JPH10262891A - モップ洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃部分に付着した汚れを十分に除去する。 【解決手段】 本体１の上部に給水管６を設け、本体１
に投入口１１を設け、投入口１１の近傍部に複数の案内
ローラ１２を設け、本体１内の傾斜板５より下方部にポ
ンプ７を設け、ポンプ７に吸引管８を接続し、ポンプ７
に吐出管９を接続し、吐出管９に案内ローラ１２の下方
に位置した複数の噴出口１０を設け、本体１に孔明き水
平板１３を設け、孔明き水平板１３の先端部に噴出口１
０と対向した孔明きカバープレート１４を回動可能に取
り付け、孔明きカバープレート１４を任意の位置に固定
するカバープレート固定手段（図示せず）を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はモップの先端の繊維
状のもの等からなる清掃部分を洗浄するモップ洗浄機に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、モップの清掃部分を洗浄するに
は、容器に水を溜めて、その水の中に清掃部分を入れて
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、単に水の中に
清掃部分を入れただけでは、清掃部分に付着した汚れを
十分に除去することができない。

【０００４】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、清掃部分に付着した汚れを十分に除去する
ことができるモップ洗浄機を提供することを目的とす
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、本体と、上記本体に設けられた
投入口と、上記投入口の近傍部に設けられた案内手段
と、上記案内手段の下方に設けられた噴出口と、上記噴
出口に洗浄液を供給するポンプと、上記噴出口と対向す
る位置に設けられたカバープレートとを設ける。

【０００６】

【発明の実施の形態】図１は本発明に係るモップ洗浄機
を示す概略正断面図、図２は図１に示したモップ洗浄機
を示す正面図、図３は図１に示したモップ洗浄機を示す
裏面図である。図に示すように、本体１の底部に車輪２
が設けられ、本体１の側面に取手３が設けられ、本体１
内の下部に傾斜板５が設けられ、本体１の上部に給水管
６が設けられ、本体１に投入口１１が設けられ、投入口
１１の近傍部に案内手段である複数の案内ローラ１２が
設けられ、本体１内の傾斜板５より下方部にポンプ７が
設けられ、ポンプ７に吸引管８が接続され、ポンプ７に
吐出管９が接続され、吐出管９に複数の噴出口１０が設
けられ、噴出口１０は案内ローラ１２の下方に位置して
いる。また、本体１内の傾斜板５より上方部に多数の小
孔が設けられた孔明き水平板１３が設けられ、孔明き水
平板１３が設けられ高さは吸引管８の吸引口の高さより
も高い。また、孔明き水平板１３の先端部に多数の小孔
が設けられた孔明きカバープレート１４が回動可能に取
り付けられ、孔明きカバープレート１４は噴出口１０と
対向する位置に設けられ、本体１の側面にスリット１５
が設けられ、孔明きカバープレート１４に取手１６が取
り付けられ、取手１６はスリット１５を貫通し、取手１
６にはネジ等の取手１６を本体１のスリット１５部の任
意の位置に固定する手段すなわち孔明きカバープレート
１４を任意の位置に固定するカバープレート固定手段
（図示せず）が設けられている。また、本体１に回転軸
１７が回転可能に支持され、回転軸１７にアーム１８の
一端部が固定され、アーム１８の他端部に絞りローラ１
９が取り付けられ、本体１にパワーシリンダ２０が取り
付けられ、回転軸１７にリンク２２の一端部が固定さ
れ、パワーシリンダ２０の伸縮ロッド２１にリンク２２
の他端部が回動可能に取り付けられている。また、本体
１の傾斜板５の最も低い位置の部分が取り付けられた部
分の上部に排出口２６が設けられ、本体１の排出口２６
部にゲート弁２３が取り付けられ、ゲート弁２３に排出
管２４が接続され、本体１の側面にポンプ７、パワーシ
リンダ２０等を操作するために操作釦等を有する操作盤
２５が設けられている。

【０００７】つぎに、図１〜図３に示したモップ洗浄機
を使用してモップを洗浄する方法について説明する。ま
ず、図４に示すように、給水管６から本体１内の傾斜板
５より上部に洗浄液である水３１を供給し、水３１の上
面の高さを孔明き水平板１３の高さとほぼ等しくする。
つぎに、モップ３２の清掃部分３３を投入口１１から本
体１内に投入したのち、取手１６によって孔明きカバー
プレート１４を図１に示す位置から図４に示す位置まで
回動し、取手１６を本体１のスリット１５部に固定す
る。つぎに、ポンプ７を作動して、噴出口１０から水を
噴出すると、水が清掃部分３３に吹き付けられ、清浄部
分３３が孔明きカバープレート１４に付着した状態とな
り、清掃部分３３が水によって洗浄される。そして、清
掃部分３３の洗浄が終了したのち、ポンプ７を停止し、
取手１６によって孔明きカバープレート１４を図４に示
す位置から図１に示す元の位置まで回動する。つぎに、
パワーシリンダ２０を作動し、伸縮ロッド２１を伸長す
ると、リンク２２が図２紙面反時計方向に回動し、アー
ム１８が図２紙面反時計方向に回動して、絞りローラ１
９と案内ローラ１２とによって清掃部分３３が挟まれ
る。この状態で、モップ３２の柄を図４紙面左方に引く
と、絞りローラ１９と案内ローラ１２とによって清掃部
分３３が絞られる。このようにして、１本のモップ３２
の洗浄が終了したのち、次のモップ３２を洗浄する。そ
して、水３１が汚れたときには、ゲート弁２３を開き、
汚れた水３１を排水管２４を介して排水したのち、ゲー
ト弁２３を閉とし、給水管６から本体１内の傾斜板５よ
り上部に水３１を供給し、次のモップ３２を洗浄する。

【０００８】このようなモップ洗浄機においては、噴出
口１０から水を噴出することにより、水を清掃部分３３
に吹き付けて清掃部分３３を洗浄することができ、また
清浄部分３３が孔明きカバープレート１４に付着した状
態で清掃部分３３を洗浄することができるから、清掃部
分３３に付着した汚れを十分に除去することができる。
また、水を清掃部分３３に吹き付けるたときに、水が孔
明きカバープレート１４を通過するから、清掃部分３３
に付着した汚れをさらに十分に除去することができる。

【０００９】図５は本発明に係る他のモップ洗浄機を示
す概略図である。図に示すように、本体１の側面に回動
体４１の一端部が回動可能に取り付けられ、回動体４１
の他端部にペダル４５が取り付けられ、本体１と回動体
４１との間にバネ４２が設けられ、回動体４１にロッド
４３の一端部が回動可能に取り付けられ、回転軸１７に
リンク４４の一端部が固定され、リンク４４の他端部に
ロッド４３の他端部が回動可能に取り付けられている。

【００１０】このモップ洗浄機においては、清掃部分３
３の洗浄が終了したのち、ポンプ７を停止し、孔明きカ
バープレート１４を元の位置まで回動し、ペダル４５を
踏むと、回動体４１がバネ４２に抗して図５紙面反時計
方向に回動し、ロッド４３が図５紙面下方に移動するか
ら、リンク４４が図５紙面反時計方向に回動し、アーム
１８が図５紙面反時計方向に回動して、絞りローラ１９
と案内ローラ１２とによって清掃部分３３が挟まれる。
この状態で、モップ３２の柄を図５紙面左方に引くと、
絞りローラ１９と案内ローラ１２とによって清掃部分３
３が絞られる。

【００１１】なお、上述実施の形態においては、カバー
プレートとして多数の小孔が設けられた孔明きカバープ
レート１４を用いたが、カバープレートとして多数の小
孔が設けられていないカバープレートを用いてもよい。

【００１２】

【発明の効果】本発明に係るモップ洗浄機においては、
洗浄液を清掃部分に吹き付けて清掃部分を洗浄すること
ができ、また清浄部分がカバープレートに付着した状態
で清掃部分を洗浄することができるから、清掃部分に付
着した汚れを十分に除去することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るモップ洗浄機を示す概略正断面図
である。

【図２】図１に示したモップ洗浄機を示す正面図であ
る。

【図３】図１に示したモップ洗浄機を示す裏面図であ
る。

【図４】図１〜図４に示したモップ洗浄機の動作説明図
である。

【図５】本発明に係る他のモップ洗浄機を示す概略図で
ある。

【符号の説明】

１…本体 ７…ポンプ １０…噴出口 １１…投入口 １２…案内ローラ １４…孔明きカバープレート

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】本体と、上記本体に設けられた投入口と、
   上記投入口の近傍部に設けられた案内手段と、上記案内
   手段の下方に設けられた噴出口と、上記噴出口に洗浄液
   を供給するポンプと、上記噴出口と対向する位置に設け
   られたカバープレートとを具備することを特徴とするモ
   ップ洗浄機。