JPH10260706A - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- JPH10260706A JPH10260706A JP6310797A JP6310797A JPH10260706A JP H10260706 A JPH10260706 A JP H10260706A JP 6310797 A JP6310797 A JP 6310797A JP 6310797 A JP6310797 A JP 6310797A JP H10260706 A JPH10260706 A JP H10260706A
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- JP
- Japan
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- module
- data
- input
- buffer
- external device
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1回のスキャン時間を短縮することによりシ
ステム全体の処理速度を高速にする。 【解決手段】 バッファモジュール21、31はI/O
モジュール22、32に対する入出力処理を独立して行
うため、CPUモジュール11は各バッファモジュール
21、31とのデータの授受を行うだけでI/Oモジュ
ール22、32に対する入出力処理を行うことができ
る。そのため、1回のスキャン時間を短縮することがで
き、システム全体の処理速度が速くなる。
ステム全体の処理速度を高速にする。 【解決手段】 バッファモジュール21、31はI/O
モジュール22、32に対する入出力処理を独立して行
うため、CPUモジュール11は各バッファモジュール
21、31とのデータの授受を行うだけでI/Oモジュ
ール22、32に対する入出力処理を行うことができ
る。そのため、1回のスキャン時間を短縮することがで
き、システム全体の処理速度が速くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つまたは複数の
外部機器と接続され、その動作を予め設定されたプログ
ラムにより制御するプログラマブルコントローラに関す
る。
外部機器と接続され、その動作を予め設定されたプログ
ラムにより制御するプログラマブルコントローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のプログラマブルコントロー
ラのブロック図、図4は従来のプログラマブルコントロ
ーラの動作を示したタイミングチャートである。従来の
プログラマブルコントローラは、ラック1と、ラック1
02と、ラック103とから構成され、ラック1とラッ
ク102は接続ケーブル10で接続され、ラック102
とラック103は接続ケーブル20で接続されている。
ラック1は、予め設定されたプログラムを実行するとと
もに、一定周期で各I/Oモジュールに対して、外部機
器へ出力するデータの伝達および外部機器から入力され
たデータの回収を行う入出力処理を行うCPUモジュー
ル11と、データバス13を介して伝達されたCPUモ
ジュール11からの入出力処理のデータの指示に従い外
部機器にデータの出力を行い、外部機器から入力された
データをデータバス13を介してCPUモジュール11
に伝達するI/Oモジュール12とから構成される。
ラのブロック図、図4は従来のプログラマブルコントロ
ーラの動作を示したタイミングチャートである。従来の
プログラマブルコントローラは、ラック1と、ラック1
02と、ラック103とから構成され、ラック1とラッ
ク102は接続ケーブル10で接続され、ラック102
とラック103は接続ケーブル20で接続されている。
ラック1は、予め設定されたプログラムを実行するとと
もに、一定周期で各I/Oモジュールに対して、外部機
器へ出力するデータの伝達および外部機器から入力され
たデータの回収を行う入出力処理を行うCPUモジュー
ル11と、データバス13を介して伝達されたCPUモ
ジュール11からの入出力処理のデータの指示に従い外
部機器にデータの出力を行い、外部機器から入力された
データをデータバス13を介してCPUモジュール11
に伝達するI/Oモジュール12とから構成される。
【0003】ラック102は、CPUモジュール11か
ら出力され接続ケーブル10を介して伝達されたデータ
がI/Oモジュール22への入出力処理のデータである
場合、そのデータをデータバス23を介してI/Oモジ
ュール22に伝達するとともにI/Oモジュール22が
外部機器から入力したデータをデータバス23を介して
入力し接続ケーブル10を介してCPUモジュール11
に伝達し、CPUモジュール11から出力され接続ケー
ブル10を介して伝達されたデータがI/Oモジュール
22以外のI/Oモジュールへの入出力処理のデータで
ある場合、そのデータを接続ケーブル20を介してバッ
ファモジュール131に伝達するとともにバッファモジ
ュール131から伝達されたI/Oモジュール32が外
部機器から入力したデータを接続ケーブル10を介して
CPUモジュール11へ伝達するバッファモジュール1
21と、データバス23を介して伝達されたCPUモジ
ュール11からの入出力処理のデータの指示に従い外部
機器にデータの出力を行い、外部機器から入力されたデ
ータをデータバス23を介してバッファモジュール12
1に伝達するI/Oモジュール22とから構成される。
ら出力され接続ケーブル10を介して伝達されたデータ
がI/Oモジュール22への入出力処理のデータである
場合、そのデータをデータバス23を介してI/Oモジ
ュール22に伝達するとともにI/Oモジュール22が
外部機器から入力したデータをデータバス23を介して
入力し接続ケーブル10を介してCPUモジュール11
に伝達し、CPUモジュール11から出力され接続ケー
ブル10を介して伝達されたデータがI/Oモジュール
22以外のI/Oモジュールへの入出力処理のデータで
ある場合、そのデータを接続ケーブル20を介してバッ
ファモジュール131に伝達するとともにバッファモジ
ュール131から伝達されたI/Oモジュール32が外
部機器から入力したデータを接続ケーブル10を介して
CPUモジュール11へ伝達するバッファモジュール1
21と、データバス23を介して伝達されたCPUモジ
ュール11からの入出力処理のデータの指示に従い外部
機器にデータの出力を行い、外部機器から入力されたデ
ータをデータバス23を介してバッファモジュール12
1に伝達するI/Oモジュール22とから構成される。
【0004】ラック103は、CPUモジュール11か
ら出力され接続ケーブル20を介して伝達されたI/O
モジュール32への入出力処理のデータを入力すると、
そのデータをデータバス33を介してI/Oモジュール
32に伝達し、I/Oモジュール32から出力されデー
タバス33を介して伝達されたデータを接続ケーブル2
0を介してCPUモジュール11へ伝達するバッファモ
ジュール131と、データバス33を介して伝達された
CPUモジュール11からの入出力処理のデータの指示
に従い外部機器にデータの出力を行い、外部機器から入
力されたデータをデータバス33を介してバッファモジ
ュール131に伝達するI/Oモジュール32とから構
成される。従来のプログラマブルコントローラは、CP
Uモジュール11がラック102、103上のI/Oモ
ジュール22、32に対する入出力処理を行う場合、ラ
ック102、103上に設置されたバッファモジュール
121、131を介して行っていた。
ら出力され接続ケーブル20を介して伝達されたI/O
モジュール32への入出力処理のデータを入力すると、
そのデータをデータバス33を介してI/Oモジュール
32に伝達し、I/Oモジュール32から出力されデー
タバス33を介して伝達されたデータを接続ケーブル2
0を介してCPUモジュール11へ伝達するバッファモ
ジュール131と、データバス33を介して伝達された
CPUモジュール11からの入出力処理のデータの指示
に従い外部機器にデータの出力を行い、外部機器から入
力されたデータをデータバス33を介してバッファモジ
ュール131に伝達するI/Oモジュール32とから構
成される。従来のプログラマブルコントローラは、CP
Uモジュール11がラック102、103上のI/Oモ
ジュール22、32に対する入出力処理を行う場合、ラ
ック102、103上に設置されたバッファモジュール
121、131を介して行っていた。
【0005】上記従来のプログラマブルコントローラの
動作を図3、図4を用いて説明する。最初にCPUモジ
ュール11は、プログラムの実行処理を行った後、デー
タバス13を介してI/Oモジュール12に対する入出
力処理を行う。次に、CPUモジュール11は、接続ケ
ーブル10を介してバッファモジュール121にI/O
モジュール22への入出力処理のデータを出力する。そ
して、バッファモジュール121では、そのデータをデ
ータバス23を介してI/Oモジュール22に伝達す
る。I/Oモジュール22では、外部機器に対して出力
すべきデータがあればそのデータを出力し、外部機器か
らデータの入力があればそのデータをデータバス23を
介してバッファモジュール121に出力する。そして、
バッファモジュール121では、データバス23を介し
て伝達されたデータをCPUモジュール11に接続ケー
ブル10を介して伝達する。
動作を図3、図4を用いて説明する。最初にCPUモジ
ュール11は、プログラムの実行処理を行った後、デー
タバス13を介してI/Oモジュール12に対する入出
力処理を行う。次に、CPUモジュール11は、接続ケ
ーブル10を介してバッファモジュール121にI/O
モジュール22への入出力処理のデータを出力する。そ
して、バッファモジュール121では、そのデータをデ
ータバス23を介してI/Oモジュール22に伝達す
る。I/Oモジュール22では、外部機器に対して出力
すべきデータがあればそのデータを出力し、外部機器か
らデータの入力があればそのデータをデータバス23を
介してバッファモジュール121に出力する。そして、
バッファモジュール121では、データバス23を介し
て伝達されたデータをCPUモジュール11に接続ケー
ブル10を介して伝達する。
【0006】上記動作により、CPUモジュール11か
らバッファモジュール121を介してのI/Oモジュー
ル22に対する入出力処理が終了した後、同様にしてC
PUモジュール11から、バッファモジュール121、
131を介してI/Oモジュール32に対する入出力処
理が行われる。上記で説明した、CPUモジュール11
がプログラムの実行を行ってからI/Oモジュール32
に対する入出力処理を終了するまでの時間を1スキャン
時間とし、この処理を繰り返して行うことにより従来の
プログラマブルコントローラの動作は行われる。この従
来のプログラマブルコントローラでは、CPUモジュー
ル11がバッファモジュール121、131を介してI
/Oモジュール22、32と直接データの授受を行い入
出力処理をを行っていた。そのため、接続されるI/O
モジュールの数が増えるとデータが経由するバッファモ
ジュールの数が多くなり、I/Oモジュールに対する入
出力処理に時間がかかるようになる。また、I/Oモジ
ュールとデータの授受を行う時間以外に入出力処理を行
うI/Oモジュールを選択する時間が増えてしまう。そ
のため、プログラム実行の処理速度をいくら高速にして
も、I/Oモジュールの入出力処理に要する時間が長く
なり、1回のスキャン時間がのびてしまいシステム全体
の処理速度が遅くなってしまう。
らバッファモジュール121を介してのI/Oモジュー
ル22に対する入出力処理が終了した後、同様にしてC
PUモジュール11から、バッファモジュール121、
131を介してI/Oモジュール32に対する入出力処
理が行われる。上記で説明した、CPUモジュール11
がプログラムの実行を行ってからI/Oモジュール32
に対する入出力処理を終了するまでの時間を1スキャン
時間とし、この処理を繰り返して行うことにより従来の
プログラマブルコントローラの動作は行われる。この従
来のプログラマブルコントローラでは、CPUモジュー
ル11がバッファモジュール121、131を介してI
/Oモジュール22、32と直接データの授受を行い入
出力処理をを行っていた。そのため、接続されるI/O
モジュールの数が増えるとデータが経由するバッファモ
ジュールの数が多くなり、I/Oモジュールに対する入
出力処理に時間がかかるようになる。また、I/Oモジ
ュールとデータの授受を行う時間以外に入出力処理を行
うI/Oモジュールを選択する時間が増えてしまう。そ
のため、プログラム実行の処理速度をいくら高速にして
も、I/Oモジュールの入出力処理に要する時間が長く
なり、1回のスキャン時間がのびてしまいシステム全体
の処理速度が遅くなってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のでは、
接続されるI/Oモジュールの数が増えると1回のスキ
ャン時間が長くなり、システム全体の処理速度が大幅に
遅くなるという問題点があった。本発明の目的は、1回
のスキャン時間を短縮することによりシステム全体の処
理速度を高速にすることのできるプログラマブルコント
ローラを提供することである。
接続されるI/Oモジュールの数が増えると1回のスキ
ャン時間が長くなり、システム全体の処理速度が大幅に
遅くなるという問題点があった。本発明の目的は、1回
のスキャン時間を短縮することによりシステム全体の処
理速度を高速にすることのできるプログラマブルコント
ローラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプログラマブルコントローラは、予め設定
されたプログラムを実行するとともに、一定周期で第1
のI/Oモジュールおよび各第2のI/Oモジュールに
対する入出力処理を行うCPUモジュールと、前記CP
Uモジュールによって行われた入出力処理により外部機
器へのデータの出力および外部機器からのデータの入力
を行う1つまたは複数の第1のI/Oモジュールとを有
する第1のラックと、前記CPUモジュールと接続さ
れ、同一ラック内の第2のI/Oモジュールに対する入
出力処理を行い、前記第2のI/Oモジュールが外部機
器から入力したデータを記憶し、前記CPUモジュール
から伝達された前記第2のI/Oモジュールに対する入
出力処理のデータを入力すると、記憶している前記第2
のI/Oモジュールが外部機器から入力したデータを前
記CPUモジュールに伝達した後、前記第2のI/Oモ
ジュールへの外部機器に出力すべきデータを前記第2の
I/Oモジュールに伝達するバッファモジュールと、前
記バッファモジュールによって行われた入出力処理によ
り外部機器へのデータの出力および外部機器からのデー
タの入力を行う1つまたは複数の第2のI/Oモジュー
ルとを有した1つまたは複数の第2のラックとから構成
される。
に、本発明のプログラマブルコントローラは、予め設定
されたプログラムを実行するとともに、一定周期で第1
のI/Oモジュールおよび各第2のI/Oモジュールに
対する入出力処理を行うCPUモジュールと、前記CP
Uモジュールによって行われた入出力処理により外部機
器へのデータの出力および外部機器からのデータの入力
を行う1つまたは複数の第1のI/Oモジュールとを有
する第1のラックと、前記CPUモジュールと接続さ
れ、同一ラック内の第2のI/Oモジュールに対する入
出力処理を行い、前記第2のI/Oモジュールが外部機
器から入力したデータを記憶し、前記CPUモジュール
から伝達された前記第2のI/Oモジュールに対する入
出力処理のデータを入力すると、記憶している前記第2
のI/Oモジュールが外部機器から入力したデータを前
記CPUモジュールに伝達した後、前記第2のI/Oモ
ジュールへの外部機器に出力すべきデータを前記第2の
I/Oモジュールに伝達するバッファモジュールと、前
記バッファモジュールによって行われた入出力処理によ
り外部機器へのデータの出力および外部機器からのデー
タの入力を行う1つまたは複数の第2のI/Oモジュー
ルとを有した1つまたは複数の第2のラックとから構成
される。
【0009】本発明は、各バッファモジュールが各第2
のI/Oモジュールに対する入出力処理を独立して行う
ようにしたため、CPUモジュールは各バッファモジュ
ールとのデータの授受を行うだけで各第2のI/Oモジ
ュールに対する入出力処理を行うことができるようにし
たものである。したがって、1回のスキャン時間を短縮
することができ、システム全体の処理速度を高速にする
ことができる。
のI/Oモジュールに対する入出力処理を独立して行う
ようにしたため、CPUモジュールは各バッファモジュ
ールとのデータの授受を行うだけで各第2のI/Oモジ
ュールに対する入出力処理を行うことができるようにし
たものである。したがって、1回のスキャン時間を短縮
することができ、システム全体の処理速度を高速にする
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態のプログラマブルコントローラのブロック図、図2
は図1のプログラマブルコントローラの動作を示したタ
イミングチャートである。図3中と同番号は同じ構成要
素を示す。本実施形態のプログラマブルコントローラ
は、図3の従来のプログラマブルコントローラに対し、
バッファモジュール121の代りにバッファモジュール
21を設けたラック2と、バッファモジュール131の
代りにバッファモジュール31を設けたラック3とを用
いるようにしたものである。バッファモジュール21
は、I/Oモジュール22に対する入出力処理を行いI
/Oモジュール22が外部機器から入力したデータをデ
ータバス23を介して入力し記憶しておき、CPUモジ
ュール11から接続ケーブル10を介して伝達されたデ
ータがI/Oモジュール22への入出力処理のデータで
ある場合、記憶しているデータを接続ケーブル10を介
してCPUモジュール11に伝達した後、I/Oモジュ
ール22への外部機器に出力すべきデータをデータバス
23を介してI/Oモジュール22に伝達し、CPUモ
ジュール11から出力され接続ケーブル10を介して伝
達されたデータがI/Oモジュール22以外のI/Oモ
ジュールへの入出力処理のデータである場合、そのデー
タを接続ケーブル20を介してバッファモジュール31
に伝達するとともにバッファモジュール31から接続ケ
ーブル20を介して伝達されたI/Oモジュール32が
外部機器から入力したデータを接続ケーブル10を介し
てCPUモジュール11へ伝達する。
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態のプログラマブルコントローラのブロック図、図2
は図1のプログラマブルコントローラの動作を示したタ
イミングチャートである。図3中と同番号は同じ構成要
素を示す。本実施形態のプログラマブルコントローラ
は、図3の従来のプログラマブルコントローラに対し、
バッファモジュール121の代りにバッファモジュール
21を設けたラック2と、バッファモジュール131の
代りにバッファモジュール31を設けたラック3とを用
いるようにしたものである。バッファモジュール21
は、I/Oモジュール22に対する入出力処理を行いI
/Oモジュール22が外部機器から入力したデータをデ
ータバス23を介して入力し記憶しておき、CPUモジ
ュール11から接続ケーブル10を介して伝達されたデ
ータがI/Oモジュール22への入出力処理のデータで
ある場合、記憶しているデータを接続ケーブル10を介
してCPUモジュール11に伝達した後、I/Oモジュ
ール22への外部機器に出力すべきデータをデータバス
23を介してI/Oモジュール22に伝達し、CPUモ
ジュール11から出力され接続ケーブル10を介して伝
達されたデータがI/Oモジュール22以外のI/Oモ
ジュールへの入出力処理のデータである場合、そのデー
タを接続ケーブル20を介してバッファモジュール31
に伝達するとともにバッファモジュール31から接続ケ
ーブル20を介して伝達されたI/Oモジュール32が
外部機器から入力したデータを接続ケーブル10を介し
てCPUモジュール11へ伝達する。
【0011】バッファモジュール31は、I/Oモジュ
ール32に対する入出力処理を行いI/Oモジュール3
2が外部機器から入力したデータをデータバス33を介
して入力し記憶しておき、CPUモジュール11から接
続ケーブル20を介して伝達されたI/Oモジュール3
2への入出力処理のデータを入力すると、記憶している
データを接続ケーブル20を介してCPUモジュール1
1に伝達した後、I/Oモジュール32への外部機器に
出力すべきデータをデータバス33を介してI/Oモジ
ュール32に伝達する。次に、本実施形態の動作につい
て図2を参照して説明する。最初にCPUモジュール1
1は、プログラムの実行処理を行った後、データバス1
3を介してI/Oモジュール12に対する入出力処理を
行う。次に、CPUモジュール11は、接続ケーブル1
0を介してバッファモジュール21にI/Oモジュール
22への入出力処理のデータを出力する。ここで、バッ
ファモジュール21はすでにI/Oモジュール22に対
する入出力処理を行うことにより外部機器から入力した
データをデータバス23を介して入力し記憶しているた
め、I/Oモジュール22に対する入出力処理のデータ
を入力すると記憶しているデータを接続ケーブル10を
介してCPUモジュール11に伝達する。
ール32に対する入出力処理を行いI/Oモジュール3
2が外部機器から入力したデータをデータバス33を介
して入力し記憶しておき、CPUモジュール11から接
続ケーブル20を介して伝達されたI/Oモジュール3
2への入出力処理のデータを入力すると、記憶している
データを接続ケーブル20を介してCPUモジュール1
1に伝達した後、I/Oモジュール32への外部機器に
出力すべきデータをデータバス33を介してI/Oモジ
ュール32に伝達する。次に、本実施形態の動作につい
て図2を参照して説明する。最初にCPUモジュール1
1は、プログラムの実行処理を行った後、データバス1
3を介してI/Oモジュール12に対する入出力処理を
行う。次に、CPUモジュール11は、接続ケーブル1
0を介してバッファモジュール21にI/Oモジュール
22への入出力処理のデータを出力する。ここで、バッ
ファモジュール21はすでにI/Oモジュール22に対
する入出力処理を行うことにより外部機器から入力した
データをデータバス23を介して入力し記憶しているた
め、I/Oモジュール22に対する入出力処理のデータ
を入力すると記憶しているデータを接続ケーブル10を
介してCPUモジュール11に伝達する。
【0012】そして、次にCPUモジュール11は、同
様にしてバッファモジュール31とのデータの授受を行
うが、その間にバッファモジュール21は、I/Oモジ
ュール22に対する入出力処理を行う。また、同様にバ
ッファモジュール31は、CPUモジュール11がプロ
グラムの実行を行っている間にI/Oモジュール32の
入出力処理を行う。上記で説明した、CPUモジュール
11がプログラムの実行処理を行ってからバッファモジ
ュール31とデータの授受を行うまでの時間を1スキャ
ン時間とし、この処理を繰り返して行うことにより本実
施形態のプログラマブルコントローラの動作は行われ
る。CPUモジュール11は、バッファモジュール2
1、31との間でデータ授受を行うだけでI/Oモジュ
ール22、32に対する入出力処理を行うことができる
ので、1スキャン時間を図4の従来のプログラマブルコ
ントローラにおける1スキャン時間と比べて短い時間と
することができる。そのため、接続されるI/Oモジュ
ールの数が増えてもシステム全体の処理速度が大幅に遅
くなることがない。
様にしてバッファモジュール31とのデータの授受を行
うが、その間にバッファモジュール21は、I/Oモジ
ュール22に対する入出力処理を行う。また、同様にバ
ッファモジュール31は、CPUモジュール11がプロ
グラムの実行を行っている間にI/Oモジュール32の
入出力処理を行う。上記で説明した、CPUモジュール
11がプログラムの実行処理を行ってからバッファモジ
ュール31とデータの授受を行うまでの時間を1スキャ
ン時間とし、この処理を繰り返して行うことにより本実
施形態のプログラマブルコントローラの動作は行われ
る。CPUモジュール11は、バッファモジュール2
1、31との間でデータ授受を行うだけでI/Oモジュ
ール22、32に対する入出力処理を行うことができる
ので、1スキャン時間を図4の従来のプログラマブルコ
ントローラにおける1スキャン時間と比べて短い時間と
することができる。そのため、接続されるI/Oモジュ
ールの数が増えてもシステム全体の処理速度が大幅に遅
くなることがない。
【0013】本実施形態では、プログラマブルコントロ
ーラが3つのラックにより構成されている場合について
説明したが、構成されるラックの数が増えた場合でも同
様な処理を行うことにより適用することができる。ま
た、本実施形態では、各ラックにI/Oモジュールがそ
れぞれ1つだけ実装されている場合について説明した
が、1つのラックに実装されるI/Oモジュールの数が
増えた場合でも同様な処理を行うことにより適用するこ
とができる。
ーラが3つのラックにより構成されている場合について
説明したが、構成されるラックの数が増えた場合でも同
様な処理を行うことにより適用することができる。ま
た、本実施形態では、各ラックにI/Oモジュールがそ
れぞれ1つだけ実装されている場合について説明した
が、1つのラックに実装されるI/Oモジュールの数が
増えた場合でも同様な処理を行うことにより適用するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、1回の
スキャン時間を短縮することによりシステム全体の処理
速度を高速にすることができるという効果を有する。
スキャン時間を短縮することによりシステム全体の処理
速度を高速にすることができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態のプログラマブルコントロ
ーラのブロック図である。
ーラのブロック図である。
【図2】図1のプログラマブルコントローラの動作を示
したタイミングチャートである。
したタイミングチャートである。
【図3】従来のプログラマブルコントローラのブロック
図である。
図である。
【図4】図3のプログラマブルコントローラの動作を示
したタイミングチャートである。
したタイミングチャートである。
1 ラック 2 ラック 3 ラック 10 接続ケーブル 11 CPUモジュール 12 I/Oモジュール 13 データバス 20 接続ケーブル 21 バッファモジュール 22 I/Oモジュール 23 データバス 31 バッファモジュール 32 I/Oモジュール 33 データバス 102 ラック 103 ラック 121 バッファモジュール 131 バッファモジュール
Claims (1)
- 【請求項1】 予め設定されたプログラムを実行すると
ともに、一定周期で1つまたは複数の第1のI/Oモジ
ュールおよび1つまたは複数の第2のI/Oモジュール
に対する入出力処理を行うCPUモジュールと、前記C
PUモジュールによって行われた入出力処理により外部
機器へのデータの出力および外部機器からのデータの入
力を行う前記第1のI/Oモジュールとを有する第1の
ラックと、 前記CPUモジュールと接続され、同一ラック内の前記
第2のI/Oモジュールに対する入出力処理を行い、前
記第2のI/Oモジュールが外部機器から入力したデー
タを記憶し、前記CPUモジュールから伝達された前記
第2のI/Oモジュールに対する入出力処理のデータを
入力すると、記憶している前記第2のI/Oモジュール
が外部機器から入力したデータを前記CPUモジュール
に伝達した後、前記第2のI/Oモジュールへの外部機
器に出力すべきデータを前記第2のI/Oモジュールに
伝達するバッファモジュールと、前記バッファモジュー
ルによって行われた入出力処理により外部機器へのデー
タの出力および外部機器からのデータの入力を行う前記
第2のI/Oモジュールとを有した1つまたは複数の第
2のラックとから構成されるプログラマブルコントロー
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6310797A JPH10260706A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6310797A JPH10260706A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | プログラマブルコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10260706A true JPH10260706A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13219748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6310797A Pending JPH10260706A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10260706A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013186889A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 三菱電機株式会社 | I/oデバイス、プログラマブルロジックコントローラ及び演算方法 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP6310797A patent/JPH10260706A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013186889A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 三菱電機株式会社 | I/oデバイス、プログラマブルロジックコントローラ及び演算方法 |
WO2013187191A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 三菱電機株式会社 | I/oデバイス、プログラマブルロジックコントローラ及び演算方法 |
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