JPH10264905A - 自動袋詰め機能を備えたパンスライサー - Google Patents

自動袋詰め機能を備えたパンスライサー

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Publication number
JPH10264905A
JPH10264905A JP8740797A JP8740797A JPH10264905A JP H10264905 A JPH10264905 A JP H10264905A JP 8740797 A JP8740797 A JP 8740797A JP 8740797 A JP8740797 A JP 8740797A JP H10264905 A JPH10264905 A JP H10264905A
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JP
Japan
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bread
pan
slicer
packaging bag
slice
Prior art date
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Application number
JP8740797A
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English (en)
Inventor
Fuyuhira Tsuchikura
冬平 土倉
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HAKURA SEIKI KK
Original Assignee
HAKURA SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸刃カッターを備えたパンスライサーにおい
て、パンのスライスから袋詰めまでの工程を作業者の手
作業を介することなく自動的に行うこと 【解決手段】 スライサー機構部とこれに隣接して配置
される袋詰め機構部とからなり、この袋詰め機構部は、
回転中心である基端部から90°間隔で延出した4枚の
パン受け板を備え、且つ任意のパン受け板がスライスパ
ン落下部に略水平状態で位置できるよう配置されたター
ンバケットと、このターンバケットを90°の回転角度
毎に間欠回転させる駆動機構と、スライスパン落下部の
反対側に位置するパン受け板の側方に配置されたパンス
ライドテーブルと、このパンスライドテーブル終端に連
設される包装袋係止部と、パン受け板−パンスライドテ
ーブル上でパンを押圧移送するためのプッシャと、前記
包装袋係止部に係止された包装袋内に空気を吹き込んで
包装袋を膨ませるための送風機構とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は自動袋詰め機能を備
えたパンスライサー、より詳細には丸刃カッター方式の
スライサー機構部を備え、これに自動袋詰め機能を付与
したパンスライサー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、丸刃カッターを備えたパンスライ
サーに袋詰め機能を付与した装置として、例えば特開平
5−318393号公報に示される装置が知られてい
る。この装置は、一側面および前面が開放した移動可能
なバケットを有し、切断面を下にして積み重なった複数
枚のスライスパンを、移動するバケットで寄せ集めつつ
整列させ、空気により膨ませた包装袋内にスライスパン
をバケットごと進入させることにより、スライスパンの
袋詰めを行うようにした装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置はバ
ケットの操作は手動で行われ、しかも包装袋に進入させ
たバケットを後退させる際に包装袋の外側からパンを手
で押える必要がある等、依然として作業者による手作業
を必要とし、パンのスライスから袋詰めまでの一連の工
程を自動化したものではない。
【0004】ところで、丸刃カッターを備えたパンスラ
イサーでは、切断によってカッター下方に落下した複数
枚のスライスパンはかなり不揃な状態で積み重なり、こ
の不揃の程度は切断スピードが速くなるほど著しくな
る。したがって、この種のパンスライサーに自動袋詰め
機能を付与するには、このように不揃いに積み重なった
複数枚のスライスパンを袋詰めに適した状態に整列させ
る必要がある。また、切断後のスライスパンは当然のこ
とながら切断面を下にして積み重なるが、パン切断面は
