JPH10269469A - 強盗撃退装置 - Google Patents

強盗撃退装置

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JPH10269469A
JPH10269469A JP9087697A JP8769797A JPH10269469A JP H10269469 A JPH10269469 A JP H10269469A JP 9087697 A JP9087697 A JP 9087697A JP 8769797 A JP8769797 A JP 8769797A JP H10269469 A JPH10269469 A JP H10269469A
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JP
Japan
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descending
cylinder
gas
ceiling
descent
Prior art date
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Pending
Application number
JP9087697A
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English (en)
Inventor
Kinichi Jikumaru
金一 軸丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 至近距離から犯人にガスを噴射できて撃退
し、音や閃光による警報で驚愕させ、異常を知らせる強
盗撃退装置を提供する。 【解決手段】 天井裏上の取付材Aに固定筒1を垂下さ
せ、固定筒1に欠設した複数の縦孔11に外降下筒2の
突出ストッパ21を、また外降下筒2に欠設した複数の
縦孔22に内降下筒3の突出ストッパ31を挿通して外
降下筒2と内降下筒3を夫々降下可能に挿着し、横に連
通する係止孔13,23,33内に係止ピン41を挿入
係止し、ソレノイド4の励磁によって係止ピン41が抜
き外れることで外降下筒2及び内降下筒3が降下し、内
降下筒3の下端にはガス噴射孔50が透設されて内部に
ガス噴射器5が連通保持され、内降下筒3の降下の衝撃
で閉塞材52が外れてガスが噴射され、取付部材6の上
にはフラッシュ灯7、回転灯72及びサイレン器73を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強盗を撃退する防
犯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から深夜におけるコンビニエンスス
トア等の小売店での強盗が多く発生しているが、警報器
で警報音を鳴らす防犯がなされる程度であって安全が確
保できない問題点があった。また、遠隔操作でガスを天
井から犯人に向けて噴射するものが考えられているが、
天井から犯人までの距離が長いため犯人が容易にガス範
囲から避けることができて確実性が低く、失敗した場合
は犯人を逆上させることとなってかえって危険である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、至近
距離から犯人にガスを噴射できて撃退できると共に、警
報器による音や光による警報で犯人を驚愕させ、異常を
知らせることができる強盗撃退装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、天井
又は天井裏に固着する固定部材と、該固定部材に降下可
能に保持された降下部材と、固定部材から降下部材の保
持を解除して降下部材を自重落下させる解放手段と、降
下部材の下端からガスを噴射させるガス噴射器と、解放
手段に連繋し或いは降下部材の降下によりガス噴射器を
作動させる作動手段と、解放手段を作動させる遠隔装置
とを備えた構成の強盗撃退装置である。なお、固定部材
と降下部材を夫々縦方向の筒体とし、その降下筒を固定
筒内に又は固定筒の外周に嵌着させ手もよい。また、固
定部材を天井裏上の取付材に垂下させて固着し、降下部
材の下端にガス噴射孔を設けてガス噴射器に連通させる
と共に、降下部材の下部外周に警報器を備えて天井裏に
配置し、降下部材の下方の天井板を降下部材の落下によ
って破損できる弱強度材として下からの露呈を隠蔽して
もよい。さらに、降下部材を多段階に伸長できるように
連結してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1で示す収容状態の形態例におい
