JPH10270097A - バイポーラ充電式バッテリ - Google Patents

バイポーラ充電式バッテリ

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JPH10270097A
JPH10270097A JP10050744A JP5074498A JPH10270097A JP H10270097 A JPH10270097 A JP H10270097A JP 10050744 A JP10050744 A JP 10050744A JP 5074498 A JP5074498 A JP 5074498A JP H10270097 A JPH10270097 A JP H10270097A
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JP
Japan
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bipolar
cell
gas
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electrode
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Application number
JP10050744A
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English (en)
Inventor
John C Hall
シー. ホール ジョン
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Maxar Space LLC
Original Assignee
Space Systems Loral LLC
Loral Space Systems Inc
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M12/00Hybrid cells; Manufacture thereof
    • H01M12/08Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of a fuel-cell type and a half-cell of the secondary-cell type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/34Gastight accumulators
    • H01M10/345Gastight metal hydride accumulators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 電極活性物質としてのガスを貯蔵する内部領域及び絶縁
ライナーを備えた容器を有するバイポーラ充電式バッテ
リ。容器内に複数のセルが重ねられ、各セルは、円形ベ
ース、及びベースから離れるに従い広がった切頭円錐形
状で絶縁された疎水性の起立した集成側壁を有する金属
のバイポーラカップを備えている。また固体陽極がベー
スに重ねられている。誘電体セパレータが陽極を分離
し、ガス陰極はセルのバイポーラベースと隣接するセル
のベースとの間を電解液が通過できるように構成されて
いる。各セルの起立した側壁は各セルからバルクガス貯
蔵領域へガスが通過できるような向きに置かれている。
隣接したセルの起立した側壁は、隣接したセル間、およ
び各セルとバルクガス貯蔵領域との間のガスの伝達を可
能にするギャップを相互に画定する。1つの実施例で
は、陰極と隣接したセルのバイポーラベースとの間にガ
ススクリーンはない。他の実施例では、セパレータの多
孔度よりは大きいが、微細な多孔性を有したガススクリ
ーンを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケル水素およ
び亜鉛酸素のようなガス減極充電式バッテリ(gasdepola
rized rechargeable batteries)のバイポーラセルの設
計に関する。特に本発明は、凝結体電極(condensed ele
ctrode)/セパレータ側から対向するガス電極のガス側
