JPH10264225A - 木目模様を有する樹脂成形品、ならびにその製造方法および製造装置 - Google Patents

木目模様を有する樹脂成形品、ならびにその製造方法および製造装置

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JPH10264225A
JPH10264225A JP9093039A JP9303997A JPH10264225A JP H10264225 A JPH10264225 A JP H10264225A JP 9093039 A JP9093039 A JP 9093039A JP 9303997 A JP9303997 A JP 9303997A JP H10264225 A JPH10264225 A JP H10264225A
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JP
Japan
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resin layer
resin
grain pattern
soft
wood powder
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Application number
JP9093039A
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English (en)
Inventor
Mikiyuki Shimizu
幹幸 清水
Kiyotaka Nakai
清隆 中井
Wataru Kuwayama
弥 桑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高級感を伴う木質外観および木質触感が要求
されるような部位への利用を可能にし、加工をシンプル
かつ容易にするとともに、曲げ成形を可能にして前記ベ
ッドのヘッドボードの飾り縁のような曲がった部分への
適用を可能にすること。 【解決手段】 硬質木粉入り樹脂層Wおよび軟質樹脂層
Pを形成する各樹脂を押し出す複数の押出機11、12
と、前記複数の押出機の一方に接続され、内側に形成さ
れた第1のキャビティ21と、前記複数の押出機の他方
に接続され、外側に形成された第2のキャビティ22と
を備えた押出型2と、前記押出型2によって成形された
木目模様を有する樹脂成形品10を加熱して軟化させる
加熱装置3と、軟化された木目模様を有する樹脂成形品
10を型内に載置して曲げ成形する曲げ成形装置4とか
ら成る木目模様を有する樹脂成形品の製造装置および製
造方法、ならびにその樹脂成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬質木粉入り樹脂
層と軟質樹脂層とが交互に同軸的に積層形成され、外表
面に硬質木粉入り樹脂層が配設されている木目模様を有
する樹脂成形品ならびにその製造方法および製造装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の木質様製品およびその製造方法
(特開平8−238607)は、図10に示されるよう
に溝付き押出機によって溶融した製品材料により上面に
複数の溝Gが形成された溝付き本体部Hを水平に押し出
し、溝埋め押出機Oによって前記複数の溝Gに対して溝
埋め部Mが流し込まれるものである。
【0003】前記溝付き本体部Hは、木質形成シード材
に顔料および固定粒が混合されており、その固定粒には
セルロース材をもとに作られた粉粒が含まれているの
で、木質模様および木質感を備えた成形品となる。一方
溝埋め部は、前記溝付き本体部とは異なった色彩を成す
樹脂材料を用いて成形する。
【0004】また、プラスチック管内に加熱流体を封入
する等の方法によりプラスチック管を加熱した状態にお
いて曲げ加工を行うと、皺が出来たり偏平になったりす
るため、この問題を回避するプラスチック管の曲げ加工
方法(特開平5−69480)としては、図11に示さ
れるように可撓性の薄板Tを積層して円形断面に形成し
た芯材Sをプラスチック管PP内に挿入した後、加熱し
た状態で曲げ成形し、その後前記芯材Sを引き抜くもの
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の木質様製品
およびその製造方法は、図10に示されるように溝付き
本体部Hを水平に押し出し、前記溝埋め押出機Oによっ
て前記複数の溝Gに対して溝埋め部Mを流し込むもので
あるので、真っ直ぐな製品しか製造することが出来ない
とともに、年輪状の木目を実現することが出来ないとい
う問題があった。
【0006】また、前記従来のプラスチック管の曲げ加
工方法は、図11に示されるように前記芯材Sをプラス
チック管PP内に挿入した後、加熱した状態で曲げ成形
し、その後前記芯材Sを引き抜くものであるので、前記
芯材Sの挿入および引き抜き工程が必要であり工程数が
増え、加工自体が難しいという問題を有するとともに、
曲げられたプラスチック管PPのためベッドのヘッドボ
ードの飾り縁のように高級感を伴う外観が要求されるよ
うな部位には利用出来ないという問題があった。
【0007】そこで本発明者らは、硬質木粉入り樹脂層
と軟質樹脂層とが交互に同軸的に積層形成され、外表面
に硬質木粉入り樹脂層を配設して木目模様を有する樹脂
成形品を構成するという本発明の第1の技術的思想に着
眼した。
【0008】また本発明者らは、硬質木粉入り樹脂層お
よび軟質樹脂層を形成する各樹脂を押し出すことにより
供給し、前記供給された軟質樹脂を型内の内側に導いて
押出成形するとともに、前記供給された硬質木粉入り樹
脂を前記型内の外側に導いて押出成形することにより、
硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層とを交互に同軸的に積
層形成するという本発明の第2の技術的思想に着眼し
た。
【0009】さらに本発明者らは、複数の押出機により
硬質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層を形成する各樹脂
を押し出し、前記供給された軟質樹脂を型内の前記複数
の押出機の一方に接続され内側に形成されたキャビティ
によって内側に導いて押出成形するとともに、前記供給
された硬質木粉入り樹脂を前記型内の前記複数の押出機
の他方に接続され外側に形成されたキャビティによって
外側に導いて押出成形することにより、硬質木粉入り樹
脂層と軟質樹脂層とを交互に同軸的に積層形成するとい
う本発明の第3の技術的思想に着眼した。
【0010】本発明者らは、上記本発明の各技術的思想
に基づき、さらに研究開発を重ねた結果、ベッドのヘッ
ドボードの飾り縁のように高級感を伴う木質外観および
木質触感を実現するとともに、高級感を伴う木質外観お
よび木質触感が要求されるような部位への利用を可能に
し、加工をシンプルかつ容易にして、曲げ成形を可能に
して前記ベッドのヘッドボードの飾り縁のような曲がっ
た部分への適用を可能にするという目的を達成する本発
明に到達した。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の木目模様を有する樹脂成形品は、硬質木
粉入り樹脂層と軟質樹脂層とが交互に同軸的に積層形成
され、外表面に硬質木粉入り樹脂層が配設されているも
のである。
【0012】本発明(請求項2に記載の第2発明)の木
目模様を有する樹脂成形品は、前記第1発明において、
前記積層形成された硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層と
は、一方が明るい色になるように、他方が暗い色になる
ようにそれぞれ着色されているものである。
【0013】本発明(請求項3に記載の第3発明)の木
目模様を有する樹脂成形品は、前記第2発明において、
前記硬質木粉入り樹脂層が、塩化ビニル、ABS樹脂そ
の他の汎用樹脂によって構成され、前記軟質樹脂層が、
軟質塩化ビニルによって構成されているものである。
【0014】本発明(請求項4に記載の第4発明)の木
目模様を有する樹脂成形品は、前記第3発明において、
前記硬質木粉入り樹脂層が、15ないし40%の木粉を
含んでいるものである。
【0015】本発明(請求項5に記載の第5発明)の木
目模様を有する樹脂成形品は、前記第4発明において、
少なくとも前記硬質木粉入り樹脂層と前記軟質樹脂層と
のいずれか一方が、金属粉のような発熱材を含んでいる
ものである。
【0016】本発明(請求項6に記載の第6発明)の木
目模様を有する樹脂成形品の製造方法は、硬質木粉入り
樹脂層および軟質樹脂層を形成する各樹脂を押し出すこ
とにより供給し、前記供給された軟質樹脂を型内の内側
に導いて押出成形するとともに、前記供給された硬質木
粉入り樹脂を前記型内の外側に導いて押出成形すること
により、硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層とを交互に同
軸的に積層形成するものである。
【0017】本発明(請求項7に記載の第7発明)の木
目模様を有する樹脂成形品の製造方法は、前記第6発明
において、木目模様を有する前記樹脂成形品を加熱して
軟化させ、軟化された木目模様を有する前記樹脂成形品
を曲げ成形するものである。
【0018】本発明(請求項8に記載の第8発明)の木
目模様を有する樹脂成形品の製造装置は、硬質木粉入り
樹脂層および軟質樹脂層を形成する各樹脂を押し出す複
数の押出機と、前記複数の押出機の一方に接続され、内
側に形成されたキャビティと、前記複数の押出機の他方
に接続され、外側に形成されたキャビティとから成る型
とから成るものである。
【0019】本発明(請求項9に記載の第9発明)の木
目模様を有する樹脂成形品の製造装置は、前記第8発明
において、前記型によって成形された木目模様を有する
樹脂成形品を加熱して軟化させる加熱装置と、軟化され
た木目模様を有する樹脂成形品を型内に載置して曲げ成
形する曲げ成形装置とから成るものである。
【0020】本発明(請求項10に記載の第10発明)
の木目模様を有する樹脂成形品の製造装置は、前記第8
発明において、前記型が、中心部に形成され積層される
軟質樹脂層または積層された硬質木粉入り樹脂層と軟質
樹脂層を通過させる中心キャビティと、外周側に形成さ
れ積層する硬質木粉入り樹脂層または軟質樹脂層を形成
する樹脂を円錐状に絞って通過させ積層させる円錐キャ
ビティとを備えているものである。
【0021】本発明(請求項11に記載の第11発明)
の木目模様を有する樹脂成形品の製造装置は、前記第1
0発明において、積層する硬質木粉入り樹脂層および軟
質樹脂層の数に応じて、前記型を複数直列に列設したも
のである。
【0022】本発明(請求項12に記載の第12発明)
の木目模様を有する樹脂成形品の製造装置は、前記第1
0発明において、直列に列設された前記複数の型の周囲
に配設された前記複数の押出機に連絡した樹脂供給パイ
プの周囲に配設され、該樹脂供給パイプ内を供給される
溶融樹脂を加熱するヒーターを備えているものである。
【0023】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
木目模様を有する樹脂成形品は、硬質木粉入り樹脂層と
軟質樹脂層とが交互に同軸的に積層形成され、外表面に
硬質木粉入り樹脂層が配設されているので、高級感を伴
う木質外観および木質触感を実現するとともに、高級感
を伴う木質外観および木質触感が要求されるような部位
への利用を可能にするという効果を奏する。
【0024】上記構成より成る第2発明の木目模様を有
する樹脂成形品は、前記第1発明において、前記積層形
成された硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層とは、一方が
明るい色になるように、他方が暗い色になるようにそれ
ぞれ着色されているので、年輪状の木目模様を明確に実
現するという効果を奏する。
【0025】上記構成より成る第3発明の木目模様を有
する樹脂成形品は、前記第2発明において、前記硬質木
粉入り樹脂層が、塩化ビニル、ABS樹脂その他の汎用
樹脂によって構成され、前記軟質樹脂層が、軟質塩化ビ
ニルによって構成されているので、コストダウンを可能
にするという効果を奏する。
【0026】上記構成より成る第4発明の木目模様を有
する樹脂成形品は、前記第3発明において、前記硬質木
粉入り樹脂層が、15ないし40%の木粉を含んでいる
ので、ベッドのヘッドボードの飾り縁のように高級感を
伴う木質外観および木質触感を実現するという効果を奏
する。
【0027】上記構成より成る第5発明の木目模様を有
する樹脂成形品は、前記第4発明において、少なくとも
前記硬質木粉入り樹脂層と前記軟質樹脂層とのいずれか
一方が、金属粉のような発熱材を含んでいるので、加熱
された時の発熱の促進を可能にするという効果を奏す
る。
【0028】上記構成より成る第6発明の木目模様を有
する樹脂成形品の製造方法は、硬質木粉入り樹脂層およ
び軟質樹脂層を形成する各樹脂を押し出すことにより供
給し、前記供給された軟質樹脂を型内の内側に導いて押
出成形するとともに、前記供給された硬質木粉入り樹脂
を前記型内の外側に導いて押出成形することにより、硬
質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層とを交互に同軸的に積層
形成するので、木目模様を有する樹脂成形品の製造をシ
ンプルにして、かつ容易にするという効果を奏する。
【0029】上記構成より成る第7発明の木目模様を有
する樹脂成形品の製造方法は、前記第6発明において、
木目模様を有する前記樹脂成形品を加熱して軟化させ、
軟化された木目模様を有する前記樹脂成形品を曲げ成形
するので、曲げ成形を可能にして前記ベッドのヘッドボ
ードの飾り縁のような曲がった部分への適用を可能にす
るという効果を奏する。
