JPH10269304A - 文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体 - Google Patents

文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体

Info

Publication number
JPH10269304A
JPH10269304A JP9077220A JP7722097A JPH10269304A JP H10269304 A JPH10269304 A JP H10269304A JP 9077220 A JP9077220 A JP 9077220A JP 7722097 A JP7722097 A JP 7722097A JP H10269304 A JPH10269304 A JP H10269304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
management
data structure
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9077220A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoji Shitanda
元司 四反田
Masaaki Yamane
正昭 山根
Fusae Murakami
房江 村上
Kunio Yoshihara
国雄 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9077220A priority Critical patent/JPH10269304A/ja
Publication of JPH10269304A publication Critical patent/JPH10269304A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本質的に非定形情報であり、出力形態の変更
の頻度の高い技術文書を含む文書情報の管理にあたり、
出力形態の変更を容易に行い得る文書情報管理方法、及
び文書情報管理装置を提供する。 【解決手段】 文書の出力形態に関する情報(22)
と、データ構造に関する情報(23、24)を含み、そ
れぞれを表形式において容易に扱い得るものとした文書
管理情報(21)を作成し、該文書管理情報を用いて、
文書情報管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書管理情報作成
方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書
情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体に
関し、特に技術系の非定型情報を表現する際に多く見ら
れる表形式の文書情報を効率的に管理し、表示形態の変
更及びデータ構造の変更に容易に対応できる文書管理に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本の企業における業務の流れ
は、さまざまな文書とその承認を示す印鑑とによって定
義されると考えることができ、日本独特の文化である罫
線を多用した文書と印鑑は、OA化とコンピュータネッ
トワークの発達によって、データの互換性が重視される
ようになるに従い、今後の企業のグローバル化を阻害す
る要因ともなりうるものである。
【0003】かかる状況の変化に対応するために、業務
システムの構築にあたっては、帳票の内容/流れを分析
することが重視されることとなる。特に開発研究を含む
技術系の業務においては、その対象とする内容が常に新
規要素を含む非定型の業務であることが多く、かかる分
野で用いられる文書(以下、技術文書と呼ぶ)は、扱う
対象が本質的に非定型であることから表示形態(レイア
ウト)やデータ構造が頻繁に変更され得るものであり、
このことを十分に考慮してシステム構築を行うことが特
に重要である。
【0004】図8は、技術文書の例であり、商品開発の
プロセスにおいて最初に作成される開発計画書である。
以下に、従来の文書情報管理方法、及び装置によって、
この文書の持つ情報を管理するシステムを設計する場合
について説明する。
【0005】図8に示すように技術文書では、罫線を多
用した表形式の文書形態が多く利用されている。これ
は、作成者が、対象情報の構造を、罫線を多用して図形
的に表現しようとする結果であり、かかる表形式の文書
は、見る者が一目で対象情報の構造を理解できることを
可能とする。すなわち、図8のような技術文書は、この
文書によりその商品の持つ特徴を表現しようとする作成
者の意図を伝達する役割を担うものである。このように
技術文書では、例えばある商品について、その商品の各
側面を表現する各種情報が構成する構造を、罫線を用い
て図形的に表現したものと考えることができる。従って
この文書の持つ情報を管理するシステムを設計する際
に、この図形的表現を基調として、データ構造を決定す
ることが適当であると考えられる。
【0006】かかる観点から、この文書を詳細に観察す
ると、図8に示す文書はいくつかのブロックから構成さ
れていることが分かる。それらは、この文書を一意に特
定するためのインデックスとなるブロック51、コンセ
プトに関するブロック55、性能に関するブロック5
6、コストに関するブロック53、日程に関するブロッ
ク52、履歴に関するブロック54等である。これは、
作成者がこの商品を表現する概念としてインデックス、
性能、コストといった表現を用いたことによるものであ
る。そこで、これら文書を構成するブロックを、文書を
構成するオブジェクトと呼ぶことにする。
【0007】ここで、それぞれのブロックは独自のレイ
アウトを持っているが、このこともやはり、それぞれの
ブロックすなわちそれぞれのオブジェクトの有する構成
を図形的に表現したものと考えられる。従って、この文
書を管理するためのデータぺ−ス構造を設計する際に
は、これらのオブジェクトの構造をデータモデルとする
ことが有効である。
【0008】ここでは、商品をエアコンとして、その製
品情報は、性能と企画(コンセプト)等上記のような要
素からなるものとする。これらは図8のブロックと同様
に、ブロックを形成するものであるが、そのうち、「性
能」に関するブロックに注目して、データベース構造の
設計について説明する。
【0009】図9は、この例における「性能」ブロック
の構成を説明するための図である。同図(a) に示すよう
に、「性能」は、さらに冷房能力、暖房能力に分かれ、
それぞれに標準能力、高温能力、低温能力があり、また
それぞれに定格値、最大値、平均値、最小値がある。さ
らに、それぞれに目標値と実績値がある。このようにこ
の情報は4次元の構造を持つと考えられ、その組み合わ
せは2×3×4×2=48通りである。
【0010】このような情報を表現する際には、同図
(b) に示すような表形式が技術文書としては一般に用い
られる。この表の構造もやはり、情報の構造を表現する
ものである。この例では、縦を2×3=6行とし、横を
4×2=8列としているが、これは、(定格、最大、平
均、最小)と(目標、実績)という定められた横造につ
いての項目を横軸に配置し、一方、性能の表現が異なる
場合がある(冷房、暖房)を縦軸に配置したものであ
る。例えば、同図(c) に示すように、暖房の場合のみ、
極低温という情報が追加されたとしても、横軸方向の構
成は同じままに、縦軸方向は可変として、容易に表を変
形することができ、同図(b) と同図(c) とを比較するこ
とも視覚的に容易である。
【0011】図9は4次元の情報についてのものである
が、さらに次元が加わった場合は、新たな次元について
図9と同一のレイアウトが繰り返されることで、取扱い
が可能である。そして、1ページに、あるいは1画面に
納まらない場合には、複数ページ又は複数画面(あるい
は複数の窓)にまたがって表現されることとなる。
【0012】このような表形式の技術文書については、
紙、またはディスプレイのいずれのメディアによっても
同様に表現されるものではあるが、これらのメディアに
おいては、2次元の表現しか可能ではない。また、人間
が直感的に直交する次元を認識できるのは2×2程度で
もあり、技術文書については、これらの制限のもとで、
情報の構造を効率よく表現できるように、工夫して上記
のような表現形態がとられるものである。
【0013】このように、技術文書における表現形態
と、情報の構造との関係を考察してきたが、表現された
情報を管理するために、従来の技術による文書管理方
法、及び装置では様々な手法が考案されている。
【0014】従来の技術による文書管理方法、及び装置
について主として用いられるソフトウェアに関しては、
大別すると以下のようになる。 (1)表計算ソフトを用いる方法 (2)リレーショナルデータベース(RDB)を用いる
方法 (3)オブジェクト指向データべ−ス(OODB)を用
いる方法 (1)の表計算ソフトとは、パソコン等においても市販
アプリケーションソフトとして普及しているものであ
り、行と列とからなる一覧表の形でデータを管理するデ
ータベースソフトである。図10(a) は表計算ソフトを
説明するための概念図である。図に示すように表計算ソ
フトは行(1,2,3,…)と列(A,B,C,…)か
らなる巨大なワークシートであって、画面等にはその一
部分が表示されるものである。行と列とにより指定され
る(A1など)マス目はセルと呼ばれ、セルごとにデー
タやタイトル等が書き込まれる。
【0015】表計算ソフトによって管理を行えば、一般
使用者においても比較的容易に図9(b) や(c) に示す表
現形態を画面、又は印刷物に実現することが可能である
が、扱うデータの次元は2次元に限定されてしまうこと
となる。従って、3次元以上のデータを有する場合の扱
いについては、データ自体については複数の一覧表を作
成して保存し、手作業又はコマンドにより複数の一覧表
からの検索や抽出等を行ったり、新たな一覧表を生成し
たりすることが必要となる。このためには、表計算ソフ
トのコマンドや関数等に習熟することが必要となり、使
用者の負担が大きいものとなる。即ち、文書管理につい
ていえば、文書の出力形態等を扱うのは容易であるが、
多次元を有する文書の内容を管理することが困難であ
る。
【0016】(2)のRDBもやはり基本的には行列か
らなる一覧表形式を用いるデータベースソフトである
が、射影、選択、結合等の機能により、一旦一覧表形式
を構成したデータの内より任意のデータを取り出して新
しい一覧表を作成したり、複数の一覧表をまとめて一つ
の表を作成することが容易に実現できるものである。
【0017】従って、RDBによる3次元以上の構造を
有するデータの扱いにあたっては、図10(b) に示すよ
うに複数の一覧表を組み合わせることで次元を増やすこ
とは可能である。ただし処理が複雑となり、各種機能を
駆使するため、使用者にはSQL言語のような問い合わ
せ言語や、データベースアクセスソフトのコマンドの習
得、あるいはRDBの複雑な階層メニューに対する習熟
が要求される。
【0018】また、RDBを用いる場合では、次元の数
だけテーブル内の列をふやす方法によることも可能であ
る。図10(c) は、上記のエアコン性能の場合の例を示
すものであり、このように列を割り当てることでデータ
管理が可能となる。しかし、このような構造をRDBで
横築すると処理性能が悪くなる点が問題である。
【0019】(3)のOODBは、ユーザインタフェイ
ス及びプログラミングに関して最近重要性の高まってい
る方法論である、オブジェクト指向という手法によるデ
ータベースソフトである。オブジェクト指向とは、「処
理」について、データとそのデータに対する操作方法と
を併せ持った「オブジェクト(もの)」としてとらえよ
うとするものであり、これを採用することにより例えば
GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェイス)のO
S上では、プログラムやデータファイル等をアイコンな
どの「オブジェクト(もの)」として表示し、これに対
して使用者がマウスによる操作を行うことができるの
で、視覚的に理解が容易で習熟を要さない利用環境を提
供し得るものとなる。又、プログラミング手法について
は、一般的なRDBソフト等の多くのソフトウェアのよ
うにプログラムをフロー(手続の流れ)や関数等を用い
て作成するのではなく、上記のようにデータとそのデー
タに対する手続(操作)とのまとまりであるオブジェク
トと、かかるオブジェクト間のメッセージ交換とによっ
て構成するものである。
【0020】オブジェクト指向分析の方法論によれば、
業務の内容からオブジェクトを抽出し、その属性を定義
し、オブジェクト間の関連を記述することによって業務
モデルを作成することができる。前述のように、例示し
た技術文書は表示形態の各ブロックをオブジェクトとし
て扱うことが可能なものであり、このようなOODBに
よるより柔軟なデータ管理は本質的には適切なものであ
る。しかし、オブジェクト指向のプログラミングではオ
ブジェクト設計が大きな負担となり、処理手順が複雑に
なるため、市販のアプリケーションレベル等では、現状
安定して稼動するデータベースソフトは少ないといわ
れ、未だ十分に普及し得る段階には至っていない。そし
て、例示したような技術文書をオブジェクト指向の手法
により効率的に管理する手法も確立されていない。
【0021】このように、市販アプリケーションレベル
のデータベースソフトによって、技術文書のような文書
管理を行うことは困難であるため、従来の文書情報管理
方法及び装置においては、GUlプログラムを用いて画
面レイアウトを作成し、画面レイアウト上で罫線で囲ま
れた領域に名前を付け、データの保存にあたっては、画
面上のセルとデータ格納領域との関連付けをデータベ−
スアクセスプログラムに記述するという方法が取られて
いた。
【0022】図11はこのような方法により、文書管理
を行う文書管理装置の構成を示すブロック図である。図
において、101は入出力部であり、使用者からの文書
内容の入力を受け付け、また、使用者からの指示に従っ
て、所定の出力形態により文書情報を表示・印刷によっ
て出力する。102は文書形態情報記憶部であり、文書
を表示・印刷する出力形態を記憶する。103はデータ
ベース連結部であり、データベースアクセスプログラム
によって実現され、文書の出力形態情報の管理を行うと
ともに、文書の内容を管理するデータベースシステムと
の命令/データの交換を行う。104は文書の内容であ
る文書内容情報を管理するデータベース管理部であり、
文書内容情報を記憶するとともに、上記データベース連
結部(データベースアクセスプログラム)からの指示に
従い、ソート(並べ替え)、検索等を行う。
【0023】図12は、データ保存時の入力画面(a)
と、データベースアクセスプログラムの例(b) を示す図
である。図12(a) に示す画面において、121は入力
エリアであり、使用者が文書内容を入力する。122は
操作ボタンであり、マウス等でカーソルを移動してクリ
ック等してやることで、保存、取消等の操作を指示でき
る。使用者は、入力エリアにキーボード等から入力を行
い、画面下部のボタンをクリック等することにより、入
力したデータを保存することができる。この時、実際に
は図12(b) に示すようなプログラムに対して入力デー
タが埋め込まれ、このプログラムが「レコードの追加」
を実行することにより保存がなされるものである。
【0024】図12(a) の画面において、使用者が「試
験名称」「試験1の結果」「試験2の結果」を入力し、
これを保存するように指示した場合、同図(b) のプログ
ラムにより入力した内容が保存される。
【0025】又、使用者の指示により、保存された文書
の内容は、所定の出力形態により表示/印刷される。図
13は印刷結果の一例を示す図である。図11におい
て、入出力部101を通じて使用者より特定の文書の印
刷の指示があった場合、データベース連結部103は、
データベース管理部104に対して特定の文書を指示
し、検索等によって文書の内容情報が得られる。データ
ベース連結部103は又、文書形態情報記憶部102に
保存された文書形態情報を取得し、これと先の文書内容
から、図13のような所定の印刷形態に従った印刷物を
出力する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、技術文
書では、本質的に非定型の情報を表現するものであるこ
とから文書の表示形態の変更が多く、近年の商品の多様
化・ライフサイクルの短期化からも、そのサイクルはま
すます短くなってきている。従って、技術文書を含む文
書管理にあたっては、表示形態の変更が容易であること
が必要である。
【0027】従来の市販アプリケーションの応用によっ
ては、表計算ソフトでは画面表示の作成、変更は比較的
容易であるが、本質的に縦横計算の2次元集計を行うも
のであり、不定形の多次元データの扱いには適しておら
ず、RDBソフトは、かかるデータの利用・加工の機能
が豊富であるが、十分に使いこなすためには習熟が必要
であり、OODBは成熟・普及の域に達しておらず、い
ずれも十分なものと言えない。
【0028】そして、GUIプログラムとデータベース
アクセスプログラムによった上記のような文書管理装置
を用いることとなるが、かかる従来の管理装置によって
は、記憶される文書の表示形態についても、図12(b)
に示したようなプログラムと密接に関わるものである。
従って、文書の表示形態を変更する場合には、例えば図
13に示す印刷形態に対して、ある部分を上に移動させ
たい、あるいは、字体の変更や罫線種類を変更したい、
等の小規模な変更が望まれた場合であっても、GUlプ
ログラムとデータベースアクセスプログラムの修正とが
必要となる。その修正は、エンドユーザにはできずプロ
グラマによらねばならない。しかもプログラマが行って
も、複雑な文書に対する変更の場合では、A4用紙1枚
程度の文書でも約1日を要する作業量があった。すなわ
ち、従来の文書管理装置によったのでは、定型的な保
存、更新は容易であるが、表示形式の変更を行いたい場
合は、かかる変更がプログラミング作業になるため、容
易に行えるものではない。
【0029】このように、従来の方法、及び装置によっ
ては、いずれも頻繁な変更に対応できるものでなく、こ
のため文書管理システムそのものが、結果的に陳腐化す
るケースが多く見られる。
【0030】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、出力形態が頻繁に変更される技術文書を含む文
書情報の管理に適した、文書管理情報の作成方法を提供
することを目的とする。また、本発明は、上記作成方法
によって作成する文書管理情報を用いた、出力形態を容
易に変更可能な文書情報管理方法を提供することを目的
とする。また、本発明は、技術文書を含む文書情報の管
理にあたり、出力形態を容易に変更可能な文書情報管理
装置を提供することを目的とする。また、本発明は、文
書情報管理プログラムを記録し、パーソナルコンピュー
タやワークステーション等において、該プログラムを実
行させることにより、出力形態を容易に変更可能な文書
管理方法を実現し得る、文書情報管理プログラム記録媒
体を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる文書管理情報作成方法は、文書情
報管理のために用いる文書管理情報を作成する文書管理
情報作成方法であって、文書を表示、及び印刷する際の
形態を、一つ以上の項目の位置を指定する情報を含んで
定義する文書出力形態情報を作成し、文書情報の有する
データ構造を、一つ以上の項目として定義する文書デー
タ構造情報を作成し、上記文書出力形態情報と上記文書
データ構造情報とに基づき、各項目ごとに、上記文書出
力形態情報と上記文書データ構造情報との関連を定義す
る文書形態・データ構造関連情報を作成し、上記文書出
力形態情報、上記文書データ構造情報、及び上記文書形
態・データ構造関連情報を文書管理情報とするものであ
る。
【0032】また、請求項2にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項1に記載の文書管理情報作成方法におい
て、上記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、
及び上記文書形態・データ構造関連情報の複合情報を、
上記文書管理情報として作成するものである。
【0033】また、請求項3にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項2に記載の文書管理情報作成方法におい
て、上記文書管理情報が表形式で定義されるものであ
る。
【0034】また、請求項4にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項1ないし3のいずれかに記載の文書管理
情報作成方法において、上記文書データ構造情報は、デ
ータ構造の階層構造に関する情報を含むものとして作成
されるものである。
【0035】また、請求項5にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項4に記載の文書管理情報作成方法におい
て、上記文書データ構造情報は、その中に含まれる項目
の一つが、上記データ構造の階層構造と、該階層構造の
属性とを一意に決定するキー情報であるものとして作成
されるものである。
【0036】また、請求項6にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項1ないし5のいずれかに記載の文書管理
情報作成方法において、上記文書出力形態情報は、繰り
返し表示項目を含むものであって、上記文書データ構造
情報は、上記繰り返し表示項目について、繰り返し表示
範囲と、繰り返し表示間隔との、いずれか一方又は双方
を指定する情報を含むものとして作成されるものであ
る。
【0037】また、請求項7にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項1ないし6のいずれかに記載の文書管理
情報作成方法において、上記文書データ構造情報、及び
上記文書形態・データ構造関連情報は、上記文書出力形
態情報の有する項目の一つと、上記文書データ構造情報
の有する項目の複数とを関連付けることが可能なものと
して作成されるものである。
【0038】また、請求項8にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項1ないし6のいずれかに記載の文書管理
情報作成方法において、上記文書データ構造情報、及び
上記文書形態・データ構造関連情報は、上記文書出力形
態情報の有する項目の複数と、上記文書データ構造情報
の有する項目の一つとを関連付けることが可能なものと
して作成されるものである。
【0039】また、請求項9にかかる文書管理情報作成
方法は、請求項1ないし8のいずれかに記載の文書管理
情報作成方法において、上記文書データ構造情報は、そ
の項目の一部又は全部について、使用者を特定する情報
に基づいて、その使用者の使用を制限するアクセス制御
情報を含むものとして作成されるものである。
【0040】また、請求項10にかかる文書管理情報記
録媒体は、文書情報管理のために用いる文書管理情報を
記録した文書管理情報記録媒体であって、請求項1ない
し9のいずれかに記載の文書管理情報作成方法によって
作成した文書管理情報を、記録したものである。
【0041】また、請求項11にかかる文書情報管理方
法は、文書を出力する際の形態に関する情報と、文書の
内容に関する情報とを用いて文書情報を管理する文書情