て、1は縦型の固定筒であって上端のフランジ10を天
井裏上の取付材Aにボルト止めして垂下させている。B
は縦型の降下筒であって外降下筒2内に内降下筒3が収
容されている。
【0006】即ち、固定筒1に欠設した複数の縦孔11
に外降下筒2の突出ストッパ21を挿通して固定筒1の
内側に外降下筒2を降下可能に挿着すると共に、、外降
下筒2に欠設した複数の縦孔22に内降下筒3の突出ス
トッパ31を挿通して外降下筒2の内側に内降下筒3を
降下可能に挿着している。
【0007】そして、固定筒1内に外降下筒2及び内降
下筒3を収容した状態で横に連通する係止孔13,2
3,33内に係止ピン41を挿入係止して外降下筒2及
び内降下筒3の落下を防止しており、係止ピン41はソ
レノイド4の励磁によって係止孔13,23,33から
抜き外れることで外降下筒2及び内降下筒3が落下する
解放手段としているのである。
【0008】また、内降下筒3の下端には逆三角錘形の
取付部材6が取り付けてあり、その斜面部にガス噴射孔
50が複数透設してある。内降下筒3にはガス噴射器5
が保持されており、その下端の噴出口を取付部材6に臨
ませている。該ガス噴射器5はその噴出口を閉塞材52
で閉塞してガスの噴射を防止しており、内降下筒3の降
下の衝撃で閉塞材52が外れてガスが噴出しガス噴射孔
50から噴射されるのである。
【0009】さらに、取付部材6の上にはフラッシュ灯
7を外周に配した取付盤71が固着され、取付盤71の
上には回転灯72及びサイレン発生器73を備えてい
る。これらフラッシュ灯7、回転灯72及びサイレン発
生器73への配線は、固定筒1、外降下筒2及び内降下
筒3の上端に設けた配線孔にスラブ下で結線された電線
を挿通して配線すればよく、ソレノイド4へも固定筒の
配線孔或いは取付材Aの配線孔から結線すればよい。
【0010】なお、本例装置は、店員と対面するレジカ
ウンターの上方天井裏に配置されるものであり、降下筒
Bの下方の天井板を、降下筒Bの落下によって破損でき
る弱強度板Cとして下からの露呈を隠蔽してある。ま
た、ソレノイド4への励磁及びフラッシュ灯7、回転灯
72及びサイレン発生器73へのON作動は、レジカウ
ンター付近に備えた警報スイッチの押し操作によって遠
隔作動できるのである。
【0011】次に本例の作動を説明すると、強盗と察知
した場合にレジカウンター付近に備えた警報スイッチを
押すことにより、ソレノイド4が励磁されて係止ピン4
1が外降下筒2及び内降下筒3の係止孔23,33から
抜き外れるため外降下筒2及び内降下筒3が落下するの
である。外降下筒2及び内降下筒3の落下は、図2のよ
うに、夫々のストッパ21,31が係合している縦孔1
1,22の下端に当接するまで降下して停止するのであ
る。
【0012】この際、内降下筒3の降下によって天井板
の弱強度板Cが破損されるのであり、降下して伸長した
本例装置の内降下筒3の下端が、図3のように、レジカ
ウンター付近に垂下配置するのである。
【0013】この外降下筒2及び内降下筒3の降下と同
時にフラッシュ灯7、回転灯72及びサイレン発生器7
3が作動してフラッシュ灯7が激しく閃光し、回転灯7
2が赤色を放射して回転すると共に、サイレンが鳴り響
くのである。
【0014】さらに、内降下筒3の降下衝撃により閉塞
材52が外れてガス噴射器5内のガスが取付部材6を通
ってガス噴射孔50から噴射されるのである。この際、
コンビニエンスストア等の小売店では犯人の位置が決ま
ることが多いことから、ガス噴射孔50は店員と対面す
る犯人側に噴射されるよう配置することが容易である。
【0015】このように本例によると、犯人に対してガ
スの噴射、及び音と光で撃退と警報ができるのである。
しかも、本例装置が天井裏に隠蔽されているため目立つ
ことがなく格納できるのである。
【0016】本例装置は上記の構成としたが、本発明に
おいてはこれに限定されない。例えば、固定部材と降下
部材の形状は問わず、図4のように、縦盤状でもよく、
その降下部材の保持手段もアリ溝連結等でもよい。固定
部材と降下部材を夫々縦方向の筒体とするものでは、そ
の降下筒を固定筒の外周に嵌着する構成でもよい。ま
た、固定部材から降下部材の保持を解除して降下部材を
自重降下させる解放手段も限定されず、ソレノイドによ
る磁着で直接吸着保持し、その消磁で磁着を解除して降
下部材を落下させる等各種分野で用いられている構成が
採用できるのである。
【0017】さらに、降下部材の下端からガスを噴射さ
せるガス噴射手段も適宜であり、図5のように、天井裏
側に設置したガスボンベ53と降下部材のガス噴出孔を
フレキイブルホース54で連結して警報スイッチに連動
させるものでもよい。降下部材の降下衝撃でガス噴射器
を開放する場合は、その開放構成も任意である。
【0018】なお、警報器の種類は適宜であり、固定部
材に備えてもよく、その取付位置も問わない。また、警
報器と、降下部材の降下解放手段を作動させる遠隔装置
も限定されない。さらに、図6のように、固定部材を天
井板に垂下させて固着し、その周囲を飾りでカモフラー
ジュして備えてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、犯人にガス
の噴射で撃退できるのであり、降下して犯人に接近する
ことからガスを正確に噴射できて撃退降下が優れるので
ある。また請求項2では、ガス噴射器等の取り付けが容
易であると共に、外観が良好となり、請求項3では天井
裏に隠蔽配置できて犯人に悟られることがなく、ガスの
噴射とフラッシュ灯の閃光等の警報で撃退できるのであ
る。さらに請求項4では、コンパクトに設備できて縦方
向に狭い場所でも設置できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態例の縦断正面図である。
【図2】使用状態における縦断正面図である。
【図3】店での配置を示す使用状態における概略図であ
る。
【図4】別例の縦断側面図である。
【図5】ガス噴射器の別例の一部切欠正面図である。
【図6】天井に取り付けた別例の飾り体を切欠した正面
図である。
【符号の説明】
A 取付材 1 固定筒 B 降下筒 2 外降下筒 3 内降下筒 11,22 縦孔 21,31 ストッパ 13,23,33 係止孔 41 係止ピン 4 ソレノイド 5 ガス噴射器 50 ガス噴射孔 7 フラッシュ灯 72 回転灯 73 サイレン発生器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井又は天井裏に固着する固定部材と、
    該固定部材に降下可能に保持された降下部材と、固定部
    材から降下部材の保持を解除して降下部材を自重落下さ
    せる解放手段と、降下部材の下端からガスを噴射させる
    ガス噴射器と、解放手段に連繋し或いは降下部材の降下
    によりガス噴射器を作動させる作動手段と、解放手段を
    作動させる遠隔装置とを備えたことを特徴とする強盗撃
    退装置。
  2. 【請求項2】 固定部材と降下部材を夫々縦方向の筒体
    とし、その降下筒を固定筒内に又は固定筒の外周に嵌着
    させた請求項1の強盗撃退装置。
  3. 【請求項3】 固定部材を天井裏上の取付材に垂下させ
    て固着し、降下部材の下端にガス噴射孔を設けてガス噴
    射器に連通させると共に、降下部材の下部外周に警報器
    を備えて天井裏に配置し、降下部材の下方の天井板を降
    下部材の落下によって破損できる弱強度材として下から
    の露呈を隠蔽した請求項1又は請求項2の強盗撃退装
    置。
  4. 【請求項4】 降下部材を多段階に伸長できるように連
    結した請求項1又は請求項2又は請求項3のの強盗撃退
    装置。
JP9087697A 1997-03-21 1997-03-21 強盗撃退装置 Pending JPH10269469A (ja)

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JP (1) JPH10269469A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079159A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Masui Yoshiharu 防犯装置
JP2012008994A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Hiroshi Naya 強盗を倒す強盗撃退装置

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JP2006079159A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Masui Yoshiharu 防犯装置
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Effective date: 20060516

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