JPH102739A - 測量機用三脚 - Google Patents
測量機用三脚Info
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- JPH102739A JPH102739A JP17712496A JP17712496A JPH102739A JP H102739 A JPH102739 A JP H102739A JP 17712496 A JP17712496 A JP 17712496A JP 17712496 A JP17712496 A JP 17712496A JP H102739 A JPH102739 A JP H102739A
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- shaped member
- surveying instrument
- neck
- tripod
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Abstract
引張し、測量機の求心位置をずらさずに本固定する測量
機用三脚を得る。 【解決手段】 U字部材30の一方の端部を支持固定
し、他端部を頚部22aから離間するように付勢するこ
とでU字部材30を鉛直下方向に押圧する。U字部材3
0によって上下方向に固定されている定心かん24は鉛
直下方向に引張される。定心かん24のネジ部28とネ
ジ嵌合した測量機10は脚頭20に強固に固定される。
Description
測量機を載せる測量機用三脚に関するものである。
よって三脚に連結固定される。三脚の頚部の上面である
脚頭は精密平面仕上げが施され、測量機が滑るように移
動でき、測量機の設置作業において定心かんは脚頭に対
してある程度の範囲で自由に移動できる。測量機を三脚
の上に設置した状態で定心かんを軽く締め仮固定し、整
準および求心を行って測量機を所定の位置に定めた後、
仮固定していた定心かんを更に強く締め測量機が動かな
いように本固定する。
うな従来の測量機用三脚においては、測量機の整準と求
心が終了し、測量機を本固定するために定心かんを回動
すると、その回転力が平滑な脚頭と測量機底部の摩擦力
より大きいので、脚頭と測量機底部の間で滑りが発生
し、せっかく行った求心がずれてしまい、設置作業をや
り直さなくては鳴らないという問題点があった。
れることのない測量機用三脚を提供することを目的とし
ている。
おいて、脚と、この脚の上端に設けられ、鉛直方向に貫
通する取付け用穴を有する頚部と、頚部の底面に設けら
れ、一端が頚部に回転自在に指示され、開口を有するU
字部材と、U字部材の開口に遊嵌されるとともにU字部
材に対して上下方向に固定され、取付け用穴内を挿通し
て頚部の上面から突出するネジ部を有する定心かんと、
U字部材を頚部の底面から離間する方向に付勢する手段
とを備えたことを特徴とする。
手段が頚部底面とU字部材の間に設けられたレバーと、
レバーに螺合しU字部材を回転自在に支持するボルト
と、ボルトの頚部に設けられてU字部材を頚部底面側に
押圧するバネから成る。
手段が頚部底面に設けられた溝部と、溝部に設けられ、
U字部材に当接する偏心カムと、この偏心カムを回転軸
まわりに回動する偏心レバーとから成る。
の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
を示している。測量機用三脚12は3本の脚14と、脚
14の上端部に設けられた頚部22を有する。測量機1
0は頚部22の上面である脚頭部20に載置され、取り
付けられる。各脚14は一対の平行な脚板14aと、脚
板14aに摺動自在に支持され、脚板14aの下端に設
けられたクランプ16を貫通して下方へ延びるスライド
脚14bとを有する。スライド脚14bの下端には石突
き18が設けられている。
に連結され、この頚部22には中央に鉛直方向に貫通し
た取付け用穴である円柱穴23が設けられている。頚部
22の底面22aにはU字部材30がボルト40により
取り付けられている。U字部材30は中空の定心かん2
4を上下方向に固定している。定心かん24は円柱穴2
3内を挿通しており、定心かん24の先端に形成された
ネジ部28が頚部22の上面から突出している。このネ
ジ部28は測量機10の底面に設けられたネジ穴に螺合
される。これにより測量機10は三脚12に連結され
る。
30aと支持部30aの端部に設けられ、2つの支持部
30aを連結する枢着部30bとを有する。定心かん2
4は支持部30aを遊嵌しており、支持部30aに沿っ
て変位自在であるが上下方向に対しては固定されてい
る。枢着部30bはボルト40により頚部22の底面2
2aに回動自在に支持され、また、U字部材30がボル
ト40に対してわずかな鉛直方向の遊びを持つように設
けられている。
れ、このバネ44はU字部材30の枢着部30bを底面
22aに付勢している。バネ44は鉛直方向の遊びによ
るU字部材30およびレバー42のがたつきを無くすた
めに設けられている。さらにボルト40には、ネジ穴を
有するレバー42がネジ嵌合されている。このレバー4
2は底面22aとU字部材30の枢着部30bとの間に
回転自在に設けられている。
対してボルト40の対称位置にU字部材ガイド50が設
けられている。U字部材ガイド50は底面22aから下
方に突出しており、円柱穴23側に開口した溝部52を
有する。U字部材ガイド50および溝部52は、頚部2