報管理方法であって、請求項1ないし9のいずれかに記
載の文書管理情報作成方法によって、上記文書出力形態
情報、上記文書データ構造情報、及び上記文書形態・デ
ータ構造関連情報からなる文書管理情報を作成する文書
管理情報作成ステップと、上記文書出力形態情報を用い
て文書情報を表示し、使用者の形態変更又は内容入力を
受け付ける文書情報表示ステップと、上記表示した文書
情報に対して、使用者から形態変更の指示があった場合
に、上記文書管理情報を表示して変更の指示を受け付
け、上記受け付けた指示に対応して、文書管理情報を変
更する出力形態変更ステップと、上記表示した文書情報
に対して、使用者から内容入力があった場合に、該入力
された内容を文書内容情報として保存する内容保存ステ
ップとを備えたものである。
【0042】また、請求項12にかかる文書情報管理方
法は、請求項11に記載の文書情報管理方法において、
上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
て、当該得られた結果に対応する構造を有する、新たな
文書内容情報を作成する内容情報作成ステップをさらに
備えたものである。
【0043】また、請求項13にかかる文書情報管理方
法は、請求項11に記載の文書情報管理方法において、
上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
て、当該得られた結果と、文書内容情報の構造とを比較
検証する内容情報検証ステップをさらに備えたものであ
る。
【0044】また、請求項14にかかる文書情報管理方
法は、請求項11に記載の文書情報管理方法において、
上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
て、文書内容情報の構造を修正する内容情報構造修正ス
テップをさらに備えたものである。
【0045】また、請求項15にかかる文書情報管理方
法は、請求項11に記載の文書情報管理方法において、
上記文書データ構造情報の入力を受け付け、その結果に
基づいて文書出力形態情報を作成する、形態構成ステッ
プをさらに備えたものである。
【0046】また、請求項16にかかる文書情報管理装
置は、文書を出力する際の形態に関する情報と、文書の
内容に関する情報とを用いて文書情報を管理する文書情
報管理装置であって、文書を表示、及び印刷する際の形
態を、一つ以上の項目として定義する文書出力形態情報
と、文書情報のデータ構造を、一つ以上の項目として定
義する文書データ構造情報と、上記文書出力形態情報と
上記文書データ構造情報との関連を定義する文書形態・
データ構造関連情報とからなる文書管理情報を記憶する
文書管理情報記憶部と、文書の内容である文書内容情報
を記憶する文書内容記憶部と、上記文書内容情報を管理
する内容情報管理部と、上記文書出力形態情報、及び文
書管理情報を表示し、上記文書出力形態情報、又は上記
文書管理情報に対する使用者からの内容入力、及び変更
入力を受け付ける入出力部と、上記入出力部の入力結果
に基づいて、上記文書管理情報を管理する文書管理情報
管理部と、上記入出力部の入力結果に基づいて、上記内
容情報管理部に対する文書内容情報の管理を指示する入
力・管理連結部とを備えたものである。
【0047】また、請求項17にかかる文書情報管理装
置は、請求項16に記載の文書情報管理装置において、
上記入力・管理連結部は、上記内容情報管理部に対し
て、内容追加と、内容検索出力との指示を行う入力連結
部であるものである。
【0048】また、請求項18にかかる文書情報管理装
置は、請求項16に記載の文書情報管理装置において、
上記入力・管理連結部は、上記内容情報管理部に対し
て、内容追加と、内容検索出力との指示を行う入力連結
部と、上記内容情報管理部に対して、上記文書内容情報
の新規作成、構造検索、構造修正の指示を行う管理連結
部とからなるものであるものである。
【0049】また、請求項19にかかる文書情報管理プ
ログラム記録媒体は、文書を出力する際の形態に関する
情報と、文書の内容に関する情報とを用いて文書情報を
管理する文書情報管理プログラムを記録した記録媒体で
あって、上記文書情報管理プログラムは、請求項1ない
し9のいずれかに記載の文書管理情報作成方法によっ
て、上記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、
及び上記文書形態・データ構造関連情報からなる文書管
理情報を作成する文書管理情報作成ステップと、上記文
書出力形態情報を用いて文書情報を表示し、使用者の形
態変更又は内容入力を受け付ける文書情報表示ステップ
と、上記表示した文書情報に対して、使用者から形態変
更の指示があった場合に、上記文書管理情報を表示して
変更の指示を受け付け、上記受け付けた指示に対応し
て、文書管理情報を変更する出力形態変更ステップと、
上記表示した文書情報に対して、使用者から内容入力が
あった場合に、該入力された内容を文書内容情報として
保存する内容保存ステップとを備えた文書情報管理プロ
グラムを記録したものである。
【0050】また、請求項20にかかる文書情報管理プ
ログラム記録媒体は、請求項19に記載の文書情報管理
プログラム記録媒体において、上記文書情報管理プログ
ラムは、上記出力形態変更ステップにより得られた結果
に基づいて、当該得られた結果に対応する構造を有す
る、新たな文書内容情報を作成する内容情報作成ステッ
プをさらに備えたものである。
【0051】また、請求項21にかかる文書情報管理プ
ログラム記録媒体は、請求項20に記載の文書情報管理
プログラム記録媒体において、上記文書情報管理プログ
ラムは、上記出力形態変更ステップにより得られた結果
に基づいて、当該得られた結果と、文書内容情報の構造
とを比較検証する内容情報検証ステップをさらに備えた
ものである。
【0052】また、請求項22にかかる文書情報管理プ
ログラム記録媒体は、請求項20に記載の文書情報管理
プログラム記録媒体において、上記文書情報管理プログ
ラムは、上記出力形態変更ステップにより得られた結果
に基づいて、文書内容情報の構造を修正する内容情報構
造修正ステップをさらに備えたものである。
【0053】また、請求項23にかかる文書情報管理プ
ログラム記録媒体は、請求項20に記載の文書情報管理
プログラム記録媒体において、上記文書情報管理プログ
ラムは、上記文書データ構造情報の入力を受け付け、そ
の結果に基づいて文書出力形態情報を作成する、形態構
成ステップをさらに備えたものである。
【0054】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1による文書情報管
理方法、及び管理装置は、表計算ソフトによって取扱い
可能な文書管理情報を用いることにより、出力形態を容
易に変更できるものである。
【0055】図1は、本発明の実施の形態1による文書
情報管理装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は入出力部であり、マウス、キーボード等の入力
装置と、ディスプレイ、プリンター等の出力装置とによ
り実現され、使用者からの入力や指示を受け付け、ま
た、文書情報を表示・印刷によって出力する。2は文書
管理情報記憶部であり、ハードディスク等の記憶装置に
より実現され、文書を表示・印刷する出力形態に関する
情報を含む文書管理情報を記憶する。3は文書管理情報
管理部であり、CPU等の演算・処理プロセッサとメイ
ンメモリ等のハードウェアと、表計算ソフト等のソフト
ウェアで実現され、文書管理情報の表示、変更、保存を
行う。4は、データベース連結部であり、CPU等の演
算・処理プロセッサとメインメモリ等のハードウェア
と、データベースアクセスエンジン等のソフトウェアに
よって実現され、使用者からの指示に従い、文書管理情
報を用いて、後述するデータベース管理部への指示を行
う。5はデータベース管理部であり、ハードディスク等
の記憶装置、CPU等の演算・処理プロセッサ、メイン
メモリ等のハードウェアと、記憶装置制御ソフト、デー
タベースエンジン等のソフトウェアによって実現され、
文書内容情報を記憶するとともに、上記データベース連
結部(データベースアクセスエンジン)からの指示に従
い、保存、更新、ソート(並べ替え)等を行う。
【0056】図2は、本実施の形態1の文書情報管理で
用いる文書管理情報の構成を示す図である。図におい
て、21は表形式で定義された文書管理情報である。2
2は、文書出力形態情報であり、文書を表示、及び印刷
する際の形態を、一つ以上の項目の位置についての情報
(セル指定)を含むものとして、表形式で定義する。2
3は文書データ構造情報であり、文書情報の有するデー
タ構造を、一つ以上の項目として表形式で定義する。2
4は、文書形態・データ構造関連情報であり、上記文書
出力形態情報と上記文書データ構造情報との関連を表形
式におけるセル指定により定義する。図示するように、
文書管理情報21は、文書出力形態情報22、文書デー
タ構造情報23、及び文書形態・データ構造関連情報2
4の複合情報として構成されたものである。
【0057】このように構成された、本実施の形態1に
よる文書情報管理装置の「A.文書管理情報の作成」、
「B.文書内容情報の入力と文書情報の出力」、及び
「C.文書管理情報の変更」の際の動作を以下に説明す
る。
【0058】A.文書管理情報の作成 図2に示す文書管理情報21の作成は、一般的な表計算
ソフトによる、表形式の情報の作成に準じて行う。ま
ず、所望の出力形態に従って、文書出力形態情報22を
作成する。文書情報を構成する各項目をセルに割り付け
ることによって、その配置を決定するとともに、表計算
ソフトの機能の範囲内で、所望により罫線種類や字体等
を設定することができる。ここで、文書出力形態情報2
2は図9(b) と同様の構成であり、同様に2次元であり
ながら同図(a) に示すような4次元の階層構造を含む情
報として作成されている。
【0059】そして、表計算ソフトの別の領域に、文書
データ構造情報23を作成する。ここでは、テーブル名
とフィールド名のみを含んだものとしているが、一般に
文書内容情報(データベース)のデータ構造に基づき、
表示すべき項目を列挙することで、この情報を作成す
る。テーブル名はこの場合には単一の「性能」である
が、従来技術の説明で示した図8のような複雑な文書情
報である場合は、複数のブロックに分割し、各ブロック
をテーブルとして管理することが便利であり、その場合
は一の情報が複数のテーブルを含むこととなる。フィー
ルド名は文書内容情報の各項目に付与された項目名であ
る。このテーブル名とフィールド名の指定により、デー
タベース連結部4は、データベースとして管理される、
文書内容情報より必要な内容情報を特定する。
【0060】文書形態・データ構造関連情報24は、フ
ィールド名に対応する項目の書き込まれる表情の位置を
セルとして指定することで作成する。例えば「冷標定
目」(冷房・標準・定格・目標)の項目が、「D4」の
セルに書き込まれることを意味している。このように各
項目が文書出力形態情報22において割り付けられた位
置のセル指定を書き込むことによってこの情報を作成す
る。
【0061】表計算ソフトを用いて、図2のような表を
作成したら、文書管理情報記憶部2に保存することによ
り、この出力形態を用いた文書情報管理が可能となる。
【0062】B.文書内容情報の入力と文書情報の出力 図3は使用者による文書の内容情報の入力と、内容を伴
った文書情報の出力を説明するための図である。使用者
は画面に表示される文書出力形態情報に対して図3(a)
に示すように各項目の入力を行う。入力が終了して追加
更新を行う際には、その指示により、図1のデータベー
ス連結部4が処理を行う。データベース連結部4は、図
2の文書出力形態情報22の各セルに入力された項目を
取得し、その項目が入力されたセルの位置を、文書形態
・データ構造関連情報24と比較し、対応する文書デー
