JPH10259763A - Egr用冷却装置 - Google Patents

Egr用冷却装置

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JPH10259763A
JPH10259763A JP9066860A JP6686097A JPH10259763A JP H10259763 A JPH10259763 A JP H10259763A JP 9066860 A JP9066860 A JP 9066860A JP 6686097 A JP6686097 A JP 6686097A JP H10259763 A JPH10259763 A JP H10259763A
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JP
Japan
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egr
cooling
cooling water
inner cylinder
exhaust gas
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JP9066860A
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English (en)
Inventor
Takashi Tachikawa
隆 立川
Yasushi Ueno
恭 上野
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Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/13Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories
    • F02M26/22Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories with coolers in the recirculation passage
    • F02M26/29Constructional details of the coolers, e.g. pipes, plates, ribs, insulation or materials

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は排気系から吸気系へ還流される排気ガ
スの冷却を行うEGR用冷却装置に関し、冷却水の流路
長を長くすることにより、排気ガスに対する冷却効率を
向上させることを課題とする。 【解決手段】エンジン11の排気通路14から排気ガス
の一部を取り出し吸気通路13へ際循環させるEGR配
管16に設けられ、このEGR配管16内を流れる排気
ガスを冷却水を用いて冷却するEGR用冷却装置におい
て、EGR配管16に接続された内筒20を覆うよう外
筒21を配設すると共に、内筒20と外筒21との間に
記冷却水が流れるよう構成する。更に、内筒20と外筒
21との間に冷却水の流路長を実質的に増大させる絞り
部22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はEGR用冷却装置に
係り、特に排気系から吸気系へ還流される排気ガスの冷
却を行うEGR用冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関(例えば、ディーゼ
ルエンジン等。尚、以下エンジンという)の燃焼時に発
生する窒素酸化物(NOX ) を低減するため、排ガスの
一部を排気系から取り出し、適当な温度,時期,流量等
の制御を行い吸気系に再循環させる排気ガス再循環装置
(EGR装置)が知られている。
【0003】窒素酸化物は、高温の排ガスのもとで空気
中の酸素と窒素が反応してできるため、このEGR装置
は排気還流により燃焼温度を下げて窒素酸化物の発生を
抑制するものである。そして、このEGR装置にあって
は、吸気側に還流させる排気ガスの温度を下げるほど排
気ガスの体積が減少して新規吸入空気の吸気効率が向上
することが知られており、これにより燃費の向上及び燃
焼時における窒素酸化物の発生減少を図ることができる
ことが実験的に明らかとなっている。
【0004】そこで、近年では、ディーゼルエンジンの
吸通路と排気通路との間に連結したEGR配管に、水冷
式のEGR用冷却装置(クーラー)を装着したEGR装
置が提供されている。図3は従来のEGR用冷却装置の
一例を示している。このEGR用冷却装置1は、ラジエ
ータの冷却水を利用して排気ガスを冷却する構成とされ
ており、大略すると排気ガスが流れるEGR配管6に接
続された内筒2と、この内筒2を覆うように配設された
外筒3とにより構成された二重管構造とされている。
【0005】同図に示すEGR用冷却装置1では、排気
ガスは波線の太矢印で示すように、図中右側からEGR
用冷却装置1に流入し、左側から吸気系に向け流出する
構成となってる。また、外筒3の上部には冷却水をEG
R用冷却装置1内に導入するための冷却水導入管4と、
冷却水をEGR用冷却装置1から排出するための排水管
5とが配設されている。
【0006】そして、冷却水導入管4から流入した冷却
水は、内筒2と外筒3との間に形成される空間部分を流
れることにより内筒2内を流れる排気ガスを冷却し、こ
