JPH10265515A - 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方法 - Google Patents
活性エネルギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方法Info
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- JPH10265515A JPH10265515A JP9073701A JP7370197A JPH10265515A JP H10265515 A JPH10265515 A JP H10265515A JP 9073701 A JP9073701 A JP 9073701A JP 7370197 A JP7370197 A JP 7370197A JP H10265515 A JPH10265515 A JP H10265515A
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- JP
- Japan
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- resin
- unsaturated
- acrylate
- active energy
- resin composition
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- Pending
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- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】塗装作業性及び被膜性能に優れた活性エネルギ
ー線硬化型樹脂組成物を提供する。 【解決手段】不飽和樹脂または不飽和樹脂と反応性希釈
剤との混合物を硬化性樹脂成分とする活性エネルギー線
硬化型樹脂組成物において、反応性希釈剤及び/又は不
飽和樹脂が分子末端に重合性不飽和基とエーテル結合に
直接結合した珪素原子を有する珪素含有重合性不飽和化
合物を必須成分として含有することを特徴とする活性エ
ネルギー線硬化型樹脂組成物。
ー線硬化型樹脂組成物を提供する。 【解決手段】不飽和樹脂または不飽和樹脂と反応性希釈
剤との混合物を硬化性樹脂成分とする活性エネルギー線
硬化型樹脂組成物において、反応性希釈剤及び/又は不
飽和樹脂が分子末端に重合性不飽和基とエーテル結合に
直接結合した珪素原子を有する珪素含有重合性不飽和化
合物を必須成分として含有することを特徴とする活性エ
ネルギー線硬化型樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な活性エネル
ギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方
法に関する。
ギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紫外線や電子線等の活性エネルギ
ー線により硬化する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物
は、例えば塗料、インキ、接着剤等の用途に幅広く利用
されている。一般的に、熱硬化型塗料やラッカー等の塗
料は、仕上がり直後の塗膜硬度が充分でないため一定時
間経過(冷却、乾燥等)してから製品の巻き取、積み
重、及び運搬等が行われているので生産性が劣るといっ
た欠点がある。これに対して、活性エネルギー線硬化型
樹脂組成物は、秒単位で硬化できるとともに加熱を必要
としないので、熱硬化型塗料やラッカータイプでは成し
えなかった高速硬化乾燥を可能とし、これに適した用途
に幅広く利用されている。
ー線により硬化する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物
は、例えば塗料、インキ、接着剤等の用途に幅広く利用
されている。一般的に、熱硬化型塗料やラッカー等の塗
料は、仕上がり直後の塗膜硬度が充分でないため一定時
間経過(冷却、乾燥等)してから製品の巻き取、積み
重、及び運搬等が行われているので生産性が劣るといっ
た欠点がある。これに対して、活性エネルギー線硬化型
樹脂組成物は、秒単位で硬化できるとともに加熱を必要
としないので、熱硬化型塗料やラッカータイプでは成し
えなかった高速硬化乾燥を可能とし、これに適した用途
に幅広く利用されている。
【0003】活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、通
常、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂などの不飽和樹脂
を不飽和モノマーやオリゴマーなどの反応性希釈剤に溶
解したものが使用されている。上記した不飽和樹脂は組
成物に粘性を与えることにより塗装作業性を向上させ、
且つ付着性、耐水性、耐候性、加工性などの被膜の性能
を良くするために使用されており、また不飽和モノマー
やオリゴマーは不飽和樹脂の塗装粘度を低下させるため
に使用されている。
常、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂などの不飽和樹脂
を不飽和モノマーやオリゴマーなどの反応性希釈剤に溶
解したものが使用されている。上記した不飽和樹脂は組
成物に粘性を与えることにより塗装作業性を向上させ、
且つ付着性、耐水性、耐候性、加工性などの被膜の性能
を良くするために使用されており、また不飽和モノマー
やオリゴマーは不飽和樹脂の塗装粘度を低下させるため
に使用されている。
【0004】上記したように組成物として、性能に優れ
た被膜を形成するためには不飽和樹脂成分の多いほうが
好ましいが、このものではローラー塗装機などによる塗
装が難しくなり、また反応性希釈剤で希釈したものでは
被膜性能が劣るといった欠点があり、両者を満足するも
のが得られていないのが現状である。
た被膜を形成するためには不飽和樹脂成分の多いほうが
好ましいが、このものではローラー塗装機などによる塗
装が難しくなり、また反応性希釈剤で希釈したものでは
被膜性能が劣るといった欠点があり、両者を満足するも
のが得られていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塗装作業性
及び被膜性能に優れた活性エネルギー線硬化型樹脂組成
物を提供することを目的としてなされたものである。
及び被膜性能に優れた活性エネルギー線硬化型樹脂組成
物を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、従来の
活性エネルギー線硬化型樹脂組成物において、反応性希
釈剤及び/又は不飽和樹脂として分子末端に重合性不飽
和基とエーテル結合に直接結合した珪素原子を有する珪
素含有重合性不飽和化合物を必須成分として使用する
と、従来からの問題点を全て解決することを見出し、本
発明を完成するに至った。
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、従来の
活性エネルギー線硬化型樹脂組成物において、反応性希
釈剤及び/又は不飽和樹脂として分子末端に重合性不飽
和基とエーテル結合に直接結合した珪素原子を有する珪
素含有重合性不飽和化合物を必須成分として使用する
と、従来からの問題点を全て解決することを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、 1、不飽和樹脂または不飽和樹脂と反応性希釈剤との混
合物を硬化性樹脂成分とする活性エネルギー線硬化型樹
脂組成物において、反応性希釈剤及び/又は不飽和樹脂
が分子末端に重合性不飽和基とエーテル結合に直接結合
した珪素原子を有する珪素含有重合性不飽和化合物を必
須成分として含有することを特徴とする活性エネルギー
線硬化型樹脂組成物、及び 2、基材表面に、上記活性エネルギー線硬化型樹脂組成
物を塗布量が硬化膜厚で1〜50μmになるように塗布
し、次いで活性エネルギー線を照射して硬化させること
を特徴とする被膜形成方法に係わる。
合物を硬化性樹脂成分とする活性エネルギー線硬化型樹
脂組成物において、反応性希釈剤及び/又は不飽和樹脂