2の図2におけるU字部材30に対して垂直方向に延び
ており、溝部52はU字部材30の2つの端部30cを
受容している。つまりU字部材30がボルト40まわり
に回転するとき、端部30cは溝部52内で自在に水平
移動することができる。したがってU字部材30は端部
30cにおいて常に頚部22に鉛直方向に支持固定され
る。
手順を説明する。まず脚頭20に測量機10を載せ、定
心かん24のネジ部28と測量機10のネジ穴を螺合さ
せるように、定心かん24を軸心まわりに回転させ仮固
定する。すなわち仮固定の時点では、測量機10は脚頭
20の面上において変位自在である。この状態で測量機
10自身の整準をとり、求心望遠鏡を覗きながら測量機
10を脚頭20の面上を滑らせて動かし、測点の真上に
求心する。求心を終えたあと本固定を行う。本固定では
レバー42を図2における時計周りに回動させる。これ
によりU字部材30を介して定心かん24は鉛直方向に
付勢され、測量機10が所定の位置に定められる。
してネジ嵌合しているので、時計周りに回動することに
よりネジのピッチ分だけ下方に移動する。レバー42の
移動に従ってU字部材30の枢着部30bが下方に変位
する。U字部材30の枢着部30bはボルト40の頭部
に接するまで鉛直方向に変位可能である。U字部材30
の端部30cは頚部22に支持固定されているので、枢
着部30bが下方に押されると、U字部材30に嵌合し
ている定心かん頭部26も下方に押される。したがって
定心かん24にネジ結合している測量機10が下方に引
っ張られ、頚部22に強固に固定される。
固定し、枢着部30bで下方に押圧して鉛直方向に付勢
している。U字部材30に嵌合した定心かん24は回転
力を与えられずに下方向への引張力のみで測量機10を
固定する。したがって、測量機10は水平面内には移動
せず、求心は狂わない。
外す場合、レバー42を反時計周りに回動するとU字部
材30の枢着部30bが押圧された位置から解放され
る。この後定心かん24を緩め、測量機10から取り外
せばよい。
態を示している。基本構成は第1実施形態と同じであ
り、その詳述は省略する。なお、第1実施形態と対応す
る部分は同番号で記している。第2実施形態では、付勢
手段は頚部22の底面22aに設けられ、円柱穴23に
対してU字部材保持用ボルト66の対称位置にある偏心
カム60である。
66はU字部材30の枢着部30bにおいて頚部22の
底面22aにネジ結合しており、枢着部30bと底面2
2aおよびボルト66の頭部との間にはそれぞれワッシ
ャー46が設けられている。円柱穴23に対してボルト
66の位置の対称である底面22aには、溝部65が蒲
鉾形にくり抜かれている。この溝部65には円柱状の偏
心カム60が回転自在に設けられ、端部30cに当接し
ている。偏心カム60には偏心カム60の軸線にほぼ垂
直な偏心レバー62が一体的に形成されている。また、
偏心カム60は図示しない軸受によって軸心60aのま
わりに回転自在に支持されている。
ば図5における時計周り方向に偏心レバー62を回動す
ると、偏心カム60は軸心60aのまわりに回動する。
偏心カム60が回動するにつれて、回転軸から偏心カム
60の表面である局面68までの距離は長くなり、U字
部材30を押圧する。U字部材30は枢着部30bにお
いて頚部底面22aに支持固定されているので、端部3
0cが下方に押圧されると、定心かん頭部26を鉛直下
方に押すことになる。したがって、定心かん24に螺合
している測量機10は下方に引張され、脚頭20に強固
に固定される。
は逆にU字部材30を枢着部30bで支持固定し、端部
30cで下方に押圧している。U字部材30とU字部材
30に嵌合した定心かん24はともに鉛直下方へ押さ
れ、引張力のみで測量機10を本固定するという第1実
施形態と同様の効果が得られる。
ー62を回動する操作だけで測量機10を強固に固定で
き、求心をやり直す必要がない。また測量機10を外す
ときは、上記の操作を逆に行えばよい。
ルト40と螺合してボルト40の回転によるネジピッチ
の移動を鉛直方向の力としているが、その他の手段、例
えばクサビ状の傾斜面を滑らす構造などでもよい。ま
た、バネ44は本固定を行わない状態のわずかな鉛直方
向の遊びによるU字部材30のがたつきを無くすための
もので、その他の手段を用いてもよい。
固定によって測量機の位置がずれることのない測量機用
三脚を提供することができる。
と共に示す斜視図である。
以下を省略した頚部の平面図である。
I線に沿う断面図である。
以下を省略した頚部の平面図である。
−II線に沿う断面図である。
うな従来の測量機用三脚においては、測量機の整準と求
心が終了し、測量機を本固定するために定心かんを回動
すると、その回転力が平滑な脚頭と測量機底部の摩擦力
より大きいので、脚頭と測量機底部の間で滑りが発生
し、せっかく行った求心がずれてしまい、設置作業をや
り直さなくてはならないという問題点があった。
対してボルト40の対称位置にU字部材ガイド50が設
けられている。U字部材ガイド50は底面22aから下
方に突出しており、円柱穴23側に開口した溝部52を
有する。U字部材ガイド50および溝部52は、頚部2
2の図2におけるU字部材30に対して垂直方向に延び
ており、溝部52はU字部材30の2つの端部30cを
受容している。つまりU字部材30がボルト40まわり
に回転するとき、端部30cは溝部52内で自在に水平
