25μm以上の傷が存
在した。
【0035】さらに、最終的に得られたX線マスクも、
上記傷が原因で、修正不可能なパターン欠陥が存在し、
無欠陥マスクを得ることはできなかった。また、膜強度
も実用上において十分でなく、繰り返しの使用によって
膜破壊するものであった。
【0036】なお、上述の実施例においては、X線吸収
膜として、TaとBの化合物(Ta/B=8/2)を用
いたが、この代わりに、例えば、金属Ta、Taを含む
アモルファス材料、Ta4 B以外の組成を持つホウ化タ
ンタル等を用いてもよい。
【0037】また、X線マスクブランクの構造として
は、実施例で掲げたものの外に、基板にX線透過膜を形
成した後に、基板の裏面からその中央部を除去して枠体
を形成し、この枠体にX線透過膜が張られた状態のいわ
ゆるメンブレン化した構造のものも考えられる。要する
に、X線マスク製造工程における主な中間品はX線マス
クブランクであるということができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、X線透
過膜たる炭化珪素膜の表面を、表面粗さがRa(平均線
中心粗さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上の
スクラッチ傷のない面に研磨するようにしたことによ
り、無欠陥で十分な膜強度を有するX線マスクを得るこ
とを可能にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるX線マスクの製造方法
の説明図である。
【図2】X線マスクの構造を説明するための断面図であ
る。
【図3】X線マスクブランクの構造を説明するための断
面図である。
【符号の説明】
1…X線マスク 2…X線マスクブランク 11a …シリコン支持枠 11…シリコン基板 12…X線透過膜 13…X線吸収膜 13a …X線吸収膜パターン 14…エッチングマスク層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面粗さがRa(平均線中心粗さ)で
    1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラッチ傷
    のない炭化珪素膜からなるX線マスク用X線透過膜。
  2. 【請求項2】 基板上にX線透過膜とX線吸収膜とを有
    するX線マスクブランクにおいて、 前記X線透過膜として、表面粗さがRa(平均線中心粗
    さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラ
    ッチ傷のない炭化珪素膜を用いることを特徴とするX線
    マスクブランク。
  3. 【請求項3】 枠体に支持されたX線透過膜の上にX線
    吸収膜パターンが形成されたX線マスクにおいて、 前記X線透過膜として、表面粗さがRa(平均線中心粗
    さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラ
    ッチ傷のない炭化珪素膜を用いることを特徴とするX線
    マスク。
  4. 【請求項4】 炭化珪素膜を研磨材を用いて研磨する炭
    化珪素膜の研磨方法において、 研磨材として、平均粒径が0.05〜0.3μmのダイ
    ヤモンドを用いることによって、前記炭化珪素膜表面
    を、Ra(中心線平均粗さ)で1.0nm以下で、幅
    0.25μm以上のスクラッチ傷が実質的にない表面に
    なるように研磨することを特徴とする炭化珪素膜の研磨
    方法。
  5. 【請求項5】 炭化珪素膜を研磨材を用いて研磨する炭
    化珪素膜の研磨方法において、 平均粒径が0.05〜0.6μmのダイヤモンドからな
    る研磨材を用いて研磨した後、コロイダルシリカからな
    る研磨材を用いて研磨することによって、前記炭化珪素
    膜表面を、Ra(中心線平均粗さ)で1.0nm以下
    で、幅0.25μm以上のスクラッチ傷が実質的にない
    表面になるように研磨することを特徴とする炭化珪素膜
    の研磨方法。
  6. 【請求項6】 炭化珪素膜を研磨材を用いて研磨する炭
    化珪素膜の研磨方法において、 研磨材として、過酸化水素(H2 2 )を含有する溶液
    中に分散したコロイダルシリカを用いて研磨することに
    よって、前記炭化珪素膜表面を、Ra(中心線平均粗
    さ)で1.0nm以下で、幅0.25μm以上のスクラ
    ッチ傷が実質的にない表面になるように研磨することを
    特徴とする炭化珪素膜の研磨方法。
  7. 【請求項7】 基板上にX線透過膜としての炭化珪素膜
    を形成する工程と、該炭化珪素膜表面を研磨する研磨工
    程とを有するX線マスクブランクの製造方法において、 前記炭化珪素膜を研磨する研磨工程として、請求項4な
    いし6のいずれかに記載の炭化珪素膜の研磨方法を用い
    ることを特徴とするX線マスクブランクの製造方法。
  8. 【請求項8】 基板表面にX線透過膜としての炭化珪素
    膜を形成する工程と、該炭化珪素膜表面を研磨する研磨
    工程と、該研磨工程を施した炭化珪素膜表面にX線吸収
    膜を形成する工程と、該X線吸収膜の一部を選択的に除
    去してX線吸収膜パターンを形成する工程と、前記基板
    の前記X線吸収膜パターンが形成された領域範囲を含む
    部分を除去して前記基板を枠体状に形成する工程とを有
    するX線マスクの製造方法において、 前記炭化珪素膜を研磨する研磨工程として、請求項4な
    いし6のいずれかに記載の炭化珪素膜の研磨方法を用い
    ることを特徴としたX線マスクの製造方法。
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