が分子末端に重合性不飽和基とエーテル結合に直接結合
した珪素原子を有する珪素含有重合性不飽和化合物を必
須成分として含有することを特徴とする活性エネルギー
線硬化型樹脂組成物、及び 2、基材表面に、上記活性エネルギー線硬化型樹脂組成
物を塗布量が硬化膜厚で1〜50μmになるように塗布
し、次いで活性エネルギー線を照射して硬化させること
を特徴とする被膜形成方法に係わる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明樹脂組成物で使用する珪素
含有重合性不飽和化合物は、従来から使用されている活
性エネルギー線硬化型樹脂組成物の反応性希釈剤(重合
性不飽和モノマー)や不飽和樹脂などの不飽和成分の全
部もしくは一部を置き換えて使用することができる。活
性エネルギー線硬化型樹脂組成物において、反応性希釈
剤の配合量は、通常約10〜90重量%、好ましくは約
20〜70重量%、一方不飽和樹脂の配合量は、通常約
10〜90重量%、好ましくは約30〜80重量%の範
囲である。珪素含有重合性不飽和化合物を従来のものと
一部置き換えて使用する場合は、反応性希釈剤(珪素を
含有する反応性希釈剤と下記したその他の反応性希釈剤
との総合計量換算)及び/又は不飽和樹脂(珪素を含有
する不飽和樹脂とその他の不飽和樹脂との総合計量換
算)中にそれぞれ約1重量%以上、特に約10重量%以
上の範囲が好ましい。これらの範囲を下回ると粘度が高
くなり塗装作業性が劣り、また耐擦り傷性、耐水性等の
被膜性能も劣るので好ましくない。
含有重合性不飽和化合物は、従来から使用されている活
性エネルギー線硬化型樹脂組成物の反応性希釈剤(重合
性不飽和モノマー)や不飽和樹脂などの不飽和成分の全
部もしくは一部を置き換えて使用することができる。活
性エネルギー線硬化型樹脂組成物において、反応性希釈
剤の配合量は、通常約10〜90重量%、好ましくは約
20〜70重量%、一方不飽和樹脂の配合量は、通常約
10〜90重量%、好ましくは約30〜80重量%の範
囲である。珪素含有重合性不飽和化合物を従来のものと
一部置き換えて使用する場合は、反応性希釈剤(珪素を
含有する反応性希釈剤と下記したその他の反応性希釈剤
との総合計量換算)及び/又は不飽和樹脂(珪素を含有
する不飽和樹脂とその他の不飽和樹脂との総合計量換
算)中にそれぞれ約1重量%以上、特に約10重量%以
上の範囲が好ましい。これらの範囲を下回ると粘度が高
くなり塗装作業性が劣り、また耐擦り傷性、耐水性等の
被膜性能も劣るので好ましくない。
【0009】該珪素含有重合性不飽和化合物は、反応性
希釈剤成分として使用する場合には、1分子中に平均約
1個以上、好ましくは平均約1〜4個の不飽和基を有
し、且つ1分子中に平均約1個以上、好ましくは平均約
1〜4個のエーテル結合に直接結合した珪素原子を有す
るものが好ましく、また不飽和樹脂成分として使用する
場合には、1分子中に平均約0.8個以上、好ましくは
平均約1〜10個の不飽和基を有し、且つ1分子中に平
均約1個以上、好ましくは平均約1〜10個のエーテル
結合に直接結合した珪素原子を有するものが好ましい。
希釈剤成分として使用する場合には、1分子中に平均約
1個以上、好ましくは平均約1〜4個の不飽和基を有
し、且つ1分子中に平均約1個以上、好ましくは平均約
1〜4個のエーテル結合に直接結合した珪素原子を有す
るものが好ましく、また不飽和樹脂成分として使用する
場合には、1分子中に平均約0.8個以上、好ましくは
平均約1〜10個の不飽和基を有し、且つ1分子中に平
均約1個以上、好ましくは平均約1〜10個のエーテル
結合に直接結合した珪素原子を有するものが好ましい。
【0010】上記不飽和基の数が反応性希釈剤として平
均約1個未満、不飽和樹脂として平均約0.8個未満に
なると硬化性が低下するので好ましくない。また、エー
テル結合に直接結合した珪素原子の数が平均約1個未満
になると樹脂組成物の粘度が高くなるので塗装作業性が
悪くなり、また耐擦り傷性等の被膜性能が悪くなるので
好ましくない。
均約1個未満、不飽和樹脂として平均約0.8個未満に
なると硬化性が低下するので好ましくない。また、エー
テル結合に直接結合した珪素原子の数が平均約1個未満
になると樹脂組成物の粘度が高くなるので塗装作業性が
悪くなり、また耐擦り傷性等の被膜性能が悪くなるので
好ましくない。
【0011】従来から応性希釈剤と不飽和樹脂との明確
な区別はされていないが、一般的には重量平均分子量5
00を境界として500以下のものを反応性希釈剤と
し、500を越えるものは不飽和樹脂として取り扱われ
ている。本発明においても上記した成分について同様に
して定義する。特に該反応性希釈剤の重量平均分子量と
しては約220〜500の範囲、また不飽和樹脂として
は約500を越えて20000までの範囲のものが好ま
しい。
な区別はされていないが、一般的には重量平均分子量5
00を境界として500以下のものを反応性希釈剤と
し、500を越えるものは不飽和樹脂として取り扱われ
ている。本発明においても上記した成分について同様に
して定義する。特に該反応性希釈剤の重量平均分子量と
しては約220〜500の範囲、また不飽和樹脂として
は約500を越えて20000までの範囲のものが好ま
しい。
【0012】珪素含有重合性不飽和化合物において、重
合性不飽和基としては、活性エネルギー線照射によりラ
ジカル重合反応して架橋反応する官能基であり、例え
ば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、ス
チリル基等が挙げられる。またエーテル結合に直接結合
した珪素原子としては、−Si(R1)(R2)(R
3) (式中、R1及びR2は同一もしくは異なって水
素原子、塩素原子、フッソ原子、C1〜18のアルキル
基、フェニル基又はアリル基を示し、R3はC1〜18
のアルキル基、フェニル基又はアリル基を示す。)を表
す。上記したアルキル基は直鎖状であっても分岐状であ
っても構わない。
合性不飽和基としては、活性エネルギー線照射によりラ
ジカル重合反応して架橋反応する官能基であり、例え
ば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、ス
チリル基等が挙げられる。またエーテル結合に直接結合
した珪素原子としては、−Si(R1)(R2)(R
3) (式中、R1及びR2は同一もしくは異なって水
素原子、塩素原子、フッソ原子、C1〜18のアルキル
基、フェニル基又はアリル基を示し、R3はC1〜18
のアルキル基、フェニル基又はアリル基を示す。)を表
す。上記したアルキル基は直鎖状であっても分岐状であ
っても構わない。
【0013】上記したアルキル基としては、例えば、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、ヘプタデシルなどが挙げられる。
これらの中でもメチル基は立体障害が小さく、またそれ
自身極性が小さいので樹脂組成物の粘度を低下させる効
果が大きく、また耐擦り傷性に優れた被膜が形成できる
ので好ましい。
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、ヘプタデシルなどが挙げられる。
これらの中でもメチル基は立体障害が小さく、またそれ
自身極性が小さいので樹脂組成物の粘度を低下させる効
果が大きく、また耐擦り傷性に優れた被膜が形成できる
ので好ましい。
【0014】珪素含有重合性不飽和化合物において、珪
素を含有する反応性希釈剤としては、従来から公知の水
酸基含有重合性不飽和モノマーとX−Si(R1)(R
2)(R3)(式中、R1、R2及びR3は前記と同様
の意味を示し、Xは水酸基と反応する官能基であり、例
えば、水素原子、塩素原子、フッソ原子、水酸基等が挙
げられる)とを反応させることによって得られる。
素を含有する反応性希釈剤としては、従来から公知の水
酸基含有重合性不飽和モノマーとX−Si(R1)(R
2)(R3)(式中、R1、R2及びR3は前記と同様
の意味を示し、Xは水酸基と反応する官能基であり、例
えば、水素原子、塩素原子、フッソ原子、水酸基等が挙
げられる)とを反応させることによって得られる。
【0015】また、珪素を含有する不飽和樹脂として
は、例えば、上記した珪素を含む反応性希釈剤、必要に