に不可逆的に電解液が失われることによる充電式ガス減
極バイポーラバッテリの故障を防ぐ。本発明は、漏出し
た電解液をセルの凝結体電極/セパレータ領域に戻す手
段を提供する。更に、好ましい実施例のうちの1つにお
いてはガススクリーンの除去によりセル重量を減少させ
る。また本発明は、ガス電極中の小さな欠陥に対して許
容度の高い、より一層高信頼度のバッテリ設計に結びつ
く。また、ガス電極の耐湿性を向上させる設計と比較し
て、バッテリ質量およびコストを低減することができ
る。
【0002】
【従来の技術】前述のような、凝結体電極/セパレータ
から対向する電極のガス側に不可逆的に電解液が失われ
ることによる充電式ガス減極バイポーラバッテリの故障
に対しては、通常、電解液の浸透を防ぎガス側を分離す
るというガス電極の過重な設計に向けられるが、この場
合では重量が重くなり、また100%の信頼度が得られ
るわけではない。
【0003】充電式バッテリのガス拡散電極について
は、1997年7月29日発行の「ガス減極バッテリのバイポ
ーラ設計(Bipolar Design for a Gas Depolarized Batt
ery )」と題する米国特許第5,652,073号に開示されてい
るようなニッケル水素バッテリ20を図1に示す。複数の
セル36が、特に中央シリンダ22内に重ねた状態で、
圧力容器内に適切にマウントされている。各セル36
は、計量された所定量の電解液を含んでおり、ベース4
0およびベースを囲む起立した集成側壁42を有する金
属のバイポーラカップ38を備えている。起立した側壁
はベースから離れるに従い広がった切頭円錐形状が好ま
しいが、ベース40と実質的に共面(コプレーナ)の形状
でもよい。絶縁部材44は起立した側壁42を覆ってい
る。
【0004】金属のバイポーラカップ38はニッケル、
ニッケルめっきしたアルミニウム、ステンレス鋼、金属
コーティングを施した黒鉛合成物およびチタンなどの様
々な材料から作られる。側壁コーティングは商品名テフ
ロンのような疎水性のフルオロカーボンが好ましい。凝
結体電極46はベース近傍に位置する。本発明に用いら
れる凝結体電極は通常、多孔度(porosity)84%で0.1cm厚
の焼結ニッケルをニッケルスクリーンに保持し、1.0
乃至2.5g/cm3のボイド体積の活性Ni(OH)2を電気化
学的にロードしてある。様々なニッケル陽極を使用する
ことができるが、これは標準の航空宇宙用陽極である。
特に、バイポーラバッテリ内の電導には必要がないの
で、保持スクリーンのない焼結ニッケル電極が好まし
い。
【0005】ガス状活性物質に対する凝結体電流コレク
タを有するガス電極48が凝結体電極46に重ねられて
いる。ガス電極は通常、テフロンにプラチナパウダある
いは白金めっきした炭素パウダを凝着し、炭素布あるい
はエキスパンドメタルに保持させたものである。ガス電
極はその厚さ方向において導電的でなくてはならず、こ
のため疎水性の耐湿多孔性テフロン層は用いない。また
後述するように、電解液が入ってきてガススクリーン5
4の障害とならないように裏側の疎水性が要求される。
これは、疎水性の炭素コーティングの所有権を持つベン
ダのコーティングをガス電極のガス側に用いたガス電極
48によって得られる。ガス電極48はガス状活性物質
に対する固体電流コレクタであり、凝結体電極46で生
成されたいかなるガスもガス電極を通過してセル36を
抜け出られるように側壁42に丁度はまり合う大きさに
なっており、生成ガスと活性ガスとをセル内で再結合さ
せる。
【0006】ガス電極48および凝結体電極46の中間
には誘電体セパレータ50がある。本発明の目的のため
に用いられるセパレータの1つとしては、およそ80%
の多孔度で厚さ0.05cmのZrO2織布がある。しかし、同
様な結果を得るために他の適切な材料を用いることがで
きる。セパレータは対向する電極を電気的に絶縁するよ
うに作用するが、セパレータの気孔(pore)を満たす電解
液を介して電極間のイオン電導は可能である。
【0007】隣接したセル36の起立した側壁42は、
バッテリ20内の隣接したセル間、および各セルと内部
ガス領域34との間のガス伝達を可能にする間隙52を
相互に画定するような方向を向いている。前述したよう
に、絶縁ライナー24が容器の内部表面に備えられ、完
