JPH10263574A - 有機排水浄化システム - Google Patents

有機排水浄化システム

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JPH10263574A
JPH10263574A JP8770997A JP8770997A JPH10263574A JP H10263574 A JPH10263574 A JP H10263574A JP 8770997 A JP8770997 A JP 8770997A JP 8770997 A JP8770997 A JP 8770997A JP H10263574 A JPH10263574 A JP H10263574A
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盛茂 菅
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】 【課題】主に一般家庭から排出される有機排水中の有機
物を好気性菌により充分に分解、消化し、有機物濃度を
低減せしめて河川等の水質汚染を防止する。 【解決手段】処理前の有機排水たる汚水を貯留する汚水
桝2と、微生物担体13が収容され、この微生物担体に
担持される好気性菌により汚水中の有機物を分解、消化
する分解処理槽3を備え、この分解処理槽は上下にそれ
ぞれ汚水の給水部15と処理後の水たる処理水の排出部
19を有し、前記汚水桝に一端が接続された流入管8の
他端が前記給水部15に接続され、前記排出部19に処
理水の流出管9の一端が接続され、槽外に設けたブロア
16からの空気を微生物担体に供給する空気供給装置1
7、18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に一般家庭から排
出される屎尿および生活雑排水中の有機物を微生物によ
って分解、消化して河川等への放流に適する水にするた
めの浄化システムに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】一般家庭からの排水には台
所や風呂からの生活雑排水とトイレからの屎尿とがあ
り、下水道が整備されていない地域では、生活雑排水は
何ら浄化処理されることなくそのまま河川や湖沼等へ放
流されていて、河川等の水質汚染の主な原因のひとつと
なっており、また屎尿は汲み取りにより処理施設へ運ば
れる場合もあるが、通常は曝気式の浄化槽を介して河川
等へ放流される。
【0003】浄化槽は屎尿中の固形有機物を沈殿させ、
曝気により有機物を分解して上澄みを排出したり、水分
を地中に浸透させるものとしてあるが、上澄み中にはか
なりの濃度の有機物が残っていて河川等を汚染するおそ
れがあり、また地中に浸透させる場合においても土壌や
地下水を汚染するおそれがある。
【0004】また、浄化槽内には固形有機物たる余剰汚
泥が蓄積するので、この余剰汚泥を定期的に汲み取らね
ばならないが、この余剰汚泥の汲み取りは殆ど行われて
いないのが現状であり、その結果浄化槽から溢れ出た余
剰汚泥も河川等へ放流され、河川等の水質汚染の原因と
なっている。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的とするところは、排水中の
有機物を微生物により充分に分解、消化し、有機物濃度
が低くて水質汚染の原因となるおそれがなく安心して河
川等へ放流できる浄化システムを提供することにある。
【0006】
【手段】上記目的を達成するために、本発明に係る第1
手段の有機排水浄化システムは処理前の有機排水たる汚
水を貯留する汚水桝と、微生物担体が収容され、この微
生物担体に担持される好気性菌により汚水中の有機物を
分解、消化する分解処理槽を備え、この分解処理槽は上
下にそれぞれ汚水の給水部と処理後の水たる処理水の排
出部を有し、前記汚水桝に一端が接続された流入管の他
端が前記給水部に接続され、前記排出部に処理水の流出
管の一端が接続され、槽外に設けたブロアからの空気を
微生物担体に供給する空気供給装置を備えるものとして
ある。
【0007】本発明に係る第2手段の有機排水浄化シス
テムは処理前の有機排水たる汚水を貯留する汚水桝と、
微生物担体が収容され、この微生物担体に担持される好
気性菌により汚水中の有機物を分解、消化する分解処理
槽を備え、この分解処理槽は上下にそれぞれ汚水の給水
部と処理後の水たる処理水の排出部を有し、前記汚水桝
に一端が接続された流入管の他端が前記給水部に接続さ
れ、前記排出部に処理水の流出管の一端が接続され、槽
外に設けたブロアからの空気を微生物担体に供給する空
気供給装置を備え、また分解処理槽の槽本体は地面に掘
った穴の内周面および底面を不透水材製のシートで覆っ
たものとしてあり、しかも前記処理水の排出部は分解処
理槽内底面に設けられ、処理水は透過できるが微生物担
体は流れ出さない径の多数の孔を有する集水パイプより
なるものとしてある。
【0008】本発明に係る第3手段の有機排水浄化シス
テムは処理前の有機排水たる汚水を貯留する汚水桝と、
微生物担体が収容され、この微生物担体に担持される好
気性菌により有機物を分解、消化する分解処理槽を備
え、この分解処理槽は上下にそれぞれ汚水の給水部と処
理後の水たる処理水の排出部を有し、前記汚水桝内に設
けた汚水ポンプに一端が接続された流入管の他端が前記
給水部に接続され、前記排出部に処理水の流出管の一端
が接続され、槽外に設けたブロアからの空気を微生物担
体に供給する空気供給装置を備え、また分解処理槽は下
部が開口する筒状の槽本体を、上面が粗面に形成され、
外周縁から立ち上がる外枠を有するベース上に載せたも
のとしてあり、前記処理水の排出部は槽本体の下端縁と
粗面に形成されたベースの上面との間の微小な隙間より
なり、槽本体外におけるベースの適所に流出管の一端を
開口したものとしてある。
【0009】
【実施例】以下本発明に係る有機排水浄化システムの実
施例を添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明す
る。浄化システム1は汚水桝2、分解処理槽3、放流桝
4を備えており、屎尿処理用の浄化槽5および生活雑排
水用の沈殿桝6からの各流入管7、7がともに汚水桝2
に接続され、前記汚水桝2、分解処理槽3、放流桝4が
この順に汚水管8、流出管9で接続され、さらに放流桝
4に河川等へ一端が開放する放流管10が接続されてい
る。
【0010】汚水桝2は処理前の有機排水たる汚水を貯
留するためのものとしてあり、この汚水桝内の側面には
前記浄化槽5および沈殿桝6からの流入管7が開口して
いて、この流入管7の開口部よりも低位の汚水桝2の側
面に、分解処理槽3へ接続された汚水管8の一端を開口
してある。
【0011】分解処理槽3は例えば深さが1.8〜2.
0m程度、直径が1.7m程度の断面円形の穴の開口縁
に縁枠11を設け、この縁枠11の下縁に、穴の底面お
よび内周面を覆うビニルシート等の不透水材シート12
の上縁を取り付けてなる槽本体の上部を例えばステンレ
ス材製の蓋14で覆ったものとしてあり、内部に微生物
担体たる例えば木質細片13を収容してある。
【0012】分解処理槽3内における前記木質細片13
の上部中央には汚水桝2からの汚水管8の一端が接続さ
れた汚水の給水部たる散水筒15を設けてあり、この散
水筒15は小径上部15aを有する段付きにして有蓋有
底の円筒状のものとしてあり、下部側面には散水用の多
数の小孔をあけてあって、前記汚水管8の一端が小径上
部15aの側面に接続されている。
【0013】分解処理槽3は槽外に設けたブロア16
と、このブロア16から送気管17を介して槽内に設け
た給気パイプ18に続く給気装置を備えていて、給気パ
イプ18にあけた多数の給気孔から空気が送り出される
ようになっており、給気パイプ18は分解処理槽3の内
底面から例えば0.3〜1.5m程度上方に設けてあっ
て木質細片13へ均等かつ充分に空気が供給されるよう
にしてある。
【0014】また分解処理槽3の内底面に、槽内の水分
を流出管9へ導く集水パイプ19を設けてあり、集水パ
イプ19の外周面には槽内の水は透過できるが木質細片
13が流れ出さない程度の径の多数の孔をあけてある。
【0015】前記給気パイプ18と集水パイプ19は、
例えば図3に示すように正方形状に形成してあるが、分
解処理槽3の内周面に倣う輪環状に形成してもよいし、
上下に複数段設けるようにしてもよい。
【0016】分解処理槽3の前記集水パイプ19に一端
が接続された流出管9の他端は放流桝4に接続されてい
て、この放流桝4は分解処理槽3よりも深くて流出管9
からの処理水がポンプなしに流れ込むようになってい
る。
【0017】放流桝4は処理水の水質を点検できるよう
になっていて、放流桝4からの処理水は処理水ポンプ2
0を介して放流管10から河川等へ放流されるようにな
っており、処理水ポンプ20は放流桝内に流入した処理
水が所定の水位を超えると駆動するレベルスイッチ付き
のものを使用する。なお、図中の符号2a、4aはそれ
ぞれ汚水桝2、放流桝4のメンテナンス用の蓋を示して
いる。
【0018】次に、上述のように構成された本発明のシ
ステムの作用を説明する。浄化槽5および沈殿桝6から
の汚水は汚水管7、7により汚水桝2で合流し、流入管
8により分解処理槽3の散水筒15へ送られる。
【0019】散水筒15内へ送られた汚水は同筒の側面
にあけられた多数の小孔から流れ出して木質細片13に
供給される。この際、散水筒15へ多量の汚水が流入し
ても散水筒から流出する汚水の量は小孔により規制され
て一度に多量の汚水が木質細片13へ供給されることが
ないようになっている。
【0020】木質細片13に供給された汚水中の有機物