応じてその他のラジカル重合性不飽和モノマー(例えば
下記したその他の反応性希釈剤等)と樹脂に不飽和基を
導入するための官能性不飽和モノマー[例えばエポキシ
基含有重合性不飽和モノマー(例えばグリシジル(メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等)、カ
ルボキシル基含有重合性不飽和モノマー(例えば(メ
タ)アクリル酸等)等]の官能性不飽和モノマーとをラ
ジカル共重合させて得られる官能基含有共重合体に該樹
脂の官能基と反応する基を有する、例えば、カルボキシ
ル基含有不飽和モノマー、エポキシ基含有不飽和モノマ
ー等の反応性モノマーを反応させたもの;水酸基含有不
飽和樹脂(例えば水酸基含有ポリエステル系不飽和樹
脂、水酸基含有アクリル系不飽和樹脂、水酸基含有エポ
キシ系不飽和樹脂、水酸基含有ウレタン系不飽和樹脂
等)と上記X−Si(R1)(R2)(R3)との反応
物;水酸基含有樹脂(例えば、水酸基含有ポリエステル
系樹脂、水酸基含有アクリル系樹脂、水酸基含有ポリエ
ーテル系樹脂、水酸基含有エポキシ系樹脂等)と上記X
−Si(R1)(R2)(R3)との反応物に不飽和基
を導入したものなどが挙げられる。上記した水酸基とX
−Si(R1)(R2)(R3)との反応は従来から公
知の水酸基とCl−Si、H−Si、F−Si又はOH
−Siとの反応に基づいて行うことができる。
は、例えば、上記した珪素を含む反応性希釈剤、必要に
応じてその他のラジカル重合性不飽和モノマー(例えば
下記したその他の反応性希釈剤等)と樹脂に不飽和基を
導入するための官能性不飽和モノマー[例えばエポキシ
基含有重合性不飽和モノマー(例えばグリシジル(メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等)、カ
ルボキシル基含有重合性不飽和モノマー(例えば(メ
タ)アクリル酸等)等]の官能性不飽和モノマーとをラ
ジカル共重合させて得られる官能基含有共重合体に該樹
脂の官能基と反応する基を有する、例えば、カルボキシ
ル基含有不飽和モノマー、エポキシ基含有不飽和モノマ
ー等の反応性モノマーを反応させたもの;水酸基含有不
飽和樹脂(例えば水酸基含有ポリエステル系不飽和樹
脂、水酸基含有アクリル系不飽和樹脂、水酸基含有エポ
キシ系不飽和樹脂、水酸基含有ウレタン系不飽和樹脂
等)と上記X−Si(R1)(R2)(R3)との反応
物;水酸基含有樹脂(例えば、水酸基含有ポリエステル
系樹脂、水酸基含有アクリル系樹脂、水酸基含有ポリエ
ーテル系樹脂、水酸基含有エポキシ系樹脂等)と上記X
−Si(R1)(R2)(R3)との反応物に不飽和基
を導入したものなどが挙げられる。上記した水酸基とX
−Si(R1)(R2)(R3)との反応は従来から公
知の水酸基とCl−Si、H−Si、F−Si又はOH
−Siとの反応に基づいて行うことができる。
【0016】上記した珪素を含有する反応性希釈剤とし
ては、例えば、次のものが挙げられる。
ては、例えば、次のものが挙げられる。
【0017】
【化1】
【0018】(式中、R4は水素原子又はメチル基を示
し、AはOSi(R1)(R2)(R3)を示し、Bは
C1〜18のアルキル基、
し、AはOSi(R1)(R2)(R3)を示し、Bは
C1〜18のアルキル基、
【0019】
【化2】
【0020】を示し、nは1〜13の整数を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
【0021】
【化3】
【0022】
【化4】
【0023】(式中、R4は水素原子又はメチル基を示
し、Aは前記と同様の意味を示し、Dは
し、Aは前記と同様の意味を示し、Dは
【0024】
【化5】
【0025】を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
【0026】
【化6】
【0027】
【化7】
【0028】(式中、R4は水素原子又はメチル基を示
し、A及びDは前記と同様の意味を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
し、A及びDは前記と同様の意味を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】(式中、R4は水素原子又はメチル基を示
し、Aは前記と同様の意味を示し、Gは
し、Aは前記と同様の意味を示し、Gは
【0032】
【化10】
【0033】を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
【0034】
【化11】
【0035】
【化12】
【0036】(式中、R4は水素原子又はメチル基を示
し、Aは前記と同様の意味を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
し、Aは前記と同様の意味を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
【0037】
【化13】
【0038】
【化14】
【0039】(式中、R4は水素原子又はメチル基を示
し、Aは前記と同様の意味を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
し、Aは前記と同様の意味を示す) 具体的には次のモノマーが挙げられる。
【0040】
【化15】
【0041】本発明において、反応性希釈剤としては、
上記した珪素を含有する反応性希釈剤成分以外の重量平
均分子量が500以下の常温で液状の従来から公知のそ
の他の反応性希釈剤を使用することができる。
上記した珪素を含有する反応性希釈剤成分以外の重量平
均分子量が500以下の常温で液状の従来から公知のそ
の他の反応性希釈剤を使用することができる。
【0042】その他の反応性希釈剤としては、例えば、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、
tertブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、n−オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シルカルビト−ル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸のアルキ
ル又はシクロアルキルエステルモノマー;メトキシブチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アク
リレート、エトキシブチル(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリプロポキシ(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸のアルコキシアルキルエステ
ルモノマー;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエンなどの芳香族ビニルモノマー;(メタ)アクリル
酸、マレイン酸等のα,β−エチレン性不飽和カルボン
酸モノマー;ジメチルホスフェートエチルアクリレー
ト、ジエチルホスフェートエチルアクリレートなどのア
クリル燐酸エステルモノマー;グリシジル(メタ)アク
リレート、3,4ーエポキシシクロヘキシルメチル(メ
タ)アクリレート、グリシジルエーテル等のエポキシ基
含有不飽和モノマー;2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
−ト、2ーヒドロキシー3ーフェノキシプロピルア(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレ−ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ−ト、
(ポリ)アルキレングリコ−ルモノアクリレ−ト、及び
これらのモノマ−とラクトン(例えば、ε−カプロラク
トン等)との付加物等の水酸基含有不飽和モノマー;ベ
ンジル(メタ)アクリレート等の芳香族アルコールと
(メタ)アクリル酸とのエステル;グリシジル(メタ)
アクリレート又は(メタ)アクリル酸のヒドロキシアル
キルエステルとカプリン酸、ラウリン酸、リノール酸、