全な流体性を確保する。セル36の構成の最後の部分に
は、燃料ガス貯蔵容積からガス電極48にガス導管を提
供する導電性の多孔不活性材料のガススクリーン54が
ある。このガススクリーン54はニッケルスクリーン、
多孔性のニッケルフェルト、ニッケルコートしたプラス
チックなどの多孔性の導電性で不活性な材料でよい。本
開示では以下において、特にこの材料を「フェルト状ニ
ッケルファイバー(felted nickelfibers)」と呼ぶ。こ
れは、ガス電極の全面へH2が行き渡り、隣接したセル
間の導電性を得るのに役立つ。
【0008】各セル36は、図1に示す順序で金属のバ
イポーラカップに各コンポーネントを積み重ねることに
よって組み立てられる。凝結体電極46および誘電体セ
パレータ50を配置し、凝結体電極およびセパレータの
多孔性容積の60%乃至100%の間の十分な量の電解
液をカップに導入する。このバッテリの電解液は通常、
重量比率で15%乃至45%のKOHおよび0%乃至2
0%のLiOHの混合水溶液である。電解液導入の後、
金属カップにガス電極48およびガススクリーン54を
積むことによってアセンブリは完成する。バッテリアセ
ンブリは、所望のセル数およびバッテリ電圧を得るよう
反復してセルを積み重ねることから成る。積み重ねられ
たセルは、中央シリンダ22とエンドキャップ(図示し
ていない)によって画定される圧力容器に設計スタック
高さに詰め込まれて入れられ、また、電極60,40か
らそれぞれバスリード56(陰極)および58(陽極)がバ
ッテリ端部に取り付けられ、容器は閉じられる。
【0009】この設計の重要な特徴は次のとおりであ
る。 ・電気化学的セルとガス貯蔵部との間で活性物質を輸送
することが可能な、ガス電極後方のガスダクト。 ・以下の機能を備えた拡散ガス電極。 (a)触媒的な酸化およびガス状活性物質の低減 (b)気
体、電解液および導電性固体の緊密な表面接触が可能
な、部分的に疎水性の内部構造 (c)ガスダクトとのイン
タフェースで、電解液の漏出は防ぐが、ガスのアクセス
を許す完全に疎水性の導電多孔性障壁。
【0010】上記の実施例では、(c)が重大な要素であ
ることが実験によって分かった。この実施例のバイポー
ラバッテリをテストし、ガス電極がガスダクトに貫通す
るピンホ−ルを有している場合、電解液はそのピンホ−
ルを通って漏出しガススクリーン中に小滴として蓄積す
ることが分かった。テスト後の検討およびバッテリサイ
クルにより明らかとなる放電電圧特性(図2参照)から、
電解液の損失が、(i)セパレータの乾燥、(ii)放電が進
むにつれて抵抗が高くなり実質的な電圧損失に結びつく
ことがわかった。図2の曲線に示すバッテリのテスト後
の検討から、4個の動作セルのうち2つがそれぞれ38
%および22%程度のセパレータからガススクリーンへ
の電解液損失が生じていた。
【0011】図2に示すように、放電が進むとともに明
確となる電圧振動は、陽極の活性物質(固体のNi0HX)
の密度変化によることが推測される。メカニズムの詳細
にかかわらず、ガス電極を通じた電解液の漏出は設計故
障を表わし、この結果、許容しがたい放電電圧損失が観
測される。故障の頻度は、例えば電極のガス側へ多孔性
の疎水性材料を付加しガス側の疎水性を改善することに
よって低減することができる。しかし、この場合ではバ
ッテリの質量を増し、故障の可能性を単に低減するのみ
である。結局故障は、バッテリが開回路状態になり、こ
れは最も重大な性能故障カテゴリ(すなわち、機能の浸
食に対して完全な機能損失)を意味する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、ニッケル水素
および亜鉛酸素などのガス減極充電式バッテリ用として
改善されたバイポーラセルを提供することが本発明の主
要な目的である。本発明の他の目的は、凝結体電極/セ
パレータから対向する電極のガス側に不可逆的に電解液
が失われることによる充電式ガス減極バイポーラバッテ
リの故障を防ぐよう構成された、ガス減極充電式バッテ
リの改善されたバイポーラセルを提供することである。
【0013】更に本発明の他の目的は、漏出した電解液
をセルの凝結体電極/セパレータ領域に戻すガス減極バ
ッテリを提供することである。更に本発明の他の目的
は、好ましい実施例の1つにおいてガススクリーンを除