水分が多いために切断面を下にしたスライスパンは搬送
面上で滑りにくく、搬送上のトラブルを生じ易い。した
がって、丸刃カッター方式のパンスライサーにおいて袋
詰めの自動化を達成するためには、これらの課題を解決
する必要がある。
【0005】したがって、本発明の目的は上記の課題を
解決し、丸刃カッターを備えたパンスライサーにおい
て、パンのスライスから袋詰めまでの工程を作業者の手
作業を介することなく自動的に行うことができる装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明のパンスライサーの特徴は以下の通りで
ある。 [1] 丸刃カッターを備えたスライサー機構部(1)と該
スライサー機構部(1)に隣接して配置される袋詰め機
構部(2)とからなり、前記袋詰め機構部(2)は、基
端部から90°間隔で4枚のパン受け板(11)が延出
し、前記基端部を中心として回転可能に支持されるとと
もに、任意のパン受け板が前記スライサー機構部(1)
により切断されたスライスパン落下部に略水平状態で位
置できるよう配置されたターンバケット(3)と、該タ
ーンバケット(3)を90°毎の回転角度で間欠的に回
転動作させるための駆動機構(4)と、前記ターンバケ
ット(3)のパン受け板(11)のうち前記スライスパ
ン落下部に略水平状態に位置するパン受け板(11x)
と180°反対側に位置するパン受け板(11y)の側
方に、テーブル始端がパン受け板(11y)に近接する
ようにして配置されたパンスライドテーブル(5)と、
該パンスライドテーブル(5)のテーブル終端に連設さ
れる包装袋係止部(6)と、前記パン受け板(11
y)、パンスライドテーブル(5)及び包装袋係止部
(6)を結ぶパン移送方向の上方に移動可能に配置さ
れ、パン受け板(11y)に保持されたスライスパンを
その後部から押すことにより、該スライスパンをパンス
ライドテーブル(5)上に移載し且つパンスライドテー
ブル(5)及び包装袋係止部(6)上をスライド移動さ
せるためのプッシャ(7)と、該プッシャ(7)をガイ
ドし且つ走行駆動させるためのガイド・駆動機構(8)
と、前記包装袋係止部(6)に係止された包装袋内に空
気を吹き込んで包装袋を膨ませるための送風機構(9)
とを有することを特徴とする自動袋詰め機能を備えたパ
ンスライサー。
【0007】[2] 上記[1]のパンスライサーにおいて、
パン移送方向の延長線上における包装袋係止部(6)の
側方に回転可能なストックテーブル(12)が配置さ
れ、プッシャ(7)の移動ストロークが、該移動ストロ
ークの終端においてプッシャ(7)先端部が前記ストッ
クテーブル(12)側の包装袋係止部(6)の端部また
はその近傍に位置するよう構成され、前記プッシャ
(7)に押されて移動したスライスパンがプッシャ
(7)の移動ストロークの終端においてストックテーブ
ル(12)上に押し出されるようにしたことを特徴とす
る請求項1に記載の自動袋詰め機能を備えたパンスライ
サー。
【0008】[3] 上記[1]または[2]のパンスライサーに
おいて、パンスライドテーブル(5)のパン移動部の両
側に、プッシャ(7)に押されて移動するスライスパン
の両側をガイドし且つ包装袋の袋口を所定の開放形状に
整形するための1対のガイド板(13)が水平方向回動
可能に立設され、該ガイド板(13)は基端部を支点と
して回動可能なアーム(130)と、該アーム(13
0)の先端に固定され、且つ先端側が包装袋係止部
(6)の端部上方に延出したガイド板本体(131)と
からなり、該1対のガイド板(13)は、常態において
ガイド板本体(131)どうしが平面ハ字状の回動状態
に保持されるとともに、スライスパンの袋詰め時には、
移動するスライスパンに押されることによりガイド板本
体(131)どうしが略平行な回動状態となるよう構成
したことを特徴とする自動袋詰め機能を備えたパンスラ
イサー。
【0009】[4] 上記[1]〜[3]のいずれかのパンスライ
サーにおいて、各パン受け板(11)に、その先端側か
ら基端部方向に向けて切欠き部(112)を形成すると
ともに、スライサー機構部(1)を構成するカッターの
下方には、一端側が基台部に固定され且つ他端側が、ス
ライスパン落下部に略水平状態で位置したパン受け板
(11)に対して、その下面側から前記切欠き部(11
2)を通って上面側に斜めに延出した、長手方向で弾性
変形可能なパン緩衝部体(47)を設けたことを特徴と
する自動袋詰め機能を備えたパンスライサー。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明のパンス
ライサーの一実施形態を示している。本発明のパンスラ
