JPH10262025A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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Publication number
JPH10262025A
JPH10262025A JP9063029A JP6302997A JPH10262025A JP H10262025 A JPH10262025 A JP H10262025A JP 9063029 A JP9063029 A JP 9063029A JP 6302997 A JP6302997 A JP 6302997A JP H10262025 A JPH10262025 A JP H10262025A
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JP
Japan
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spread signal
spread
signal
wireless communication
communication system
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Application number
JP9063029A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kawachi
哲也 河内
Motoi Nakanishi
基 中西
Mitsuo Ariga
光夫 有家
Hiroaki Tanaka
裕明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機において、送信用の局部発振器を必要と
しない無線通信システムを提供する。 【解決手段】 親機1は非拡散信号1sを子機20に向
けて送信し、子機20は非拡散信号1sを受信して、こ
れを子機20の持つ個別情報に対応させてスペクトル拡
散して拡散信号20sとして親機1に向けて送信する。 【効果】 子機20において、信号源となる局部発振器
を持つ必要がなくなり、子機の小形化、軽量化、低消費
電力化を図ることができる。また、非拡散信号と拡散信
号の周波数帯域が重なるにもかかわらず、両者の混信を
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システ
ム、特に非接触カードとの情報の交換を行う無線通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図13に、従来の子機である非接触カー
ドと親機との情報交換を行う無線通信システムの例を示
す。図13において、無線通信システムは親機100と
子機110で構成される。
【0003】このように構成された無線通信システムに
おいて、親機100は子機110に向けて信号100s
を送信する。子機110は親機100からの信号100
sを受信して、応答として信号110sを送信する。信
号110sは複数の子機110がそれぞれ持つ個別情報
によって変調されており、親機100は信号110sを
受信して、復調して、子機110からの個別情報を得
る。
【0004】図14に、親機100から送信される信号
100sと、子機110から送信される信号110sの
スペクトルを示す。図14に示すように信号100sと
信号110sの周波数は同時に送信されても重なって混
信しないように、互いに異なる周波数になっている。
【0005】図15および図16に、親機100および
子機110のシステムのブロック図を示す。図15にお
いて、親機100は変調器101、局部発振器102、
ミキサ103、デュプレクサ104、アンテナ105、
局部発振器106、ミキサ107、復調器108で構成
されている。ここで、送信側信号処理回路(図示せず)
は変調器101を介してミキサ103に接続され、局部
発振器102もミキサ103に接続されている。ミキサ
103の出力はデュプレクサ104を介してアンテナ1
05に接続されている。また、デュプレクサ104はミ
キサ107に接続され、局部発振器106もミキサ10
7に接続されている。そして、ミキサ107の出力は復
調器108を介して受信側信号処理回路(図示せず)に
接続されている。
【0006】一方、図16において、子機110は変調
器111、局部発振器112、ミキサ113、デュプレ
クサ114、アンテナ115、局部発振器116、ミキ
サ117、復調器118で構成されている。ここで、送
信側信号処理回路(図示せず)は変調器111を介して
ミキサ113に接続され、局部発振器112もミキサ1
13に接続されている。ミキサ113の出力はデュプレ
クサ114を介してアンテナ115に接続されている。
また、デュプレクサ114はミキサ117に接続され、
局部発振器116もミキサ117に接続されている。そ
して、ミキサ117の出力は復調器118を介して受信
側信号処理回路(図示せず)に接続されている。
【0007】このように構成された無線通信システムの
親機100において、信号処理回路から出力されたデー
タは変調器101で変調され、ミキサ103でRF周波
数に周波数変換され、デュプレクサ104を介してアン
テナ105から子機110に向けて送信される。
【0008】子機110においては、アンテナ115で
親機100からの信号を受信し、デュプレクサ114を
介してミキサ117に入力してIF信号に周波数変換
し、復調器118で復調して受信側信号処理回路(図示
せず)に入力する。そして、親機100からの信号に対
応して、送信側信号処理回路(図示せず)から子機11
0の持つ個別情報を出力し、変調器111で変調し、ミ
キサ113でRF信号に変換して、デュプレクサ114
を介してアンテナ115から親機100に向けて送信す
る。
【0009】親機100は子機110からの信号をアン
テナ105で受信し、デュプレクサ104を介してミキ
サ107に入力してIF信号に周波数変換し、復調器1
08で復調して受信側信号処理回路(図示せず)に入力
する。
【0010】このようにして、親機100と子機110
の間の通信が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、親機
から子機への信号と、子機から親機への信号の両者が狭
帯域の信号であるため、混信防止のために両者の周波数
を異なるものにしている。そのため子機においても親機
と同様に周波数変換のための局部発振器が必要となる。
しかし、カード型の子機においては、局部発振器を搭載
するのは、小形化、軽量化、低消費電力化の面でデメリ
ットが多いという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、子機において局部発振
器を必要としない無線通信システムを提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線通信システムは、非拡散信号を送信す
る親機と、前記非拡散信号を受信し、スペクトル拡散し
て、拡散信号として前記親機に送信する子機からなるこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明の無線通信システムは、前記
拡散信号が、前記子機の有する個別情報に1対1で対応
する拡散符号列で、順にスペクトル拡散されるもしくは
無信号とされることを特徴とする。
【0015】また、本発明の無線通信システムは、前記
拡散符号列が、前記個別情報の情報ビットと対応した互
いに直交な拡散符号を時系列的に組み合わせたものとす
ることを特徴とする。
【0016】また、本発明の無線通信システムは、前記
拡散信号が、異なる前記拡散符号によってスペクトル拡
散された複数の拡散信号が多重化されていることを特徴
とする。
【0017】また、本発明の無線通信システムは、前記
拡散信号が、特定の前記個別情報の情報ビットのいずれ
か1種類に対応して無信号とすることを特徴とする。
【0018】また、本発明の無線通信システムは、前記
非拡散信号が、前記親機の有する親機情報で変調されて
いることを特徴とする。
【0019】また、本発明の無線通信システムは、前記
親機が、前記親機情報と、前記拡散信号を逆拡散し復調
して得られた情報とを比較することを特徴とする。
【0020】また、本発明の無線通信システムは、前記
非拡散信号の周波数帯域が、前記拡散信号の周波数帯域
と重なることを特徴とする。
【0021】また、本発明の無線通信システムは、前記
子機が、前記非拡散信号の周波数帯域を除いて、前記拡
散信号を送信することを特徴とする。
【0022】また、本発明の無線通信システムは、前記
子機が、前記非拡散信号を低い周波数に変換してスペク
トル拡散し、高い周波数に変換して前記拡散信号として
送信することを特徴とする。
【0023】また、本発明の無線通信システムは、親機
と複数の子機からなる無線通信システムにおいて、前記
親機は、非拡散信号を発生する非拡散信号発生器と、前
記非拡散信号を送信する第1の送信手段と、前記子機か
ら送信される拡散信号を受信する第1の受信手段と、前
記拡散信号を逆拡散する逆拡散手段を少なくとも有し、
前記子機は、前記親機から送信される非拡散信号を受信
する第2の受信手段と、前記非拡散信号をスペクトル拡
散して前記拡散信号に変換する拡散手段と、前記拡散信
号を送信する第2の送信手段を少なくとも有することを
特徴とする。
【0024】また、本発明の無線通信システムは、前記
拡散手段が、前記子機の有する個別情報の情報ビットを
互いに直交な拡散符号に対応付けるエンコーダと、前記
拡散符号の組み合わせからなる拡散符号列を時系列で発
生する符号発生器と、前記符号発生器の発生する前記拡
散符号列で前記非拡散信号をスペクトル拡散する1つ以
上の拡散器からなり、前記逆拡散手段が、前記符号発生
器で発生する個々の前記拡散符号にそれぞれ対応する複
数の子相関器からなる相関器と、前記相関器の出力と前
記個別情報の情報ビットを対応付けるデコーダからなる
ことを特徴とする。
【0025】また、本発明の無線通信システムは、前記
非拡散信号発生器が、前記非拡散信号に親機情報をのせ
る変調器を有することを特徴とする。
【0026】また、本発明の無線通信システムは、前記
親機が、逆拡散した前記拡散信号を復調する復調器と、
前記復調器で復調される情報と前記親機情報を比較する
情報比較手段を有することを特徴とする。
【0027】また、本発明の無線通信システムは、前記
子機が、受信した前記非拡散信号を周波数変換する周波
数変換手段を有することを特徴とする。
【0028】また、本発明の無線通信システムは、前記
子機が、前記非拡散信号の周波数を下げる周波数下降手
段と、前記拡散信号の周波数を上げる周波数上昇手段を
有することを特徴とする。
【0029】このように構成することにより、本発明の
無線通信システムにおいては、子機の構成を簡略化する
ことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の非接触カードと
親機との情報交換を行う無線通信システムの一実施例を
示す。図1は、非接触カードと親機との情報交換を行う
無線通信システムの例である。
【0031】図1において、無線通信システムは親機1
と子機20で構成される。親機1は子機20に向けて狭
帯域の非拡散信号1sを送信する。子機20は親機1か
らの非拡散信号1sを受信するとともに、この非拡散信
号の一部をスペクトル拡散して広帯域の拡散信号20s
として親機1に向けて送信する。拡散信号20sは子機
20の持つ個別情報に対応した拡散符号で拡散されてお
り、親機1は拡散信号20sを受信して、逆拡散するこ
とによって、相関の有無によって逆拡散に使用した拡散
符号(すなわち子機20において拡散に使用した拡散符
号)を求め、子機20からの個別情報を得る。なお、親
機1は子機20からの拡散信号20sを受信し終わるま
で、非拡散信号1sを送信し続ける。
【0032】図2に、親機1から送信される非拡散信号
1sと、子機20から送信される拡散信号20sのスペ
クトルを示す。図2に示すように狭帯域の非拡散信号1
sと広帯域の拡散信号20sの周波数は互いに重なって
いる。したがって、親機1と子機20は互いに相手の送
信した信号の他に自分の送信した信号を受信する可能性
がある。しかし、子機20の受信側では自分の送信する
拡散信号20sはレベルが低いためノイズとみなすこと
ができ、非拡散信号1sの帯域で帯域制限するとそのノ
イズは小さく、非拡散信号1sの受信には問題はない。
一方の親機1の受信側では、逆拡散によって非拡散信号
1sが拡散されて広帯域に広がり、拡散信号20sが狭
帯域の信号になるため、拡散信号20sの受信に対する
自分の送信する非拡散信号1sによる妨害の影響は小さ
い。このため、同一の周波数帯域を使用しているにもか
かわらず、互いにほとんど干渉せずに通信を行うことが
できる。
【0033】図3および図4に、親機1および子機20
のシステムの一実施例のブロック図を示す。図3におい
て、親機1は変調器2、局部発振器3、ミキサ4、サー
キュレータ5、第1の送信手段と第1の受信手段を兼ね
るアンテナ6、局部発振器7、ミキサ8、逆拡散手段で
ある相関器9とデコーダ10で構成されている。なお、
変調器2、局部発振器3およびミキサ4は非拡散信号発
生器を構成している。ここで、送信側信号処理回路(図
示せず)は変調器2を介してミキサ4に接続され、局部
発振器3もミキサ4に接続されている。ミキサ4の出力
はサーキュレータ5を介してアンテナ6に接続されてい
る。また、サーキュレータ5はミキサ8に接続され、局
部発振器7もミキサ8に接続されている。そして、ミキ
サ8の出力は相関器9とデコーダ10を介して受信側信
号処理回路(図示せず)に接続されている。
【0034】一方、図4において、子機20は第2の受
信手段と第2の送信手段を兼ねるアンテナ21、サーキ
ュレータ22、信号分配器23、復調器24、エンコー
ダ25、符号発生器26、拡散器27で構成されてい
る。なお、エンコーダ25、符号発生器26および拡散
器27は拡散手段を構成する。ここで、アンテナ21は
サーキュレータ22を介して信号分配器23に接続さ
れ、信号分配器23は復調器24を介して受信側信号処
理回路(図示せず)に接続されている。信号分配器23
はまた拡散器27に接続されている。また、送信側信号
処理回路(図示せず)はエンコーダ25、符号発生器2
6を順に介して拡散器27に接続され、拡散器27の出
