JPH10262234A - 双方向通信システム - Google Patents

双方向通信システム

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Publication number
JPH10262234A
JPH10262234A JP9064383A JP6438397A JPH10262234A JP H10262234 A JPH10262234 A JP H10262234A JP 9064383 A JP9064383 A JP 9064383A JP 6438397 A JP6438397 A JP 6438397A JP H10262234 A JPH10262234 A JP H10262234A
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JP
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terminal
signal
unit
downlink
tdma
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JP9064383A
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Nobuhiro Matsuda
伸広 松田
Michiaki Okano
道商 岡野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重登録された端末を検出できる双方向通信
システムの提供。 【解決手段】 伝送線路上にセンター装置と複数の端末
とが接続され、前記各端末が上り伝送帯域と下り伝送帯
域との各周波数帯域毎に分離した通信帯域のタイムスロ
ットを利用して前記センター装置を介して双方向通信を
行うシステムにおいて、前記各端末から前記センター装
置への上り信号にランダムパターンを記述することによ
り、前記センター装置から等距離にある複数の端末の多
重登録を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末間の双方向通
信が可能なケーブルテレビジョンシステム(以下、CA
TVシステムと称す)などの双方向通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在構築されているCATVシステム
は、センター装置から既存TV放送や自主放送などを加
人者の複数の端末へ配信するサービスが主流であるが、
近年、このCATVシステムに双方向通信機能を有する
中継器を付加して、加入者間の双方向通信を実現した放
送通信融合型のサービスが、例えばISDN通信サービ
スなどで実現されている。このISDN通信サービスで
は、後に詳細に説明するように、伝送路の通信周波数帯
域が上り伝送帯域と下り伝送帯域とに区別されている。
伝送路の周波数を上り伝送帝域を例えば10〜5OMH
zに、下り伝送帯域を例えば70〜300MHzに割り
当てる。そのうち、TV1チャネル分の帯域(6MH
z)に相当する30〜36MHzを上りの通信帯域、2
34〜240MHzを下りの通信帯域に使用する。この
帯域をQPSK変調を行い、8,912Mbpsのデイ
ジタル通信路を確保する。
【0003】一般的なCATVシステムにおいては、伝
送路がセンター装置より同軸ケーブルでツリー型に構成
されている。このため一斉に各端末と通信を行おうとす
ると各端末からの応答信号が一斉に返り、各信号が衝突
し合って通信が出来ない状態となる。これを防ぐため
に、センター装置より各端末に対してデ一夕を順次、各
端末のアドレス(識別符号)をつけて送信して通信をす
るようする。
【0004】端末ではセンター装置から自アドレスが記
述された信号を受信すると、所定の時間に応答信号をセ
ン夕一装置に送信する。端末からの信号の送信タイミン
グはセンター装置によってポーリング処理を用いて管理
されているので、他端末の信号と衝突することはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】他端末の信号と衝突す
ることなくポーりング処理を正常に行うには、各端末に
それぞれ固有のアドレス割り付けられていることが必要
条件となる。一方、端末へのアドレスの登録は、端末の
加人者宅への据え付け時に人為的操作により行われるこ
とが多く、誤って同一アドレスを複数の端末に登録して
しまうこともあり得る。この場合、ポーリング処理が正
常に行われないばかりか、通信サービスに課金処理が施
されているシステムでは、他の同一アドレスの端末が受
けたサービスについて、誤って課金されてしまいかねな
い。
【0006】したがって本発明の目的は、上述した従来
の双方向CATVシステムにおける問題点を除去し、人
為的ミス等により複数台の端末へ同一アドレスが設定さ
れるいわゆる、多重登録された端末を検出することが可
能な双方向通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、伝送路
上にセンタ装置と複数の端末とが接続され、前記各端末
が上り伝送帯域と下り伝送帯域との各周波数帯域毎に分
離した通信帯域のタイムスロットを利用して前記センタ
ー装置を介して双方向通信を行う双方向通信システムに