オレイン酸等のモノカルボン酸化合物との付加物、(メ
タ)アクリル酸と「カージュラE10」(シェル化学社
製)等のモノエポキシ化合物との付加物;エチルビニル
エーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、ヘキシルビニルエーテル、オクチルビニルエーテ
ル等の鎖状アルキルビニルエーテル;シクロペンチルビ
ニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、1,4
ーシクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル等のシ
クロアルキルビニルエーテル;アリルグリシジルエーテ
ル、アリルエチルエーテル等のアリルエーテル;パーフ
ルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオ
ロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオ
ロオクチルエチル(メタ)アクリレ−ト等の弗素含有不
飽和モノマ−;(メタ)アクリロイルモルホリン、2−
ビニルピリジン、1−ビニル−2−ピロリドン、ビニル
カプロラクタム、ジメチル(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチルエチル(メタ)アクリレ−ト、ダイア
セトンアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルア
ミド、N−メトキシエチルアクリルアミド、N−メトキ
シプロピルアクリルアミド、N−メトキシブチルアクリ
ルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド等の含窒
素不飽和モノマ−;(ポリ)エチレングリコ−ル、(ポ
リ)プロピレングリコ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペ
ンチルグリコ−ル、トリメチロ−ルプロパン、グリセリ
ン等の多価アルコ−ル化合物と(メタ)アクリル酸等の
カルボキシル基含有モノマ−とをエステル化反応させて
得られる1分子中に重合性不飽和基を2個以上有するモ
ノマ−などを挙げることができる。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、
tertブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、n−オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シルカルビト−ル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸のアルキ
ル又はシクロアルキルエステルモノマー;メトキシブチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アク
リレート、エトキシブチル(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリプロポキシ(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸のアルコキシアルキルエステ
ルモノマー;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエンなどの芳香族ビニルモノマー;(メタ)アクリル
酸、マレイン酸等のα,β−エチレン性不飽和カルボン
酸モノマー;ジメチルホスフェートエチルアクリレー
ト、ジエチルホスフェートエチルアクリレートなどのア
クリル燐酸エステルモノマー;グリシジル(メタ)アク
リレート、3,4ーエポキシシクロヘキシルメチル(メ
タ)アクリレート、グリシジルエーテル等のエポキシ基
含有不飽和モノマー;2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
−ト、2ーヒドロキシー3ーフェノキシプロピルア(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレ−ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ−ト、
(ポリ)アルキレングリコ−ルモノアクリレ−ト、及び
これらのモノマ−とラクトン(例えば、ε−カプロラク
トン等)との付加物等の水酸基含有不飽和モノマー;ベ
ンジル(メタ)アクリレート等の芳香族アルコールと
(メタ)アクリル酸とのエステル;グリシジル(メタ)
アクリレート又は(メタ)アクリル酸のヒドロキシアル
キルエステルとカプリン酸、ラウリン酸、リノール酸、
オレイン酸等のモノカルボン酸化合物との付加物、(メ
タ)アクリル酸と「カージュラE10」(シェル化学社
製)等のモノエポキシ化合物との付加物;エチルビニル
エーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、ヘキシルビニルエーテル、オクチルビニルエーテ
ル等の鎖状アルキルビニルエーテル;シクロペンチルビ
ニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、1,4
ーシクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル等のシ
クロアルキルビニルエーテル;アリルグリシジルエーテ
ル、アリルエチルエーテル等のアリルエーテル;パーフ
ルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオ
ロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオ
ロオクチルエチル(メタ)アクリレ−ト等の弗素含有不
飽和モノマ−;(メタ)アクリロイルモルホリン、2−
ビニルピリジン、1−ビニル−2−ピロリドン、ビニル
カプロラクタム、ジメチル(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチルエチル(メタ)アクリレ−ト、ダイア
セトンアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルア
ミド、N−メトキシエチルアクリルアミド、N−メトキ
シプロピルアクリルアミド、N−メトキシブチルアクリ
ルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド等の含窒
素不飽和モノマ−;(ポリ)エチレングリコ−ル、(ポ
リ)プロピレングリコ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペ
ンチルグリコ−ル、トリメチロ−ルプロパン、グリセリ
ン等の多価アルコ−ル化合物と(メタ)アクリル酸等の
カルボキシル基含有モノマ−とをエステル化反応させて
得られる1分子中に重合性不飽和基を2個以上有するモ
ノマ−などを挙げることができる。
【0043】その他の反応性希釈剤の商品名としては、
例えば 、アロニックスM−110(東亞合成(株)社
製、商品名、重量平均分子量310)、アロニックスM
−305(東亞合成(株)社製、商品名、重量平均分子
量298)、アロニックスM−101(東亞合成(株)
社製、商品名、重量平均分子量236)、ビスコート井
215(大阪有機合成化学工業(株)社製、商品名、重
量平均分子量212、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート)、カヤマーPM2(日本化薬(株)社製、商品
名、アクリル燐酸エステルモノマー)等が挙げられる。
例えば 、アロニックスM−110(東亞合成(株)社
製、商品名、重量平均分子量310)、アロニックスM
−305(東亞合成(株)社製、商品名、重量平均分子
量298)、アロニックスM−101(東亞合成(株)
社製、商品名、重量平均分子量236)、ビスコート井
215(大阪有機合成化学工業(株)社製、商品名、重
量平均分子量212、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート)、カヤマーPM2(日本化薬(株)社製、商品
名、アクリル燐酸エステルモノマー)等が挙げられる。
【0044】本発明において、上記した珪素を含有する
不飽和樹脂以外に活性エネルギー線硬化型樹脂組成物で
使用されている従来から公知のその他の不飽和樹脂を適
宜選択して使用することができる。その他の不飽和樹脂
としては、例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アル
キド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素
樹脂、スピラン樹脂、ポリエーテル樹脂、エポキシ樹脂
などの樹脂に重合性不飽和基が導入された樹脂である。
重合性不飽和基としては、例えば、ビニル基、(メタ)
アクリロイル基、スチリル基やマレイン酸による基など
が包含される。
不飽和樹脂以外に活性エネルギー線硬化型樹脂組成物で
使用されている従来から公知のその他の不飽和樹脂を適
宜選択して使用することができる。その他の不飽和樹脂
としては、例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アル
キド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素
樹脂、スピラン樹脂、ポリエーテル樹脂、エポキシ樹脂
などの樹脂に重合性不飽和基が導入された樹脂である。
重合性不飽和基としては、例えば、ビニル基、(メタ)
アクリロイル基、スチリル基やマレイン酸による基など
が包含される。
【0045】その他の不飽和樹脂の代表例としては、例
えば、ウレタン樹脂アクリレート、アクリル樹脂アクリ
レート、アクリル樹脂マレート、アルキド樹脂アクリレ
ート、ポリエステル樹脂アクリレート、ポリエステル樹
脂マレート、フッ素樹脂アクリレート、スピラン樹脂ア
クリレート、ポリエーテル樹脂アクリレート、エポキシ
樹脂アクリレートなどが挙げられる。
えば、ウレタン樹脂アクリレート、アクリル樹脂アクリ
レート、アクリル樹脂マレート、アルキド樹脂アクリレ
ート、ポリエステル樹脂アクリレート、ポリエステル樹
脂マレート、フッ素樹脂アクリレート、スピラン樹脂ア
クリレート、ポリエーテル樹脂アクリレート、エポキシ
樹脂アクリレートなどが挙げられる。
【0046】その他の不飽和樹脂は、重量平均分子量5
00を越えるものであり、例えば、ウレタン樹脂、アク
リル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコー
ン樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテル樹脂などの水酸基含
有樹脂と(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸など
の(無水)カルボキシル基含有不飽和化合物又はインイ
ソシアネートエチル(メタ)アクリレートなどのイソシ
アネート基含有不飽和化合物との反応物;ウレタン樹
脂、アクリル樹脂などのイソシアネート基含有樹脂とヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有
不飽和モノマーとの反応物;アクリル樹脂(グリシジル
(メタ)アクリレートのラジカル(共)重合体)、エポ
キシ樹脂(ビスフェノール/エピクロルヒドリンタイプ
等)などのエポキシ基含有樹脂と(メタ)アクリル酸、
マレイン酸などのカルボキシル基含有不飽和化合物との
反応物などを使用することができる。これらの反応は従
来から公知の方法で行うことができる。
00を越えるものであり、例えば、ウレタン樹脂、アク
リル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコー
ン樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテル樹脂などの水酸基含
有樹脂と(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸など
の(無水)カルボキシル基含有不飽和化合物又はインイ
ソシアネートエチル(メタ)アクリレートなどのイソシ
アネート基含有不飽和化合物との反応物;ウレタン樹
脂、アクリル樹脂などのイソシアネート基含有樹脂とヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有
不飽和モノマーとの反応物;アクリル樹脂(グリシジル
(メタ)アクリレートのラジカル(共)重合体)、エポ
キシ樹脂(ビスフェノール/エピクロルヒドリンタイプ
等)などのエポキシ基含有樹脂と(メタ)アクリル酸、
マレイン酸などのカルボキシル基含有不飽和化合物との
反応物などを使用することができる。これらの反応は従
来から公知の方法で行うことができる。
【0047】その他の不飽和樹脂の商品名としては、例
えば、アクチラン210TP30(日本シーベルヘグナ
ー社製、商品名、ウレタンアクリレート、重量平均分子
量約1900、不飽和度約1)、紫光UV7510B
(日本合成化学工業(株)社製、商品名、ウレタンアク
リレート、重量平均分子量約4000、不飽和度0.7
5)、紫光UV7550B(日本合成化学工業(株)社
製、商品名、ウレタンアクリレート、重量平均分子量約
2400、不飽和度1.2)、NKエステルAーBPE
ー4(新中村化学工業(株)社製、商品名、エポキシア
クリレート、重量平均分子量約512、不飽和度“分子
量1000当たり重合性不飽和結合基の数、以下同様の
意味を示す”約2)、ビスコート井700(大阪有機化
学工業(株)社製、商品名、ポリエ−テルアクリレー
ト、重量平均分子量約510、不飽和度約4)等が挙げ
られる。
えば、アクチラン210TP30(日本シーベルヘグナ
ー社製、商品名、ウレタンアクリレート、重量平均分子
量約1900、不飽和度約1)、紫光UV7510B
(日本合成化学工業(株)社製、商品名、ウレタンアク
リレート、重量平均分子量約4000、不飽和度0.7
5)、紫光UV7550B(日本合成化学工業(株)社
製、商品名、ウレタンアクリレート、重量平均分子量約
2400、不飽和度1.2)、NKエステルAーBPE
ー4(新中村化学工業(株)社製、商品名、エポキシア
クリレート、重量平均分子量約512、不飽和度“分子
量1000当たり重合性不飽和結合基の数、以下同様の
意味を示す”約2)、ビスコート井700(大阪有機化
学工業(株)社製、商品名、ポリエ−テルアクリレー
ト、重量平均分子量約510、不飽和度約4)等が挙げ
られる。
【0048】本発明樹脂組成物において、活性エネルギ
ー線として、紫外線を使用する場合には活性エネルギー
線重合開始剤を必要に応じて配合することができる。
ー線として、紫外線を使用する場合には活性エネルギー
線重合開始剤を必要に応じて配合することができる。
【0049】該開始剤としては、従来から公知のものを
使用することができる。具体的には、例えば、2,4−
トリクロロメチル−(4′−メトキシフェニル)−6−
トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(4′−メト
キシナフチル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロ
メチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−ト
リクロロメチル(4′−メトキシスチリル)−6−トリ
アジン、2−[2−(5−メチルフラン−2−イル)エ
テニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジン、2−[2−(フラン−2−イル)エテニル]−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジン、
2−[2−(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェニ
ル)エテニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
S−トリアジン、2−[2−ジメチルアミノエチル)ア
ミノ]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリ
アジン、2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エ
テニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジン、2−(4−メトキシフェニル)−4,6−ビ
ス(トリクロロメチル)−S−トリアジン、2−メチル
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジ
ン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジン、トリス(クロロメチル)トリアジンなどのト
リアジン系化合物、4−フェノキシジクロロアセトフェ
ノン、4−ter−ブチル−ジクロロアセトフェノン、
4−ter−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエ
トキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−
1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロ
ピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒ
ドロキシフェノキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ−2
−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)
フェニル]−2−モルホリノプロパン−1などのアセト
フェノン系化合物、チオキサントン、2−クロルチオキ
サントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジメチ
ルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,
4−ジクロロチオキサントンなどのチオキサントン系化
合物、ベンゾイン、ベンゾインメチルエ−テルなどのベ
ンゾイン系化合物、ジメチルベンジルケタ−ル、アシロ
ホスフィンオキシドなどが挙げられる。
使用することができる。具体的には、例えば、2,4−
トリクロロメチル−(4′−メトキシフェニル)−6−
トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(4′−メト
キシナフチル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロ
メチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−ト
リクロロメチル(4′−メトキシスチリル)−6−トリ
アジン、2−[2−(5−メチルフラン−2−イル)エ
テニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジン、2−[2−(フラン−2−イル)エテニル]−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジン、
2−[2−(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェニ
ル)エテニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
S−トリアジン、2−[2−ジメチルアミノエチル)ア
ミノ]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリ
アジン、2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エ
テニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジン、2−(4−メトキシフェニル)−4,6−ビ
ス(トリクロロメチル)−S−トリアジン、2−メチル
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジ
ン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジン、トリス(クロロメチル)トリアジンなどのト
リアジン系化合物、4−フェノキシジクロロアセトフェ
ノン、4−ter−ブチル−ジクロロアセトフェノン、
4−ter−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエ
トキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−
1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロ
ピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒ
ドロキシフェノキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ−2
−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)
フェニル]−2−モルホリノプロパン−1などのアセト
フェノン系化合物、チオキサントン、2−クロルチオキ
サントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジメチ
ルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,
4−ジクロロチオキサントンなどのチオキサントン系化
合物、ベンゾイン、ベンゾインメチルエ−テルなどのベ
ンゾイン系化合物、ジメチルベンジルケタ−ル、アシロ
ホスフィンオキシドなどが挙げられる。
【0050】また、商品名としては、例えば、イルガキ
ュア651(チバガイギー社製、商品名、アセトフェノ
ン系光重合開始剤)、イルガキュア184(チバガイギ
ー社製、商品名、アセトフェノン系光重合開始剤)、イ
ルガキュア1850(チバガイギー社製、商品名、アセ
トフェノン系光重合開始剤)、イルガキュア907(チ
バガイギー社製、商品名、アミノアルキルフェノン系光
重合開始剤)、イルガキュア369(チバガイギー社
製、商品名、アミノアルキルフェノン系光重合開始
剤)、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフ
ォスフィンオイサイド等)、カヤキュアDETX−S
(日本化薬株式会社製、商品名、チオキサントン系)な
どが挙げられる。
ュア651(チバガイギー社製、商品名、アセトフェノ
ン系光重合開始剤)、イルガキュア184(チバガイギ
ー社製、商品名、アセトフェノン系光重合開始剤)、イ
ルガキュア1850(チバガイギー社製、商品名、アセ
トフェノン系光重合開始剤)、イルガキュア907(チ
バガイギー社製、商品名、アミノアルキルフェノン系光
重合開始剤)、イルガキュア369(チバガイギー社
製、商品名、アミノアルキルフェノン系光重合開始
剤)、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフ
ォスフィンオイサイド等)、カヤキュアDETX−S
(日本化薬株式会社製、商品名、チオキサントン系)な
どが挙げられる。
【0051】上記開始剤の配合割合は、本発明樹脂組成
物中約0.01〜15重量部、好ましくは0.1〜5重
量部である。
物中約0.01〜15重量部、好ましくは0.1〜5重
量部である。
【0052】本発明樹脂組成物において、更に必要に応
じて光重合増感剤、光重合促進剤、熱硬化促進剤、充填
剤、着色剤、顔料、流動性調整剤、ハジキ防止剤などを
配合することができる。
じて光重合増感剤、光重合促進剤、熱硬化促進剤、充填
剤、着色剤、顔料、流動性調整剤、ハジキ防止剤などを
配合することができる。
【0053】本発明樹脂組成物は、塗料、インキ、接着
剤などに利用できる。
剤などに利用できる。
【0054】本発明樹脂組成物は、紙、プラスチック、
金属、及びこれらの組合わせ等の基材に適用することが
できる。
金属、及びこれらの組合わせ等の基材に適用することが
できる。
【0055】本発明被膜形成方法は、上記基材に上記活
性エネルギー線硬化型樹脂組成物を塗布(印刷も含む)
したのち、活性エネルギー線を照射することにより被膜
