JPH10272393A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JPH10272393A
JPH10272393A JP8099197A JP8099197A JPH10272393A JP H10272393 A JPH10272393 A JP H10272393A JP 8099197 A JP8099197 A JP 8099197A JP 8099197 A JP8099197 A JP 8099197A JP H10272393 A JPH10272393 A JP H10272393A
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spray
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Yoshihiro Kitagawa
義弘 北川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗装機の移行速度の切替えに対応して塗料の噴
霧開始時刻および噴霧終了時刻を簡単かつ確実に切替え
て塗装できるようにする。 【解決手段】塗装機10が実際に移行される速度Vaを
検出可能かつ検出された移行速度Vaで基準速度Vbを
除した値を補正係数として当該検出移行速度Vaに対応
する補正噴霧開始時刻(ts1)と補正噴霧終了時刻
(tf1)とを算出可能に形成し、算出された補正噴霧
開始時刻(ts1)と補正噴霧終了時刻(tf1)との
間で塗料を噴霧するように自動切替可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装機を基準位置
から予め設定された基準速度で移行可能かつ基準位置か
らそれぞれ所定距離離れた噴霧開始位置と噴霧終了位置
との間を移行中に塗装機から塗料を噴霧しつつ塗装可能
に形成された塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装装置の従来構成を図5に示す。かか
る塗装装置は、塗装機10と,塗装機10に塗料を供給
可能な塗料供給源30と,塗装機10を上下動させる上
下移動機構20とを備え、塗装機10を基準位置Pbか
ら予め設定された基準速度Vbで移行可能かつ基準位置
Pbからそれぞれ所定距離離れた噴霧開始位置Psと噴
霧終了位置Pfとの間を移行中に塗装機10から塗料を
噴霧しつつ塗装可能に形成されている。
【0003】上下移動機構20は、上下のスプロケット
(21,22)に渡設されたチェーン23を昇降用モー
タ25で回動させ、塗装機10を保持する支持台24を
上下に往復移動させる構成とされている。通常、上下移
動機構20は、塗装機10を同一速度で往動および復動
可能に形成されている塗装機10は、塗料を噴霧・噴霧
停止可能に形成されている。この塗装機10には、塗料
噴霧開始時刻(ts)と塗料噴霧終了時刻(tf)とを
設定するための設定器(図示省略)が接続されている。
塗装機10には、塗料を塗装機10に供給可能な塗料供
給源30が接続されている。なお、塗装機10は、エア
霧化式,エアレス霧化式および回転霧化式のいずれであ
ってもよい。
【0004】ここにおいて、作業者は、塗装機10が基
準速度Vbで移行中に噴霧開始位置Psで塗料噴霧を開
始しかつ噴霧終了位置Pfで塗料噴霧が終了するよう
に、設定器を用いて、基準位置Pbにおける時刻を基準
として噴霧開始時刻(ts)と噴霧終了時刻(tf)と
を設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記塗装装
置では、生産タクトの変更等によって塗装機10の移行
速度が基準速度Vbから切替えられることがある。
【0006】かかる場合には、移行速度の切替えに対応
して、塗料噴霧開始時刻(ts)と塗料噴霧終了時刻
(tf)とを切替える必要があるが、噴霧開始位置Ps
で塗料噴霧を開始しかつ噴霧終了位置Pfで塗料噴霧が
終了するように設定器を用いて当該各時刻(ts,t
f)とを切替えるのは手間が掛かり、作業者に過度の負
担をしいることになる。
【0007】なお、複数の移行速度に対応する噴霧開始
時刻および噴霧終了時刻を予め求めて噴霧開始・終了時
刻表を作成しておき、塗装機10の移行速度切替時に該
時刻表に基き噴霧開始・終了時刻を切替えることが考え
られるが、かかる時刻表を作成するには多大の時間を要
するとともに、実際に切替えられる移行速度の全てにつ
いて噴霧開始・終了時刻を予め求めておくことは実際上
不可能である。また、作業者が時刻表の見方を誤って噴
霧開始・終了時刻の設定をミスするおそれがある。
【0008】本発明の目的は、塗装機の移行速度の切替
