JPH10260841A - プログラムダウンロード機能付機器 - Google Patents

プログラムダウンロード機能付機器

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Publication number
JPH10260841A
JPH10260841A JP6425497A JP6425497A JPH10260841A JP H10260841 A JPH10260841 A JP H10260841A JP 6425497 A JP6425497 A JP 6425497A JP 6425497 A JP6425497 A JP 6425497A JP H10260841 A JPH10260841 A JP H10260841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
download
memory
external medium
download program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6425497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoshino
康裕 芳野
Yuji Hosaka
勇二 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP6425497A priority Critical patent/JPH10260841A/ja
Publication of JPH10260841A publication Critical patent/JPH10260841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダウンロードプログラムを1台ずつフラッシュ
メモリに書込む不便さをなくすと共にダウンロードプロ
グラムを書込むための器具や接続用のコネクタを不要と
する。 【解決手段】プログラムを書込むメモリとそのプログラ
ムを実行するプロセッサを備え、外部メディアから前記
メモリにプログラムをダウンロードする機能を有した機
器において、前記プロセッサの内蔵ROMに記載された
1次ダウンロードプログラムにより前記外部メディアに
記憶された2次ダウンロードプログラムを前記メモリに
ダウンロードし、次にこの2次ダウンロードプログラム
により外部メディアに記憶された所定のダウンロードフ
ァイルをメモリ上にダウンロードするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムダウン
ロード機能を持つ機器に関し、詳しくはダウンロード機
能の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年測定器等の機器においては、プログ
ラムをメモリに書込み、そのプログラムをプロセッサで
実行して測定や表示等を行うように構成したものが多く
なってきている。図4は従来のこの種の機器におけるプ
ログラムダウンロード機能に係わる部分の要部構成図で
ある。書換え可能なプログラム領域として用いられてい
るメモリ(例えばフラッシュメモリ)4は、通常、消去
防止がなされているブート領域4aと書換え可能なデー
タ領域4bに別れている。
【0003】ブート領域4aにはデータ領域4bにプロ
グラムをダウンロードするための処理が記述されてお
り、その記述は製品出荷時に特別な器具を用いて書込む
のが通例である。
【0004】上記特別な器具には、ブート領域4aにプ
ログラムを記述するためのプロセッサ(CPU)5と、
このCPU5の処理内容が記述されたメモリ(通常RO
Mが使用される)6と、その処理を実行する際に用いら
れるメモリ(例えばRAM)7が必要である。
【0005】また、プログラム書換え時には、フロッピ
ーディスクやPCMCIAカード等の外部メディア3に
記述されたプログラムを、ブート領域4aに記述された
ダウンロードプログラムを用いてデータ領域4bにダウ
ンロードする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、ブート領域4aにダウンロードプ
ログラムを書込むための器具を用いて、製品出荷時にブ
ート領域へダウンロードプログラムを1台ずつ書込む必
要があり、非常に煩雑であり、高価格化にもつながると
いう問題があった。
【0007】また、ダウンロードプログラムを書込むた
めの器具と機器本体を接続するためのコネクタを機器本
体側に備えておく必要があり、製品の小型化や低価格化
の障害になっているという問題があった。
【0008】本発明の目的は、このような点に鑑み、ダ
ウンロードプログラムを1台ずつフラッシュメモリに書
込む煩わしさをなくすと共にダウンロードプログラムを
書込むための器具や接続用のコネクタを不要とし、製品
の小型化および低価格化を容易に図ることのできるグラ
ムダウンロード機能付機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、プログラムを書込むメモリとその
プログラムを実行するプロセッサを備え、外部メディア
から前記メモリにプログラムをダウンロードする機能を
有した機器において、前記プロセッサの内蔵ROMに記
載された1次ダウンロードプログラムにより前記外部メ
ディアに記憶された2次ダウンロードプログラムを前記
メモリにダウンロードし、次にこの2次ダウンロードプ
ログラムにより外部メディアに記憶された所定のダウン
ロードファイルを前記メモリ上にダウンロードするよう
に構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】書換えが不可能な内蔵ROMには1次ダウンロ
ードプログラムを記載し、書換えが可能な外部メディア
に2次ダウンロードプログラムを記載しておく。起動時
1次ダウンロードプログラムが実行され、この1次ダウ
ンロードプログラムにより2次ダウンロードプログラム
を外部メディアから読み出して機器側のメモリに書込
む。メモリに書込んだこの2次ダウンロードプログラム
を実行して外部メディアから目的のプログラムを機器側
にダウンロードする。
【0011】ダウンロードプログラムの変更が必要にな
った場合、1次ダウンロードプログラムを変更すること
なく、書換え可能な2次ダウンロードプログラムの変更
だけで対応できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係るプログラムダウンロード
機能付機器の一実施例を示す構成図である。本発明は内
蔵ROMを持つシングルチップマイクロコンピュータを
用いることにより、ダウンロードプログラムを製品出荷
時にあらかじめブート領域に記述しておく必要をなくす
と共に、ダウンロードプログラムを書込むための器具お
よび機器本体側との接続のためのコネクタも必要としな
いようにしたものである。
【0013】図1において、10はプロセッサ(CP
U)11上に内蔵ROM11を持つシングルチップのマ
イクロコンピュータ、2は書込みと読み出しが可能なメ
モリ(RAM)、3は外部メディア(フロッピーディス
クあるいはPCカード等)、40はデータ領域としての
メモリ(例えばフラッシュメモリ)、50は測定部、6
0は表示器、70はキー入力部、80は印字部である。
【0014】CPU11はダウンロードプログラムに基
づき、測定部50やキー入力部70、表示器60、印字
部80を適宜に制御することができる。なお、測定部5
0やキー入力部70、表示器60、印字部80は周知の
ものであり、その構成や動作については本発明特有のも
のではないのでここでは説明を省略する。
【0015】このような構成における動作を次に説明す
る。あらかじめシングルチップマイクロコンピュータ1
0の内蔵ROM12上には、1次ダウンロードプログラ
ムをマスクROM化した状態で実装する。
【0016】この1次ダウンロードプログラムには、例
えばキーの状態から通常の立ち上げモードかダウンロー
ドモードかを判別する手順や、外部メディア3にMS-DOS
(マイクロソフト社の登録商標)のファイル形式で記述
されたプログラムを読み出す手順、読み出した内容をフ
ラッシュメモリ40に書込む手順等のブート時の基本的
な手順のみが記述されている。
【0017】シングルチップマイクロコンピュータ10
のプロセッサ11は、内蔵ROM12に記述された1次
ダウンロードプログラムに沿って、RAM2を用いて、
外部メディア3上に記述された2次ダウンロードプログ
ラムをRAM2の2次ダウンロードプログラム格納領域
にダウンロードする。
【0018】通常の動作時には、CPU11はフラッシ
ュメモリ40に書込まれていたプログラムの手順に従っ
て測定部50で測定された測定値を表示部60および印
刷部70を用いて出力する。
【0019】なお、外部メディア3上のプログラムは、
MS−DOS形式のファイル構造としているため、パー
ソナルコンピュータ等で簡単に複製コピーができるよう
になっている。
【0020】次に、ダウンロードに係る動作を、図2の
要部構成図および図3の動作フローを参照して詳しく説
明する。
【0021】(1) 機器に電源を投入すると内蔵ROM1
2上のプログラム先頭に処理が移される。 (2) 特定キー(例えばキー入力部70の特定キー)が押
されているかどうかで動作モードは二分する。 特定キーが押されている場合はダウンロードモードであ
り次の(3) のステップに進む。押されていない場合はフ
ラッシュメモリ40上のプログラム先頭に処理を移し、
通常動作に入る。
【0022】(3) 外部メディア3に2次ダウンロードプ
ログラム(例えばDOWNLOADという名称のファイル)があ
れば次の(4) のステップに進む。なければ表示器60に
エラーメッセージ(例えばDOWNLOAD ERROR)を表示して
停止する。 (4) 外部メディア3から2次ダウンロードプログラム
(ファイル名DOWNLOAD)の内容を読み出し、RAM2の
2次ダウンロードプログラム格納領域2bに書込む。 (5) ダウンロードファイルをすべて読み出していなけれ
ば上記(4) の動作に戻る。すべて読み出したときはRA
M上の2次ダウンロードプログラム格納領域の先頭番地
に処理を移す。
【0023】(6) 2次ダウンロードプログラムが実行さ
れ、外部メディア3に目的のプログラム(例えばPROGRA
Mというファイル名)があるかどうかがチェックされ
る。なければ、表示器60にエラーメッセージ(例えば
DOWNLOAD ERROR)を表示して停止し、目的のプログラ
ムがあれば次の(7) の処理に移る。
【0024】(7) 目的のPROGRAMファイルの内容を読み
出す。 (8) 読み出した内容をフラッシュメモリ40のデータ領
域に書込む。 (9) PROGRAMファイルをすべて読み出すまで、上記(7)
,(8) を繰り返す。すべて読み出した場合は、表示器
60にメッセージ(例えばDOWNLOAD END)を表示して停
止する。
【0025】以上のように2段階のダウンロードにより
目的のプログラムをダウンロードすることができる。な
お、内蔵ROM12に記述するプログラムはCPUメー
カーによりマスク化されるため、一旦作成されたものは
変更不可能である。新たにパターンを起こす場合は費用
がかかると共にマスク化完了までの時間もかかる。2段
階のダウンロード方式とした本発明では、内蔵ROM1
2に書込む1次ダウンロードプログラムは書換えの必要
がない単純で基本的なダウンロードプログラムとしてお
き、フラッシュメモリの容量の変化や書込み方式の変更
等が生じた場合には外部メディア3上の2次ダウンロー
ドプログラムのみを書き換えれば済むようにしている。
【0026】以上の説明は、本発明の説明および例示を
目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。し
たがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、
その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を
も含むものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。 (1) 製品出荷時に1台ずつダウンロードプログラムをブ
ート領域に記述する必要がなく、工数の削減ができる。 (2) ダウンロードプログラムを書込むための器具および
機器本体との接続用のコネクタが不要になり、小型化、
低価格化が可能となる。 (3) ダウンロードを2段階化したことにより、ダウンロ
ードプログラムの変更が必要となった場合でも外部メデ
ィアの書換え可能な2次ダウンロードプログラムの変更
のみで対応でき、新たにマスクパターンを起こして内蔵
ROMに記述されたダウンロードプログラムを変更する
必要はなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプログラムダウンロード機能付機
器の一実施例を示す構成図
【図2】ダウンロードに係わる部分の要部構成図
【図3】ダウンロードにかかる動作フローを示す図
【図4】従来のプログラムダウンロード機能付機器の一
例を示す構成図である。
【符号の説明】
2 RAM 3 外部メディア 10 シングルチップマイクロコンピュータ 40 フラッシュメモリ 50 測定部 60 表示器 70 キー入力部 80 印字部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムを書込むメモリとそのプログラ
    ムを実行するプロセッサを備え、外部メディアから前記
    メモリにプログラムをダウンロードする機能を有した機
    器において、 前記プロセッサの内蔵ROMに記載された1次ダウンロ
    ードプログラムにより前記外部メディアに記憶された2
    次ダウンロードプログラムを前記メモリにダウンロード
    し、次にこの2次ダウンロードプログラムにより外部メ
    ディアに記憶された所定のダウンロードファイルを前記
    メモリ上にダウンロードするように構成したことを特徴
    とするプログラムダウンロード機能付機器。
  2. 【請求項2】前記1次ダウンロードプログラムには、通
    常の立ち上げモードかダウンロードモードかを判別する
    手順、外部メディアに記憶された2次ダウンロードプロ
    グラムを読み出す手順および読み出したプログラムの内
    容を前記メモリに書込む手順が記述されていることを特
    徴とする請求項1記載のプログラムダウンロード機能付
    機器。
  3. 【請求項3】前記外部メディアに格納された2次ダウン
    ロードプログラムは、MS−DOS形式のファイル構造
    で記述されていることを特徴とする請求項1記載のプロ
    グラムダウンロード機能付機器。
JP6425497A 1997-03-18 1997-03-18 プログラムダウンロード機能付機器 Pending JPH10260841A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6425497A JPH10260841A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 プログラムダウンロード機能付機器

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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JPH10260841A true JPH10260841A (ja) 1998-09-29

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JP6425497A Pending JPH10260841A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 プログラムダウンロード機能付機器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7587463B2 (en) 2002-06-17 2009-09-08 Seiko Epson Corporation Apparatus and method of rewriting firmware

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02