JPH1026101A - 液圧装置 - Google Patents

液圧装置

Info

Publication number
JPH1026101A
JPH1026101A JP18094796A JP18094796A JPH1026101A JP H1026101 A JPH1026101 A JP H1026101A JP 18094796 A JP18094796 A JP 18094796A JP 18094796 A JP18094796 A JP 18094796A JP H1026101 A JPH1026101 A JP H1026101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
tank
hydraulic pressure
pressure
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18094796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Yamada
隆幸 山田
Yoshitoku Takagi
良徳 高木
Hideki Matsuo
英樹 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Opton Co Ltd
Original Assignee
Opton Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Opton Co Ltd filed Critical Opton Co Ltd
Priority to JP18094796A priority Critical patent/JPH1026101A/ja
Publication of JPH1026101A publication Critical patent/JPH1026101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液圧アクチュエータのふらつきを防止すると共
に、応答性の向上を図った液圧装置を得る。 【解決手段】電動モータ6により駆動され両方向回転可
能な液圧ポンプ1を備え、片ロッド型の液圧シリンダ1
2の両ポート14,16と液圧ポンプ1の両ポート2,
4とを一対の管路8,10を介してそれぞれ接続した。
また、シリンダロッドの体積に応じた液圧タンク18を
設け、液圧タンク18と一対の管路8,10とをそれぞ
れ液圧タンク18からの流出を許容する方向に設けたチ
ェック弁20,22を介して接続した。更に、液圧タン
ク18を密閉して、液圧タンク18に接続された空気圧
源24から導入される空気圧により予圧した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータにより
駆動される液圧ポンプからの圧液により液圧シリンダを
駆動する液圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーボモータにより直接駆動
する駆動装置が用いられているが、大きな駆動力を必要
とする際には、モータにより駆動される液圧ポンプから
の圧液を液圧シリンダに供給し、液圧シリンダにより大
きな駆動力を得る液圧装置が用いられている。しかし、
液圧装置では、電動モータ、液圧ポンプ、液圧タンク、
制御弁等の油圧機器を必要とし、大型化してしまう。
【0003】そこで、特開昭63−23002号公報に
あるように、両方向回転で圧液を吐出できる液圧ポンプ
を用い、液圧ポンプのポートを液圧シリンダのポートに
直接接続し、液圧ポンプを駆動する電動モータを制御し
て、小型化を図ったものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、電動モータを駆動していないときに
は、液圧ポンプから液圧シリンダに圧液が供給されない
ので、外力が加わったりすると、ふらついてしまうとい
う問題があった。また、液圧ポンプを駆動して液圧シリ
ンダの駆動を開始するときに、液圧シリンダの駆動開始
に必要な液圧に達するまでに、多少の時間を必要とする
ので、応答が遅いという問題があった。
【0005】本発明の課題は、液圧シリンダのふらつき
を防止すると共に、応答性の向上を図った液圧装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、次の手段を取った。即ち、電動モータによ
り駆動され両方向回転可能な液圧ポンプを備え、液圧ア
クチュエータの両ポートと前記液圧ポンプの両ポートと
を一対の管路を介してそれぞれ接続し、液圧タンクと前
記一対の管路とをそれぞれ該液圧タンクからの流出を許
容する方向に設けたチェック弁を介して接続し、前記液
圧タンクを密閉して予圧したことを特徴とする液圧装置
がそれである。
【0007】また、前記液圧アクチュエータは片ロッド
型の液圧シリンダで、前記液圧タンクはシリンダロッド
の体積に応じた容量を有するものでもよい。あるいは、
