JPH10270950A - 歪補償増幅装置 - Google Patents
歪補償増幅装置Info
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- JPH10270950A JPH10270950A JP9087204A JP8720497A JPH10270950A JP H10270950 A JPH10270950 A JP H10270950A JP 9087204 A JP9087204 A JP 9087204A JP 8720497 A JP8720497 A JP 8720497A JP H10270950 A JPH10270950 A JP H10270950A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】基地局及び中継装置に用いられる歪補償増幅装
置が運用中に故障したとき、故障箇所の切り分けを容易
にし、人手に頼っていた各ループの調整を一部自動化す
る。 【解決手段】制御回路14にシリアルコントロールユニ
ット19とRS−232Cラインドライバ・レシーバ2
0からなるシリアルインタフェース21を追加し、外部
に接続したパーソナルコンピュータ22によって故障検
出とベクトル調整器への最適調整値の設定ができるよう
にした。
置が運用中に故障したとき、故障箇所の切り分けを容易
にし、人手に頼っていた各ループの調整を一部自動化す
る。 【解決手段】制御回路14にシリアルコントロールユニ
ット19とRS−232Cラインドライバ・レシーバ2
0からなるシリアルインタフェース21を追加し、外部
に接続したパーソナルコンピュータ22によって故障検
出とベクトル調整器への最適調整値の設定ができるよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話システ
ムの基地局の共通増幅装置、および中継増幅装置として
用いられる歪補償増幅装置に関し、特に、その装置の実
用上発生する調整,設定作業の改善に関するものであ
る。
ムの基地局の共通増幅装置、および中継増幅装置として
用いられる歪補償増幅装置に関し、特に、その装置の実
用上発生する調整,設定作業の改善に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、中継増幅装置は、基地局からの
電波を増幅し、移動局に対して電波を送出する。この場
合、多チャネルの電波を同時に増幅するため非線形歪補
償回路として自己調整形フィードフォワード(SAF
F:Self Adjusting Feed Forward )回路と呼ばれる歪
補償増幅回路を実装した装置が用いられている。
電波を増幅し、移動局に対して電波を送出する。この場
合、多チャネルの電波を同時に増幅するため非線形歪補
償回路として自己調整形フィードフォワード(SAF
F:Self Adjusting Feed Forward )回路と呼ばれる歪
補償増幅回路を実装した装置が用いられている。
【0003】図1は、従来のフィードフォワード形歪補
償増幅回路例図である。図において、1,4,9は方向
性結合器、2,7はベクトル調整器、3は主増幅器、
5,6は遅延線、8は補助増幅器、10は増幅器、11
はパイロット信号発生器、12は検波器、13はパイロ
ット信号受信器である。(a),(b),(c),
(d),(e)は各部の周波数スペクトラムを示す。方
向性結合器1と4の間の回路は歪検出ループであり、入
力多周波信号が主増幅器3で増幅されるとき発生する相
互変調歪,雑音などの歪成分(誤差成分)を検出する。
例えば、特定の2波(a)を入力信号としたとき、
(b)は主増幅器3の出力を示し、増幅された入力信号
に歪成分が加わっている。方向性結合器4と9の間の回
路は歪除去ループであり、上記の歪検出ループで検出さ
れた誤差成分を補助増幅器8で所望の値に増幅して位相
を反転した信号と、遅延線6を介して方向性結合器9に
入力される歪成分を含んだ増幅信号とを逆相加算する。
(c)は位相反転された歪成分を示す。このようにして
主増幅器3で増幅したとき発生した歪成分が除去(相
殺)された2波増幅信号(d)が出力される。
償増幅回路例図である。図において、1,4,9は方向
性結合器、2,7はベクトル調整器、3は主増幅器、
5,6は遅延線、8は補助増幅器、10は増幅器、11
はパイロット信号発生器、12は検波器、13はパイロ
ット信号受信器である。(a),(b),(c),
(d),(e)は各部の周波数スペクトラムを示す。方
向性結合器1と4の間の回路は歪検出ループであり、入
力多周波信号が主増幅器3で増幅されるとき発生する相
互変調歪,雑音などの歪成分(誤差成分)を検出する。
例えば、特定の2波(a)を入力信号としたとき、
(b)は主増幅器3の出力を示し、増幅された入力信号
に歪成分が加わっている。方向性結合器4と9の間の回
路は歪除去ループであり、上記の歪検出ループで検出さ
れた誤差成分を補助増幅器8で所望の値に増幅して位相
を反転した信号と、遅延線6を介して方向性結合器9に
入力される歪成分を含んだ増幅信号とを逆相加算する。
(c)は位相反転された歪成分を示す。このようにして
主増幅器3で増幅したとき発生した歪成分が除去(相
殺)された2波増幅信号(d)が出力される。
【0004】ベクトル調整器2,7、及びパイロット信
号発生器11,検波器12,受信器13,制御回路14
は、歪検出ループで取り出した歪成分を歪除去ループで
除去するための最適調整値を設定するために設けられて
いる。制御回路14には、増幅器10で増幅された歪成
分(e)を検波する検波器12の検波出力と、パイロッ
ト信号を受信検出する受信器13からのパイロット信号
とが入力され、それぞれアナログ量をディジタル変換す