【0030】上記構成より成る第8発明の木目模様を有
する樹脂成形品の製造装置は、前記複数の押出機が、硬
質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層を形成する各樹脂を
押し出し、前記供給された軟質樹脂を型内の前記複数の
押出機の一方に接続され内側に形成された前記キャビテ
ィによって内側に導いて押出成形するとともに、前記供
給された硬質木粉入り樹脂を前記型内の前記複数の押出
機の他方に接続され外側に形成された前記キャビティに
よって外側に導いて押出成形することにより、硬質木粉
入り樹脂層と軟質樹脂層とを交互に同軸的に積層形成す
るので、木目模様を有する樹脂成形品の製造を実現する
という効果を奏する。
【0031】上記構成より成る第9発明の木目模様を有
する樹脂成形品の製造装置は、前記第8発明において、
前記加熱装置によって前記型により成形された木目模様
を有する樹脂成形品を加熱して軟化させ、前記曲げ成形
装置によって軟化された木目模様を有する前記樹脂成形
品を型内に載置して曲げ成形するので、前記型によって
任意の曲率および曲げ形状を実現するという効果を奏す
る。
【0032】上記構成より成る第10発明の木目模様を
有する樹脂成形品の製造装置は、前記第8発明におい
て、前記型の中心部に形成された前記中心キャビティ
が、積層される軟質樹脂層または積層された硬質木粉入
り樹脂層と軟質樹脂層を通過させ、前記型の外周側に形
成された前記円錐キャビティが、積層する硬質木粉入り
樹脂層または軟質樹脂層を形成する樹脂を円錐状に絞っ
て通過させ前記中心キャビティによって通過してきた前
記軟質樹脂層または前記積層された硬質木粉入り樹脂層
と軟質樹脂層に積層させるので、年輪状の木目模様を有
する樹脂成形品の製造を実現するという効果を奏する。
【0033】上記構成より成る第11発明の木目模様を
有する樹脂成形品の製造装置は、前記第10発明におい
て、積層する硬質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層の数
に応じて、前記型を複数直列に列設したので、積層する
硬質木粉入り樹脂層または軟質樹脂層を形成する樹脂を
円錐状に絞って通過させ前記中心キャビティによって通
過してきた前記積層された硬質木粉入り樹脂層と軟質樹
脂層にさらに多層に積層させるので、多数の年輪が形成
された木目模様を有する樹脂成形品の製造を実現すると
いう効果を奏する。
【0034】上記構成より成る第12発明の木目模様を
有する樹脂成形品の製造装置は、前記第10発明におい
て、直列に列設された前記複数の型の周囲に配設された
前記複数の押出機に連絡した樹脂供給パイプの周囲に配
設された前記ヒーターが、該樹脂供給パイプ内を供給さ
れる溶融樹脂を加熱するので、前記押出機から押し出さ
れた前記硬質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層を溶融し
た状態で前記型内に供給するので、一様で安定した年輪
状の木目模様を有する樹脂成形品の製造を実現するとい
う効果を奏する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0036】(本実施形態)本実施形態の木目模様を有
する樹脂成形品ならびにその製造方法および製造装置
は、図1ないし図9に示されるように硬質木粉入り樹脂
層Wおよび軟質樹脂層Pを形成する各樹脂を押し出す複
数の押出機11、12と、前記複数の押出機の一方に接
続され、内側に形成された第1のキャビティ21と、前
記複数の押出機の他方に接続され、外側に形成された第
2のキャビティ22とを備えた押出型2と、前記押出型
2によって成形された木目模様を有する樹脂成形品10
を加熱して軟化させる加熱装置3と、軟化された木目模
様を有する樹脂成形品10を型内に載置して曲げ成形す
る曲げ成形装置4とから成るものである。
【0037】前記複数の押出機は、図1に示されるよう
にホッパー111に軟質樹脂片が挿入され、バンドヒー
タ112によって加熱された筒113内において溶融し
た前記軟質樹脂をラム114によって押し出す第1の押
出機11と、ホッパー121に硬質木粉入り樹脂軟質樹
脂片が挿入され、バンドヒータ122によって加熱され
た筒123内において溶融した前記軟質樹脂をラム12
4によって押し出す第1の押出機12とから成る。
【0038】前記ホッパー121に挿入される前記硬質
木粉入り樹脂片は、塩化ビニル、ABS樹脂その他の汎
用樹脂から選択され、前記ホッパー111に挿入される
前記軟質樹脂片は、軟質塩化ビニルを一例として採用さ
れている。
【0039】前記ホッパー121には、木粉を投入し
