JPH10262267A - ディジタル放送受信機 - Google Patents

ディジタル放送受信機

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JPH10262267A
JPH10262267A JP5495997A JP5495997A JPH10262267A JP H10262267 A JPH10262267 A JP H10262267A JP 5495997 A JP5495997 A JP 5495997A JP 5495997 A JP5495997 A JP 5495997A JP H10262267 A JPH10262267 A JP H10262267A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 受信した1チャンネルの立体放送方式対応の
画像を適切にフォーマット化し、立体再生表示すること
ができるディジタル放送受信機を提供する。 【解決手段】 受信する1チャンネルの立体放送方式対
応の画像データは、送信側と受信側との取り決めに基づ
き、符号化されている。GOP分離回路2は、受信回路
1の出力を受けて、予め設定したGOPを1単位として
GOP画像データを分離して出力する。デコード回路3
は、分離されたGOP画像データをデコードする。この
場合、最初にデコードされ、フレームメモリ4に記憶さ
れるフレームデータは、送信側との取り決めにより、奇
数フィールド対応の2画面を含む画像データとなる。出
力信号フォーマット回路5は、最初にデコードされたフ
レームデータに奇数フィールド対応のフォーマット処理
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送受
信機に関し、特に、受信した1チャンネルの立体放送方
式対応の画像データを適切にフォーマット化し立体再生
表示することができるディジタル放送受信機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタル放送システムの一
例として、525p順次走査方式によるディジタル放送
システム(以下、ノンインタレースディジタル放送シス
テムと呼ぶ)がある。
【0003】このような、ノンインタレースディジタル
放送システムについては、例えば、1996年2月27
日発表のテレビジョン学会技術報告第20巻第13号の
第25頁〜第30頁の浦野その他による「525順次走
査信号対応CSディジタル放送システムの開発」に詳細
が示されているので、ここではその詳細な説明は省略す
る。ノンインタレースディジタル放送システムは、現行
のインタレース走査方式(NTSC)と異なる、ノンイ
ンタレース走査方式対応の画像データを用いて放送サー
ビスを提供する。
【0004】さらに、このノンインタレースディジタル
放送システムを用いて、立体放送サービスを行なうディ
ジタル立体放送システムが本願の出願人によって提案さ
れているが(特願平08−326721)、いまだ公知
ではない。この提案されたディジタル立体放送システム
は、インタレース走査方式対応の右目用および左目用の
合計2フィールドの画像データをノンインタレース走査
方式対応の1フレームの画像データに変換することによ
り、1チャンネルの伝送路を用いて画像データを伝送
し、これを立体表示しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述のよう
に提案されている従来のディジタル立体放送システムの
送信側からは、奇数フィールド対応の右目用および左目
用の画像データを含む1チャンネルの画像データと、偶
数フィールド対応の右目用および左目用の画像データを
含む1チャンネルの画像データとが交互に送信される。
【0006】一方、このようなディジタル立体放送シス
テムの受信側においては、受信した1チャンネルの画像
データを2チャンネルのインタレース走査方式対応の画
像データ(右目用、左目用)に戻し、さらに分離した画
像データのそれぞれをフォーマット化し再生表示する。
【0007】しかしながら、上述のような提案されてい
るディジタル立体放送システムの受信側においては、フ
ォーマット化する画像が奇数フィールドに対応するもの
か、偶数フィールドに対応するものかを判別する機能が
ない。
【0008】従って、奇数フィールド(または、偶数フ
ィールド)対応の画像データを偶数フィールド(奇数フ
ィールド)対応の画像データとみなしてフォーマット化