るA/D変換器15,16によってディジタル変換さ
れ、それぞれディジタル信号処理によって歪補償最適値
を判定した後、D/A変換器17,18によってアナロ
グ量の振幅・位相制御信号に変換してベクトル調整器
2,7に入力する。
号発生器11,検波器12,受信器13,制御回路14
は、歪検出ループで取り出した歪成分を歪除去ループで
除去するための最適調整値を設定するために設けられて
いる。制御回路14には、増幅器10で増幅された歪成
分(e)を検波する検波器12の検波出力と、パイロッ
ト信号を受信検出する受信器13からのパイロット信号
とが入力され、それぞれアナログ量をディジタル変換す
るA/D変換器15,16によってディジタル変換さ
れ、それぞれディジタル信号処理によって歪補償最適値
を判定した後、D/A変換器17,18によってアナロ
グ量の振幅・位相制御信号に変換してベクトル調整器
2,7に入力する。
【0005】すなわち、歪検出ループのベクトル調整器
2は、歪検出ループで検出した歪成分を増幅器10で抽
出増幅し、検波器12で検波した信号をA/D変換器1
5でディジタル化して最適制御値を求めた後、D/A変
換器18から出力される制御信号で位相・振幅が調整さ
れ、2波増幅信号の検波出力が最小となるように自己調
整される。一方、歪除去ループのベクトル調整器7は、
歪検出ループの主増幅器3の出力側に注入された例えば
帯域外周波数のパイロット信号を、方向性結合器9の出
力側から、そのレベルを相関検出器などの狭帯域検出器
を備えた受信器13によって抽出し、A/D変換器16
でディジタル化して最適制御値を求めた後、D/A変換
器17から出力される制御信号で位相・振幅が調整さ
れ、抽出レベルが最小となるように自己調整される。
2は、歪検出ループで検出した歪成分を増幅器10で抽
出増幅し、検波器12で検波した信号をA/D変換器1
5でディジタル化して最適制御値を求めた後、D/A変
換器18から出力される制御信号で位相・振幅が調整さ
れ、2波増幅信号の検波出力が最小となるように自己調
整される。一方、歪除去ループのベクトル調整器7は、
歪検出ループの主増幅器3の出力側に注入された例えば
帯域外周波数のパイロット信号を、方向性結合器9の出
力側から、そのレベルを相関検出器などの狭帯域検出器
を備えた受信器13によって抽出し、A/D変換器16
でディジタル化して最適制御値を求めた後、D/A変換
器17から出力される制御信号で位相・振幅が調整さ
れ、抽出レベルが最小となるように自己調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の制御回路1
4では、ベクトル調整器の減衰量,位相量は、各回路に
出力する制御回路のD/Aコンバータの出力電圧を計測
し、現在の減衰量,位相量を把握していた。又、多周波
入力信号の検波レベルとパイロット信号の検出レベル
は、制御回路内のA/Dコンバータの入力電圧を計測
し、現在の各レベルを把握していた。
4では、ベクトル調整器の減衰量,位相量は、各回路に
出力する制御回路のD/Aコンバータの出力電圧を計測
し、現在の減衰量,位相量を把握していた。又、多周波
入力信号の検波レベルとパイロット信号の検出レベル
は、制御回路内のA/Dコンバータの入力電圧を計測
し、現在の各レベルを把握していた。
【0007】しかし、上記従来の装置では、運用状態で
故障した場合や、悪環境(高低温状態,設置場所)での
異常動作を確認することが困難だった。その理由は、装
置を分解したり、ユニットを引き出したりすると、運用
状態とは異なってしまうからである。又、歪検出ルー
プ,歪除去ループのベクトル調整器の歪補償最適ポイン
ト(値)を可変範囲内に追い込む定数設定等を人手に頼
っていたため、設定に多くの時間を費やしていた。
故障した場合や、悪環境(高低温状態,設置場所)での
異常動作を確認することが困難だった。その理由は、装
置を分解したり、ユニットを引き出したりすると、運用
状態とは異なってしまうからである。又、歪検出ルー
プ,歪除去ループのベクトル調整器の歪補償最適ポイン
ト(値)を可変範囲内に追い込む定数設定等を人手に頼
っていたため、設定に多くの時間を費やしていた。
【0008】本発明の目的は、故障箇所の切り分けを容
易にし、人手に頼っていた各ループの調整を一部自動化
することのできる歪補償増幅装置を提供することにあ
る。
易にし、人手に頼っていた各ループの調整を一部自動化
することのできる歪補償増幅装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の歪補償増幅装置
は、従来回路にシリアルコントロールユニット19及び
RS−232Cラインドライバ・レシーバ20からなる
シリアルインタフェース21を追加し、伝送プロトコル
と信号フォーマットを決め、外部から接続するパーソナ
ルコンピュータ22(PC)からの要求に答える形で、
各種A/D,D/Aコンバータのディジタル値の読み出
し、及び各種D/Aコンバータの設定値の変更を行える
ようにしたことを特徴とするものである。
は、従来回路にシリアルコントロールユニット19及び
RS−232Cラインドライバ・レシーバ20からなる
シリアルインタフェース21を追加し、伝送プロトコル
と信号フォーマットを決め、外部から接続するパーソナ
ルコンピュータ22(PC)からの要求に答える形で、
各種A/D,D/Aコンバータのディジタル値の読み出
し、及び各種D/Aコンバータの設定値の変更を行える
ようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例を示すブロ
ック図であり、図1の従来の構成と異なる点は、制御回
路14にシリアルコントロールユニット19とRS23
2Cラインドライバ・レシーバ20からなるシリアルイ
ンタフェース21を設け、外部からパーソナルコンピュ