去しセル重量を低減したガス減極バッテリを提供するこ
とである。更に本発明の目的は、(a)隣接セルからセル
を分離し、(b)セル間の電解液の交換を妨げるよう作用
する絶縁された疎水性の円錐形側壁を備えた導電性カッ
プ、に基づいたガス減極バッテリのバイポーラ電極構造
を提供することである。
【0014】また本発明の目的は、円錐形あるいはカッ
プ状の電極を重ねて組み立てたバイポーラバッテリを提
供することである。更に本発明の目的は、セルのバイポ
ーラベースとそれに隣接するセルのベースとの間で電解
液の通過を許すよう構成されたガス電極を有するバイポ
ーラバッテリを提供することである。
【0015】なお本発明の他の目的は、前述の概念をニ
ッケル水素、水素化銀、亜鉛酸素、カドミウム酸素およ
び酸化鉄を含む充電式ガス減極バッテリに適用すること
である。更に本発明の目的は、金属カップは好ましくは
ニッケル、場合によってはチタン、絶縁体は例えばテフ
ロンなどの疎水性の絶縁体である、バイポーラカップ構
造を有するバッテリ構造を提供することである。
【0016】なお本発明の他の目的は、活性物質の拡散
が枯渇しないようガス組成が純粋な活性物質となる設計
に応じて、ガススクリーンを微細な多孔性の疎水性陰極
のガス側で置き換えた、バイポーラガス減極充電式セル
を構成する方法を提供することである。なお本発明の他
の目的は、(a)漏出した電解液の薄膜で覆われる親水性
のバイポーラプレート材料を選択し、(b)バイポーラプ
レートを局所的に直接セパレータに接触させ漏出した電
解液を戻す経路を設けることにより、前述のバイポーラ
ガス減極充電式セルの電解液漏出の補償を提供すること
である。
【0017】更に本発明の目的は、再結合触媒をガスス
クリーンあるいはバイポーラプレート上のアクセス位置
に置くことによって、接触場所からのO2の流出を防ぐ
バイポーラバッテリ構成を提供することである。更に本
発明の目的は、セパレータよりわずかに大きな(少なく
とも20%)気孔サイズを持ち、親水性で、局所的にセ
パレータと直接接触するガススクリーンを有するガス減
極充電式バイポーラセルを提供することである。この例
では、ガススクリーンはセパレータから陰極の後部側に
漏れる電解液を戻す導管の役割をする。
【0018】更に本発明の目的は、再結合触媒をアクセ
ス位置のバイポーラプレート上に置くことによって、接
触場所からのO2の流出を防ぐガス減極充電式バイポー
ラセルを提供することである。他の、また更なる本発明
の特徴、利点および利益は以下の図面および説明におい
て明白になる。また、前述の一般的な説明および下記の
詳細な説明は例および説明的なものであって本発明を限
定するものと解してはならない。本発明の一部をなし添
付した図面は本説明と共に、概括的に本発明の原理を説
明する。本開示に亘って同じ参照符号は同じ部品を意味
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記によって本発明は理
解されるが、以下に本発明の実際について述べる。バイ
ポーラ充電式バッテリは、電極活性物質としてのガスを
貯蔵する内部領域及び絶縁ライナーを備えた容器を有す
る。容器内に複数のセルが重ねられ、各セルは、円形ベ
ース、及びベースから離れるに従い広がった切頭円錐形
状で絶縁された疎水性の起立した集成側壁を有する金属
のバイポーラカップを備えている。また固体陽極がベー
スに重ねられている。誘電体セパレータが陽極を分離
し、ガス陰極はセルのバイポーラベースと隣接するセル
のベースとの間を電解液が通過できるように構成されて
いる。各セルの起立した側壁は各セルからバルクガス貯
蔵領域へガスが通過できるような向きに置かれている。
隣接したセルの起立した側壁は、隣接したセル間、およ
び各セルとバルクガス貯蔵領域との間のガスの伝達を可
能にするギャップを相互に画定する。1つの実施例で
は、陰極と隣接したセルのバイポーラベースとの間にガ
ススクリーンはない。他の実施例では、セパレータの多
孔度よりは大きいが、微細な多孔性を有したガススクリ
ーンを備えている。
【0020】前節で述べたように従来のバイポーラセル
設計では、ガスダクト中の電解液をバイポーラセルの固
体電極/セパレータ領域に戻す手段がないため、ガス電
極の電解液漏出は故障に結びつく。それは(a)ガススク
リーンに分離された電解液を固体電極に戻す排出作用が
ないこと、および(b)ガスクリーン/ダクト領域と固体
電極/セパレータ領域との間のアクセス経路がないこ
と、による結果である。後者の点については、従来のバ
イポーラバッテリ設計を示す図1により説明される。図
1に示すように、ガス電極は固体電極/セパレータ領域
からガスダクト領域を効果的に密閉している。したがっ
て、電解液がガススクリーンから排出されても、固体電
極/セパレータ領域へ戻る経路はない。
【0021】この分析に基づいて、失われた電解液を固
体電極/セパレータ・セル領域に戻す2つの実施例を示
し、より強固なフォールトトレラント設計が実現できる
ことを示す。1つの例は、既知のバッテリのセル・コン
ポーネントであるガススクリーンを除去したものであ
る。他の例では、粗いガススクリーンをニッケルファイ
バー金属のような微細多孔性の親水性ガススクリーンで
置き換え、一方でガス電極を小さくし上部のバイポーラ
プレートを下部のセパレータに露出させている。
【0022】
【発明の実施の形態】前述したように、既存のバイポー
ラ充電式バッテリの故障歴の分析に基づいて開発した、
漏出した電解液を固体電極/セパレータ・セル領域に戻
す2つの実施例を示し、より強固なフォールトトレラン
ト設計が実現できることを示す。第1の実施例を図3に
示す。この実施例では、セル・コンポーネントとしての
ガススクリーンを除去し、ガス電極の局所領域の大きさ
を縮小して、上部のバイポーラプレートを下部のセパレ
ータに露出させている。この実施例の原理は、ガススク
リーンの除去により、(a)漏出した電解液が蓄積できる
体積を制限し、または(b)漏出した電解液が疎水性のガ
ス電極膜によって上部の親水性のバイポーラ表面に押し
やられる、または(c)漏出した電解液が露出したアクセ
スエリアを通って毛管作用によって固体電極/セパレー
タ領域に戻される、ことである。
【0023】この実施例における関心は、外部ガス貯蔵
領域とガス電極との間のガスフローを維持するのに、陰
極上部の疎水性領域の多孔度が十分かどうかである。こ
れには、電極の放電電流を制限するガス電極中の拡散ゾ
ーンの拡がりを防ぐために、高い多孔度のガス電極およ
びバッテリ内の気体が純粋な活性物質(例えば、ニッケ
ル水素バッテリでは純粋な水素ガス)であることが必要
である。
【0024】第2の実施例を図4に示すが、従来の粗い
ガススクリーンをフェルト状ニッケルファイバーのよう
な微細な親水性ガススクリーン54Aと置き換えてい
る。第1の実施例のように、ガス電極の局所領域はセパ
レータにガススクリーンを露出するために除去してい
る。この実施例をうまく実行するには、セパレータより
は大きいが微細な多孔性のガススクリーンが必要であ
る。ガススクリーンの気孔がセパレータより微細な場合
には、セパレータから電解液を汲み出すよう作用するの
で、開回路セルの故障に結びつく。実際、厚さ0.063mm
(0.025インチ)で90%の多孔性フェルト状ニッケルファイ
バー及び85%の多孔性ZrO2フェルトセパレータが腐食
性の電解液ニッケル水素バッテリの中でうまく動作する
ことがわかった。
【0025】第1の実施例については、4セルのニッケ
ル水素バッテリBPNH53、および8セルのニッケル水素バ
ッテリBPNH55として実行された。これらの両者に従来の
適当な市販のガス電極を用いた場合では、およそ25%の
時間で漏出により故障することがわかった。この電極は
最悪評価を表わすものとして選択され、また最も軽い
(すなわち最も高性能な)設計オプションを表わすもので
ある。これらのバッテリでは焼結したニッケル基板(1.8
g/cm3のボイド体積、84%多孔性基板、厚さ0.089mm(0.03
5インチ))のニッケル酸化物電極、2重ZrO2フェルト
セパレータおよび0.025mm(0.001インチ)のニッケルバイ
ポーラ構造を用いた。最終的なセル重量は、より重いガ
ス電極およびガススクリーンを備えた従来例より7g軽
い、およそ58gだった。バッテリBPNH55の動作につい
て図5に示すが、図2に示した例と異なり完全に動作し
ている。
【0026】第2の実施例については、4セルのニッケ
ル水素バッテリBPNH52として実行された。陽極、セパレ
ータ、電解液およびバイポーラ構造は、第1の実施例の
バッテリの中で使用されるものと同一である。バッテリ