を形成することができる。
性エネルギー線硬化型樹脂組成物を塗布(印刷も含む)
したのち、活性エネルギー線を照射することにより被膜
を形成することができる。
【0056】塗布手段は、従来から公知の方法、例え
ば、スプレ−、ロ−ルコ−タ−、カーテンフローコー
タ、グラビアコ−タ−、スクリ−ン等で行うことができ
る。塗布の膜厚は硬化膜厚で約1〜50ミクロン、好ま
しくは約3〜20ミクロンの範囲が好適である。
ば、スプレ−、ロ−ルコ−タ−、カーテンフローコー
タ、グラビアコ−タ−、スクリ−ン等で行うことができ
る。塗布の膜厚は硬化膜厚で約1〜50ミクロン、好ま
しくは約3〜20ミクロンの範囲が好適である。
【0057】活性エネルギー線としては、例えば、水銀
ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセノン
ランプ、カ−ボンア−ク、メタルハライド、ガリウムラ
ンプなどによる紫外線やβ線や電子線などが挙げられ
る。紫外線の照射量は、特に限定されないが、通常、約
10〜2000mj/cm2 範囲とするのが好ましい。
また、電子線の場合には、50〜300Kevの電子線
を通常1〜20Mrad照射することが好ましい。
ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセノン
ランプ、カ−ボンア−ク、メタルハライド、ガリウムラ
ンプなどによる紫外線やβ線や電子線などが挙げられ
る。紫外線の照射量は、特に限定されないが、通常、約
10〜2000mj/cm2 範囲とするのが好ましい。
また、電子線の場合には、50〜300Kevの電子線
を通常1〜20Mrad照射することが好ましい。
【0058】
【実施例】本発明について、実施例を掲げて、本発明を
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
【0059】実施例1 不飽和ポリエステル樹脂A(イソフタル酸/テレフタル
酸/ネオペンチルグリコール/エチレングリコール/ジ
エチレングリコールのそれぞれ1モルの配合物を240
℃で加熱して脱水縮合反応を行って、水酸基価60mg
KOH/g酸価30mgKOH/gの水酸基及びカルボ
キシル基含有ポリエステル樹脂を製造した。次いでこの
ものとグリシジルアクリレートとを反応させ、更に得ら
れた不飽和ポリエステル樹脂の水酸基と等モルのトリメ
チルクロロシランとを反応させてなる重量平均分子量1
800、分子量1000当たり重合性不飽和基の数が1
のもの)30重量部、
酸/ネオペンチルグリコール/エチレングリコール/ジ
エチレングリコールのそれぞれ1モルの配合物を240
℃で加熱して脱水縮合反応を行って、水酸基価60mg
KOH/g酸価30mgKOH/gの水酸基及びカルボ
キシル基含有ポリエステル樹脂を製造した。次いでこの
ものとグリシジルアクリレートとを反応させ、更に得ら
れた不飽和ポリエステル樹脂の水酸基と等モルのトリメ
チルクロロシランとを反応させてなる重量平均分子量1
800、分子量1000当たり重合性不飽和基の数が1
のもの)30重量部、
【0060】
【化16】
【0061】40重量部、トリエチレングリコールジア
クリレート20重量部、アロニックスMー110(東亞
合成株式会社製、商品名、分子量310、反応性希釈
剤、以下、同様)10重量部、イルガキュア184(チ
バガイギー社製、商品名、アセトフェノン系光重合開始
剤)5重量部を混合して粘度が350mPa.sの実施
例1の樹脂組成物を得た。
クリレート20重量部、アロニックスMー110(東亞
合成株式会社製、商品名、分子量310、反応性希釈
剤、以下、同様)10重量部、イルガキュア184(チ
バガイギー社製、商品名、アセトフェノン系光重合開始
剤)5重量部を混合して粘度が350mPa.sの実施
例1の樹脂組成物を得た。
【0062】上記した樹脂組成物をポリエチレンテレフ
タレートフィルム(膜厚100ミクロン)に膜厚が10
ミクロンとなるようにローラーコータにより塗装し、メ
タルハライドにより200mj/cm2 照射して硬化
被膜を形成した。
タレートフィルム(膜厚100ミクロン)に膜厚が10
ミクロンとなるようにローラーコータにより塗装し、メ
タルハライドにより200mj/cm2 照射して硬化
被膜を形成した。
【0063】実施例2 ウレタンアクリレート紫光UV7550B(日本合成化
学工業株式会社製、商品名、ウレタンアクリレート、重
量平均分子量約2400、分子量1000当たり重合性
不飽和基の数が1.2のもの)35重量部、
学工業株式会社製、商品名、ウレタンアクリレート、重
量平均分子量約2400、分子量1000当たり重合性
不飽和基の数が1.2のもの)35重量部、
【0064】
【化17】
【0065】30重量部、アロニックスM-110を3
0重量部、トリメチロールプロパンジアクリレート5重
量部、2,4,6ートリメチルベンゾイルジフェニルホ
スフィンオキサイド(光重合開始剤)5重量部を混合し
て粘度が400mPa.sの実施例2の樹脂組成物を得
た。
0重量部、トリメチロールプロパンジアクリレート5重
量部、2,4,6ートリメチルベンゾイルジフェニルホ
スフィンオキサイド(光重合開始剤)5重量部を混合し
て粘度が400mPa.sの実施例2の樹脂組成物を得
た。
【0066】上記した樹脂組成物をエポキシ系プライマ
ー塗装を施したアルミニウム鈑に膜厚が3ミクロンとな
るようにローラーコータにより塗装し、メタルハライド
ランプにより150mj/cm2 照射して硬化被膜を
形成した。
ー塗装を施したアルミニウム鈑に膜厚が3ミクロンとな
るようにローラーコータにより塗装し、メタルハライド
ランプにより150mj/cm2 照射して硬化被膜を
形成した。
【0067】実施例3
【0068】
【化18】
【0069】60重量部、ネオペンチルグリコールジア
クリレート20重量部、アロニックスM101(東亞合
成(株)社製、商品名、重量平均分子量236)10重
量部、アロニックスM305(東亞合成(株)社製、商
品名、重量平均分子量298)10重量部、イルガキュ
ア184(チバガイギー社製、商品名、アセトフェノン
系光重合開始剤)5重量部を混合して粘度が280mP
a.sの実施例3の樹脂組成物を得た。
クリレート20重量部、アロニックスM101(東亞合
成(株)社製、商品名、重量平均分子量236)10重
量部、アロニックスM305(東亞合成(株)社製、商
品名、重量平均分子量298)10重量部、イルガキュ
ア184(チバガイギー社製、商品名、アセトフェノン
系光重合開始剤)5重量部を混合して粘度が280mP
a.sの実施例3の樹脂組成物を得た。
【0070】上記した樹脂組成物をエポキシ系プライマ
ー塗装を施した鉄板に膜厚が15ミクロンとなるように
ローラーコータにより塗装し、高圧水銀灯により200
mj/cm2 照射して硬化被膜を形成した。
ー塗装を施した鉄板に膜厚が15ミクロンとなるように
ローラーコータにより塗装し、高圧水銀灯により200
mj/cm2 照射して硬化被膜を形成した。
【0071】実施例4 NKエステルA−BPEー4(新中村工業株式会社製、
商品名、エポキシアクリレート、分子量512、分子量
1000当たり重合性不飽和基の数が2のもの)30重
量部、
商品名、エポキシアクリレート、分子量512、分子量
1000当たり重合性不飽和基の数が2のもの)30重
量部、
【0072】
【化19】
【0073】40重量部、トリプロピレングリコールジ
アクリレート20重量部、1,9−ノナンジオールアク
リレート10重量部、イルガキュア1850(チバガイ
ギー社製、ビスアシルフォスフィンオキサイドアセトフ
ェノン系光重合開始剤)5重量部、カヤキュアーDET
XーS(日本化薬株式会社製、商品名、チオキサントン
系光重合開始剤)を配合して粘度300mPa.sの実
施例4の樹脂組成物を得た。
アクリレート20重量部、1,9−ノナンジオールアク
リレート10重量部、イルガキュア1850(チバガイ
ギー社製、ビスアシルフォスフィンオキサイドアセトフ
ェノン系光重合開始剤)5重量部、カヤキュアーDET
XーS(日本化薬株式会社製、商品名、チオキサントン
系光重合開始剤)を配合して粘度300mPa.sの実
施例4の樹脂組成物を得た。
【0074】上記した樹脂組成物をポリエチレンブチレ