えに対応して塗料の噴霧開始時刻および噴霧終了時刻を
簡単かつ確実に切替えて塗装することができる塗装装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、塗装機を予め
設定された基準速度で移行可能かつ基準速度に対応する
噴霧開始時刻と噴霧終了時刻との間で塗装機から塗料を
噴霧しつつ塗装可能に形成された塗装装置において、前
記塗装機が実際に移行される速度を検出可能かつ検出さ
れた移行速度で前記基準速度を除した値を補正係数とし
て当該検出移行速度に対応する補正噴霧開始時刻と補正
噴霧終了時刻とを算出可能に形成し、算出された補正噴
霧開始時刻と補正噴霧終了時刻との間で塗料を噴霧する
ように自動切替可能に形成したことを特徴とする。
【0010】かかる発明では、塗装機の移行速度が基準
速度から切替えられる場合には、塗装機が実際に移行さ
れる速度が検出され、該検出された移行速度で基準速度
を除した値を補正係数として当該検出移行速度に対応す
る補正噴霧開始時刻と補正噴霧終了時刻とが算出され
る。そして、算出された補正噴霧開始時刻と補正噴霧終
了時刻との間で塗料を噴霧するように自動的に切替えら
れる。
【0011】したがって、塗装機の移行速度の切替えに
対応して塗料の噴霧開始時刻および噴霧終了時刻を簡単
かつ確実に切替えて塗装することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本塗装装置は、図1〜図3に示す如
く、基本的構成は従来例(図5)の場合と同様とされて
いるが、実際移行速度検出手段2と,噴霧開始・終了時
刻算出手段(41,42)と,切替制御手段(41,4
2)とを設け、塗装機10の移行速度の切替に対応して
補正塗料噴霧開始時刻(ts1)と補正塗料噴霧終了時
刻(tf1)とを自動的に算出し,算出された時刻(t
s1,tf1)間で塗料を噴霧するように自動切替可能
に構成されている。
【0013】なお、従来例(図5)の場合と共通する構
成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化
または省略する。
【0014】実際移行速度検出手段2は、塗装機10が
実際に移行される速度Vaを検出する手段である。この
実施形態では、実際移行速度検出手段2は、塗装機10
の移行経路に沿って所定距離Luだけ離隔して配設され
た2つの検出センサ(3,4)を含み、塗装機10が両
検出センサ(3,4)を通過するのに要する時間(t
u)を求め,上記所定距離Luと時間(tu)とから間
接的に塗装機10の移行速度Va(=Lu/tu)を検
出可能に形成されている。塗装機10は、上下移動機構
20によって同一速度で往動(上昇)および復動(下
降)され,往動時および復動時に塗料を噴霧して塗装可
能に形成されている。
【0015】噴霧開始・終了時刻算出手段は、検出され
た移行速度Vaで基準速度Vbを除した値を補正係数と
して当該検出移行速度Vaに対応する補正噴霧開始時刻
(ts1)と補正噴霧終了時刻(tf1)とを算出可能
に形成されている。
【0016】具体的には、噴霧開始・終了時刻算出手段
は、移行速度Vaで基準速度Vbを除した値(補正係
数)を基準速度Vbに対応して予め設定・記憶されてい
る噴霧開始時刻ts,噴霧終了時刻tfに乗じて、移行
速度Vaに対応する補正噴霧開始時刻ts1=(Vb/
Va)・ts,補正噴霧終了時刻tf1=(Vb/V
a)・tfを算出可能に形成されている。
【0017】この実施形態では、噴霧開始・終了時刻算
出手段は、本塗装装置全体を駆動制御する駆動制御部4
0のCPU41とROM42とから形成されている。
【0018】ここにおいて、駆動制御部40は、CPU
41,ROM42,RAM43,キーボード44,入力
ポート45,出力ポート46等から形成されている。入
力ポート45には、検出センサ(3,4)等が接続され
ている。また、出力ポート46には、昇降用モータ25
および塗料供給源30等が接続されている。
【0019】自動切替制御手段は、上記算出された補正
噴霧開始時刻(ts1)で塗料の噴霧が開始され補正噴
霧終了時刻(tf1)で塗料の噴霧が終了されるように
塗装機10の塗料噴霧時期を切替制御可能に形成されて
いる。この実施形態では、自動切替制御手段は、自動切
替制御プログラムを格納したROM42とCPU41と
から形成され、図3に示すフローチャートのステップ1
3,14で実行される。
【0020】次に、この実施形態の作用について図3に
示すフローチャートに基き説明する。生産タクト等の切
替変更によって塗装機10の移行速度が基準速度Vbと
は異なる速度(Va)に切替えられた場合には、当該移
行速度Vaが実際移行速度検出手段2によって検出され
