JPH10268085A - 加圧水型原子炉用加圧器 - Google Patents
加圧水型原子炉用加圧器Info
- Publication number
- JPH10268085A JPH10268085A JP9072169A JP7216997A JPH10268085A JP H10268085 A JPH10268085 A JP H10268085A JP 9072169 A JP9072169 A JP 9072169A JP 7216997 A JP7216997 A JP 7216997A JP H10268085 A JPH10268085 A JP H10268085A
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- Japan
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- spray water
- flow
- spray
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧水型原子炉の加圧器のスプレイ配管の低
サイクル疲労を防止する。 【解決手段】 底部が加圧水型原子炉の一次冷却系配管
に連通した加圧器１０は、鉛直胴の頂部の鏡板１１に立
設され下部が胴内部に開口した鉛直な導入筒１３、導入
筒１３の内部下方に一体的に形成された接続筒１７に連
結され胴内部の天井部に位置するノズル部材２０、ノズ
ル部材２０の下端開口部を取り囲み協働して溜まりを形
成する案内カップ部材３０及び導入筒１３の内部上方に
着脱自在に設けられ導入筒１３の側部に開口したスプレ
イ配管１５に対面する入口と接続筒１７に対向する出口
とを備えた曲がり流路４１を画成するスプレイ水エルボ
４０を有し、ノズル部材２０は案内カップ部材３０の上
縁部に対向するノズル部２３を有している。
サイクル疲労を防止する。 【解決手段】 底部が加圧水型原子炉の一次冷却系配管
に連通した加圧器１０は、鉛直胴の頂部の鏡板１１に立
設され下部が胴内部に開口した鉛直な導入筒１３、導入
筒１３の内部下方に一体的に形成された接続筒１７に連
結され胴内部の天井部に位置するノズル部材２０、ノズ
ル部材２０の下端開口部を取り囲み協働して溜まりを形
成する案内カップ部材３０及び導入筒１３の内部上方に
着脱自在に設けられ導入筒１３の側部に開口したスプレ
イ配管１５に対面する入口と接続筒１７に対向する出口
とを備えた曲がり流路４１を画成するスプレイ水エルボ
４０を有し、ノズル部材２０は案内カップ部材３０の上
縁部に対向するノズル部２３を有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧水型原子炉の
加圧器に関し、特にその天井部にある冷却水スプレイ部
の構造に関する。
加圧器に関し、特にその天井部にある冷却水スプレイ部
の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】加圧水型原子炉においては、原子炉冷却
材である軽水を水相に保持するためその圧力を所定範囲
に維持しているが、その圧力調整のため加圧器を有して
いる。加圧器においては一般的に、加圧器の胴内部の上
部に蒸気相空間が形成され、下部に水相空間が形成され
ている。そして、水相空間に浸漬された電気ヒータによ
り蒸発を促進して蒸気相空間の圧力を高めることにより
原子炉冷却材循環系乃至一次冷却系の系統圧力を増大せ
しめる。一方、蒸気相に比較的低温の液体、例えば蒸気
発生器出口側の冷却材を噴霧して蒸気相空間の圧力を低
下させ、系統圧力を低減する。このため、加圧器の天井
部には、図４に概念的に示すようにスプレイノズルが設
けられている。即ち、図４において、加圧器１の天井部
から立ち上がったスプレイ配管３は横行部３ａを有し、
スプレイ弁５の先で図示しないスプレイ水供給源に連絡
している。そして、図示しない制御装置によりスプレイ
弁５を開けば、相対的に低温のスプレイ水がスプレイ配
管３を流れてスプレイノズル７から加圧器１の内部に噴
出される。スプレイを必要としないときはスプレイ弁５
が閉じられているが、そのままにしておくとスプレイ配
管３は周囲の雰囲気により過冷却されて再度スプレイ水
を流すときに熱的に厳しくなる。このため、スプレイ弁
５をバイパスして、スプレイ水微量供給弁９が設けら