移動することができるが、鉛直方向には移動規制されて
いる。
固定し、枢着部30bで下方に押圧して鉛直方向に付勢
している。U字部材30に嵌合した定心かん24は回転
力を与えられずに下方向への引張力のみで測量機10を
固定する。したがって、測量機10は水平方向には移動
せず、求心は狂わない。
ば図5における時計周り方向に偏心レバー62を回動す
ると、偏心カム60は軸心60aのまわりに回動する。
偏心カム60が回動するにつれて、回転軸からU字部材
30に当接する点までの距離が長くなり、U字部材30
を押圧する。U字部材30は枢着部30bにおいて頚部
底面22aに支持固定されているので、端部30cが下
方に押圧されると、定心かん頭部26を鉛直下方に押す
ことになる。したがって、定心かん24に螺合している
測量機10は下方に引張され、脚頭20に強固に固定さ
れる。
Claims (3)
- 【請求項1】 脚と、この脚の上端に設けられ、鉛直方
向に貫通する取付け用穴を有する頚部と、前記頚部の底
面に設けられ、一端が前記頚部に回転自在に指示され、
開口を有するU字部材と、前記U字部材の開口に遊嵌さ
れるとともにU字部材に対して上下方向に固定され、前
記取付け用穴内を挿通して前記頚部の上面から突出する
ネジ部を有する定心かんと、前記U字部材を前記頚部の
底面から離間する方向に付勢する手段とを備えた測量機
用三脚。 - 【請求項2】 前記付勢手段が前記頚部底面と前記U字
部材の間に設けられたレバーと、前記レバーに螺合し前
記U字部材を回転自在に支持するボルトと、前記ボルト
の頚部に設けられて前記U字部材を前記頚部底面側に押
圧するバネから成ることを特徴とする請求項1に記載の
測量機用三脚。 - 【請求項3】 前記付勢手段が前記頚部底面に設けられ
た溝部と、前記溝部に設けられ、前記U字部材に当接す
る偏心カムと、この偏心カムを回転軸まわりに回動する
偏心レバーとから成ることを特徴とする請求項1に記載
の測量機用三脚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17712496A JP3676501B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 測量機用三脚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17712496A JP3676501B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 測量機用三脚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH102739A true JPH102739A (ja) | 1998-01-06 |
JP3676501B2 JP3676501B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=16025596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17712496A Expired - Fee Related JP3676501B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 測量機用三脚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3676501B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108302295A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-07-20 | 河南理工大学 | 用于安装试验仪器的水平调节支架及其安装使用方法 |
CN112197137A (zh) * | 2020-10-25 | 2021-01-08 | 钱聂 | 一种便于携带的地信测绘支架 |
CN114738608A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-12 | 湖南地科院规划设计有限公司 | 一种基于遥感影像的矢量地理信息采集方法和装置 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP17712496A patent/JP3676501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN112197137A (zh) * | 2020-10-25 | 2021-01-08 | 钱聂 | 一种便于携带的地信测绘支架 |
CN114738608A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-12 | 湖南地科院规划设计有限公司 | 一种基于遥感影像的矢量地理信息采集方法和装置 |
CN114738608B (zh) * | 2022-04-01 | 2023-06-23 | 湖南地科院规划设计有限公司 | 一种基于遥感影像的矢量地理信息采集方法和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3676501B2 (ja) | 2005-07-27 |
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