ータ(PC)22を接続できるように構成した点であ
る。
ック図であり、図1の従来の構成と異なる点は、制御回
路14にシリアルコントロールユニット19とRS23
2Cラインドライバ・レシーバ20からなるシリアルイ
ンタフェース21を設け、外部からパーソナルコンピュ
ータ(PC)22を接続できるように構成した点であ
る。
【0011】増幅装置とPCは通常は固定接続ではな
く、異常が発生した装置にPCを接続し、再度異常が発
生するのを監視し、異常が発生したとき、その経過を記
録させる。
く、異常が発生した装置にPCを接続し、再度異常が発
生するのを監視し、異常が発生したとき、その経過を記
録させる。
【0012】また、装置にPCを接続し、PCからシリ
アルデータでコマンドを送信することにより、装置にリ
セットをかけたり、無線部の電源の接/断を行ったり、
歪補償回路のベクトル調整器の値を自動制御を切り離し
てマニュアルで変更したりする遠隔操作を行うことがで
きる。
アルデータでコマンドを送信することにより、装置にリ
セットをかけたり、無線部の電源の接/断を行ったり、
歪補償回路のベクトル調整器の値を自動制御を切り離し
てマニュアルで変更したりする遠隔操作を行うことがで
きる。
【0013】例えば、従来、作業者が行っていた調整値
の最適値設定作業は、本発明を実施することにより次の
ように行うことができる。 (1)PCからベクトル調整器データ設定コマンドを増
幅装置に送信する。そのベクトル調整器データを出力す
ることにより得られる検波レベルデータを増幅装置から
PCに返送する。 (2)ベクトル調整器データを(+)方向又は(−)方
向に徐々に変化させることにより、検波レベルが最小に
なるベクトル調整器データを求める。 (3)検波レベルが最小になるベクトル調整器データが
求まったら、PCより不揮発性メモリに書き込むコマン
ドを増幅装置に送信する。増幅装置では検波レベルが最
小になるベクトル調整器データを不揮発性メモリに書き
込む。 (4)以降、増幅装置は電源が立ち上げられる毎に、不
揮発性メモリに書かれた最適データより歪補償制御を行
う。 以上のような手順をPC側にプログラムとして登載する
ことにより、人が最適値を求めなくとも、PCが自動的
にやってくれる。これを工場出荷時に行っておけば、現
地に据付け後、増幅装置は電源投入毎に最適データから
歪補償制御を行うようになる。
の最適値設定作業は、本発明を実施することにより次の
ように行うことができる。 (1)PCからベクトル調整器データ設定コマンドを増
幅装置に送信する。そのベクトル調整器データを出力す
ることにより得られる検波レベルデータを増幅装置から
PCに返送する。 (2)ベクトル調整器データを(+)方向又は(−)方
向に徐々に変化させることにより、検波レベルが最小に
なるベクトル調整器データを求める。 (3)検波レベルが最小になるベクトル調整器データが
求まったら、PCより不揮発性メモリに書き込むコマン
ドを増幅装置に送信する。増幅装置では検波レベルが最
小になるベクトル調整器データを不揮発性メモリに書き
込む。 (4)以降、増幅装置は電源が立ち上げられる毎に、不
揮発性メモリに書かれた最適データより歪補償制御を行
う。 以上のような手順をPC側にプログラムとして登載する
ことにより、人が最適値を求めなくとも、PCが自動的
にやってくれる。これを工場出荷時に行っておけば、現
地に据付け後、増幅装置は電源投入毎に最適データから
歪補償制御を行うようになる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、次の効果がある。 (1)歪補償制御がリアルタイムに確認できるため、異
常動作時に異常に至るまでの経過が記録できる。 (2)歪補償制御不良時に、歪検出ループ、又は、歪除
去ループの故障の切り分け、及び故障箇所の発見が容易
になる。 (3)歪補償制御の遠隔操作が可能になる。例えば、高
温/低温試験を行う場合に、恒温室の外から制御の推移
をモニタしたり、マニュアル設定により制御状態を変更
することができる。 (4)各ループの調整を一部自動化することが可能とな
る。例えば、歪補償の最適ポイントをベクトル調整器の
可変範囲内に追い込むことができる。 (5)アラーム検出レベル・歪補償最適化開始レベル
(ベクトル調整器の減衰量,位相量)を不揮発性メモリ
を追加した場合に、自動調整,自動設定により設定する
ことが可能となる。
施することにより、次の効果がある。 (1)歪補償制御がリアルタイムに確認できるため、異
常動作時に異常に至るまでの経過が記録できる。 (2)歪補償制御不良時に、歪検出ループ、又は、歪除
去ループの故障の切り分け、及び故障箇所の発見が容易
になる。 (3)歪補償制御の遠隔操作が可能になる。例えば、高
温/低温試験を行う場合に、恒温室の外から制御の推移
をモニタしたり、マニュアル設定により制御状態を変更
することができる。 (4)各ループの調整を一部自動化することが可能とな
る。例えば、歪補償の最適ポイントをベクトル調整器の
可変範囲内に追い込むことができる。 (5)アラーム検出レベル・歪補償最適化開始レベル
(ベクトル調整器の減衰量,位相量)を不揮発性メモリ
を追加した場合に、自動調整,自動設定により設定する
ことが可能となる。
【図1】従来の歪補償回路例図である。
【図2】本発明の実施例を示す回路例図である。
1,4,9 方向性結合器 2,7 ベクトル調整器 3 主増幅器 5,6 遅延線 8 補助増幅器 10 増幅器 11 パイロット信号発生器 12 検波器 13 受信器 14 制御回路 15,16 A/D変換器 17,18 D/A変換器 19 シリアルコントロールユニット 20 RS232Cラインドライバ・レシーバ 21 パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 裕介 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 多周波入力信号を主増幅器で増幅する際
