JPH10267266A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH10267266A
JPH10267266A JP9478297A JP9478297A JPH10267266A JP H10267266 A JPH10267266 A JP H10267266A JP 9478297 A JP9478297 A JP 9478297A JP 9478297 A JP9478297 A JP 9478297A JP H10267266 A JPH10267266 A JP H10267266A
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隆史 森松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転数の制御によって送風量が調整される送
風機を備えた燃焼装置において、燃焼量を段階的に調整
する際の空気比の変動を抑制すること。 【解決手段】 前記送風機12と、燃料の供給ライン4
および戻りライン5が接続され、前記戻りライン5の流
量を流量制御手段9によって制御することにより、燃料
の噴出量が調整される燃料ノズル3とを備え、燃焼量の
調整に際して、送風機12の回転数に対応させて流量制
御手段9を制御して燃料の噴出量を調整する構成であ
り、さらに、前記流量制御手段9を並列接続した複数の
開閉弁17,18,19とした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼量が段階的
に調整される燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼装置には、その燃焼量を高低2段あ
るいはそれ以上の段数に調節するものがある。この燃焼
量の調整の際には、燃料だけでなく空気の量も調整し、
この調整の前後で空気比を一定に保っているが、この調
整の過程においても空燃比をなるべく一定に保って燃焼
の安定性を保つ必要がある。従来、燃料の量の調整は、
複数の燃料ノズルのそれぞれに燃料供給ラインを接続
し、それらの燃料供給ラインのそれぞれに燃料弁を接続
し、これらの燃料弁を選択的に開閉することによって、
前記複数の燃料ノズルから選択的に燃料を噴出させ、こ
れによって燃料の噴出量を段階的に調整している。ま
た、前記送風機の送風量(空気の量)は、仕切弁の一種
であるダンパを段階的に開閉することによって調整して
いる。
【0003】近年においては、前記送風機の送風量を、
送風機の回転数を制御することによって調整するものが
増えている。前記送風機の回転数を制御するには、一般
にインバータ装置を用いている。一方、燃料の噴出量の
調整に関しては、従来同様に電磁弁のような燃料弁によ
って行っている。このような燃焼装置において燃焼量
を、たとえば低燃焼量から高燃焼量に調整する過程につ
いて注目すると、送風量は連続的に増加するが、燃料の
噴出量は電磁弁などの開閉弁によるものであるため、ほ
ぼ瞬時に高燃焼用の量に切り換わる。そのため、この燃
焼量を調整する過程においては、空燃比が変動し、CO
の発生量の増加や黒煙の発生を引き起す。また、高燃焼
用の送風量を低燃焼用の送風量に調節する場合には、送
風機の羽根車の慣性モーメントにより回転数がなかなか
低下せず、すぐには目的とする回転数とならないため、
この空燃比の変動は時間的にも長いものとなる。さら
に、この燃焼量の調整の前後における比率が大きくなる
ほどこの空燃比の変動が大きく、前述の問題が一層顕著
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、送風機の回転数を制御して送風量を調整
する燃焼装置について、燃焼量を段階的に調整する際の
空気比の変動を抑制することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発
明は、燃焼量が段階的に調整される燃焼装置であって、
回転数の制御によって送風量が段階的に調整される送風
機と、燃料の供給ラインおよび戻りラインが接続され、
