JPH10272234A - パチンコ機開閉検出装置 - Google Patents
パチンコ機開閉検出装置Info
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- JPH10272234A JPH10272234A JP9838397A JP9838397A JPH10272234A JP H10272234 A JPH10272234 A JP H10272234A JP 9838397 A JP9838397 A JP 9838397A JP 9838397 A JP9838397 A JP 9838397A JP H10272234 A JPH10272234 A JP H10272234A
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- pachinko machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パチンコ機の開放を確実に検出することが可
能なパチンコ機開閉検出装置を提供する。 【解決手段】 前面枠の開放動作時に前面枠に固定され
る賞品球タンク11の側壁12の内側と係合して回動す
る補給筒32と該補給筒32に連結され且つ前面枠の閉
成動作時に前面枠に固定される賞品球タンク11の側壁
12の外側と係合して回動する作動腕33とからなる回
動補給部材30と、該回動補給部材30が前面枠の開放
動作に対応した回動をしたことを検出する開放検出スイ
ッチ47と、から構成することにより、前面枠を開放す
るためには、賞品球タンク11の内部に臨んでいる補給
筒32を回動しなければならず、補給筒32が回動した
ときには、必ず開放検出スイッチ47が作動するので、
パチンコ機の開放を確実に検出することができる。
能なパチンコ機開閉検出装置を提供する。 【解決手段】 前面枠の開放動作時に前面枠に固定され
る賞品球タンク11の側壁12の内側と係合して回動す
る補給筒32と該補給筒32に連結され且つ前面枠の閉
成動作時に前面枠に固定される賞品球タンク11の側壁
12の外側と係合して回動する作動腕33とからなる回
動補給部材30と、該回動補給部材30が前面枠の開放
動作に対応した回動をしたことを検出する開放検出スイ
ッチ47と、から構成することにより、前面枠を開放す
るためには、賞品球タンク11の内部に臨んでいる補給
筒32を回動しなければならず、補給筒32が回動した
ときには、必ず開放検出スイッチ47が作動するので、
パチンコ機の開放を確実に検出することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ島台に設
置されるパチンコ機の前面枠の開閉動作を検出するパチ
ンコ機開閉検出装置に関するものである。
置されるパチンコ機の前面枠の開閉動作を検出するパチ
ンコ機開閉検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技場の営業終了後に、遊技場内
に忍び込んで、パチンコ機の前面枠を開放して裏面に装
着されている遊技制御用のコントロール基板のROMを
不正なROMに交換するという不正行為が社会問題とな
っている。しかして、このような不正行為を防止するた
めに特開平8−191941号に示される発明が提案さ
れている。この特開平8−191941号に開示される
技術は、図12に示すように、補給樋から補給される賞
品球を計数する計数器61を備えた玉補給装置60をパ
チンコ島台の上部に固定し、パチンコ機を開閉する際
に、パチンコ機の裏面に配置される賞品球タンク11の
側壁12の外側で押圧片66が押圧されて回動されるシ
ャッター部材63の閉塞部64,65が計数器61の玉
通路62の上下を開放したり閉塞したりするようになっ
ている。そして、シャッター部材63の開閉動作をシャ
ッター部材63の軸支部近傍に設けられた開放検出スイ
ッチ67によって検出し、開放検出スイッチ67が開放
を検出したときに、集中管理装置を介してセキュリティ
システムを駆動する。セキュリティシステムとしては、
テレビカメラによりモニタに写し出すと同時にビデオテ
ープレコーダに録画するものである。
に忍び込んで、パチンコ機の前面枠を開放して裏面に装
着されている遊技制御用のコントロール基板のROMを
不正なROMに交換するという不正行為が社会問題とな
っている。しかして、このような不正行為を防止するた
めに特開平8−191941号に示される発明が提案さ
れている。この特開平8−191941号に開示される
技術は、図12に示すように、補給樋から補給される賞
品球を計数する計数器61を備えた玉補給装置60をパ
チンコ島台の上部に固定し、パチンコ機を開閉する際
に、パチンコ機の裏面に配置される賞品球タンク11の
側壁12の外側で押圧片66が押圧されて回動されるシ
ャッター部材63の閉塞部64,65が計数器61の玉
通路62の上下を開放したり閉塞したりするようになっ
ている。そして、シャッター部材63の開閉動作をシャ
ッター部材63の軸支部近傍に設けられた開放検出スイ
ッチ67によって検出し、開放検出スイッチ67が開放
を検出したときに、集中管理装置を介してセキュリティ
システムを駆動する。セキュリティシステムとしては、
テレビカメラによりモニタに写し出すと同時にビデオテ
ープレコーダに録画するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記した従
来技術においては、シャッター部材63がパチンコ機の
開放動作時にスプリングの付勢力だけで玉通路62の閉
塞位置(図12の二点鎖線で示す位置;この位置はパチ
ンコ機が開放された位置に対応)に戻ると共に、開放検
出スイッチ67を作動させる構造であるため、シャッタ
ー部材63の軸支部に異物が挟まれてシャッター部材6
3が開放位置(図12の実線で示す位置;この位置はパ
チンコ機が閉成された位置に対応)に保持されたままと
なったり、あるいは故意にシャッター部材63を開放位
置に固定(通常の営業中に軸支部に異物を差し込んだり
テープ等で止めたり、あるいは前面枠を開放する前にパ
チンコ島台上部の欄間を開放して上部からシャッター部
材63を押さえる)されたりすると、開放検出スイッチ
67が作動せず、パチンコ機の開放がセキュリティシス
テム等に記録されないという欠点があった。本発明は、
上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは、パチンコ機の開放を確実に検出することが可能
なパチンコ機開閉検出装置を提供することにある。
来技術においては、シャッター部材63がパチンコ機の
開放動作時にスプリングの付勢力だけで玉通路62の閉
塞位置(図12の二点鎖線で示す位置;この位置はパチ
ンコ機が開放された位置に対応)に戻ると共に、開放検
出スイッチ67を作動させる構造であるため、シャッタ
ー部材63の軸支部に異物が挟まれてシャッター部材6
3が開放位置(図12の実線で示す位置;この位置はパ
チンコ機が閉成された位置に対応)に保持されたままと
なったり、あるいは故意にシャッター部材63を開放位
置に固定(通常の営業中に軸支部に異物を差し込んだり
テープ等で止めたり、あるいは前面枠を開放する前にパ
チンコ島台上部の欄間を開放して上部からシャッター部
材63を押さえる)されたりすると、開放検出スイッチ
67が作動せず、パチンコ機の開放がセキュリティシス
テム等に記録されないという欠点があった。本発明は、
上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは、パチンコ機の開放を確実に検出することが可能
