JPH10272149A - コルセットベルト - Google Patents
コルセットベルトInfo
- Publication number
- JPH10272149A JPH10272149A JP8295297A JP8295297A JPH10272149A JP H10272149 A JPH10272149 A JP H10272149A JP 8295297 A JP8295297 A JP 8295297A JP 8295297 A JP8295297 A JP 8295297A JP H10272149 A JPH10272149 A JP H10272149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corset belt
- corset
- belt
- sub
- belt portion
- Prior art date
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- Granted
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着位置がずれることなく、より効果的に、
3点固定原理に適応することができると共に、ヒップア
ップなどの美容効果にも広く適用できるコルセットベル
トを提供する。 【解決手段】 少なくとも長手方向に伸縮性を有する帯
状の素材で構成された主コルセットベルト部1Aおよび
副コルセットベルト部1Bを、それらの両端部分で重合
連結し、人体の腰部などを固定支持するコルセットベル
ト1において、両コルセットベルト部1Aおよび1B
は、展開状態で、少なくとも、それらの中間部分2A、
2Bを上下に並列させるように構成されている。
3点固定原理に適応することができると共に、ヒップア
ップなどの美容効果にも広く適用できるコルセットベル
トを提供する。 【解決手段】 少なくとも長手方向に伸縮性を有する帯
状の素材で構成された主コルセットベルト部1Aおよび
副コルセットベルト部1Bを、それらの両端部分で重合
連結し、人体の腰部などを固定支持するコルセットベル
ト1において、両コルセットベルト部1Aおよび1B
は、展開状態で、少なくとも、それらの中間部分2A、
2Bを上下に並列させるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、腰部の
固定支持を所望の範囲で実現できるようにした伸縮性の
コルセットベルトに関するものである。
固定支持を所望の範囲で実現できるようにした伸縮性の
コルセットベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコルセットベルトは、所定の幅の
ベルトを腰部に巻き付けて、腰部の動きを抑えて、痛み
を対症療法的に解消するものであった。しかし、最新の
整形外科学では、腰痛は、腰椎並びに骨盤、仙腸関節の
歪み、異常と考えられており、これに対処するには、3
点固定原理(腰椎の左右に位置する傍背柱筋を固定・支
持し、更に、腹直筋下部を加圧、収縮させることによ
り、胸腔、腹腔、骨盤腔における体腔内圧を上昇させる
ことで、筋肉の免荷を図る)を取り入れる必要がある。
ベルトを腰部に巻き付けて、腰部の動きを抑えて、痛み
を対症療法的に解消するものであった。しかし、最新の
整形外科学では、腰痛は、腰椎並びに骨盤、仙腸関節の
歪み、異常と考えられており、これに対処するには、3
点固定原理(腰椎の左右に位置する傍背柱筋を固定・支
持し、更に、腹直筋下部を加圧、収縮させることによ
り、胸腔、腹腔、骨盤腔における体腔内圧を上昇させる
ことで、筋肉の免荷を図る)を取り入れる必要がある。
【0003】この点を考慮して、既に、特公平8−23
62号公報で所載のコルセットベルトが提唱されてい
る。このコルセットベルトは、少なくとも長手方向に伸
縮性を有する帯状の素材で構成された主コルセットベル
ト部および副コルセットベルト部を重合して、それらの
両端部で結合し、使用時に、両コルセットベルト部を上
下にずらせて、人体の腰部などを上下巾の広い範囲で固
定支持することができる。
62号公報で所載のコルセットベルトが提唱されてい
る。このコルセットベルトは、少なくとも長手方向に伸
縮性を有する帯状の素材で構成された主コルセットベル
ト部および副コルセットベルト部を重合して、それらの
両端部で結合し、使用時に、両コルセットベルト部を上
下にずらせて、人体の腰部などを上下巾の広い範囲で固
定支持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、ベルト本来の伸縮性によって、使用過程
の人体の動きで、位置ズレを起こし、主コルセットベル
ト部と副コルセットベルト部とが、互いに元の重なり状