は木質細片に吸着され、濾過された処理水が集水パイプ
19の孔から流出管9へ導かれる。木質細片13に吸着
された有機物は木質細片に担持されている微生物により
分解され、水、二酸化炭素、アンモニア、無機塩等にま
で分解されて処理水とともに適宜槽外へ排出される。
【0021】木質細片にはブロア16からの空気が給気
パイプ18から充分に供給され、好気性菌が活発に有機
物の分解を行う。ブロア16からの給気量は、例えば分
解処理槽3の容積が4m3 程度の場合、20リットル/
分が好適である。
【0022】流出管9により放流桝4へ送り出された処
理水は所定の水位を超えると駆動する処理水ポンプ20
を介して放流管10により河川等へ放流される。
【0023】上述した実施例の分解処理槽3は地中に設
けるようにしてあり、槽本体をビニルシート等の不透水
材で構成してあるので、設置工事を短期間かつ低コスト
に行うことができ、しかも地中であるから外気温の影響
を受けにくく、冬季においても微生物の活動に好適な温
度を保つことができるという利点がある。
【0024】上述した実施例の浄化システムは分解処理
槽3を地中に設けたものとしてあるが、図4に示すよう
に分解処理槽を地上に設けるタイプの浄化システムもあ
り、以下この浄化システムの構造について説明する。な
お、上記実施例と同じ構成には同じ符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0025】汚水桝2内には汚水ポンプ21を設けてあ
って、このポンプは汚水桝内の汚水が所定の水位を超え
ると駆動するレベルスイッチ付きのものとしてあり、流
入管8の一端に取り付けられている。
【0026】分解処理槽22はコンクリート等よりなる
ベース23上に、例えばステンレス製の有頂無底の筒状
に形成された槽本体24を載せた構造のものとしてあ
り、槽本体24内には微生物の担体たる木質細片13を
収容してある。
【0027】槽本体の頂部中央には散水筒15を設けて
あって、同散水筒の小径上部15aが槽本体外に突出し
ており、この小径上部15aに汚水桝2からの流入管8
が接続されている。
【0028】また、槽内には分解処理槽を地下に設ける
タイプの前述した実施例のものと同様に、槽外に設けた
ブロア16と、このブロア16から送気管17を介して
槽内に設けた給気パイプ18に続く給気装置を備えてい
る。
【0029】ベース23は外周縁から立ち上がる外枠2
3aを備えており、またベースの上面は粗面23bに形
成されていて微小な凹凸を有し、この凹凸によりベース
の上面と槽本体24の下端縁との間に木質細片13は流
れ出さないが、水分は流れ出る微小な隙間が形成されて
いて、この隙間から槽本体24内の水分が流れ出してベ
ースの上面に一端が開口する流出管9に流入する。
【0030】流出管9に流入した水は放流桝25に流れ
込み、放流管10により河川等へ放流される。なお、図
中の符号25aは放流桝25のメンテナンス用の蓋、2
6はベースの外枠23aと槽本体24間に雨水等が流入
しないようにするための蓋を示している。
【0031】上述のように構成された分解処理槽22を
地上に設けるタイプの浄化システムでは、浄化槽5およ
び沈殿桝6からの汚水が汚水管7、7により汚水桝2で
合流し、汚水ポンプ21により流入管8を介して分解処
理槽22の散水筒15へ送られる。
【0032】散水筒15内へ送られた汚水は同筒の側面
にあけられた多数の小孔から流れ出して木質細片13に
供給され、汚水中の有機物は木質細片に吸着され、濾過
された処理水が槽本体24の下端縁とベース上面間の微
小な隙間から槽外に排出され、流出管9により放流桝2
5へ送られ、この放流桝から放流管10により河川等へ
放流される。
【0033】本実施例のものにおいても、木質細片13
に吸着された有機物は木質細片に担持されている微生物
により分解され、水、二酸化炭素、アンモニア、無機塩
等にまで分解されて処理水とともに適宜槽外へ排出され
る。
【0034】また、ブロア16から木質細片13に供給
する空気量は分解処理槽を地中に設けるタイプのものと
同様に、例えば分解処理槽3の容積が4m3 程度の場
合、20リットル/分が好適である。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る浄化システムは、有機排水
中の有機物を分解処理槽内に収容した微生物担体に吸着
させて濾過し、微生物担体に吸着させた有機物は微生物
により分解消化するので、有機物を格段に低レベルにま
で処理することができ、河川や湖沼等に放流しても水質
汚染のおそれがない良質の水を得ることができる。
【0036】また、微生物担体に十分な空気が供給され
ないと嫌気性菌が繁殖して余剰汚泥が生じ、分解、消化
が十分に行われなくなるが、本発明の分解処理槽内には
槽外に設けたブロアから十分な空気が供給されるように
