JPH10271077A - マルチチャンネル放送システム - Google Patents

マルチチャンネル放送システム

Info

Publication number
JPH10271077A
JPH10271077A JP7164397A JP7164397A JPH10271077A JP H10271077 A JPH10271077 A JP H10271077A JP 7164397 A JP7164397 A JP 7164397A JP 7164397 A JP7164397 A JP 7164397A JP H10271077 A JPH10271077 A JP H10271077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
control device
transmission control
controlled
backup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7164397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4026189B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Takahashi
高橋  清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7164397A priority Critical patent/JP4026189B2/ja
Publication of JPH10271077A publication Critical patent/JPH10271077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4026189B2 publication Critical patent/JP4026189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】放送送出制御の簡易型バックアップシステムを
提供する。 【解決手段】マルチチャンネル放送システムは、送出チ
ャンネルに送出される素材データを再生、格納もしくは
送出するmユニットの送出被制御装置に301〜301
m対して、送出制御装置101〜10m+1を少なくと
もm+1ユニット設ける。そして、両者を任意の組み合
わせに接続できるマトリクススイッチャ40を設ける。
通常制御時には、それぞれmユニットの送出被制御装置
と送出制御装置とがマトリクススイッチャ40を介して
接続される。制御中の送出制御装置が故障すると、バッ
クアップ用の送出制御装置と故障した送出制御装置が切
り換えられる。故障発生時に即座に切り換えができる様
に、バックアップ用の送出制御装置には、メインの送出
制御装置に格納された制御用ソフトウエア及び制御用デ
ータベースが格納され、その制御用データベースはメイ
ン用と共にアップデートされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンネル
の放送システムに関し、特に装置の故障、システムダウ
ンに対して柔軟に対応することができ、しかも全体のコ
ストを抑えることができるマルチチャンネル放送システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、衛星を利用したり通信ケ
ーブルを利用したマルチチャンネル放送が注目されてい
る。このマルチチャンネル放送は、従来の地上波を利用
した単一チャンネルの放送と異なり、一つの放送局から
多数のチャンネルに異なる放送を同時に行う。従って、
放送局は、多数のチャンネルに対して、番組とその番組
の間に挿入されるコマーシャルメッセージや番組の宣伝
等(以下簡単の為にCM等と称する)を送出しなければ
ならない。
【0003】多数のチャンネルに異なる番組やCM等の
素材を送出するために、例えば数チャンネルをサポート
できる放送送出システムユニットを複数配置した放送シ
ステムが利用される。この放送送出システムユニット
は、CM等の素材のデータを一旦格納しランダムに送出
できるビデオサーバや番組を再生するビデオカートマシ
ン等を有し、各送出チャンネルに与えられるプレイリス
トにしたがって素材データや番組を送出する。これらの
ビデオサーバやビデオカートマシン等を制御する送出制
御装置は、例えばパーソナルコンピュータ等で構成さ
れ、そこに送出用のソフトウエアや送出に必要なデータ
ベース等を保有する。
【0004】放送システムにおいて、最も重要なこと
は、番組やCM等の素材を送出スケジュール通りに中断
することなくそれぞれの送出チャンネルに送出すること
である。そのためには、放送システムを構成する上記の
放送送出システムユニットの信頼性を上げて、システム
ダウン等の故障の発生を抑制することが必要である。或
いは、故障が発生しても即座に復帰することができるシ
ステムを構築する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、故障の
原因には、ハードディスクのクラッシュ等のハードウエ
ア自体の故障とソフトウエアにバグが存在することによ
る故障等があり、それらの故障発生率を限りなくゼロに
するためには、非常に高価なハードウエア及びソフトウ
エアを構築しなければならない。それを回避する手段と
しては、システムを構成する各エレメント全てに予備の
装置を備えて、システムを二重化する方法がある。しか
し、この方法も同様にコストを上げる要因となる。
【0006】そこで、本発明の目的は、故障が発生して
も放送の送出を中断を最小限にとどめることができ、し
かもコストを抑えることができるマルチチャンネル放送
システムを提供することにある。
【0007】更に、本発明の目的は、最小限のコスト増
だけで故障発生に柔軟に対応することができる簡易型の
マルチチャンネル放送システムを提供することにある。
【0008】更に、本発明の目的は、装置の故障を自動
的に検出して、それに自動的に対応することができるマ
ルチチャンネル放送システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチチャンネ
ル放送システムは、送出チャンネルに送出される素材デ
ータを再生、格納もしくは送出するm(mは複数)ユニ
ットの送出被制御装置に対して、それを制御する送出制
御装置を少なくともm+1ユニット設ける。そして、送
出制御装置と送出被制御装置とを任意の組み合わせに接
続できるマトリクススイッチャをそれらの間に設ける。
通常制御時には、mユニットの送出被制御装置とそれら
をそれぞれ制御するmユニットの送出制御装置とがマト
リクススイッチャを介して接続される。制御中の送出制
御装置が故障すると、マトリクススイッチャが切り換え
られ、バックアップ用の送出制御装置と故障した送出制
御装置が制御していた送出被制御装置との接続が行われ
る。
【0010】故障発生時に即座に切り換えができる様
に、バックアップ用の送出制御装置には、メインの送出
制御装置に格納された制御用ソフトウエア及び制御用デ
ータベースが格納され、その制御用データベースはメイ
ン用と共にアップデートされる。
【0011】即ち、本発明は、複数の送出チャンネルに
対して素材データを送出するマルチチャンネル放送シス
テムにおいて、送出チャンネルに送出される素材データ
を再生、格納もしくは送出するm(mは複数)ユニット
の送出被制御装置と、前記送出被制御装置に対応づけら
れ、対応する送出被制御装置の前記再生、格納もしくは
送出を制御し、ネットワークにより相互に接続された少
なくともm+1ユニットの送出制御装置と、前記送出制
御装置と送出被制御装置との任意の接続を可能にするマ
トリクススイッチャとを有し、前記送出制御装置のうち
バックアップ用の送出制御装置に、メインの送出制御装
置に格納された制御用ソフトウエア及び制御用データベ
ースが格納されていることを特徴とする。
【0012】更に、別の発明では、送出制御装置の動作
状態を監視し、故障を検出した時、前記マトリクススイ
ッチャの切り換えを行い、前記バックアップ用の送出制
御装置と故障が発生した送出制御装置が制御していた送
出被制御装置との接続を行わせる運行管理装置を更に有
する。これにより、自動的に故障を検出し、バックアッ
プ用の送出制御装置に切り換えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲がその実施の形態に限定されるものではない。
【0014】図1は、本発明の実施の形態例に利用され
る放送送出システムユニットの基本的な構成を示す図で
ある。この例では、3つの送出チャンネルに放送を送出
することができる。この放送送出システム1は、パーソ
ナルコンピュータ等で構成される送出制御装置10、イ
ンターフェース20及びCM等や番組の素材を送出する
送出被制御装置30から構成される。
【0015】例えば、CM等の比較的短い時間の素材
は、ビデオサーバ34にコピーされ、放送スケジュール
が記載されたプレイリストに従って送出される。このビ
デオサーバ34は、例えば複数のハードディスクを冗長
構成にしたファイルシステムをその基本的な構成とす
る。従来から映像及び音声信号を記録し再生する手段と
して利用されてきたビデオテープは、記録された素材を
短時間でランダムにアクセスして再生することが困難で
ある。また、素材を記録する時も比較的長時間を要す
る。従って、CM等の素材のように、短時間ではあるが
非常に多くの種類を有するものをビデオテープに記録し
て、プレイリストに従って送出することは非常に煩雑な
工程を要する。
【0016】従って、マルチチャンネルの放送システム
では、短時間で記録することができ、しかも短時間のラ
ンダムアクセスが可能なハードディスク等を利用したビ
デオサーバを使用することが提案されている。図1に示
した通り、CM等の制作者により提供されたビデオテー
プ31をビデオ再生装置32で再生し、再生された映像
と音声信号を圧縮装置33でデータ圧縮し、ビデオサー
バ34内の記録媒体内に記録する。圧縮技術を使用する
ことにより、記録媒体への記録及び読み出しの時間は短
くなる。ビデオサーバ34内に記録されたCM等の素材
データは、送出制御装置10からの送出指令に応答し
て、デコーダ35によりデコードされて対応する送出チ
ャンネルに送出される。
【0017】或いは、CM等の素材データは、十分圧縮
され或いは十分な容量を有する場合は、リムーバブルデ
ィスク12により供給され、送出制御装置10からビデ
オサーバ34にファイル転送される場合もある。また、
後述する素材の管理データについては、手入力或いは上
位のコンピュータからのダウンロードに加えてリムーバ
ブルディスク12により与えられる。
【0018】一方、番組等の比較的長時間の素材データ
は、CM等と異なり繰り返し送出されることは比較的少
ない。従って、送出の度に番組が記録されたビデオテー
プ38がビデオカートマシン等のビデオ再生装置37で
再生され、対応する送出チャンネルに送出される。この
再生と送出の制御も、送出制御装置10からのコマンド
により行われる。但し、番組などの比較的長時間の素材
データであっても、繰り返し送出されるものは、ビデオ
サーバ34内に一旦記録されて、CM等と同様に送出さ
れる場合もある。
【0019】マルチプレクススイッチャ36は、デコー
ダ35からの素材データとビデオ再生装置37からの素
材データとを、対応する送出チャンネルに与えるための
切り換え装置である。
【0020】送出制御装置10は、上位の制御コンピュ
ータや他の送出制御装置等に接続されるネットワーク1
0に接続され、CM等の素材をビデオサーバ34に記録
したり、ビデオ再生装置37やビデオサーバ34から素
材データを送出チャンネルに送出したりする時の制御を
行う。一般には、送出チャンネル毎に素材の送出スケジ
ュールを記載したプレイリストが作成される。このプレ
イリストは、送出制御装置10上でオペレータにより作
成されるか、或いは上位の制御コンピュータ(図示せ
ず)から与えられる。そして、プレイリスト上の送出時
刻の早い素材であって、ビデオサーバ34内に記録され
ていない素材について、ファイリングリストが作成され
る。このファイリングリストも、送出制御装置10上で
オペレータにより作成されるか、或いは上位の制御コン
ピュータ(図示せず)から与えられる。
【0021】従って、ファイリングリストやプレイリス
ト等の送出制御に必要なデータベースが、送出制御装置
10の記録領域11内に格納される。また、当然に、送
出制御装置10は、オペレーションソフトウエアの如き
システムソフトウエアと上記の記録、再生、送出のため
のアプリケーションソフトウエア等を有する。
【0022】パーソナルコンピュータ等で構成される送
出制御装置10は、上記の素材データの記録、再生、送
出等を対応するコマンドをインターフェース20に与え
ることにより制御する。それらのコマンドに応答して、
インターフェース20では、送出被制御装置30内のそ
れぞれのデバイスに対応した制御信号を各デバイスに与
える。そういう意味で、このインターフェースはインテ
リジェントを持ったデバイスコントローラIDS(Inte
ligent Device Controller) である。尚、送出制御装置
10は、複数のパーソナルコンピュータにより分散され
て構成されてもよい。
【0023】上記の放送送出システム1は、数チャンネ
ルしかサポートできないので、多数の送出チャンネルを
サポートするためには、この放送送出システムをユニッ
ト化し、複数のユニットを設ける構成にする必要があ
る。ところが、この放送送出システムに故障が発生した
場合に、素材データの送出を中断することなく対応する
必要がある。
【0024】ここで注目すべき点は、ビデオサーバ34
は、上記した通り冗長性をもったファイルシステムで構
成されている。即ち、標準化された廉価なハードディス
クを冗長性を持たせてアレイ状に配置したRAID(Re
dundancy Array of Inexpensive Disk) 構造である。従
って、それ自体はハードウエアクラッシュ等の故障に柔
軟に対応できる性質を有する。つまり、映像・音声の素
材データに関しては、故障に強くなっている。
【0025】それに対して、汎用のパーソナルコンピュ
ータ等で構成される送出制御装置10は、廉価な装置で
はあるが、システムのハングアップや制御用のデータベ
ースを記録したハードウエアのクラッシュ等の故障の発
生には比較的脆弱である。
【0026】そこで、本発明の実施の形態例では、廉価
ではあるが脆弱性を有する送出制御装置10に冗長性を
持たせて放送システムの制御系を故障に対して強固な構
成にする。
【0027】図2は、本発明の第一の実施の形態例の概
略構成図である。この例では、図1に示した送出被制御
装置30を301〜30mとmユニット設ける。それぞ
れの送出被制御装置301〜30mが3つの送出チャン
ネルをサポートし、全体で3mチャンネルの放送を可能
にする。これらの送出被制御装置301〜30mを制御
する送出制御装置10を、この例ではm+1ユニット設
ける。送出制御装置は、送出被制御装置30を1対1に
対応して素材データの記録、再生、送出の制御を行う。
従って、この例では、送出制御装置10が必要な数より
も1ユニット多い構成をとる。この冗長性をもたせるこ
とにより、送出制御装置10が故障した場合に、故障装
置に変わってバックアップ用の送出制御装置を使用する
ことができる。従って、故障に対して柔軟に対応するこ
とができる。尚、送出制御装置10の数をmよりも複数
ユニット多い構成にすることで、さらに安全性を高める
ことができる。
【0028】原理的には、冗長性をもって構成された送
出制御装置101〜10m+1は、いずれの送出被制御
装置301〜30mをも制御することができる。従っ
て、両者を任意の組み合わせで接続することができるマ
トリックススイッチャ40が、各送出被制御装置301
〜30mのインターフェース201〜20mと送出制御
装置101〜10m+1との間に設けられる。そして、
故障した送出制御装置に代わって、バックアップ用の送
出制御装置が対応する送出被制御装置の制御を継続す
る。故障した送出制御装置は、その後復帰し、バックア
ップ用として待機する。
【0029】今仮に、送出制御装置101〜10mがア
クティブ状態であり、対応する被制御装置301〜30
mを制御しているとする。その場合は、各送出制御装置
には、送出制御用のソフトウエアとデータベースが保有
される。バックアップ中の送出制御装置10m+1が、
故障時に即座に置き換えられるためには、アクティブ状
態にある送出制御装置101〜10mが保有するソフト
ウエアやデータベースを全て保有し、且つアップデート
されておく必要がある。その為のデータベースの転送
は、ネットワーク10を経由して図中矢印の通り行われ
る。但し、それらを記録するのに要する媒体の容量は、
映像信号等に比較して非常に少ない。従って、送出制御
装置に冗長性を持たせて、バックアップ用の送出制御装
置に制御に必要なソフトウエアとデータベースを格納さ
せても、僅かなコストアップで対応することができる。
【0030】[簡易型バックアップシステム]図3は、
本実施の形態例の更に詳細な構成図である。この例は、
放送送出制御系についての簡易型バックアップシステム
であり、基本的構成は、図2で説明した通りである。送
出制御装置101〜10mには、送出被制御装置301
〜30m内の、ビデオテープの再生、ビデオサーバ34
への素材データの記録、そして、ビデオ再生装置37ま
たはビデオサーバ34からの素材データの送出を制御す
る。その為に、各送出制御装置101〜10mは、制御
に必要なシステムソフトウエア及びアプリケーションソ
フトウエアを保有する。また、上記したファイリングリ
スト、プレイリスト及びサポート中の送出被制御装置の
制御データ等のデータベースも同様に記録媒体11内に
保有する。今仮に送出制御装置101〜10mがアクテ
ィブ状態とすると、バックアップ用の送出制御装置10
m+1の記録媒体11Rには、全てのアクティブ中の送
出制御装置101〜10mが保有するソフトウエアとデ
ータベースが格納される。そして、各送出制御装置で
は、制御中に制御用データベースを更新すると、バック
アップ用の送出制御装置内の対応する制御用データベー
スも同様に更新する。
【0031】このバックアップシステムで特徴的な点
は、CM等の素材データや番組の素材データ等の映像、
音声等のビデオ信号系については、送出チャンネルに必
要最小限の構成をとるのに対して、制御信号系について
は、制御装置101〜101m+1と、それから被制御
装置301〜30mまでの制御信号線に冗長性を持たせ
ている点である。特に、CM等の素材データは、RAI
D構成を持つビデオサーバ34に格納されて送出される
ので、故障に対して強靱性を有する。従って、ビデオ信
号系については、送出チャンネルの数に適合した構成を
とる。一方、制御信号系は、比較的廉価なパーソナルコ
ンピュータを利用した送出制御装置に冗長性を持たせ
て、僅かなコストアップで故障に対する強靱性を実現し
ている。
【0032】その為に必要なことは、バックアップ中の
送出制御装置が何時切り換えられても対応できるよう
に、制御用のプログラムとデータベースがその装置に格
納されアップデートされておくことである。
【0033】この簡易型のバックアップシステムでは、
送出制御装置の故障は、例えばスタジオ内のオペレータ
により検出される。一般に、放送中は送出制御の為にオ
ペレータが常駐して、放送モニタを観察しながら素材デ
ータの最終送出指示を行う。従って、オペレータは送出
制御装置の故障を容易に且つ正確に検出することができ
る。この様に、送出制御装置の故障が検出されると、オ
ペレータによりバックアップ用の送出制御装置への切り
替えが行われ、(m+1)×mマトリクススイッチャ4
0の切り替え設定が行われる。この切り替え設定は、例
えばマニュアルにより行われても良い。
【0034】故障によりダウンした送出制御装置は、復
旧すると、今度はバックアップ用の送出制御装置として
待機することになる。尚、図3の例では、被制御装置3
01〜30m内の送出チャンネルへの切り替え用のマト
リクススイッチャは簡単の為に省略されている。
【0035】図4は、図3の簡易型バックアップシステ
ムによる放送制御全体のフローチャート図である。この
フローチャート図を参照しながら放送制御及び故障時の
対応について説明する。
【0036】放送システムを起動すると、まず送出チャ
ンネルとそこに素材データを送出する送出被制御装置3
01〜30mとの対応、及び送出被制御装置301〜3
0mとそれを制御する送出制御装置101〜10m+1
との対応が設定される(S1)。
【0037】そして、放送送出のスケジュールに従うプ
レイリストを作成、または上位の制御コンピュータから
受領する(S2)。図5は、そのプレイリストの一例を
示す図である。この例では、送出日時、識別コード、素
材種別、素材のタイトル、送出時間長、及び送出の有無
についてのステータス等の属性データを有する。このプ
レイリストは、送出チャンネル毎に作成され、対応する
送出制御装置101〜10mの記録媒体内に格納され
る。そして、バックアップ用の送出制御装置10m+1
の記録媒体内には、全ての送出制御装置101〜10m
に格納されるプレイリストが格納される。
【0038】次に、プレイリストの素材の特にCM等
が、送出被制御装置301〜30m内のビデオサーバ3
4に格納済みかいなかのチェックが行われ、格納されて
いない素材についてのファイリングリストが作成される
(S3)。ファイリングリストの作成は、送出制御装置
101〜10mにより行われる。但し、プレイリストに
関係なく、作成が終了した素材に対してファイリングリ
ストが作成される場合もある。例えば、緊急に放送すべ
き素材等は、プレイリストが作成される前にファイリン
グリストに含められファイリングされる。
【0039】図6は、ファイリングリストの一例を示す
図である。このファイリングリストは、識別コード、素
材名、送出チャンネル及び送出日時等を属性データとし
て持つ。図3に示したシステムでは、それぞれの送出被
制御装置内でプレイリスト上の素材を再生してビデオサ
ーバに記録するので、ファイリングリストは送出被制御
装置毎に作成される。従って、図6に示した送出バッフ
ァ装置Noの属性データは、図3の例では利用されず後
述する実施の形態例で利用される。
【0040】各送出被制御装置毎のファイリングリスト
は、対応する送出制御装置101〜10mのファイリン
グ制御プログラムにより作成され、それぞれの記録媒体
11内に格納される。同時に、すべてのファイリングリ
ストがバックアップ用の送出制御装置10m+1の記録
媒体11Rにも格納される。
【0041】送出制御装置は、ファイリングリスト上に
ファイルすべき素材があるかいなかをチェックし(S
4)、送出日時の早い順に素材の再生とビデオサーバ3
4への格納を行う。その為に、送出制御装置は、送出被
制御装置内の容量管理テーブルを参照して、空き容量が
十分あるかいなかをチェックする(S5)。図7は、そ
の容量管理テーブルの一例を示す図である。このテーブ
ルには、送出チャンネル毎に割り当てられている送出被
制御装置の番号、その装置内のビデオサーバに割り当て
られた使用可能容量、そして使用済み容量等の属性デー
タを有する。この容量管理テーブルも、各送出制御装置
101〜10mにそれぞれ保有され、バックアップ用の
送出制御装置にも格納される。尚、この例では、後述す
る別の実施の形態例に適応して、送出被制御装置に対応
する送出バッファ装置(OABUF)の容量データが示
されている。
【0042】対応するビデオサーバの容量に空き領域が
存在すれば、送出制御装置101〜10mから、ビデオ
再生装置32を起動して素材を再生し、ビデオサーバ3
4内にその素材データを格納(ファイル)する(S
6)。空き容量がない場合は、空き容量が発生するまで
素材データは格納されない。素材データが格納される
と、上記した容量管理テーブルの使用済み容量の属性デ
ータが変更されると共に、バックアップ用の送出制御装
置内の容量管理テーブルの属性データもアップデートさ
れる。
【0043】そこで、プレイリスト上の送出時刻になる
のを待って(S9)、送出制御装置からの送出コマンド
により、CM等の素材の場合はビデオサーバ34から、
番組であればビデオカートリッジマシンの様なビデオ再
生装置37から素材データが送出チャンネルに送出され
る(S10)。
【0044】送出されると、プレイリスト内のステータ
スの属性データに送出済みのフラグが書き込まれる(S
12)。同時に、バックアップ用送出制御装置内のプレ
イリストにも同様の変更が行われる。そして、送出され
た素材であってその後繰り返し送出されない不要な素材
は、ビデオサーバ34内から削除される(S11)。ビ
デオサーバ34内に格納された素材データについてのデ
ータベースは、例えば対応する送出制御装置101〜1
0mに格納される。同様に、バックアップ用の制御装置
にも格納される。
【0045】以上の送出制御がプレイリストの全てのイ
ベントについて終了するまで繰り返される(S13)。
【0046】上記のプレイリスト作成、ファイリングリ
スト作成、素材の再生、格納、そして送出の一連の制御
を行っている途中に、送出制御装置101〜10mのい
ずれかが故障すると、その故障が、例えばオペレータに
より検出される(S7)。故障が検出されると、例えば
オペレータによりマトリクススイッチャ40のスイッチ
を切り換えて、故障した送出制御装置に対応していた送
出被制御装置とバックアップ用送出制御装置10m+1
とを接続する。そして、その送出制御装置10m+1と
対応する送出被制御装置30nとの接続の設定が行われ
る(S8)。バックアップ用送出制御装置10m+1内
には、送出制御に必要なソフトウエアとアップデートさ
れたデータベースが格納されているので、マトリックス
スイッチャ40による接続と、両者の接続確認設定等が
終了すれば、遅滞なく送出制御を継続することができ
る。
【0047】[自動型のバックアップシステム]上記の
簡易型のバックアップシステムでは、オペレータにより
送出制御装置の故障が検出され、マトリクススイッチャ
40の切り換えを行った。しかしながら、送出チャンネ
ルが更に増加しそれに対応して送出制御装置の数も増加
すると、オペレータによる故障検出には限界がある。そ
こで、自動的に故障を検出する機能、故障を検出したら
自動的にマトリクススイッチャを切り換える機能を有す
ることが望まれる。但し、その場合は、その自動化の為
に追加の制御ソフトウエアを開発する必要がある。
【0048】図8は、第二の実施の形態例である自動型
の放送制御のバックアップシステムを示す図である。こ
のシステムでは、送出制御装置101〜10m+1に冗
長性をもたせた点は、上記した第一の実施の形態例と同
じである。異なる点は、システム全体の動作状況を監視
する運行管理装置50を新たに設けた点である。
【0049】この運行管理装置50は、例えばパーソナ
ルコンピュータにより構成され、送出制御装置101〜
10m+1等とネットワーク10を介して接続される。
また、運行管理装置50は、送出制御装置101〜10
m+1と直接管理信号線511〜51m+1により接続
される。こうすることにより、運行管理装置50は、各
送出制御装置からその自己診断機能により報告される動
作ログ(as run log)を監視し、送出制御装置の故障を
検出する。同様に、被制御装置301〜30m側のイン
ターフェース201〜20mとも管理信号線531〜5
3mで接続され、それぞれのインターフェースから報告
される動作ログも監視する。
【0050】この動作ログは、それぞれの装置が自己診
断状況を示すデータとして運行管理装置に報告するデー
タである。例えば、送出制御装置から被制御装置に送り
出される命令に対して、被制御装置がその命令の実施状
況を報告する。この命令のログと実施状況のログとを照
合することにより、送出制御装置と送出被制御装置との
動作状況を監視することができる。即ち、命令に対して
その命令の実行が終了する時刻を予想し、その時刻にお
いて報告される実施状況を監視する。
【0051】尚、インターフェース201〜20mは上
記した通り、被制御装置301〜30m内の全てのデバ
イスを制御し、それらの動作状況を監視する。従って、
インターフェースからは被制御装置内の故障状況が報告
される。
【0052】運行管理装置50は、送出制御装置と送出
被制御装置との対応関係のテーブルを管理する。そし
て、その対応にしたがって、制御信号52によりマトリ
クススイッチャ40の切り換え制御を行う。
【0053】運行管理装置50は、送出制御装置の動作
とインターフェースの動作を監視することにより、送出
制御装置101〜10m+1の故障を適切に検出するこ
とができる。例えば、インターフェース側は正常動作し
ているのに、送出制御装置側が異常を通知するか或いは
何ら通知しなくなった場合は、送出制御装置側の故障の
可能性が判明する。その場合、運行管理装置50は、送
出制御装置に異常の可能性があることを、オペレータに
画面や他の視覚的聴覚的手段で通知する。
【0054】図9は、運行管理装置50による、故障の
検出と送出制御装置の切り換えのフローチャート図であ
る。したがって、図4の全体のフローチャートのステッ
プS7とS8の部分に該当する。
【0055】運行管理装置50は、各装置の自己診断機
能を管理信号線511〜51m+1及び531〜53m
経由で監視する(S20)。上記した動作ログによる監
視である。運行管理装置50は、送出制御装置101〜
10m+1からの異常通知があるか、或いは通知が中断
していることを検出すると(S21)、異常の可能性が
ある送出制御装置を特定する(S22)。そして、運行
管理装置50は、制御信号52によりマトリクススイッ
チャ40に、バックアップ用送信制御装置10m+1と
故障した送出制御装置に対応する被制御装置との接続を
行わせる。
【0056】そして、運行管理装置50は、ネットワー
ク10経由で、バックアップ用送信制御装置10m+1
のセットアップ条件を設定し、対応するプレイリストや
ファイリングリスト等のデータベースのセットアップを
行う。その結果、切り換えられた送信制御装置10m+
1は、対応する被制御装置のインターフェースと接続の
確認を行う。従って、運行管理装置50は管理信号線5
1m+1と531〜53mにより、この接続の動作を確
認する(以上S24)。それが確認されたら、運行管理
装置50は、送出制御装置10m+1に送出制御の続行
を指示する(S25)。
【0057】以上の様に、運行管理装置50を追加し、
それがそれぞれの装置の自己診断機能による報告を管理
信号線でモニタすることで、送出制御装置の故障を自動
的に検出することができる。そして、運行管理装置50
がマトリクススイッチャ40を直接切り換え制御を行う
ことで、自動的に切り換えが行われる。そして、切り換
えられたバックアップ用の送信制御装置10m+1にセ
ットアップ指示を出して、接続確認後、継続指令を出す
ことで、自動で放送送出を再開することができる。
【0058】全体のシステムの規模、自動化のコスト等
に応じて、上記自動化の程度が設計される。
【0059】図10は、共通のビデオサーバと各送出チ
ャンネルへの素材データの送出を行う送出バッファ装置
を利用したマルチチャンネル放送システムに、本発明を
適用した時の実施の形態例を示す図である。送出チャン
ネルの数が更に増加すると、共通のCM等の素材が複数
の送出チャンネルから送出されることになる。一方、素
材をビデオテープ等から再生してビデオサーバにファイ
ルする工程は、再生する時間が必要であり長時間を要す
る。
【0060】そこで、CM等の素材を再生して共通のビ
デオサーバ60に記録し、そこから必要に応じて各送出
バッファにコピーする方法がより効率的になる。即ち、
共通ビデオサーバ60内にファイリングされた圧縮済み
の素材データを、ファイル転送によりビデオケーブル6
4を経由して送出バッファ701〜70mのビデオサー
バにコピーする。このコピーは、圧縮されたデータをフ
ァイル転送するだけであり、極めて短時間で行うことが
できる。
【0061】図10に示された通り、共通のビデオサー
バであるニアラインサーバ60に、ビデオテープ63内
の素材が再生されて記録(ファイル)される。この記録
は、ファイリング制御用PC62により制御される。フ
ァイリング制御用PC62は、ファイリングリストの管
理とサーバ60に記録されている素材のデータベースを
管理する。
【0062】図10に示した例では、フィリング制御用
PC62は、ネットワーク10を介して各送出制御装置
101〜10m+1に接続される。従って、送出制御装
置が、プレイリストの早い送出時間の素材のうち、送出
バッファ701〜70mに格納されていない素材をリス
トしたコピーリストを作成する。このコピーリストに従
って、共通ビデオサーバ60から送出バッファに、素材
データが転送されてコピーされる。図6に示したファイ
リングリストは、本実施の形態例においてはコピーリス
トとなる。
【0063】このコピーの制御は、種々の方法が考えら
れる。その一例として、例えば、送出制御装置からのコ
ピー依頼がネットワーク10を経由してファイリング制
御PC62に出される。それに応答する信号をファイリ
ング制御PC62が送出制御装置に送信して、所定のタ
イミングで素材データのファイル転送が行われる。その
時、送出制御装置は、通常の制御系を介してインターフ
ェースにファイル受信を指示する。
【0064】図10に示された例では、送出バッファ7
01〜70mは、図8において被制御装置301〜30
mの構成から、例えばビデオ再生装置32,エンコーダ
33が削除された構成である。そして、共通ビデオサー
バ62からの映像・音声信号がビデオサーバ34にコピ
ーされる。送出チャンネルに固有の番組の素材は、図8
の通りビデオ再生装置37により再生され、送出され
る。
【0065】図10に示されたマルチチャンネル放送シ
ステムにおいても、送出制御装置に冗長性をもたせる。
そして、運行管理装置50により、上記と同様にその故
障の検出、バックアップへの切り換え、送出の続行を行
う。
【0066】上記の実施の形態例では、mユニットの送
出被制御装置に対してm+1ユニットの送出制御装置が
備えられた。しかしながら、1ユニットの送出制御装置
が複数ユニットの送出被制御装置を制御する場合は、送
出被制御装置を制御するのに必要な送出制御装置のユニ
ット数よりも多いユニット数で送出制御装置が設けられ
る。それにより、送出制御装置に冗長性を持たせること
ができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、送
出制御装置の数に冗長性を持たせて構成し、送出被制御
装置との間の接続を任意の組み合わせにできるようにマ
トリクススイッチャにより行うので、送出制御装置の故
障に伴う制御系の故障が発生しても、即座に切り換えて
放送送出を中断を最小限にとどめて続行することができ
る。
【0068】しかも、送出制御装置はパーソナルコンピ
ュータ等の廉価の装置で構成でき、バックアップに伴う
コストアップは最小限に抑えることができる。
【0069】また、簡易型のバックアップシステムの場
合は、バックアップ用の送出制御装置には、通常の送出
制御装置と同じ制御ソフトウエアと制御用のデータベー
スを格納するだけでよく、通常の運行スタイルをそのま
ま利用することができ、特別のバックアップ用の専用ソ
フトウエア等を準備する必要がない。
【0070】更に、自動型のバックアップシステムで
は、運行管理装置により動作状況の監視と故障時の切り
換えをさせることで、自動化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放送送出システムユニットの基本的な構成を示
す図である。
【図2】第一の実施の形態例の概略構成図である。
【図3】第一の実施の形態例の更に詳細な構成図であ
る。
【図4】簡易型バックアップシステムによる放送制御全
体のフローチャート図である。
【図5】プレイリストの一例を示す図である。
【図6】ファイリングリストまたはコピーリストの一例
を示す図である。
【図7】容量管理テーブルの一例を示す図である。
【図8】第二の実施の形態例の自動型の放送制御のバッ
クアップシステムを示す図である。
【図9】自動化された故障の検出と送出制御装置の切り
換えのフローチャート図である。
【図10】共通のビデオサーバと各送出チャンネルへの
素材データの送出を行う送出バッファ装置を利用したマ
ルチチャンネル放送システムに本発明を適用した時の実
施の形態例を示す図である。
【符号の説明】
101〜10m+1 送出制御装置 40 マトリクススイッチャ 201〜20m インターフェース 301〜30m 送出被制御装置 50 運行管理装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の送出チャンネルに対して素材データ
    を送出するマルチチャンネル放送システムにおいて、 送出チャンネルに送出される素材データを再生、格納も
    しくは送出するm(mは複数)ユニットの送出被制御装
    置と、 前記送出被制御装置に対応づけられ、対応する送出被制
    御装置の前記再生、格納もしくは送出を制御し、ネット
    ワークにより相互に接続された少なくともm+1ユニッ
    トの送出制御装置と、 前記送出制御装置と送出被制御装置との任意の接続を可
    能にするマトリクススイッチャとを有し、 前記送出制御装置のうちバックアップ用の送出制御装置
    に、メインの送出制御装置に格納された制御用ソフトウ
    エア及び制御用データベースが格納されていることを特
    徴とするマルチチャンネル放送システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記送出制御装置は、前記制御用ソフトウエア及び制御
    用データベースにより送出被制御装置の再生、格納もし
    くは送出の制御を行い、該制御用データベースを更新す
    ると共に、該更新された制御用データベースを前記バッ
    クアップ用の送出制御装置に格納することを特徴とする
    マルチチャンネル放送システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記送出被制御装置を制御するメインの送出制御装置に
    故障が発生すると、前記マトリクススイッチャが切り換
    えられ、前記バックアップ用の送出制御装置と故障が発
    生した送出制御装置が制御していた送出被制御装置との
    接続が行われることを特徴とするマルチチャンネル放送
    システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 更に、前記送出制御装置の動作状態を監視し、故障を検
    出した時、前記マトリクススイッチャの切り換えを行
    い、前記バックアップ用の送出制御装置と故障が発生し
    た送出制御装置が制御していた送出被制御装置との接続
    を行わせる運行管理装置を有することを特徴とするマル
    チチャンネル放送システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記運行管理装置は、更に、バックアップ用の送出制御
    装置に前記送出被制御装置との接続セットアップを指令
    し、制御の再会を指令することを特徴とするマルチチャ
    ンネル放送システム。
  6. 【請求項6】複数の送出チャンネルに対して素材データ
    を送出するマルチチャンネル放送システムにおいて、 送出チャンネルに送出される素材データを再生、格納も
    しくは送出する複数の送出被制御装置と、 前記送出被制御装置に対応づけられ、対応する送出被制
    御装置の前記再生、格納もしくは送出を制御し、ネット
    ワークにより相互に接続された複数の送出制御装置と、 前記送出制御装置と送出被制御装置との任意の接続を可
    能にするマトリクススイッチャとを有し、 前記送出制御装置は、前記送出被制御装置の制御に必要
    なユニット数よりも冗長性をもって構成され、当該送出
    制御装置のうちバックアップ用の送出制御装置に、メイ
    ンの送出制御装置に格納された制御用ソフトウエア及び
    制御用データベースが格納されていることを特徴とする
    マルチチャンネル放送システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 更に、前記送出制御装置の動作状態を監視し、故障を検
    出した時、前記マトリクススイッチャの切り換えを行
    い、前記バックアップ用の送出制御装置と故障が発生し
    た送出制御装置が制御していた送出被制御装置との接続
    を行わせる運行管理装置を有することを特徴とするマル
    チチャンネル放送システム。
JP7164397A 1997-03-25 1997-03-25 マルチチャンネル放送システム Expired - Fee Related JP4026189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7164397A JP4026189B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 マルチチャンネル放送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7164397A JP4026189B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 マルチチャンネル放送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10271077A true JPH10271077A (ja) 1998-10-09
JP4026189B2 JP4026189B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=13466530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7164397A Expired - Fee Related JP4026189B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 マルチチャンネル放送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4026189B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353926A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Nec Eng Ltd 番組自動運行システム
KR100788014B1 (ko) 2006-03-29 2007-12-21 이우철 방송신호 송출 시스템 및 방법
JP2008067255A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 番組送出システムの制御方法
JP2010021678A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Japan Atomic Energy Agency ネットワーク網を利用するtv会議システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353926A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Nec Eng Ltd 番組自動運行システム
KR100788014B1 (ko) 2006-03-29 2007-12-21 이우철 방송신호 송출 시스템 및 방법
JP2008067255A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 番組送出システムの制御方法
JP2010021678A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Japan Atomic Energy Agency ネットワーク網を利用するtv会議システム
JP4533976B2 (ja) * 2008-07-09 2010-09-01 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 ネットワーク網を利用するtv会議システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4026189B2 (ja) 2007-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10303840A (ja) マルチチャンネル放送システム
US6067562A (en) System and method for downloading music selections
US10114711B2 (en) Fault detection and correction for single and multiple media players connected to electronic displays, and related devices, methods and systems
EP0635188A1 (en) Digital audio/video insertion system
WO2007142768A1 (en) Notification system for a distributed file system
US6137943A (en) Simultaneous video recording and reproducing system with backup feature
CN103136075A (zh) 磁盘系统、数据保存装置以及磁盘设备
US7904650B2 (en) Data storage apparatus and data reading method
US8750676B2 (en) Content storage system, storage apparatus for use in the system, and method of controlling storage of contents
US7221848B2 (en) Data recording and reproducing apparatus and data recording and reproducing method
US10798427B2 (en) System and method for providing failover of storage for digital cinema broadcasting
JP4026189B2 (ja) マルチチャンネル放送システム
JPH06205295A (ja) ビデオ信号送出装置
JP2001045023A (ja) ビデオサーバシステム及びビデオデータ配信方法
JP3271916B2 (ja) 音・動画再生システム
US9218238B2 (en) Contents data recording apparatus and contents data recording method
JP2001346181A (ja) データ記憶部共有装置およびプログラム記録媒体
JP3080584B2 (ja) マルチメディア用記録システム
JP2009282735A (ja) 情報記録システム及び情報記録方法
JP4211067B2 (ja) データ記録・再生システム
JP2013074452A (ja) ビデオサーバシステム
JP2900790B2 (ja) 2系統の音声蓄積部を具備したメッセージ再生システム
JPH10243326A (ja) 送出システム
JPS6360418B2 (ja)
JPH10172222A (ja) 記録再生機器制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20070918

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20071001

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees