JPH102657A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH102657A JPH102657A JP15367596A JP15367596A JPH102657A JP H102657 A JPH102657 A JP H102657A JP 15367596 A JP15367596 A JP 15367596A JP 15367596 A JP15367596 A JP 15367596A JP H102657 A JPH102657 A JP H102657A
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- Japan
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- heat conductor
- heat
- conductor
- refrigerant pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の仕切当板への冷媒管接触構造はアルミニ
ウム成形品を用いていたため、熱伝導距離が長くなり効
率がよくなかった。更にプレス加工により製造するので
質量が大きく、コストが高くなり、また仕切全幅に適用
困難なため局部的な結露にしか対応できない等の問題が
あった。 【解決手段】冷蔵庫箱体の仕切壁の前面に露付き防止加
熱体として配設した冷蔵庫に於いて、冷媒管と仕切当板
間に波状熱伝導体を介在させることにより冷媒管の変形
があっても容易に密着し、熱伝導効率が良く、更に上下
方向にも熱伝導し仕切当板全体を加熱し露付を防止する
ことが出来る。更にギヤー加工で製造できる為短時間で
長尺品を作ることが出来、更に材料の板厚を薄くできる
ので製品のコストダウン及び軽量化も期待できる。
ウム成形品を用いていたため、熱伝導距離が長くなり効
率がよくなかった。更にプレス加工により製造するので
質量が大きく、コストが高くなり、また仕切全幅に適用
困難なため局部的な結露にしか対応できない等の問題が
あった。 【解決手段】冷蔵庫箱体の仕切壁の前面に露付き防止加
熱体として配設した冷蔵庫に於いて、冷媒管と仕切当板
間に波状熱伝導体を介在させることにより冷媒管の変形
があっても容易に密着し、熱伝導効率が良く、更に上下
方向にも熱伝導し仕切当板全体を加熱し露付を防止する
ことが出来る。更にギヤー加工で製造できる為短時間で
長尺品を作ることが出来、更に材料の板厚を薄くできる
ので製品のコストダウン及び軽量化も期待できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の仕切壁の前
面に冷媒管を露付き防止加熱体として配設する際前記仕
切当板と冷媒管との間に介在させる熱伝導板の構造に関
するものである。
面に冷媒管を露付き防止加熱体として配設する際前記仕
切当板と冷媒管との間に介在させる熱伝導板の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫の仕切壁14の前面には図
6で示す如く庫内を冷却するための冷凍サイクルの高圧
側冷媒管16を露付き防止加熱体として配設しており、
冷媒管16の熱が仕切当板15表面にうまく伝達される
ように仕切当板15と冷媒管16との間にアルミ板等に
よる熱伝導板20を介している。即ち、前記冷媒管16
は銅パイプ等で作られている為取り扱い時に容易に変形
し歪みを生じ易い。従って前記熱伝導板20で前記歪み
が吸収出来ないと仕切当板15がうまく加熱できないと
云う問題があった。そこで冷媒管16と仕切当板15と
の接触を確実なものとする為、図に示すように熱伝導板
20をプレス加工により内部中空のロール状に形成した
ポリスチレンフォーム等の断熱部材17で軽く押圧し、
該アルミニウム成形品を変形させ冷媒管16と当板との
接触を確保するようにしていた。ところがこのものに於
いて熱伝導を考慮すると、図6に示す如くホットガスの
通過する冷媒管16が仕切当板15に密着する場合は矢
印Bの如く最短距離を熱移動するが、冷媒管16が仕切
当板15と密着しない場合は矢印Cの如く熱伝導板20
の外周を熱移動しなければならないので、移動距離が長
くなってしまい熱が十分に仕切当板20に伝わらずに露
付が生じ易くなる等の問題があった。実際に冷媒管16
と仕切当板15を組み付け等の際、冷媒管16全長を常
に接触させることは困難であり、接触せずに隙間が出来
ると露付き防止機能が低下してしまう。また前記熱伝導
板20はプレス加工による製造方法を採用しているので
長尺品が作りにくい。そのため仕切当板全幅に適用が困
難となり、仕切当板の上下両端の露付の原因となってい
た。更に連続生産ができない為大量生産に向いていない
等の問題があり、またプレス加工を用いるには材料にあ
る程度の厚みを持たせなければならないため単位長さの
質量が大きくなりコストが高くなってしまう問題があっ
た。
6で示す如く庫内を冷却するための冷凍サイクルの高圧