の冷却処理を行うことにより昇温した冷却水は排水管5
から排出される構成とされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うにEGR用冷却装置1はラジエータの冷却水を利用し
て排気ガスを冷却する構成とされているため、エンジン
の近傍に配設する必要がある。また、エンジンの吸気系
側にはエンジン制御を行うための各種センサ等が配設さ
れるため、通常EGR用冷却装置1はエンジンの排気側
(エキゾースト側)に配設される。
【0008】更に、排気配管はエンジンの下方から引き
出されるため、通常EGR用冷却装置1に冷却水を供給
する冷却水供給配管はEGR用冷却装置1の上部から冷
却水を供給する。上記の各理由により、冷却水導入管4
及び排水管5は、外筒3の上部に共に設けられた構成と
されている。しかるに、従来のEGR用冷却装置1は、
互いに管状形状をした内筒2と外筒4とを二重管構造に
しただけの構造であっため、冷却水導入管4から導入さ
れた冷却水はEGR用冷却装置1の下部位置まで流れ
ず、図3に実線の太矢印で示す如く、EGR用冷却装置
1の上部のみで循環する流路を形成してしまう。
【0009】このため、従来のEGR用冷却装置1で
は、排気ガスに対して十分な冷却効率を実現することが
できず、よって窒素酸化物の発生を効率良く抑制するこ
とができないという問題点があった。本発明は上記の点
に鑑みてなされたものであり、冷却水の実質的な流路長
を長くすることにより、排気ガスに対する冷却効率を向
上させたEGR用冷却装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次の手段を講じたことを特徴とするもの
である。請求項1記載の発明では、内燃機関の排気系か
ら排気ガスの一部を取り出し吸気系へ際循環させるEG
R配管に設けられ、このEGR配管内を流れる排気ガス
を冷却水を用いて冷却するEGR用冷却装置において、
前記EGR配管と接続された内筒を覆うよう配設される
と共に、前記冷却水が内部を流れるよう構成された外筒
と、前記内筒と前記外筒との間に配設され、前記冷却水
の実質的な流路長を増大させる仕切り部とを設けたこと
を特徴とするものである。
【0011】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載のEGR用冷却装置において、前記仕切り部
は、前記内筒または前記外筒に一体的に形成された絞り
部であることを特徴とするものである。更に、請求項3
記載の発明では、前記請求項1または2記載のEGR用
冷却装置において、前記内筒または前記外筒の内、少な
くとも前記内筒の断面形状を楕円形状としたことを特徴
とするものである。
【0012】上記した各手段は、次のように作用する。
請求項1記載の発明によれば、外筒が内筒を覆うよう配
設し、その内部に冷却水が流れるよう構成すると共に、
内筒と外筒との間に冷却水の実質的な流路長を増大させ
る仕切り部を設けたことにより、冷却水により冷却され
る内筒の面積を大きくすることができる。これにより、
内筒内を流れる排気ガスの冷却効率を向上させることが
でき、窒素酸化物の発生を効率良く抑制することができ
る。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、仕切
り部を内筒または外筒に一体的に形成された絞り部によ
り構成したことにより、容易に仕切り部を形成すること
ができ、また部品点数の増大もないため低コストで冷却
効率の良好なEGR用冷却装置を実現することができ
る。更に、請求項3記載の発明によれば、内筒または外
筒の内、少なくとも内筒の断面形状を楕円形状としたこ
とにより、排気ガスが流れる内筒の配管断面積を同一と
した場合、断面円形の形状に対して楕円形状とした方が
外周長を長くすることができる。即ち、内筒の断面形状
を円形状とするよりも楕円形状した方が同一体積におけ
る表面積を広くすることができる。
【0014】また、冷却効率は内筒の表面積に比例する
ため、よって内筒の断面形状を楕円形状とすることによ
り内筒配管内を流れる排気ガスの冷却効率を向上させる
ことができ、窒素酸化物の発生を効率良く抑制すること
ができる。また、外筒の断面形状を内筒と共に楕円形状
とすることにより、外筒と内筒との離間距離を全周にわ
たり均一化することができる。このため、外筒と内筒と
の間に流れる冷却水の流れを安定化でき、冷却むらの発
生を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明の一実施例である
EGR用冷却装置10の斜視図であり、また図2はEG
R用冷却装置10が配設されるエンジン11の概略構成
例を示す図である。先ず、図2を用いてEGR用冷却装
置10が配設されるエンジン11の概略構成について説
明する。
【0016】エンジン11は、大略するとエンジン本体
12,吸気通路13,排気通路14,ラジエータ15,
EGR配管16,及び本発明に係るEGR用冷却装置1
0等により構成されている。エンジン本体12は、例え
ば4気筒のディーゼルエンジンであり、新気が導入され
る吸気通路13と、排気ガスが排出される排気通路14
が接続されている。また、エンジン本体12には燃料ポ
ンプ(図示せず)が接続されており、この燃料噴射ポン
プから各気筒に配設された燃料噴射ノズルに燃料が供給
される構成とされている。
【0017】そして、吸気通路13から供給された空気
と燃料ポンプから供給された燃料は燃焼室内で混合され