て、前記硬質木粉入り樹脂層Wの5ないし40%の木粉
を含むように調合されている。本実施形態においては、
一例として8%の木粉を含むように調合した。
【0040】前記積層形成された硬質木粉入り樹脂層W
と軟質樹脂層Pとは、一方が明るい色になり他方が暗い
色になるように、前記ホッパー111および121に所
定の顔料が投入され、年輪の模様が明確に浮き出るよう
に硬質木粉入り樹脂層Wと軟質樹脂層Pが着色されるよ
うに調合されている。
【0041】すなわち、前記硬質木粉入り樹脂層Wは茶
系の明るい色に着色され、前記軟質樹脂層Pは茶系の暗
い色に着色される。
【0042】前記ホッパー111および121には、木
目模様を有する樹脂成形品10を曲げ成形するために加
熱する場合に全体を一様な温度にして一様な曲げ成形を
可能にするために、発熱材としての鉄粉またはカーボン
ブラックのような金属粉も所定量投入される。
【0043】前記押出型2は、図1ないし図4に示され
るように積層される芯となる軟質樹脂層Pまたは硬質木
粉入り樹脂層Wを通過させる中心キャビティ21が、中
心部に形成された第1の型201と、中心部に形成され
積層される軟質樹脂層Pまたは積層された硬質木粉入り
樹脂層Wと軟質樹脂層Pを通過させる中心キャビティ2
1と、外周側に形成され積層する硬質木粉入り樹脂層W
または軟質樹脂層Pを形成する樹脂を円錐状に絞って通
過させ積層させる円錐キャビティ22とが同軸的に形成
された第2の型202とから成る。
【0044】前記第2の型202は、本実施形態におい
ては、図2および図3に示されるように前記複数の押出
機11、12から樹脂供給パイプ13を介して供給され
た樹脂を4つに分岐させ円錐状に拡大する拡大型202
1と、4つに分岐させ拡大した樹脂を円錐状に絞るとと
もに円周状に合流させる縮小型2022とが一対となっ
ている。
【0045】前記第2の型202は、硬質木粉入り樹脂
層Wおよび軟質樹脂層Pによる木目模様の年輪の数に応
じて、図1および図2に示されるように複数直列に列設
するとともに、図3および図4に示されるように最も下
流の前記第2の型202の出口部分には押出型の最終ダ
イス203が配設されている。
【0046】バンドヒーター5は、図1に示されるよう
に直列に列設された前記複数の型の周囲に配設された前
記複数の押出機に連絡した樹脂供給パイプ13の周囲に
配設され、該樹脂供給パイプ内を供給される溶融樹脂を
加熱して溶融状態を維持して供給するように構成されて
いる。
【0047】前記加熱装置3は、図5に示されるように
高周波発振器によって構成され、前記型2によって成形
された木目模様を有する樹脂成形品10を高周波により
誘導加熱することによって、軟化させるように構成され
ている。
【0048】前記曲げ成形装置4は、図6に示されるよ
うに前記加熱装置3によって軟化された木目模様を有す
る樹脂成形品10を所定の曲率および形状に曲げ成形す
るようなキャビティ411、421がそれぞれ形成され
た上型41と下型42とから成り、軟化された木目模様
を有する樹脂成形品10を型内に自然冷却するまで載置
して曲げ成形するように構成されている。
【0049】上記構成より成る本実施形態の木目模様を
有する樹脂成形品の製造装置による製造方法は、前記2
個の押出機11、12により硬質木粉入り樹脂層Wおよ
び軟質樹脂層Pを形成する各樹脂を溶融して押し出さ
れ、前記バンドヒーター5により溶融状態を維持して前
記樹脂供給パイプ13を介して前記型2に供給される。
【0050】前記型2は、中心部に前記中心キャビティ
21が形成された前記第1の型201により、積層され
る芯となる硬質木粉入り樹脂層Wを通過させるととも
に、中心部に前記中心キャビティ21が形成されるとと
もに外周側に前記円錐キャビティ22が形成された前記
第2の型202により、積層される硬質木粉入り樹脂層
Wの外側に押出成形することにより、硬質木粉入り樹脂
層Wと軟質樹脂層Pとを交互に同軸的に積層形成され
る。
【0051】前記加熱装置3を構成する高周波発振器に
よって、前記型2によって成形された木目模様を有する
樹脂成形品を高周波により誘導加熱して軟化させる。
【0052】前記曲げ成形装置4を構成する前記上型4
1と下型42のキャビティ411、421内に、前記加
熱装置3によって軟化された木目模様を有する樹脂成形
品を自然冷却するまで載置して、所定の曲率および形状
に曲げ成形される。
【0053】上記曲げ成形された木目模様を有する樹脂
成形品10は、図7および図8に示されるように硬質木
粉入り樹脂層Wと軟質樹脂層Pとが交互に同軸的に積層
形成され、外表面に硬質木粉入り樹脂層Wが配設されて
いる。
【0054】前記硬質木粉入り樹脂層Wが、塩化ビニ
ル、ABS樹脂その他の汎用樹脂によって構成され、前
記軟質樹脂層Pが、軟質塩化ビニルによって構成され、
前記硬質木粉入り樹脂層には、15ないし40%の木粉
を含んでいる。
【0055】前記積層形成された硬質木粉入り樹脂層W
と軟質樹脂層Pとは、一方が明るい色になるように、他
方が暗い色になるようにそれぞれ着色されており、前記
軟質樹脂層Pおよび硬質木粉入り樹脂層Wには、金属粉
のような発熱材が含まれている。
【0056】上述のように成形された本実施形態の木目
模様を有する樹脂成形品は、硬質木粉入り樹脂層Wと軟
質樹脂層Pとが交互に同軸的に積層形成され、外表面に
硬質木粉入り樹脂層Wが配設されているので、高級感を
伴う木質外観および木質触感を実現するとともに、高級
感を伴う木質外観および木質触感が要求されるような部
位への利用を可能にするという効果を奏する。
【0057】また本実施形態の木目模様を有する樹脂成
形品は、前記積層形成された硬質木粉入り樹脂層Wと軟
質樹脂層Pとは、一方が明るい色になるように、他方が
暗い色になるようにそれぞれ着色されているので、年輪
状の木目模様を明確に実現するという効果を奏する。
【0058】さらに本実施形態の木目模様を有する樹脂
成形品は、前記硬質木粉入り樹脂層Wが、塩化ビニル、
ABS樹脂その他の汎用樹脂によって構成され、前記軟
質樹脂層Pが、軟質塩化ビニルによって構成されている
ので、コストダウンを可能にするという効果を奏する。
【0059】また本実施形態の木目模様を有する樹脂成
形品は、前記硬質木粉入り樹脂層Wが、必要に応じて5
ないし40%(本第1実施形態においては一例として8
%を採用した)の木粉を含んでいるので、木目模様を有
する樹脂成形品10を図9に示されるようにベッド10
0のヘッドボード101の円弧状の飾り縁102に適用
することを可能にし、高級感を伴う木質外観および木質
触感を実現するという効果を奏する。
【0060】さらに本実施形態の木目模様を有する樹脂
成形品は、前記硬質木粉入り樹脂層Wおよび前記軟質樹
脂層Pが、金属粉のような発熱材を含んでいるので、加
熱された時の発熱の促進を可能にするとともに、一様な
曲げ成形を可能にするという効果を奏する。
【0061】また本実施形態の木目模様を有する樹脂成
形品の製造方法は、硬質木粉入り樹脂層Wおよび軟質樹
脂層Pを形成する各樹脂を押し出すことにより供給し、
前記供給された軟質樹脂を型内の内側に導いて押出成形
するとともに、前記供給された硬質木粉入り樹脂を前記
型内の外側に導いて押出成形することにより、硬質木粉
入り樹脂層Wと軟質樹脂層Pとを交互に同軸的に積層形
成して外側に硬質木粉入り樹脂層Wが位置するように成
形されるので、木目模様を有する樹脂成形品の製造をシ
ンプルにして、かつ容易にするという効果を奏する。
【0062】さらに本実施形態の木目模様を有する樹脂
成形品の製造方法は、硬質木粉入り樹脂層Wおよび軟質
樹脂層Pより成る木目模様を有する前記樹脂成形品を加
熱して軟化させ、軟化された木目模様を有する前記樹脂
成形品を曲げ成形するので、前記軟質樹脂層Pが変形そ
の他の歪みを緩和する働きをするため、外観に皺が発生
するのを抑制して、曲げ成形を可能にして前記ベッドの
ヘッドボードの飾り縁のような曲がった部分への適用を
可能にするという効果を奏する。
【0063】また本実施形態の木目模様を有する樹脂成
形品の製造装置は、前記複数の押出機11、12が、硬
質木粉入り樹脂層Wおよび軟質樹脂層Pを形成する各樹
脂を押し出し、前記供給された軟質樹脂を前記型2内の
前記複数の押出機の一方に接続され内側に形成された前
記キャビティによって内側に導いて押出成形するととも
に、前記供給された硬質木粉入り樹脂Wを前記型2内の
前記複数の押出機の他方に接続され外側に形成された前
記キャビティによって外側に導いて押出成形することに
より、硬質木粉入り樹脂層Wと軟質樹脂層Pとを交互に
同軸的に積層形成するので、木目模様を有する樹脂成形
品の製造を実現するという効果を奏する。
【0064】さらに本実施形態の木目模様を有する樹脂
成形品の製造装置は、前記加熱装置3によって前記型2
によって成形された木目模様を有する樹脂成形品を加熱
して軟化させ、前記曲げ成形装置4によって軟化された
木目模様を有する前記樹脂成形品を自然冷却するまでの
間前記型内に載置して均一に曲げ成形するので、前記型
によって任意の曲率および曲げ形状を精確に実現すると
いう効果を奏する。
【0065】また本実施形態の木目模様を有する樹脂成
形品の製造装置は、前記型2の中心部に形成された前記
中心キャビティ21が、積層される硬質木粉入り樹脂層
Wまたは積層された硬質木粉入り樹脂層Wと軟質樹脂層
Pを通過させ、前記型の外周側に形成された前記円錐キ
ャビティが、積層する硬質木粉入り樹脂層Wまたは軟質
樹脂層Pを形成する樹脂を円錐状に絞って通過させ前記
中心キャビティによって通過してきた前記軟質樹脂層P
または前記積層された硬質木粉入り樹脂層Wと軟質樹脂
層Pに積層させるので、年輪状の木目模様を有する樹脂
成形品の製造を実現するという効果を奏する。
【0066】さらに本実施形態の木目模様を有する樹脂
成形品の製造装置は、積層する硬質木粉入り樹脂層Wお
よび軟質樹脂層Pの数に応じて、前記型を複数直列に列
設したので、積層する硬質木粉入り樹脂層Wまたは軟質
樹脂層Pを形成する樹脂を円錐状に絞って通過させ前記
中心キャビティによって通過してきた前記積層された硬
質木粉入り樹脂層Wと軟質樹脂層Pにさらに多層に積層
させるので、多数の年輪が形成された木目模様を有する
樹脂成形品の製造を実現するという効果を奏する。
【0067】また本実施形態の木目模様を有する樹脂成
形品の製造装置は、前記第10発明において、直列に列
設された前記複数の型201、202の周囲に配設され
た前記複数の押出機に連絡した前記樹脂供給パイプ13
の周囲に配設された前記パンドヒーター5が、該樹脂供
給パイプ13内を供給される溶融樹脂を加熱するので、
前記押出機11、12から押し出された前記硬質木粉入
り樹脂層Wおよび軟質樹脂層Pを溶融した状態で前記型
内に供給するので、一様で安定した年輪状の木目模様を
有する樹脂成形品の製造を実現するという効果を奏す
る。
【0068】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0069】上述の実施形態においては、一例として均
一な加熱および曲げ成形の観点より前記硬質木粉入り樹
脂層Wおよび軟質樹脂層Pに金属粉のような発熱材を添
加する例について説明したが、本発明としてはそれらに
限定されるものでは無く、前記軟質樹脂層Pのみ、また
は前記硬質木粉入り樹脂層Wのみに金属粉のような発熱
材を添加する実施形態を採用することが出来るものであ
る。
【0070】上述の実施形態においては、一例として前
記硬質木粉入り樹脂層Wは茶系の明るい色に着色し、前
記軟質樹脂層Pは茶系の暗い色に着色する例について説
明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは
無く、前記硬質木粉入り樹脂層Wは茶系の暗い色に着色
し、前記軟質樹脂層Pは茶系の明るい色に着色する実施
形態や、必要に応じて茶系以外の白色、黄色、黒色その
他の色を組み合わせることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の木目模様を有する樹脂成形
品の製造装置を示す断面図である。
【図2】本実施形態における積層される押出型を示す斜
視図である。
【図3】本実施形態における押出型の縮小型および最終
ダイスを示す断面図である。
【図4】本実施形態における押出型の縮小型および最終
ダイスを示す斜視図である。
【図5】本実施形態における木目模様を有する樹脂成形
品を加熱する高周波誘導加熱を説明するための説明図で
ある。
【図6】本実施形態における木目模様を有する樹脂成形
品を曲げ成形する曲げ成形装置および曲げ成形された木
目模様を有する樹脂成形品を説明するための説明図であ
る。
【図7】本実施形態によって成形された木目模様を有す
る樹脂成形品を示す部分斜視図である。
【図8】本実施形態によって成形された木目模様を有す
る樹脂成形品を示す部分断面図である。
【図9】本実施形態の木目模様を有する樹脂成形品をヘ
ッドボードの飾り縁として適用したベッドを示す斜視図
である。
【図10】従来の木質様製品およびその製造方法を示す
斜視図および断面図である。
【図11】従来のプラスチック管の曲げ加工方法を説明
するための断面図および側面図である。
【符号の説明】
10 樹脂成形品 11、12 押出機 2 押出型 21、22 キャビティ 3 加熱装置 4 曲げ成形装置 W 硬質木粉入り樹脂層 P 軟質樹脂層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層とが交
    互に同軸的に積層形成され、外表面に硬質木粉入り樹脂
    層が配設されていることを特徴とする木目模様を有する
    樹脂成形品。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記積層形成された硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層と
    は、一方が明るい色になるように、他方が暗い色になる
