JPH10271460A - 情報信号処理装置及び方法 - Google Patents

情報信号処理装置及び方法

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JPH10271460A
JPH10271460A JP9085934A JP8593497A JPH10271460A JP H10271460 A JPH10271460 A JP H10271460A JP 9085934 A JP9085934 A JP 9085934A JP 8593497 A JP8593497 A JP 8593497A JP H10271460 A JPH10271460 A JP H10271460A
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Tomoyuki Sato
智之 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報信号の供給停止時に映像情報を出力させ
る。 【解決手段】 映像情報を情報信号から分離するデマル
チプレクサ5へ供給される情報信号が停止した場合に
は、コントローラはデータ発生部52を制御して無効デ
ータを発生させ、この無効データをビデオデコーダの備
えるビデオバッファに入力させることにより、このビデ
オバッファに蓄積されている画像情報を出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報信号に含ま
れる映像情報を処理する情報信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像、音声等のソフトを記録する
媒体として、デジタルビデオディスク(Degital Video
Disc; DVD)が提供されている。このDVDは、直径1
2cmの光ディスクであり、映像、音声等の情報をデジ
タル化した情報信号として、片面又は両面に備える一層
又は二層の記録層のトラックに沿って記録している。
【0003】上記情報信号は、DVDの記録層には、所
定のフォーマットに従うパケットとして記録されてい
る。映像、音声等の情報はパケット化されることによ
り、情報信号の一連のストリームに混在が可能となり、
情報のチャンネルの多重化が図られている。情報の多重
化により各種チャンネルが混在したパケットは、再生時
にチャンネルに応じて分離される。
【0004】このようなDVDから映像情報を再生する
には、DVDから読み出される情報信号の一連のストリ
ームから映像情報を分離し、さらに、この映像情報を復
号してテレビジョン受像器に映像として表示できるよう
に、情報信号処理装置によって一定の信号処理がなされ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記情報信
号処理装置は、映像信号を連続して供給するために、映
像情報を保持するバッファを備えている。即ち、映像情
報は情報信号の一連のストリームからパケット単位で間
欠的に取り出されるので、映像信号に一定のレートで復
号するためには、少なくとも一定の量の映像情報をバッ
ファにストアしておく必要がある。
【0006】このため、映像信号に復号されテレビジョ
ン受像器に表示される画像は、一旦バッファにてストア
されているので、この情報信号処理装置に供給されてい
る一連の情報信号のストリームから抽出される映像情報
との間に、時間的な遅延を生じることになる。
【0007】このため、特殊再生を行う場合には、不具
合が生じることがある。例えば、映像のジャンプを行う
場合、ジャンプ前等のバッファメモリに残在している映
像が表示されることがある。また、情報信号から抽出さ
れた映像情報は、所定のフォーマットに基づいて記述さ
れていることから、ジャンプ後に正常に再生できる箇所
が限定されることがあった。
【0008】この発明は、上述の実情に鑑みてなされる
ものであって、特殊再生を行う場合にも不具合を招来す
ることがない情報信号処理装置及び方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【発明を解決するための手段】この発明に係る情報信号
処理装置は、少なくとも映像情報を含む情報信号から映
像情報を抽出する抽出手段と、抽出された映像情報に対
してデータを挿入するデータ挿入手段と、上記データ挿
入手段を制御し、上記映像情報へのデータの挿入を制御