れ、スプレイ弁５が閉じたときにスプレイ水微量供給弁
９が開いて微量の低温水を流し、スプレイ配管３を適温
に保持している。
材である軽水を水相に保持するためその圧力を所定範囲
に維持しているが、その圧力調整のため加圧器を有して
いる。加圧器においては一般的に、加圧器の胴内部の上
部に蒸気相空間が形成され、下部に水相空間が形成され
ている。そして、水相空間に浸漬された電気ヒータによ
り蒸発を促進して蒸気相空間の圧力を高めることにより
原子炉冷却材循環系乃至一次冷却系の系統圧力を増大せ
しめる。一方、蒸気相に比較的低温の液体、例えば蒸気
発生器出口側の冷却材を噴霧して蒸気相空間の圧力を低
下させ、系統圧力を低減する。このため、加圧器の天井
部には、図４に概念的に示すようにスプレイノズルが設
けられている。即ち、図４において、加圧器１の天井部
から立ち上がったスプレイ配管３は横行部３ａを有し、
スプレイ弁５の先で図示しないスプレイ水供給源に連絡
している。そして、図示しない制御装置によりスプレイ
弁５を開けば、相対的に低温のスプレイ水がスプレイ配
管３を流れてスプレイノズル７から加圧器１の内部に噴
出される。スプレイを必要としないときはスプレイ弁５
が閉じられているが、そのままにしておくとスプレイ配
管３は周囲の雰囲気により過冷却されて再度スプレイ水
を流すときに熱的に厳しくなる。このため、スプレイ弁
５をバイパスして、スプレイ水微量供給弁９が設けら
れ、スプレイ弁５が閉じたときにスプレイ水微量供給弁
９が開いて微量の低温水を流し、スプレイ配管３を適温
に保持している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】而して、前述の加圧器
ではスプレイ水を直接下向に噴射しているため、スプレ
イ弁５が全閉されたときの微量スプレイ水の流れ状態で
は、スプレイ配管３内のスプレイ水がサイホォンブレイ
クして胴内部に滴下、排出され、高温の蒸気がスプレイ
配管３の横行部３ａまで侵入し、横行部３ａ内に蒸気の
上部高温層とスプレイ水の下部低温層が発生し、二層化
現象が生ずる。このような二層化現象が生ずると、スプ
レイ配管３に周方向の大きな温度勾配が生じ、過大な熱
応力を発生し、低サイクル疲労による損傷に至る危険が
ある。又、スプレイノズル７内の旋回ベーン部にアクセ
スすることが困難で、その健全性保持に支障を来してい
た。従って、本発明は、熱成層化現象が生じないノズル
部の構造をもつ改良された加圧水型原子炉用加圧器を提
供することを課題とする。
ではスプレイ水を直接下向に噴射しているため、スプレ
イ弁５が全閉されたときの微量スプレイ水の流れ状態で
は、スプレイ配管３内のスプレイ水がサイホォンブレイ
クして胴内部に滴下、排出され、高温の蒸気がスプレイ
配管３の横行部３ａまで侵入し、横行部３ａ内に蒸気の
上部高温層とスプレイ水の下部低温層が発生し、二層化
現象が生ずる。このような二層化現象が生ずると、スプ
レイ配管３に周方向の大きな温度勾配が生じ、過大な熱
応力を発生し、低サイクル疲労による損傷に至る危険が
ある。又、スプレイノズル７内の旋回ベーン部にアクセ
スすることが困難で、その健全性保持に支障を来してい
た。従って、本発明は、熱成層化現象が生じないノズル
部の構造をもつ改良された加圧水型原子炉用加圧器を提
供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、底部が加圧水型原子炉の一次冷却
系配管に連通した加圧水型原子炉用加圧器は、鉛直胴の
頂部鏡板に立設され下部が胴内部に開口した鉛直導入
筒、この導入筒の内部下方に一体的に形成された接続筒
に連結され前記胴内部の天井部に位置するノズル部材、
このノズル部材の下端開口部を取り囲み協働して液体溜
まりを形成する案内カップ部材及び前記鉛直導入筒の内
部上方に着脱自在に設けられ該鉛直導入筒の側部に開口
したスプレイ液体管に対面する入口と前記接続筒に対向
する出口とを備えた導入流路を画成するスプレイ液体案
内部材を有し、前記ノズル部材は前記案内カップ部材の
上縁部に対向する拡散部材を有している。
め、本発明によれば、底部が加圧水型原子炉の一次冷却
系配管に連通した加圧水型原子炉用加圧器は、鉛直胴の
頂部鏡板に立設され下部が胴内部に開口した鉛直導入
筒、この導入筒の内部下方に一体的に形成された接続筒