タ構造情報23のフィールド名より、文書内容情報の更
新すべき項目を知ることができ、図1のデータベース管
理部5に指示を出すことにより、文書内容情報について
使用者からの入力があった項目が更新される。
【0063】すなわち、データベース連結部4は、デー
タベースアクセスエンジン機能により、データ構造の記
述を1行ずつ解釈しながら、データベース(文書内容情
報)からデータを検索し、ユーザによって作成・更新さ
れたデータをデータベースに対して追加・更新する。あ
らかじめ、データ構造の記述を読み込んでおき、コンパ
イルすることで実行速度を向上することができる。
【0064】又、使用者から出力の指示があった場合に
は、画面に表示される文書出力形態情報(図2の22)
に準じた形式で、図3(b) のように、内容を伴った出力
結果が、例えば印刷物として得られる。
【0065】C.文書管理情報の変更 図2に示す文書管理情報の状態から、使用者が出力形態
を変更したいと考えた場合を想定する。ここでは、図2
の文書出力形態情報22のレイアウトから、図4に示す
レイアウトに変更したい場合、つまり、冷房と暖房の位
置を入れ替えたいものであったとする。この場合使用者
は、まず図4に示す文書出力形態情報22のレイアウト
を所望のものに変更する。ここでは、「冷房」と「暖
房」とを入れ替える。ついで使用者は、施した変更に対
応して、文書データ構造情報23、又は文書形態・デー
タ構造関連情報24を変更する。
【0066】ここでは、文書形態・データ構造関連情報
24を変えず、文書データ構造情報23の方を変更し、
図2では文書形態・データ構造関連情報24のセル「D
4」が「冷標定目」(冷房・標準・定格・目標)であっ
たのが、図4では「暖標定目」(暖房・標準・定格・目
標)に…というように変更している。逆に、文書データ
構造情報23の「冷標定目」(冷房・標準・定格・目
標)をそのままにして、対応する文書形態・データ構造
関連情報24のセルを「D4」から「D7」に変更する
ように変えてやっても良い。
【0067】即ち、図4の文書出力形態情報22の項目
の内容と文書データ構造情報23の項目(フィールド
名)、文書出力形態情報22の項目の位置(セル)と文
書形態・データ構造関連情報24の項目(セル)とが正
しい対応関係にあれば良く、図4のように変更した場合
において、B.で示したような内容の入力を行った場合
にも、図1のデータベース連結部4は、図4の文書管理
情報21に内容に基づいて正しく文書内容情報を更新す
ることができる。
【0068】このように、本実施の形態1による文書情
報管理装置では、入出力部1と、文書管理情報記憶部2
と、文書管理情報管理部3と、データベース連結部4
と、データベース管理部5とを備えたことで、文書管理
情報記憶部2に記憶した、文書の出力形態に関する情報
と、出力形態とデータ構造との関連に関する情報とを含
む文書管理情報を用いて、使用者による文書内容の入力
と、出力形態に対する変更とを受け付けるので、従来の
文書管理装置では、プログラマによるしか変更を行えな
かった文書の出力形態の変更を、一般使用者が容易に行
うことを可能とする。すなわち、本発明の方法は、画面
レイアウトは市販の表計算ソフトで作成し、セルとデー
タ構造の対応付け(マッピング)を表形式で記述するだ
けで良い。したがって、表計算ソフトの操作ができるも
のであれば、一般使用者(エンドユーザ)でもレイアウ
ト変更を行うことができるものである。従来の文書情報
管理装置では、画面レイアウトの変更にはA4用紙1枚
程度の文書でも熟練したプログラマが約1日の工数を要
する作業が発生していたが、本実施の形態1の文書管理
装置によれば、同様の修正を一般使用者が30分程度で
行うことができる。
【0069】又、本実施の形態1による文書管理情報作
成方法では、表計算ソフトにより、画面レイアウトを視
覚的に確認しながら作成した文書出力形態情報22と、
セルとデータ構造の対応付け(マッピング)を表形式で
記述した、文書データ構造情報23、及び文書形態・デ
ータ構造関連情報24を作成することにより、これを文
書管理情報21として用い、一般使用者からの内容情報
の入力と、出力形態の変更とを受け付けることが可能と
なる。また、文書出力形態情報22、文書データ構造情
報23、及び文書形態・データ構造関連情報24が複合
した文書管理情報21を作成すること、具体的には表計
算ソフトで同一ワークシートとして作成することによ
り、保存や読み出しが一括で行え、扱いが容易であると
ともに、各情報間の整合性も保持しやすいものとなる効
果が得られる。
【0070】又、本実施の形態1による文書情報管理方
法では、文書管理情報21を用いることで、一般使用者
からの内容情報の入力と、出力形態の変更とを受け付け
ることが可能となる。本実施の形態1による文書管理方
法では、文書の表示形態(レイアウト)とデータ構造は
従来例のようにプログラム中で密接に関連しているので
はなく、図2に示すようにワークシート上で独立して記
述される(図2の22と23・24)ものであり、文書
データ構造情報23によって表現されるデータモデルに
もとづいてデータべ−スシステムを作成し、その内容を
表示・印刷する形態の定義をも文書形態・データ構造関
連情報24を通じて行うものであり、帳票の内容および
流れをベ−スとした業務モデルに基づくシステムを構築
する際に、業務モデル作成を支援し、汎用的なシステム
構築手法を提供するものである。このような文書の構造
と表示形態を分離して記述する手法は、シンプルな表現
となっており、文書のレイアウトの変更、項目の追加・
修正等に容易に対応でき、実質的に運用に耐えるシステ
ムを構築することができる。
【0071】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
る文書情報管理方法、及び管理装置は、文書管理情報の
構造により、柔軟な文書情報管理を可能にするものであ
る。本実施の形態2の文書管理装置は、実施の形態1と
同様であり、説明には図1を用いる。又、本実施の形態
2の文書管理情報も、図2に示す実施の形態1のものと
同様、文書出力形態情報、文書データ構造情報、及び文
書形態・データ構造関連情報からなる複合情報である
が、本実施の形態2の文書管理情報において、文書出力
形態情報は、従来例の場合の図8のような複雑な構造を
有し、全体が複数のブロックに分割されるものであると
する。
【0072】図5は本実施の形態2の第1例による、文
書データ構造情報と文書形態・データ構造関連情報との
複合情報を示す図である。本例による文書情報管理装置
の「A.文書管理情報の作成」、について以下に説明す
る。
【0073】図8に示すような、文書の出力形態を表計
算ソフトを用いて実施の形態1と同様に作成する。これ
が文書出力形態情報となる。次いで、同一ワークシート
上(複合情報とするため)に、データ横造の記述とセル
位置との対応付けを記述し、図5の文書データ構造情報
と文書形態・データ構造関連情報を作成する。以下にこ
の複合情報の作成について説明する。
【0074】「テーブル名」を記入する。図8に示すよ
うに、文書は複数のブロックに分割されるものであり、
このブロックごとにテーブル(表、帳票)としてデータ
ベースにおいて管理される。従って、データベースのデ
ータ構造に対応したテーブル名または帳票名を入力す
る。次に、実施の形態1と同様、やはりデータベースの
データ構造に対応した「フィールド名」を記入する。
【0075】「キー項目名」を記入する。キー項目と
は、各テーブルごとに定められるものであり、キー項目
名を指定することにより、データ構造とその他の項目を
一意に指定することができるので、テーブルごとに管理
が容易になる。各セルに入力すべきキー項目名の値は、
帳票の該当セルから、または、抽出条件欄から取得する
ことができる。また、連結キーとして複数のキーを指定
することも可能であり、この場合、書式上の規定に従っ
て、カンマで区切って並べて書く。検索によりキー項目
を得る場合については、第2例で示す。
【0076】次に、文書形態・データ構造関連情報とし
て、「連結セル名」を記入する。連結するセル名、すな
わち、文書出力形態情報において、その項目が記入され
るべきセルを書く。複数の項目に対して同一の連結セル
名を指定した場合、複数のデータの検索結果が結合され
て表示される。
【0077】アルファベット順、五十音順、又は数値の
順などに、ソート(並べ替え)を行いたい場合は、ソー
トしたい項目の「ソート」欄に降順か昇順かを入力す
る。この欄に指定がない場合にはソートを実行しない。
この例では、「開発日」と「変更日」について降順のソ
ートを指定しているので、これらの項目は年月日順に並
べ替えられることとなる。
【0078】繰り返しデータ構造を採用する場合は、
「範囲」に繰り返し表示する範囲を、「間隔」に何行
(又は列)おきに表示するという指定を行うが、繰り返
しデータ構造については、第2例において説明する。
【0079】「行数」の欄は、この例では用いていない
が、文書内容情報におけるデータベースのフィールドは
一つであるが、文書出力形態では複数セルに表示(出
力)される場合に、文書出力形態情報における行数を書
く。セルに文字数の制限がある場合には、長い項目(フ
ィールド)を複数のセルに分割して表示(出力)するこ
とが可能となり、有用である。
【0080】アクセス欄は記入をすることにより、入力
ロックを可能とする。該当項目を入力不可とする。参照
不可等の制御を加えることもできる。ユーザごとのアク
セス権制御の切り替えに利用することもできる。利用方
法としては、例えば記憶した文書管理情報を読み出す際
に、使用者の個人ごとや所属ごとに割り当てたパスワー
ドの入力を求め、入力されたパスワードから使用者のア
クセス権についての情報を得て、この欄の記載を参照す
ることが可能である。この例では、文書情報が製品開発
に関するものであり、技術では更新可能とするが、生産
では参照のみ可能としたい場合であって、入力されたパ
スワードが技術所属のものであれば、「機種名室内」以
外の項目については読み書き自由とするが、パスワード
が生産のものであれば、全項目が読み出しのみ可能とな
る設定とされている。
【0081】「AND」と「OR」の欄は、検索を行う
場合の条件設定に用いる。条件「AND」に、where 節
に相当する検索条件を書くと、AND条件となり、条件
「OR」にwhere 節に相当する検索条件を書くと、OR
条件となる。
【0082】次に、本実施の形態2の第2例として、繰
り返し構造を有する文書データ構造情報と文書形態デー
タ関連情報との複合情報の作成について説明する。図6
(a) は本実施の形態2の第2例による、文書データ構造
情報と文書形態・データ構造関連情報との複合情報を示
す図である。本例においても第1例と同様、文書出力形
態情報は、図8のような複数ブロックからなるものであ
り、既に他の領域に作成されたものとする。そして本例
においても、図6(a) の複合情報は、表計算ソフトにお
いて、上記の文書出力形態情報と同一ワークシート上の
別の領域に作成される。
【0083】ここでは、担当者テーブルに(担当者、M
an番号、所属、住所、住所tel )があり、組織テーブ
ルに(部課名、部課名tel )があるとしている。図6
(a) のテーブル名とフィールド名については第1例と同
様である。キー項目名も又、第1例と同様であるが、テ
ーブル名「組織」、フィールド名「所属tel 」について
は、「担当者.組織=組織.部課名tel 」という連結が
された場合を示している。書式上の規定として、検索結
果の中にキーがある場合には、カッコで括って記入する
ものとし、テーブルにより項目名が異なる場合は、「テ
ーブル名.列名=テーブル名.列名」と入力することと
してあるので、この場合担当者テーブルの「組織」につ
いては、組織テーブルの「部課名tel 」を検索してそれ
をキー項目とせよ、という意味となる。このような設定