    ようにそれぞれ着色されていることを特徴とする木目模
    様を有する樹脂成形品。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記硬質木粉入り樹脂層が、塩化ビニル、ABS樹脂そ
    の他の汎用樹脂によって構成され、 前記軟質樹脂層が、軟質塩化ビニルによって構成されて
    いることを特徴とする木目模様を有する樹脂成形品。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記硬質木粉入り樹脂層が、15ないし40%の木粉を
    含んでいることを特徴とする木目模様を有する樹脂成形
    品。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 少なくとも前記硬質木粉入り樹脂層と前記軟質樹脂層と
    のいずれか一方が、金属粉のような発熱材を含んでいる
    ことを特徴とする木目模様を有する樹脂成形品。
  6. 【請求項6】 硬質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層を
    形成する各樹脂を押し出すことにより供給し、 前記供給された軟質樹脂を型内の内側に導いて押出成形
    するとともに、前記供給された硬質木粉入り樹脂を前記
    型内の外側に導いて押出成形することにより、硬質木粉
    入り樹脂層と軟質樹脂層とを交互に同軸的に積層形成す
    ることを特徴とする木目模様を有する樹脂成形品の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 木目模様を有する前記樹脂成形品を加熱して軟化させ、 軟化された木目模様を有する前記樹脂成形品を曲げ成形
    することを特徴とする木目模様を有する樹脂成形品の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 硬質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層を
    形成する各樹脂を押し出す複数の押出機と、 前記複数の押出機の一方に接続され、内側に形成された
    キャビティと、前記複数の押出機の他方に接続され、外
    側に形成されたキャビティとから成る型とから成ること
    を特徴とする木目模様を有する樹脂成形品の製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記型によって成形された木目模様を有する樹脂成形品
    を加熱して軟化させる加熱装置と、 軟化された木目模様を有する樹脂成形品を型内に載置し
    て曲げ成形する曲げ成形装置とから成ることを特徴とす
    る木目模様を有する樹脂成形品の製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記型が、中心部に形成され積層される軟質樹脂層また
    は積層された硬質木粉入り樹脂層と軟質樹脂層を通過さ
    せる中心キャビティと、外周側に形成され積層する硬質
    木粉入り樹脂層または軟質樹脂層を形成する樹脂を円錐
    状に絞って通過させ積層させる円錐キャビティとを備え
    ていることを特徴とする木目模様を有する樹脂成形品の
    製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 積層する硬質木粉入り樹脂層および軟質樹脂層の数に応
    じて、前記型を複数直列に列設したことを特徴とする木
    目模様を有する樹脂成形品の製造装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 直列に列設された前記複数の型の周囲に配設された前記
    複数の押出機に連絡した樹脂供給パイプの周囲に配設さ
    れ、該樹脂供給パイプ内を供給される溶融樹脂を加熱す
    るヒーターを備えていることを特徴とする木目模様を有
    する樹脂成形品の製造装置。
JP9093039A 1997-03-26 1997-03-26 木目模様を有する樹脂成形品、ならびにその製造方法および製造装置 Pending JPH10264225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040006811A (ko) * 2002-07-15 2004-01-24 금산정공주식회사 이중압출 성형장치

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