に連結され前記胴内部の天井部に位置するノズル部材、
このノズル部材の下端開口部を取り囲み協働して液体溜
まりを形成する案内カップ部材及び前記鉛直導入筒の内
部上方に着脱自在に設けられ該鉛直導入筒の側部に開口
したスプレイ液体管に対面する入口と前記接続筒に対向
する出口とを備えた導入流路を画成するスプレイ液体案
内部材を有し、前記ノズル部材は前記案内カップ部材の
上縁部に対向する拡散部材を有している。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。先ず図１を参照するに、加圧
器１０の胴の頂部鏡板１１には、鉛直な導入筒１３が接
続して立設され、更にその側部に接続・開口したスプレ
イ配管１５が水平方向に延出し、図示しないスプレイ弁
を経て原子炉一次冷却系のコールドレグ配管に連絡して
いる。導入筒１３の下部の内面から下方に延出して接続
筒１７が一体的に形成され、導入筒１３の下端接続部及
び鏡板１１との間に環状空間１９を画成している。この
環状空間１９には、通常蒸気が満たされているから、導
入筒１３の下端と鏡板１１との接続部は熱勾配の緩和が
図られている。その接続筒１７の下部にノズル部材２０
がねじ等で接続固定されていて、これは中心管２１と外
周部の半円環状分散部材即ちノズル部２３を有してい
る。このノズル部材２０の水平断面が図２に示されてい
るが、ノズル部２３には半円環状の反転空間２５が画成
されている。ノズル部材２０の中心管２１の下端部を囲
んで有底環状の案内カップ部材３０が設けられ、その本
体３１はヘリカル状に配置されたガイドベーン３３によ
り中心管２１の外面に一体的に連絡している。そして、
本体３１の底面には、スプレイ水の反転を容易にするた
め、環状の半円断面溝３５が形成されている。
明の実施形態を説明する。先ず図１を参照するに、加圧
器１０の胴の頂部鏡板１１には、鉛直な導入筒１３が接
続して立設され、更にその側部に接続・開口したスプレ
イ配管１５が水平方向に延出し、図示しないスプレイ弁
を経て原子炉一次冷却系のコールドレグ配管に連絡して
いる。導入筒１３の下部の内面から下方に延出して接続
筒１７が一体的に形成され、導入筒１３の下端接続部及
び鏡板１１との間に環状空間１９を画成している。この
環状空間１９には、通常蒸気が満たされているから、導
入筒１３の下端と鏡板１１との接続部は熱勾配の緩和が
図られている。その接続筒１７の下部にノズル部材２０
がねじ等で接続固定されていて、これは中心管２１と外
周部の半円環状分散部材即ちノズル部２３を有してい
る。このノズル部材２０の水平断面が図２に示されてい
るが、ノズル部２３には半円環状の反転空間２５が画成
されている。ノズル部材２０の中心管２１の下端部を囲
んで有底環状の案内カップ部材３０が設けられ、その本
体３１はヘリカル状に配置されたガイドベーン３３によ
り中心管２１の外面に一体的に連絡している。そして、
本体３１の底面には、スプレイ水の反転を容易にするた
め、環状の半円断面溝３５が形成されている。
【０００６】一方、導入筒１３の内部上方には、スプレ
イ液体案内部材即ちスプレイ水エルボ４０が着脱自在に
挿着されている。スプレイ水エルボ４０はスプレイ配管
１５に臨んで開口すると共に接続筒１７に整列して開口
する曲がり流路４１を画成する導入管部４３を有し、更
に入口部に配置された整流ベーン４５と出口部に配設さ
れた旋回流ベーン４７を有している。この部分の水平断
面が図３に示されている。導入管部４３は又、管状プラ
グ部４８を介して取付け端板４９に一体的に連絡し、こ
れはフランジボルト等により導入筒１３の上部フランジ
１３ａに水密に締結固定されている。
イ液体案内部材即ちスプレイ水エルボ４０が着脱自在に
挿着されている。スプレイ水エルボ４０はスプレイ配管
１５に臨んで開口すると共に接続筒１７に整列して開口
する曲がり流路４１を画成する導入管部４３を有し、更
に入口部に配置された整流ベーン４５と出口部に配設さ
れた旋回流ベーン４７を有している。この部分の水平断
面が図３に示されている。導入管部４３は又、管状プラ
グ部４８を介して取付け端板４９に一体的に連絡し、こ
れはフランジボルト等により導入筒１３の上部フランジ
１３ａに水密に締結固定されている。
【０００７】上述した構造の実施形態において、図示し
ないスプレイ弁が開いて相対的に（加圧器１０の内部温
度に比して）低温のスプレイ水がスプレイ配管１５から
導入筒１３内に入ると、次のように流れて加圧器１０の
内部にスプレイされる。即ち、スプレイ水エルボ４０の
曲がり流路４１内でスプレイ水は整流ベーン４５により
案内され、乱れずに下向に流れ方向を変え、次いで旋回
流ベーン４７により案内されて旋回流となる。旋回流と
なったスプレイ水は、主として接続筒１７及び中心管２
１の内周面に沿って流れ、案内カップ部材３０の本体３
１の底面に衝突する。そして底面の半円断面溝３５の内
面に案内されて流れ方向を反転させ、本体３１と中心管
２１の間の環状流路に入る。この環状流路内にヘリカル
状に配置されたガイドべーん３３により、旋回が強めら
れてノズル部２３の反転空間２５に流出し、ノズルぶ２
３の下面に案内されて旋回して噴出される。この噴出さ
れたスプレイ水は、加圧器１０の内部上方に形成されて
いる蒸気相空間の蒸気に接触してこれを冷却する。蒸気
相空間は、冷却により圧力及び容積が減じられ、一次冷
却系に作用する圧力を低減する。
ないスプレイ弁が開いて相対的に（加圧器１０の内部温
度に比して）低温のスプレイ水がスプレイ配管１５から
導入筒１３内に入ると、次のように流れて加圧器１０の
内部にスプレイされる。即ち、スプレイ水エルボ４０の
曲がり流路４１内でスプレイ水は整流ベーン４５により
案内され、乱れずに下向に流れ方向を変え、次いで旋回
流ベーン４７により案内されて旋回流となる。旋回流と
なったスプレイ水は、主として接続筒１７及び中心管２
１の内周面に沿って流れ、案内カップ部材３０の本体３
１の底面に衝突する。そして底面の半円断面溝３５の内
面に案内されて流れ方向を反転させ、本体３１と中心管
２１の間の環状流路に入る。この環状流路内にヘリカル
状に配置されたガイドべーん３３により、旋回が強めら
れてノズル部２３の反転空間２５に流出し、ノズルぶ２
３の下面に案内されて旋回して噴出される。この噴出さ
れたスプレイ水は、加圧器１０の内部上方に形成されて
いる蒸気相空間の蒸気に接触してこれを冷却する。蒸気
相空間は、冷却により圧力及び容積が減じられ、一次冷
却系に作用する圧力を低減する。
【０００８】スプレイ弁が閉じ、スプレイ水微量供給弁
が開くと微量のスプレイ水がスプレイ配管１５の下部を
流れて曲がり流路４１内に入り、旋回流ベーン４７の羽
根の間を流れ、接続筒１７及び中心管２１を経て本体３
１内に入る。この際、スプレイ水の流量は流路断面積に
比し極めて小さいので、旋回エネルギは殆ど与えられな
い。そして案内カップ部材３０の本体３１の上縁より下
方に溜められ、溜まりを形成する。そして、後から流入
してくる微量のスプレイ水の分がその上縁から溢流す
る。即ち、ノズル部材の出口にスプレイ水のトラップが
形成されているため、加圧器１０の内部の蒸気相空間の
高温蒸気がスプレイ配管へ侵入することが防止される。
尚、ノズル部材２０の点検などが必要なときは、スプレ
イ水エルボ４０を取り外して、必要な検査装置が導入さ
れる。
が開くと微量のスプレイ水がスプレイ配管１５の下部を
流れて曲がり流路４１内に入り、旋回流ベーン４７の羽
根の間を流れ、接続筒１７及び中心管２１を経て本体３
１内に入る。この際、スプレイ水の流量は流路断面積に
比し極めて小さいので、旋回エネルギは殆ど与えられな
い。そして案内カップ部材３０の本体３１の上縁より下
方に溜められ、溜まりを形成する。そして、後から流入
してくる微量のスプレイ水の分がその上縁から溢流す
る。即ち、ノズル部材の出口にスプレイ水のトラップが
形成されているため、加圧器１０の内部の蒸気相空間の
高温蒸気がスプレイ配管へ侵入することが防止される。
尚、ノズル部材２０の点検などが必要なときは、スプレ
イ水エルボ４０を取り外して、必要な検査装置が導入さ
れる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加圧器の天井部にあるノズル部材の出口に案内カップ部
材を配設し、非スプレイ時にスプレイ水の溜まりによる
トラップを形成するので、高温蒸気の侵入が防止され
て、スプレイ配管周りの２層化現象乃至熱成層化現象の
発生を防止することができる。
加圧器の天井部にあるノズル部材の出口に案内カップ部
材を配設し、非スプレイ時にスプレイ水の溜まりによる
トラップを形成するので、高温蒸気の侵入が防止され
て、スプレイ配管周りの２層化現象乃至熱成層化現象の