前記戻りラインの流量を流量制御手段によって制御する
ことにより、燃料の噴出量が調整される燃料ノズルとを
備え、燃焼量の調整に際して、送風機の回転数の制御に
対応させて前記流量制御手段を制御して燃料の噴出量を
調整することを特徴としており、さらに請求項2に記載
の発明は、前記流量制御手段が、並列接続した複数の開
閉弁で構成されていることを特徴としている。
【0006】さらに、請求項3に記載の発明は、燃焼量
が段階的に調整される燃焼装置であって、回転数の制御
によって送風量が段階的に調整される送風機と、複数の
燃料ノズルと、前記複数の燃料ノズルのそれぞれに燃料
弁を介して接続した燃料の供給ラインとを備え、燃焼量
の調整に際しては、送風機の回転数を制御するととも
に、前記送風機の回転数の変化に応じて少なくとも1つ
の燃料弁を開時間および閉時間を調整して断続的に開閉
制御することを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は、燃焼量を段階的に調
整するに際して、送風機の回転数の制御により送風量を
段階的に調整する燃焼装置において実現される。このよ
うな燃焼装置は、たとえばボイラや焼却炉に用いられ
る。
【0008】この発明の燃焼装置において、送風機の回
転数の制御は、たとえばインバータ装置によって行われ
る。この燃焼装置の燃料ノズルには、燃料の供給ライン
および戻りラインを接続してあり、前記戻りラインには
流量制御手段を接続してある。この燃料ノズルは、前記
流量制御手段によって戻りラインの燃料の流量を制御す
ることによって、燃料の噴出量が調整される。この構成
において、燃焼量を調整するに際しては、前記送風機の
回転数を目的とする送風量に見合う回転数に増減させる
とともに、前記流量制御手段を制御することにより、燃
料ノズルからの燃料の噴出量を目的とする量に増減させ
る。この際、前記燃焼量の調整の過程において、前記送
風量の変化と燃料の噴出量の変化とを対応させて行う。
これにより、燃焼量の調整の過程において、空燃比の変
動を抑制することができるため、COの発生量が増加し
たり、黒煙が発生することが無い。すなわち、送風機の
回転数を制御する場合、送風機の羽根車の慣性モーメン
トにより、すぐには目的とする回転数にならず、ある時
間遅れが生じる。そこで、この発明の燃焼装置において
は、前記流量制御手段を制御することにより、この間の
燃料の噴出量を前記風量の変化に対応させて調整するこ
とにより空燃比の変動を防止している。
【0009】この発明において、前記流量調整手段は、
モーターバルブなどのように流量を連続的に変化させる
構成が好ましいが、このほかに前記戻りラインの途中を
複数の並列した流路として、この並列した流路のそれぞ
れに電磁弁のような開閉弁を接続し、これらの開閉弁を
選択的に開閉することにより、燃焼量の調整の過程にお
ける燃料の噴出量を流量を段階的に調整する構成とする
こともできる。
【0010】さらに、この発明においては、回転数の制
御によって送風量が段階的に調整される送風機と、複数
の燃料ノズルと、前記複数の燃料ノズルのそれぞれに燃
料弁を介して接続した燃料の供給ラインとを備え、燃焼
量の調整に際して、送風機の回転数を制御するととも
に、前記送風機の回転数の変化に応じて少なくとも1つ
の燃料弁を開時間および閉時間を調整して断続的に開閉
制御することによって、空燃比の変動を抑制する。すな
わち、燃焼量を増加させる場合、燃焼量の増加分に対応
する燃料弁を、前記送風量の増加に応じて、開とする時
間が順次長くなるように、また、閉とする時間が順次短
くなるように制御する。逆に、燃焼量を減少させる場
合、燃焼量の減少分に対応する燃料弁を、前記送風量の
減少に応じて、開とする時間が順次短くなるように、ま
た、閉とする時間が順次長くなるように前記燃料弁を制
御する。このように、送風量の変化の過程において、前
記燃料弁を断続的に開閉することにより、送風量に対す
る燃料の供給量の大幅な変動を抑制できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の第一実施例について、図1