おいて、前記センター装置は、(a)各端末毎にそれぞ
れ割り当てたタイムスロットの信号を取得する上り信号
受信手段と、(b)前記上り信号の誤りを検出する手段
と、(c)各端末がそれぞれ通信を行えるか否かを判定
する手段と、(d)前記判定結果を前記各端末毎にそれ
ぞれ割り当てたタイムスロットに信号を乗せて、各端末
へ信号を送信する下り信号送信手段とを具備し、前記各
端末が(e)予め前記センター装置によって割り当てた
タイムスロットを利用して、前記センター装置へ信号を
送信する上り信号送信手と、(f)ランダムパターンを
発生する手段と、(g)前記上り信号にランダムパター
ンを挿入する手段と、(h)前記伝送路上の自端末に割
り当てたタイムスロットを利用して、前記センター装置
からの前記判定結果を受信する下り信号受信手段と、
(i)前記判定結果により前記上り信号を送信する上り
信号送信手段とを具備したことを特徴とする双方向通信
システムにより、上記の課題が解決される。
【0008】また、本発明によれば、前記センター装置
は、(j)各端末からの前記ランダムパターンを前記下
り信号に挿入する手段を備え、また前記端末は、(k)
上り信号に挿人した前記ランダムパターンと前記センタ
ー装置が下り信号に挿入した前記ランダムパターンを比
較する手段と、を具備したことを特徴とする前記双方向
通信システムにより、上記の課題が解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係る双方向通信システム
のーつの実施形態であるCATVシステムの構成を示す
図である。
【0011】同図に示すように、このCATVシステム
は、TV放送の配信設備および交換機などを備えたセン
ター装置1から複数の加入者宅内の端末2a〜2dへツ
リー型の同軸ケーブルを張り巡らし、途中の分岐点に双
方向通信機能を備えた中継増幅器3を接続し構成されて
いる。各端末2a〜2dは利用者(加入者)宅内に配置
されており、各々の端末2a〜2dにはテレビジヨン
(TV)およびビデオテープレコーダー(VTR)など
からなるTVセットや電話およぴFAXなどの通信機器
が接続されている。
【0012】図2はセンター装置1の構成を示すブロッ
ク図で、交換機11、インタフェース装置12、時分割
多重アクセス装置(以下、TDMA装置と称す)13お
よびヘッドエンド14から構成されている。交換機11
は、自局内呼の接続および外部網との接続を行う。この
交換機11は、たとえば1,024台の収容能力(接続
能力)があり、この交換機11とインタフェース装置1
2とは32本の信号線で接続されている。125μsを
1フレームとし1フレームには64Kbpsのタイムス
ロット(TS)が32個多重化されて伝送されるので、
交換機11とインタフェース装置12間では合計で32
TS×32本(信号線数)=1,024個のTSの伝送
能力がある。TDMA装置13は、インタフェース装置
12で設定されたTSを伝送路上のTSに乗せ替える。
【0013】ここで、一般に、前述したISDN通信サ
ービスでは、図3に示すように伝送路の通信周波数帯域
が上り伝送帯域131と下り伝送帯域132とに区別さ
れている。伝送路の周波数を上り伝送帝域131を例え
ば10〜5OMHzに、下り伝送帯域132を例えば7
0〜300MHzに割り当てる。そのうち、TV1チャ
ネル分の帯域(6MHz)に相当する30〜36MHz
を上りの通信帯域、234〜240MHzを下りの通信
帯域に使用する。この帯域をQPSK変調を行い、8,
912Mbpsのデイジタル通信路を確保する。
【0014】次に、図2に示されるTDMA装置13は
交換機11とともに端末2a〜2d間の通信を効率よく
行うために、各端末2a〜2dから送信されてくる上り
信号同士が衝突しないよう、センター装置1と各端末2
a〜2d間の往復信号時間を計測し、遠くの端末、例え
ば端末2dほど早めに上り信号を送信するように制御す
る。図10は上り信号の送信制御の概念を示す。すなわ
ち、この制御は、センター装置側での上り/下りフレー
ム信号の位相を一致させるために、端末でセンター装置
からTSを受信してから、Td(下り遅延時間)+Tu
(上り遅延時間)時間早めに上り信号を送信するように
するものである。この精度を1ビット(シンボル)時間
の1/10程度あるいはそれ以下(本発明では1/16
とする)とすることにより、センター装置にて受信する
TSをセンター装置のクロックに同調させる。これによ
りTS毎のプリアンブルを除去した高能率なフレーム構
成が可能となる特徴がある。しかし、タイミング精度の
範囲で、センター装置での受信信号の打ち抜きにおいて
最適タイミングからずれが生じる場合があるため、上り
信号のセンター装置での受信タイミング(端末の送信タ
イミング)を安定化させる必要がある。
【0015】図2のヘッドエンド14は、TV放送、自
主放送などの映像信号と時分割多重アクセス(以下TD
MAと称す)により多重化された信号との多重/分離な
どを行い、そのTDMA信号を端末2a〜2dと送受信
(通信)する装置である。
【0016】このようなセンター装置において、交換機
11とインタフェース装置12間のTDMA信号のフレ
ームは図7(a)および図8(a)に示すように、複数
たとえば32個ののタイムスロット#0〜#31から構
成されている。ここで上りと下りのフレームは同じ構成
である。
【0017】インタフェース装置12は、図4に示すよ
うに、下りTS乗せ替え部41、上りTS乗せ替え部4
2、インタフェース主制御部43を有している。
【0018】このインタフェース装置12は、端末2a
〜2dあるいは交換機11からの呼制御信号に従って、
TDMA装置13側(端末側)の上りあるいは下りのタ
イムスロットCTSを空き状態に応じて動的に割り当て
て(デマンドアサイン)、交換機11からの下りTDM
A信号(下りタイムスロット:PTS)を、TDMA装
置13側(端末側)への下りTDMA信号(下りタイム
スロット:CTS)に、逆に、TDMA装置13側(端
末側)の上りTDMA信号(上りタイムスロット:CT
S)を交換機11側の上りTDMA信号(上りタイムス
ロット:PTS)に乗せ換えるものである。
【0019】同図に示すように、下りTS乗せ替え部4
1は、下りフレーム受信部41a、下りフレーム受信バ
ッフア41b、下りフレーム送信部41cから構成され
いる。インタフェース主制御部43は、インタフェース
装置制御部43a、CTS−PTS対応表格納部43b
および端末状態表格納部43cから構成されている。イ
ンタフェース装置制御部43aは、交換機11との呼制
御信号、図7(b)、図8(b)にそれぞれ示す端末2
a〜2dとのデマンドアサイン制御チャネル72c、8
2bを送受信し、図9に示すCTS−PTS対応表を基
に、CTS#0〜#87の中から空きCTSを検索し、
PTS番号に対応するCTS番号を割り当てるための制
御等を行う。また、端末状態表格納部43cは、端末の
属性、図7(b)、図8(b)にそれぞれ示す情報チャ
ネル72e、82c(上り/下りCTS)の使用可/不
可情報などを記述するものであり、情報チャネル使用不
可の端末から発呼要求(本来、あり得ないが)あるいは
不可の端末へ着呼要求が来た場合は、当該呼制御を拒否
する。この状態表格納部43cはTDMA装置13と共
有するものとする。
【0020】下りフレーム受信部41aでは、図7
(b)に示すTDMA装置13側のフレーム72の時間
間隔5ms毎に2個の下りフレーム受信バッフア41b
#0、41b#1を交互に切り替えて、下りPTSを同
バッファに書き込む。
【0021】下りフレーム送信部41cでは、図9に示
すCTS−PTS対応表を基に下りPTSを読み出し、
図7(b)に示すフレーム72の所定のCTSに書き込
むとともに、TDMA装置13への制御情報を制御チャ
ネル72bに、端末に対する空きチャンネル(CTS)
情報をデマンドアサイン制御チャネル72cに書き込
み、TDMA装置13に送信する。
【0022】また、図4の上りTS乗せ替え部42は、
上りフレーム受信部42a、上りフレーム受信バッフア
42b、上リフレーム送但部42cから構成されてお
り、上りフレーム受信部42aでは、図8(b)に示す
TDMA装置13側のフレーム82の時間間隔5ms毎
に2個の上りフレーム受信バッフア42b#0、42b
#1を交互に切り替えて、図9に示すCTS−PTS対
応表を基に上りCTSを所定の上りPTSの位置に同バ
ッフアに書き込むとともに、図8(b)に示すTDMA
装置13からの制御情報(制御チャネル82a)、およ
び端末からの空きチャンネル(CTS)獲得情報(デマ
ンドアサイン制御チャネル82b)を、インタフェース
装置制御部43aに送但する。
【0023】上りフレーム送信部42cでは、同様に上
りフレーム受信バッファ42b#0、42b#1を交互
に切り替えて、上りフレーム受信部42aによって書き
込まれた同バッフアの情報(上りCTS)を図9に示す
CTS一PTS対応表を基に読み出し、交換機11に送
信する。
【0024】次に、TDMA装置13は図5に示すよう
に、TDMA装置主制御部51、下り系処理部52およ
び上り系処理部53などから構成されている。
【0025】TDMA主制御部51は、マイクロプロセ
ッサー、RAM/ROMなどのメモリを有するTDMA
装置制御部51a、前述した端末状態表格納部43cな
どから構成されている。TDMA装置制御部51aで
は、下り系処理部52の制御チャネル受信部52b、上
り系処理部53の上り遅延計測制御用チャネル受信部5
3dから、インタフェース装置12あるいは端末2a〜
2dの制御情報である図7(b)に示す制御チャネル7
2b、図8(c)に示す遅延計測制御用チャネル83a
を受信し、しかるべき処理(例えば送信タイミングの算
出)を行いその応答を制御用チャネル送信部53e、下
り遅延計測制御用チャネル送信部52cに設定する。端
末に関してその送信タイミングが求まり、図7および図
8にそれぞれ示す、情報チャネル72e、82c(上り
/下りCTS)が使用可の状態となればその旨を端末状
態表格納部43cに記述する。
【0026】下り系処理部52は、下りフレーム受信部
52a、制御用チャネル受信部52b、下り遅延計測制
御用チャネル送信部52c、下りフレーム送信部52d
などから構成されている。下りフレーム受信部52aで
は、インタフェース装置12から送信される図7(b)
に示す下りTDMA信号72の制御用チャネル72bを
制御用チャネル受信部52bに設定し、下りフレーム送
信部52dでは、下り遅延計測制御用チャネル送信部5
2cに設定された端末への情報を、図7(c)に示す下