なパチンコ機開閉検出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明が採用した具体的な解決手段を図面を参
照して説明する。図2及び図3に示すように、パチンコ
島台1に設置されるパチンコ機の前面枠17の開閉動作
を検出するパチンコ機開閉検出装置において、該パチン
コ機開閉検出装置は、前記前面枠17の開放動作時に前
面枠17に固定される部品としての賞品球タンク11の
一部である側壁12の内側と係合して回動する第1の部
材32と該第1の部材32に連結され且つ前記前面枠1
7の閉成動作時に前面枠17に固定される部品としての
賞品球タンク11の一部である側壁12の外側と係合し
て回動する第2の部材33とからなる回動部材30と、
該回動部材30が前記前面枠17の開放動作に対応した
回動をしたことを検出する開放検出手段としての開放検
出スイッチ47と、からなることを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、前面枠17を閉じ
た状態では、第2の部材33と賞品球タンク11の側壁
12の外側とが係合して第1の部材32が賞品球タンク
11の内部に臨むように位置し、前面枠17を開放する
ためには、賞品球タンク11の内部に臨んでいる第1の
部材32を回動しなければならず、第1の部材32が回
動したときには、必ず開放検出スイッチ47が作動する
ので、パチンコ機の開放を確実に検出することができ
る。
ために、本発明が採用した具体的な解決手段を図面を参
照して説明する。図2及び図3に示すように、パチンコ
島台1に設置されるパチンコ機の前面枠17の開閉動作
を検出するパチンコ機開閉検出装置において、該パチン
コ機開閉検出装置は、前記前面枠17の開放動作時に前
面枠17に固定される部品としての賞品球タンク11の
一部である側壁12の内側と係合して回動する第1の部
材32と該第1の部材32に連結され且つ前記前面枠1
7の閉成動作時に前面枠17に固定される部品としての
賞品球タンク11の一部である側壁12の外側と係合し
て回動する第2の部材33とからなる回動部材30と、
該回動部材30が前記前面枠17の開放動作に対応した
回動をしたことを検出する開放検出手段としての開放検
出スイッチ47と、からなることを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、前面枠17を閉じ
た状態では、第2の部材33と賞品球タンク11の側壁
12の外側とが係合して第1の部材32が賞品球タンク
11の内部に臨むように位置し、前面枠17を開放する
ためには、賞品球タンク11の内部に臨んでいる第1の
部材32を回動しなければならず、第1の部材32が回
動したときには、必ず開放検出スイッチ47が作動する
ので、パチンコ機の開放を確実に検出することができ
る。
【0005】また、図4乃至図6、図9に示すように、
前記回動部材は、前記パチンコ島台1の補給径路2から
の賞品球を流下せしめ且つ前記前面枠17の開放動作時
に前面枠17側に固定される賞品球タンク11の側壁1
2の内側と係合して回動する補給筒32と該補給筒32
に所定角度をもって二又状に連結され且つ前記前面枠1
7の閉成動作時に前記賞品球タンク11の側壁12の外
側と係合して回動する作動腕33とからなる回動補給部
材30によって構成され、該回動補給部材30は、前記
前面枠17の閉成時に前記補給筒32を前記賞品球タン
ク11の内側に臨ませて賞品球を連続的に供給する一
方、前記前面枠17の開放時に前記補給筒32の直前に
閉成時から開放時への回動動作に従動して侵入するスト
ッパーピン41を挿入して賞品球の流下を停止すること
により、パチンコ機の開放の確実な検出と開放に伴う補
給球のこぼれ落ちとを確実に防止することができる。
前記回動部材は、前記パチンコ島台1の補給径路2から
の賞品球を流下せしめ且つ前記前面枠17の開放動作時
に前面枠17側に固定される賞品球タンク11の側壁1
2の内側と係合して回動する補給筒32と該補給筒32
に所定角度をもって二又状に連結され且つ前記前面枠1
7の閉成動作時に前記賞品球タンク11の側壁12の外
側と係合して回動する作動腕33とからなる回動補給部
材30によって構成され、該回動補給部材30は、前記
前面枠17の閉成時に前記補給筒32を前記賞品球タン
ク11の内側に臨ませて賞品球を連続的に供給する一
方、前記前面枠17の開放時に前記補給筒32の直前に
閉成時から開放時への回動動作に従動して侵入するスト
ッパーピン41を挿入して賞品球の流下を停止すること
により、パチンコ機の開放の確実な検出と開放に伴う補
給球のこぼれ落ちとを確実に防止することができる。
【0006】更に、図7に示すように、前記開放検出手
段としての開放検出スイッチ47からの開放信号が導出
されたときに、その導出に基づいて所定のデータを作成
記録する第1のモード(ステップ30)と、その導出に
基づいて対応するパチンコ機の画像を監視カメラを介し
て録画する第2のモード(ステップ40)とのいずれか
を選択する選択手段(ステップ10)を設けることによ
り、例えば、営業中においては、監視する必要がほとん
どなく、開放動作を記録として残してトラブル発生状況
のデータとして活用し、営業終了後の人が居ない状況で
開放動作が行われたときには、不正にROM交換等が行
われる蓋然性が高く、その状況をビデオ録画することに
より、容易に不正が行われたか否かがわかるという利点
がある。
段としての開放検出スイッチ47からの開放信号が導出
されたときに、その導出に基づいて所定のデータを作成
記録する第1のモード(ステップ30)と、その導出に
基づいて対応するパチンコ機の画像を監視カメラを介し
て録画する第2のモード(ステップ40)とのいずれか
を選択する選択手段(ステップ10)を設けることによ
り、例えば、営業中においては、監視する必要がほとん
どなく、開放動作を記録として残してトラブル発生状況
のデータとして活用し、営業終了後の人が居ない状況で
開放動作が行われたときには、不正にROM交換等が行
われる蓋然性が高く、その状況をビデオ録画することに
より、容易に不正が行われたか否かがわかるという利点
がある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。図9には、この実施形態の
要部を構成する賞品球補給装置20が適用されるパチン
コ島台1とパチンコ機8との関係が示されている。図に
おいて、補給径路2を流下する賞品球は、分岐装置3に
よって分岐される。この分岐装置3は、賞品球を一列に
整列させながら取込むものであり、その通路の途中に玉
ならし4が垂下され、更に、故障を修理するとき等に賞
品球の流下を停止させることが可能なストッパー5が設
けられている。分岐装置3の下方には、支持台によって
補給用計数器6が着脱自在に取付けられる。この補給用
計数器6は、周知のように、ボックス状に形成されると
共に、その先端側に賞品球が通過する玉通路が形成さ
れ、その玉通路に臨んで計数歯車が回転自在に軸支され
ている。そして、玉通路を流下する賞品球と計数歯車の
爪とが係合して計数歯車を回転させ、計数歯車が一回転
する毎にパルス信号を発するようになっている。つま
り、計数歯車の爪数に対応する賞品球が通過する毎に1
パルスが発せられるので、実際に補給された賞品球は、
「爪数(例えば、10個)×パルス数」によって算出さ
れる。
実施形態について説明する。図9には、この実施形態の
要部を構成する賞品球補給装置20が適用されるパチン
コ島台1とパチンコ機8との関係が示されている。図に
おいて、補給径路2を流下する賞品球は、分岐装置3に
よって分岐される。この分岐装置3は、賞品球を一列に
整列させながら取込むものであり、その通路の途中に玉