BPNH52では微細な多孔性フェルト状ニッケルファイバー
のガススクリーンおよび故障しやすいSPE電極を用い
た。従来の平均質量65gと比較して、4個のセルの平均質
量は63gであった。従って平均質量は第1の実施例の方
が小さい。バッテリは、現在まで10サイクルの試験を
行っているが電解液漏出による故障は見られていない。
【0027】本発明の好ましい実施例について詳細に示
したが、当業者であれば本請求の範囲及び明細書に記載
の範囲から逸脱せずに様々な変形が可能であることは理
解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバイポーラガス減極セルを有するバッテ
リに用いられる、複数のバイポーラセルの構成を説明す
る、一部を分解して示した断面図である。
【図2】図1に示す従来のバッテリの動作を説明するグ
ラフである。
【図3】本発明の1つの実施例を説明する、複数のバイ
ポーラセルの構成を示す、図1同様に一部を分解して示
した断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を説明する、図3同様の断
面図である。
【図5】本発明の実施例によるバッテリの動作を説明す
るグラフである。
【符号の説明】
20 バッテリ 22 中央シリンダ 24 絶縁ライナ 34 内部ガス領域 36 セル 38 バイポーラカップ 40 ベース 42 側壁 44 絶縁部材 46 凝結体電極 48 ガス電極 50 セパレータ 52 間隙 54,54A ガススクリーン 56 バスリード(陰極) 58 バスリード(陽極)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ容器内に積み重ねた隣接する複
    数のセルを有するガス減極充電式バッテリのバイポーラ
    セルであって、 周辺エッジを有する導電性バイポーラベースと、 前記周辺エッジに取り付けた疎水性絶縁部材と、 前記ベース近傍に凝結体電極(condensed phase electro
    de)と、 前記バイポーラベース及び隣接するセルのバイポーラベ
    ースの間で電解液を通過させるように構成され、ガス状
    活性物質に対する凝結体電流コレクタを有する多孔性ガ
    ス電極と、 前記凝結体電極及び前記ガス電極の間に設けられた多孔
    性誘電体セパレータと、からなり、 前記絶縁部材は、隣接したセルを通過した前記セルから
    バッテリ内のバルクガス貯蔵領域へガスを通過させるこ
    とができる向きに設けられていることを特徴とするバイ
    ポーラセル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバイポーラセルであっ
    て、 前記セパレータより大きな多孔度を有し、前記ガス電極
    の近傍に、前記セル及び隣接するセルの間のインタフェ
    ースを提供する導電性の多孔不活性材料からなるガスス
    クリーンを有することを特徴とするバイポーラセル。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のバイポーラセルであっ
    て、 前記ガススクリーンがフェルト状ニッケルファイバー(f
    elted nickel fibers)からなることを特徴とするバイポ
    ーラセル。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のバイポーラセルであっ
    て、 前記ガススクリーンが0.00254乃至0.000254mm(0.0001乃
    至0.00001インチ)の範囲の厚さ、及び5%乃至95%の
    範囲の多孔度を有することを特徴とするバイポーラセ
    ル。
  5. 【請求項5】 バイポーラ充電式バッテリであって、 バルクガス貯蔵のための内部領域を画定する内部面を有
    する容器と、それぞれが計量した所定量の電解液を有し
    前記容器内に積み重ねてマウントされた複数のセルと、
    を備えたバイポーラ充電式バッテリであって、 前記セルのそれぞれが、 周辺エッジを有する導電性バイポーラベースと、 前記周辺エッジに取り付けた疎水性絶縁部材と、 前記ベース近傍に凝結体電極と、 前記バイポーラベース及び隣接するセルのバイポーラベ