態に戻る傾向があり、所要箇所の確実な固定支持ができ
なくなる虞があった。
うな構造では、ベルト本来の伸縮性によって、使用過程
の人体の動きで、位置ズレを起こし、主コルセットベル
ト部と副コルセットベルト部とが、互いに元の重なり状
態に戻る傾向があり、所要箇所の確実な固定支持ができ
なくなる虞があった。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、位置ズレを生じることなく、しかも、より効果的
に、上述の3点固定原理に適応することができると共
に、ヒップアップなどの美容効果にも広く適用できるコ
ルセットベルトを提供しようとするものである。
ので、位置ズレを生じることなく、しかも、より効果的
に、上述の3点固定原理に適応することができると共
に、ヒップアップなどの美容効果にも広く適用できるコ
ルセットベルトを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明では、図示の実施例でも明らかにしたように、少なく
とも長手方向に伸縮性を有する帯状の素材で構成され
た、主コルセットベルト部1Aおよび副コルセットベル
ト部1Bを、それらの両端部分7、8で重合結合するコ
ルセットベルト1において、前記主コルセットベルト部
1Aおよび副コルセットベルト部1Bは、その一端部分
7と他端部分8でその重合方向が表裏逆とされており、
少なくとも中央部分で表裏方向にクロスされた状態で上
下に並列されるように構成されていることを特徴とす
る。
明では、図示の実施例でも明らかにしたように、少なく
とも長手方向に伸縮性を有する帯状の素材で構成され
た、主コルセットベルト部1Aおよび副コルセットベル
ト部1Bを、それらの両端部分7、8で重合結合するコ
ルセットベルト1において、前記主コルセットベルト部
1Aおよび副コルセットベルト部1Bは、その一端部分
7と他端部分8でその重合方向が表裏逆とされており、
少なくとも中央部分で表裏方向にクロスされた状態で上
下に並列されるように構成されていることを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2の発明では、前記主コルセ
ットベルト部1Aおよび副コルセットベルト部1Bは、
その一方のベルト部の両端部分に対し他方のベルト部の
両端部分が対向方向に傾斜角度を有するようにして重合
結合され、少なくとも中央部分で上下に並列されるよう
に構成されている。請求項2の発明において、両端部分
の重合方向は、その一端部分7と他端部分8で、表裏同
一方向としてもよいが、上記請求項1の発明のように表
裏逆方向としてもよい。
ットベルト部1Aおよび副コルセットベルト部1Bは、
その一方のベルト部の両端部分に対し他方のベルト部の
両端部分が対向方向に傾斜角度を有するようにして重合
結合され、少なくとも中央部分で上下に並列されるよう
に構成されている。請求項2の発明において、両端部分
の重合方向は、その一端部分7と他端部分8で、表裏同
一方向としてもよいが、上記請求項1の発明のように表
裏逆方向としてもよい。
【0008】前記主コルセットベルト部1Aと副コルセ
ットベルト部1Bの両端部分7、8は、表裏方向に折り
返えし状に連続した状態で重合結合させることができ
る。折り返し方向は、その一端部分7と他端部分8で、
表裏同一方向としてもよいが、表裏逆方向とすることが
望ましい。また主コルセットベルト部1Aと副コルセッ
トベルト部1Bは、その両端部分7、8で別体に切り離
し、溶着又は逢着により重合結合させることもできる。
ットベルト部1Bの両端部分7、8は、表裏方向に折り
返えし状に連続した状態で重合結合させることができ
る。折り返し方向は、その一端部分7と他端部分8で、
表裏同一方向としてもよいが、表裏逆方向とすることが
望ましい。また主コルセットベルト部1Aと副コルセッ
トベルト部1Bは、その両端部分7、8で別体に切り離
し、溶着又は逢着により重合結合させることもできる。
【0009】また、前記主コルセットベルト部1Aおよ
び副コルセットベルト部1Bの少なくともいずれか一方
は、その中間部分2A、2Bが両側部分3A、3Bに対
して内向きに角度が変わるように(上下の中間部分2
A、2Bが平行に近くなるように)連結することができ
る。中間部分2A、2Bと両側部分3A、3Bの連結部
4は、一端切り離して角度を変えて連結させることもで
き、また、切り離すことなく、連結部4で角度が変わる
ようにベルト布を縮めるようにして縫い付ける等して連
結することもできる。
び副コルセットベルト部1Bの少なくともいずれか一方
は、その中間部分2A、2Bが両側部分3A、3Bに対
して内向きに角度が変わるように(上下の中間部分2
A、2Bが平行に近くなるように)連結することができ
る。中間部分2A、2Bと両側部分3A、3Bの連結部
4は、一端切り離して角度を変えて連結させることもで
き、また、切り離すことなく、連結部4で角度が変わる
ようにベルト布を縮めるようにして縫い付ける等して連
結することもできる。
【0010】さらに、前記主コルセットベルト部1Aと
副コルセットベルト部1Bは、その中間部分2A、2B
の両側が上下に並列された状態で、連結部104で互い
に上下方向に結合された構成とすることもできる。
副コルセットベルト部1Bは、その中間部分2A、2B
の両側が上下に並列された状態で、連結部104で互い
に上下方向に結合された構成とすることもできる。
【0011】このような本発明の構成では、主コルセッ
トベルト部1Aにより、例えば、人体の要部である基本
部分(傍背柱筋)を例えば、面ファスナーなどの結合手
段によって、固定支持すると共に、副コルセットベルト
部1Bにより、腰部の上位から腹部に向かうように、固
定支持することができる。この場合、主コルセットベル
ト部1Aと副コルセットベルト部1Bとは、その両端部
分で表裏逆に重合連結されているとともに、少なくとも
中央部分で表裏にクロスされており(請求項1)、ま
た、傾斜角度を有するように表裏逆又は表裏同一方向に
重合連結されている(請求項2)ところから、使用中重
合方向にずれ込むということがなく、その結果、種々の
体型の万人に対しても、上下幅の広い範囲で、人体の要
所にコルセットベルト1を確実に装着することができ
る。
トベルト部1Aにより、例えば、人体の要部である基本
部分(傍背柱筋)を例えば、面ファスナーなどの結合手
段によって、固定支持すると共に、副コルセットベルト
部1Bにより、腰部の上位から腹部に向かうように、固
定支持することができる。この場合、主コルセットベル
ト部1Aと副コルセットベルト部1Bとは、その両端部
分で表裏逆に重合連結されているとともに、少なくとも
中央部分で表裏にクロスされており(請求項1)、ま
た、傾斜角度を有するように表裏逆又は表裏同一方向に
重合連結されている(請求項2)ところから、使用中重
合方向にずれ込むということがなく、その結果、種々の
体型の万人に対しても、上下幅の広い範囲で、人体の要
所にコルセットベルト1を確実に装着することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のコルセットベルトは、図
1ないし図5に示すように、基本的には、少なくとも長
手方向に伸縮性を有する帯状の素材で構成された主コル
セットベルト部1Aおよび副コルセットベルト部1B
を、それらの両端部分7、8で重合連結し、人体の腰部
などを固定支持する構成になっており、特に、両コルセ
ットベルト部は、展開状態で、少なくとも、それらの中
間部分2Aおよび2Bを上下に並列させるように構成さ
れている。
1ないし図5に示すように、基本的には、少なくとも長
手方向に伸縮性を有する帯状の素材で構成された主コル
セットベルト部1Aおよび副コルセットベルト部1B
を、それらの両端部分7、8で重合連結し、人体の腰部
などを固定支持する構成になっており、特に、両コルセ
ットベルト部は、展開状態で、少なくとも、それらの中
間部分2Aおよび2Bを上下に並列させるように構成さ
れている。
【0013】この場合、図2の実施の形態1では、主コ
ルセットベルト部1Aおよび副コルセットベルト部1B
は、その一端部分7と他端部分8でその重合方向が表裏
逆とされており、少なくとも中央部分で表裏方向にクロ
スされた状態で上下に並列されるように構成されてい
る。また、主コルセットベルト部1Aと副コルセットベ
ルト部1Bの両端部分7、8は、表裏方向に折り返えし
状に連続した状態で重合結合され、その一方のベルト部
の両端部分に対し他方のベルト部の両端部分が対向方向
に傾斜角度を有するようにして重合結合されている。
ルセットベルト部1Aおよび副コルセットベルト部1B
は、その一端部分7と他端部分8でその重合方向が表裏
逆とされており、少なくとも中央部分で表裏方向にクロ
スされた状態で上下に並列されるように構成されてい
る。また、主コルセットベルト部1Aと副コルセットベ
ルト部1Bの両端部分7、8は、表裏方向に折り返えし
状に連続した状態で重合結合され、その一方のベルト部
の両端部分に対し他方のベルト部の両端部分が対向方向
に傾斜角度を有するようにして重合結合されている。
【0014】さらに、主コルセットベルト部1Aおよび
副コルセットベルト部1Bは、その中間部分2A、2B
が両側部分3A、3Bに対して内向きに角度が変わるよ
うに(上下の中間部分2A、2Bが平行に近くなるよう
に)連結部4で角度を変えて連結する。連結部4では、
一端切り離した後、帯状の連結片を介して、縫製などの
手段で、相互に連結させることもでき、また、切り離す
ことなく、連結部4で角度が変わるようにベルト布を縮