する制御手段とを備えるものである。
【0010】また、上記情報信号処理装置は、所定量の
上記映像情報を入力順に保持するバッファを備え、この
映像情報を所定の映像信号に復号する復号手段を有する
ものである。
【0011】そして、上記情報信号処理装置において
は、上記制御手段は、情報信号の供給停止時には上記デ
ータ挿入手段を制御し、映像情報に無効データを挿入さ
せることにより上記バッファに保持されている映像情報
を順に出力させるものである。
【0012】さらに、上記情報信号処理装置において
は、上記制御手段は、ヘッダを持たない画像情報から再
生する場合には、上記データ挿入手段を制御し、該映像
情報に所定のヘッダを挿入させるものである。
【0013】そして、上記情報信号処理装置は、上記情
報信号を媒体から読み出す読み出し手段を有するもので
ある。
【0014】さらに、上記情報信号処理装置は、時系列
の情報信号のパケットの種類を解析する解析手段と、こ
の解析の結果によって該パケットの送り先を切り換える
切り換え手段とを有するものである。
【0015】上述の課題を解決するために、この発明に
係る情報信号処理方法は、少なくとも映像情報を含む情
報信号から映像情報を抽出する工程と、抽出された映像
情報に対してデータを挿入するデータ挿入工程と、上記
映像情報へのデータの挿入を制御する工程と備えるもの
である。
【0016】また、上記情報信号処理方法は、所定量の
上記映像情報をバッファに入力順に保持し、この映像情
報を所定の映像信号に復号するものである。
【0017】そして、上記情報信号処理方法は、情報信
号の供給停止時には、上記データ挿入工程で上記映像情
報に無効データを挿入することにより上記バッファに保
持されている映像情報を順に出力させるものである。
【0018】さらに、上記情報信号処理方法は、ヘッダ
を持たない画像情報から再生する場合には、上記データ
挿入工程で上記映像情報に所定のヘッダを挿入するもの
である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る情報信号処
理装置及び方法の実施の形態の一例を、図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0020】この発明に係る情報信号処理装置の実施の
形態の一例は、図1に示すように、光ディスク1からR
F信号を再生するピックアップ2と、このピックアップ
2により再生されたRF信号が供給されこのRF信号の
2値化処理等をするRF回路3と、RF回路3からの再
生データが供給されエラー訂正等のデコード処理をする
データデコーダ4と、データデコーダ4によりデコード
処理がされた再生データを主映像圧縮データ,副映像圧
縮データ及び音声圧縮データに振り分けるデマルチプレ
クサ5とを備える。
【0021】また、この情報信号処理装置は、上記主映
像圧縮データを伸張するビデオデコーダ6と、上記副映
像圧縮データを伸張して主映像データと合成する副映像
デコーダ7と、上記音声圧縮データを伸張するオーディ
オデコーダ8と、副映像デコーダ7からの主映像データ
と副映像データが合成された映像データが供給されNT
SC信号又はPAL信号に変換するデジタル/NTS
C,PAL変換回路(以下、単にNTSC変換回路とい
う。)9と、オーディオデコーダ8からのオーディオデ
ータが供給されアナログ信号に変換するデジタル/アナ
ログ変換回路(以下、単にD/A変換回路という。)1
0とを備える。
【0022】また、この情報信号処理装置は、ピックア
ップ2,RF回路3,データデコーダ4,デマルチプレ
クサ5,ビデオデコーダ6,副映像デコーダ7,オーデ
ィオデコーダ8,NTSC変換回路9及びD/A変換回
路10を制御するコントローラ11と、このコントロー
ラ11とユーザーの操作入力を媒介するユーザーインタ
ーフェース12と、コントローラ11のデータ記憶部と
なるメモリ13とを備える。
【0023】この情報信号処理装置は、光ディスク1と
して再生専用,追記型,書換型等のDVDディスク及び
DVD−VIDEOディスクを再生する。
【0024】ピックアップ2は、光ディスク1からRF
信号を再生してRF回路3に供給する。
【0025】RF回路3は、このRF信号の波形等化及
び2値化等をしてデジタルデータとその同期信号等を生
成する。このRF回路3により生成されたデジタルデー
タ等は、データデコーダ4に供給される。