に発生する相互変調歪を補償するため、入力信号を第1
のベクトル調整器を介して前記主増幅器で増幅した信号
と前記入力信号を第1の遅延線を介した逆相信号とによ
り相殺して歪成分を検出する歪検出ループと、前記歪成
分を第2のベクトル調整器を介して補助増幅器によって
レベルを合わせた逆相信号と前記主増幅器で増幅した信
号を第2の遅延線を介した信号とにより歪成分を相殺し
て出力する歪除去ループと、前記歪検出ループから抽出
した多周波入力信号の検波レベルおよび前記歪検出ルー
プに注入し前記歪除去ループから抽出したパイロット信
号の検出レベルがそれぞれ最小になるように、前記第1
のベクトル調整器および前記第2のベクトル調整器の減
衰量と位相量を調整する制御回路とから構成された歪補
償増幅装置において、 前記制御回路にシリアルインタフェースを付加し、該シ
リアルインタフェースにパーソナルコンピュータを接続
することによって、前記歪検出ループから抽出した多周
波入力信号の検波レベルと、前記歪除去ループから抽出
したパイロット信号の検出レベル、及び、前記第1のベ
クトル調整器の減衰量と位相量、前記第2のベクトル調
整器の減衰量と位相量をモニタすることができる機能
と、前記第1のベクトル調整器の減衰量と位相量、及び
前記第2のベクトル調整器の減衰量と位相量を手動設定
することができる機能とを備えたことを特徴とする歪補
償増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087204A JPH10270950A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 歪補償増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087204A JPH10270950A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 歪補償増幅装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10270950A true JPH10270950A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13908445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9087204A Pending JPH10270950A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 歪補償増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10270950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1170858A2 (en) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Linear amplifying equipment |
EP3290881A1 (en) | 2016-09-01 | 2018-03-07 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Optical cored wire immersion nozzle |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9087204A patent/JPH10270950A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1170858A2 (en) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Linear amplifying equipment |
US6915118B2 (en) | 2000-06-21 | 2005-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Linear compensated amplifying equipment |
EP1170858A3 (en) * | 2000-06-21 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Linear amplifying equipment |
EP3290881A1 (en) | 2016-09-01 | 2018-03-07 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Optical cored wire immersion nozzle |
WO2018041721A1 (en) | 2016-09-01 | 2018-03-08 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Optical cored wire immersion nozzle |
US11440081B2 (en) | 2016-09-01 | 2022-09-13 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Optical cored wire immersion nozzle |
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