してしまう。この結果、提案されているディジタル立体
放送システムの受信機においては、奇数フィールドと偶
数フィールドとが入れ違って再生表示される確率が大き
いという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、1チャンネル
の立体放送方式対応の画像データを適切にフォーマット
化し再生表示することができるディジタル放送受信機を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るディジタ
ル放送受信機は、復号されて再生表示された場合に、奇
数フィールドもしくは偶数フィールドのいずれか定めら
れた一方が、最初に再生表示されるように符号化された
奇数フィールド対応の複数の画像データと偶数フィール
ド対応の複数の画像データとからなるデータグループを
連続して受信するディジタル放送受信機であって、受信
した符号化された画像データを復調する受信手段と、復
調された画像データを受けて、データグループを一単位
として分離して出力する分離手段と、分離されたデータ
グループを復号するデコード手段と、復号されたデータ
グループを構成する画像データを予め定められた取り決
めに従って、フォーマット化するフォーマット手段とを
備える。
【0011】請求項2に係るディジタル放送受信機は、
請求項1に係るディジタル放送受信機であって、奇数フ
ィールド対応の画像データが、奇数フィールド対応の右
目用画像データおよび奇数フィールド対応の左目用画像
データを含み、偶数フィールド対応の画像データが、偶
数フィールド対応の右目用画像データおよび偶数フィー
ルド対応の左目用画像データを含む。
【0012】請求項3に係るディジタル放送受信機は、
請求項1に係るディジタル放送受信機であって、データ
グループの復号とは、GOP構造を用いた、MPEG方
式に基づく復号であって、データグループに含まれる画
像データ数は、偶数である。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]本発明の実施の形態1は、ディジタル
放送受信機において、受信した1チャンネルの立体放送
方式対応の画像データを適切にフォーマット化し立体表
示することを可能とするものである。
【0014】本発明の実施の形態1におけるディジタル
放送受信機は、入力として、予め定められた取り決めに
従い符号化された、1チャンネルの立体放送方式対応の
画像データを受け、再生表示を行なう。
【0015】図1は、本発明の実施の形態1のディジタ
ル放送受信機100において受信する立体放送方式対応
の画像データの画面構成の一例を示す図である。
【0016】図1を参照して、立体放送方式対応の画像
データの画面は、標準的なノンインタレース走査方式の
画面構成である、水平方向画素数704画素(I=1〜
704)×垂直方向画素数480画素(J=1〜48
0)に一致している。
【0017】また、立体放送方式対応の画像データの画
面は、2つのブロックB1、B2から構成されている。
ブロックB1、B2のいずれか一方がインタレース走査
方式で取得した右目用の画像データの画面であり、他方
がインタレース走査方式で取得した左目用の画像データ
の画面である(以下、簡単のためブロックB1が右目
用、ブロックB2が左目用に対応しているものとす
る)。
【0018】さらに、立体放送方式対応の画像データ
は、奇数フィールド対応の2画面(右目用、左目用)の
画像データを含んだフレーム画像、もしくは、偶数フィ
ールド対応の2画面(右目用、左目用)の画像データを
含んだフレーム画像に分類される。
【0019】このような立体放送方式対応の画像データ
を生成する画像データ生成装置300の構成、動作につ
いて説明する。
【0020】図2は、画像データ生成装置300の基本
構成の一例を概略的に示すブロック図である。図2を参
照して、画像データ生成装置300は、インタレース走
査方式対応カメラ21a,21b、およびフレームメモ
リ装置20を備える。
【0021】フレームメモリ装置20は、カメラ21
a、21bのそれぞれから受ける2フィールドの画像
を、1フレームの立体放送方式対応の画像データ(図1
参照)に変換して出力する。
【0022】具体的には、フレームメモリ装置20は、
図示しない2つのフィールドメモリを含み、カメラ21
aから受けた右目用の画像データRを一方のフィールド
メモリに書込み、カメラ21bから受けた左目用の画像