を可能とすることにより、複数テーブルにわたったデー
タを相互参照して柔軟に利用することができるが、この
ような検索結果をキー項目とする場合、登録・更新は不
可とし、一時的な出力形態に利用することのみ可能なも
のとしてデータ構造への影響を回避する。
【0084】また、担当者テーブルは、「範囲」欄に繰
り返し記述を入力したセルを、「間隔」欄に繰り返し間
隔を記入することにより、繰り返し構造を用いることと
している。図6(b) は、繰り返し構造を記入した部分で
あり、同一ワークシート上の他の部分に作成されるもの
である。ここでは説明の都合上図6(b) の繰り返し構造
は、ワークシートのA1からC8の部分に記入されたも
のとする。
【0085】図6(a) の複合情報の担当者テーブルの担
当者フィールドは、「連結セル」が「A3」、「範囲」
が「A7」、「間隔」が「2」となっている。従って、
同図(b) のA3からA7までセルの2つずつが繰り返し
単位となることがわかり、A3からA7までのセルの一
つおきから「山田」「川上」「井上」が得られる。同様
に同図(a) のMan番号については、「連結セル」が
「A4」、「範囲」が「A8」、「間隔」が「2」なの
で、同図(b) のA4からA8までセルの2つずつが繰り
返し単位となることがわかり、A4からA8までのセル
の一つおきから「3590112 」「3610254 」「3630123 」
が得られる。同図(a) の他の項目についても同様にし
て、同図(b) から必要なデータが取得できる。
【0086】また、同図(a) の複合情報において、担当
者テーブルのMan番号フィールドには降順ソートを指
定することにより、担当者のMan番号をコード順に並
べ替えて出力することが可能となる。
【0087】このように、本実施の形態2の第1例、及
び第2例では文書管理情報が作成されるが、両例とも、
実施の形態1と同様に、「B.文書内容情報の入力と文
書情報の出力」、及び「C.文書管理情報の変更」は行
われ、実施の形態1と同様に、表計算ソフトを扱えるユ
ーザならばレイアウト変更を行うことも、セル位置の対
応付けを変更することも容易に行えるものである。
【0088】このように、本実施の形態2による文書管
理情報によれば、文書データ構造情報と文書形態データ
関連情報との複合情報に種々の情報を含ませることによ
り、柔軟に文書管理を行うことが可能となる。
【0089】例えば第1例に示すように、複雑な構造を
有する文書情報を、複数のテーブルに分割し、キー項目
を指定することによって効率的に管理することができ、
キー項目として複数を連結キーとして指定することや、
第2例に示すように他のテーブルより検索によって得る
こともできるので、情報を柔軟に利用できる。
【0090】また、文書内容情報の項目と、文書出力形
態情報の項目とは必ずしも一対一対応である必要はな
く、前者の複数と後者の一つとを対応させたい場合に
は、文書形態・データ構造関連情報である「連結セル」
欄で、複数のフィールドに対して同一のセル名を記入す
れば良く、又、前者の一つと後者の複数を対応させたい
場合は、文書データ構造情報の「行」の欄で複数行を指
定することで指定が可能であり、出力形態を柔軟に作成
することができる。
【0091】また、第1例に示したように、アクセス情
報を記入することにより、文書情報の構造や内容の変更
を制限することができ、セキュリティ確保に有用であ
る。
【0092】また、第2例に示したように、文書データ
構造情報に繰り返し構造を指定できるようにしたこと
で、同様のデータが幾つ繰り返されるかが不明であるよ
うな項目を含む場合にも、柔軟な取扱いが可能となる。
【0093】実施の形態3.本発明の実施の形態1によ
る文書情報管理方法、及び管理装置は、表計算ソフトに
よって取扱い可能な文書管理情報を用いることにより、
出力形態を容易に変更でき、さらにデータベース管理も
可能とするものである。
【0094】図7は、本発明の実施の形態1による文書
情報管理装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、4aは管理機能を有するデータベース連結部であ
り、文書管理情報管理部3から得た文書管理情報によっ
て、データベース管理部5に対し文書内容情報の追加更
新のみならず、新規作成、検証、修正の指示をも出すも
のである。他は実施の形態1と同じである。
【0095】このように構成された、本実施の形態3に
よる文書情報管理装置では、「A.文書管理情報の作
成」、「B.文書内容情報の入力と文書情報の出力」、
及び「C.文書管理情報の変更」は実施の形態1と同様
の動作で行われる。従って、これら以外の「D.文書内
容情報の新規作成」、「E.文書内容情報の内容検
証」、及び「F.文書内容情報の修正」の際の動作を以
下に説明する。
【0096】D.文書内容情報の新規作成 例えば、図9(a) に示すような構造を有する「冷暖房機
の性能」についての文書内容情報を蓄積するデータベー
スを作成するものとする。使用者は、同図(b)に示すよ
うなレイアウトを考え、表計算ソフトの機能を用いて、
図2に示すような文書管理情報21を作成する。文書出
力形態情報22については、図9(b) のレイアウトを用
い、文書データ構造情報23には新規作成したいデータ
ベースについてのデータ構造を指定する。文書形態・デ
ータ構造関連情報24には、項目に対応する文書出力形
態情報22のセルを入力する。
【0097】このように作成された文書管理情報によ
り、新規作成の指示があった場合、データベース連結部
4aは、データベースアクセスエンジン機能により、デ
ータ構造の記述を1行ずつ解釈しながら、データベース
を作成する。
【0098】作成されたデータベースは、これを文書内
容情報として、上記文書管理情報により、内容を入力す
ることができる。又実施の形態1と同様に、出力形態は
容易に変更可能であり、実施の形態2と同様に、柔軟な
データ活用ができる。
【0099】E.文書内容情報の新規作成実施の形態1
で説明したように、図2のようなレイアウトから図4の
ようなレイアウトへの出力形態の変更、すなわち項目に
変更がなく、配置や罫線・字体等の変更のみ行いたい場
合は容易である。
【0100】これに対し、図9(b) から同図(c) のよう
な変更を行うことを考える。一般に文書内容情報の有す
るデータベース項目の全てが、出力される文書情報に用
いられるとは限らない。すなわち図9のような場合、同
図(b) の構成で十分であると考えられた場合にも項目と
して「極低温」や「極高温」をデータベースに準備して
おく場合もある。
【0101】かかる場合において、使用者がデータベー
ス構造を熟知していれば、実施の形態1と同様の出力形
態の変更の操作により、項目を増加させることとするこ
とも可能であるが、全ての使用者がデータベース構造を
理解するだけの知識を有さない場合にも、図7のデータ
ベース連結部4aが検証機能を有するものとすること
で、可能な変更であるかの知見を得られるように図るこ
とが可能である。
【0102】使用者は、図2に示す文書管理情報21に
おいて、表計算ソフトの機能を用いて、文書出力形態情
報21のレイアウトを図示するものから、図9(c) のも
のに変更する。そして、文書データ構造情報23には暖
房・極低温の各項目を入力し、文書形態・データ構造関
連情報24には、文書出力形態情報22における暖房・
極低温の項目が位置するセル名を入力する。
【0103】このように作成された文書管理情報によ
り、内容検証の指示があった場合、データベース連結部
4aは、データベースアクセスエンジン機能により、デ
ータ構造の記述に基づいて、既存のデータベースとの整
合性のチェックを行い、その結果を適切な方法で使用者
に告知する。
【0104】F.文書内容情報の修正Eの検証により、
変更可能である場合、すなわち、文書内容情報であるデ
ータベースにおいて、「極低温」の項目が含まれていた
場合には問題がないが、含まれていなかった場合には、
データベースの構造を修正する必要がある。本実施の形
態3では、データベース連結部4aが修正機能を有する
ものとすることで、かかる修正をただちに行うことが可
能となる。
【0105】すなわち、Eの検証において、変更が不可
能であるという結果が得られた場合に、使用者が修正の
指示を出すことにより、データベース連結部4aは、デ
ータベースアクセスエンジン機能により、データ構造の
記述に基づいて、既存のデータベースの構造を修正す
る。この場合、「極低温」の各フィールドが追加された
構成となる。
【0106】この場合にも、実施の形態1での追加更新
の場合と同様に、あらかじめデータ構造の記述を読み込
んでおき、コンパイルすることで実行速度を向上するこ
とができるが、データ構造をを変更した場合には、再コ
ンパイルが必要となる。また、修正機能を有するもので
ある場合には、「検証+修正」機能とすることも可能で
あり、この場合には使用者が文書管理情報に対して施し
た変更が可能なものである場合にはそのまま変更処理と
し、変更が不可能なものである場合には、修正機能によ
り構造を修正する、というような動作となる。
【0107】このように、本実施の形態3による文書情
報管理装置では、入出力部1と、文書管理情報記憶部2
と、文書管理情報管理部3と、データベース管理部5と
を備え、データベース連結部4aがデータベース管理機
能を有するものとしたことで、文書管理情報を用いての
文書内容情報の新規作成、内容検証、及び内容修正が可
能となり、データベース管理やデータベースアクセスプ
ログラミング等の知識を有さない一般使用者によって
も、表計算ソフトを使用し得る知識と、データ構造につ
いての知見さえあれば、データベース管理が可能とな
り、蓄積した文書内容情報のより柔軟な活用が図れると
いう効果が得られる。
【0108】また、本実施の形態3による文書管理方法
では、文書管理情報の有する文書データ構造情報をその
ままRDBのテーブル構成とみなすことができる。従っ
て、図8に示した各ブロックをそれぞれオブジェクトと
して、各オブジェクトにテーブルが対応し、このテーブ
ルに対応する文書データ構造情報が文書形態・データ構
造関連情報を通じて、文書出力形態情報とも対応するも
のであって、これによりOODBの構造を作成すること
も可能であり、柔軟に発展・拡張を図ることのできる文
書情報管理方法である。
【0109】実施の形態4.本発明の実施の形態4によ
る、文書情報管理方法、及び管理装置は、文書管理情報
の作成において、文書データ構造情報と文書形態・デー
タ構造関連情報とから文書出力形態情報を作成する機能
を有するものである。本実施の形態4の文書管理装置
は、実施の形態1と同様であり、説明には図1を用い
る。又、本実施の形態4の文書管理情報も、図2に示す
実施の形態1のものと同様、文書出力形態情報、文書デ
ータ構造情報、及び文書形態・データ構造関連情報から
なる複合情報であり、説明には図2を用いる。
【0110】本実施の形態4による文書情報管理装置で
は、文書管理情報管理部3が文書データ構造情報と文書
形態・データ構造関連情報とから文書出力形態情報を作
成する形態作成機能を有するものであり、本実施の形態
4の装置の、この機能による「A.文書管理情報の作
成」について以下にその動作を説明する。
【0111】A.文書管理情報の作成 実施の形態1の文書管理装置による文書管理情報の作成
においては、図2の文書出力形態情報22をまず作成
し、この出力形態と、文書内容情報のデータ構造とに基
づいて、文書データ構造情報23と、文書形態・データ
構造関連情報24とを作成するものであった。
【0112】一般的には、このように作成することが分
りやすく、望ましい方法であるが、既存の文書管理情報
に基づいて作成する場合、データ構造から出力形態を考
慮する場合などには、文書データ構造情報23や、文書
形態データ構造関連情報24を先に作成し、これらの情
報より文書出力形態情報22が得られるならば、その利
用価値は高い。
【0113】本実施の形態4の文書情報管理装置では、
文書管理情報管理部3が形態作成機能を有するので、使
用者が文書データ構造情報23や、文書形態データ構造
関連情報24を先に作成し、装置に対して「形態作成」
の指示を出したならば、文書管理情報管理部3は、これ
らの情報より文書出力形態情報22を作成し、表示する
ものである。
【0114】さらに、データベース連結部4が文書内容
情報のデータ構造をデータベース管理部5から取得し
て、これを文書管理情報管理部3が文書データ構造情報
23として表示し、使用者が文書形態・データ構造関連
情報24を入力した上で「形態作成」の指示を出し、文
書出力形態情報22が作成されるものとすることも可能
である。
【0115】本実施の形態4の装置においても、実施の
形態1と同様に、「B.文書内容情報の入力と文書情報
の出力」、及び「C.文書管理情報の変更」は行われ、
実施の形態1と同様に、表計算ソフトを扱えるユーザな
らばレイアウト変更を行うことも、セル位置の対応付け
を変更することも容易に行えるものである。
【0116】また、本実施の形態4の装置では、文書管
理情報管理部3の形態作成機能を応用し、「C.文書管
理情報の変更」においても、文書データ構造情報23
や、文書形態データ構造関連情報24を変更すると、文
書出力形態情報22の形態が変更されるようにすること
も可能である。
【0117】このように、本実施の形態4による文書情
報管理装置では、入出力部1と、文書管理情報記憶部2
と、データベース連結部4と、データベース管理部5と
を備え、文書管理情報管理部3が形態作成機能を有する
ものとしたことで、文書管理情報の作成にあたり、文書
データ構造情報23、及び文書形態データ構造関連情報
24から文書出力形態情報22を作成するので、既存の
文書管理情報に基づいて作成する場合や、データ構造か
ら出力形態を考慮する場合などには、容易に文書管理情
報を作成できるものである。
【0118】なお、実施の形態1〜4の文書情報管理装
置は、実施の形態1で説明したように、パーソナルコン
ピュータやワークステーションにより、各実施の形態の
文書情報管理プログラムを記録した記録媒体を用いて、
該プログラムを実行させることにより実現できる。ま
た、コンピュータネットワークシステムにより、サーバ
装置においてデータベース管理を行い、クライアント装
置において入出力を行うような運用形態をとることも可
能である。
【0119】
【発明の効果】請求項1の文書管理情報作成方法によれ
ば、文書情報管理のために用いる文書管理情報を作成す
る文書管理情報作成方法であって、文書を表示、及び印
刷する際の形態を、一つ以上の項目の位置を指定する情
報を含んで定義する文書出力形態情報を作成し、文書情
報の有するデータ構造を、一つ以上の項目として定義す
る文書データ構造情報を作成し、上記文書出力形態情報
と上記文書データ構造情報とに基づき、各項目ごとに、
上記文書出力形態情報と上記文書データ構造情報との関
連を定義する文書形態・データ構造関連情報を作成し、
上記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、及び
上記文書形態・データ構造関連情報を文書管理情報とす
るものとしたことで、文書の出力形態に関する情報を、
文書内容情報のデータ構造に関する情報と別個に扱うこ
との可能な文書管理情報を作成することが可能となる。
【0120】また、請求項2の文書管理情報作成方法
は、請求項1に記載の文書管理情報作成方法において、
上記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、及び
上記文書形態・データ構造関連情報の複合情報を、上記
文書管理情報として作成するものとしたことで、文書管
理情報に対する保存、複写等の操作が容易になるという
効果が得られる。
【0121】また、請求項3の文書管理情報作成方法
は、請求項2に記載の文書管理情報作成方法において、
上記文書管理情報が表形式で定義されるものとしたこと
で、一般に普及している表計算ソフト等の市販アプリケ
ーションソフトにより容易に作成することが可能とな
る。
【0122】また、請求項4の文書管理情報作成方法
は、請求項1ないし3のいずれかに記載の文書管理情報
作成方法において、上記文書データ構造情報は、データ
構造の階層構造に関する情報を含むものとして作成され
るものとしたことで、直感的な把握の容易な階層構造の
採用を可能とする。
【0123】また、請求項5の文書管理情報作成方法
は、請求項4に記載の文書管理情報作成方法において、
上記文書データ構造情報は、その中に含まれる項目の一
つが、上記データ構造の階層構造と、該階層構造の属性
とを一意に決定するキー情報であるものとして作成され
るものとしたことで、キー項目を指定することにより、
複数の項目をグループとして扱うこと可能とし、保存、
変更等の扱いが容易になるという効果が得られる。
【0124】また、請求項6の文書管理情報作成方法
は、請求項1ないし5のいずれかに記載の文書管理情報
作成方法において、上記文書出力形態情報は、繰り返し
表示項目を含むものであって、上記文書データ構造情報
は、上記繰り返し表示項目について、繰り返し表示範囲
と、繰り返し表示間隔との、いずれか一方又は双方を指
定する情報を含むものとして作成されるものとしたこと
で、不定数の要素を含む可能性がある項目について、柔
軟に対応することが可能となる。
【0125】また、請求項7の文書管理情報作成方法
は、請求項1ないし6のいずれかに記載の文書管理情報
作成方法において、上記文書データ構造情報、及び上記
文書形態・データ構造関連情報は、上記文書出力形態情
報の有する項目の一つと、上記文書データ構造情報の有
する項目の複数とを関連付けることが可能なものとして
作成されるものとしたことで、出力形態を柔軟に作成す
ることが可能となる。
【0126】また、請求項8の文書管理情報作成方法
は、請求項1ないし6のいずれかに記載の文書管理情報
作成方法において、上記文書データ構造情報、及び上記
文書形態・データ構造関連情報は、上記文書出力形態情
報の有する項目の複数と、上記文書データ構造情報の有
する項目の一つとを関連付けることが可能なものとして
作成されるものとしたことで、出力形態を柔軟に作成す
ることが可能となる。
【0127】また、請求項9の文書管理情報作成方法
は、請求項1ないし8のいずれかに記載の文書管理情報
作成方法において、上記文書データ構造情報は、その項
目の一部又は全部について、使用者を特定する情報に基
づいて、その使用者の使用を制限するアクセス制御情報
を含むものとして作成されるものとしたことで、文書管
理情報、及び文書内容情報のセキュリティ保持を可能と
する。
【0128】また、請求項10の文書管理情報記録媒体
は、請求項1ないし9のいずれかに記載の文書管理情報
作成方法によって作成した文書管理情報を記録したもの
としたことで、文書管理情報の保存、複写、再利用等を
可能とする効果が得られる。
【0129】また、請求項11の文書情報管理方法は、
文書を出力する際の形態に関する情報と、文書の内容に
関する情報とを用いて文書情報を管理する文書情報管理
方法であって、請求項1ないし9のいずれかに記載の文
書管理情報作成方法によって、上記文書出力形態情報、
上記文書データ構造情報、及び上記文書形態・データ構
造関連情報からなる文書管理情報を作成する文書管理情
報作成ステップと、上記文書出力形態情報を用いて文書
情報を表示し、使用者の形態変更又は内容入力を受け付
ける文書情報表示ステップと、上記表示した文書情報に
対して、使用者から形態変更の指示があった場合に、上
記文書管理情報を表示して変更の指示を受け付け、上記
受け付けた指示に対応して、文書管理情報を変更する出
力形態変更ステップと、上記表示した文書情報に対し
て、使用者から内容入力があった場合に、該入力された
内容を文書内容情報として保存する内容保存ステップと
を備えたものとしたことで、従来の文書情報管理方法で
は不可能であった、一般使用者による表示形態の変更を
容易にすることを可能とする。
【0130】また、請求項12の文書情報管理方法は、
請求項11に記載の文書情報管理方法において、上記出
力形態変更ステップにより得られた結果に基づいて、当
該得られた結果に対応する構造を有する、新たな文書内
容情報を作成する内容情報作成ステップをさらに備えた
ものとしたことで、一般使用者によるデータベース管理
を容易にする効果が得られる。
【0131】また、請求項13の文書情報管理方法は、
請求項11に記載の文書情報管理方法において、上記出
力形態変更ステップにより得られた結果に基づいて、当
該得られた結果と、文書内容情報の構造とを比較検証す
る内容情報検証ステップをさらに備えたものとしたこと
で、一般使用者による文書管理情報の変更に対して、柔
軟な対応が可能となる。
【0132】また、請求項14の文書情報管理方法は、
請求項11に記載の文書情報管理方法において、上記出
力形態変更ステップにより得られた結果に基づいて、文
書内容情報の構造を修正する内容情報構造修正ステップ
をさらに備えたものとしたことで、一般使用者によるデ
ータベース管理を容易にする効果が得られる。
【0133】また、請求項15の文書情報管理方法は、
請求項11に記載の文書情報管理方法において、上記文
書データ構造情報の入力を受け付け、その結果に基づい
て文書出力形態情報を作成する、形態構成ステップをさ
らに備えたものとしたことで、文書出力形態を容易に作
成し得るものとし、文書管理情報の利用価値を高める効
果が得られる。
【0134】また、請求項16の文書情報管理装置は、
文書を出力する際の形態に関する情報と、文書の内容に
関する情報とを用いて文書情報を管理する文書情報管理
装置であって、文書を表示、及び印刷する際の形態を、
一つ以上の項目として定義する文書出力形態情報と、文
書情報のデータ構造を、一つ以上の項目として定義する
文書データ構造情報と、上記文書出力形態情報と上記文
書データ構造情報との関連を定義する文書形態・データ
構造関連情報とからなる文書管理情報を記憶する文書管
理情報記憶部と、文書の内容である文書内容情報を記憶
する文書内容記憶部と、上記文書内容情報を管理する内
容情報管理部と、上記文書出力形態情報、及び文書管理
情報を表示し、上記文書出力形態情報、又は上記文書管
理情報に対する使用者からの内容入力、及び変更入力を
受け付ける入出力部と、上記入出力部の入力結果に基づ
いて、上記文書管理情報を管理する文書管理情報管理部
と、上記入出力部の入力結果に基づいて、上記内容情報
管理部に対する文書内容情報の管理を指示する入力・管
理連結部とを備えたものとしたことで、従来の文書情報
管理装置では不可能であった、一般使用者による表示形
態の変更を容易にすることを可能とする。
【0135】また、請求項17の文書情報管理装置は、
請求項16に記載の文書情報管理装置において、上記入
力・管理連結部は、上記内容情報管理部に対して、内容
追加と、内容検索出力との指示を行う入力連結部である
ものとしたことで、上記の効果が得られる。
【0136】また、請求項18の文書情報管理装置は、
請求項16に記載の文書情報管理装置において、上記入
力・管理連結部は、上記内容情報管理部に対して、内容
追加と、内容検索出力との指示を行う入力連結部と、上
記内容情報管理部に対して、上記文書内容情報の新規作
成、構造検索、構造修正の指示を行う管理連結部とから
なるものであるものとしたことで、上記の効果が得られ
ることに加えて、一般使用者によるデータベース管理を
容易にする効果が得られる。
【0137】また、請求項19の文書情報管理プログラ
ム記録媒体は、文書を出力する際の形態に関する情報
と、文書の内容に関する情報とを用いて文書情報を管理
する文書情報管理プログラムを記録した記録媒体であっ
て、上記文書情報管理プログラムは、請求項1ないし9
のいずれかに記載の文書管理情報作成方法によって、上
記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、及び上
記文書形態・データ構造関連情報からなる文書管理情報
を作成する文書管理情報作成ステップと、上記文書出力
形態情報を用いて文書情報を表示し、使用者の形態変更
又は内容入力を受け付ける文書情報表示ステップと、上
記表示した文書情報に対して、使用者から形態変更の指
示があった場合に、上記文書管理情報を表示して変更の
指示を受け付け、上記受け付けた指示に対応して、文書
管理情報を変更する出力形態変更ステップと、上記表示
した文書情報に対して、使用者から内容入力があった場
合に、該入力された内容を文書内容情報として保存する
内容保存ステップとを備えた文書情報管理プログラムを
記録したものとしたことで、従来の文書情報管理方法で
は不可能であった、一般使用者による表示形態の変更を
容易にすることの可能な文書情報管理方法を、パーソナ
ルコンピュータやワークステーションにおいて実行する
ことができる。
【0138】また、請求項20の文書情報管理プログラ
ム記録媒体は、請求項19に記載の文書情報管理プログ
ラム記録媒体において、上記文書情報管理プログラム
は、上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基
づいて、当該得られた結果に対応する構造を有する、新
たな文書内容情報を作成する内容情報作成ステップをさ
らに備えたものとしたことで、一般使用者によるデータ
ベース管理を容易にすることの可能な文書情報管理方法
を、パーソナルコンピュータやワークステーションにお
いて実行することができる。
【0139】また、請求項21の文書情報管理プログラ
ム記録媒体は、請求項20に記載の文書情報管理プログ
ラム記録媒体において、上記文書情報管理プログラム
は、上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基
づいて、当該得られた結果と、文書内容情報の構造とを
比較検証する内容情報検証ステップをさらに備えたもの
としたことで、一般使用者による文書管理情報の変更に
対して、柔軟な対応が可能な文書情報管理方法を、パー
ソナルコンピュータやワークステーションにおいて実行
することができる。
【0140】また、請求項22の文書情報管理プログラ
ム記録媒体は、請求項20に記載の文書情報管理プログ
ラム記録媒体において、上記文書情報管理プログラム
は、上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基
づいて、文書内容情報の構造を修正する内容情報構造修
正ステップをさらに備えたものとしたことで、一般使用
者によるデータベース管理を容易にすることの可能な文
書情報管理方法を、パーソナルコンピュータやワークス
テーションにおいて実行することができる。
【0141】また、請求項23の文書情報管理プログラ
ム記録媒体は、請求項20に記載の文書情報管理プログ
ラム記録媒体において、上記文書情報管理プログラム
は、上記文書データ構造情報の入力を受け付け、その結
果に基づいて文書出力形態情報を作成する、形態構成ス
テップをさらに備えたものとしたことで、文書出力形態
を容易に作成し得るものとし、文書管理情報の利用価値
を高めることの可能な文書情報管理方法を、パーソナル
コンピュータやワークステーションにおいて実行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による文書情報管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態による文書管理情報の例を示す図
である。
【図3】同実施の形態による、(a) 文書内容入力の画面
と、(b) 出力(印刷物)の例を示す図である。
【図4】同実施の形態による文書出力形態の変更を説明
するための図である。
【図5】本発明の実施の形態2による文書情報管理方法
における、文書データ構造情報と文書形態・データ構造
関連情報を示す図である。
【図6】同実施の形態による、文書情報管理方法におけ
る、文書データ構造情報と文書形態・データ構造関連情
報の繰り返し構造を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態3による文書情報管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の技術による文書情報管理方法において、
対象となる技術文書の一例の構成を示す図である。
【図9】従来の技術による文書情報管理方法において、
対象となる技術文書の一例の情報構造と表示形態との関
係を示す図である。
【図10】従来の技術による文書情報管理方法におい
て、用いられるアプリケーションソフトウェアを説明す
るための図である。
【図11】従来の技術による文書情報管理装置の構成を
示すブロック図である。
【図12】同装置による、(a) 文書内容入力の画面と、
(b) 追加更新を行うプログラムを示す図である。
【図13】同装置による、出力結果(印刷物)の例を示
す図である。
【符号の説明】
1,101 入出力部 2 文書管理情報記憶部 3 文書管理情報管理部 4,103 データベース連結部 4a データベース連結部(管理機能有) 5,104 データベース管理部 21 文書管理情報 22 文書出力形態情報 23 文書データ構造情報 24 文書形態・データ構造関連情報 51 インデックスブロック 52 日程ブロック 53 コストブロック 54 履歴ブロック 55 コンセプトブロック 56 性能ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 国雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報管理のために用いる文書管理情
    報を作成する文書管理情報作成方法であって、 文書を表示、及び印刷する際の形態を、一つ以上の項目
    の位置を指定する情報を含んで定義する文書出力形態情
    報を作成し、 文書情報の有するデータ構造を、一つ以上の項目として
    定義する文書データ構造情報を作成し、 上記文書出力形態情報と上記文書データ構造情報とに基
    づき、各項目ごとに、上記文書出力形態情報と上記文書
    データ構造情報との関連を定義する文書形態・データ構
    造関連情報を作成し、 上記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、及び
    上記文書形態・データ構造関連情報を文書管理情報とす
    ることを特徴とする文書管理情報作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書管理情報作成方法
    において、 上記文書出力形態情報、上記文書データ構造情報、及び
    上記文書形態・データ構造関連情報の複合情報を、上記
    文書管理情報として作成するものであることを特徴とす
    る文書管理情報作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の文書管理情報作成方法
    において、 上記文書管理情報が表形式で定義されるものであること
    を特徴とする文書管理情報作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の文
    書管理情報作成方法において、 上記文書データ構造情報は、データ構造の階層構造に関
    する情報を含むものとして作成されるものであることを
    特徴とする文書管理情報作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の文書管理情報作成方法
    において、 上記文書データ構造情報は、その中に含まれる項目の一
    つが、上記データ構造の階層構造と、該階層構造の属性
    とを一意に決定するキー情報であるものとして作成され
    るものであることを特徴とする文書管理情報作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の文
    書管理情報作成方法において、 上記文書出力形態情報は、繰り返し表示項目を含むもの
    であって、 上記文書データ構造情報は、上記繰り返し表示項目につ
    いて、繰り返し表示範囲と、繰り返し表示間隔との、い
    ずれか一方又は双方を指定する情報を含むものとして作
    成されるものであることを特徴とする文書管理情報作成
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の文
    書管理情報作成方法において、 上記文書データ構造情報、及び上記文書形態・データ構
    造関連情報は、上記文書出力形態情報の有する項目の一
    つと、上記文書データ構造情報の有する項目の複数とを
    関連付けることが可能なものとして作成されるものであ
    ることを特徴とする文書管理情報作成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載の文
    書管理情報作成方法において、 上記文書データ構造情報、及び上記文書形態・データ構
    造関連情報は、上記文書出力形態情報の有する項目の複
    数と、上記文書データ構造情報の有する項目の一つとを
    関連付けることが可能なものとして作成されるものであ
    ることを特徴とする文書管理情報作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の文
    書管理情報作成方法において、 上記文書データ構造情報は、その項目の一部又は全部に
    ついて、使用者を特定する情報に基づいて、その使用者
    の使用を制限するアクセス制御情報を含むものとして作
    成されるものであることを特徴とする文書管理情報作成
    方法。
  10. 【請求項10】 文書情報管理のために用いる文書管理
    情報を記録した文書管理情報記録媒体であって、 請求項1ないし9のいずれかに記載の文書管理情報作成
    方法によって作成した文書管理情報を、記録したもので
    あることを特徴とする文書管理情報記録媒体。
  11. 【請求項11】 文書を出力する際の形態に関する情報
    と、文書の内容に関する情報とを用いて文書情報を管理
    する文書情報管理方法であって、 請求項1ないし9のいずれかに記載の文書管理情報作成
    方法によって、上記文書出力形態情報、上記文書データ
    構造情報、及び上記文書形態・データ構造関連情報から
    なる文書管理情報を作成する文書管理情報作成ステップ
    と、 上記文書出力形態情報を用いて文書情報を表示し、使用
    者の形態変更又は内容入力を受け付ける文書情報表示ス
    テップと、 上記表示した文書情報に対して、使用者から形態変更の
    指示があった場合に、上記文書管理情報を表示して変更
    の指示を受け付け、上記受け付けた指示に対応して、文
    書管理情報を変更する出力形態変更ステップと、 上記表示した文書情報に対して、使用者から内容入力が
    あった場合に、該入力された内容を文書内容情報として
    保存する内容保存ステップとを備えたことを特徴とする
    文書情報管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の文書情報管理方法
    において、 上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
    て、当該得られた結果に対応する構造を有する、新たな
    文書内容情報を作成する内容情報作成ステップをさらに
    備えたことを特徴とする文書情報管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の文書情報管理方法
    において、 上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
    て、当該得られた結果と、文書内容情報の構造とを比較
    検証する内容情報検証ステップをさらに備えたことを特
    徴とする文書情報管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の文書情報管理方法
    において、 上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
    て、文書内容情報の構造を修正する内容情報構造修正ス
    テップをさらに備えたことを特徴とする文書情報管理方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の文書情報管理方法
    において、 上記文書データ構造情報の入力を受け付け、その結果に
    基づいて文書出力形態情報を作成する、形態構成ステッ
    プをさらに備えたことを特徴とする文書情報管理方法。
  16. 【請求項16】 文書を出力する際の形態に関する情報
    と、文書の内容に関する情報とを用いて文書情報を管理
    する文書情報管理装置であって、 文書を表示、及び印刷する際の形態を、一つ以上の項目
    として定義する文書出力形態情報と、文書情報のデータ
    構造を、一つ以上の項目として定義する文書データ構造
    情報と、上記文書出力形態情報と上記文書データ構造情
    報との関連を定義する文書形態・データ構造関連情報と
    からなる文書管理情報を記憶する文書管理情報記憶部
    と、 文書の内容である文書内容情報を記憶する文書内容記憶
    部と、 上記文書内容情報を管理する内容情報管理部と、 上記文書出力形態情報、及び文書管理情報を表示し、上
    記文書出力形態情報、又は上記文書管理情報に対する使
    用者からの内容入力、及び変更入力を受け付ける入出力
    部と、 上記入出力部の入力結果に基づいて、上記文書管理情報
    を管理する文書管理情報管理部と、 上記入出力部の入力結果に基づいて、上記内容情報管理
    部に対する文書内容情報の管理を指示する入力・管理連
    結部とを備えたことを特徴とする文書情報管理装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の文書情報管理装置
    において、 上記入力・管理連結部は、上記内容情報管理部に対し
    て、内容追加と、内容検索出力との指示を行う入力連結
    部であることを特徴とする文書情報管理装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の文書情報管理装置
    において、 上記入力・管理連結部は、上記内容情報管理部に対し
    て、内容追加と、内容検索出力との指示を行う入力連結
    部と、 上記内容情報管理部に対して、上記文書内容情報の新規
    作成、構造検索、構造修正の指示を行う管理連結部とか
    らなるものであることを特徴とする文書情報管理装置。
  19. 【請求項19】 文書を出力する際の形態に関する情報
    と、文書の内容に関する情報とを用いて文書情報を管理
    する文書情報管理プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 上記文書情報管理プログラムは、 請求項1ないし9のいずれかに記載の文書管理情報作成
    方法によって、上記文書出力形態情報、上記文書データ
    構造情報、及び上記文書形態・データ構造関連情報から
    なる文書管理情報を作成する文書管理情報作成ステップ
    と、 上記文書出力形態情報を用いて文書情報を表示し、使用
    者の形態変更又は内容入力を受け付ける文書情報表示ス
    テップと、 上記表示した文書情報に対して、使用者から形態変更の
    指示があった場合に、上記文書管理情報を表示して変更
    の指示を受け付け、上記受け付けた指示に対応して、文
    書管理情報を変更する出力形態変更ステップと、 上記表示した文書情報に対して、使用者から内容入力が
    あった場合に、該入力された内容を文書内容情報として
    保存する内容保存ステップとを備えた文書情報管理プロ
    グラムを記録したことを特徴とする文書情報管理プログ
    ラム記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の文書情報管理プロ
    グラム記録媒体において、 上記文書情報管理プログラムは、 上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
    て、当該得られた結果に対応する構造を有する、新たな
    文書内容情報を作成する内容情報作成ステップをさらに
    備えたものであることを特徴とする文書情報管理プログ
    ラム記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の文書情報管理プロ
    グラム記録媒体において、 上記文書情報管理プログラムは、 上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
    て、当該得られた結果と、文書内容情報の構造とを比較
    検証する内容情報検証ステップをさらに備えたものであ
    ることを特徴とする文書情報管理プログラム記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の文書情報管理プロ
    グラム記録媒体において、 上記文書情報管理プログラムは、 上記出力形態変更ステップにより得られた結果に基づい
    て、文書内容情報の構造を修正する内容情報構造修正ス
    テップをさらに備えたものであることを特徴とする文書
    情報管理プログラム記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載の文書情報管理プロ
    グラム記録媒体において、 上記文書情報管理プログラムは、 上記文書データ構造情報の入力を受け付け、その結果に
    基づいて文書出力形態情報を作成する、形態構成ステッ
    プをさらに備えたものであることを特徴とする文書情報
    管理プログラム記録媒体。
JP9077220A 1997-03-28 1997-03-28 文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体 Pending JPH10269304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077220A JPH10269304A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077220A JPH10269304A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10269304A true JPH10269304A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13627777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9077220A Pending JPH10269304A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10269304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218747A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 株式会社ディーバ マッピングのための装置、方法、プログラム、および記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218747A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 株式会社ディーバ マッピングのための装置、方法、プログラム、および記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Edhlund et al. NVivo 12 essentials
Zloof Office-by-Example: A business language that unifies data and word processing and electronic mail
CA3075162C (en) Graphical user interface that simplifies user creation of custom calculations for data visualizations
US5418950A (en) System for interactive clause window construction of SQL queries
US4888690A (en) Interactive error handling means in database management
JP2525275B2 (ja) デ―タベ―ス操作方法
US4805099A (en) Retrieval of related records from a relational database
Edhlund Nvivo 9 essentials
US7752597B2 (en) Layered software development and implementation using files
RU2406115C2 (ru) Доступ к сложным данным
US8527867B2 (en) Enabling users to edit very large XML data
US20080288462A1 (en) Database system and display method on information terminal
Bakke et al. A spreadsheet-based user interface for managing plural relationships in structured data
Alexander et al. Access 2013 Bible
JP7339628B2 (ja) エクセルツールを用いたオンラインレポート作成システム
JP3204044B2 (ja) 組織図処理装置
US7100126B2 (en) Electrical form design and management method, and recording medium
JPH10269304A (ja) 文書管理情報作成方法、文書管理情報記録媒体、文書情報管理方法、文書情報管理装置、及び文書情報管理プログラム記録媒体
JP4479949B2 (ja) 組織図処理装置
Frye Microsoft Office Excel 2007 step by step
JP2007026389A (ja) データ入力装置
JP3424675B2 (ja) 組織図処理装置
EP0187373B1 (en) Relational database management system
Halder et al. How to Use Excel Pivot Tables for Summarizing and Presenting Data
JP2024005090A (ja) レイアウト設定装置、レイアウト設定方法、および、レイアウト設定プログラム