ならし4が垂下され、更に、故障を修理するとき等に賞
品球の流下を停止させることが可能なストッパー5が設
けられている。分岐装置3の下方には、支持台によって
補給用計数器6が着脱自在に取付けられる。この補給用
計数器6は、周知のように、ボックス状に形成されると
共に、その先端側に賞品球が通過する玉通路が形成さ
れ、その玉通路に臨んで計数歯車が回転自在に軸支され
ている。そして、玉通路を流下する賞品球と計数歯車の
爪とが係合して計数歯車を回転させ、計数歯車が一回転
する毎にパルス信号を発するようになっている。つま
り、計数歯車の爪数に対応する賞品球が通過する毎に1
パルスが発せられるので、実際に補給された賞品球は、
「爪数(例えば、10個)×パルス数」によって算出さ
れる。
【0008】ところで、補給用計数器6を支持する支持
台には、その前端上部に分岐装置3から流下してきた賞
品球が誘導される出口が形成され、その前端下部にスプ
リングホース7の上端が固定されている。また、スプリ
ングホース7の下端は、本実施形態の要部を構成する賞
品球補給装置20に接続されている。これにより、賞品
球が分岐装置3から補給用計数器6に流入し、補給用計
数器6で計数された賞品球がスプリングホース7に排出
されて賞品球補給装置20に供給される。
台には、その前端上部に分岐装置3から流下してきた賞
品球が誘導される出口が形成され、その前端下部にスプ
リングホース7の上端が固定されている。また、スプリ
ングホース7の下端は、本実施形態の要部を構成する賞
品球補給装置20に接続されている。これにより、賞品
球が分岐装置3から補給用計数器6に流入し、補給用計
数器6で計数された賞品球がスプリングホース7に排出
されて賞品球補給装置20に供給される。
【0009】そして、上記した賞品球補給装置20に対
応してパチンコ機8が配置されるが、このパチンコ機8
の構成について図10及び図11を参照して説明する。
図10は、パチンコ機8の背面図であり、図11は、パ
チンコ機8の前面枠17を開放したときの平面図であ
る。
応してパチンコ機8が配置されるが、このパチンコ機8
の構成について図10及び図11を参照して説明する。
図10は、パチンコ機8の背面図であり、図11は、パ
チンコ機8の前面枠17を開放したときの平面図であ
る。
【0010】図において、パチンコ機8は、パチンコ島
台1の横桟に支持固定される方形状の機枠9を有し、そ
の機枠9の前方一側に前面枠17が開閉自在に設けられ
ている。そして、この前面枠17にパチンコ機1を構成
する主要部品の大部分が装着されている。パチンコ機1
を構成する主要部品として遊技盤(図示しない)があ
り、その遊技盤の裏面を機構板10が覆っている。機構
板10の上部には、賞品球補給装置20から供給される
賞品球を貯留する賞品球タンク11と、該賞品球タンク
11に貯留された賞品球を整列しながら誘導する賞品球
誘導通路14と、該賞品球誘導通路14から供給された
玉を入賞球毎に所定個数づつ区切って排出する賞品球排
出装置(図示しない)から排出された賞品球を誘導する
賞品球排出樋15と、が設けられている。そして、上記
のように構成される機構板10は、前面枠17の開閉動
作に伴って一緒に機枠9に対して開閉動作するものであ
るため、機構板10に設けられる各部品も開閉動作する
ことになる。なお、前面枠17の下部一側には、打球を
発射駆動するための打球発射装置16が取り付けられて
いる。
台1の横桟に支持固定される方形状の機枠9を有し、そ
の機枠9の前方一側に前面枠17が開閉自在に設けられ
ている。そして、この前面枠17にパチンコ機1を構成
する主要部品の大部分が装着されている。パチンコ機1
を構成する主要部品として遊技盤(図示しない)があ
り、その遊技盤の裏面を機構板10が覆っている。機構
板10の上部には、賞品球補給装置20から供給される
賞品球を貯留する賞品球タンク11と、該賞品球タンク
11に貯留された賞品球を整列しながら誘導する賞品球
誘導通路14と、該賞品球誘導通路14から供給された
玉を入賞球毎に所定個数づつ区切って排出する賞品球排
出装置(図示しない)から排出された賞品球を誘導する
賞品球排出樋15と、が設けられている。そして、上記
のように構成される機構板10は、前面枠17の開閉動
作に伴って一緒に機枠9に対して開閉動作するものであ
るため、機構板10に設けられる各部品も開閉動作する
ことになる。なお、前面枠17の下部一側には、打球を
発射駆動するための打球発射装置16が取り付けられて
いる。
【0011】次に、図1乃至図8を参照して、この実施
形態の要部を構成する賞品球補給装置20について説明
する。図1は、実施形態に係る賞品球補給装置20の斜
視図であり、図2及び図3は、賞品球補給装置20と開
放検出スイッチ47との関係を示す側面図であり、図4
及び図5は、賞品球補給装置20の作用を示す側方断面
図であり、図6は、賞品球補給装置20の一部を切断し
た正面図であり、図7は、賞品球補給装置20の開放検
出スイッチ47からの検出信号を受けたときの動作を示
すフロー図であり、図8は、図7のステップ30の処理
の具体例を示す一覧表図である。
形態の要部を構成する賞品球補給装置20について説明
する。図1は、実施形態に係る賞品球補給装置20の斜
視図であり、図2及び図3は、賞品球補給装置20と開
放検出スイッチ47との関係を示す側面図であり、図4
及び図5は、賞品球補給装置20の作用を示す側方断面
図であり、図6は、賞品球補給装置20の一部を切断し
た正面図であり、図7は、賞品球補給装置20の開放検
出スイッチ47からの検出信号を受けたときの動作を示
すフロー図であり、図8は、図7のステップ30の処理
の具体例を示す一覧表図である。
【0012】図において、賞品球補給装置20は、賞品
球を一列に整列して流下させる整列通路26が固着され
た支持台21と、該支持台21に第1の状態と第2の状
態とに回動可能に軸支され、且つ前記整列通路26と連
通すると共にその先端が前記賞品球タンク11内に臨む
補給筒32と臨まない作動腕33とが二又状に形成され
た回動補給部材30と、該回動補給部材30の回動に従
動して前記整列通路26から前記補給筒32への賞品球
の流下を制御する球止め部材40とから構成される。
球を一列に整列して流下させる整列通路26が固着され
た支持台21と、該支持台21に第1の状態と第2の状
態とに回動可能に軸支され、且つ前記整列通路26と連
通すると共にその先端が前記賞品球タンク11内に臨む
補給筒32と臨まない作動腕33とが二又状に形成され
た回動補給部材30と、該回動補給部材30の回動に従
動して前記整列通路26から前記補給筒32への賞品球
の流下を制御する球止め部材40とから構成される。
【0013】まず、支持台21は、図1、図2、及び図
6に示されるように前記パチンコ島台1の横桟に固定さ
れる固定板22と該固定板22に対してスライド可能に
取着されるスライド板23とから構成されている。固定
板22は、「L」字状に形成され、その上部一辺がパチ
ンコ島台1の横桟に当接して固定される。また、固定板
22の側面には、目盛りが付された縦スライド穴24が
形成されている。この縦スライド穴24は、スライド板
23から突設されたネジを貫通するもので、その貫通し
たネジを蝶ナット25で螺着することにより、スライド
板23の固定板22に対する位置を自由に設定すること
ができるようになっている。このように構成することに
より、後述する回動補給部材30の補給筒32の先端と
賞品球タンク11の底面壁13との間隔を目盛りを見な
がら調節して賞品球タンク11に貯留される賞品球の量
を極めて簡単に調節できるようにしている。なお、縦ス
ライド穴24は、一側だけに形成され、他側には、図1