側冷媒管16を露付き防止加熱体として配設しており、
冷媒管16の熱が仕切当板15表面にうまく伝達される
ように仕切当板15と冷媒管16との間にアルミ板等に
よる熱伝導板20を介している。即ち、前記冷媒管16
は銅パイプ等で作られている為取り扱い時に容易に変形
し歪みを生じ易い。従って前記熱伝導板20で前記歪み
が吸収出来ないと仕切当板15がうまく加熱できないと
云う問題があった。そこで冷媒管16と仕切当板15と
の接触を確実なものとする為、図に示すように熱伝導板
20をプレス加工により内部中空のロール状に形成した
ポリスチレンフォーム等の断熱部材17で軽く押圧し、
該アルミニウム成形品を変形させ冷媒管16と当板との
接触を確保するようにしていた。ところがこのものに於
いて熱伝導を考慮すると、図6に示す如くホットガスの
通過する冷媒管16が仕切当板15に密着する場合は矢
印Bの如く最短距離を熱移動するが、冷媒管16が仕切
当板15と密着しない場合は矢印Cの如く熱伝導板20
の外周を熱移動しなければならないので、移動距離が長
くなってしまい熱が十分に仕切当板20に伝わらずに露
付が生じ易くなる等の問題があった。実際に冷媒管16
と仕切当板15を組み付け等の際、冷媒管16全長を常
に接触させることは困難であり、接触せずに隙間が出来
ると露付き防止機能が低下してしまう。また前記熱伝導
板20はプレス加工による製造方法を採用しているので
長尺品が作りにくい。そのため仕切当板全幅に適用が困
難となり、仕切当板の上下両端の露付の原因となってい
た。更に連続生産ができない為大量生産に向いていない
等の問題があり、またプレス加工を用いるには材料にあ
る程度の厚みを持たせなければならないため単位長さの
質量が大きくなりコストが高くなってしまう問題があっ
た。
【0003】尚、この種の従来例には特開昭59−19
1874号公報がある。
1874号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点を解消するためになされたものである。即ち、
従来の構造においてはプレス成形品を用いて仕切当板と
冷媒管とを熱接触させる構造を採用したので、冷媒管と
仕切当板が離れている場合は熱伝導距離が長くなり効率
が悪かった。更にプレス加工で製造するので単位当たり
の質量が大きく、コストが高くなり、また仕切全幅に適
用困難なため局部的な結露にしか対応できない欠点があ
った。
の問題点を解消するためになされたものである。即ち、
従来の構造においてはプレス成形品を用いて仕切当板と
冷媒管とを熱接触させる構造を採用したので、冷媒管と
仕切当板が離れている場合は熱伝導距離が長くなり効率
が悪かった。更にプレス加工で製造するので単位当たり
の質量が大きく、コストが高くなり、また仕切全幅に適
用困難なため局部的な結露にしか対応できない欠点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべくなされたものである。
すべくなされたものである。
【0006】即ち冷蔵庫箱体の庫内を仕切壁にて区画
し、冷凍サイクルの高圧側冷媒管を前記仕切壁の前面に
仕切当板への露付き防止加熱体として配設した冷蔵庫に
於いて、谷山が帯状片の長片と直交するよう該帯状片を
波状に折り曲げ形成した熱伝導体を前記仕切当板裏面に
設け波状熱伝導体の谷山が前記冷媒管の直線部と交差す
るよう配設すると共に取付状態において前記波状熱伝導
体の山部で冷媒管を前面仕切当板側に押しつけるように
したものである。具体的構造としては、谷山を有する波
状熱伝導体と平坦な熱伝導体とを張り付けたものを谷山
を有する熱伝導体側が冷媒管側に位置するように設け、
常に冷媒管の熱が仕切当板の全面(特に冷蔵庫取付状態
に於いて上下方向)への熱伝導を良好ならしめたもので
ある。即ち一体化された2枚の熱伝導体間での熱移動を
利用した仕切当板をまんべんなく加熱することが出来る
ようにしたものである。更に谷山を有する波状熱伝導体
をギヤー加工等により谷山が等ピッチで連続するよう成
形して生産性を向上すると共に薄板化を可能としてコス
ト低減を図ったものである。また更に谷山間が3〜10
mmの波状熱伝導体として冷媒管が通常変形する範囲を
吸収し、冷媒管の熱を仕切り当板に十分伝達させるよう
にしたものである。
し、冷凍サイクルの高圧側冷媒管を前記仕切壁の前面に
仕切当板への露付き防止加熱体として配設した冷蔵庫に
於いて、谷山が帯状片の長片と直交するよう該帯状片を
波状に折り曲げ形成した熱伝導体を前記仕切当板裏面に
設け波状熱伝導体の谷山が前記冷媒管の直線部と交差す
るよう配設すると共に取付状態において前記波状熱伝導
体の山部で冷媒管を前面仕切当板側に押しつけるように
したものである。具体的構造としては、谷山を有する波
状熱伝導体と平坦な熱伝導体とを張り付けたものを谷山
を有する熱伝導体側が冷媒管側に位置するように設け、
常に冷媒管の熱が仕切当板の全面(特に冷蔵庫取付状態
に於いて上下方向)への熱伝導を良好ならしめたもので
ある。即ち一体化された2枚の熱伝導体間での熱移動を
利用した仕切当板をまんべんなく加熱することが出来る
ようにしたものである。更に谷山を有する波状熱伝導体
をギヤー加工等により谷山が等ピッチで連続するよう成
形して生産性を向上すると共に薄板化を可能としてコス
ト低減を図ったものである。また更に谷山間が3〜10
mmの波状熱伝導体として冷媒管が通常変形する範囲を
吸収し、冷媒管の熱を仕切り当板に十分伝達させるよう
にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を冷蔵庫の仕切部に適
用した一実施例につき図面を参照して説明する。
用した一実施例につき図面を参照して説明する。
【0008】図1は冷蔵庫箱体の斜視図、図2は図1の
A−A断面図、図3は仕切当板を部分的にカットした要
部分解斜視図、図4は図1のB−B断面図、図5は本発
明における他の実施例を示す図である。
A−A断面図、図3は仕切当板を部分的にカットした要
部分解斜視図、図4は図1のB−B断面図、図5は本発
明における他の実施例を示す図である。
【0009】先ず図1,図2,図3に於いて1は冷蔵庫
箱体、2,3は庫内、4は仕切壁、5は仕切当板、6は
高圧側冷媒管であり仕切壁4の前面にU字状に配設され
露付き防止加熱体となる。7は断熱材を兼ねた冷媒管押
し付け部材であるが例えば軟質のポリエチレンフォーム
材或いはポリエチレンフォーム材等を使用した断熱部材
で仕切壁の横長手方向に亘って配設されている。8,9
は冷蔵庫扉であり、パッキングにより仕切当板に吸着密
閉される。10は熱伝導体である。この熱伝導体10は
帯状片を図3にも示す如く波状に折り曲げて形成したも
のである。即ち上記波状部(谷山部)が長片と直交する
よう折り曲げられているものである。そしてこの波形が
形成する谷山間寸法は3〜10mmに形成されている。
この寸法は冷媒管6の取り扱い時の変形、歪みを吸収で
きる寸法である。これを図で示すと凸部10aである。
換言すると上記凸部10aは一定のふくらみ寸法を保持
できるよう形成されている。そして組み込み後は前記凸
部10aふくらみ寸法がU字状に配設された冷媒管6を
包み込むよう変形するものである。
箱体、2,3は庫内、4は仕切壁、5は仕切当板、6は
高圧側冷媒管であり仕切壁4の前面にU字状に配設され
露付き防止加熱体となる。7は断熱材を兼ねた冷媒管押
し付け部材であるが例えば軟質のポリエチレンフォーム
材或いはポリエチレンフォーム材等を使用した断熱部材
で仕切壁の横長手方向に亘って配設されている。8,9
は冷蔵庫扉であり、パッキングにより仕切当板に吸着密
閉される。10は熱伝導体である。この熱伝導体10は
帯状片を図3にも示す如く波状に折り曲げて形成したも
のである。即ち上記波状部(谷山部)が長片と直交する
よう折り曲げられているものである。そしてこの波形が
形成する谷山間寸法は3〜10mmに形成されている。
この寸法は冷媒管6の取り扱い時の変形、歪みを吸収で
きる寸法である。これを図で示すと凸部10aである。
換言すると上記凸部10aは一定のふくらみ寸法を保持
できるよう形成されている。そして組み込み後は前記凸
部10aふくらみ寸法がU字状に配設された冷媒管6を
包み込むよう変形するものである。
【0010】更に詳説するならば熱伝導体10はは冷媒
管6を凸部10aに押し当てて変形させ、埋没させるの
で(図2参照)冷媒管6から放出される熱は図2,図3
に示す如く押圧変形される凸部10aから仕切当板に接
する凹部10bに移動すると同時に、上下方向にも熱移
動が起こり仕切当板5全体を素早く加熱する。即ち、図
2に示す如く冷媒管6から仕切壁前面部までの最短距離
を矢印Aの如く熱伝導するため熱の損失が少なく、しか
も凹部10bは上下方向に仕切当板5に接していて仕切
全幅を加熱できるのでほぼ仕切当板5全体の露付を防止
することができる。
管6を凸部10aに押し当てて変形させ、埋没させるの
で(図2参照)冷媒管6から放出される熱は図2,図3
に示す如く押圧変形される凸部10aから仕切当板に接
する凹部10bに移動すると同時に、上下方向にも熱移
動が起こり仕切当板5全体を素早く加熱する。即ち、図
2に示す如く冷媒管6から仕切壁前面部までの最短距離
を矢印Aの如く熱伝導するため熱の損失が少なく、しか
も凹部10bは上下方向に仕切当板5に接していて仕切
全幅を加熱できるのでほぼ仕切当板5全体の露付を防止
することができる。
【0011】また、冷媒管6はある一定の長さを持つた
め取り扱い作業時に変形して歪みが生じやすい。その為
図4に示すように冷媒管6が熱伝導体10に当然埋没し
たり、しなかったりするが予め変形量を想定し、この変
形量より大きな凸部10a(3〜10mm)を形成してお
くことにより冷媒管6との接触は可能となるものであ
る。即ち熱伝導体10が冷媒管の歪みに合わせてそれぞ
れの凸部が適当に変形することができる。従って冷媒管
6と熱伝導体10の間に空間が生じない為、熱の損失が
少なく効率良く冷媒管6から熱伝導体10へ熱を伝える
ことができるものである。