めるようにして縫い付ける等して連結することもでき
る。
副コルセットベルト部1Bは、その中間部分2A、2B
が両側部分3A、3Bに対して内向きに角度が変わるよ
うに(上下の中間部分2A、2Bが平行に近くなるよう
に)連結部4で角度を変えて連結する。連結部4では、
一端切り離した後、帯状の連結片を介して、縫製などの
手段で、相互に連結させることもでき、また、切り離す
ことなく、連結部4で角度が変わるようにベルト布を縮
めるようにして縫い付ける等して連結することもでき
る。
【0015】また、このコルセットベルト1を人体の所
要箇所に固定するために、結合手段として、雄・雌の面
ファスナーよりなる一方及び他方の結合手段5、6が、
コルセットベルト1の両端部分7、8にそれぞれ装着し
てある。なお、上述の結合手段としては、その他に、雌
・雄のホック、ボタンとボタン穴の構造、ベルトの布面
をパイル織り等として、面ファスナーの一方とした構造
等が採用されてもよい。
要箇所に固定するために、結合手段として、雄・雌の面
ファスナーよりなる一方及び他方の結合手段5、6が、
コルセットベルト1の両端部分7、8にそれぞれ装着し
てある。なお、上述の結合手段としては、その他に、雌
・雄のホック、ボタンとボタン穴の構造、ベルトの布面
をパイル織り等として、面ファスナーの一方とした構造
等が採用されてもよい。
【0016】このような構成では、図1に示すように、
主コルセットベルト部1Aにより、例えば、人体の要部
である基本部分(傍背柱筋)を、一方及び他方の結合手
段5および6の結合によって、固定支持すると共に、副
コルセットベルト部1Bにより、腰部の上位から腹部に
向かうように、固定支持することができる。その結果、
種々の体型の万人に対しても、上下幅の広い範囲で、人
体の要所にコルセットベルト1を確実に装着することが
できる。なお、図5に示すように、美容におけるヒップ
アップ効果を意図した使用形態を採ってもよい。
主コルセットベルト部1Aにより、例えば、人体の要部
である基本部分(傍背柱筋)を、一方及び他方の結合手
段5および6の結合によって、固定支持すると共に、副
コルセットベルト部1Bにより、腰部の上位から腹部に
向かうように、固定支持することができる。その結果、
種々の体型の万人に対しても、上下幅の広い範囲で、人
体の要所にコルセットベルト1を確実に装着することが
できる。なお、図5に示すように、美容におけるヒップ
アップ効果を意図した使用形態を採ってもよい。
【0017】このような使用態様において、主コルセッ
トベルト部1Aと副コルセットベルト部1Bとは、その
両端部分で表裏逆に重合連結されているとともに、少な
くとも中央部分で表裏にクロスされており、また、両端
部分で、対抗方向に傾斜角度を有するように重合連結さ
れているところから、使用中重合方向にずれ込むという
ことがなく、その結果、種々の体型の万人に対しても、
上下幅の広い範囲で、人体の要所にコルセットベルト1
を確実に装着することができる。
トベルト部1Aと副コルセットベルト部1Bとは、その
両端部分で表裏逆に重合連結されているとともに、少な
くとも中央部分で表裏にクロスされており、また、両端
部分で、対抗方向に傾斜角度を有するように重合連結さ
れているところから、使用中重合方向にずれ込むという
ことがなく、その結果、種々の体型の万人に対しても、
上下幅の広い範囲で、人体の要所にコルセットベルト1
を確実に装着することができる。
【0018】さらに、上下の中間部分2A、2Bが平行
に近くなるように、連結部4で角度を変えて連結されて
いるところから、両コルセットベルト部が使用状態でし
わになることがなく、人体を面接触により無理なく保持
することができる。
に近くなるように、連結部4で角度を変えて連結されて
いるところから、両コルセットベルト部が使用状態でし
わになることがなく、人体を面接触により無理なく保持
することができる。
【0019】また、この発明の別の実施の形態2とし
て、コルセットベルト1に、図3に示すような構成が採
用されてもよい。ここでは、基本的に、上記実施の形態
1の構成と同一であるが、特に、中間部分2A、2Bの
両側の両側部分3A、3Bに連続する連結部104、1
04で、上述の連結片(但し、2倍長)などを介して、
相互に連結されている。このため、この実施の形態2の
コルセットベルトでは、伸縮性ベルトの二倍巾の範囲
で、ズレを生じることなく、人体の要所を固定支持でき
る。
て、コルセットベルト1に、図3に示すような構成が採
用されてもよい。ここでは、基本的に、上記実施の形態
1の構成と同一であるが、特に、中間部分2A、2Bの
両側の両側部分3A、3Bに連続する連結部104、1
04で、上述の連結片(但し、2倍長)などを介して、
相互に連結されている。このため、この実施の形態2の
コルセットベルトでは、伸縮性ベルトの二倍巾の範囲