に示すように固定板22に形成される係止溝22aにス
ライド板23の端縁部に形成されるスライド片23aが
係合案内されるようになっている。また、固定板22及
びスライド板23には、図2に示すように、後述する回
動補給部材30が回動したときに補給筒32が侵入し得
る切欠部22b,23bがそれぞれ形成されている。
6に示されるように前記パチンコ島台1の横桟に固定さ
れる固定板22と該固定板22に対してスライド可能に
取着されるスライド板23とから構成されている。固定
板22は、「L」字状に形成され、その上部一辺がパチ
ンコ島台1の横桟に当接して固定される。また、固定板
22の側面には、目盛りが付された縦スライド穴24が
形成されている。この縦スライド穴24は、スライド板
23から突設されたネジを貫通するもので、その貫通し
たネジを蝶ナット25で螺着することにより、スライド
板23の固定板22に対する位置を自由に設定すること
ができるようになっている。このように構成することに
より、後述する回動補給部材30の補給筒32の先端と
賞品球タンク11の底面壁13との間隔を目盛りを見な
がら調節して賞品球タンク11に貯留される賞品球の量
を極めて簡単に調節できるようにしている。なお、縦ス
ライド穴24は、一側だけに形成され、他側には、図1
に示すように固定板22に形成される係止溝22aにス
ライド板23の端縁部に形成されるスライド片23aが
係合案内されるようになっている。また、固定板22及
びスライド板23には、図2に示すように、後述する回
動補給部材30が回動したときに補給筒32が侵入し得
る切欠部22b,23bがそれぞれ形成されている。
【0014】一方、スライド板23には、その一側に前
記スプリングホース7の末端と接続するホース接続具2
7が形成され、そのホース接続具27に連続して整列通
路26が設けられている。この整列通路26の上部に
は、ソレノイド取付カバー29cを介して打止めソレノ
イド29が固着され、この打止めソレノイド29のプラ
ンジャに整列通路26に出没するストッパー部29aが
連結されている。このため、所定個数(例えば、300
0個)の賞品球が遊技者に払い出されたときに図示しな
い管理コンピュータから導出される打止め信号がソレノ
イド配線29bを介して入力されて打止めソレノイド2
9が励磁されると、ストッパー部29aが整列通路26
内に侵入して賞品球の流下を停止させ、それ以上の賞品
球が賞品球補給装置20から賞品球タンク11に払出さ
れないようになっている。
記スプリングホース7の末端と接続するホース接続具2
7が形成され、そのホース接続具27に連続して整列通
路26が設けられている。この整列通路26の上部に
は、ソレノイド取付カバー29cを介して打止めソレノ
イド29が固着され、この打止めソレノイド29のプラ
ンジャに整列通路26に出没するストッパー部29aが
連結されている。このため、所定個数(例えば、300
0個)の賞品球が遊技者に払い出されたときに図示しな
い管理コンピュータから導出される打止め信号がソレノ
イド配線29bを介して入力されて打止めソレノイド2
9が励磁されると、ストッパー部29aが整列通路26
内に侵入して賞品球の流下を停止させ、それ以上の賞品
球が賞品球補給装置20から賞品球タンク11に払出さ
れないようになっている。
【0015】なお、打止めソレノイド29の励磁状態に
伴うノイズが発生しても、そのノイズにより誤動作する
可能性のある補給用計数器6が前記したように離れた位
置に設けられるので、このような誤動作を発生させない
ようにすることができる。更に、補給用計数器6と打止
めソレノイド29とが離れて設置されていることによ
り、パチンコ島台1内部の配線の集中を緩和することが
できるという利点もあるし、賞品球補給装置20の設置
箇所がパチンコ島台1の内部の最も配線の集中する箇所
に近いため、その配線から発生するノイズによる補給用
計数器6の誤動作も防止することができる。
伴うノイズが発生しても、そのノイズにより誤動作する
可能性のある補給用計数器6が前記したように離れた位
置に設けられるので、このような誤動作を発生させない
ようにすることができる。更に、補給用計数器6と打止
めソレノイド29とが離れて設置されていることによ
り、パチンコ島台1内部の配線の集中を緩和することが
できるという利点もあるし、賞品球補給装置20の設置
箇所がパチンコ島台1の内部の最も配線の集中する箇所
に近いため、その配線から発生するノイズによる補給用
計数器6の誤動作も防止することができる。
【0016】一方、整列通路26の他端には、回動補給
部材30が回動自在に設けられている。回動補給部材3
0は、内部が空洞状に形成された「T」字状の補給筒形
成部材31と該補給筒形成部材31に対して直角よりも
鋭角的に連結された作動腕33が二又状に形成された構
成となっている。補給筒形成部材31は、「T」字状の
上部横辺が回動軸となっており、前記整列通路26を形
成する部材端部の軸受部28aとスライド板23に固着
される軸受部28bとによって挟持されて回動自在とな
っており、「T」字状の上部横辺の一側から垂直辺にか
けて空洞となって補給筒32を構成している。そして、
この補給筒32は、その入口が前記整列通路26と連通
する接続口37となっており、その出口が下部先端に形
成された放出口38となっている。
部材30が回動自在に設けられている。回動補給部材3
0は、内部が空洞状に形成された「T」字状の補給筒形
成部材31と該補給筒形成部材31に対して直角よりも
鋭角的に連結された作動腕33が二又状に形成された構
成となっている。補給筒形成部材31は、「T」字状の
上部横辺が回動軸となっており、前記整列通路26を形
成する部材端部の軸受部28aとスライド板23に固着
される軸受部28bとによって挟持されて回動自在とな
っており、「T」字状の上部横辺の一側から垂直辺にか
けて空洞となって補給筒32を構成している。そして、
この補給筒32は、その入口が前記整列通路26と連通
する接続口37となっており、その出口が下部先端に形
成された放出口38となっている。
【0017】また、補給筒形成部材31の上部には、凸
部が形成され、該凸部に連結ピン34を介して作動腕3
3が取り付けられている。この連結ピン34には、補給
筒形成部材31と作動腕33とを相互に引きつけ合うよ
うに作用するスプリング35bが軸支されているが、こ
れは、回動補給部材30の回動直後に作動腕33と補給
筒32との位置を常に一定に保持するためのものであ
る。なお、補給筒形成部材31の上記した凸部には、作
動腕33の補給筒32に対する回動を規制する規制突起
31aが突設されて、スプリング35bの付勢力に抗し
て回動した場合でも、その最大の回動範囲を規制するよ
うになっている。
部が形成され、該凸部に連結ピン34を介して作動腕3
3が取り付けられている。この連結ピン34には、補給
筒形成部材31と作動腕33とを相互に引きつけ合うよ
うに作用するスプリング35bが軸支されているが、こ
れは、回動補給部材30の回動直後に作動腕33と補給
筒32との位置を常に一定に保持するためのものであ
る。なお、補給筒形成部材31の上記した凸部には、作
動腕33の補給筒32に対する回動を規制する規制突起
31aが突設されて、スプリング35bの付勢力に抗し
て回動した場合でも、その最大の回動範囲を規制するよ
うになっている。
【0018】上記したように二又状に形成される回動補
給部材30は、補給筒32が垂直状態となる第1の状態
と、補給筒32が水平状態となる第2の状態との二位置
の間で回動可能となっているが、その二位置の状態を保
持するため、補給筒形成部材31の回動軸にスプリング
35aが係止されている。更に、回動補給部材30の回
