JPH10260293A - 原子炉施設 - Google Patents

原子炉施設

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Publication number
JPH10260293A
JPH10260293A JP9063604A JP6360497A JPH10260293A JP H10260293 A JPH10260293 A JP H10260293A JP 9063604 A JP9063604 A JP 9063604A JP 6360497 A JP6360497 A JP 6360497A JP H10260293 A JPH10260293 A JP H10260293A
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JP
Japan
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reactor
emergency safety
safety devices
systems
reactors
Prior art date
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Pending
Application number
JP9063604A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Watanabe
俊朗 渡辺
Junichi Ueno
純一 上野
Kazuo Muroi
一夫 室井
Haruyuki Nanba
治之 難波
Yutaka Fujita
豊 藤田
Kouji Oguma
紘而 尾熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP9063604A priority Critical patent/JPH10260293A/ja
Publication of JPH10260293A publication Critical patent/JPH10260293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト削減およびスペースの有効利用を図る
ことのできる効率のよい安全装置を備えた原子炉施設を
提供することを課題とする。 【解決手段】 建屋11内に2基の原子炉R1,R2を
備えた原子炉施設10においては、4系統の非常用安全
装置16A,16B,16C,16Dが備えられ、その
うち2系統の非常用安全装置16B,16Cが2基の原
子炉R1,R2のB系,C系として共用された構成とな
っている。そして、原子炉R1は3系統の非常用安全装
置16A,16B,16Cを備え、原子炉R2も3系統
の非常用安全装置16B,16C,16Dを備えた構成
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所等に
設置される原子炉施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図4(a)に示すように、原子
力発電所に設置される例えばABWR(Advance
d Boiling Water Reactor:改
良型沸騰水型原子炉)等の原子炉Rには、原子炉R内の
水位が低下したとき等のために、非常用安全装置1が備
えられている。図4(a)および(b)に示すように、
このような非常用安全装置1は、多重の系統を有してい
る。非常用安全装置1に、例えばA系,B系,C系の3
系統を備えている場合、これらのうち1系統が故障して
も他の2系統が稼働し、また2系統が故障しても残りの
1系統が稼働することによって、原子炉Rの運転を安全
に停止できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の原子炉施設には、以下のような問題が存
在する。すなわち、非常用安全装置1に例えば3系統を
備えた場合、これによって安全は確保されるものの、非
常用機器が3系統独立して存在することとなる。近年で
は、2基の原子炉R,Rを1つの建屋に収めるツインプ
ラント計画も採用されているが、特にこの場合には、非
常用機器が合計6系統も存在することとなる。そして、
このように、それぞれ独立した複数系統の非常用安全装
置1のために、機器や配管、またそれらを収める建屋の
容積も必要となり、設備コスト、建屋コストおよびスペ
ースの有効利用といった見地から、効率のよい安全装置
を備えた原子炉施設の開発が望まれていた。本発明は、
以上のような点を考慮してなされたもので、コスト削減
およびスペースの有効利用を図ることのできる効率のよ
い安全装置を備えた原子炉施設を提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数基の原子炉が、それぞれ1基あたり3系統以上の非
常用安全装置を具備してなり、かつ、前記非常用安全装
置のうち2系統以上が前記複数基の原子炉で共用される
構成となっていることを特徴としている。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1記載の原
子炉施設において、前記複数基の原子炉が一つの建屋に
収納されていることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る原子炉施設の
実施の形態の一例を、図1ないし図3を参照して説明す
る。
【0007】図1および図2に示すように、原子炉施設
10は、建屋11内に2基の原子炉R1,R2が備えら
れたツインプラント形式となっている。これらの図にお
いて、符号12は使用済み燃料貯蔵プール、13は機器
仮置プール、14は燃料取替機(図2参照)、15は天
井クレーン(図2参照)、をそれぞれ示している。
【0008】図3に示すように、このような原子炉R
1,R2には、合計4系統の非常用安全装置16A,1
6B,16C,16Dが備えられている。
【0009】非常用安全装置16Aは、原子炉R1のA
系(図において、「1−A系」)として、高圧系の原子
炉隔離時冷却系(同、「1−RCIC」)と低圧系の残
留熱除去系(同、「1−RHR(A)」)とから構成さ
れている。
【0010】また、非常用安全装置16Bは、原子炉R
1のB系および原子炉R2のB系(「1/2−B系」)
として、高圧系の高圧炉心注水系(同、「1/2−HP
CF(B)」)と、低圧系の残留熱除去系(同、「1/
2−RHR(B)」)とから構成されている。
【0011】そして、非常用安全装置16Cは、原子炉
R1のC系および原子炉R2のC系(同、「1/2−C
系」)として、高圧系の高圧炉心注水系(同、「1/2
−HPCF(C)」)と、低圧系の残留熱除去系(同、
「1/2−RHR(C)」)とから構成されている。
【0012】さらに、非常用安全装置16Dは、原子炉