イサーは、丸刃カッターを備えたスライサー機構部1
と、このスライサー機構部1に隣接して配置される袋詰
め機構部2とからなる。また、本実施形態では、袋詰め
されたスライスパンを一時的にストックするためのスト
ックテーブル12が袋詰め機構部2の出側に付設されて
いる。
【0011】前記スライサー機構部1は、丸刃状のカッ
ター40と、ガイドローラ45と基台部側のガイド軸4
6とにより移動可能に設けられ、パンを載置して前記カ
ッター方向(図3中の矢印方向)で往復動するキャリッ
ジ41と、該キャリッジ41上に載置されたパンの先端
部を当接させて切断厚さを決める定板42と、キャリッ
ジ長手方向にスライド自在に設けられ、キャリッジ41
上に載置されたパンの後端部に当接して、その自重によ
りパンを前記定板42方向に押圧するパン押し板43等
からなり、このような構成は従来のパンスライサーと同
様である。なお、スライサー機構部1は、スライスされ
たパンを後述する袋詰め機構部2のターンバケット3上
に円滑に落下させるようにするため、図2に示すように
全体が袋詰め機構部2側に下向きに傾斜した状態で配置
されている。
【0012】前記袋詰め機構部2は、前記スライサー機
構部1により切断されたスライスパンを受け、これを袋
詰めに適した状態(形状及び姿勢)に整列させるための
ターンバケット3と、このターンバケット3を90°毎
の回転角度で間欠的に回転動作させるための駆動機構4
と、前記ターンバケット3に保持されたスライスパンが
移載され、スライスパンを袋詰め工程部までスライド移
動させるためのパンスライドテーブル5と、このパンス
ライドテーブル5の終端に連設される包装袋係止部6
と、前記ターンバケット3−パンスライドテーブル5−
包装袋係止部6間でスライスパンをスライド移動させる
ためのプッシャ7と、このプッシャ7をガイドし且つ走
行駆動させるためのガイド・駆動機構8と、前記包装袋
係止部6に係止された包装袋内に空気を吹き込んで膨ま
せるための送風機構9と、前記パンスライドテーブル5
上を移動するスライスパンをガイドし且つ包装袋の袋口
を所定の開放形状に整形するための1対のガイド板13
等を有している。
【0013】前記ターンバケット3は、基端部である保
持軸14から周方向に90°間隔で4枚のパン受け板1
1が延出し、前記保持軸14を介して基台部Aに回転可
能に支持されている。図2に示すようにこのターンバケ
ット3は、スライサー機構部1に近接した位置におい
て、任意のパン受け板11がスライサー機構部1により
切断されたスライスパンの落下部に略水平状態で位置で
きるように配置されている。このターンバケット3を構
成する各パン受け板11は、その一方の面(表面側)が
スライスパン落下部でスライスパンを受けるパン受け面
110を、また他方の面(裏面側)が整列したスライス
パンを前記パンスライドテーブル5の前面で保持するパ
ン保持面111をそれぞれ構成する。
【0014】前記駆動機構4は基台部Aに支持された駆
動モータからなり、その駆動軸が前記ターンバケット3
の保持軸14に接続されている。この駆動機構4は、図
示しない制御装置によりターンバケット3を90°毎の
回転角度で間欠的に回転動作させる。前記パンスライド
テーブル5は、前記ターンバケット3のパン受け板11
のうち前記スライスパン落下部に略水平状態に位置する
パン受け板(11x)と180°反対側に位置するパン
受け板(11y)の側方に、テーブル始端がパン受け板
(11y)に近接し且つテーブル上面がパン受け板(1
1y)と略面一となるようにして配置されている。
【0015】前記包装袋係止部6は実質的な袋詰め工程
部であり、この包装袋係止部6は、前記パンスライドテ
ーブル5のテーブル終端に略水平状に連設されるテーブ
ル体15と、このテーブル体15のパンスライドテーブ
ル側の端部で包装袋を係止するための係止機構16とか
らなっている。この係止機構16の構造は任意である
が、本実施形態では図4に示すように、押え板160と
この押え板の裏面に突設された1対のピン161とから
なり、このピン161をテーブル体15に設けられた挿
込み孔に挿し込み、押え板160とテーブル体15との
間で包装袋の端部を挟み込むことにより、包装袋をテー
ブル体面上に係止できるような構造となっている。
【0016】この係止機構16によりテーブル体15上
に係止される包装袋Bは、通常、図8に示すようにその
片面側の袋口部に舌部aが形成され、この舌部aに1対
の孔bが形成され、さらに舌部aの端部には前記各孔b
に通じるスリットcが形成されている。このような包装
袋Bは、例えば数十枚単位で重ねられ、図4に示すよう
にその舌部aの1対の孔bに係止機構16を構成するピ