で、ズレを生じることなく、人体の要所を固定支持でき
る。
【0020】また、この発明の更に別の実施の形態3と
して、コルセットベルト1に図4に示すような構成が採
用されてもよい。ここでは、基本的に、最初の実施の形
態1の構成と同一であるが、特に、主コルセットベルト
部1Aが、その中間部分2Aと両側部分3Aとを一本の
伸縮性ベルトで構成してあり、また、副コルセットベル
ト部1Bが、その中間部分2Bと両側部分3Bとを連結
部4による角度を変えた連結により構成している。この
場合には、縫製加工箇所が少ない(即ち、連結片の取付
が2カ所でよい)ので、生産性の上で有利である。
して、コルセットベルト1に図4に示すような構成が採
用されてもよい。ここでは、基本的に、最初の実施の形
態1の構成と同一であるが、特に、主コルセットベルト
部1Aが、その中間部分2Aと両側部分3Aとを一本の
伸縮性ベルトで構成してあり、また、副コルセットベル
ト部1Bが、その中間部分2Bと両側部分3Bとを連結
部4による角度を変えた連結により構成している。この
場合には、縫製加工箇所が少ない(即ち、連結片の取付
が2カ所でよい)ので、生産性の上で有利である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、少
なくとも長手方向に伸縮性を有する素材で構成された主
コルセットベルト部および副コルセットベルト部を、そ
れらの両端で重合連結し、人体の腰部などを固定支持す
るコルセットベルトにおいて、両コルセットベルト部
は、展開状態で、少なくとも、それらの中央のベルト伸
縮部を上下に並列させるように構成されている。
なくとも長手方向に伸縮性を有する素材で構成された主
コルセットベルト部および副コルセットベルト部を、そ
れらの両端で重合連結し、人体の腰部などを固定支持す
るコルセットベルトにおいて、両コルセットベルト部
は、展開状態で、少なくとも、それらの中央のベルト伸
縮部を上下に並列させるように構成されている。
【0022】従って、主コルセットベルト部により、例
えば、人体の要部である基本部分(傍背柱筋)を、例え
ば、面ファスナーなどの結合手段によって、固定支持す
ると共に、副コルセットベルト部により、腰部の上位か
ら腹部に向かうように、固定支持することができる。そ
の結果、種々の体型の万人に対しても、上下幅の広い範
囲で、人体の要所にコルセットベルトを確実に装着する
ことができる。
えば、人体の要部である基本部分(傍背柱筋)を、例え
ば、面ファスナーなどの結合手段によって、固定支持す
ると共に、副コルセットベルト部により、腰部の上位か
ら腹部に向かうように、固定支持することができる。そ
の結果、種々の体型の万人に対しても、上下幅の広い範
囲で、人体の要所にコルセットベルトを確実に装着する
ことができる。
【0023】しかも、従来の二重ベルト式のコルセット
ベルトとは異なり、展開状態で、主コルセットベルト部
と副コルセットベルト部とが上下に並列されている構造
なので、装着状態で身動きしても、ベルトの伸縮性によ
り、位置ズレを起こす虞がなく、確実に所期の装着状態
を維持できる。その結果、より効果的に、3点固定原理
に適応することができ、また、ヒップアップなどの美容
効果にも広く適用できる効果が得られる。
ベルトとは異なり、展開状態で、主コルセットベルト部
と副コルセットベルト部とが上下に並列されている構造
なので、装着状態で身動きしても、ベルトの伸縮性によ
り、位置ズレを起こす虞がなく、確実に所期の装着状態
を維持できる。その結果、より効果的に、3点固定原理
に適応することができ、また、ヒップアップなどの美容
効果にも広く適用できる効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1としてのコルセットベル
トの使用態様を示す図である。
トの使用態様を示す図である。
【図2】同じく、コルセットベルトを展開した状態の表
裏を示す図である。
裏を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2を示すコルセットベルト
の展開状態の表裏を示す図である。
の展開状態の表裏を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3を示すコルセットベルト
の展開状態の表裏を示す図である。
の展開状態の表裏を示す図である。
【図5】本発明のコルセットベルトの他の使用態様を示
す図である。
す図である。
1 コルセットベルト 1A 主コルセットベルト部 1B 副コルセットベルト部 2A、2B 中間部分 3A、3B 両側部分 4、104 連結部 5 一方の結合手段 6 他方の結合手段 7 一端部分 8 他端部分
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも長手方向に伸縮性を有する帯