りTDMA信号73の遅延計測制御用チャネル73bに
設定しヘッドエンドの変調部へ送信する。
【0027】上り系処理部53は、上りフレーム受信部
53a、位相判定部53b、位相調整部53c、上り遅
延計測制御用チャネル受信部53d、制御用チャネル送
信部53e、上りフレーム送信部53fなどから構成さ
れている。
【0028】上りフレーム受信部53aでは、図8
(c)に示す上りTDMA信号83を受信し遅延計測制
御用チャネル83aを位相判定部53bに設定し、残り
のチャネルを上りフレーム送信部53fに設定する。
【0029】位相判定部53bは、クロック生成部を有
しており、1ビット時間の1/16の64MHzのクロ
ツクを生成し、遅延計測制御用チャネル83aのプリア
ンブルパターン83a1と同期を取り、インタフェース
装置12からのクロック(4MHz)と端末(2a〜2
d)からの図8(c)に示す上りTDMA信号83の位
相差を計測する。
【0030】位相調整部53cでは、計測された1/1
6ビット単位の位相をビット単位の“ずれ”に調整し、
図8(c)に示すフレーム同期パターン83a2とイン
タフェース装置12からのフレーム同期信号(200H
z)と比較してビット差を計測し、求められた位相およ
びビット差(受信タイミング)と受信した遅延計測制御
用チャネル83aのデータを上り遅延計測用チャネル受
信部53dに設定する。 また、位相調整部53cは、
図示しないが、CRC検査部および誤り訂正(FEC)
部を有しており、図8(c)に示す誤り訂正ビット83
a4を参照して遅延計測制御用チャネルの情報部84お
よびCRCビット83a3の誤り訂正を行った後、CR
Cビット83a3を参照し、同情報部84の誤り検出を
行う。誤り訂正/検出でエラーが検出された場合は、同
様にその旨を上り遅延計測制御用チャネル受信部53d
に設定する。
【0031】端末2a〜2dは、図6に示すように、分
波部61、下り系処理部62、上り系処理部63、主制
御部64から構成されている。
【0032】分波部61は分波器61aを有している。
この分波器61aは入出力端子Aを介して入力される図
1のセンター装置1からのCATV信号X(テレビジヨ
ン番組、音声番組およぴ文字放送番組などの複数の番組
信号、通信信号、制御信号などを周波数分割多重した信
号との総称)をフイルタリングして所望の信号のみを下
り系処理部62に分配すると共に、上り系処理部63か
ら出力される通信信号、制御信号Yを同じく入出力端子
Aを介してセンター装置1に送信するものである。 下
り系処理部62は、分配部62a、復調部62b、下り
遅延計測制御用チャネル受信部62c、音声出力部62
dから構成されている。分配部62aは図3に示したよ
うに、下り帯域の70〜300MHzについて周波数帯
域通過を行い、既存のアナログTVサービスが伝送され
ている信号X1を出力端子Bへ、下りTDMA信号が確
保されている234〜240MHz帯域の信号X2を復
調部62bへそれぞれ分配する。
【0033】この分配部62aで分配された信号X1
は、出力端子Bを介してTV受像器のアンテナ端子など
へ送られる。復調部62bは、分配部62aからの信号
X2をディジタル信号に復調するものである。
【0034】下り遅延計測制御用チャネル受信部62c
は、下りTDMA信号を受信し、遅延計測制御用チャネ
ル73bの自アドレス(端末ID)に該当するものを抽
出し、主制御部64の端末制御部64aに分配する。端
末IDは入力端子Eから入力され、ROM、ハードディ
スク装置などの不揮発性の記憶装置からなる端末ID格
納部64bに予め設定されている。
【0035】音声出力部62dには、復調部62bで復
調されたディジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換回路が設けられている。
【0036】上り系処理部63は、変調部63a、送信
タイミング調整部63b、上り遅延計測制御用チャネル
送信部63c、音声入力部63dなどから構成されてい
る。音声入力部63dは、端子Dから入力される音声情
報を送信タイミング調整部63bへ出力する。この音声
入力部63dには、人力された音声情報(音声信号の
他、ダイヤル信号なども含まれる)をデイジタル信号に
変換するD/A変換回路が設けられている。送信タイミ
ング調整部63bは、下り系処理部62から入力され
る、図7(c)に示す、送信タイミング値74dに基づ
いて送信タイミングを決定し、そのタイミングで入力さ
れた音声情報を図1のセンター装置1に送信する。
【0037】送信タイミング調整部63bは、クロック
生成部を有しており、このクロック生成部では、主制御
部64aの制御の基で、遅延計測の精度をエビット時間
の1/16程度の64MHzのクロックが生成され、こ
のクロックで送信タイミングが制御される。
【0038】続いて、図7および図8を参照して、セン
ター装置1と各端末2a〜2dとの間で通信されるTD
MA信号のフレーム構成について説明する。
【0039】センター装置1と端末2a〜2dで時分割
多重して通信されるTDMA信号のうち、下りTDMA
信号のフレームは、図7(b)に示す、インタフェース
装置12およびTDMA装置13間で使用されるフレー
ムと、図7(c)に示す、TDMA装置13および端末
間で使用するフレームから構成されている。前者は5m