【0026】データデコーダ4は、RF回路3により生
成されたデジタルデータに基づきデータの復調や誤り訂
正等の処理を行う。データデコーダ4により復調等がさ
れたデジタルデータは、デマルチプレクサ5に供給され
る。
【0027】また、このデータデコーダ4では、MPE
G2のフォーマットにおけるシステムヘッダや、パック
ヘッダ等に含まれるパラメータ情報やDVDフォーマッ
トにおけるナビゲーションパック(Navigation Pack:
NV_PCK)に含まれる所定の情報等を検出する。こ
の検出したパラメータ情報等は、データデコーダ4から
コントローラ11に供給される。
【0028】また、このデータデコーダ4は、デジタル
データの出力段にトラックバッファ4aを有している。
このトラックバッファ4aによりデータデコーダ4とデ
マルチプレクサ5の処理速度の違いが吸収される。
【0029】デマルチプレクサ5は、データデコーダ4
によりエラー訂正のデコード処理等がされたデジタルデ
ータを、主映像圧縮データと、副映像圧縮データと、音
声圧縮データとに分割する。
【0030】ここで、主映像圧縮データとは、MPEG
2の方式で圧縮された映像データであり、例えばDVD
のフォーマットにおけるVideo streamsで
ある。副映像圧縮データとは、主映像に合成される字幕
画像等のデータであり、例えば、DVDのフォーマット
におけるSub−picture streamsであ
る。音声圧縮データとは、MPEG2等の方式で圧縮等
された音声データであり、DVDのフォーマットにおけ
るAudio streamsである。
【0031】デマルチプレクサ5は、主映像圧縮データ
をビデオデコーダ6に供給し、副映像圧縮データを副映
像デコーダ7に供給し、音声圧縮データをオーディオデ
コーダ8に供給する。
【0032】ビデオデコーダ6は、主映像圧縮データの
復号処理を行い、この復号処理により伸張化された主映
像データを生成する。このビデオデコーダ6は、復号処
理を行うために3画面分のメモリを有している。すなわ
ち、MPEG2のフォーマットにおけるI−Pictu
re,P−Picture,B−Pictureを復号
してビデオデコーダ6のメモリに格納し、さらに、この
復号された各ピクチャをこのメモリ上から出力する。な
お、このメモリは、3画面分に限らず、これ以上の容量
があってもよい。ビデオデコーダ6は、生成した主映像
データを副映像デコーダ7に供給する。
【0033】副映像デコーダ7は、副映像圧縮データの
復号処理を行い、この復号処理をした副映像データをビ
デオデコーダ6から供給された主映像データに合成し
て、映像データを生成する。すなわち、副映像デコーダ
7は、副映像データとして再生される字幕画像等を主映
像と合成する。なお、この副映像デコーダ7は、副映像
データが無い場合には、主映像データをそのまま映像デ
ータとして出力する。副映像デコーダ7は、生成した映
像データをNTSC変換回路9に供給する。
【0034】オーディオデコーダ8は、音声圧縮データ
の復号処理を行い、伸張した音声データを生成する。す
なわち、オーディオデコーダ8は、音声圧縮データがM
PEG2のフォーマットで圧縮されていれば、これに対
応した伸張処理をして、音声データを生成する。なお、
この音声データがこのMPEG2のフォーマットの他
に、PCM等のフォーマットで符号化されたものであれ
ば、これに対応した復号処理を行う。オーディオデコー
ダ8は、生成した音声データをD/A変換回路10に供
給する。
【0035】NTSC変換回路9は、映像データをデジ
タルデータからNTSCやPAL等のテレビジョン信号
に変換して出力する。この出力をモニタ等に供給するこ
とにより、ユーザーが記録媒体1から再生した映像を視
聴することができる。
【0036】D/A変換回路10は、デジタルデータで
ある音声データをアナログの音声データに変換して出力
する。この出力をスピーカ等に供給することにより、ユ
ーザーが記録媒体1から再生した映像を視聴することが
できる。
【0037】コントローラ11は、ピックアップ2,R
F回路3,データデコーダ4,デマルチプレクサ5,ビ
デオデコーダ6,副映像デコーダ7,オーディオデコー
ダ8,NTSC変換回路9及びD/A変換回路10の制
御を行う。
【0038】また、このコントローラ11には、操作パ
ネルやリモートコントローラであるユーザーインターフ
ェース12を介して操作入力がされ、この操作入力に基