力はサーキュレータ22を介してアンテナ21に接続さ
れている。
【0035】このように構成された無線通信システムの
親機1において、送信側信号処理回路(図示せず)から
出力された親機情報(親機1から子機20へ送信したい
情報)は変調器2で受信側で遅延検波ができるような方
式で変調され、ミキサ4でRF周波数に周波数変換さ
れ、サーキュレータ5を介してアンテナ6から子機20
に向けて非拡散信号として送信される。
【0036】子機20においては、アンテナ21で親機
1からの非拡散信号を受信し、サーキュレータ22を介
して信号分配器23に入力する。信号分配器23の出力
は、一方は復調器24で遅延検波され、得られた情報は
受信側信号処理回路(図示せず)に入力され、他方は拡
散器27に入力される。
【0037】非拡散信号の受信を受けて、子機20の持
つ個別情報は送信側信号処理回路(図示せず)からエン
コーダ25に入力され、個別情報を構成する情報ビット
の組み合わせのビット列に1対1で対応した拡散符号
(この場合は4つの拡散符号の中のいずれか1つ)を出
力するように符号発生器26を制御する。
【0038】例えば、符号発生器26が情報のビット列
「00」に対応して拡散符号1を、ビット列「01」に
対応して拡散符号2を、ビット列「10」に対応して拡
散符号3を、ビット列「11」に対応して拡散符号4を
発生するように設定されているとする。子機20の個別
情報が「1000110101」の10ビットの情報ビ
ットで構成されている場合には、情報の先頭から順に2
ビットずつのビット列に分割し、そのビット列のそれぞ
れにあらかじめ決められた拡散符号を割り当てるため、
符号発生器26からは、拡散符号3、拡散符号1、拡散
符号4、拡散符号2、拡散符号2の順に拡散符号の列
(以後拡散符号列と記す)が発生する。
【0039】符号発生器26からは上記のように子機2
0の個別情報に応じた拡散符号列が順に出力され、拡散
器27に入力される。拡散器27では信号分配器23か
ら入力された信号(親機1から送信されている非拡散信
号そのもの)を符号発生器26から入力される拡散符号
列で順に拡散し、拡散された信号はサーキュレータ22
を介してアンテナ21から親機1に向けて拡散信号とし
て送信される。
【0040】親機1は子機20からの拡散信号をアンテ
ナ6で受信する。アンテナ6で受信した拡散信号は、サ
ーキュレータ5を介してミキサ8に入力されてIF信号
に周波数変換され、相関器9に入力される。相関器9は
子機20の符号発生器26で発生する全ての拡散符号に
それぞれ1対1で対応した子相関器の集まりで構成さ
れ、それぞれの子相関器で入力された拡散信号との相関
を取る。このとき、同時に相関を取ることのできる子相
関器はこの中のいずれか1つであるため、信号の入力と
ともにいずれか1つの子相関器で相関が取れ、どの子相
関器で相関が取れたかという情報がデコーダ10に入力
される。デコーダ10は、入力された情報から子機20
の拡散器27においてどの拡散符号が順番に使われたか
が分かる。デコーダ10には子機20の符号発生器9に
おけるビット列と拡散符号との対応の情報があらかじめ
記憶されており、相関器26から入力された情報から子
機20の個別情報を再現することができる。
【0041】このように構成された無線通信システムに
おいては、子機20において周波数にクリティカルに依
存するものがなく、子機20のアンテナやアンプなどを
広帯域のものとすることによって、親機1から送信され
る非拡散信号の周波数が変動しても、子機20側ではそ
のまま構成を変更することなく対応することができる。
【0042】このようにして、子機に局部発振器を搭載
しない無線通信システムを構成することができ、子機の
小形化、軽量化、低消費電力化を図ることができる。
【0043】なお、図3および図4においては拡散符号
の数を4種類としたが、これは4種類に限るものではな
く、情報ビットを分割したビット列が1ビットであれば
拡散符号は2種類、3ビットであれば拡散部号は8種類
というように、2つ以上の数で必要に応じて設定するこ
とができる。また、図3および図4においては、4種類
のビット列に対して4種類の符号を対応させたが、4種
類のビット列のうちの3種類に対して3種類の符号を対
応させて、拡散信号を送信し、残りの1種類のビット列
に対しては親機側の相関器で相関を取ることのできない
特別な拡散符号で拡散して送信する、あるいは拡散符号
を対応させず、拡散信号の送信もしないという方法を取
ることもできる。この場合は、相関を取ることができな
いとき、あるいは拡散信号のない時にはそれに対応する
ビット列の情報が来ているとみなすことにより、上記の
方法と全く同じ作用・効果を得ることができる。
【0044】また、非拡散信号に親機1からの親機情報
をのせて子機20に送っているが、子機20からの応答
のみを目的とする場合には、非拡散信号に変調を施す必
要はなく、親機1の変調器2や、子機20の復調器24
は不要となる。
【0045】さらに、拡散器27とサーキュレータ22
の間に、周波数阻止帯域が非拡散信号の周波数帯域に相
当する帯域阻止フィルタを設けることにより、非拡散信
号と拡散信号のスペクトルは図5に示すように互いに重
ならなくなる。ここで1kは非拡散信号を、20kは拡
散信号を表している。拡散信号20kは、その帯域の一
部を除去されても元の情報は失われない。これによって
子機から親機へ、および親機から子機への双方の通信品
質をさらに向上することができる。
【0046】図6および図7に、本発明の無線通信シス
テムにおける親機および子機のシステムの別の例のブロ
ック図を示す。図6および図7で、図3および図4と同
一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明は
省略する。
【0047】図6において、ミキサ8の出力は逆拡散手
段である相関器31とデコーダ32を介して受信側信号
処理回路(図示せず)に接続されている。
【0048】一方、図7において、送信側信号処理回路
(図示せず)はエンコーダ41を介して符号発生器42
に接続され、符号発生器42の2つの出力は拡散器43
および拡散器44に接続されている。信号分配器23
は、拡散器43および拡散器44にそれぞれ接続され、
その出力はともに信号合成器45を介してサーキュレー
タ22に接続されている。なお、エンコーダ41、符号
発生器42、拡散器43、拡散器44および信号合成器
45は拡散手段を構成している。
【0049】このように構成された無線通信システムの
子機40において、子機の持つ個別情報は送信側信号処
理回路(図示せず)からエンコーダ41に入力され、個
別情報を構成する情報ビットの組み合わせのビット列に
1対1で対応した拡散符号の組み合わせ(この場合は3
つの拡散符号の中の1つもしくは2つ)を出力するよう
に符号発生器42を制御する。
【0050】例えば、符号発生器42が情報のビット列
「00」に対応して拡散符号1を、ビット列「01」に
対応して拡散符号2を、ビット列「10」に対応して拡
散符号3を、ビット列「11」に対応して拡散符号2と
拡散符号3の両方を同時に発生するように設定されてい
るとする。子機の個別情報が「1000110101」
の10ビットの情報ビットで構成されている場合には、
情報の先頭から順に2ビットずつのビット列に分割し、
そのビット列のそれぞれにあらかじめ決められた拡散符
号を割り当てるため、符号発生器42からは、拡散符号
3、拡散符号1、拡散符号2と拡散符号3の両方、拡散
符号2、拡散符号2の順に拡散符号が発生する。
【0051】符号発生器42からは上記のように子機4
0に固有の個別情報に応じた拡散符号が順に出力され、
拡散器43および拡散器44に入力される。ただし拡散
器44には同時に2つの拡散符号が出力されるときにの
み、その内の片方が入力される。拡散器43および拡散
器44では信号分配器23から入力された信号(親機3
0から送信されている非拡散信号そのもの)を符号発生
器42から入力される拡散符号で順に拡散し、拡散され
た信号は信号合成器45で合成されて、サーキュレータ
22を介してアンテナ21から親機30に向けて拡散信
号として送信される。
【0052】親機30は子機40からの拡散信号をアン
テナ6で受信し、サーキュレータ5を介してミキサ8に
入力してIF信号に周波数変換し、相関器31に入力す
る。相関器31は子機40の符号発生器42で発生する
全ての拡散符号にそれぞれ1対1で対応した子相関器の
集まりで構成され、それぞれの子相関器で入力された信
号との相関を取る。このとき、同時に相関を取ることの
できる子相関器はこの中の1つもしくは2つであるた
め、信号の入力とともに相関がとれた子相関器の情報が
デコーダ32に入力される。デコーダ32は、入力され
た情報から子機40の拡散器43および44においてど
の拡散符号が順番に使われたかが分かる。デコーダ32
には子機40の符号発生器42におけるビット列と拡散
符号の組み合わせとの対応の情報があらかじめ記憶され
ており、相関器31から入力された情報から子機40の
個別情報を再現することができる。
【0053】図8に、親機30から送信される非拡散信
号30sと、子機40から送信される拡散信号40s1
および40s2のスペクトルを示す。図9は同時に2つ
の拡散符号を使っている場合の例である。図9に示すよ
うに広帯域の拡散信号は40s1と40s2の2つが多
重化されている。
【0054】なおこの実施例においては、2ビットの情
報を3つの拡散符号を組み合わせて表現したが、情報と
拡散符号の組み合わせはこれに限られるものではなく、
3ビットの情報を4つの拡散符号と1対1で対応した4
つのビット列「000」、「001」、「010」、