データLを他方のフィールドメモリに書込む。そして、
各フィールドメモリから右目用の画像データRおよび左
目用の画像データLを書込み速度の2倍の速さで読み出
すことにより、立体放送方式対応の画像データを生成す
る。
【0023】図3は、このような画像データ生成装置3
00のフレームメモリ装置20の動作を説明するための
摸式図であり、図3(a)、(b)は、それぞれ右目用
の画像の画面構成、左目用の画像の画面構成の一例を示
し、図3(c)は、フレームメモリ装置20が出力する
画像データの画面構成を示している。
【0024】図3(a)、(b)を参照して、右目用の
画像データRおよび左目用の画像データLに対応する画
面の有効画素数を、水平方向画素数704画素(水平方
向画素番号I:I=1〜704)×垂直方向画素数24
0画素(垂直方向画素番号J:J=1〜240)とし、
さらに右目用画像データRおよび左目用画像データLの
水平同期周波数FHを15.75kHz、垂直同期周波
数FRを59.94Hzとする。
【0025】この場合、フィールドメモリへの書込み周
波数をFHとし、読出周波数を(2×FH)とすると、
フレームメモリ装置20によって、図1で説明した画面
構成からなる、水平同期周波数が31.5kHz、垂直
同期周波数が59.94Hzの画像データ(図3
(c))が生成されることになる。
【0026】以上の動作に基づき、フレームメモリ装置
20は、奇数フィールド対応の右目用および左目用の画
像を含む画像データと、偶数フィールド対応の右目用お
よび左目用の画像を含む画像データとを交互に生成(原
画像)し、出力する。
【0027】続いて、このような立体放送方式対応の画
像データを、予め定められた取り決めに従って符号化す
るディジタル符号化装置200の構成、動作の一例につ
いて説明する。
【0028】図4は、ディジタル符号化装置200およ
び周辺回路の基本構成の一例を概略的に示すブロック図
である。図4を参照して、ディジタル符号化装置200
は、映像ソース部40、遅延装置41、スイッチ42、
エンコーダ回路44、およびフィールド判別回路43を
備える。
【0029】図4を参照して、映像ソース部40は、図
1に示した2画面分の情報を1画面に含めた立体放送方
式対応の画像データを記録、再生することができる記録
再生装置29を含む。例えば、記録再生装置29を前述
した画像データ生成装置300の出力側に接続すること
により、画像データ生成装置300で生成された立体放
送方式対応の画像データを予め記録しておく。
【0030】遅延装置41は、映像ソース部40から入
力した画像データを1フレーム(画面)ずらして出力す
る。たとえば、映像ソース部40が奇数フィールド対応
のk番目の画像データを出力した時点で、遅延装置41
は、偶数フィールド対応の(kー1)番目の画像データ
を出力する。さらに、映像ソース部40が偶数フィール
ド対応の(k+1)番目の画像データを出力すると、遅
延装置41は、奇数フィールド対応のk番目の画像デー
タを出力する。
【0031】スイッチ42は、後述するフィールド判別
回路43の制御に基づき、データ映像ソース部40もし
くは遅延装置41のいずれか一方から受けた画像データ
を出力する。
【0032】エンコーダ回路44は、MPEG規格に遵
守し、スイッチ42から出力される画像データをGOP
構造に従って符号化する。
【0033】ここで、エンコーダ回路44における符号
化について簡単に説明する。符号化においては、画像
を、Iピクチャ(Intra−Picture:フレー
ム内符号化画像)、Pピクチャ(Predictive
−Picture:フレーム内順方向予測符号化画
像)、そしてBピクチャ(Bidirectional
−Picture:双方向予測符号化画像)に分類す
る。
【0034】Iピクチャは、画像内で符号化、および復
号される画像であり、Pピクチャは、時間順に最も近い
過去に存在する参照画像(Iピクチャ、もしくはPピク
チャ)を参照することにより符号化、および復号される
画像であり、さらにBピクチャは、時間順に最も近い過
去に存在する画像と、最も近い未来に存在する参照画像
を参照することにより符号化、および復号される画像で
ある。
【0035】図5は、MPEG規格に基づく、Iピクチ
ャ、Pピクチャ、およびBピクチャの関係を説明するた
めの図であり、時間的に連続した画像の並びを示してい
る。
【0036】図5において、I2は、Iピクチャを、P
5、P8、P11は、Pピクチャを、そしてB0、B