づき各回路の制御を行う。
【0039】また、コントローラ11は、メモリ13に
各制御データ等を記憶させ、メモリ13が記憶したデー
タに基づき各回路の制御を行う。
【0040】図2は、上記コードバッファを明示したD
VD再生装置の要部の構成を示すブロック図であり、デ
マルチプレクサ5からの上記主映像圧縮データは、コー
ドバッファ6aに一時記憶され、このコードバッファ6
aから読み出されたデータがビデオデコーダ6に送られ
る。また、デマルチプレクサ5からの上記副映像圧縮デ
ータはコードバッファ7aに、上記音声圧縮データはコ
ードバッファ8aにそれぞれ一時記憶され、各コードバ
ッファ7a,8aから読み出された各データがそれぞれ
副映像(SP)デコーダ7,オーディオデコーダ8に送
られる。なお、これらのコードバッファ6a,7a,8
aは、実際には各デコーダ6,7,8の入力段にそれぞ
れ設ける構成とされることが多い。また、切り替え制御
器15は、シーンの分岐等の際にSTC(システムタイ
ムクロック)を適宜に切り替えて各デコーダ6,7,8
に供給するためのものである。他の構成は、上述した図
1の構成と同様であるため説明を省略する。
【0041】DVD−VIDEOディスクでは、図3に
示すように、Video Object Set(VOBS)単位で主映像
データ,副映像データ,音声データを管理する。このV
OBSは、例えば、映画の1作品等の単位となる。この
VOBSは、複数のVideoObject(VOB)から構成さ
れている。このVOBは、各データがディスク上に1群
として記録されている単位である。また、このVOBS
は、複数のCellで構成されている。このCell
は、例えば映画における1シーンや1カット等の単位と
なり、1Cellが数分から10数分という時間の単位
である。また、DVDでは、例えば、1つの映画を複数
のストーリー展開で見ることができるマルチストーリと
いったフォーマットやいわゆるパレンタルロックといわ
れる暴力シーンなどの教育上好ましくないシーンをとば
したりする機能を備えており、このような機能は、この
Cellの組み合わせにより作成される。
【0042】Cellは、複数のVideo Object Unit
(VOBU)により構成されている。このVOBUは、
動画像で0.4から1.2秒の単位であり、このVOB
Uの中にMPEG2のフォーマットにおける複数のGO
P(Group Of Pictures)が含まれることになる。
【0043】このVOBUは、このVOBUの管理情報
を有するパックであるナビゲーションパックNV_PC
Kと、主映像を有するパックであるビデオパックV_P
CKと、音声データを有するパックであるオーディオパ
ックA_PCKと、副映像データを有するパックである
サブピクチャパックSP_PCKとにより構成されてい
る。このビデオパックV_PCK、オーディオパックA
_PCK、サブピクチャSP_PCKは、それぞれMP
EG2等のフォーマットで圧縮されて記録媒体1上に記
録されている。
【0044】DVD−VIDEOディスクのフォーマッ
トのおいては、上述した構造の各データがそれぞれ各種
管理情報により管理されている。コントローラ11は、
映像データ等を光ディスク1から再生する際に、この管
理情報を光ディスク1から取得してメモリ13に記憶さ
せ、データの再生等の制御を行う。
【0045】ここで、情報信号処理装置のデマルチプレ
クサ5に入力する情報信号の一例として、図4に、ビデ
オパケットV_PKTを含むパック(即ち、上記ビデオ
パックV_PCK)を示す。
【0046】このパックは、パックヘッダPHと、ビデ
オパケットV_PKTとからなる。このビデオパケット
V_PKTは、さらに、パケットヘッダPKT_Hと、
ビデオパケットペイロードPKT_PLから構成されて
いる。ここで、パックヘッダPH及びパケットヘッダP
KT_Hは管理情報等を含み、ビデオパケットペイロー
ドPKT_PLは映像情報を含んでいる。
【0047】これらの情報信号が入力するデマルチプレ
クサ5の一例は、図5に示すように、解析部51と、デ
ータ発生部52と、セレクタ53と、切り換えスイッチ
55とから構成されている。このデマルチプレクサ5に
入力した情報信号は、解析部51にてパックの種類を解
析される。即ち、該パックがナビゲーションパックNV
_PCK、ビデオパックV_PCKと、オーディオパッ
クA_PCK、サブピクチャパックSP_PCKのいず