前記液圧タンクは、前記液圧タンクに接続された空気圧
源から導入される空気圧により予圧されるものでもよ
く、または、前記液圧タンクは、空気圧を増圧して液圧
に変換する増圧器に接続され、前記増圧器への空気圧の
導入により予圧されるものでもよく、更には、前記液圧
タンクは、アキュムレータであってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1は液圧
ポンプで、両方向の回転が可能なポンプであり、正回転
されたときには第1ポート2側から作動液を吸入して第
2ポート4側に吐出すると共に、逆回転されたときには
第2ポート4側から作動液を吸入して第1ポート2側か
ら吐出する。液圧ポンプ1は、サーボモータ等の電動モ
ータ6により回転駆動されるように接続されている。
【0009】第1ポート2、第2ポート4にはそれぞれ
ヘッド側管路8、ロッド側管路10が接続されている。
ヘッド側管路8は片ロッド型の液圧シリンダ12のヘッ
ド側ポート14に接続されており、ロッド側管路10は
液圧シリンダ12のロッド側ポート16に接続されてい
る。尚、片ロッド型の液圧シリンダ12に限らず、両ロ
ッド型の液圧シリンダや液圧モータであってもよく、液
圧アクチュエータであれば実施可能である。
【0010】ヘッド側管路8には液圧タンク18がパイ
ロットチェック弁20を介して接続されており、パイロ
ットチェック弁20は液圧タンク18からヘッド側管路
8への流出を許容する方向に設けられている。パイロッ
トチェック弁20はロッド側管路10の液圧をパイロッ
ト圧として導入し、ロッド側管路10の液圧が上昇した
ときに開弁してヘッド側管路8と液圧タンク18とを連
通するように接続されている。
【0011】更に、ロッド側管路10は液圧タンク18
とチェック弁22を介して接続されており、チェック弁
22は液圧タンク18からロッド側管路10への流出を
許容する方向に設けられている。尚、チェック弁22
に、ヘッド側管路8の液圧をパイロット圧として導入す
るパイロットチェック弁を用いても同様に実施可能であ
る。
【0012】液圧タンク18は密閉されており、外部の
空気圧源24に接続されて、液圧タンク18内に圧縮空
気が導入され、液圧タンク18内の作動液が圧縮空気に
より予圧されるように構成されている。液圧タンク18
のタンク容量は、液圧シリンダ12のシリンダロッド2
6の体積に応じた容量があれば十分である。即ち、シリ
ンダロッド26による液圧シリンダ12のヘッド側とロ
ッド側との容積差を補える容量があればよい。
【0013】本実施例では、液圧ポンプ1、電動モータ
6、液圧タンク18、両チェック弁20,22等が一体
的に形成されている。図2に示すように、筒部材30の
両端に一対の側板32,34がOリング36,38によ
り洩れ止めされて装着され、内部が密閉されている。
【0014】筒部材30の内部には液圧ポンプ1が挿入
され、一方の側板32の外側に取り付けられた電動モー
タ6により駆動されるように接続されている。また、他
方の側板34の外側には、ヘッド側管路8やロッド側管
路10との図示しない接続ポートが形成された油圧マニ
ホールド40が取り付けられている。更に、筒部材30
には、空気圧源24に接続された供給管41が接続され
ている。
【0015】次に、前述した本実施例の液圧装置の作動
について説明する。まず、電動モータ6を正回転させて
液圧ポンプ1を駆動すると、液圧ポンプ1は第1ポート
2側から作動液を吸入して第2ポート4側から圧液を吐
出する。よって、液圧シリンダ12のヘッド側ポート1
4からヘッド側管路8を介して液圧ポンプ1の第1ポー
ト2に作動液が吸入される。そして、第2ポート4から
ロッド側管路10、ロッド側ポート16を介して液圧シ
リンダ12に圧液が供給される。
【0016】これにより、シリンダロッド26が引き込
み側に駆動される。このとき、ヘッド側ポート14から
吐出される作動液量と、ロッド側ポート16から流入す
る圧液量とでは、シリンダロッド26の体積分の差が生
じる。その余分な作動液は、ロッド側管路10からのパ
イロット圧の作用によりパイロットチェック弁20が開
弁されて、ヘッド側管路8から液圧タンク18に吐出さ
れる。このとき、電動モータ6を制御することにより、
液圧シリンダ12の動作速度、移動量を制御できる。
【0017】また、電動モータ6を逆回転させると、液
圧シリンダ12のロッド側ポート16、ロッド側管路1
0を介して液圧ポンプ1の第2ポート4から作動液が吸
入され、第1ポート2、ヘッド側管路8、ヘッド側ポー
ト14を介して液圧シリンダ12に圧液が供給される。
よって、シリンダロッド26が突き出し側に駆動され
る。
【0018】このとき、前述したと同様に、ロッド側ポ
ート16から吐出される作動液量と、ヘッド側ポート1
4から流入する圧液量とでは、シリンダロッド26の体
積分の差が生じる。このときの不足分の作動液は、ロッ
ド側管路10内が負圧となることから、チェック弁22
が開弁されて、液圧タンク18からチェック弁22を介
してロッド側管路10に補給される。
【0019】一方、電動モータ6の回転を停止したとき
には、液圧ポンプ1からは圧液が吐出されない。よっ
て、空気圧源24からの圧縮空気による予圧によって、
液圧タンク18内の作動液圧によって両チェック弁2
0,22が開弁されて、液圧タンク18内の圧力がヘッ
ド側管路8及びロッド側管路10に導入される。
【0020】従って、液圧シリンダ12の両ポート1
4,16を介して液圧が導入され、シリンダロッド26
に外力が加わっても、シリンダロッド26は僅かな外力
では動き難くなるので、ふらつきが防止される。これに
より、液圧シリンダ12の動作をエンコーダにより検出
し、フィードバック制御をする場合、位置変動が少ない
ので、位置決め精度を向上させることができる。また、
次に液圧ポンプ1を駆動して液圧シリンダ12の駆動を
開始するときには、液圧シリンダ12の駆動開始に必要
な液圧に上昇するまでの時間が、予圧によって短縮され
るので、応答性が向上する。
【0021】本実施例では、液圧タンク18の予圧を空
気圧源24からの圧縮空気により直接付与するようにし
たが、これに限らず、図3に示すように、液圧タンク1
8に増圧器42を接続してもよい。増圧器42は空気圧
源24からの圧縮空気圧を液圧に変換すると共に、増圧
して液圧タンク18を予圧するものである。これによ
り、空気圧源24からの圧縮空気圧よりも大きな予圧を
付与することができる。
【0022】また、図4に示すように、前述した液圧タ
ンク18にアキュムレータ44を用いてもよい。アキュ
ムレータ44はピストン46により内部を仕切り、一方
に作動液を充填し、他方に収納したばね48によりピス
トン46を介して予圧するように構成してもよい。尚、
ピストン46に代えて、ダイヤフラムでもよく、ばね4
6に代えて、圧縮気体を封入するようにしてもよい。
【0023】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の液圧装置
は、液圧タンクの予圧により液圧アクチュエータのふら
つきを防止でき、また、液圧シリンダの駆動開始を速や
かに行えるので、応答性が向上するという効果を奏す
る。更に、空気圧源からの圧縮空気を液圧タンクに導入
することにより、簡単な構成で予圧できる。増圧器を用
いると、より大きな圧力で予圧することができ、液圧タ
ンクにアキュムレータを用いることにより、外部の圧力
源を必要とすることなく、予圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての液圧装置の構成図で
ある。
【図2】本実施例の液圧装置の断面図である。
【図3】本実施例の液圧タンクと増圧器との構成図であ
る。
【図4】本実施例の液圧タンクにアキュムレータを用い
た構成図である。
【符号の説明】
1…液圧ポンプ 6…電動モータ 8…ヘッド側管路 10…ロッド側管路 12…液圧シリンダ 18…液圧タンク 20…パイロットチェック弁 22…チェック弁 42…増圧器 44…アキュムレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータにより駆動され両方向回転可
    能な液圧ポンプを備え、 液圧アクチュエータの両ポートと前記液圧ポンプの両ポ
    ートとを一対の管路を介してそれぞれ接続し、 液圧タンクと前記一対の管路とをそれぞれ該液圧タンク
    からの流出を許容する方向に設けたチェック弁を介して
    接続し、 前記液圧タンクを密閉して予圧したことを特徴とする液
    圧装置。
  2. 【請求項2】 前記液圧アクチュエータは片ロッド型の
    液圧シリンダで、前記液圧タンクはシリンダロッドの体
    積に応じた容量を有することを特徴とする請求項1記載
    の液圧装置。
  3. 【請求項3】 前記液圧タンクは、前記液圧タンクに接
    続された空気圧源から導入される空気圧により予圧され
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の液圧装
    置。
  4. 【請求項4】 前記液圧タンクは、空気圧を増圧して液
    圧に変換する増圧器に接続され、前記増圧器への空気圧
    の導入により予圧されることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の液圧装置。
  5. 【請求項5】 前記液圧タンクは、アキュムレータであ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の液圧装
    置。
JP18094796A 1996-07-10 1996-07-10 液圧装置 Pending JPH1026101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18094796A JPH1026101A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 液圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18094796A JPH1026101A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 液圧装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1026101A true JPH1026101A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16092065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18094796A Pending JPH1026101A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 液圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1026101A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079205A1 (ja) * 2003-03-03 2004-09-16 Kabushiki Kaisha Opton 液圧装置
WO2004085855A1 (ja) 2003-03-03 2004-10-07 Kabushiki Kaisha Opton 液圧装置
CN102588358A (zh) * 2012-02-20 2012-07-18 北京理工大学 一种高性能节能型的电液伺服控制油路

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079205A1 (ja) * 2003-03-03 2004-09-16 Kabushiki Kaisha Opton 液圧装置
WO2004085855A1 (ja) 2003-03-03 2004-10-07 Kabushiki Kaisha Opton 液圧装置
EP1600642A1 (en) * 2003-03-03 2005-11-30 Kabushiki Kaisha Opton Hydraulic device
EP1600642A4 (en) * 2003-03-03 2007-07-04 Opton Kk HYDRAULIC DEVICE
CN102588358A (zh) * 2012-02-20 2012-07-18 北京理工大学 一种高性能节能型的电液伺服控制油路
CN102588358B (zh) * 2012-02-20 2015-01-21 北京理工大学 一种高性能节能型的电液伺服控制油路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5522212A (en) Rod equal displacement cylinder in a rapid transfer and feed system
US6543223B2 (en) Drive device
US20130333366A1 (en) Hydraulic device for actuating a clutch
US6715403B2 (en) Independent and regenerative mode fluid control system
CA2594644A1 (en) Movable plate drive device and press slide drive device
CN110494656B (zh) 带有电动液压式调节驱动器的、在水下使用的电动液压系统
KR20060117577A (ko) 전기-유압 일체제어형 하이브리드 액추에이터 시스템
US3747351A (en) Hydraulic system
US6594992B1 (en) Punch press hydraulic servo device using a rotary valve
JP2002054602A (ja) 油圧閉回路
US8562307B2 (en) Pump equipment
JP4266595B2 (ja) 単一のモータ射出スクリュー駆動ハイブリッド・アクチュエータ
US4237688A (en) Hydraulic synchronous driving mechanism
JPH1026101A (ja) 液圧装置
CN110762071B (zh) 一种用于井下设备的液压动力系统及井下设备
CN112930445B (zh) 液压系统
JPH1142688A (ja) 密閉液圧式増圧装置
JP2913381B2 (ja) 弁駆動装置
WO2021070828A1 (ja) 液圧駆動装置
CN107842537B (zh) 端盖总成、液压设备及工程机械
TWI759726B (zh) 流體靜力線性驅動系統
JP2008298226A (ja) 油圧駆動装置
CN110307191B (zh) 液控自动补偿式增压装置
JP2002081402A (ja) 流体圧シリンダ装置
CN109764010A (zh) 一种直驱式容积控制电液伺服机构