動動作を案内するために、図4及び図5に示すように、
軸受部28aの側面には、円弧状のガイド突片36aが
突設され、補給筒32の側面には、ガイド突片36aを
挾持するガイド溝突起36bが形成されている。なお、
スプリング35aの機能として上記のように二位置の状
態を保持するものではなく、例えば、補給筒32が水平
状態となる第2の状態方向に常時付勢するようにスプリ
ング35aを機能させ、補給筒32の垂直方向の第1の
状態は、作動腕33と賞品球タンク11の側壁12の上
端との当接により保持されるように構成してもよい。
給部材30は、補給筒32が垂直状態となる第1の状態
と、補給筒32が水平状態となる第2の状態との二位置
の間で回動可能となっているが、その二位置の状態を保
持するため、補給筒形成部材31の回動軸にスプリング
35aが係止されている。更に、回動補給部材30の回
動動作を案内するために、図4及び図5に示すように、
軸受部28aの側面には、円弧状のガイド突片36aが
突設され、補給筒32の側面には、ガイド突片36aを
挾持するガイド溝突起36bが形成されている。なお、
スプリング35aの機能として上記のように二位置の状
態を保持するものではなく、例えば、補給筒32が水平
状態となる第2の状態方向に常時付勢するようにスプリ
ング35aを機能させ、補給筒32の垂直方向の第1の
状態は、作動腕33と賞品球タンク11の側壁12の上
端との当接により保持されるように構成してもよい。
【0019】一方、補給筒形成部材31の上端一側外周
には、半楕円形状の係合カム39が突設され、この係合
カム39と対応するように球止め部材40が軸受部28
aに遊嵌される支軸42を中心に揺動自在に軸支されて
いる。球止め部材40は、その後端上部を支軸42によ
って支持されると共に、該支軸42を軸受部28aの外
側に突出させ、その突出部分に球止め部材40を反時計
方向(ストッパーピン41を突入させる方向)に付勢す
るスプリング43が設けられている。
には、半楕円形状の係合カム39が突設され、この係合
カム39と対応するように球止め部材40が軸受部28
aに遊嵌される支軸42を中心に揺動自在に軸支されて
いる。球止め部材40は、その後端上部を支軸42によ
って支持されると共に、該支軸42を軸受部28aの外
側に突出させ、その突出部分に球止め部材40を反時計
方向(ストッパーピン41を突入させる方向)に付勢す
るスプリング43が設けられている。
【0020】また、球止め部材40の上辺先端に補給筒
32の接続口37に侵入するストッパーピン41が下向
きに装着されている。このストッパーピン41は、補給
筒形成部材31に穿設された溝状の突入穴46から接続
口37内に侵入するようになっている。また、球止め部
材40の下面上端部には、1つの当接凸部40aが形成
され、その当接凸部40aから後方が前記係合カム39
の形状に対応する凹部40bとなっている。なお、前記
ストッパーピン41は、その上端をバネ性の係止片44
によって押されており、ストッパーピン41が侵入した
ときに内部を流下する賞品球と当接した場合、その反力
を緩衝しながら賞品球の間にスムーズに侵入させるよう
になっている。
32の接続口37に侵入するストッパーピン41が下向
きに装着されている。このストッパーピン41は、補給
筒形成部材31に穿設された溝状の突入穴46から接続
口37内に侵入するようになっている。また、球止め部
材40の下面上端部には、1つの当接凸部40aが形成
され、その当接凸部40aから後方が前記係合カム39
の形状に対応する凹部40bとなっている。なお、前記
ストッパーピン41は、その上端をバネ性の係止片44
によって押されており、ストッパーピン41が侵入した
ときに内部を流下する賞品球と当接した場合、その反力
を緩衝しながら賞品球の間にスムーズに侵入させるよう
になっている。
【0021】ところで、前記補給筒形成部材31に形成
される補給筒32は、前記接続口37部分での寸法がパ
チンコ玉の直径よりも大きく形成されていてもよいが、
少なくとも「T」字状の垂直辺に対応する部分の外形巾
寸法が図4に示すようにパチンコ玉の直径よりも僅かに
大きい程度の寸法Wとされていると共に、その垂直辺部
の下方部分は、流下するパチンコ玉が落下しない程度に
前後方向に貫通しており、また、「T」字状の屈曲部に
は、誘導片45が突設され、賞品球を下方に向けてスム
ーズに流下するようになっている。
される補給筒32は、前記接続口37部分での寸法がパ
チンコ玉の直径よりも大きく形成されていてもよいが、
少なくとも「T」字状の垂直辺に対応する部分の外形巾
寸法が図4に示すようにパチンコ玉の直径よりも僅かに
大きい程度の寸法Wとされていると共に、その垂直辺部
の下方部分は、流下するパチンコ玉が落下しない程度に
前後方向に貫通しており、また、「T」字状の屈曲部に
は、誘導片45が突設され、賞品球を下方に向けてスム
ーズに流下するようになっている。
【0022】上記の構成からなる回動補給部材30の作
用について図4及び図5を参照して説明する。まず、図
4に示すようにパチンコ機8の前面枠17を開放した状
態では、回動補給部材30は、補給筒32が水平状態と
なった第2の状態となっていると共に、賞品球タンク1
1が前方に移動している。この第2の状態では、スプリ
ング43の付勢力により球止め部材40の上部先端が支
軸42を中心にして下方向に回動した状態となり、これ
がためストッパーピン41が補給筒32内に侵入して内
部を流下する賞品球の流下を停止させる。これにより、
補給筒32の放出口38から賞品球が流出しないので、
賞品球タンク11が前方に移動していても賞品球がパチ
ンコ島台1内に落下することがない。
用について図4及び図5を参照して説明する。まず、図
4に示すようにパチンコ機8の前面枠17を開放した状
態では、回動補給部材30は、補給筒32が水平状態と
なった第2の状態となっていると共に、賞品球タンク1
1が前方に移動している。この第2の状態では、スプリ
ング43の付勢力により球止め部材40の上部先端が支
軸42を中心にして下方向に回動した状態となり、これ
がためストッパーピン41が補給筒32内に侵入して内
部を流下する賞品球の流下を停止させる。これにより、
補給筒32の放出口38から賞品球が流出しないので、
賞品球タンク11が前方に移動していても賞品球がパチ
ンコ島台1内に落下することがない。
【0023】図4の状態からパチンコ機8の前面枠17
を閉じるように移動させると、賞品球タンク11の側壁
12と作動腕33とが当接して回動補給部材30を強制
的に回動させる。このとき、係合カム39も回動して凹
部40bに沿って移動し、遂には、当接凸部40aと係
合カム39の先端頭部とが当接した状態となる。この状
態になると、球止め部材40の上部上端が上昇した位置
となるため、ストッパーピン41が補給筒32から退避
した状態となり賞品球の流下状態を許容する。この許容
した時点では、既に補給筒32の放出口38が賞品球タ
ンク11の内部に位置しているので、流出した賞品球が
賞品球タンク11の底面壁13に放出され、パチンコ島
台1内部にこぼれることがない。この場合、貯留される
賞品球の量は、賞品球タンク11の底面壁13から放出
口38の高さまでである。これは、放出口38の高さま
で賞品球が貯留されると、放出口38から流出しようと
する賞品球がその貯留された賞品球によって押圧されて
流出できなくなるからである。
を閉じるように移動させると、賞品球タンク11の側壁
12と作動腕33とが当接して回動補給部材30を強制
的に回動させる。このとき、係合カム39も回動して凹
部40bに沿って移動し、遂には、当接凸部40aと係
合カム39の先端頭部とが当接した状態となる。この状
態になると、球止め部材40の上部上端が上昇した位置
となるため、ストッパーピン41が補給筒32から退避
した状態となり賞品球の流下状態を許容する。この許容
した時点では、既に補給筒32の放出口38が賞品球タ
ンク11の内部に位置しているので、流出した賞品球が
賞品球タンク11の底面壁13に放出され、パチンコ島
台1内部にこぼれることがない。この場合、貯留される
賞品球の量は、賞品球タンク11の底面壁13から放出
口38の高さまでである。これは、放出口38の高さま
で賞品球が貯留されると、放出口38から流出しようと
する賞品球がその貯留された賞品球によって押圧されて
流出できなくなるからである。
【0024】また、本実施形態においては、図9に示す
ように補給筒32の放出口38が賞品球タンク11と賞
品球誘導通路14との連絡口(図示しない)に向かって
放出されるようになっているので、賞品球補給装置20
から賞品球タンク11を通って賞品球誘導通路14に至
る賞品球の流れがスムーズに行われると共に、賞品球タ
ンク11に貯留される賞品球数を放出口38の下流側だ
けに適宜の量貯留できる。したがって、特別に圧抜き器
等の部品を装着することなく、貯留される賞品球の量を
抑えることができるので、パチンコ機8の入れ替えがあ
った場合にも何等の手数を掛ける必要もないし、また、
必要に応じて前記縦スライド穴24を調節してスライド
板23を上下することにより、賞品球タンク11に貯留
される賞品球の量を変化させてパチンコ機8の機種に合
致したスランプ状態を作り出すことができる。
ように補給筒32の放出口38が賞品球タンク11と賞
品球誘導通路14との連絡口(図示しない)に向かって
放出されるようになっているので、賞品球補給装置20
から賞品球タンク11を通って賞品球誘導通路14に至
る賞品球の流れがスムーズに行われると共に、賞品球タ
ンク11に貯留される賞品球数を放出口38の下流側だ
けに適宜の量貯留できる。したがって、特別に圧抜き器
等の部品を装着することなく、貯留される賞品球の量を
抑えることができるので、パチンコ機8の入れ替えがあ
った場合にも何等の手数を掛ける必要もないし、また、
必要に応じて前記縦スライド穴24を調節してスライド
板23を上下することにより、賞品球タンク11に貯留
される賞品球の量を変化させてパチンコ機8の機種に合
致したスランプ状態を作り出すことができる。
【0025】以上説明したと逆にパチンコ機8の前面枠
17を開放する場合には、図5から図4に移行すること
になるが、これを簡単に説明すると、パチンコ機8の前
面枠17を開放すべく移動させると、賞品球タンク11
の内側の側壁12と補給筒32とが係合して、そのまま
補給筒32を時計方向に回動させる。このとき、係合カ
ム39も回動して球止め部材40の凹部40bに沿って
移動するだけで球止め部材40からの影響を受けること
なく回動される。そして、仮にストッパーピン41が賞
品球と当接したままの状態で球止め部材40が図5に示
す状態のままであっても、回動補給部材30は、図4に
示す補給筒32を水平とする状態となるので、賞品球タ
ンク11が外れても回動補給部材30が図5に示す状態
に戻ることはない。したがって、前面枠17を開放した
ときに賞品球がパチンコ機1の外部に落ちることはな
い。なお、ストッパーピン41が賞品球と当接したまま
の状態のときには、その当接している賞品球が後続の賞
品球の玉圧によって押され、それによって前方に移動す
るので、その移動直後にストッパーピン41がスプリン
グ43の付勢力に押されて整列通路26内に侵入しその
流下を停止するようになっている。
17を開放する場合には、図5から図4に移行すること
になるが、これを簡単に説明すると、パチンコ機8の前
面枠17を開放すべく移動させると、賞品球タンク11
の内側の側壁12と補給筒32とが係合して、そのまま
補給筒32を時計方向に回動させる。このとき、係合カ
ム39も回動して球止め部材40の凹部40bに沿って
移動するだけで球止め部材40からの影響を受けること
なく回動される。そして、仮にストッパーピン41が賞
品球と当接したままの状態で球止め部材40が図5に示
す状態のままであっても、回動補給部材30は、図4に
示す補給筒32を水平とする状態となるので、賞品球タ
ンク11が外れても回動補給部材30が図5に示す状態
に戻ることはない。したがって、前面枠17を開放した
ときに賞品球がパチンコ機1の外部に落ちることはな
い。なお、ストッパーピン41が賞品球と当接したまま
の状態のときには、その当接している賞品球が後続の賞
品球の玉圧によって押され、それによって前方に移動す
るので、その移動直後にストッパーピン41がスプリン
グ43の付勢力に押されて整列通路26内に侵入しその
流下を停止するようになっている。
【0026】上記のように前面枠17の開閉に伴って確
実にパチンコ機8への賞品球の補給が停止されたり供給
されたりする賞品球補給装置20には、その開閉動作を
検出する開放検出手段としての開放検出スイッチ47が
設けられている。具体的には、図1乃至図3に示すよう
に、前記打止めソレノイド29を取り付けるためのソレ
ノイド取付カバー29cの一側側面下方であって前記連
結ピン34の回動軌跡の範囲内の位置に開放検出スイッ
チ47のアクチュエータ48が臨むように位置決めピン
50とネジ51とで開放検出スイッチ47が取り付けら
れている。なお、開放検出スイッチ47には、スイッチ
配線49が接続されている。
実にパチンコ機8への賞品球の補給が停止されたり供給
されたりする賞品球補給装置20には、その開閉動作を
検出する開放検出手段としての開放検出スイッチ47が
設けられている。具体的には、図1乃至図3に示すよう
に、前記打止めソレノイド29を取り付けるためのソレ
ノイド取付カバー29cの一側側面下方であって前記連
結ピン34の回動軌跡の範囲内の位置に開放検出スイッ
チ47のアクチュエータ48が臨むように位置決めピン
50とネジ51とで開放検出スイッチ47が取り付けら
れている。なお、開放検出スイッチ47には、スイッチ
配線49が接続されている。
【0027】しかして、図2に示すように、前面枠17
が開放して補給筒32が水平方向となっているときに
は、連結ピン34の位置が開放検出スイッチ47のアク
チュエータ48から離隔した位置にあるため、アクチュ
エータ48が押圧されずにONした状態を維持する一
方、図3に示すように、前面枠17が開放して補給筒3
2が垂直方向を向いて賞品球タンク11内に臨んだ状態
においては、連結ピン34が開放検出スイッチ47のア
クチュエータ48を押圧してOFF状態を維持するもの
である。そして、回動補給部材30の回動動作は、前述
したように前面枠17の開閉動作を確実に反映するもの
であるから、開放検出スイッチ47のON・OFFもま
た前面枠17の開閉動作を確実に反映するものとなる。
なお、開放検出スイッチ47のアクチュエータ48部分
を外部から触ることができないように回動補給部材30
の回動の邪魔にならない範囲で保護カバーで保護するこ
とが望ましい。
が開放して補給筒32が水平方向となっているときに
は、連結ピン34の位置が開放検出スイッチ47のアク
チュエータ48から離隔した位置にあるため、アクチュ
エータ48が押圧されずにONした状態を維持する一
方、図3に示すように、前面枠17が開放して補給筒3
2が垂直方向を向いて賞品球タンク11内に臨んだ状態
においては、連結ピン34が開放検出スイッチ47のア
クチュエータ48を押圧してOFF状態を維持するもの
である。そして、回動補給部材30の回動動作は、前述
したように前面枠17の開閉動作を確実に反映するもの
であるから、開放検出スイッチ47のON・OFFもま