る(ST10のYES)。次に、検出された移行速度V
aが基準速度Vbと等しい場合(ST11のYES)に
は、基準速度Vbに対応して予め設定された噴霧開始時
刻(ts)で塗料噴霧が開始され,かつ噴霧終了時刻
(tf)で塗料の噴霧が終了される(ST15,1
6)。
【0021】上記検出移行速度Vaが基準速度Vbと異
なる場合(ST11のNO)には、噴霧開始・終了時刻
検出手段(41,42)によって当該検出移行速度Va
に対応する補正噴霧開始時刻ts1=(Vb/Va)・
ts,補正噴霧終了時刻tf1=(Vb/Va)・tf
が算出され(ST12)、該時刻(ts1)で塗料の噴
霧が開始され、かつ該時刻(tf1)で塗料の噴霧が終
了される。
【0022】しかして、この実施形態によれば、実際移
行速度検出手段2と,噴霧開始・終了時刻算出手段(4
1,42)と,自動切替制御手段(41,42)とを設
けたので、塗装機10の移行速度が基準速度Vbとは異
なる速度Vaに切替えられた場合には自動的に該移行速
度Vaに対応する補正噴霧開始時刻(ts1),補正噴
霧終了時刻(tf1)を算出し、該時刻(ts1,tf
1)に基き塗料噴射開始,噴射終了を行うことができ
る。したがって、塗装機10の移行速度の切替えに対応
して塗料の噴霧開始時刻および噴霧終了時刻を簡単かつ
確実に切替えて塗装することができる。その結果、塗装
機10の移行速度切替時に作業者に掛かる負担を大幅に
軽減することができる。
【0023】なお、上記実施形態では、噴霧開始・終了
時刻算出手段および自動切替制御手段を、本塗装装置全
体を駆動制御する駆動制御部40のCPU41とROM
42とから形成したが、図4に示すロジック回路40A
から形成してもよい。
【0024】ロジック回路40Aには、検出センサ
(3,4)および基準速度(Vb)に対応する噴霧開始
時刻(ts)と噴霧終了時刻(tf)とを設定するため
の設定器49とが接続されており、当該ロジック回路4
0Aは塗装機10が基準速度(Vb)から移行される場
合に、補正噴霧開始時刻(ts)と補正噴霧終了時刻
(tf)とを算出し、かつ算出された補正噴霧開始時刻
(ts)と補正噴霧終了時刻(tf)との間で塗料を噴
霧するように自動切替可能に形成されている。
【0025】また、塗装機10の往動時(上昇時)およ
び復動時(下降時)に塗料を噴霧して塗装するものと構
成されているが、往動時(又は復動時)のみ塗料を噴霧
するように構成してもよい。往動時(又は復動時)のみ
塗料を噴霧する場合には、早戻りさせて塗装効率のより
一層の向上を図れるように構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、検出された塗装機の実際の移
行速度で基準速度を除した値を補正係数として当該検出
移行速度に対応する補正噴霧開始時刻と補正噴霧終了時
刻とを算出可能に形成し、算出された補正噴霧開始時刻
と補正噴霧終了時刻との間で塗料を噴霧するように自動
切替可能に形成されているので、塗装機の移行速度の切
替えに対応して塗料の噴霧開始時刻および噴霧終了時刻
を簡単かつ確実に切替えて塗装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、全体構成を説明するためのブロック図
である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】同じく、噴霧開始・終了時刻算出手段と自動切
替制御手段とを形成するロジック回路を説明するための
図である。
【図5】同じく、塗装装置の従来構成を説明するための
図である。
【符号の説明】
2 実際移行速度検出手段 10 塗装機 20 上下動移動機構 30 塗料供給手段 40 駆動制御部 41 CPU(噴霧開始・終了時刻算出手段,自動切替
制御手段) 42 ROM(噴霧開始・終了時刻算出手段,自動切替
制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装機を予め設定された基準速度で移行
    可能かつ基準速度に対応する噴霧開始時刻と噴霧終了時
    刻との間で塗装機から塗料を噴霧しつつ塗装可能に形成
    された塗装装置において、 前記塗装機が実際に移行される速度を検出可能かつ検出
    された移行速度で前記基準速度を除した値を補正係数と
    して当該検出移行速度に対応する補正噴霧開始時刻と補
    正噴霧終了時刻とを算出可能に形成し、算出された補正
    噴霧開始時刻と補正噴霧終了時刻との間で塗料を噴霧す
    るように自動切替可能に形成したことを特徴とする塗装
    装置。
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