発生を防止することができる。
【図１】本発明の実施形態の立断面図である。
【図２】図１のII−II線に沿う平断面図である。
【図３】図１のIII−III線に沿う平断面図である。
【図４】従来のものの構造を概念的に示す部分断面図で
ある。
ある。
１０ 加圧器 １１ 鏡板 １３ 導入筒 １５ スプレイ配管 １７ 接続筒 １９ 環状空間 ２０ ノズル部材 ２１ 中心管 ２３ ノズル部 ２５ 反転空間 ３０ 案内カップ部材 ３１ 本体 ３３ ガイドベーン ３５ 半円断面溝 ４０ スプレイ水エルボ ４１ 曲がり流路 ４３ 導入管部 ４５ 整流ベーン ４７ 旋回流ベーン ４８ 管状プラグ部 ４９ 取付け端板
Claims (1)
- 【請求項１】 底部が加圧水型原子炉の一次冷却系配管
に連通した加圧器において、鉛直胴の頂部鏡板に立設さ
れ下部が胴内部に開口した鉛直導入筒、同導入筒の内部
下方に一体的に形成された接続筒に連結され前記胴内部
の天井部に位置するノズル部材、同ノズル部材の下端開
口部を取り囲み協働して液体溜まりを形成する案内カッ
プ部材及び前記鉛直導入筒の内部上方に着脱自在に設け
られ該鉛直導入筒の側部に開口したスプレイ液体管に対
面する入口と前記接続筒に対向する出口とを備えた導入
流路を画成するスプレイ液体案内部材を有し、前記ノズ
ル部材は前記案内カップ部材の上縁部に対向する拡散部
材を有していることを特徴とする加圧水型原子炉用加圧
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072169A JPH10268085A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 加圧水型原子炉用加圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072169A JPH10268085A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 加圧水型原子炉用加圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10268085A true JPH10268085A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13481473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9072169A Withdrawn JPH10268085A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 加圧水型原子炉用加圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10268085A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009175109A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Korea Atom Energ Res Inst | 非常炉心冷却水の原子炉容器直接注入装置及び直接注入方法 |
| KR101703915B1 (ko) * | 2015-11-30 | 2017-02-07 | 한국전력기술 주식회사 | 반원형 노즐을 가진 가압기 살수 장치 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9072169A patent/JPH10268085A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009175109A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Korea Atom Energ Res Inst | 非常炉心冷却水の原子炉容器直接注入装置及び直接注入方法 |
| KR101703915B1 (ko) * | 2015-11-30 | 2017-02-07 | 한국전력기술 주식회사 | 반원형 노즐을 가진 가압기 살수 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |