JPH10260707A - プロセスオペレータズコンソール及びオペレーションキーボード - Google Patents

プロセスオペレータズコンソール及びオペレーションキーボード

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JPH10260707A
JPH10260707A JP6270697A JP6270697A JPH10260707A JP H10260707 A JPH10260707 A JP H10260707A JP 6270697 A JP6270697 A JP 6270697A JP 6270697 A JP6270697 A JP 6270697A JP H10260707 A JPH10260707 A JP H10260707A
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JP
Japan
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keyboard
general
console
control
keys
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JP6270697A
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Hiroshi Noguchi
博史 野口
Yoshimi Takagi
佳実 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Control Systems Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Naka Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロセスオペレーターズコンソールのプロセス
オペレーションを専用キーボードと汎用キーボードの双
方から行えるようにし、必要に応じて汎用キーボードを
プロセスオペレーション中に運転を中断することなく接
続/取り外しできるようにする。 【解決手段】専用キーを配した第1のキーボードと、汎
用キーボードで構成した第2のキーボードとをケーブル
接続して構成したオペレーションキーボードであり、該
第1のキーボードと第2のキーボードからのキー操作入
力に対し排他的に制御を行うようにした。 【効果】プロセスオペレーションの手段として専用キー
ボードと汎用キーボードの双方から操作可能なオペレー
ションキーボードを提供できる。また、必要に応じて汎
用キーボードを接続/取り外しできるので、操作卓スペ
ースが必要以上に大きくなったり、誤操作の原因になっ
たりすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】各種プラントの制御,監視を
行うプロセス制御システムのマンマシン部であり、プラ
ントの操作,指示,運転監視,プラント異常などに対し
て、オペレータの操作指示,確認,設定変更,表示画面
切り替えなどを行うプロセスオペレータズコンソールに
関し、特にその操作入力手段であるオペレーションキー
ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】プラント内のプロセス制御,監視を行う
システムには、通常、運転員が監視,制御を行うための
制御装置であるプロセスオペレータズコンソール(以
下、POCと称す)が配置されている。
【0003】プロセス制御システムのPOCは、その制
御部において、専用の通信ネットワークによりプラント
内に分散配置されたプロセス制御コントローラと接続さ
れ、プロセス制御コントローラを介してプラント内の情
報を得たり、制御を行う。また、プロセス制御コントロ
ーラを介してプラント内の情報をCRT等の表示部に、
工業計器をイメージした計器画面,プラントの系統図を
表現したグラフィック画面,制御状態の経過状況を表現
したトレンド画面などを表示させ、運転員は、その画面
を見てプラントの監視を行っている。運転員は、必要に
よりPOCに接続されている操作入力手段であるオペレ
ーションキーボードの操作により制御操作や表示画面の
変更などを行う。
【0004】この操作入力手段であるオペレーションキ
ーボードのキーボード上には、文字入力や数値入力を行
うアルファベットキーや数字キー、画面上のカーソル移
動を行うカーソルキー、その他に個々のキーに対してキ
ーの機能を定義可能なプログラマブルファンクションキ
ー、等があり、また更には、各種設定値あるいは制御操
作量の増・減に用いるUP/DOWNキー,自動/手動
切替キーなどプロセス制御・監視に特有の専用キーを有
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の如くPOCのオ
ペレーションキーボードは、文字入力や数値入力に対し
てはアルファベットキー,数字キー,カーソルキーや、
その他に個々のキーに対してキーの機能を定義可能なプ
ログラマブルファンクションキー等を有し、また更に
は、プロセス制御・監視特有の専用キーが数多く配置さ
れ、プロセス運転をCRT表示とキー操作により円滑に
行えるよう構成されている。このようにPOCのオペレー
ションキーボードは、一般的なアルファベットキーや数
字キーと併せて、様々な専用キーを有するプロセス制御
専用のキーボードであり、プロセス制御・監視における
操作をできる限り簡素化して運転員の負担を軽減するこ
とに目的として開発されている。
【0006】近年、パーソナル・コンピュータが私的・
業務使用を問わず広く普及しており、その操作入力装置
として日本国内では、JIS配列の汎用キーボードが一
般的に使用されている。このような時代背景と共にプロ
セス制御に携わる運転員においてもパーソナル・コンピ
ュータに慣れている場合が多くなっており、プロセス制
御・監視時の操作においてもパーソナル・コンピュータ
の操作感覚で操作したいという要求がある。
【0007】また、最近のプロセスオペレーションはプ
ラントの制御範囲の拡大,制御内容の細分化,制御デー
タの増大に伴い、CRT表示画面数および1画面内の表
示内容が増大する傾向にあり、また1画面上の1部分に
別の画面を重ねて表示するいわゆるウインドウ画面が増
えており、操作が繁雑化している。これにより、専用キ
ーボードによって行ってきた簡素な操作の実現が困難に
なってきており、パーソナル・コンピュータ等の専用キ
ーを有さない汎用キーボードを用いて操作を行う場合と
比較して、操作の難易度の点においては、差異が無くな
る傾向にある。このような背景から、本発明の第1の目
的は、プロセスオペレーションでの操作入力手段を専用
キーボード、あるいは、汎用キーボードのいずれかに限
定せず、オペレータの嗜好,操作性,個性,用途などに
応じて専用キーボードと汎用キーボードの双方から操作
可能なオペレーションキーボードを提供することにあ
る。
【0008】また、専用キーボードと汎用キーボードの
双方から操作可能になっても、常時、上記専用キーボー
ドと汎用キーボードを操作卓上に置いて操作するようで
は、操作卓のスペースが必要以上に大きくなったり、誤
操作の原因になったりする。本発明の第2の目的は、こ
のような省スペースや操作性の問題を解決することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、プラント内の状態を表す画面を表示
する表示部と、プロセス制御のために運転員が支持入力
を行う操作指示部と、プラント内の機器と通信を行う通
信部と、これらの制御を行う制御部とを有するプロセス
オペレータズコンソールにおいて、前記操作指示部は、
アルファベットキーや数字キーなどの汎用キーとプロセ
ス制御・監視に特有の専用キーとを配した第1のキーボ
ードと、汎用キーを配置した第2のキーボードを接続す
るコネクタ手段を有し、前記操作指示部が有する第1の
キーボードと、前記コネクタ手段を介して接続された第
2のキーボードからのキー操作入力に対し排他的に制御
を行うようにしたことである。
【0010】また更には、プラント内の各機器と通信を
行うことによりプラントのプロセス制御,監視を行うプ
ロセスオペレータズコンソールの制御部に接続されるオ
ペレーションキーボードであって、当該オペレーション
キーボードは、アルファベットや数字などの文字入力や
カーソル移動等を行う汎用キー群と、プロセス制御特有
の制御を行うための専用キー群とを備えた入力手段と、
前記汎用キー群と同等の機能を持つキーのみを有する外
部キーボードを接続するための接続手段と、当該接続手
段に接続された外部キーボードの出力と、前記汎用キー
群からの出力を前記制御部へ伝達する第1の伝達手段
と、前記専用キー群の出力を前記制御部へ伝達する第2
の伝達手段とを有し、前記接続手段に接続される外部キ
ーボードは、プロセスオペレータズコンソールの状態に
関わらず着脱可能であることである。
【0011】これにより、プロセスオペレーションの手
段として専用キーボード、あるいは、汎用キーボードの
いずれか1つに限定せず、専用キーボードと汎用キーボ
ードの双方から操作可能となる。また、プロセスオペレ
ーションを中断することなく、第2のキーボードを接続
/取り外しすることも可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施例のオ
ペレーションキーボードについて図を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明によるオペレーションキー
ボードを使用したPOCの接続系統図の一例であり、図
6はPOCの具体的な外観の一例を示すものである。
【0014】POCを統括的に制御するホスト3は、プ
ロセス制御用通信ネットワーク5を介して分散配置され
たプロセス制御コントローラ6および7と接続され、プ
ラントの運転状況や制御内容を得る。また、ホスト3は
表示部であるCRT4上に、工業計器をイメージした計
器画面,プラントの系統図を表現したグラフィック画
面,制御状態の経過状況を表現したトレンド画面などを
表示させ、オペレーションキーボード1からキーボード
操作を行うことにより画面切替や制御操作をコントロー
ルする。オペレーションキーボード1は、ホスト3のシ
リアル通信ポートCOMと汎用キーボードポートKBの
それぞれに接続されている。
【0015】図7に、オペレーションキーボード1及び
汎用キーボード2の一例を示す。
【0016】オペレーションキーボード1は、文字入力
および数値入力のためのアルファベットキーや数字キ
ー,カーソル移動キーの他、画面選択など操作するキー
の使用目的に応じて任意に定義できるプログラマブルフ
ァンクションキー,各種設定値あるいは制御操作量の増
・減に用いるUP/DOWNキー,自動/手動切替キー
などプロセス制御・監視における特有の専用キーを配し
ている。
【0017】また、汎用キーボード2は、文字入力およ
び数値入力のためのアルファベットキーや数字キー,記
号キー,カーソル移動キー,キーモード切替キーなどを
配したパーソナルコンピュータ等で使用されているJI
S配列の汎用キーボードである。
【0018】本発明のオペレーションキーボード1は、
汎用ボードを接続するためのコネクタを有しており、汎
用キーボード2はこのコネクタに接続される。このよう
に本発明は、オペレーションキーボード1にパーソナル
・コンピュータなどで使用されている汎用キーボード2
を接続できるようにし、オペレーションキーボード1と
汎用キーボード2の双方からのキー操作入力に対して排
他的に制御を行えるようにしたものである。
【0019】図2に、オペレーションキーボード1の内
部構成図を示す。
【0020】図2において第1MPU10は、マイクロ
プロセッサを中核に、メモリ,I/Oで構成した演算回
路であり、キーマトリックス部11,調歩同期式シリア
ル通信インタフェース12および13を統括的に制御す
るように構成している。
【0021】キーマトリックス部11は、専用キーを含
めたオペレーションキーボード1上の全てのキー接点を
マトリックス上に接続している。第1MPU10は、キ
ーマトリックス部11を一定周期で走査して、各キーが
押されたか否かをサンプリングする。
【0022】また、調歩同期式シリアル通信インタフェ
ース12は、ホスト3とシリアル信号で通信するために
設けられた通信ポート(COM)である。調歩同期式シ
リアル通信インタフェース13は、後述する第2MPU
14とシリアル信号で通信するために設けられた通信ポ
ートである。
【0023】第2MPU14は、マイクロプロセッサを
中核に、メモリ,I/Oで構成した演算回路であり、ク
ロック同期式シリアル通信インタフェース15および1
6,調歩同期式シリアル通信インタフェース17を統括
的に制御するように構成している。
【0024】クロック同期式シリアル通信インタフェー
ス15は、ホスト3とキーボード信号を取り合うために
設けられたキーボードポート(KB)である。クロック
同期式シリアル通信インタフェース16は、汎用キーボ
ード2とキーボード信号を取り合うために設けられたキ
ーボードポートである。調歩同期式シリアル通信インタ
フェース17は、前述の第1MPU10とシリアル信号
で通信するために設けられた通信ポートである。
【0025】図3に、クロック同期式シリアル通信イン
タフェース16の回路構成を示す。コネクタ168は、
汎用キーボード2への供給電源(VKB),CLOCK
信号,DATA信号,共通帰線(GND)を一括収容し
ており、汎用キーボード2とはこのコネクタ168を介
して接続する。供給電源(VKB)へのラインは、トラ
ンジスタと抵抗で構成した電源ON/OFF制御回路1
61および出力ポート162により、汎用キーボード2
へ電源の通電/切断の制御ができるようにしている。
【0026】コンパレータ回路163は、汎用キーボー
ド2への電源ラインすなわちVKB−GND間のインピ
ーダンスをある一定の値と比較し、入力ポート164を
介して比較結果を第2MPU14へ取り込ませるように
している。
【0027】コンパレータ回路163の回路定数は、次
の(式1)を満たすように設計している。
【0028】 Z/(R1+Z)<R3/(R2+R3) …(式1) Z:電源OFF時における汎用キーボード2の電源ライ
ンインピーダンス クロック同期式シリアル通信インタフェース16では、
オペレーションキーボード1が初期状態時、電源ON/
OFF制御回路161をOFFにして汎用キーボード2
への電源供給を止めておく。この状態で汎用キーボード
2が接続されていなければ、コンパレータ回路163の
正入力端子にはR1を介して電源電圧(VCC)が印加
され、コンパレータ回路163の出力はHighレベルにな
る。逆に、この状態で汎用キーボード2が接続されてい
れば、(式1)によりコンパレータの正入力端子には負入
力端子よりも低い電圧が印加されるため、コンパレータ
回路163の出力はLow レベルになる。よって、このよ
うしておけば、汎用キーボード2が接続されているか否
かを検出することができる。
【0029】クロック同期式シリアル通信回路165
は、CLOCK信号に同期したシリアルのDATA信号
を入力あるいは出力する回路である。CLOCK信号お
よびDATA信号を出力する場合は、CLOCK用バッ
ファ回路166およびDATA用バッファ回路167を介し
て出力される。
【0030】次に、図2および図3のように構成したオ
ペレーションキーボード1の動作を図4および図5によ
り説明する。
【0031】図4は、第1MPU10の動作フローを示
した図である。
【0032】第1MPU10は、電源ONスタート後、
動作環境設定など所定のイニシャル処理を行った後、キ
ーマトリックス部11を走査して、各キー接点のON/OF
F をサンプリングする。この時、キーマトリックスを複
数回走査することによってキー接点のチャタリングを除
去してキーのON操作あるいはOFF操作を検出する。
次に、検出したキーのON操作に対応した所定のキーコ
ードを作成する。次に、アルファベットキー,数字キ
ー,カーソル移動キー等汎用的なキーをA群、プログラ
マブルファンクションキー,UP/DOWNキー,自動
/手動切替キーなどプロセス制御・監視における特有の
専用キーをB群というように、キーを予め群別してお
き、検出したキーコードがA群/B群のいずれに属する
かを判定する。ここで、A群に属するキーはオペレーシ
ョンキーボード1と汎用キーボード2の双方に存在する
キーであり、キーコードは共に共通である。検出したキ
ーコードがA群の場合は、第2MPU14とのシリアル
通信インタフェース13を介して第2MPU14へ通信
出力する。検出したキーコードがB群の場合は、ホスト
3とのシリアル通信インタフェース12(COM)を介
してホスト3へ通信出力する。その後、キーマトリック
スのサンプリング処理に戻る。
【0033】図5は、第2MPU14の動作フローを示
した図である。第2MPU14は、電源ONスタート
後、動作環境設定など所定のイニシャル処理を行った
後、汎用キーボード2が接続されているか否かを判定す
る。これには、前述したように初期動作時は、電源ON
/OFF制御回路161をOFFにして汎用キーボード
2への電源供給を止めておき、汎用キーボード2への電
源ラインのインピーダンスをある一定の値と比較するこ
とで検出する。
【0034】汎用キーボード2が接続されていることを
検出した場合は、電源ON/OFF制御回路161をO
Nにして汎用キーボード2への通電を開始する。その
後、汎用キーボード2に対してクロック同期式シリアル
通信インタフェース16を介して動作環境設定を行い、
汎用キーボード2を動作可能な状態にする。上記のよう
にしておくことにより、運転中に汎用キーボード2が接
続された場合、汎用キーボード2に対しオペレーション
キーボード1が動作環境設定を行うため、ホスト3側か
ら見て汎用キーボード2の接続を全く意識する必要がな
くなるので活栓接続が可能となる。
【0035】汎用キーボード2が接続された以後、第2
MPU14は、ホスト3と汎用キーボード2との間の双
方向通信バッファとして、クロック同期式シリアル通信
インタフェース15(KB)を介して与えられるホスト
3からのコマンドは、そのままクロック同期式シリアル
通信インタフェース16を介して汎用キーボード2ヘ転
送し、逆にクロック同期式シリアル通信インタフェース
16を介して得られる汎用キーボード2からの応答およ
びキーコードデータは、そのままクロック同期式シリア
ル通信インタフェース15(KB)を介してホスト3ヘ転
送する。また、調歩同期式シリアル通信インタフェース
17を介して得られる第1MPU10からのA群のキー
のキーコードを受信し、そのキーコードデータをクロッ
ク同期式シリアル通信インタフェース15(KB)を介し
てホスト3へ送信するようにする。このように、第2M
PU14は、ホストKBI/F送受信処理,第1MPU10
I/F受信処理,汎用キーボードI/F送受信処理の中
で、コマンド,応答,キーコードデータの各データフロ
ーを統括的に制御する。
【0036】また、汎用キーボード2に向けて所定のコ
マンドを送信し、これに対する汎用キーボード2からの
応答に対し一定時間のタイムアウトを設けてタイムアウ
トした場合に汎用キーボード2が引き抜かれたものとみ
なし、汎用キーボード2への電源切断処理へ戻る。タイ
ムアウトしない場合は一連の通信処理を繰り返し継続す
る。
【0037】汎用キーボード2がオペレーションキーボ
ード1から引き抜かれた場合、または、汎用キーボード
の接続チェック処理で汎用キーボードが接続されていな
いことを検出した場合は、クロック同期式シリアル通信
インタフェース15(KB)を介してホスト3から与え
られるコマンドに対して、第2MPU14自身が応答を
返す。また、調歩同期式シリアル通信インタフェース1
7を介して得られる第1MPU10からのキーコードを
受信し、そのキーコードデータをクロック同期式シリア
ル通信インタフェース15(KB)を介してホスト3へ
送信する。このように、第2MPU14は、ホストKB
I/F送受信処理,第1MPU10I/F受信処理の中
で、コマンド,応答,キーコードデータの各データフロ
ーを統括的に制御する。その後、汎用キーボード2への
電源切断処理へ戻り、汎用キーボード2の接続チェック
と一連の通信処理を繰り返し継続する。
【0038】上記のようにしておくことにより、運転中
に汎用キーボード2が引き抜かれた場合においても、汎
用キーボード2へのホスト3からのコマンドに対しオペ
レーションキーボード1が応答を返すため、ホスト3側
から見て汎用キーボード2が引き抜かれたことを全く意
識する必要がなくなるので活栓引き抜きが可能となる。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
オペレーションキーボード1と汎用キーボード2からの
キー操作入力に対し、ホスト3への接続を排他的に制御
可能とし、かつ、オペレーションキーボード1を常時接
続状態とし、汎用キーボード2に対し使用/未使用に応
じて汎用キーボード2の接続ケーブルコネクタを運転中
に接続/取り外しする活栓挿抜が可能なオペレーション
キーボードを提供できる。
【0040】なお、本実施例において、オペレーション
キーボード1の構成要素として、2個のMPUを用いた
例を説明したが、これは負荷分散を目的としてそれぞれ
のMPUに機能を分割したものであり、処理能力の高
い、高性能なMPUを用いれば、単一のMPUで実現可
能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、プロセスオペレーショ
ンの手段として専用キーボード、あるいは、汎用キーボ
ードのいずれか1つに限定せず、オペレータの嗜好,操
作性,個性,用途等に応じて専用キーボードと汎用キー
ボードの双方から操作可能なオペレーションキーボード
を提供できる。また、プロセスオペレーション中に、運
転を中断することなく、必要に応じて汎用キーボードを
接続/取り外しできるので、常時、上記専用キーボード
と汎用キーボードを操作卓上に置いて操作する必要はな
く、操作卓のスペース必要以上に大きくなったり、誤操
作の原因になったりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオペレーションキーボードを使用した
プロセスオペレータズコンソール(POC)の接続系統
図。
【図2】オペレーションキーボードの内部構成図。
【図3】オペレーションキーボードにおける汎用キーボ
ードとのインタフェース構成図。
【図4】オペレーションキーボードにおける第1MPU
の動作処理フロー図。
【図5】オペレーションキーボードにおける第2MPU
の動作処理フロー図。
【図6】プロセスオペレータズコンソール(POC)の
外観を示す図。
【図7】オペレーションキーボードと汎用キーボードの
外観を示す図。
【符号の説明】
1…オペレーションキーボード、2…汎用キーボード、
3…ホスト、4…CRT、5…プロセス制御用通信ネッ
トワーク、6,7…プロセス制御コントローラ、10…
第1MPU、11…キーマトリックス部、12,13,
17…調歩同期式シリアル通信インタフェース、14…
第2MPU、15,16…クロック同期式シリアル通信
インタフェース、161…電源ON/OFF制御回路、
162…出力ポート、163…コンパレータ、164…
入力ポート、165…クロック同期式シリアル通信回
路、166…CLOCK信号バッファ回路、167…D
ATA信号バッファ回路、168…コネクタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラント内の状態を表す画面を表示する表
    示部と、プロセス制御のために運転員が支持入力を行う
    操作指示部と、プラント内の機器と通信を行う通信部
    と、これらの制御を行う制御部とを有するプロセスオペ
    レータズコンソールにおいて、 前記操作指示部は、アルファベットキーや数字キーなど
    の汎用キーとプロセス制御・監視に特有の専用キーとを
    配した第1のキーボードと、汎用キーを配置した第2の
    キーボードを接続するコネクタ手段を有し、 前記操作指示部が有する第1のキーボードと、前記コネ
    クタ手段を介して接続された第2のキーボードからのキ
    ー操作入力に対し排他的に制御を行うことを特徴とする
    プロセスオペレータズコンソール。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第2のキーボードはプロセスオペレータズコンソー
    ルが稼働中に、接続/取り外しを行うことを特徴とする
    プロセスオペレータズコンソール。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記操作指示部内に、第2のキーボードへの供給電源を
    ON/OFF制御する手段,第2のキーボードの接続/
    未接続を検出する手段を設け、前記操作指示部が前記第
    2のキーボードに対し電源供給制御および立上げ処理を
    行うことを特徴とするプロセスオペレータズコンソー
    ル。
  4. 【請求項4】プラント内の各機器と通信を行うことによ
    りプラントのプロセス制御,監視を行うプロセスオペレ
    ータズコンソールの制御部に接続されるオペレーション
    キーボードであって、 当該オペレーションキーボードは、 アルファベットや数字などの文字入力やカーソル移動等
    を行う汎用キー群と、プロセス制御特有の制御を行うた
    めの専用キー群とを備えた入力手段と、 前記汎用キー群と同等の機能を持つキーのみを有する外
    部キーボードを接続するための接続手段と、 当該接続手段に接続された外部キーボードの出力と、前
    記汎用キー群からの出力を前記制御部へ伝達する第1の
    伝達手段と、 前記専用キー群の出力を前記制御部へ伝達する第2の伝
    達手段とを有し、 前記接続手段に接続される外部キーボードは、プロセス
    オペレータズコンソールの状態に関わらず着脱可能であ
    ることを特徴とするプロセスオペレータズコンソール。
JP6270697A 1997-03-17 1997-03-17 プロセスオペレータズコンソール及びオペレーションキーボード Pending JPH10260707A (ja)

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