状の素材で構成された、主コルセットベルト部および副
コルセットベルト部を、それらの両端部分で重合結合す
るコルセットベルトにおいて、前記主コルセットベルト
部および副コルセットベルト部は、その一端部分と他端
部分でその重合方向が表裏逆とされており、少なくとも
中央部分で表裏方向にクロスされた状態で上下に並列さ
れるように構成されていることを特徴とするコルセット
ベルト。 - 【請求項2】 少なくとも長手方向に伸縮性を有する帯
状の素材で構成された、主コルセットベルト部および副
コルセットベルト部を、それらの両端部分で重合結合す
るコルセットベルトにおいて、前記主コルセットベルト
部および副コルセットベルト部は、その一方のベルト部
の両端部分に対し他方のベルト部の両端部分が対向方向
に傾斜角度を有するようにして重合連結され、少なくと
も中央部分で上下に並列されるように構成されているこ
とを特徴とするコルセットベルト。 - 【請求項3】 前記主コルセットベルト部と副コルセッ
トベルト部の両端部分は、表裏方向に折り返えし状に連
続した状態で重合結合されていることを特徴とする請求
項1又は2に記載のコルセットベルト。 - 【請求項4】 前記主コルセットベルト部および副コル
セットベルト部の少なくともいずれか一方は、その中間
部分が両側部分に対して内向きに角度が変わるように形
成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記
載のコルセットベルト。 - 【請求項5】 前記主コルセットベルト部と副コルセッ
トベルト部は、その中間部分の両側が上下に並列された
状態で互いに上下方向に結合されていることを特徴とす
る請求項1、2、3又は4に記載のコルセットベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9082952A JP2978818B2 (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | コルセットベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9082952A JP2978818B2 (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | コルセットベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272149A true JPH10272149A (ja) | 1998-10-13 |
JP2978818B2 JP2978818B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=13788567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9082952A Expired - Fee Related JP2978818B2 (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | コルセットベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978818B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6273545B1 (en) * | 1997-12-15 | 2001-08-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink-jet recording device that reuses waste ink as process black Ink |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9082952A patent/JP2978818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6273545B1 (en) * | 1997-12-15 | 2001-08-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink-jet recording device that reuses waste ink as process black Ink |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2978818B2 (ja) | 1999-11-15 |
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