め取り扱い作業時に変形して歪みが生じやすい。その為
図4に示すように冷媒管6が熱伝導体10に当然埋没し
たり、しなかったりするが予め変形量を想定し、この変
形量より大きな凸部10a(3〜10mm)を形成してお
くことにより冷媒管6との接触は可能となるものであ
る。即ち熱伝導体10が冷媒管の歪みに合わせてそれぞ
れの凸部が適当に変形することができる。従って冷媒管
6と熱伝導体10の間に空間が生じない為、熱の損失が
少なく効率良く冷媒管6から熱伝導体10へ熱を伝える
ことができるものである。
【0012】また、熱伝導体10はギヤー加工すること
ができる為、従来のようにプレス加工若しくは曲げ加工
する必要がないので大量生産が容易で製造費を大幅に低
減することができる。しかも連続生産が可能な為長尺品
を容易に作ることが可能で、また仕切幅に合わせて寸法
が製品ごとのばらつき無く同一になるため、仕切全幅に
正確な製品寸法を得ることができるため仕切当板全幅に
ついての結露防止に有効である。更にギヤー加工はプレ
ス加工等と違い製品自体が薄肉厚であっても製造できる
ので、より板厚の薄いものを使用することができ製品の
単位長さ当たりの質量が小さく、また単位長さ当たりの
材料費を安くすることができる。これらのことより本発
明は熱伝導の効率を向上させると共に、製造コストを大
幅に削減することが期待できるものである。
ができる為、従来のようにプレス加工若しくは曲げ加工
する必要がないので大量生産が容易で製造費を大幅に低
減することができる。しかも連続生産が可能な為長尺品
を容易に作ることが可能で、また仕切幅に合わせて寸法
が製品ごとのばらつき無く同一になるため、仕切全幅に
正確な製品寸法を得ることができるため仕切当板全幅に
ついての結露防止に有効である。更にギヤー加工はプレ
ス加工等と違い製品自体が薄肉厚であっても製造できる
ので、より板厚の薄いものを使用することができ製品の
単位長さ当たりの質量が小さく、また単位長さ当たりの
材料費を安くすることができる。これらのことより本発
明は熱伝導の効率を向上させると共に、製造コストを大
幅に削減することが期待できるものである。
【0013】図5は本発明を用いた他の実施例である。
11は仕切当板側の凸部先端に張り付けられた熱伝導性
の良い平坦な熱伝導体(アルミニウム)である。前記ア
ルミニウム11は仕切当板全表面と隙間無く密着するこ
とができるので、冷媒管6から移動した熱は波状熱伝導
体10を介して前記アルミニウム11に達する。そこで
アルミニウム11全表面で仕切当板を加熱し、熱交換を
行うことができる。この方法では仕切当板5とアルミニ
ウムが完全に密着するので、ばらつき無く仕切当板全表
面を加熱することで、熱伝導損失が少なく効率良く露付
きを防止することが出来、更なる効果が期待できる。尚
上記波状熱伝導体10の折り曲げピッチにより当然仕切
当板5への伝熱量は変わるので、この折り曲げピッチは
通常実験結果により設定されるものである。
11は仕切当板側の凸部先端に張り付けられた熱伝導性
の良い平坦な熱伝導体(アルミニウム)である。前記ア
ルミニウム11は仕切当板全表面と隙間無く密着するこ
とができるので、冷媒管6から移動した熱は波状熱伝導
体10を介して前記アルミニウム11に達する。そこで
アルミニウム11全表面で仕切当板を加熱し、熱交換を
行うことができる。この方法では仕切当板5とアルミニ
ウムが完全に密着するので、ばらつき無く仕切当板全表
面を加熱することで、熱伝導損失が少なく効率良く露付
きを防止することが出来、更なる効果が期待できる。尚
上記波状熱伝導体10の折り曲げピッチにより当然仕切
当板5への伝熱量は変わるので、この折り曲げピッチは
通常実験結果により設定されるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明した如く、冷蔵庫箱体
の庫内を仕切壁にて区画し冷凍サイクルの高圧側冷媒管
を仕切壁の全部に露付加熱体として配設した冷蔵庫に於
いて、冷媒管と仕切当板間に介在する熱伝導体は冷媒管
の変形があっても容易に密着し、熱伝導効率が良く、更
に上下方向にも熱伝導する為仕切当板全体を加熱し露付
きを防止することが出来る。更にギヤー加工で製造でき
る為短時間で長尺品を作ることが出来、更に材料の板厚
を薄くできるので製品のコストダウン及び軽量化も期待
できる。
の庫内を仕切壁にて区画し冷凍サイクルの高圧側冷媒管
を仕切壁の全部に露付加熱体として配設した冷蔵庫に於
いて、冷媒管と仕切当板間に介在する熱伝導体は冷媒管
の変形があっても容易に密着し、熱伝導効率が良く、更
に上下方向にも熱伝導する為仕切当板全体を加熱し露付
きを防止することが出来る。更にギヤー加工で製造でき
る為短時間で長尺品を作ることが出来、更に材料の板厚
を薄くできるので製品のコストダウン及び軽量化も期待
できる。
【図1】冷蔵庫箱体の斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】仕切当板を部分的にカットした要部分解斜視
図。
図。
【図4】図1のB−B断面図。
【図5】本発明における他の実施例を示す図。
【図6】従来の仕切部構造を示す図で、図1のA−A断
面相当図。
面相当図。
【図7】従来の仕切部構造を示す図で、図1のB−B断
面相当図。
面相当図。
1…冷蔵庫箱体、4…仕切壁、5…仕切当板、6…冷媒
管、7…押し付け部材、10…熱伝導体、11…アルミ
ニウム。
管、7…押し付け部材、10…熱伝導体、11…アルミ
ニウム。
Claims (4)
- 【請求項1】冷蔵庫箱体の庫内を仕切壁にて区画し、冷
凍サイクルの高圧側冷媒管を前記仕切壁の前面仕切当板
への露付き防止加熱体として配設した冷蔵庫に於いて、
谷山が帯状片の長片と直交するよう帯状片を波状に折り
曲げ形成した熱伝導体を前記仕切当板裏面に設け波状熱
伝導体の谷山が前記冷媒管の直線部と交差するように配
設すると共に取付状態において前記波状熱伝導体の山部
で冷媒管を前面仕切当板側に押しつけるようにしたこと
を特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】谷山を有する波状熱伝導体と平坦な熱伝導
体とを張り付けたものを谷山を有する熱伝導体側が冷媒
管側に位置するように設けたことを特徴とする特許請求
範囲第一項記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】谷山を有する波状熱伝導体をギヤー加工等
により谷山が等ピッチで連続するよう成形したことを特
徴とする特許請求範囲第一項記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】谷山間が3〜10mmの波状熱伝導体とし
たことを特徴とする特許請求範囲第一項記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15367596A JPH102657A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15367596A JPH102657A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH102657A true JPH102657A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15567725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15367596A Withdrawn JPH102657A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH102657A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4777840A (en) * | 1986-01-14 | 1988-10-18 | Nihon Plast Co., Ltd. | Steering wheel |
US7073345B2 (en) * | 2002-05-16 | 2006-07-11 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigerator having a heatable interior space |
US10215471B2 (en) | 2015-12-28 | 2019-02-26 | Whirlpool Corporation | Structural stanchion for a cabinet of an appliance |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15367596A patent/JPH102657A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4777840A (en) * | 1986-01-14 | 1988-10-18 | Nihon Plast Co., Ltd. | Steering wheel |
US4893520A (en) * | 1986-01-14 | 1990-01-16 | Nihon Plast Co., Ltd. | Steering wheel |
US7073345B2 (en) * | 2002-05-16 | 2006-07-11 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigerator having a heatable interior space |
US10215471B2 (en) | 2015-12-28 | 2019-02-26 | Whirlpool Corporation | Structural stanchion for a cabinet of an appliance |
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