れであるかが解析される。データ発生部52と切り換え
スイッチ55とは、後述するように、解析部51からの
映像情報にデータを挿入するデータ挿入部を構成してい
る。
【0048】上記解析部51にて解析がなされた情報信
号のパケットは、この解析の結果にょって解析部51の
制御の下にセレクタ53にて、ビデオ切り換え端子V、
サブピクチャ切り換え端子SP、オーディオ切り換え端
子A、ナビゲーション切り換え端子NVに切り換えられ
る。
【0049】上記解析部51とセレクタ53との間に
は、無効データ、いわゆるダミーデータを発生するデー
タ発生部52と切り換えスイッチ55とから成るデータ
挿入部が設けられている。このデータ挿入部は、解析部
51からの映像情報に、制御信号に応じてダミーデータ
(無効データ)を挿入するものである。すなわち、この
情報信号処理装置に供給される情報信号が停止した場合
には、コントローラ1の制御によって、データ発生部5
2で発生されたダミーデータ(無効データ)を、切り換
えスイッチ55を介してセレクタ53に送る。セレクタ
53は上記ビデオ切り換え端子Vに切り換えられてお
り、このダミーデータを上記図2のビデオデコーダ6の
備えるビデオバッファ6aに送る。
【0050】上記ビデオバッファ6aは、図6に示すよ
うに、リニアバッファLBとリングバッファRBとから
構成される。
【0051】上記リニアバッファLBは、所定量のデー
タを線形のメモリに順に保持し、これらのデータを入力
側から出力側へ順に移動させることにより入力した順で
出力する一種のシフトレジスタである。このリニアバッ
ファLBから出力したデータは、順にリングバッファR
Bに入力する。
【0052】ここで、このリニアバッファLBは、常に
一定の量のデータを保持しているので、再生の停止時や
トラックジャンプ時等において上記ビデオバッファ6a
への画像情報信号の供給が停止されたときには、このリ
ニアバッファLBに保持されているデータが残ってしま
い、デコードすることができないわけであるが、本実施
の形態においては、後述するように、上記ダミーデータ
発生部52からのダミーデータを順に入力することによ
り上記データを順に押し出すものである。
【0053】上記リングバッファRBは、リング状に配
置されたメモリにのライトポイントWPにデータを順に
書き込み、リードポイントRPからデータを順に読み出
すものである。このリングバッファRBにおいては、リ
ードポイントRPがライトポイントWPを追い越さない
限りにおいて、出力するデータのレートを自由に変化さ
せることができる。このリングバッファRBは、上記リ
ードポイントRPを移動させることによりで、このリン
グバッファRBの保持しているデータを全て出力させる
ことができる。
【0054】このビデオバッファ6aは、最初に入力さ
れたデータが最初に出力されるいわゆるFIFO(Firs
t In First Out)型のバッファである。
【0055】ところで、このようなビデオバッファ6a
は、一部にリニアバッファLBを有しているので、この
ビデオバッファ6aは、常に一定の量のデータを保持し
ている。このため、この情報信号処理装置に入力する情
報信号が停止した場合には、停止する前の画像情報がこ
のビデオバッファ6aに残存することになる。
【0056】例えば、映像のジャンプ等の特殊再生の際
に、このビデオバッファ6aへの情報信号の供給が停止
した場合には、ビデオバッファ6aにはまだデコードさ
れていない映像情報が残存するので、媒体から読み出さ
れたデータが一部映像として出力されないことになる。
また、DVD−VIDEOからの情報信号の供給が再開
された場合には、読み出されている情報信号の先に、残
存している映像情報が出力される。
【0057】従って、情報信号の供給の停止を伴う特殊
再生等の際に、映像を正常に出力させるためには、情報
信号の停止時に一旦ビデオバッファ6aの上記リニアバ
ッファLBに保持されている映像情報を出力させること
が必要となる。
【0058】このために、上記デマルチプレクサ5内の
データ挿入部を、コントローラからの制御信号により制
御し、映像情報にダミーデータを挿入してビデオバッフ
ァ6aに送ることにより、上記リニアバッファLBに残
存しているデータを順に押し出すようにしている。すな
わち、上記図1のデマルチプレクサ5への情報信号供給
が停止されたときには、コントローラ11は制御信号を
図5のデータ挿入部に送ってデータ発生部52及び切り
換えスイッチ55を制御し、データ発生部52で発生さ
れたダミーデータを切り換えスイッチ55を介してセレ
クタ53に送るようにする。セレクタ53は上記ビデオ
切り換え端子Vに切り換えられて、このダミーデータが
上記ビデオデコーダ6のビデオバッファ6aに送られ、
上記リニアバッファLBに残存していた映像情報が押し
出されるから、この映像情報がデコードされて表示され
る。
【0059】なお、上記ダミーデータ(無効データ)と
しては、デコードの際に読み飛ばされるようなデータ
(例えば“FF”等)が用いられ、このダミーデータ自
体は、画像の表示には何ら影響を及ぼさないものであ
る。
【0060】次に、図7によって、デマルチプレクサ5
の他の一例を説明する。このデマルチプレクサ5は、上
述の例と同じく、解析部51と、データ発生部52と、
セレクタ53と、切り換えスイッチ55とから構成され
ている。しかし、このデマルチプレクサ5においては、
データ発生部52と切り換えスイッチ55とから成るデ
ータ挿入部が、セレクタ53のビデオ切り換え端子Vの
出力側に接続されている。
【0061】このデマルチプレクサ5に入力した情報信
号は、上記と同じく解析部51にてパケット毎に解析さ
れ、該パケットは解析部51からの制御の下にセレクタ
53にてビデオ切り換え端子V、サブピクチャ切り換え
端子SP、オーディオ切り換え端子A、ナビゲーション
切り換え端子NVに切り換えられる。
【0062】上記データ挿入部は、この情報信号処理装
置に供給される情報信号が停止した場合には、上記コン
トローラ1からの制御信号によって制御され、上記セレ
クタ53のビデオ切り換え端子Vから出力される映像情
報の代わりに、データ発生部52で発生されたダミーデ
ータが、切り換えスイッチ55を介してデマルチプレク
サ5か出力される。
【0063】この図7の構成によっても、上記図5の構
成と同様に、上記情報信号の供給停止時にダミーデータ
を上記ビデオバッファ6aに送って、リニアバッファL
Bに残存する映像情報を押し出すことができることは勿
論である。
【0064】ここで、図8によって、映像情報にダミー
データが挿入される態様の一例を説明する。上記ビデオ
切り換え端子Vからは、映像情報として、このデマルチ
プレクサ5に入力したビデオパケットV_PKTの内
の、実質的な映像情報を含むビデオパケットペイロード
PTK_PL単位で出力される。上記ダミーデータ等の
挿入データINSは、このビデオパケットペイロードP
KT_PLの間に挿入される。
【0065】続いて、デマルチプレクサ5と、ビデオデ
コーダ6との間の情報信号の受け渡しの詳細について説
明する。
【0066】ここでのデマルチプレクサ5は、図9に示
すように、解析部51と、データ挿入部56と、セレク
タ53と、インターフェース54とを備えている。ま
た、ビデオデコーダ6は、ビデオバッファ6aを備えて
いる。
【0067】このデマルチプレクサ5に入力した情報信
号は、解析部51にてパケットの種類を解析され、該パ
ケットは解析部51の制御に基づいてセレクタ53にて
切り換えられ、映像情報はビデオパケットペイロードを
単位としてビデオデコーダ6に出力される。そして、こ
の映像情報は、上記ビデオデコーダ6の備えるビデオバ
ッファ6aに入力する。
【0068】上記データ挿入部56は、このデマルチプ
レクサ5にコントローラ1から供給される制御信号によ
って制御され、上記映像情報に上記セレクタ53を介し
て所定のデータを挿入する。即ち、、このデータ挿入部
56は、ダミーデータの挿入、システムヘッダの挿入等
をおこなう。このシステムヘッダの挿入については後述
する。
【0069】上記インタフェース54は、ビデオデコー
ダ6に、データクロック信号CDCKと、ビデオデータ
を送っている間ローレベルとなるビデオストローブ信号
VSTBを与え、ビデオフル信号VFULLを受け取
る。そして、これらの状況を解析部51に報知する。
【0070】次に、上述したビデオバッファ6aに蓄積
されているデータの量の時間変化について説明する。
【0071】このデータ量は、図10に示すように、時
刻t1、時刻t2,時刻t3において一挙に減少してい
る。これは、これらの時刻t1、t2、t3においてデ
コードするデータを引き抜いたためである。図中の折れ
線の傾きは、このビデオバッファ6aにデータが入力さ
れるレートを示している。
【0072】次に、上述の図8にて示した各種信号につ
いて説明する。
【0073】データクロック信号CDCKは、図11中
の(a)に示すように、周期一定の方形波であり、デー
タを転送するタイミングを与える。
【0074】データ信号CDは、図11中の(b)に示
すように、上記データクロック信号CDCKの与えるタ
イミング基づいて、データクロックCDCKの1周期に
データの単位を同期させて送る。
【0075】ビデオストローブ信号VSTBは、図11
中の(c)に示すように、データ信号CDが有効な場合
にはローレベルであるが、無効の場合にはハイレベルと
なる。
【0076】ビデオフル信号VFULLは、図11中の
(d)に示すように、ビデオバッファ6aに蓄積された
データがこのビデオバッファの容量の上限値に達した場
合に報知する信号である。
【0077】このビデオフル信号VFULLがハイレベ
ルになると、ビデオストローブ信号VSTBはハイレベ
ルとなり、デマルチプレクサ5からビデオデコーダ6へ
の有効データの供給が停止される。
【0078】次に、上掲の図9にて示したデマルチプレ
クサ5の備えるデータ挿入部52による画像情報に対す
るデータ挿入の他の一例について説明する。
【0079】上記情報信号処理装置においては、いわゆ
るMPEGのフォーマットに基づく映像信号を再生して
いる際に、映像の位置をジャンプする等の特殊再生を行
う場合がある。
【0080】ここで、MPEGとは、ISO−IEC/
JTC1/SC2/WG11にて議論され、標準案とし
て提案されたものであり、動き補償予測符号化と離散コ
サイン変換符号化とを組み合わせたハイブリッド方式の
データ圧縮規格である。
【0081】このようなMPEGによる画像情報は、フ
レーム内予測符号化画像(イントラ符号化画像、Iピク
チャ)とフレーム間順方向予測符号化画像(Pピクチ
ャ)と、フレーム間双方向予測符号化画像(Bピクチ
ャ)とから構成される。
【0082】MPEGによる画像情報の一例としては、
Iピクチャと、4フレームのPピクチャと、10フレー
ムのBピクチャとを有するフレームが、15フレームで
構成するものがある。
【0083】ところで、このようなMPEGによる映像
情報には、図12中の(a)に示すように、一連の映像
情報の中途のIピクチャINには、システムヘッダSH
が付加されていない場合がある。
【0084】このような場合には、このIピクチャIN
における必要な情報をシステムヘッダSHから取得する
ことができないので、このIピクチャINに映像をジャ
ンプしてからの再生が正常に行われない場合がある。
【0085】上述した図5や図7に示すデータ挿入部
(データ発生部52及び切り換えスイッチ55)は、コ
ントローラ1の制御により、ビデオデコーダ6に絵像信
号を出力する際に、図12中の(b)に示すように、映
像信号のIピクチャにシステムヘッダを付加することが
できる。これは、図5や図7のデータ発生部52として
上記システムヘッダSHを発生する回路を用いることで
実現できる。
【0086】このような映像信号は、所定の箇所にシス
テムヘッダSHを有しているので、ジャンプ等の特殊再
生の場合にも、不具合なく映像を表示することができ
る。
【0087】
【発明の効果】上述したように、この発明に係る情報信
号装置及び方法によると、デマルチプレクサにおいて、
所定の場合に映像信号に所定のデータを挿入することに
よりビデオバッファの蓄積する映像情報を排出させるの
で、再生の停止やジャンプ等の特殊再生の際にバッファ
に残存する映像が表示されないことが防止できる。
【0088】また、映像情報にシステムヘッダ等の一定
の情報を挿入することにより、映像信号の再生を開始す
る箇所の選択を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る情報信号処理装置の概略的な
構成を示すブロック図である。
【図2】 上記情報信号処理装置の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 DVD−VIDEOディスクにおけるデータ
の構造を示すデータ構造図である。
【図4】 上記情報信号処理装置の備えるデマルチプレ
クサに入力する情報信号のデータ構造の一例を示すデー
タ構造図である。
【図5】 上記デマルチプレクサの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】 上記ビデオデコーダの備えるビデオバッファ
の構成を概略的に示す模式図である。
【図7】 上記デマルチプレクサの構成の他の一例を示
すブロック図である。
【図8】 上記デマルチプレクサの備えるデータ挿入部
によってデータを挿入された映像情報のデータ構造を示
すデータ構造図である。
【図9】 上記情報信号処置装置の備えるビデオデコー
ダ及び上記デマルチプレクサの間のデータの受け渡しを
示すブロック図である。
【図10】 上記ビデオバッファに蓄えられるデータの
量の経時変化を示すグラフである。
【図11】 上記デマルチプレクサとビデオデコーダと
の間の各種信号のタイムチャートである。
【図12】 特殊再生が行われる画像情報の一例を示す
データ構造図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、4 データデコーダ、5 デマルチプ
レクサ、6 ビデオデコーダ、6a ビデオバッファ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも映像情報を含む情報信号から
    映像情報を抽出する抽出手段と、 抽出された映像情報に対してデータを挿入するデータ挿
    入手段と、 上記データ挿入手段を制御し、上記映像情報へのデータ
    の挿入を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    情報信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記データ挿入手段からの映像情報を入
    力順に保持するバッファと、このバッファからの映像情
    報を復号する復号手段とをさらに有することを特徴とす
    る請求項1記載の情報信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記データ挿入手段は、無効データを上
    記抽出された映像情報に挿入するものであり、上記制御
    手段は、上記情報信号の供給停止時に上記データ挿入手
    段を制御し、映像情報に無効データを挿入させることに
    より上記バッファに保持されている映像情報を順に出力
    させることを特徴とする請求項2記載の情報信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、ヘッダを持たない画像
    情報から再生する場合には、上記データ挿入手段を制御
    し、該映像情報に所定のヘッダを挿入させることを特徴
    とする請求項1記載の情報信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記情報信号を媒体から読み出す読み出
    し手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報信
    号処理装置。
  6. 【請求項6】 時系列の情報信号のパケットの種類を解
    析する解析手段と、 この解析の結果によって該パケットの送り先を切り換え
    る切り換え手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載の情報信号処理装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも映像情報を含む情報信号から
    映像情報を抽出する工程と、 抽出された映像情報に対してデータを挿入するデータ挿
    入工程と、 上記映像情報へのデータの挿入を制御する工程とを有す
    ることを特徴とする情報信号処理方法。
  8. 【請求項8】 所定量の上記映像情報をバッファに入力
    順に保持し、この映像情報を所定の映像信号に復号する
    ことを特徴とする請求項7記載の情報信号処理方法。
  9. 【請求項9】 情報信号の供給停止時には、上記データ
    挿入工程で上記映像情報に無効データを挿入することに
    より上記バッファに保持されている映像情報を順に出力
    させることを特徴とする請求項8記載の情報信号処理方
    法。
  10. 【請求項10】 ヘッダを持たない画像情報から再生す
    る場合には、上記データ挿入工程で上記映像情報に所定
    のヘッダを挿入することを特徴とする請求項7記載の情
    報信号処理方法。
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