「100」の組み合わせで表現するなどの他の方法を採
用しても良い。
【0055】このように無線通信システムを構成するこ
とにより、拡散符号の数を減らし、子機の符号発生器お
よび親機の逆拡散器の回路を簡略化することができる。
また、同じ数の拡散符号を使う場合には、図3および図
4に示した無線通信システムに比べて同時に送信できる
情報のビット数が増えるため、通信の効率を上げること
ができる。
【0056】図9に本発明の無線通信システムにおける
親機のシステムのさらに別の例のブロック図を示す。図
9で、図3と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付
し、その説明は省略する。なお、子機は図4に示したも
のと同一とする。
【0057】図9において、親機50は逆拡散器9の出
力に復調器51が接続され、復調器51の出力は情報比
較手段52に接続されている。また、送信側信号処理回
路(図示せず)は変調器2に接続されるとともに情報比
較手段52にも接続され、情報比較手段52の出力は受
信側信号処理回路(図示せず)に接続されている。
【0058】このように構成された親機50において、
親機50の親機情報は変調器2に入力送信されるととも
に、情報比較手段52にも入力される。情報比較手段5
2はメモリー機能を持ち、親機情報を記憶する。一方、
子機からの拡散信号を逆拡散した信号はデコーダ10に
入力されて子機の情報を再現するとともに、復調器51
に入力されて復調される。復調された情報は情報比較手
段52に入力され、あらかじめ入力されている親機情報
と比較され、その情報は受信側信号処理回路(図示せ
ず)に入力される。
【0059】ここで、子機は親機50から送信される非
拡散信号をそのまま拡散して拡散信号として送り返して
きているため、拡散信号を逆拡散して復調したデータ
は、元の変調して送信したデータと同じものであるはず
である。そこで情報比較手段52で親機情報と比較する
ことにより、受信した信号が正しく子機で受信され、さ
らに送り返されてきた拡散信号かどうかが確認できる。
このようにして、通信の信頼性を高めることができる。
【0060】図10に本発明の無線通信システムにおけ
る子機のシステムのさらに別の例のブロック図を示す。
図10で、図4と同一もしくは同等の部分には同じ記号
を付し、その説明は省略する。
【0061】図10において、子機60のサーキュレー
タ22と信号分配器23の間にはミキサ62が接続さ
れ、ミキサ62には局部発振器61が接続されている。
なお、ミキサ62と局部発振器61は周波数変換手段を
構成している。
【0062】このように構成された子機60において、
アンテナ21で受信した親機からの非拡散信号はサーキ
ュレータ22を介してミキサ62に入力され、ここで周
波数の少しずれた信号に周波数変換され(例えば200
MHzの入力信号を10MHzの局部発振周波数でミキ
シングして、差の190MHzの信号に変換する)、信
号分配器23に入力され、一方は復調器24に入力さ
れ、他方は拡散器27に入力される。周波数変換された
非拡散信号は、拡散器27で符号発生器26から入力さ
れた拡散符号によって拡散され、サーキュレータ22を
介してアンテナ21から拡散信号として送信される。
【0063】図11に、親機から送信される非拡散信号
と、子機60から送信される拡散信号のスペクトルを示
す。図11において、1tは非拡散信号を、60tは拡
散信号を示している。図11に示すように狭帯域の非拡
散信号1tと広帯域の拡散信号60tの周波数帯域は重
なっていない。
【0064】このように子機60を構成することによ
り、拡散信号の周波数帯域を非拡散信号の周波数帯域と
異なるものにすることができ、親機および子機におい
て、相手の送信信号が原因となる雑音を減少させること
ができる。
【0065】なお、図11においては非拡散信号60t
の周波数を、拡散信号1tの周波数より低く設定した
が、逆に高く設定しても同様の作用を示す。
【0066】図12に本発明の無線通信システムにおけ
る子機のシステムのさらに別の例のブロック図を示す。
図12で、図4と同一もしくは同等の部分には同じ記号
を付し、その説明は省略する。
【0067】図12において、子機70のサーキュレー
タ22と信号分配器23の間にはミキサ71が接続さ
れ、拡散器27とサーキュレータ22の間にもミキサ7
2が接続され、ミキサ71とミキサ72はともに局部発
振器73に接続されている。なお、ミキサ71と局部発
振器73は周波数下降手段を、またミキサ72と局部発
振器73は周波数上昇手段を構成している。
【0068】このように構成された子機70において、
アンテナ21で受信した親機からの非拡散信号はサーキ
ュレータ22を介してミキサ71に入力され、ここで周
波数の低いIF信号に周波数変換され、信号分配器23
に入力され、一方は復調器24に入力され、他方は拡散
器27に入力される。周波数変換された信号は、拡散器
27で符号発生器26から入力された拡散符号によって
拡散され、ミキサ72で元の高い周波数に再び変換さ
れ、サーキュレータ22を介してアンテナ21から拡散
信号として送信される。
【0069】数GHzというような高い周波数において
拡散器を構成するのは難しいが、このように子機70
を、非拡散信号の周波数を低い周波数に下げた状態で拡
散器27を働かすように構成することにより、拡散信号
や非拡散信号が高い周波数の時にも動作させることがで
きる。また、これによって拡散器を低コストで構成する
こともできる。
【0070】
【発明の効果】本発明の無線通信システムによれば、親
機から子機への非拡散信号を、子機において子機の情報
を元にした拡散符号で拡散して拡散信号として親機に送
信することにより、互いに同じ周波数帯域を使用してい
るにもかかわらず、非拡散信号と拡散信号の混信を防止
することができる。また、子機の周波数依存性が無くな
り、親機から送信される非拡散信号の周波数が変わって
も、子機側では対応することができる。
【0071】また、子機において拡散信号用の局部発振
器を持つ必要がなくなり、子機の小形化、軽量化、低消
費電力化を図ることができる。
【0072】また、親機において、拡散信号を逆拡散し
て復調し、元の送信データと比較することによって、通
信の信頼性を高めることができる。
【0073】また、子機において拡散信号を多重化する
ことによって、親機および子機の回路の簡略化、および
通信の効率を上げることができる。
【0074】また、子機において拡散信号の周波数を非
拡散信号の周波数と異なるものにすることによって、相
手の信号が原因となる雑音を減少させることができる。
【0075】また、子機において、非拡散信号を一度低
い周波数に周波数変換して拡散することにより、非拡散
信号の周波数を、拡散器を構成することが困難な高い周
波数に設定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システムの一実施例を示す図
である。
【図2】本発明の無線通信システムにおける非拡散信号
と拡散信号のスペクトルの一例を示す図である。
【図3】本発明の無線通信システムを構成する親機のシ
ステムの一実施例のブロック図である。
【図4】本発明の無線通信システムを構成する子機のシ
ステムの一実施例のブロック図である。
【図5】本発明の無線通信システムにおける非拡散信号
と拡散信号のスペクトルの別の例を示す図である。
【図6】本発明の無線通信システムを構成する親機のシ
ステムの別の実施例のブロック図である。
【図7】本発明の無線通信システムを構成する子機のシ
ステムの別の実施例のブロック図である。
【図8】本発明の無線通信システムにおける非拡散信号
と拡散信号のスペクトルのさらに別の例を示す図であ
る。
【図9】本発明の無線通信システムを構成する親機のシ
ステムのさらに別の実施例のブロック図である。
【図10】本発明の無線通信システムを構成する子機の
システムのさらに別の実施例のブロック図である。
【図11】本発明の無線通信システムにおける非拡散信
号と拡散信号のスペクトルのさらに別の例を示す図であ
る。
【図12】本発明の無線通信システムを構成する子機の
システムのさらに別の実施例のブロック図である。
【図13】従来の無線通信システムを示す図である。
【図14】従来の無線通信システムにおける非拡散信号
と拡散信号のスペクトルを示す図である。
【図15】従来の無線通信システムを構成する親機のシ
ステムのブロック図である。
【図16】従来の無線通信システムを構成する子機のシ
ステムのブロック図である。
【符号の説明】
1…親機 1s…非拡散信号 20…子機 20s…拡散信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 裕明 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非拡散信号を送信する親機と、 前記非拡散信号を受信し、スペクトル拡散して、拡散信
    号として前記親機に送信する子機からなることを特徴と
    する無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記拡散信号は、前記子機の有する個別
    情報に1対1で対応する拡散符号列で、順にスペクトル
    拡散されるもしくは無信号とされることを特徴とする、
    請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記拡散符号列は、前記個別情報の情報
    ビットと対応した互いに直交な拡散符号を時系列的に組
    み合わせたものとすることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記拡散信号は、異なる前記拡散符号に
    よってスペクトル拡散された複数の拡散信号が多重化さ
    れていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記拡散信号は、特定の前記個別情報の
    情報ビットのいずれか1種類に対応して無信号とするこ
    とを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の
    無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記非拡散信号は、前記親機の有する親
    機情報で変調されていることを特徴とする、請求項1な
    いし5のいずれかに記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記親機は、前記親機情報と、前記拡散
    信号を逆拡散し復調して得られた情報とを比較すること
    を特徴とする、請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記非拡散信号の周波数帯域が、前記拡
    散信号の周波数帯域と重なることを特徴とする、請求項
    1ないし7のいずれかに記載の無線通信システム。
  9. 【請求項9】 前記子機は、前記非拡散信号の周波数帯
    域を除いて、前記拡散信号を送信することを特徴とす
    る、請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】 前記子機は、前記非拡散信号を低い周
    波数に変換してスペクトル拡散し、高い周波数に変換し
    て前記拡散信号として送信することを特徴とする、請求
    項1ないし9のいずれかに記載の無線通信システム。
  11. 【請求項11】 親機と複数の子機からなる無線通信シ
    ステムにおいて、 前記親機は、非拡散信号を発生する非拡散信号発生器
    と、前記非拡散信号を送信する第1の送信手段と、前記
    子機から送信される拡散信号を受信する第1の受信手段
    と、前記拡散信号を逆拡散する逆拡散手段を少なくとも
    有し、 前記子機は、前記親機から送信される非拡散信号を受信
    する第2の受信手段と、前記非拡散信号をスペクトル拡
    散して前記拡散信号に変換する拡散手段と、前記拡散信
    号を送信する第2の送信手段を少なくとも有することを
    特徴とする無線通信システム。
  12. 【請求項12】 前記拡散手段は、前記子機の有する個
    別情報の情報ビットを互いに直交な拡散符号に対応付け
    るエンコーダと、前記拡散符号の組み合わせからなる拡
    散符号列を時系列で発生する符号発生器と、前記符号発
    生器の発生する前記拡散符号列で前記非拡散信号をスペ
    クトル拡散する1つ以上の拡散器からなり、 前記逆拡散手段は、前記符号発生器で発生する個々の前
    記拡散符号にそれぞれ対応する複数の子相関器からなる
    相関器と、前記相関器の出力と前記個別情報の情報ビッ
    トを対応付けるデコーダからなることを特徴とする、請
    求項11に記載の無線通信システム。
  13. 【請求項13】 前記非拡散信号発生器は、前記非拡散
    信号に親機情報をのせる変調器を有することを特徴とす
    る、請求項11または12に記載の無線通信システム。
  14. 【請求項14】 前記親機は、逆拡散した前記拡散信号
    を復調する復調器と、前記復調器で復調される情報と前
    記親機情報を比較する情報比較手段を有することを特徴
    とする、請求項13に記載の無線通信システム。
  15. 【請求項15】 前記子機は、受信した前記非拡散信号
    を周波数変換する周波数変換手段を有することを特徴と
    する、請求項11ないし14のいずれかに記載の無線通
    信システム。
  16. 【請求項16】 前記子機は、前記非拡散信号の周波数
    を下げる周波数下降手段と、前記拡散信号の周波数を上
    げる周波数上昇手段を有することを特徴とする、請求項
    11ないし14のいずれかに記載の無線通信システム。
JP9063029A 1997-03-17 1997-03-17 無線通信システム Pending JPH10262025A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281761A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Japan Radio Co Ltd 無線タグ距離測定装置および無線タグ距離測定システム

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