ン161を通し、このピン161の先端をテーブル体1
5に設けられた挿込み孔に挿し込むことにより、その舌
部aがテーブル体面上に係止される。したがって、包装
袋Bは後述する送風機構9によって袋内部に吹き込まれ
る空気圧程度の外力に対しては係止機構16から外れる
ことはないが、それ以上の外力(外方への引張り力)が
加わった場合、舌部aの孔bがスリットcを介してピン
161から抜け出し、包装袋Bは係止機構16から外れ
る。
【0017】前記プッシャ7は、前記ガイド・駆動機構
8を介してパン受け板11(パン受け板(11y))、
パンスライドテーブル5及び包装袋係止部6を結ぶパン
移送方向の上方に移動可能に配置されている。このプッ
シャ7は、ガイド・駆動機構8を構成するガイドレール
に沿って走行移動可能な走行体17と、この走行体17
の下端に保持されたプッシャ本体18とからなり、この
プッシャ本体18の先端がパン当接部19を構成してい
る。
【0018】このプッシャ7は、そのパン当接部19を
介してスライスパンをその後部から押すことにより、パ
ン受け板11(パン受け板(11y))上に保持された
スライスパンをパンスライドテーブル5上に移載し且つ
パンスライドテーブル5及び包装袋係止部6(テーブル
体15)上をスライド移動させる機能を有するもので、
図1に示すように、そのパン当接部19がパン受け板1
1(パン受け板(11y))の端部近傍から包装袋係止
部6の端部近傍まで移動できる移動ストロークLを有し
ている。
【0019】前記ガイド・駆動機構8は、前記パン受け
板11(パン受け板(11y))−パンスライドテーブ
ル5−包装袋係止部6を結ぶパン移送方向の上方に保持
された支持フレーム20と、この支持フレーム20に沿
って設けられたガイドレール21と、支持フレーム20
に保持されたプッシャ駆動用の駆動機構とからなり、こ
の駆動機構は、支持フレーム20の両端に回転可能に設
けられたプーリ22a,22bと、このプーリ22a,
22b間に巻回されたベルト23と、前記プーリ22a
をプーリ29及びベルト24等を介して回転駆動させる
ための駆動装置25(駆動モータ等)とからなってい
る。
【0020】プッシャ7を構成する前記走行体17に
は、図1及び図2に示すように前記ガイドレール21上
を転動する1対の走行ローラ26と、支持フレーム20
の上面に当接して転動する1対のガイドローラ27がそ
れぞれ設けられ、また、この走行体17には走行体の駆
動機構を構成する前記ベルト23が固定手段28を介し
て連結されている。したがって、前記駆動装置25によ
りベルト23を正逆方向に回動させることにより、プッ
シャ7を前記移動ストロークLの範囲で往復動させるこ
とができる。
【0021】前記送風機構9は、図4に示すようにパン
スライドテーブル5のテーブル終端に設けられる空気吹
き出し口10と、この空気吹き出し口10に空気を供給
するため基台部Aの内部に設けられるダクト30及び送
風機(図示せず)等からなり、前記空気吹き出し口10
から包装袋係止部6側の斜め上方に空気を吹き出すこと
ができるように構成されている。
【0022】前記1対のガイド板13は、プッシャ7に
押されて移動するスライスパンの両側をガイドし且つ包
装袋の袋口をパン装入に適した所定の開放形状に強制的
に整形する機能を有するもので、パンスライドテーブル
5のパン移動部(パン移送ライン)の両側に水平方向回
動可能に立設されている。各ガイド板13は基端部(枢
軸132)を支点として回動可能なアーム130と、こ
のアーム130の先端に固定され、且つ先端側が包装袋
係止部6の端部上方に延出したガイド板本体131とか
らなっている。
【0023】これら1対のガイド板13は、アーム13
0の枢軸132がスプリング(図示せず)等の付勢手段
により付勢されることにより、常態においてガイド板本
体131どうしが平面ハ字状の回動状態(図3の実線で
示す状態)に保持されるとともに、スライスパンの袋詰
め時には、移動するスライスパンによって前記付勢手段
の付勢に抗して押し拡げられることにより、ガイド板本
体131どうしが略平行な回動状態(図3の仮想線で示
す状態)になるまで回動する。
【0024】なお、上記のようにガイド板本体131が
平面ハ字状の回動状態に保持される常態において、ガイ
ド板本体131の先端部が前記係止機構16に係止され
た包装袋Bの袋口部の上方に位置すると、送風により袋
口が開放される際の邪魔になる恐れがある。このためガ
イド板本体131は、その先端部が常態(図3の実線で
示す状態)において包装袋Bの袋口部の上方よりもター
ンバケット寄りに位置する構造とすることが好ましい。
【0025】前記ストックテーブル12は、パン移送方
向の延長線上における包装袋係止部6の側方に配置され
ている。このストックテーブル12は、基台部A上に回
転可能に設けられる皿状のテーブル体31と、これを回
転駆動させるための駆動機構から構成され、この駆動機
構はテーブル体31下部の周方向に固定された大径のギ
アホイール32とこのギアホイール32に噛合するピニ
オン33及びこのピニオン33の駆動装置34(駆動モ
ータ)とからなっている。
【0026】その他図面において、35は前記1対のガ
イド板とパンスライドテーブル5の始端間に設けられた
固定式の1対のガイド板、36は前記支持フレーム20
を基台部Aに支持するための支柱である。なお、スライ
ス機構部1の誤作動等によって、1回分のパンスライス
工程において決められた分量を超えるパンがスライスさ
れる場合を考慮し、スライス機構部1のスライスパン落
下部の近傍に、パン受け板11上に積み重ねられるスラ
イスパンの高さを検知できるセンサ(例えば、光セン
サ)を配し、このセンサによって許容値を超えるスライ
スパンの高さを検知した際に装置を自動停止させるよう
にすることもできる。また、本発明において前記プッシ
ャ7の駆動機構、送風機構等の構造は上述した実施形態
に限定されるものではなく、適宜な構成を採用すること
ができる。
【0027】図5および図6は、本発明のパンスライサ
ーの他の実施形態を示すもので、カッターでスライス
後、パン受け板11上に落下する際のスライスパンの位
置ズレを防止するための機構を付設したものである。す
なわち、厚切りのスライスパンの場合には落下する際に
加速がつくため特に大きな問題はないが、薄切りのスラ
イスパンの場合(例えば、1斤を10枚切りにしたよう
な場合等)には落下する際のパンの加速が小さいため、
パン受け板11上に落下する途中の空気抵抗により本来
の落下軌道からズレを生じたり、或いはパン受け板11
に着地する直前のパン受け板との間の空気層の抵抗によ
り横滑りを生じることにより、パン受け板11に著しく
不揃いの状態で積み重なる場合がある。
【0028】このような現象は、例えば1斤のパンをス
ライスする場合でも最初の1〜2枚若しくは数枚目程度
までののスライスパンについて特に起こり易い。これに
対し、最初の1〜2枚若しくは数枚目以降にスライスさ
れるパンについては、パン受け板11上に既に積み重な
ったスライスパンの上に落下するため、スライス後の落
下距離が短く、このため落下途中の空気抵抗により本来
の落下軌道からズレを生じるようなことが起こりにく
く、しかもパン受け板11に直接落下した場合のような
空気層による横滑り等を生じにくいため、上述したよう
な問題はほとんど生じない。
【0029】本実施形態ではこのような問題に鑑み、パ
ン受け板11上に最初に積み重なる1〜2枚若しくは数
枚程度のスライスパンについて、その位置ズレを防止で
きるようにした機構を付設したものである。まず、ター
バケット3を構成する各パン受け板11には、その先端
側から基端部方向に向けて適当な長さの切欠き部112
を形成している。本実施形態ではこの切欠き部112は
細長のスリット状に構成されてパン受け板幅方向で並列
的に複数形成され、これら切欠き部112によりパン受
け板11の先端側は櫛歯状になっている。一方、スライ
サー機構部1を構成するカッター40の下方には、略水
平状態に位置したパン受け板11の前記各切欠き部11
2を通過できるように配置された複数のパン緩衝部体4
7が設けられている。
【0030】これらパン緩衝部体47は長手方向で弾性
変形可能な板材(例えば、ステンレス板)で構成され、
その一端側がカッター下方の基台部Aに固定されるとと
もに、他端側が、スライスパン落下部に略水平状態で位
置したパン受け板(11)に対して、その下面(下方)
側から前記各切欠き部112を通って上面(上方)側に
斜めに延出するよう配置されている。これにより、パン
緩衝部体47の先端側の相当部分が、略水平状態にある
パン受け板11の上面(上方)側に位置し、このパン受
け板上面側に位置したパン緩衝部体47の部分により、
上方から落下して来るスライスパンを受けられるように
なっている。
【0031】本実施形態では、複数のパン緩衝部体47
は櫛歯形状の1枚の板体48により構成され、この板体
48の基端部が基台部Aに固定されている。なお、この
パン緩衝部体47は、長手方向で弾性変形可能な棒状体
等により構成することもできる。各パン緩衝部体47の
水平方向からの迎角α(図5参照)は、上述した機能を
効果的に果すため20〜40°程度、特に30°前後が
好ましい。
【0032】次に、上述した実施形態を例にして、本発
明のパンスライサーの作用とパンのスライス及び袋詰め
工程を説明する。スライスすべきパンをスライサー機構
部1のキャリッジ41の上に載置し、パンのスライスを
開始する。このパンのスライス開始時には、ターンバケ
ット3を構成するパン受け板11の1つがスライスパン
落下部に略水平状態で停止している。以下、ターンバケ
ット3を構成する4枚のパン受け板11を11a,11
b,11c,11dと仮称してターンバケット3の作用
を説明する。スライサー機構部1によるパンのスライス
は従来のスライサーと同様であり、キャリッジ41にパ
ンを載置し、パンの先端部を定板42に当接させてカッ
ター40方向に移動させることによりパンを所定厚さに
順次スライスする。
【0033】図7の(A)〜(D)は、このようにして
スライスされたパンのターンバケット3による受入れ及
び搬送過程を段階的に示している。まず、カッター40
でスライスされて下方に落下したスライスパンは、図7
(A)に示すようにパン受け板11a(パン受け面11
0)の上に積み重ねられるが、この際、同図に示される
ようにスライスパンは水平方向でかなり不揃いな状態に
積み重なる。図7(B)に示すように1斤分のパンスラ
イスが完了した段階で、ターンバケット3は前記パン受
け板11aが上向きに回動するような方向に90°回転
する。
【0034】この回転により、図7(C)に示すように
パン受け板11a上に不揃いな状態に積み重なっていた
スライスパンはパン受け板11bの裏面(パン保持面1
11)方向に寄せられて整列され、最終的に図7(D)
に示すようにそのクラスト(パン外側の焼面)が下にな
るようにしてパン受け板11bの裏面上に整列した状態
で保持される。この段階で、図1の実線位置にあったプ
ッシャ7が移動を開始し、プッシャ7先端のパン当接部
19が図7(D)の状態にあるスライスパンをその後部
から押してパンスライドテーブル5上に移載するととも
に、パンスライドテーブル5上を包装袋係止部6方向に
スライド移動させる。プッシャ7が所定の位置まで移動
した時点で送風機構9が作動を開始し、空気吹き出し口
9から空気が吹き出され、この空気が包装袋係止部6に
係止された最上部の包装袋Bの内部に流入して包装袋B
を膨らませる。
【0035】プッシャ7で押されることによりパンスラ
イドテーブル5上をスライド移動するスライスパンは、
平面ハ字状の回動状態(図3の実線で示す回動状態)に
保持されている1対のガイド板13の内側に突き当った
後、このガイド板13でガイドされつつ、付勢手段によ
る付勢に抗して両ガイド板13を押し拡げるようにして
回動させ、ガイド板13をそれらのガイド板本体131
が互いに略平行になる状態(図3の仮想線で示す回動状
態)まで回動させる。このガイド板13の回動動作によ
り、図3及び図4に示すようにガイド板本体131の先
端側は空気の吹き込みによって膨らんだ包装袋Bの内方
に進出するとともに、包装袋Bの袋口の内側両サイドに
当接して袋口の開放形状をパン装入に適した正方形また
は矩形に近い形状に強制的に整形する。
【0036】このガイド板13による袋口の整形完了直
後に両ガイド板13の間を通過したスライスパンは包装
袋係止部6に達し、プッシャ7に押されたまま袋口から
包装袋B内に装入される。プッシャ7はスライスパンを
さらに押し続けるため、係止されていた包装袋Bの舌部
aがスリットcを介して前記係止機構16から外れ、袋
詰めされたスライスパンは包装袋係止部6からターンテ
ーブル12上に押し出される。この後、プッシャ7は直
ちに原位置(図1の実線の位置)に往動復帰し、これで
1回分(通常、1斤分)のパンスライスと袋詰めが完了
する。また、次回分のパンスライスは、ターンバケット
3が図7(D)の状態に回動した直後から行うことがで
き、これによりパン受け板11dがスライスされたパン
を受け、上記と同様の一連の工程によりスライスパンの
袋詰めが行われる。
【0037】一般に、1本の食パンは3斤分の分量あ
り、したがってこれを本発明のパンスライサーによりス
ライス及び袋詰めする場合には、先ず最初にパン始端の
耳部が切り落され、これがパン受け板11に落下した
後、ターンバケット3が90°回転し、これにより不要
な耳部をパンスライドテーブル5側に移す(なお、この
耳部はターンバケット3の次の回転動作によりターンバ
ケット3から排出される)。この段階から上述した一連
のスライスおよび袋詰め工程が3回繰り返され、3斤分
のパンスライスと袋詰めが完了し、例えば、スライサー
機構部1のキャリッジ41上にパン終端の耳部が残った
状態で、センサーが例えばパン押し板等の位置を検知
し、装置を自動停止させる。また、残った耳は自動的に
ターンバケット3に送り出されるようスライサー機構部
1を制御してもよい。
【0038】上述したターンバケット3の回動動作、プ
ッシャ7の移動動作、送風機構9による送風等は、予め
その起動や停止のタイミングを制御装置にプログラミン
グしておけばよく、このプログラミングに従って各機構
の起動及び停止が自動的に実行される。以上の説明から
も判るように、本発明のパンスライサーでは、スライス
されたパンをターンバケット3により受けた後、これを
90°回転させることによりスライスパンを袋詰めに適
した状態に適切に整列させることができ、しかも整列後
のスライスパンはターンバケット3によって90°回転
し、滑りのよいクラスト面が下側になるため、プッシャ
7に押されることによるテーブル上でのスライドが極め
て円滑に行われ、切断面を下にしてスライドさせた場合
のようなトラブルを生じるおそれは全くない。
【0039】また、図5及び図6に示す実施形態では、
カッター40により最初にスライスされたパンはパン緩
衝部体47上に落下するが、この際、パン緩衝部体47
はパン受け板11のパン受け面110の上方に位置して
いるため、その分だけスライス後のパンの落下距離が短
くなり、このため落下途中の空気抵抗により本来の落下
軌道からズレを生じるようなことが起こりにくく、ま
た、パン受け板11上に直接落下した場合のような空気
層による横滑り等を生じにくい。このため薄切りのスラ
イスパンであっても、パン受け板上での著しい位置ズレ
が適切に防止される。
【0040】パン緩衝部体47は長手方向で弾性変形可
能であるため、その上にスライスパンが積み重なるに従
って、パンの重みで変形して図5の仮想線で示すように
下方向に徐々に沈み込み、通常、スライスパンが1〜2
枚若しくは数枚程度(薄切りスライスパンの場合)積み
重なった段階で、パン受け板11のパン受け面110と
略面一の状態となる。なお、先に述べたように最初の1
〜2枚若しくは数枚目以降にスライスされるパンについ
ては、パン受け板11上に既に積み重なったパンの上に
落下するため、スライス後の落下距離が短く、このため
落下途中の空気抵抗により本来の落下軌道からズレを生
じるようなことが起こりにくく、しかも、パン受け板1
1に直接落下した場合のような空気層による横滑り等を
生じにくいため、著しい位置ズレを生じるおそれはほと
んどない。
【0041】
【発明の効果】以上述べた本発明のパンスライサーによ
れば、丸刃カッターを備えたパンスライサーにおいて、
パンのスライスから袋詰めまでの工程を作業者の手作業
を介することなく自動的且つ円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンスライサーの一実施形態を示す側
面図
【図2】図1に示すパンスライサーの実施形態の正面図
【図3】図1に示すパンスライサーの実施形態におい
て、プッシャとそのガイド・駆動機構を除去した状態で
示す平面図
【図4】図1に示すパンスライサーの実施形態におい
て、送風機構及び包装袋係止部を部分的に示す側面図
【図5】本発明のパンスライサーの他の実施形態を示す
部分正面図
【図6】図5に示すパンスライサーの実施形態におい
て、プッシャとそのガイド・駆動機構を除去した状態で
示す部分平面図
【図7】本発明のパンスライサーにおいて、ターンバケ
ットによるパンの受入れ及び搬送過程を段階的に示す説
明図
【図8】本発明のパンスライサーにおいて使用される包
装袋の一例を示す斜視図
【符号の説明】
1…スライサー機構部、2…袋詰め機構部、3…ターン
バケット、4…駆動機構、5…パンスライドテーブル、
6…包装袋係止部、7…プッシャ、8…ガイド・駆動機
構、9…送風機構、10…空気吹き出し口、11,11
a,11b,11c,11d…パン受け板、12…スト
ックテーブル、13…ガイド板、14…保持軸、15…
テーブル体、16…係止機構、17…走行体、18…プ
ッシャ本体、19…パン当接部、20…支持フレーム、
21…ガイドレール、22a,22b…プーリ、23,
24…ベルト、25…駆動機構、26…走行ローラ、2
7…ガイドローラ、28…固定手段、29…プーリ、3
0…ダクト、31…テーブル体、32…ギヤホイール、
33…ピニオン、34…駆動装置、35…ガイド板、3
6…支柱、40…カッター、41…キャリッジ、42…
定板、43…パン押し板、45…ガイドローラ、46ガ
イド軸、47…パン緩衝部体、48…板体、110…パ
ン受け面、111…パン保持面、112…切欠き部、1
30…アーム、131…ガイド板本体、132…枢軸、
160…押え板、161…ピン、A…基台部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸刃カッターを備えたスライサー機構部
    (1)と該スライサー機構部(1)に隣接して配置され
    る袋詰め機構部(2)とからなり、 前記袋詰め機構部(2)は、基端部から90°間隔で4
    枚のパン受け板(11)が延出し、前記基端部を中心と
    して回転可能に支持されるとともに、任意のパン受け板
    が前記スライサー機構部(1)により切断されたスライ
    スパン落下部に略水平状態で位置できるよう配置された
    ターンバケット(3)と、 該ターンバケット(3)を90°毎の回転角度で間欠的
    に回転動作させるための駆動機構(4)と、 前記ターンバケット(3)のパン受け板(11)のうち
    前記スライスパン落下部に略水平状態に位置するパン受
    け板(11x)と180°反対側に位置するパン受け板
    (11y)の側方に、テーブル始端がパン受け板(11
    y)に近接するようにして配置されたパンスライドテー
    ブル(5)と、 該パンスライドテーブル(5)のテーブル終端に連設さ
    れる包装袋係止部(6)と、 前記パン受け板(11y)、パンスライドテーブル
    (5)及び包装袋係止部(6)を結ぶパン移送方向の上
    方に移動可能に配置され、パン受け板(11y)に保持
    されたスライスパンをその後部から押すことにより、該
    スライスパンをパンスライドテーブル(5)上に移載し
    且つパンスライドテーブル(5)及び包装袋係止部
    (6)上をスライド移動させるためのプッシャ(7)
    と、 該プッシャ(7)をガイドし且つ走行駆動させるための
    ガイド・駆動機構(8)と、 前記包装袋係止部(6)に係止された包装袋内に空気を
    吹き込んで包装袋を膨ませるための送風機構(9)とを
    有することを特徴とする自動袋詰め機能を備えたパンス
    ライサー。
  2. 【請求項2】 パン移送方向の延長線上における包装袋
    係止部(6)の側方に回転可能なストックテーブル(1
    2)が配置され、プッシャ(7)の移動ストロークが、
    該移動ストロークの終端においてプッシャ(7)先端部
    が前記ストックテーブル(12)側の包装袋係止部
    (6)の端部またはその近傍に位置するよう構成され、
    前記プッシャ(7)に押されて移動したスライスパンが
    プッシャ(7)の移動ストロークの終端においてストッ
    クテーブル(12)上に押し出されるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の自動袋詰め機能を備えたパ
    ンスライサー。
  3. 【請求項3】 パンスライドテーブル(5)のパン移動
    部の両側に、プッシャ(7)に押されて移動するスライ
    スパンの両側をガイドし且つ包装袋の袋口を所定の開放
    形状に整形するための1対のガイド板(13)が水平方
    向回動可能に立設され、該ガイド板(13)は基端部を
    支点として回動可能なアーム(130)と、該アーム
    (130)の先端に固定され、且つ先端側が包装袋係止
    部(6)の端部上方に延出したガイド板本体(131)
    とからなり、該1対のガイド板(13)は、常態におい
    てガイド板本体(131)どうしが平面ハ字状の回動状
    態に保持されるとともに、スライスパンの袋詰め時に
    は、移動するスライスパンに押されることによりガイド
    板本体(131)どうしが略平行な回動状態となるよう
    構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自
    動袋詰め機能を備えたパンスライサー。
  4. 【請求項4】 各パン受け板(11)に、その先端側か
    ら基端部方向に向けて切欠き部(112)を形成すると
    ともに、スライサー機構部(1)を構成するカッターの
    下方には、一端側が基台部に固定され且つ他端側が、ス
    ライスパン落下部に略水平状態で位置したパン受け板
    (11)に対して、その下面側から前記切欠き部(11
    2)を通って上面側に斜めに延出した、長手方向で弾性
    変形可能なパン緩衝部体(47)を設けたことを特徴と
    する請求項1、2または3に記載の自動袋詰め機能を備
    えたパンスライサー。
JP8740797A 1997-03-21 1997-03-21 自動袋詰め機能を備えたパンスライサー Pending JPH10264905A (ja)

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