してあるので、好気性菌が活発に働いて、余剰汚泥を生
じることなく有機物を十分に分解、消化することができ
る。
【0037】さらに、浄化槽内の余剰汚泥が本発明の浄
化システム内に流入しても分解処理槽内で余剰汚泥を分
解、消化できるので、浄化槽の汲み取りが不要になると
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄化システムの構成図。
【図2】本発明に係る浄化システムの実施例を示す縦断
面図。
【図3】図2のIII-III 線断面図。
【図4】本発明に係る浄化システムの他の実施例を示す
縦断面図。
【図5】図4の一部拡大断面図。
【符号の説明】
1 浄化システム 2 汚水桝 3 分解処理槽 4 放流桝 5 浄化槽 6 沈殿桝 7 流入管 8 汚水管 9 流出管 10 放流管 11 縁枠 12 不透水材シー
ト 13 木質細片 14 蓋 15 散水筒 15a 小径上部 16 ブロア 17 送気管 18 給気パイプ 19 集水パイプ 20 処理水ポンプ 21 汚水ポンプ 22 分解処理槽 23 ベース 23a 外枠 23b 粗面 24 槽本体 25 放流桝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理前の有機排水たる汚水を貯留する汚水
    桝と、微生物担体が収容され、この微生物担体に担持さ
    れる好気性菌により汚水中の有機物を分解、消化する分
    解処理槽を備え、この分解処理槽は上下にそれぞれ汚水
    の給水部と処理後の水たる処理水の排出部を有し、前記
    汚水桝に一端が接続された流入管の他端が前記給水部に
    接続され、前記排出部に処理水の流出管の一端が接続さ
    れ、槽外に設けたブロアからの空気を微生物担体に供給
    する空気供給装置を備える有機排水浄化システム。
  2. 【請求項2】処理前の有機排水たる汚水を貯留する汚水
    桝と、微生物担体が収容され、この微生物担体に担持さ
    れる好気性菌により汚水中の有機物を分解、消化する分
    解処理槽を備え、この分解処理槽は上下にそれぞれ汚水
    の給水部と処理後の水たる処理水の排出部を有し、前記
    汚水桝に一端が接続された流入管の他端が前記給水部に
    接続され、前記排出部に処理水の流出管の一端が接続さ
    れ、槽外に設けたブロアからの空気を微生物担体に供給
    する空気供給装置を備え、また分解処理槽の槽本体は地
    面に掘った穴の内周面および底面を不透水材製のシート
    で覆ったものとしてあり、しかも前記処理水の排出部は
    分解処理槽内底面に設けられ、処理水は透過できるが微
    生物担体は流れ出さない径の多数の孔を有する集水パイ
    プよりなる有機排水浄化システム。
  3. 【請求項3】処理前の有機排水たる汚水を貯留する汚水
    桝と、微生物担体が収容され、この微生物担体に担持さ
    れる好気性菌により汚水中の有機物を分解、消化する分
    解処理槽を備え、この分解処理槽は上下にそれぞれ汚水
    の給水部と処理後の水たる処理水の排出部を有し、前記
    汚水桝内に設けた汚水ポンプに一端が接続された流入管
    の他端が前記給水部に接続され、前記排出部に処理水の
    流出管の一端が接続され、槽外に設けたブロアからの空
    気を微生物担体に供給する空気供給装置を備え、また分
    解処理槽は下部が開口する筒状の槽本体を、上面が粗面
    に形成され、外周縁から立ち上がる外枠を有するベース
    上に載せたものとしてあり、前記処理水の排出部は槽本
    体の下端縁と粗面に形成されたベースの上面との間の微
    小な隙間よりなり、槽本体外におけるベースの適所に流
    出管の一端を開口してなる有機排水浄化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116748A1 (ja) * 2009-04-08 2010-10-14 株式会社オーイケ 汚水処理装置
KR101202676B1 (ko) 2011-04-27 2012-11-19 창원시 오염 지하수 정화장치 및 정화방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116748A1 (ja) * 2009-04-08 2010-10-14 株式会社オーイケ 汚水処理装置
JP5595929B2 (ja) * 2009-04-08 2014-09-24 株式会社オーイケ 汚水処理装置
KR101202676B1 (ko) 2011-04-27 2012-11-19 창원시 오염 지하수 정화장치 및 정화방법

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