sを1フレーム(40,960ビット)とし、フレーム
同期用の特定パターンを記したフレーム同期ビット72
a、TDMA装置を制御するための制御用チャネル72
b、遅延計測制御用チャネル73b、デマンドアサイン
制御チャネル72c、放送チャネル72dおよび88個
のチャネルCTS#0〜CTSからなる情報チャネル7
2eなどから構成されている。この情報チャネル72e
を便宜上、下りCTSと呼ぶ。チャネルCTS#0〜C
TS#87の各々には、8ビットの情報を40個分(8
ビット×40=320ビット)乗せることが出来る。
【0040】制御用チャネル72bは、TDMA装置1
3とインタフェース装置12間の通信において、TDM
A装置の制御に使用する。
【0041】次に、後者は前者の制御用チャネル72b
が遅延計測制御用チャネル73bに置き換えられている
点を除き、前者のフレーム構成と同じである。
【0042】この遅延計測制御用チャネル73bは、T
DMA装置と端末間の通信において、端末の制御用に使
用され、図7(c)に示すように、コマンド種別74
a、端末ID(アドレス)74b、情報チャネル送信フ
ラグ74c、および送信タイミング値74dなどから構
成される。情報チャネル送信フラグは74c、端末に対
して前記情報チャネル72eの送信可/不可を示すもの
であり、不可状態では、端末は情報チャネル72eの送
信を禁止され、遅延計測制御用チャネル73bを使った
通信しか行えないものとする。送信タイミング値74d
は、前述のように、端末が図10に示す上りTDMA信
号フレームを送信すべきタイミング(ビットおよぴ位相
値)を示すものである。
【0043】また、上りTDMA信号のフレームは、図
8(b)に示す、インタフェース装置12およびTDM
A装置13間で使用されるフレームと、図8(c)に示
す、TDMA装置13および端末間で使用するフレーム
から構成されている。前者は図8(b)に示すように、
下りTDMA信号と同じく5msを1フレーム(40,
960ビット)とし、制御用チャネル82a、遅延計測
制御用チャネル83a、デマンドアサイン制御チャネル
82bおよび88個の情報チャネル82cとから構成さ
れている。情報チャネル82cには、上記下りフレーム
同様の40個の情報ビット(8ビット×40=320ビ
ット)の他、この情報ビットにセンター装置1の遅延検
波による遅れを吸収するための前方8ビットと後方8ビ
ットにガードビット82c1と、64ビットの誤り訂正
ビット(FEC)82c2とが付加されている。誤り訂
正(FEC)の範囲を40個の情報ビットとし、情報ビ
ットと謝り訂正ビットをキャリア(伝送信号)の出力範
囲とする。
【0044】次に、後者は前者の制御用チャネル82a
が遅延計測制御用チャネル83aに置き換えられている
点を除き、前者のフレーム構成と同じである。
【0045】遅延計測制御用チャネル83aは、図8
(c)に示すように、コマンド種別84a、端末ID
(アドレス)84b、情報チャネル送信フラグ84c、
送信タイミング値84dおよびランダムパターン84e
から構成され、この他、クロック同期用の特定パターン
を記した64ビットのプリアンブル83a1、フレーム
同期用の特定パターンを記した16ビットのフレーム同
期(FS)ビット83a2、誤り検出用の16ビットの
CRCビット83a3、16ビットの誤り訂正ビット
(FEC)83a4、および前方8ビットと後方8ビッ
トのガード(G)ビット83a5などから構成される。
誤り検出のCRCの範囲をコマンド種別から予備ビット
の128ビット、誤り訂正(FEC)の範囲を前記12
8ビットにCRCビットを含めた144ビットとする。
そして、プリアンブル83a1から誤り訂正ピット83
a4までをキャリアの出力範囲とする(プリアンブル8
3a1から誤り訂正ビット83a4が端末2の出力デー
タ)。ここで、遅延計測制御用チャネル83aの長さを
488ビットと定めており、初期状態(情報チャネル送
信“不可”の状態)では、センター装置1からの距離に
よって端末2からの出力データは、このチャネル83a
の範囲内で端末2からの出力データは前後するため、こ
れをWA85が8ビットとなるように送信タイミングを
制御する。すなわち、WA85が8ビットとなったと
き、情報チャネル送信“可”の状態とする。
【0046】次に、このように構成されたCATVシス
テムの動作を説明する。図1に示す複数の端末2a〜2
dのうちの任意の2台、例えば2a、2b間で音声通話
を行う場合、センター装置1は、先ず、センター装置1
から各端末2a、2bへの、図7および図8にそれぞれ
示す、下りの遅延計測制御用チャネル73bと各端末2
a、2bからセンター装置1への上りの遅延計測制御用
チャネル83aとの時間的なズレを計測し、上りと下り
のフレームの位相が一致するように端末2a、2bに対
して上りのフレームを送信するタイミング(送信タイミ
ング)を指示する。この指示により端末2a、2bで
は、遅延計測の精度を1ビットの1/16程度で制御す
る。この位相が一致する(実際は±αの許容を持たせ
る)までは、端末2はデマンドアサイン制御チャネル7
2c、82b、放送チャネル72dおよび情報チャネル
72e、82cの使用(送受信)を禁止する(端末は送
受信しない)。センター装置1は下りのデマンドアサイ
ン制御チャネル72cを使用し、空いている情報チャネ
ル72e、82cの番号を端末2に通知(放送)してお
り、上りと下りのフレームの位相が一致すると、TDM
A装置13は端末2a、2bに対し、情報チャネル送信
フラグ74cを“可”として通知し、この結果端末2
a、2bはデマンドアサイン制御チャネル72c、82
bを使用可能になる。
【0047】端末2a、2bは通知されたチャネル番号
の空き情報をチェックして、上りのデマンドアサイン制
御チャネル82bを使用し、センター装置1に情報チャ
ネルを割り当ててもらうよう要求し、その後、確保され
た情報チャネルを使用して、通話相手との呼接続、通話
を行う。このときのセンター装置1の上り下りのCTS
−PTSの対応関係を示したのが図9の対応表である。
上り下りともに、未使用(空き)のCTSは、“−”で
示しており、IDがID1、ID2(例えば端末2a、
2b)の端末は、各々上り下りともCTSがml、m
2、PTSがnl、n2のタイムスロットを使用してい
ることを示す。同様に、IDがID3、ID4の端末に
ついては、CTSがm3、m4、PTSがn3、n4と
なる。もちろん、チャネルの確保の順番によっては上り
下りのCTS、PTS番号が異なることもあり得る。
【0048】このセンター装置1と端末2のTDMA信
号の送受信のシーケンスを図11に示す。
【0049】TDMA装置13と端末2の送受信シーケ
ンスは同図に示すように、5ms毎のコマンドAll
l、レスポンス112、コマンドB113の送受信を基
本シーケンスとする。この基本シーケンスを各端末2に
対して登録端末台数分(ここでは1024台)繰り返
し、さらに巡回する。すなわち、個別の端末から見れ
ば、約15秒(15ms×1024台)毎に、TDMA
装置とコマンド/レスポンスの送受信を行うことなる。
【0050】TDMA装置13は先ず端末2からのレス
ポンスを要求するため、図7(c)のコマンド74の種
別74aに“A”を、当該端末を識別するために74b
に端末IDを記述したコマンド74を端末に送信する。
初期状態では情報チャネル送信フラグ74cを“不
可”、送信タイミング値74dには暫定値を記述してお
く。
【0051】端末2では図11に示すように、自アドレ
ス(端末ID)が記述されたコマンドAを受信すると同
コマンドに指示された送信タイミングで、図8(c)の
84bに端末IDを記述したレスポンス112を送信す
る。レスポンス112のフォーマットは図8(c)の8
4として示されている。
【0052】同レスポンスの情報チャネル84c、送信
タイミング値84dは、TDMA装置13における確認
のために用いるもので、コマンドAに記述された同値を
記述する。(コード種別84aは将来の拡張用で本シス
テムではレスポンスが一種類しかないため空きの0とす
る。)TDMA装置13は先に送信したコマンドAに対
する端末からのレスポンスを受信すると、同レスポンス
と下りフレームの位相差(受信タイミング)を計測し、
TXT+RXT→TXTのように、送信タイミングを更
新する。ここで、TXTは送信タイミング、RXTは受
信タイミングである。この更新値をコマンド種別74a
が“B”である、コマンドBとして送信する。このと
き、受信タイミングが0(あるいはある許容値の範囲
内)、すなわち位相差が0のとき、情報チャネル送信フ
ラグ74cを“可”とする。
【0053】このとき、仮に端末の電源断等により、端
末からのレスポンスが受信されない、端末ID84bが
他端末からのレスポンスであり誤っている等の理由によ
り、CRCエラーが検出された(伝送路障害等)場合
は、前記、更新式を適用せず先にコマンドAで通知した
内容を再度コマンドBで送信するものとする。
【0054】端末2では、コマンドBを受信すると送信
タイミング値74d、情報チャネル送信フラグ74cに
記述してあるように、送信タイミングと情報チャネルの
使用状態を制御する。
【0055】このような基本シーケンスを数回繰り返す
ことによって、受信タイミングのずれが0に収束して最
適な送信タイミングが求まり、情報チャネル送信可の状
態となるが、前記レスポンスの不検出、CRCエラー、
端末IDの誤り等の障害が規定回数検出されると再び情
報チャネル送信不可の状態とする。
【0056】ここで、例えば端末2aと同じアドレス
(端末ID)が別の端末(これを端末2a´と呼ぶ。)
に登録されたと仮定する。このときのセンター装置1と
の送受信シーケンスの一部を示したのが図12である。
端末2a、2a´から見れば、TDMA装置13からの
コマンドA/Bは同じものが受信され区別がつかないこ
とになる。そして、端末2a、2a´からTDMA装置
13へのレスポンスをそれぞれレスポンス2a、レスポ
ンス2a´と呼ぶことにする。
【0057】端末2a、2a´がTDMA装置13から
異なった距離に位置した場合、レスポンス2a、レスポ
ンス2a´がTDMA装置13に到着したとき、遅延計
測制御用チャネル83a内での位置がずれて双方のレス
ポンスが重なり合っているためCRCエラーとして検出
でき、端末2a、2a´はいつまでたっても情報チャネ
ル送信不可となり、端末IDが多重登録されたことが検
出できる。ただし、どちらの端末が正規なものかは判断
できないため、後はシステム管理者の判断に委ねること
になる。
【0058】しかし、端末2a、2a´がTDMA装置
13からほぼ同距離に位置した場合、端末2a、2a´
は同じようにふるまうので、レスポンス2a=レスポン
ス2a´となる。しかも、レスポンス2a、レスポンス
2a´ともに遅延計測制御用チャネル83a内の同位置
に到着することになるので、TDMA装置13では正常
に処理し、情報チャネル送信可の指示を出し、結果的に
端末2a、2a´の2台が送信可の状態となってしま
う。
【0059】本発明では、この状態を回避するため、図
8(c)に示すようなランダムパターン84eを使用
し、レスポンス2aとレスポンス2a´が異なるように
する。ランダムパターン84eには、線形合同法を適用
した例えば下式を図6に示す端末制御部64aで計算し
レスポンス2a、2a´に記述するようにする。
【0060】Xn =a・Xn-1 +b( mod m) a=17、b=499、m=216 ここで、Xn(n=0、1…)は乱数で、0≦Xn≦m
であり、a、bは4がmを割り切るならば4はa−1を
も割り切ること、gcd(b、m)が1であり、bとm
は互いに素であること、の条件を満たす定数である。
【0061】ここで、端末毎に(上記の場合少なくとも
端末2a、2a´では)乱数Xnが異なるように、初期
値X0 あるいは定数a、bの候補を予めいくつか持た
せ、端末IDはもとより、端末に時計を備え電源投入時
の絶対時刻から、あるいは、端末に温度センサを備え温
度などから選択するようにする。これにより、端末2
a、2a´がTDMA装置13からほぼ同距離に位置し
た場合でも、レスポンス2aとレスポンス2aが異なる
ため、CRCエラーとして検出でき、端末IDの多重登
録を検出できる。
【0062】さらに、図12において、端末2aあるい
は2a´からのレスポンスがTDMA装置13では受信
されないが、TDMA装置13からのコマンドA/Bは
端末で受信できる状態も考えられる。例えば、端末2a
が先に送信可の状態になった後に、端末2a´が立ち上
がった場合、TDMA装置13からの端末2a、2a´
の距離差は関係せず、端末2a´もコマンドA/Bを受
信するので双方が送信可の状態となってしまう。また、
仮に端末2aが通信あるいは呼制御中であれば、その処
理も中断されてしまう。
【0063】この状態を回避するために、本発明では、
TDMA装置13でランダムパターン84eの値を、例
えばコマンドBの予備領域74eに乗せ換えて、端末2
に送信するものとする。端末2では先にレスポンスで送
信したランダムパターン84eの値と前記予備領域74
eの値が一致したときのみ、情報チヤネル送信フラグ7
4cの指示で該チャネルの送信可/不可を制御するもの
とする。もちろん、一致しないときは不可とする。
【0064】ここでは、TDMA装置13でランダムパ
ターン84eの値を、そのまま乗せ換えるものとしたが
TDMA装置13と端末2で予め変換規則を取り決めて
おき、TDMA装置13では同値を変換して乗せ換え、
端末2でもその変換値と先にレスボンスで送信したラン
ダムパターン84eの変換値を比較するようにすること
も可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
端末からセンター装置への上り信号にランダムパターン
を記述するようにしたので、誤って複数の端末に同一ア
ドレス(ID)が登録された場合でも、それらの端末は
互いに異なった上り信号を送信することになり、センタ
ー装置からほぼ同距離に位置したため互いの上り信号が
全く同じ位置に重なりあった場合でも、センター装置で
信号誤りとして衝突が検出でき、多重登録を検出でき
る。
【0066】また、セン夕一装置で上記ランダムパター
ン(もしくは予め定められた規則により同パターンを変
換した値)を折り返し端末に下り信号で送信し、端末で
上り/下り信号の同パターン(もしくは変換値)を比較
判定を行うので、多重登録された端末が同時期に通話サ
ービスを受けることが無く、同じように多重登録を検出
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である双方向通信可能なCA
TVシステムの概略構成図である。
【図2】図1に示すCATVシステムにおけるセンター
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示すCATV本システムの通信サービス
に割り当てられている周波数領域を示す図である。
【図4】図2に示すインタフェース装置12の構成を示
すブロック図である。
【図5】図2に示すTDMA装置13の内部構成を示す
ブロック図である。
【図6】図2に示す端末2a〜2dの構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図1に示すCATVシステムにおける下りTD
MA信号のフレーム構成を示す図である。
【図8】図1に示すCATVシステムにおける上りTD
MA信号のフレーム構成を示す図である。
【図9】図1に示すCATVシステムにおける上り/下
りの各CTS−PTS対応表および空きCTS表を示す
図である。
【図10】上り送信タイミング制御である遅延計測制御
の原理を示す図である。
【図11】図1に示すCATVシステムにおけるセンタ
ー装置1と端末2との送受信シーケンスを示す図であ
る。
【図12】図1に示すCATVシステムにおいて複数の
端末に同一アドレスが登録された場合の送受信シーケン
スの概略を示す図である。
【符号の説明】
1…センター装置 2a〜2d…端末 3…中継増幅器 11…交換機 12…インタフェース装置 13…TDM
A装置 14…ヘッドエンド 131…上り伝
送帯域 132…下り伝送帯域 41…下り
TS乗せ替え部 41a…下りフレーム受信部 41b…下り
フレーム受信バッファ 41c…下りフレーム送信部 42…上り
TS乗せ替え部 42a…上りフレーム受信部 42b…上り
フレーム受信バツフア 42c…上りフレーム送信部 43…イン
タフェース装置主制御部 43a…インタフェース装置制御部 43b…CT
S−PTS対応表 43c…端末状態表 51…TD
MA装置主制御部 51a…TDMA装置制御部 52…下り
系処理部 52a…下りフレーム受信部 52b…制御
チャネル受信部 52c…下り遅延計測制御用チャネル送信部 52d…下りフレーム送但部 53…上り
系処理部 53a…上りフレーム受信部 53b…位相
判定部 53c…位相調整部 53d…上り遅延計測用チャネル受信部 53e…制御
チャネル送信部 53f…上りフレーム送信部 61…分波部 61a…分波器 62…下り系処理部 62a…分配部 62b…復調部 62c…下り遅延計測制御用チャネル受信部 62d・・音声出力部 63…上り系
処理部 63a…変調部 63b…送信タ
イミング調整部 63c…上り遅延計測制御用チャネル送信部 63d…音声入力部 64・・主制御
部 64a・・端末制御部 64b・・端末I
D格納部 71・・交換機からインタフェース装置への下りTDMA
信号 72・・インタフェース装置からTDMA装置への下りT
DMA信号 72a・・フレーム同期ビット 72b…TDMA装置の制御用の制御用チャネル 72c…・・デマンドアサイン制御チャネル 72e…情報チャネル、 73…TDMA装置から端末への下りTDMA信号 73b…遅延計測制御用の遅延計測制御用チャネル 74…遅延計測制御用の遅延計測制御用チャネル詳細図 74a…コマンド種別 74b・・端末
ID(アドレス) 74c…情報チャネル送信フラグ 74d…送信
タイミング値 81…インタフェース装置から交換機への上りTDMA
信号 82…TDMA装置からインタフェース装置への上りT
DMA信号、 82a…制御用チャネル、82b・・デマンドアサイン制
御チャネル、 82c…情報チャネル 83…端末からTDMA装置への上りTDMA信号 83a…遅延計測用チャネル 83a1…プリ
アンブルパターン 83a2…フレーム同期パターン 83a3…CR
Cビット 83a4…誤り訂正ピット、 84…遅延
計測用チャネルの情報部 91…上りCTS−PTS対応表 92…下りC
TS−PTS対応表 111…TDMA装置から端末へのコマンドA 112…端末からTDMA装置へのレスポンス 113…TDMA装置から端末へのコマンドB

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路上にセンタ装置と複数の端末とが
    接続され、前記各端末が上がり伝送帯域と下がり伝送帯
    域との各周波数帯域毎に分離した通信帯域のタイムスロ
    ットを利用して前記センター装置を介して双方向通信を
    行う双方向通信システムにおいて、 前記センター装置は、(a)各端末毎にそれぞれ割り当
    てたタイムスロットの信号を取得する上り信号受信手段
    と、(b)前記上り信号の誤りを検出する手段と、
    (c)各端末がそれぞれ通信を行えるか否かを判定する
    手段と、(d)前記判定結果を前記各端末毎にそれぞれ
    割り当てたタイムスロットに信号を乗せて、各端末へ信
    号を送信する下り信号送信手段とを具備し、 前記各端末が(e)予め前記センター装置によって割り
    当てたタイムスロットを利用して、前記センター装置へ
    信号を送信する上り信号送信手と、(f)ランダムパタ
    ーンを発生する手段と、(g)前記上り信号にランダム
    パターンを挿入する手段と、(h)前記伝送路上の自端
    末に割り当てたタイムスロットを利用して、前記センタ
    ー装置からの前記判定結果を受信する下り信号受信手段
    と、(i)前記判定結果により前記上り信号を送信する
    上り信号送信手段とを具備したことを特徴とする双方向
    通信システム。
  2. 【請求項2】 前記センター装置は、(j)各端末から
    の前記ランダムパターンを前記下り信号に挿入する手段
    を備え、 また前記端末は、(k)上り信号に挿人
    した前記ランダムパターンと前記センター装置が下り信
    号に挿入した前記ランダムパターンを比較する手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の双方向通信
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527636A (ja) * 2003-06-05 2007-09-27 ズーテック リミテッド オーディオビジュアル製品におけるスクランブルされたビデオストリーム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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