た前面枠17の開閉動作を確実に反映するものとなる。
なお、開放検出スイッチ47のアクチュエータ48部分
を外部から触ることができないように回動補給部材30
の回動の邪魔にならない範囲で保護カバーで保護するこ
とが望ましい。
【0028】次に、上記した開放検出スイッチ47から
の開放信号が導出されたときの動作について図7及び図
8を参照して説明する。図7において、ステップ10で
夜間モードであるか否かが判別される。この夜間モード
は、営業終了して閉店したか否かを判別するもので、営
業終了していない(換言すれば営業中)と判別されたと
きには、ステップ20でスイッチの動作状態の入力処理
が行われ、ステップ30で、その入力に基づいて所定の
データが作成される。所定のデータとしては、例えば、
図8に示すように、開放されたパチンコ機の台番号と開
放回数及び開放された時間を一覧表にして示すデータ等
が考えられる。これらのデータは、営業中であるという
ことに鑑みれば、ROM交換等という大きな不正を監視
するというよりも、パチンコ機8又はパチンコ島台1に
かかわるトラブルがどの程度発生したかを知り、営業を
継続するための必要なメンテナンスに係る情報を入手で
きれば良いものと考えられるので、それらの情報が理解
できるデータであれば良い。
の開放信号が導出されたときの動作について図7及び図
8を参照して説明する。図7において、ステップ10で
夜間モードであるか否かが判別される。この夜間モード
は、営業終了して閉店したか否かを判別するもので、営
業終了していない(換言すれば営業中)と判別されたと
きには、ステップ20でスイッチの動作状態の入力処理
が行われ、ステップ30で、その入力に基づいて所定の
データが作成される。所定のデータとしては、例えば、
図8に示すように、開放されたパチンコ機の台番号と開
放回数及び開放された時間を一覧表にして示すデータ等
が考えられる。これらのデータは、営業中であるという
ことに鑑みれば、ROM交換等という大きな不正を監視
するというよりも、パチンコ機8又はパチンコ島台1に
かかわるトラブルがどの程度発生したかを知り、営業を
継続するための必要なメンテナンスに係る情報を入手で
きれば良いものと考えられるので、それらの情報が理解
できるデータであれば良い。
【0029】一方、前記ステップ10で夜間モードであ
ると判別された場合には、ステップ40で開放検出スイ
ッチ47がONしたパチンコ機8に対応する監視カメラ
を駆動開始し、その監視カメラを介して画像をビデオテ
ープに録画すべくビデオデッキを駆動する。これは、営
業終了後の閉店状態においては、人が居ないのであるか
ら、そのような状況でパチンコ機8の開放動作が行われ
たときには、不正にROM交換等が行われる蓋然性が高
く、その状況をビデオ録画することにより、容易に不正
が行われたか否かがわかるからである。
ると判別された場合には、ステップ40で開放検出スイ
ッチ47がONしたパチンコ機8に対応する監視カメラ
を駆動開始し、その監視カメラを介して画像をビデオテ
ープに録画すべくビデオデッキを駆動する。これは、営
業終了後の閉店状態においては、人が居ないのであるか
ら、そのような状況でパチンコ機8の開放動作が行われ
たときには、不正にROM交換等が行われる蓋然性が高
く、その状況をビデオ録画することにより、容易に不正
が行われたか否かがわかるからである。
【0030】以上、本発明に係る実施形態について説明
してきたが、上記実施形態においては、パチンコ機8の
前面枠17の開閉動作が確実に行われたかどうかを検出
する回動部材として、賞品球の補給と停止とを制御する
回動補給部材30を例示したが、回動補給部材30とは
独立した回動部材であって第1の部材と第2の部材とが
賞品球タンク11の側壁12の内側と外側でそれぞれ係
合するものに開放検出スイッチ47を付設したものでも
良い。
してきたが、上記実施形態においては、パチンコ機8の
前面枠17の開閉動作が確実に行われたかどうかを検出
する回動部材として、賞品球の補給と停止とを制御する
回動補給部材30を例示したが、回動補給部材30とは
独立した回動部材であって第1の部材と第2の部材とが
賞品球タンク11の側壁12の内側と外側でそれぞれ係
合するものに開放検出スイッチ47を付設したものでも
良い。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1記載の発明においては、パチンコ島台に設
置されるパチンコ機の前面枠の開閉動作を検出するパチ
ンコ機開閉検出装置において、該パチンコ機開閉検出装
置は、前記前面枠の開放動作時に前面枠に固定される部
品の一部と係合して回動する第1の部材と該第1の部材
に連結され且つ前記前面枠の閉成動作時に前面枠に固定
される部品の一部と係合して回動する第2の部材とから
なる回動部材と、該回動部材が前記前面枠の開放動作に
対応した回動をしたことを検出する開放検出手段と、か
ら構成することにより、前面枠を閉じた状態では、第2
の部材と部品の一部とが係合して第1の部材が部品の一
部と係合したままの状態で位置し、前面枠を開放するた
めには、部品の一部と係合したままの状態となっている
第1の部材を回動しなければならず、第1の部材が回動
したときには、必ず開放検出手段が作動するので、パチ
ンコ機の開放を確実に検出することができる。
に、請求項1記載の発明においては、パチンコ島台に設
置されるパチンコ機の前面枠の開閉動作を検出するパチ
ンコ機開閉検出装置において、該パチンコ機開閉検出装
置は、前記前面枠の開放動作時に前面枠に固定される部
品の一部と係合して回動する第1の部材と該第1の部材
に連結され且つ前記前面枠の閉成動作時に前面枠に固定
される部品の一部と係合して回動する第2の部材とから
なる回動部材と、該回動部材が前記前面枠の開放動作に
対応した回動をしたことを検出する開放検出手段と、か
ら構成することにより、前面枠を閉じた状態では、第2
の部材と部品の一部とが係合して第1の部材が部品の一
部と係合したままの状態で位置し、前面枠を開放するた
めには、部品の一部と係合したままの状態となっている
第1の部材を回動しなければならず、第1の部材が回動
したときには、必ず開放検出手段が作動するので、パチ
ンコ機の開放を確実に検出することができる。
【0032】また、請求項2記載の発明においては、前
記回動部材は、前記パチンコ島台の補給径路からの賞品
球を流下せしめ且つ前記前面枠の開放動作時に前面枠側
に固定される賞品球タンクの側壁の内側と係合して回動
する補給筒と該補給筒に所定角度をもって二又状に連結
され且つ前記前面枠の閉成動作時に前記賞品球タンクの
側壁の外側と係合して回動する作動腕とからなる回動補
給部材によって構成され、該回動補給部材は、前記前面
枠の閉成時に前記補給筒を前記賞品球タンクの内側に臨
ませて賞品球を連続的に供給する一方、前記前面枠の開
放時に前記補給筒の直前に閉成時から開放時への回動動
作に従動して侵入するストッパーピンを挿入して賞品球
の流下を停止することにより、パチンコ機の開放の確実
な検出と開放に伴う補給球のこぼれ落ちとを確実に防止
することができる。
記回動部材は、前記パチンコ島台の補給径路からの賞品
球を流下せしめ且つ前記前面枠の開放動作時に前面枠側
に固定される賞品球タンクの側壁の内側と係合して回動
する補給筒と該補給筒に所定角度をもって二又状に連結
され且つ前記前面枠の閉成動作時に前記賞品球タンクの
側壁の外側と係合して回動する作動腕とからなる回動補
給部材によって構成され、該回動補給部材は、前記前面
枠の閉成時に前記補給筒を前記賞品球タンクの内側に臨
ませて賞品球を連続的に供給する一方、前記前面枠の開
放時に前記補給筒の直前に閉成時から開放時への回動動
作に従動して侵入するストッパーピンを挿入して賞品球
の流下を停止することにより、パチンコ機の開放の確実
な検出と開放に伴う補給球のこぼれ落ちとを確実に防止
することができる。
【0033】更に、請求項3記載の発明においては、前
記開放検出手段からの開放信号が導出されたときに、そ
の導出に基づいて所定のデータを作成記録する第1のモ
ードと、その導出に基づいて対応するパチンコ機の画像
を監視カメラを介して録画する第2のモードとのいずれ
かを選択する選択手段を設けることにより、例えば、営
業中モードにおいては、監視する必要がほとんどなく、
開放動作を記録として残してトラブル発生状況のデータ
として活用し、営業終了後モードの人が居ない状況で開
放動作が行われたときには、不正にROM交換等が行わ
れる蓋然性が高く、その状況をビデオ録画することによ
り、容易に不正が行われたか否かがわかるという利点が
ある。
記開放検出手段からの開放信号が導出されたときに、そ
の導出に基づいて所定のデータを作成記録する第1のモ
ードと、その導出に基づいて対応するパチンコ機の画像
を監視カメラを介して録画する第2のモードとのいずれ
かを選択する選択手段を設けることにより、例えば、営
業中モードにおいては、監視する必要がほとんどなく、
開放動作を記録として残してトラブル発生状況のデータ
として活用し、営業終了後モードの人が居ない状況で開
放動作が行われたときには、不正にROM交換等が行わ
れる蓋然性が高く、その状況をビデオ録画することによ
り、容易に不正が行われたか否かがわかるという利点が
ある。
【図1】実施形態に係る賞品球補給装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】賞品球補給装置と開放検出スイッチとの関係を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】同じく、賞品球補給装置と開放検出スイッチと
の関係を示す側面図である。
の関係を示す側面図である。
【図4】賞品球補給装置の作用を示す側方断面図であ
る。
る。
【図5】賞品球補給装置の作用を示す側方断面図であ
る。
る。
【図6】賞品球補給装置の一部を切断した正面図であ
る。
る。
【図7】賞品球補給装置の開放検出スイッチからの検出
信号を受けたときの動作を示すフロー図である。
信号を受けたときの動作を示すフロー図である。
【図8】図7のステップ30の処理の具体例を示す一覧
表図である。
表図である。
【図9】補給径路と賞品球補給装置とパチンコ機との関
係を示す背面図である。
係を示す背面図である。
【図10】パチンコ機の背面斜視図である。
【図11】パチンコ機の前面枠を開放したときの状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図12】従来のパチンコ機開閉検出装置を示す斜視図
である。
である。
1 パチンコ島台 2 補給径路 8 パチンコ機 11 賞品球タンク 12 側壁 17 前面枠 20 賞品球補給装置 21 支持台 26 整列通路 30 回動補給部材(回動部材) 32 補給筒(第1の部材) 33 作動腕(第2の部材) 39 係合カム 40 球止め部材 40a 当接凸部 41 ストッパーピン 43 スプリング 47 開放検出スイッチ(開放検出手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 パチンコ島台に設置されるパチンコ機の
前面枠の開閉動作を検出するパチンコ機開閉検出装置に
おいて、 該パチンコ機開閉検出装置は、 前記前面枠の開放動作時に前面枠に固定される部品の一
部と係合して回動する第1の部材と該第1の部材に連結
され且つ前記前面枠の閉成動作時に前面枠に固定される
部品の一部と係合して回動する第2の部材とからなる回
動部材と、 該回動部材が前記前面枠の開放動作に対応した回動をし
たことを検出する開放検出手段と、からなることを特徴
とするパチンコ機開閉検出装置。 - 【請求項2】 前記回動部材は、前記パチンコ島台の補
給径路からの賞品球を流下せしめ且つ前記前面枠の開放
動作時に前面枠側に固定される賞品球タンクの側壁の内
側と係合して回動する補給筒と該補給筒に所定角度をも
って二又状に連結され且つ前記前面枠の閉成動作時に前
記賞品球タンクの側壁の外側と係合して回動する作動腕
とからなる回動補給部材によって構成され、 該回動補給部材は、前記前面枠の閉成時に前記補給筒を
前記賞品球タンクの内側に臨ませて賞品球を連続的に供
給する一方、前記前面枠の開放時に前記補給筒の直前に
閉成時から開放時への回動動作に従動して侵入するスト
ッパーピンを挿入して賞品球の流下を停止することを特
徴とする請求項1記載のパチンコ機開閉検出装置。 - 【請求項3】 前記開放検出手段からの開放信号が導出
されたときに、その導出に基づいて所定のデータを作成
記録する第1のモードと、その導出に基づいて対応する
パチンコ機の画像を監視カメラを介して録画する第2の
モードとのいずれかを選択する選択手段を備えたことを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパチンコ機開
閉検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9838397A JPH10272234A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パチンコ機開閉検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9838397A JPH10272234A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パチンコ機開閉検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272234A true JPH10272234A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14218354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9838397A Pending JPH10272234A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パチンコ機開閉検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10272234A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001198337A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-07-24 | Chukyo Yugi:Kk | パチンコ機のパチンコ球補給装置 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9838397A patent/JPH10272234A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001198337A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-07-24 | Chukyo Yugi:Kk | パチンコ機のパチンコ球補給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20081029 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |