JP2013074452A - ビデオサーバシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ビデオサーバシステム内の情報管理サーバが長時間停止状態となっていても、その間に発生した通知を復旧後に通知できるビデオサーバシステムを提供する。
【解決手段】ビデオサーバシステム内の収録コントローラは、それぞれ、少なくとも、不揮発性メモリで構成されるディスクキューを有し、収録コントローラの本番系の収録コントローラが制御状態の通知を情報管理サーバに送信できなかった場合に、本番系の収録コントローラは収録端末装置から操作された収録操作の情報をディスクキューに保存し、復旧後収録端末装置から操作された収録操作の情報をディスクキューから取り出し、情報管理サーバに送信する。
【選択図】図2
【解決手段】ビデオサーバシステム内の収録コントローラは、それぞれ、少なくとも、不揮発性メモリで構成されるディスクキューを有し、収録コントローラの本番系の収録コントローラが制御状態の通知を情報管理サーバに送信できなかった場合に、本番系の収録コントローラは収録端末装置から操作された収録操作の情報をディスクキューに保存し、復旧後収録端末装置から操作された収録操作の情報をディスクキューから取り出し、情報管理サーバに送信する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の回線から伝送される放送素材を収録するビデオサーバシステムに関わり、特に、ビデオサーバシステムのビデオサーバに取り込むために収録制御を行う収録コントローラに関する。
ビデオサーバシステムにおいて、情報管理サーバは、各制御コントローラの状態を管理する立場にある(例えば、特許文献1参照。)。情報管理サーバが障害等によりしばらく停止状態の間、もしくはネットワーク障害の間には、コントローラの制御状態の通知ができない。
従来は、コントローラの制御状態の通知のために、通知キューがメモリに持ち、一時的な多重数もしくは、通信障害によるリトライ中の保持分を確保していた。
本システムでも通常動作では、通知キューのメモリ上にて制御している。しかし、情報管理サーバがメンテナンス等により、長時間(例えば、2時間以上)停止状態の間に発生する通知の全てを保持することはできなかった。
従来は、コントローラの制御状態の通知のために、通知キューがメモリに持ち、一時的な多重数もしくは、通信障害によるリトライ中の保持分を確保していた。
本システムでも通常動作では、通知キューのメモリ上にて制御している。しかし、情報管理サーバがメンテナンス等により、長時間(例えば、2時間以上)停止状態の間に発生する通知の全てを保持することはできなかった。
従来の通知キューでは、通信制御のタスクを保持しているだけに過ぎず、1本のキュー上に保管されており、本システムのビデオサーバシステムように、70系統と多数の系統がある場合に、制御毎による制御順の管理、並列の通知、および並列の復旧処理を実行することができなかった。
復旧時には、通信仕様通りの通知になるため、各コントローラから一斉に高負荷で通知が行き、せっかく復旧した情報管理サーバが別の問題に陥ることがあった。
また、情報管理サーバがダウンしている間に、コントローラでも障害が発生し本番系から待機系に切り替わったときまで、情報を引き継げなかった。
本発明の目的は、上記のような問題に鑑み、ビデオサーバシステム内の情報管理サーバが長時間停止状態となっていても、その間に発生した通知を復旧後に通知できるビデオサーバシステムを提供することにある。
復旧時には、通信仕様通りの通知になるため、各コントローラから一斉に高負荷で通知が行き、せっかく復旧した情報管理サーバが別の問題に陥ることがあった。
また、情報管理サーバがダウンしている間に、コントローラでも障害が発生し本番系から待機系に切り替わったときまで、情報を引き継げなかった。
本発明の目的は、上記のような問題に鑑み、ビデオサーバシステム内の情報管理サーバが長時間停止状態となっていても、その間に発生した通知を復旧後に通知できるビデオサーバシステムを提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明のビデオサーバシステムは、あらかじめ登録された収録スケジュールに基づいて収録する収録素材の情報を通知する情報管理サーバと、複数の系統の収録素材が同時に入力され、入力された前記複数の収録素材の中から前記通知された収録素材の情報によって選択された収録素材をサーバに保存する収録系統部と、前記情報管理サーバと前記収録系統部を操作する収録端末装置とを備えたビデオサーバシステムにおいて、前記収録系統部は、常に稼働する少なくとも本番系と待機系の2つの系の収録コントローラを有し、一方の系の収録コントローラが本番系として収録系統部の制御を行い、他方の系を待機系としたビデオサーバシステムであって、前記収録コントローラは、それぞれ、少なくとも、不揮発性メモリで構成されるディスクキューを有し、前記収録コントローラの前記本番系の収録コントローラが制御状態の通知を前記情報管理サーバに送信できなかった場合に、前記本番系の収録コントローラは前記収録端末装置から操作された収録操作の情報を前記ディスクキューに保存し、復旧後前記収録端末装置から操作された前記収録操作の情報を前記ディスクキューから取り出し、前記情報管理サーバに送信するものである。
好ましくは、上記本発明のビデオサーバシステムにおいて、前記ディスクキューは、複数の系統別に収録操作の情報を保存するものである。
また好ましくは、上記本発明のビデオサーバシステムにおいて、前記本番系の収録コントローラは、前記ディスクキューに保存した前記収録操作の情報を、前記待機系の収録コントローラに送信し、前記待機系の前記収録コントローラのディスクキューにも保存させるものである。
さらに、好ましくは、上記本発明のビデオサーバシステムにおいて、前記本番系の収録コントローラは、前記復旧後前記収録端末装置から操作された前記収録操作の情報を前記ディスクキューから取り出し、前記情報管理サーバに一定間隔で送信するものである。
また好ましくは、上記本発明のビデオサーバシステムにおいて、前記本番系の収録コントローラは、前記ディスクキューに保存した前記収録操作の情報を、前記待機系の収録コントローラに送信し、前記待機系の前記収録コントローラのディスクキューにも保存させるものである。
さらに、好ましくは、上記本発明のビデオサーバシステムにおいて、前記本番系の収録コントローラは、前記復旧後前記収録端末装置から操作された前記収録操作の情報を前記ディスクキューから取り出し、前記情報管理サーバに一定間隔で送信するものである。
また、本発明の他の目的は、復旧時に情報管理サーバが同時に通信できる量と通知間隔を制御すること。
また、多重障害としてコントローラも障害となり本番系から待機系への切替えが発生したとしても通常処理として未通知の電文を引き継いでおき、待機系に切替えた後に情報管理サーバが復旧しても未通知の電文から通知することである。
また、多重障害としてコントローラも障害となり本番系から待機系への切替えが発生したとしても通常処理として未通知の電文を引き継いでおき、待機系に切替えた後に情報管理サーバが復旧しても未通知の電文から通知することである。
本発明によれば、ビデオサーバシステム内の情報管理サーバが例えば、2時間以上等の長時間、停止状態となっていても、その間に発生した通知を復旧後に通知できるビデオサーバシステムを提供することができる。
以下に本発明の一実施形態について、図面等を用いて説明する。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
なお、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、できるだけ説明の重複を避け、説明を省略した。
なお、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、できるだけ説明の重複を避け、説明を省略した。
図1を用いて、本発明のビデオサーバシステムの一実施例について説明する。図1は、本発明のビデオサーバシステムの一実施例の機器構成を示すブロック図である。100は収録系統部、151は報道情報システム、152はあらかじめ登録されたスケジュールに基づいて収録する収録素材の情報を通知する情報管理サーバ、153は再生収録端末、154は収録端末、161は収録素材の管理を行う素材管理サーバ、162はプロキシ管理サーバ、171は素材サーバ、172はプロキシサーバ、181は素材A群を入力して選択出力するマトリックススイッチ(MTX)、182は素材B群を入力して選択出力するMTXである。また収録系統部100において、101は本番系の収録コントローラ、102は収録制御切替器、103は本番系の16分割制御装置、104は16分割合成装置、105は本番系のマトリックス(MTX)コントローラ、106はRS422切替器、107は2:1切替器、108は高解像度/低解像度エンコーダ、109は収録転送装置である。また、101−2は待機系の収録コントローラ、103−2は待機系の16分割制御装置、105−2は待機系のマトリックス(MTX)コントローラである。なお、RS422切替器は、他のインタフェース(例えば、RS485、RS232C、USB、等)が用いられれば、他のインタフェースの切替器が採用される。
収録系統部100は、収録システム内の情報管理サーバ152から入力される収録スケジュール、または、再生収録端末153若しくは収録端末154からの収録操作により本番系のMTXコントローラ105や高解像度/低解像度エンコーダ108を制御し、素材サーバ171及びプロキシサーバ172へ収録素材を収録するための収録処理を行う。即ち、再生収録端末153、収録端末154、若しくは、報道情報システム151等の上位機器を介して割当て、あらかじめ登録された収録スケジュールの中の収録素材の収録時間が現在時刻の2日前(以内)になった場合(スタンバイ時間を含む)に、情報管理サーバ152は、当該収録素材の情報を本番系の収録コントローラ101に通知する。本番系の収録コントローラ101は、通知された収録素材の情報に基づいて、各機器を制御し、当該収録素材の収録処理を実行する。
MTX181及びMTX182は、それぞれ、RS422切替器106を介して本番系のMTXコントローラ105の制御を受ける。MTX181及びMTX182は、それぞれ、同時に複数の系統(例えば、1000ch)の収録素材(映像データやプロキシデータ)を入力可能で、情報管理サーバ152から入力される収録スケジュール、または、再生収録端末153若しくは収録端末154からの収録操作に基づいて、必要な系統から収録素材を入力し、入力された収録素材を16分割合成装置104、2:1切替器107及び高解像度/低解像度エンコーダ108に出力する。なお、MTX181に入力される収録素材と、MTX181に入力される収録素材とは、例えば、データの通信方式やデータのフォーマット形式が異なる。
なお、本実施例では、MTX181は、同時に最大70系統の収録素材の入力が可能で、MTX182は、同時に最大10系統の収録素材の入力が可能である。
なお、各構成要素間は、LAN(Local Area Network)等のネットワークで通信している。
なお、本実施例では、MTX181は、同時に最大70系統の収録素材の入力が可能で、MTX182は、同時に最大10系統の収録素材の入力が可能である。
なお、各構成要素間は、LAN(Local Area Network)等のネットワークで通信している。
2:1切替器107は、本番系のMTXコントローラ105に制御に基づいて、MTX181またはMTX182から入力された収録素材に切替えて、高解像度/低解像度エンコーダ108に出力する。高解像度/低解像度エンコーダ108は、同時に複数系統(例えば、最大70ch)のエンコード処理が可能で、収録コントローラ101の制御に基づいて、入力される収録素材をエンコードして収録転送装置109に出力する。収録転送装置109は、入力された収録素材の管理情報を、素材管理サーバ161若しくはプロキシ管理サーバ162に転送する。また、収録転送装置109は、入力された収録素材を、素材サーバ171若しくはプロキシサーバ172に転送する。それぞれのサーバ161、162、171、及び172は、入力された収録素材を記録する。
なお、図1において、収録系統部100の各コントローラは、冗長構成となっている。1系と2系の2つの系からなり、常に両方の系が稼働し、一方の系が本番系として収録系統部の制御を行い、他方の系を待機系とする。そして、本番系が障害を発生した時には、本番系から待機系に切替えられて、収録系統部の動作が停止しないように制御される。例えば、本番系の収録コントローラ101と待機系の収録コントローラ101−2、本番系の16分割制御装置103と待機系の16分割制御装置103−2、及び本番系のMTXコントローラ105と待機系のMTXコントローラ105−2というように、本番系と待機系でそれぞれ1台ずつ、計2台備える。図1の収録系東部100は、例えば、収録コントローラ、16分割制御装置、およびMTXコントローラを、本番系と待機系でそれぞれ1台ずつ、計2台備える。
情報管理サーバ152、再生収録端末153、若しくは収録端末154から入力される、収録系統部100の収録コントローラへの制御指示は、本番系と待機系の両方(収録コントローラ101および101−2)に行われ、本番系のみが、指示に対する制御結果の応答を返す。即ち、本番系は、制御結果の応答を、上記制御指示を出力した機器に出力する。
好ましくは、本番系は、制御結果の上記応答を、上位の端末すべて、即ち、情報管理サーバ152、再生収録端末153、及び収録端末154全てに出力する。
また、好ましくは、特定の上位の端末がなくても、収録状況を共有可能とするため、収録用の本番系の16分割制御装置103は、収録用の16分割合成装置104を制御し、16分割合成装置104が収録映像を表示するように制御する。
情報管理サーバ152、再生収録端末153、若しくは収録端末154から入力される、収録系統部100の収録コントローラへの制御指示は、本番系と待機系の両方(収録コントローラ101および101−2)に行われ、本番系のみが、指示に対する制御結果の応答を返す。即ち、本番系は、制御結果の応答を、上記制御指示を出力した機器に出力する。
好ましくは、本番系は、制御結果の上記応答を、上位の端末すべて、即ち、情報管理サーバ152、再生収録端末153、及び収録端末154全てに出力する。
また、好ましくは、特定の上位の端末がなくても、収録状況を共有可能とするため、収録用の本番系の16分割制御装置103は、収録用の16分割合成装置104を制御し、16分割合成装置104が収録映像を表示するように制御する。
本発明の収録システムにおいて、収録する素材(収録素材)は、データの通信方式やフォーマット形式が異なる素材A群と素材B群に分けている。それらを収録する系統は、本システムでは、素材A群が同時に最大70系統入力可能で、素材B群が同時に10系統入力可能である。
一般的な収録システムでは、素材B群の収録素材を収録中には、平行作業として、同時に、素材A群のすべての入力系統を使用しない。本発明の収録システムは、素材B群の収録素材を収録中に、同時に素材A群の収録素材をすべての系統で入力しないことを利用して、収録システムの一部の系統を共通に使用できるようにした。
一般的な収録システムでは、素材B群の収録素材を収録中には、平行作業として、同時に、素材A群のすべての入力系統を使用しない。本発明の収録システムは、素材B群の収録素材を収録中に、同時に素材A群の収録素材をすべての系統で入力しないことを利用して、収録システムの一部の系統を共通に使用できるようにした。
即ち、本システムの収録処理にかかわる機器についての図1の説明のように、本発明のビデオサーバシステムは、ビデオサーバシステム内の情報管理サーバ152からの収録スケジュール、および、再生収録端末153若しくは収録端末154からの収録操作により、MTXコントローラ105(又は105−2)や高解像度/低解像度エンコーダ108を制御し、素材サーバ17やプロキシサーバ172への収録処理を行う。
また、収録系統部の各コントローラは、冗長構成となっている。本番系と待機系の2台からなり、制御は、本番系が行う。収録コントローラへの制御指示は、本番系と待機系の両方に行い、指示に対する制御結果の応答は本番系のみが返す。
また、特定の端末がなくても、収録状況を共有可能とするため、本番系の収録用16分割制御装置103又は待機系の収録用16分割制御装置103−2で収録用16分割合成装置104を制御し、収録映像を表示する。
また、特定の端末がなくても、収録状況を共有可能とするため、本番系の収録用16分割制御装置103又は待機系の収録用16分割制御装置103−2で収録用16分割合成装置104を制御し、収録映像を表示する。
図2によって、本発明のビデオサーバシステムの通知電文と通知同期電文の流れの一実施例を説明する。図2は、本発明のビデオサーバシステムの一実施例の略構成を示すブロック図である。図1の同じ構成要素には同じ参照番号を付し、説明を省略する。250は収録系統部100の収録コントローラ101および101−2を除いた構成要素である処理装置群。図2では、MTXコントローラ105および高解像度/低解像度エンコーダ108のみ図示している。また、本番系の収録コントローラ101において、211はディスクキュー、212は状態共有領域である。また待機系の収録コントローラ101−2において、221はディスクキュー、222は状態共有領域である。
図2において、
(1)通知電文は、本番系のみが通知する。即ち、本番系の収録コントローラ101が、上方管理サーバ151に通知電文を通知する。もし、情報管理サーバ151が障害等により停止している状態のために通知できなかった場合に、若しくはネットワーク障害のために通知できなかった場合に、当該通知電文をディスクキュー211に保持する。情報管理サーバが障害等によりしばらく停止状態の間、もしくはネットワーク障害の間には、それぞれの系統別に、ディスクキュー211に保存する。
(2)通知のディスクキュー状態を状態変化毎に待機系のディスクキュー221に通知し、ディスクキュー221にも保存させ、系が切替わってもディスクキューの状態を引き継げるようにする。
(3)ディスクキューは、系統別に70個ある高解像度/低解像度エンコーダ108に対応して、70個ありそれぞれ並列処理を行っている。
(4)障害から復旧した場合には、情報管理サーバ151の負荷が過剰にならないように、一定間隔(パラメータ)を空けて次の通知電文を通知する。復旧時に溜まっていた通知が全て通知された後は、通常状態として、通知電文があり、応答が返信されていれば即時に通知する。
(1)通知電文は、本番系のみが通知する。即ち、本番系の収録コントローラ101が、上方管理サーバ151に通知電文を通知する。もし、情報管理サーバ151が障害等により停止している状態のために通知できなかった場合に、若しくはネットワーク障害のために通知できなかった場合に、当該通知電文をディスクキュー211に保持する。情報管理サーバが障害等によりしばらく停止状態の間、もしくはネットワーク障害の間には、それぞれの系統別に、ディスクキュー211に保存する。
(2)通知のディスクキュー状態を状態変化毎に待機系のディスクキュー221に通知し、ディスクキュー221にも保存させ、系が切替わってもディスクキューの状態を引き継げるようにする。
(3)ディスクキューは、系統別に70個ある高解像度/低解像度エンコーダ108に対応して、70個ありそれぞれ並列処理を行っている。
(4)障害から復旧した場合には、情報管理サーバ151の負荷が過剰にならないように、一定間隔(パラメータ)を空けて次の通知電文を通知する。復旧時に溜まっていた通知が全て通知された後は、通常状態として、通知電文があり、応答が返信されていれば即時に通知する。
図3によって、本発明のビデオサーバシステムの通知電文と通知同期電文の処理動作手順の流れの一実施例を説明する。図3は、本発明のビデオサーバシステムの一実施例における通知電文と通知同期電文の処理動作手順の一実施例を説明するためのフローチャートである。図3の処理では、特に記載しない場合には、本番系の収録コントローラ101が処理するものとする。