    ースの間で電解液を通過させるように構成され、ガス状
    活性物質に対する凝結体電流コレクタを有する多孔性ガ
    ス電極と、 前記凝結体電極及び前記ガス電極の間に設けられた誘電
    体セパレータと、からなり、 前記複数のセルの前記絶縁部材は、前記セルのそれぞれ
    からバッテリ内のバルクガス貯蔵領域へガスを通過させ
    ることができる向きに設けられていることを特徴とする
    バイポーラ充電式バッテリ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のバイポーラ充電式バッテ
    リであって、 前記容器の壁を介して電解液が前記セル間を越えるのを
    防ぐ、前記容器の前記内部面上に設けた絶縁ライナを有
    することを特徴とするバイポーラ充電式バッテリ。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のバイポーラセルであっ
    て、 前記セパレータより大きな多孔度を有し、前記ガス電極
    の近傍に、前記セル及び隣接するセルの間のインタフェ
    ースを提供する導電性の多孔不活性材料からなるガスス
    クリーンを有することを特徴とするバイポーラセル。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のバイポーラセルであっ
    て、 前記ガススクリーンがフェルト状ニッケルファイバーか
    らなることを特徴とするバイポーラセル。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のバイポーラセルであっ
    て、 前記ガススクリーンが0.00254乃至0.000254mm(0.0001乃
    至0.00001インチ)の範囲の厚さ、及び5%乃至95%の
    範囲の多孔度を有することを特徴とするバイポーラセ
    ル。
  10. 【請求項10】 バッテリ容器内に積み重ねた隣接する
    複数のセルを有するガス減極充電式バッテリのバイポー
    ラセルであって、 ベースおよび前記ベースを囲む集成の起立側壁を有する
    金属のバイポーラカップと、 前記起立側壁を覆う疎水性の絶縁材料と、 前記ベースに重なる凝結体電極と、 前記バイポーラベース及び隣接するセルのバイポーラベ
    ースの間で電解液を通過させるように構成され、ガス状
    活性物質に対する凝結体電流コレクタを有する多孔性ガ
    ス電極と、 前記凝結体電極及び前記ガス電極の間に設けられた誘電
    体セパレータと、からなり、 前記起立側壁は、隣接したセルを通過した前記セルから
    バッテリ内のバルクガス貯蔵領域へガスを通過させるこ
    とができる向きに設けられていることを特徴とするバイ
    ポーラセル。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のバイポーラセルであ
    って、 前記起立側壁はベースから離れるに従い広がった切頭円
    錐形状であり、前記セルの前記起立側壁及び隣接セルの
    起立側壁が共に、前記セルと前記隣接セル間、前記セル
    と前記隣接セルのそれぞれとバッテリ内のバルクガス貯
    蔵領域間のガス伝達を可能にする間隙を画定することを
    特徴とするバイポーラセル。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のバイポーラ充電式バ
    ッテリであって、 前記容器の壁を介して電解液が前記セル間を越えるのを
    防ぐ、前記容器の前記内部面上に設けた絶縁ライナを有
    することを特徴とするバイポーラ充電式バッテリ。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のバイポーラセルであ
    って、 前記セパレータより大きな多孔度を有し、前記ガス電極
    の近傍に、前記セル及び隣接するセルの間のインタフェ
    ースを提供する導電性の多孔不活性材料からなるガスス
    クリーンを有することを特徴とするバイポーラセル。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のバイポーラセルであ
    って、 前記ガススクリーンがフェルト状ニッケルファイバーか
    らなることを特徴とするバイポーラセル。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のバイポーラセルであ
    って、 前記ガススクリーンが0.00254乃至0.000254mm(0.0001乃
    至0.00001インチ)の範囲の厚さ、及び5%乃至95%の
    範囲の多孔度を有することを特徴とするバイポーラセ
    ル。
  16. 【請求項16】 バイポーラ充電式バッテリであって、 バルクガス貯蔵のための内部領域を画定する内部面を有
    する容器と、それぞれが計量した所定量の電解液を有し
    前記容器内に積み重ねてマウントされた複数のセルと、
    を備えたバイポーラ充電式バッテリであって、 前記セルのそれぞれが、 ベースおよび前記ベースを囲む集成の起立側壁を有する
    金属のバイポーラカップと、 前記起立側壁を覆う絶縁材料と、 前記ベース近傍に凝結体電極と、 前記バイポーラベース及び隣接するセルのバイポーラベ
    ースの間で電解液を通過させるように構成され、ガス状
    活性物質に対する凝結体電流コレクタを有する多孔性ガ
    ス電極と、 前記凝結体電極及び前記ガス電極の間に設けられた誘電
    体セパレータと、からなり、 前記複数のセルの前記起立側壁は、前記セルのそれぞれ
    からバッテリ内のバルクガス貯蔵領域へガスを通過させ
    ることができる向きに設けられていることを特徴とする
    バイポーラ充電式バッテリ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のバイポーラ充電式バ
    ッテリであって、 前記容器の前記内部面上に設けた、完全な流体性を確保
    するための絶縁ライナを有することを特徴とするバイポ
    ーラ充電式バッテリ。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のバイポーラ充電式バ
    ッテリであって、 前記起立側壁のそれぞれがベースから離れるに従い広が
    った切頭円錐形状であり、前記セルの隣接セルの前記起
    立側壁が相互に、前記隣接セル間、及び前記セルのそれ
    ぞれと前記容器の内部領域間のガス伝達を可能にする間
    隙を画定することを特徴とするバイポーラ充電式バッテ
    リ。
  19. 【請求項19】 請求項16記載のバイポーラ充電式バ
    ッテリであって、 前記バッテリがニッケル水素バッテリであり、前記容器
    が圧力容器であることを特徴とするバイポーラ充電式バ
    ッテリ。
  20. 【請求項20】 請求項16記載のバイポーラ充電式バ
    ッテリであって、 前記容器の壁を介して電解液が前記セル間を越えるのを
    防ぐ、前記容器の前記内部面上に設けた絶縁ライナを有
    することを特徴とするバイポーラ充電式バッテリ。
  21. 【請求項21】 請求項16記載のバイポーラセルであ
    って、 前記セパレータより大きな多孔度を有し、前記ガス電極
    の近傍に、前記セル及び隣接するセルの間のインタフェ
    ースを提供する導電性の多孔不活性材料からなるガスス
    クリーンを有することを特徴とするバイポーラセル。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のバイポーラセルであ
    って、 前記ガススクリーンがフェルト状ニッケルファイバーか
    らなることを特徴とするバイポーラセル。
  23. 【請求項23】 請求項21記載のバイポーラセルであ
    って、 前記ガススクリーンが0.00254乃至0.000254mm(0.0001乃
    至0.00001インチ)の範囲の厚さ、及び5%乃至95%の
    範囲の多孔度を有することを特徴とするバイポーラセ
    ル。
JP10050744A 1997-03-03 1998-03-03 バイポーラ充電式バッテリ Pending JPH10270097A (ja)

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