1、B3、B4、B6、B7、B9、B10は、Bピク
チャをそれぞれ示している。
【0037】図中の矢印は、矢印の終点にあたる画像
が、矢印の始点にあたる画像を参照することを示してい
る。図5において、IピクチャであるI2は、I2ピク
チャ内で符号化を行ない、図5に示すPピクチャ、そし
てBピクチャは、直接的、または間接的にI2ピクチャ
を参照する。このため、Pピクチャ、Bピクチャは、I
2ピクチャを先に符号化しなければ符号化できない。こ
のような参照関係にある複数の画像はGOP(Grou
p of Picture)と呼ばれている。
【0038】なお、以下においては、一例として、図5
に示す12の画面からなるGOP構造を用いて説明する
ものとし、その先頭の画像データをI2ピクチャとし、
さらに、簡単のため、符号化された画像データをGOP
画像データと呼ぶ。
【0039】図4を参照して、フィールド判別回路43
は、エンコーダ回路44から出力されるGOP画像デー
タを受けて、GOP画像データを判別し、判別結果に応
じてスイッチ42を制御する。具体的には、受けたGO
P画像データを復号した場合に、最初に再生表示される
画像が、奇数フィールド対応の画像データであるか否か
を判定する。そして、奇数フィールド対応の画像データ
でないと判別した場合は、スイッチ42を制御し、エン
コーダ回路44に入力する画像データを切り換える。
【0040】ここで参考のため、原画像の画像の並び
と、符号化された画像の並びと、復号されて再生表示さ
れる画像の並びとの関係を説明する。
【0041】図6は、原画像の画像の並び、符号化され
た画像の並び、および復号されて再生表示される画像の
並びを説明するための図である。図6(a)は、原画像
における画像データの並びを、図6(b)は、符号化さ
れた画像データの並びを、そして図6(c)は、再生表
示される画像データの並びをそれぞれ示している。図6
を参照して、原画像の画像データ列に対して、図6
(a)に示すようにIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチ
ャを割り当てるものとする。
【0042】符号化処理においては、上述したように、
Bピクチャをスキップして参照画像であるIピクチャ、
Pピクチャを符号化し、その後に参照画面の間に位置す
るBピクチャを符号化する。
【0043】一方、復号化処理においては、参照画像か
ら復号するが、復号された参照画像は、参照画像の間に
位置するBピクチャの復号が終了するまで再生表示され
ない。一方、復号されたBピクチャは直ちに再生表示さ
れる。
【0044】この結果、図6に示すように、原画像、符
号化された画像、そして再生画像の並びが互いに異なっ
たものとなる。
【0045】図4を参照して、スイッチ42は、フィー
ルド判別回路43の制御を受けて、映像ソース部40か
ら受けた入力を、遅延装置41からの入力に切り換え、
または遅延装置41から受けた入力を、映像ソース部4
0からの入力に切り換える。これにより、エンコーダ回
路44への入力が1フレームずれ、符号化のタイミング
が切り換わる。
【0046】この結果、ディジタル符号化装置200の
エンコーダ回路44から外部に出力されるGOP画像デ
ータは、復号されて再生表示された場合に、図6で説明
した入れ替えが起こったとしても、その先頭画像は、必
ず奇数フィールド対応の画像データになる。
【0047】なお、図4に示すように、ディジタル符号
化装置200のエンコーダ回路44の出力を伝送装置4
5に接続することによって、GOP画像データは、外部
に伝送される。伝送形態の一例としては、通信衛星機器
を設けて、通信衛星で伝送するものが挙げられる。
【0048】さらに、ディジタル符号化装置200は、
映像ソース部40に代わって、画像データ生成装置30
0を直結するように構成するものであってもよい。
【0049】次に、上記手順で符号化された立体放送方
式対応の画像データを受けて、再生する本発明の実施の
形態1におけるディジタル放送受信機100の構成と動
作について説明する。
【0050】図7は、本発明の実施の形態1におけるデ
ィジタル放送受信機100の基本構成の一例を概略的に
示すブロック図である。図7を参照して、ディジタル放
送受信機100は、受信回路1、GOP分離回路2、デ
コード回路3、フレームメモリ4、出力信号フォーマッ
ト回路5、およびCPU6を含む。
【0051】ディジタル放送受信機100は、アンテナ
12で受信した1チャンネルの画像データ(図1)を入
力に受ける。受信回路1は、図示しないチューナとディ
ジタル復調回路とを備え、受信した画像データをディジ
タル復調する。
【0052】GOP分離回路2は、受信回路1の出力を
受けて、図5に示したGOP構造を一単位とするGOP
画像データを分離する。具体的には、GOP画像データ
の先頭に付加されるGOP開始コードを取得することに
よって、GOP画像データを分離、出力する。
【0053】デコード回路3は、GOP画像データをデ
コードするフレームメモリ4は、デコード回路3から出
力されるフレームデータを記憶する。フレームメモリ4
に記憶されるフレームデータの順は、図6(c)で示し
た再生画像の順に対応している。従って、フレームデー
タの先頭、すなわち、再生表示される先頭画像は、ディ
ジタル符号化装置200との取り決めにより、奇数フィ
ールド対応のフレーム画像となっている。
【0054】出力信号フォーマット回路5は、フレーム
メモリ4に記憶されているフレームデータを用いて、こ
れをフォーマット化して出力信号を生成する。出力信号
は、図示しない後段に位置するモニタに送られる。
【0055】CPU6は、各構成回路を制御する。図8
は、本発明の実施の形態1のディジタル放送受信機10
0におけるフォーマット処理の手順を示したフロー図で
ある。
【0056】GOP分離回路2は、GOP開始コードを
取得する(ステップs1)。GOP開始コードが取得さ
れると、デコード回路3は、GOP画像データのデコー
ドを開始する(ステップs2)。
【0057】この場合、先述したように、フレームメモ
リ4に記憶されるフレームデータの先頭は、符号化の取
り決めにより、奇数フィールド対応の画像に対応してい
る。
【0058】出力信号フォーマット回路5は、フレーム
メモリ4に記憶された先頭のフレームデータを受けて、
ブロックB1、B2に2分割し、奇数フィールド対応の
同期信号を付加して出力する(ステップs3)。
【0059】さらに、出力信号フォーマット回路5は、
続くフレームデータについては、2分割して、偶数フィ
ールド対応の同期信号を付加して出力する(ステップs
4)。
【0060】さらに、出力信号フォーマット回路5は、
続くフレームデータを受けて、2分割して、奇数フィー
ルド対応の同期信号信号を付加して出力する(ステップ
s5)。
【0061】出力信号フォーマット回路5は、以下、ス
テップs4、s5を繰り返す。すなわち、本発明の実施
の形態1におけるディジタル放送受信機100は、送信
側との取り決めにより、受信した画像データの奇数フィ
ールド、偶数フィールド毎に適切にフォーマット化を行
なうことが可能となる。
【0062】図9は、本発明の実施の形態1のディジタ
ル放送受信機100における画像データのフォーマット
の状況を表わした図であり、図9(a)は、入力する画
像データの画面と垂直同期信号との関係を、図9(b)
は、フォーマット処理後の画像データの画面と垂直同期
信号との関係をそれぞれ示している。図9の記号R1、
R2、…は、右目用の画像に対応し、図9の記号L1、
L2、…は、左目用の画像に対応している。また、図9
の記号O、Eは、それぞれ奇数フィールド、偶数フィー
ルドを表わしている。なお、前述した取り決めに従うこ
とにより、(R1、L1)、(R3、L3)、…が、奇
数フィールドに対応し、(R2、L2)、(R4、L
4)、…が、偶数フィールドに対応する。
【0063】図9を参照して、2画面分の画像情報を含
む画像データ(図9(a))に対して、出力信号フォー
マット回路5は、順次、取り決めに従って、奇数フィー
ルド対応の画像データ(R1、L1、R3、L3、…)
には、奇数フィールド対応の垂直同期信号を、偶数フィ
ールド対応の画像データ(R2、L2、R4、R4、
…)には、偶数フィールド対応の垂直同期信号を付加す
ることができる。
【0064】なお、本実施例では、先頭画像を、奇数フ
ィールドの画像に対応させて説明したが、偶数フィール
ドに対応させてもよい。
【0065】また、GOP構造も図5に示したものには
限られず、偶数の画像を含むGOP構造であれば足り
る。
【0066】なお、図7に示すように、ディジタル放送
受信機100は、アンテナ12からの入力に限られず、
デコード回路3に記録再生装置9を接続し、取り決めに
従って符号化された画像データを記録再生装置9から受
ける構成にしてもよく、あるいは、デコード回路3で復
号されたデータを記録再生装置9に記録するように構成
するものであってもよい。
【0067】なお、記録再生装置9、29の具体例とし
ては、パソコンのハードディスク、DVD、DVD−R
AM、D−VTR、MD、光磁気ディスク等が挙げられ
る。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明のディジタル放送
受信機によれば、送信側との取り決めにより受信した画
像を復号することにより、順次受信される1チャンネル
の立体放送方式対応の画像データが、奇数フィールド対
応の画像データであるか、偶数フィールド対応の画像デ
ータであるかを判別することができる。
【0069】また、本発明のディジタル放送受信機によ
れば、判別した結果を利用することで、適切にフォーマ
ット化して再生表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のディジタル放送受信機
が受信する画像データの画面構成の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1の画像データ生成装置3
00の基本構成の一例を概略的に示すブロック図であ
る。
【図3】画像データ生成装置300のフレームメモリ装
置20の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態1のディジタル符号化装置
200および周辺回路の基本構成の一例を概略的に示す
ブロック図である。
【図5】MPEG規格に基づく、Iピクチャ、Pピクチ
ャ、およびBピクチャの関係を説明するための図であ
る。
【図6】原画像の並び、符号化された画像の並び、およ
び復号されて再生表示される画像の並びを説明するため
の図である。
【図7】本発明の実施の形態1のディジタル放送受信機
100の基本構成の一例を概略的に示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態1におけるディジタル放送
受信機100のフォーマット処理の手順を示したフロー
図である。
【図9】本発明の実施の形態1のディジタル放送受信機
100における画像データのフォーマットの状況を表わ
した図である。
【符号の説明】
1 受信回路 2 GOP分離回路 3 デコード回路 4 フレームメモリ 5 出力信号フォーマット回路 6 CPU 9、29 記録再生装置 12 アンテナ 20 フレームメモリ装置 21a,21b インタレース走査方式対応カメラ 40 映像ソース部 41 遅延装置 42 スイッチ 43 フィールド判別回路 44 エンコーダ回路 45 伝送装置 100 ディジタル放送受信機 200 ディジタル符号化装置 300 画像データ生成装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号されて再生表示された場合に、奇数
    フィールドもしくは偶数フィールドのいずれか定められ
    た一方が、最初に再生表示されるように符号化された前
    記奇数フィールド対応の複数の画像データと前記偶数フ
    ィールド対応の複数の画像データとからなるデータグル
    ープを連続して受信するディジタル放送受信機であっ
    て、 受信した前記符号化された画像データを復調する受信手
    段と、 前記復調された画像データを受けて、前記データグルー
    プを一単位として分離して出力する分離手段と、 前記分離された前記データグループを復号するデコード
    手段と、 前記復号された前記データグループを構成する前記画像
    データを前記予め定められた取り決めに従って、フォー
    マット化するフォーマット手段とを備える、ディジタル
    放送受信機。
  2. 【請求項2】 前記奇数フィールド対応の画像データ
    は、前記奇数フィールド対応の右目用画像データおよび
    前記奇数フィールド対応の左目用画像データを含み、前
    記偶数フィールド対応の画像データは、前記偶数フィー
    ルド対応の右目用画像データおよび前記偶数フィールド
    対応の左目用画像データを含む、請求項1記載のディジ
    タル放送受信機。
  3. 【請求項3】 前記データグループの前記復号とは、G
    OP構造を用いた、MPEG方式に基づく前記復号であ
    って、前記データグループに含まれる前記画像データ数
    は、偶数である、請求項1記載のディジタル放送受信
    機。
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