ステップS301では、前回の通知電文が送信されたか否かを判定する。送信できた場合にはステップS306に進み、送信できなかった場合には、ステップS302に進む。
ステップS302では、ステータス異常(状態異常)とし、通知失敗の同期電文を待機系の収録コントローラ101−2に送信する。
ステップS303では、当該送信できなかった通知電文がディスクキュー211に保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS305に進み、保存されていなければステップS304に進む。
ステップS304では、ディスクキュー211に当該送信できなかった通知電文を保存し、同期電文を待機系の収録コントローラ101−2に送信し、ディスクキュー221にも保存させる。かつ、一定タイマ処理を起動し、一定の時間間隔で送信できなかった通知電文を情報管理サーバ151に送信する。例えば、送信間隔は、2通/秒である。
ステップS305では、一定タイマ処理を起動し、一定の時間間隔で送信できなかった通知電文を情報管理サーバ151に送信する。例えば、送信間隔は、2通/秒である。
ステップS301では、前回の通知電文が送信されたか否かを判定する。送信できた場合にはステップS306に進み、送信できなかった場合には、ステップS302に進む。
ステップS302では、ステータス異常(状態異常)とし、通知失敗の同期電文を待機系の収録コントローラ101−2に送信する。
ステップS303では、当該送信できなかった通知電文がディスクキュー211に保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS305に進み、保存されていなければステップS304に進む。
ステップS304では、ディスクキュー211に当該送信できなかった通知電文を保存し、同期電文を待機系の収録コントローラ101−2に送信し、ディスクキュー221にも保存させる。かつ、一定タイマ処理を起動し、一定の時間間隔で送信できなかった通知電文を情報管理サーバ151に送信する。例えば、送信間隔は、2通/秒である。
ステップS305では、一定タイマ処理を起動し、一定の時間間隔で送信できなかった通知電文を情報管理サーバ151に送信する。例えば、送信間隔は、2通/秒である。
ステップS306では、ステータス正常(状態正常)とし、ディスクキュー211から当該通知電文を削除し、通知済みの同期電文を待機系の収録コントローラ101−2に送信し、ディスクキュー221にも保存させる。
ステップS307では、ディスクキュー211にまだ障害中の電文が保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS310に進み、保存されていなければステップS308に進む。
ステップS308では、送信できなかった通知電文がディスクキュー211に保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS311に進み、保存されていなければステップS309に進む。
ステップS309では、通信電文がディスクキュー211に保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS312に進み、保存されていなければ図3の処理を終了する。
ステップS307では、ディスクキュー211にまだ障害中の電文が保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS310に進み、保存されていなければステップS308に進む。
ステップS308では、送信できなかった通知電文がディスクキュー211に保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS311に進み、保存されていなければステップS309に進む。
ステップS309では、通信電文がディスクキュー211に保存されているか否かを判定する。保存されていればステップS312に進み、保存されていなければ図3の処理を終了する。
ステップS310では、ディスクキュー211内の通知電文を情報管理サーバ151に送信する。かつ、当該通知電文を同期電文として待機系の収録コントローラ101−2に送信し、ディスクキュー221にも保存させる。かつ、一定タイマ処理を起動し、一定の時間間隔で送信できなかった通知電文を情報管理サーバ151に送信する。例えば、送信間隔は、2通/秒である。
ステップS311では、ディスクキュー211内の通知電文を情報管理サーバ151に送信する。かつ、当該通知電文を同期電文として待機系の収録コントローラ101−2に送信し、ディスクキュー221にも保存させる。
ステップS312では、ディスクキュー211内の通知電文を情報管理サーバ151に送信し、図3の処理を終了する。
ステップS311では、ディスクキュー211内の通知電文を情報管理サーバ151に送信する。かつ、当該通知電文を同期電文として待機系の収録コントローラ101−2に送信し、ディスクキュー221にも保存させる。