ンテレフタレートフィルム(膜厚75ミクロン)に3ミ
クロンになるようにローラーコータにより塗装し、メタ
ルハライドランプにより350mj/cm2 照射して
硬化被膜を形成した。
ンテレフタレートフィルム(膜厚75ミクロン)に3ミ
クロンになるようにローラーコータにより塗装し、メタ
ルハライドランプにより350mj/cm2 照射して
硬化被膜を形成した。
【0075】実施例5 LAROMER8828(BASF社製、商品名、ポリ
エステル系不飽和樹脂)20重量部、
エステル系不飽和樹脂)20重量部、
【0076】
【化20】
【0077】60重量部、1,6-ヘキサンジオールジ
アクリレート20重量部、イルガキュア907(チバガ
イギー社製、アミノアルキルフェノン系光重合開始剤)
5重量部、フタロシャニンブルー着色顔料1重量部を分
散して粘度200mPa.sの実施例5の樹脂組成物を
得た。
アクリレート20重量部、イルガキュア907(チバガ
イギー社製、アミノアルキルフェノン系光重合開始剤)
5重量部、フタロシャニンブルー着色顔料1重量部を分
散して粘度200mPa.sの実施例5の樹脂組成物を
得た。
【0078】上記した樹脂組成物をコート紙に10ミク
ロンになるようにローラーコータにより塗装し、メタル
ハライドランプにより200mj/cm2 照射して硬
化被膜を形成した。
ロンになるようにローラーコータにより塗装し、メタル
ハライドランプにより200mj/cm2 照射して硬
化被膜を形成した。
【0079】比較例1 実施例1において化16に代えて2ーヒドロキシー3ー
フェノキシプロピルアクリレートを同量使用した以外は
実施例1と同様にして製造した。
フェノキシプロピルアクリレートを同量使用した以外は
実施例1と同様にして製造した。
【0080】比較例2 実施例2において化17に代えてグリセリンジアクリレ
ートを同量使用した以外は実施例2と同様にして製造し
た。
ートを同量使用した以外は実施例2と同様にして製造し
た。
【0081】比較例3 実施例3において化18に代えて
【0082】
【化21】
【0083】を同量使用した以外は実施例3と同様にし
て製造した。
て製造した。
【0084】比較例4 実施例4において化19に代えて
【0085】
【化22】
【0086】を同量使用した以外は実施例4と同様にし
て製造した。
て製造した。
【0087】比較例5 実施例5において化20に代えて2−ヒドロキシ3−フ
ェノキシプロピルアクリレートを同量使用した以外は実
施例5と同様にして製造した。
ェノキシプロピルアクリレートを同量使用した以外は実
施例5と同様にして製造した。
【0088】上記して得られた実施例及び比較例の樹脂
組成物の塗装作業性、仕上がり外観、性能は次の通りで
ある。
組成物の塗装作業性、仕上がり外観、性能は次の通りで
ある。
【0089】
【表1】
【0090】表1において試験方法及び評価は次のよう
にして行った。
にして行った。
【0091】塗装作業性:ロールコータで塗装してロー
ルのスジ目がなく良好なものを○、スジ目が入り劣るも
のを△、粘度が高く塗装できないものを×とした。
ルのスジ目がなく良好なものを○、スジ目が入り劣るも
のを△、粘度が高く塗装できないものを×とした。
【0092】仕上がり外観:◎はへこみ、スジ目、タ
レ、凹凸等の塗装欠陥が全く認められないもの、○はへ
こみ、スジ目等の塗装欠陥が僅かに認められるが良好な
もの、△はへこみ、スジ目、タレ等の塗装欠陥が認めら
れる劣るもの、×はへこみ、スジ目、凹凸等の塗装欠陥
が著しく認められるもの。
レ、凹凸等の塗装欠陥が全く認められないもの、○はへ
こみ、スジ目等の塗装欠陥が僅かに認められるが良好な
もの、△はへこみ、スジ目、タレ等の塗装欠陥が認めら
れる劣るもの、×はへこみ、スジ目、凹凸等の塗装欠陥
が著しく認められるもの。
【0093】鏡面反射率:JIS Kー5400 (6
0度)に基づいて行った。
0度)に基づいて行った。
【0094】塗膜硬度:JIS Kー5400 に基づ
いて行った。評価は破れ法で行った。
いて行った。評価は破れ法で行った。
【0095】付着性:塗膜から素材に達するように鋭利
な刃物で被膜に幅1mm碁盤目カットをいれ、その被膜
に粘着セロファンテ−プを粘着し、それを急激に剥離し
た後、次ぎの基準で評価した。◎は切り傷1本ごとが、
細くて両側が滑らかで、切り傷の交点と正方形の一目一
目に剥がれがないもの、○は切り傷の交点にわずかな剥
がれがあって、切り傷の交点と正方形の一目一目に剥が
れがなく、欠損部の面積は全正方形面積の5%未満のも
の、△は切り傷の交点に剥がれがあって、欠損部の面積
は全正方形面積の5〜15%のもの、×は切り傷による
剥がれの幅が広く、欠損部の面積は全正方形面積の15
%を上回るもの。
な刃物で被膜に幅1mm碁盤目カットをいれ、その被膜
に粘着セロファンテ−プを粘着し、それを急激に剥離し
た後、次ぎの基準で評価した。◎は切り傷1本ごとが、
細くて両側が滑らかで、切り傷の交点と正方形の一目一
目に剥がれがないもの、○は切り傷の交点にわずかな剥
がれがあって、切り傷の交点と正方形の一目一目に剥が
れがなく、欠損部の面積は全正方形面積の5%未満のも
の、△は切り傷の交点に剥がれがあって、欠損部の面積
は全正方形面積の5〜15%のもの、×は切り傷による
剥がれの幅が広く、欠損部の面積は全正方形面積の15
%を上回るもの。
【0096】
【発明の効果】本発明樹脂組成物において、上記した構
成を有することから塗装作業性及び性能のバランスに優
れた効果を発揮するものである。
成を有することから塗装作業性及び性能のバランスに優
れた効果を発揮するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】不飽和樹脂または不飽和樹脂と反応性希釈
剤との混合物を硬化性樹脂成分とする活性エネルギー線
硬化型樹脂組成物において、反応性希釈剤及び/又は不
飽和樹脂が分子末端に重合性不飽和基とエーテル結合に
直接結合した珪素原子を有する珪素含有重合性不飽和化
合物を必須成分として含有することを特徴とする活性エ
ネルギー線硬化型樹脂組成物。 - 【請求項2】基材表面に、上記活性エネルギー線硬化型
樹脂組成物を塗布量が硬化膜厚で1〜50μmになるよ
うに塗布し、次いで活性エネルギー線を照射して硬化さ
せることを特徴とする被膜形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9073701A JPH10265515A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9073701A JPH10265515A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265515A true JPH10265515A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13525791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9073701A Pending JPH10265515A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物及びそれを使用した被膜形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265515A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009542674A (ja) * | 2006-06-30 | 2009-12-03 | 東レ株式会社 | プラスチック成型体用アクリロイル原料 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9073701A patent/JPH10265515A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009542674A (ja) * | 2006-06-30 | 2009-12-03 | 東レ株式会社 | プラスチック成型体用アクリロイル原料 |
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