R2のA系(図において、「2−A系」)として、高圧
系の原子炉隔離時冷却系(同、「2−RCIC」)と低
圧系の残留熱除去系(同、「2−RHR(A)」)とか
ら構成されている。
【0013】なお、図3において、符号18(図におい
て,「1−常用」),19(同,「2−常用」)に示す
ものは、それぞれ原子炉R1,R2の常用機器である。
【0014】このように、原子炉施設10においては、
4系統の非常用安全装置16A,16B,16C,16
Dが備えられ、そのうち2系統の非常用安全装置16
B,16Cが2基の原子炉R1,R2のB系,C系とし
て共用された構成となっている。そして、原子炉R1は
3系統の非常用安全装置16A,16B,16Cを備
え、原子炉R2も3系統の非常用安全装置16B,16
C,16Dを備えた構成となっている。
【0015】そして、上述した原子炉施設10の構成に
よれば、従来2基の原子炉Rを設置し、それぞれに3系
統の非常用安全装置1を備える場合には、合計6系統が
必要であったのに対し、4系統の非常用安全装置16
A,16B,16C,16Dで同等の安全性を確保する
ことができる。したがって、従来に対して2系統分の非
常用機器や配管を削減することができ、これによってコ
スト削減、および機器・配管設置スペースの削減を図る
ことができる。さらにこれにより、建屋11についても
容積を大幅に縮小することができ、コスト削減およびス
ペースの有効利用化を図ることが可能となる。加えて、
建屋11の小型化を図ることによって、従来原子炉施設
を設置することができなかった狭い敷地にも原子炉施設
10を設置することが可能となり、用地確保の容易化を
図ることも可能となる。
【0016】なお、上記実施の形態において、本願発明
の主旨を逸脱しない範囲内であれば、例えば非常用安全
装置16A,16B,16C,16Dの構成や、合計系
統数および共用する系統数、原子炉R1,R2の構造
等、細部の構成を限定する意図はなく、上記以外の他の
構成を採用してもよい。また、例えば一つの建屋内に3
基以上の原子炉を設置する場合にも、本願発明の主旨に
基づいて、それらの原子炉で複数系統の非常用安全装置
を共用することによって、より高い効果を得ることがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る原
子炉施設によれば、複数基の原子炉が、それぞれ1基あ
たり3系統以上の非常用安全装置を具備してなり、か
つ、前記非常用安全装置のうち2系統以上が複数基の原
子炉で共用される構成となっている。さらに、請求項2
に係る原子炉施設によれば、複数基の原子炉が一つの建
屋に収納された構成となっている。これにより、従来よ
りも非常用機器や配管を削減することができ、コスト削
減、および機器・配管設置スペースの削減を図ることが
できる。さらに、建屋についても容積を大幅に縮小する
ことができ、コスト削減およびスペースの有効利用化を
図ることが可能となる。加えて、建屋の小型化を図るこ
とによって、従来原子炉施設を設置することができなか
った狭い敷地にも原子炉施設を設置することが可能とな
り、用地確保の容易化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る原子炉施設の一例を示す平断面
図である。
【図2】 同立断面図である。
【図3】 前記原子炉施設に備えた非常用安全装置の構
成を示す図である。
【図4】 従来の原子炉施設に備えられた非常用安全装
置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 原子炉施設 11 建屋 16A,16B,16C,16D 非常用安全装置 R1,R2 原子炉
フロントページの続き (72)発明者 難波 治之 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 藤田 豊 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 尾熊 紘而 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数基の原子炉が、それぞれ1基あたり
    3系統以上の非常用安全装置を具備してなり、かつ、前
    記非常用安全装置のうち2系統以上が前記複数基の原子
    炉で共用される構成となっていることを特徴とする原子
    炉施設。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子炉施設において、前
    記複数基の原子炉が一つの建屋に収納されていることを
    特徴とする原子炉施設。
JP9063604A 1997-03-17 1997-03-17 原子炉施設 Pending JPH10260293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9063604A JPH10260293A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 原子炉施設

Applications Claiming Priority (1)

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JP9063604A JPH10260293A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 原子炉施設

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JPH10260293A true JPH10260293A (ja) 1998-09-29

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ID=13234064

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JP9063604A Pending JPH10260293A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 原子炉施設

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JP (1) JPH10260293A (ja)

Cited By (1)

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WO1999054885A1 (en) * 1998-04-17 1999-10-28 Abb Combustion Engineering Nuclear Power, Inc. Multiple reactor containment building

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20030930