ステップS312では、ディスクキュー211内の通知電文を情報管理サーバ151に送信し、図3の処理を終了する。
ビデオサーバシステムにおいて、情報管理サーバは、各制御コントローラの状態を管理する立場にある。情報管理サーバが障害等によりしばらく停止状態の間、もしくはネットワーク障害の間には、コントローラの制御状態の通知(送信)ができなかったが、上記図1〜図3の実施例によれば、コントローラの制御状態を通知ができなかった場合に、通知できなかったそれらのコントローラの状態の通知電文を障害中に保持しておき、復旧後に通知することによって、情報管理サーバの管理データを更新する。この結果、情報管理サーバの管理を継続可能とすることができる。
特に、収録コントローラでは、情報管理サーバが停止状態であっても、緊急収録を端末から手動で行えるようにという顧客要求により、収録端末154若しくは再生収録端末153の操作に応じて、収録操作が手動で実施される。この手動での収録操作の情報(それらの成り行きや結果)を、復旧後でもサーバに管理する必要があった。このことから、収録コントローラでは、通知電文をコントローラ内で保存しておく構成としている。
例えば、通知電文は、収録コントローラがシャットダウンしても記憶しておける十分な記憶容量を有した不揮発性メモリで構成されるディスクキューを備える。不揮発性メモリは、例えば、ハードディスクである。
例えば、通知電文は、収録コントローラがシャットダウンしても記憶しておける十分な記憶容量を有した不揮発性メモリで構成されるディスクキューを備える。不揮発性メモリは、例えば、ハードディスクである。
通知電文は、収録の系統毎に非同期で通知される。このため、系統毎のファイル(本システムでは、70系統あるため、70ファイル)としている。
ディスクキュー(通知キュー)からの取り出しは、時系列で整列されなければならない。また、通知できた場合には、当該対象の通知電文をディスクキューの記憶から消す方式としている。また、整列は、系統毎に時系列であれば良く、系統が違えば、時間による入れ替わりが発生しても情報管理サーバとしては問題が無い。
ディスクキュー(通知キュー)からの取り出しは、時系列で整列されなければならない。また、通知できた場合には、当該対象の通知電文をディスクキューの記憶から消す方式としている。また、整列は、系統毎に時系列であれば良く、系統が違えば、時間による入れ替わりが発生しても情報管理サーバとしては問題が無い。
情報管理サーバの復旧直後は、各コントローラから大量の通知が送信される。このため、情報管理サーバの処理の負荷低減のため、復旧時点にディスクキューにあったものを送信する間は、送信に間隔を持たせる制御をしている。本システムでは2件/秒としているが、パラメータで調整が可能としている。
また、収録コントローラは、2台のコントローラで二重化しており、両方を起動しておき、どちらか片方が稼動系となり、もう片方が待機系となる。稼動系が障害になった場合は、待機系が稼動系となって動作し、システム稼動には影響しない。このため、情報管理サーバに通知できずにディスクキューにある情報を待機系にも通知し、かつ記憶させ、送信できた場合には、同期して待機系のディスクキューから削除するという同期制御を行っている。
また、収録コントローラは、2台のコントローラで二重化しており、両方を起動しておき、どちらか片方が稼動系となり、もう片方が待機系となる。稼動系が障害になった場合は、待機系が稼動系となって動作し、システム稼動には影響しない。このため、情報管理サーバに通知できずにディスクキューにある情報を待機系にも通知し、かつ記憶させ、送信できた場合には、同期して待機系のディスクキューから削除するという同期制御を行っている。
従って、ビデオサーバシステム内の情報管理サーバが長時間(例えば、2時間以上)ダウンしていても、その間に発生した通知は復旧後に通知できるようになった。
なお、その時の通知は情報管理サーバの負荷を考慮し、一定間隔(パラメータ)で通知することで、復旧直後の負荷を減らすことができた。
また、多重障害としてコントローラも障害となり待機系へ切替えが発生したとしても通常処理として未通知の電文を引き継いでおき切替え後に情報管理サーバが復旧しても未通知の電文から通知することができる。
なお、その時の通知は情報管理サーバの負荷を考慮し、一定間隔(パラメータ)で通知することで、復旧直後の負荷を減らすことができた。
また、多重障害としてコントローラも障害となり待機系へ切替えが発生したとしても通常処理として未通知の電文を引き継いでおき切替え後に情報管理サーバが復旧しても未通知の電文から通知することができる。
100:収録系統部、 101:本番系の収録コントローラ、 101−2:待機系の収録コントローラ、 102:収録制御切替器、 103:本番系の16分割制御装置、 103−2:待機系の16分割制御装置、 104:16分割合成装置、 105:本番系のマトリックス(MTX)コントローラ、 105−2:待機系のマトリックス(MTX)コントローラ、 106:RS422切替器、 107:2:1切替器、 108:高解像度/低解像度エンコーダ、 109:収録転送装置、 151:報道情報システム、 152:情報管理サーバ、 153:再生収録端末、 154:収録端末、 161:素材管理サーバ、 162:プロキシ管理サーバ、 171:素材サーバ、 172:プロキシサーバ、 181、182:マトリックススイッチ(MTX)、 211、221:ディスクキュー、 212、222:状態共有領域、 250:処理装置群。
Claims (1)
- あらかじめ登録された収録スケジュールに基づいて収録する収録素材の情報を通知する情報管理サーバと、複数の系統の収録素材が同時に入力され、入力された前記複数の収録素材の中から前記通知された収録素材の情報によって選択された収録素材をサーバに保存する収録系統部と、前記情報管理サーバと前記収録系統部を操作する収録端末装置とを備えたビデオサーバシステムにおいて、
前記収録系統部は、常に稼働する少なくとも本番系と待機系の2つの系の収録コントローラを有し、一方の系の収録コントローラが本番系として収録系統部の制御を行い、他方の系を待機系としたビデオサーバシステムであって、
前記収録コントローラは、それぞれ、少なくとも、不揮発性メモリで構成されるディスクキューを有し、
前記収録コントローラの前記本番系の収録コントローラが制御状態の通知を前記情報管理サーバに送信できなかった場合に、前記本番系の収録コントローラは前記収録端末装置から操作された収録操作の情報を前記ディスクキューに保存し、復旧後前記収録端末装置から操作された前記収録操作の情報を前記ディスクキューから取り出し、前記情報管理サーバに送信することを特徴とするビデオサーバシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011211851A JP2013074452A (ja) | 2011-09-28 | 2011-09-28 | ビデオサーバシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011211851A JP2013074452A (ja) | 2011-09-28 | 2011-09-28 | ビデオサーバシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=48478600
Family Applications (1)
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JP2011211851A Withdrawn JP2013074452A (ja) | 2011-09-28 | 2011-09-28 | ビデオサーバシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013074452A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016535908A (ja) * | 2013-09-17 | 2016-11-17 | アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド | eメールのウェブクライアント通知の待ち行列化方法 |
US9961027B2 (en) | 2013-09-17 | 2018-05-01 | Amazon Technolgies, Inc. | Email webclient automatic failover |
-
2011
- 2011-09-28 JP JP2011211851A patent/JP2013074452A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016535908A (ja) * | 2013-09-17 | 2016-11-17 | アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド | eメールのウェブクライアント通知の待ち行列化方法 |
US9900366B2 (en) | 2013-09-17 | 2018-02-20 | Amazon Technologies, Inc. | Email webclient notification queuing |
US9961027B2 (en) | 2013-09-17 | 2018-05-01 | Amazon Technolgies, Inc. | Email webclient automatic failover |
US10484449B2 (en) | 2013-09-17 | 2019-11-19 | Amazon Technologies, Inc. | Email webclient notification queuing |
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