および図2を参照しながら説明する。図1は、この発明
の第一実施例の説明図、図2は第一実施例における送風
量と燃料の噴出量の関係の説明図である。ここで、第一
実施例は、ボイラの燃焼装置に適用したものである。ま
た、この燃焼装置は、停止,低燃焼および高燃焼の3つ
の段階で制御される3位置制御方式の燃焼装置としてあ
る。
【0012】図1において、燃焼装置2は、ボイラ1の
上部に取り付けてある。この燃焼装置2の燃料ノズル3
には、燃料の供給ライン4と戻りライン5を接続してあ
る。この燃料ノズル3は、供給ライン4からの燃料の一
部を戻りライン5から取り出すことによって燃料ノズル
3から実際に噴出する燃料の量を調整する構成となって
いる。このような燃料ノズル3を用いた燃焼装置を戻り
油式圧力噴霧バーナという場合がある。
【0013】前記供給ライン4には、燃料タンク6内の
燃料が燃料ポンプ7によって供給される。そして、前記
供給ライン4の燃料ポンプ7の下流側に接続した燃料弁
8の開閉動作によって、燃料ノズル3への供給が行われ
る。前記戻りライン5は、流量制御弁9を介して燃料タ
ンク6に連通させてある。この戻りライン5において、
前記流量制御弁9と燃料タンク6との間には、流量調整
用のオリフィス装置10を設けてある。さらに、前記燃
焼装置2は、燃焼用空気の供給経路であるウインドボッ
クス11を接続してあり、このウインドボックス11の
上流に送風機12を接続してある。
【0014】前記燃焼装置2において、燃料弁8,流量
制御弁9および送風機12は、ボイラ1における燃焼量
の要求に応じて制御装置13によって制御され、これに
よって燃焼量が段階的に調整される。すなわち、この燃
焼装置2において、燃焼量を調整する際には、前記送風
機12の回転数の制御と前記流量制御弁9の開閉制御が
行われる。この第一実施例の燃焼装置2は、3位置制御
方式であるため、燃焼量の調整は、低燃焼と高燃焼との
間で行われる。したがって、前記燃料ノズル3からの燃
料の噴出量は、流量制御弁9の制御によって低燃焼用の
噴出量と高燃焼用の噴出量とに調整される。一方、送風
機12は、低燃焼用の送風量に対応する回転数と高燃焼
用の送風量に対応する回転数とに制御される。
【0015】燃焼装置2が低燃焼に調整されている場合
には、送風機12は、低燃焼用の風量に対応する回転数
となっている。一方、前記流量制御弁9は、開状態とな
っており、戻りライン5の燃料の流量を多くし、前記燃
料ノズル3からの燃料は、低燃焼用の噴出量となってい
る。この状態で、燃焼量を高燃焼に調整するには、ま
ず、送風機12の回転数を高燃焼用の送風量に対応する
回転数に増加させる。送風機12の回転数は、瞬時には
高燃焼時の回転数に変化せず、所定の変化率でもって時
間をかけて高燃焼時の回転数に達する。一方、前記流量
制御弁9は、前記送風機12の回転数を増加させ始めた
時点から徐々に閉じ、前記送風機12が高燃焼に対応す
る回転数に達した時点で、完全に閉じた状態とする。す
ると、前記流量制御弁9から燃料タンク6に流れる燃料
の量が徐々に減少し、これによって燃料ノズル3からの
燃料の噴出量は、低燃焼に対応する量から高燃焼に対応
する量に徐々に変化する。このときの送風量の変化と燃
料の噴出量の関係は、図2に示すように、低燃焼の状態
から高燃焼の状態にほぼ同様に変化している。したがっ
て、この制御により、燃焼量を低燃焼から高燃焼に調整
するに当たって、空燃比の変動はほとんど無くなるた
め、COの増加や黒煙の発生といった問題が解消する。
【0016】この第一実施例において、燃焼量を高燃焼
から低燃焼に調整するには、前述とは逆に、送風機12
を高燃焼用の送風量に対応する回転数から低燃焼用の送
風量に対応する回転数に減少させるとともに、この送風
機12の回転数の変化に応じて前記流量制御弁9を閉じ
た状態から開いた状態に制御し、燃料ノズル3からの燃
料を高燃焼用の噴出量から低燃焼用の噴出量に調整すれ
ばよい。このように燃焼量を高燃焼から低燃焼に調整す
る場合、送風機12の羽根車の慣性モーメントにより回
転数がなかなか低下せず、すぐには目的とする回転数と
ならない。しかし、前記流量制御弁9を制御することに
より、前記送風機12の回転数の変化に対応させて、燃
料ノズル3からの燃料の噴出量を調整することにより、
この燃焼量の調整の過程における空燃比の変動は無くな
る。
【0017】つぎに、この発明の第二実施例について、
図3および図4を参照しながら説明する。図3は、この
発明の第二実施例の説明図、図4は、第二実施例におけ
る送風量と燃料の噴出量の関係の説明図である。この第
二実施例においては、前記第一実施例と同様の構成部材
には同一の参照番号を附して、その詳細説明を省略す
る。この第二実施例においては、前記第一実施例の流量
制御弁9に代えて、並列接続した複数の開閉弁を流量制
御手段としたものである。この第二実施例においては、
前記戻りライン5の途中に、分岐し合流する3つの流路
14,15,16を形成し、それぞれの流路14,1
5,16に流量調整用開閉弁17,18,19を接続し
ている。この流量調整用開閉弁17,18,19を1乃
至3個を選択して開あるいは閉とすることにより、戻り
ライン5の燃料の流量を、4段階に調整することがで
き、これによって燃料ノズル3からの燃料の噴出量も4
段階的に調整することができる。
【0018】したがって、第二実施例においては、燃焼
量を低燃焼から高燃焼に調整する際において、送風機1
2の回転数の増加に応じて、3つの流量調整用開閉弁1
7,18,19を1つずつ順に開けるように制御するこ
とで、燃料ノズル3からの燃料の噴出量を段階的に増加
させることができる。このときの送風量の変化と燃料の
噴出量の関係は、図4に示すように、送風機12の送風
量の連続的な増加に対して燃料の噴出量は段階的に増加
している。しかし、燃料の噴出量の変化は、4段階に小
刻みに変化しているため、送風量の変化に対する燃料の
噴出量の変化が小さくなっており、空気比の変動を小さ
く抑えることができる。ここで、この第二実施例におい
て、燃焼量を高燃焼から低燃焼に調整する場合には、以
上の説明とは逆に、送風機12を高燃焼用の送風量に対
応する回転数から低燃焼用の送風量に対応する回転数に
減少させるとともに、この送風機12の回転数の変化に
応じて3つの流量調整用開閉弁17,18,19を1つ
ずつ順に閉じるように制御すればよい。
【0019】この第二実施例においては、前記3つの流
量調整用開閉弁17,18,19に流れる燃料の量を全
て同じとし、低燃焼用の燃料噴出量と高燃焼用の燃料噴
出量との間で4段階に等分に変化させているが、各流量
調整用開閉弁17,18,19を流れる燃料の量を適宜
異ならせることもできる。さらに、この第二実施例にお
いて、前記戻りライン5には3つの流量調整用開閉弁1
7,18,19を並列に接続してあるが、実施に応じて
2個,もしくは4個以上を接続することができる。
【0020】つぎに、この発明の第三実施例について、
図5および図6を参照しながら説明する。図5は、この
発明の第三実施例の説明図、図6は第三実施例における
送風量と燃料の噴出量の関係の説明図である。この第三
実施例においては、前記第一実施例と同様の構成部材に
は同一の参照番号を附して、その詳細説明を省略する。
この第三実施例においては、前記第一および第二実施例
のような戻りライン5や流量制御手段9を用いること無
く、供給ライン4の燃料弁の開閉制御によって、燃焼量
の調整時の空燃比の変動を抑制している。
【0021】この第三実施例においては、低燃焼用の第
一燃料ノズル20と高燃焼用の第二燃料ノズル21の2
本の燃料ノズルを備えており、それぞれの燃料ノズル2
0,21には、前記供給ライン4から分岐する第一およ
び第二流路22,23を接続してある。さらに、この第
一および第二流路22,23のそれぞれには、第一およ
び第二燃料弁24,25を接続してある。そして、低燃
焼時には、前記第一燃料弁24だけを開いて第一燃料ノ
ズル20から燃料の噴出を行い、高燃焼時には、さらに
前記第二燃料弁25を開いて第二燃料ノズル21からも
燃料の噴出を行う構成である。
【0022】第三実施例の燃焼装置2においては、燃焼
量の調整時における前記第一および第二燃料弁24,2
5の制御と送風機12の制御を、図6に示す要領で行
う。まず、低燃焼状態では、送風機12は低燃焼の送風
量に対応する回転数であり、第一燃料弁24は開状態、
第二燃料弁25は閉状態となって第一燃料ノズル20だ
けから燃料が噴出している。そこで、燃焼量を高燃焼に
調整するには、前記送風機12の回転数を高燃焼用の送
風量に対応する回転数となるように制御する。この際の
送風機12の回転数は、前述したように比較的ゆっくり
と増加する。この送風機12の回転数の増加に応じて、
前記第二燃料弁25の閉時間が順次短くなるように、ま
た開時間が順次長くなるように前記第二燃料弁25を制
御する。逆に、高燃焼から低燃焼に調整する場合には以
上の操作と逆の手順、すなわち送風量の減少に応じて、
前記第二燃料弁25を開とする時間が順次短くなるよう
に、また、閉とする時間が順次長くなるように制御す
る。このように、送風量の変化の過程において、前記第
二燃料弁25を断続的に開閉することにより、送風量に
対する燃料の供給量の大幅な変動を抑制し、空燃比の変
動を抑制することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、送風機の風量の変化に対応させて燃料の供給量を調
整できるため、燃焼量を調整する過程における空燃比の
変動を抑制し、COの発生量の増加や黒煙の発生を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の説明図である。
【図2】第一実施例における送風量と燃料の噴出量の関
係の説明図である。
【図3】この発明の第二実施例の説明図である。
【図4】第二実施例における送風量と燃料の噴出量の関
係の説明図である。
【図5】この発明の第三実施例の説明図である。
【図6】第三実施例における送風量と燃料の噴出量の関
係の説明図である。
【符号の説明】
2 燃焼装置 3 燃料ノズル 4 供給ライン 5 戻りライン 8 燃料弁 9 流量制御弁 12 送風機 17 開閉弁 18 開閉弁 19 開閉弁 20 第一燃料ノズル(燃料ノズル) 21 第二燃料ノズル(燃料ノズル) 22 第一流路 23 第二流路 24 第一燃料弁(燃料弁) 25 第二燃料弁(燃料弁)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼量が段階的に調整される燃焼装置で
    あって、回転数の制御によって送風量が段階的に調整さ
    れる送風機12と、燃料の供給ライン4および戻りライ
    ン5が接続され、前記戻りライン5の流量を流量制御手
    段9によって制御することにより、燃料の噴出量が調整
    される燃料ノズル3とを備え、燃焼量の調整に際して、
    送風機12の回転数の制御に対応させて前記流量制御手
    段9を制御して燃料の噴出量を調整することを特徴とす
    る燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記流量制御手段9が、並列接続した複
    数の開閉弁17,18,19で構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 燃焼量が段階的に調整される燃焼装置で
    あって、回転数の制御によって送風量が段階的に調整さ
    れる送風機12と、複数の燃料ノズル20,21と、前
    記複数の燃料ノズル20,21のそれぞれに燃料弁2
    4,25を介して接続した燃料の供給ライン4とを備
    え、燃焼量の調整に際しては、送風機12の回転数を制
    御するとともに、前記送風機12の回転数の変化に応じ
    て少なくとも1つの燃料弁24,25を開時間および閉
    時間を調整して断続的に開閉制御することを特徴とする
    燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006300419A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd 燃焼制御方法および燃焼装置
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