た上で燃焼され、これによりエンジン本体12は動力を
発生する構成とされている。また、燃焼により発生した
排気ガスは、排気通路14を通り外部に排出される構成
となっている。更に、エンジン本体12には冷却水を循
環させるためのウォータジャケット(図示せず)が形成
されており、このウォータジャケットを流れる冷却水に
よりエンジン本体12は冷却される構成とされている。
【0018】ラジエータ15は、エンジン本体12内及
び後述するEGR用冷却装置10を冷却することにより
温度上昇した冷却水が導入され、この温度上昇した冷却
水を冷却する機能を奏するものである。このラジエータ
15は、エンジンルームの前方位置に形成されたラジエ
ータグリルと対向するよう配置されており、またラジエ
ータグリルとラジエータ15との間には冷却ファンが設
けられている。
【0019】よって、ラジエータ15には車両が走行す
ることにより発生する走行風、及び冷却ファンが発生す
る風が供給される構成とされている。温度上昇した冷却
水は、ラジエータ15内を通過する過程においてこの冷
却風により冷却される。また、冷却水を循環付勢するた
め、エンジン本体12にはウォータポンプ17が設けら
れている。このウォータポンプ17は、上記のようにラ
ジエータ15において冷却された冷却水をエンジン本体
12のウォータジャケット及びEGR用冷却装置10に
向け圧送する機能を奏する。よって、冷却水はウォータ
ポンプ17に付勢されて、エンジン本体12,EGR用
冷却装置10,及びラジエータ15を循環する構成とさ
れている。
【0020】一方、EGR配管16は排気通路14と吸
気通路13とを連通するよう設けられており、これによ
り排気通路14内の排気ガスの一部を吸気通路13に還
流しうる構成となっている。このEGR配管16には、
内部を流れる排気ガスを冷却するEGR用冷却装置10
が配設されている。EGR用冷却装置10は、冷却水導
入管18によりウォータポンプ17と接続されており、
またEGR用冷却装置10において排気ガスを冷却した
冷却水は排水管19を介してエンジン本体12内のウォ
ータジャケットに排出される構成とされている。尚、E
GR配管16には図示しないEGR弁が配設されてお
り、エンジン状態に応じてEGR配管16内を流れる排
気ガスの流量が制御される構成とされている。
【0021】続いて、EGR用冷却装置10の具体的構
成について図1を用いて詳述する。図1に示されるよう
に、EGR用冷却装置10は内筒20と外筒21とによ
り構成されている。内筒20は、フランジ23,24を
介してEGR配管16と接続されており、よって排気ガ
スは内筒20の内部を流れる構成とされている。また、
外筒21はこの内筒20を覆うように配設されており、
よってEGR用冷却装置10は内筒20と外筒21とか
らなる二重管構造とされている。外筒21は内筒20に
対して大きな形状を有しており、よって内筒20と外筒
21との間には冷却水が流れる冷却水通路25が形成さ
れる。また本実施例では、内筒20及び外筒21は共に
断面形状が楕円形状となるよう形成されている。
【0022】更に、前記した冷却水導入管18及び排水
管19は外筒21の上部に配設されており、冷却水導入
管18から流入した冷却水は、内筒20と外筒21との
間に形成された冷却水通路25を流れることにより内筒
20内を流れる排気ガスを冷却し、この冷却処理を行う
ことにより昇温した冷却水は排水管19から排出される
構成とされている。
【0023】尚、図1に示されるEGR用冷却装置10
では、排気ガスは波線の太矢印で示すように、図中右側
からEGR用冷却装置10に流入し、左側から吸気通路
13に向け流出する構成となってる。ここで外筒21の
中央部分に注目すると、本実施例に係るEGR用冷却装
置10は、外筒21の中央部分に上部から下方に向け延
在する絞り部22が形成されている。この絞り部22は
外筒21の形成時にプレス加工等により形成されたもの
であり、冷却水通路25を仕切る仕切り部として機能す
る。この絞り部22を設けることにより、冷却水通路2
5は左右に画成されて左側通路25aと右側通路25b
とを形成する。
【0024】しかるに、絞り部22は外筒21の全周に
わたり形成されてはおらず、下部においては形成されて
いない(以下、この部位を連通部25cという)。この
ため、左側通路25aと右側通路25bとは連通部25
cを介して接続された状態となっている。更に、前記し
た冷却水導入管18は左側通路25aと接続するよう設
けられ、また排水管19は右側通路25bと接続するよ
う設けられている。
【0025】続いて、上記構成とされたEGR用冷却装
置10の機能について説明する。上記構成とされたEG
R用冷却装置10において、冷却水導入管18から冷却
水通路25に冷却水が導入されると、冷却水通路25は
絞り部22により左右に画成されているため、冷却水は
先ず左側通路25aを下方に向け流れる(冷却水の流れ
を図中実線の太矢印で示す)。そして、冷却水は下部に
位置する連結部25cにおいて右側通路25bに流入
し、右側通路25bを上方に向け流れて排水管19から
排出される。
【0026】このように、EGR用冷却装置10では絞
り部22(仕切り部)を設けることにより、図3を用い
て説明した従来のEGR用冷却装置1に比べ、全体的な
形状が略同一であるのにも拘わらず、実際に冷却水が流
れる流路が長くなっている。即ち、本実施例に係るEG
R用冷却装置10は、絞り部22を設けることにより、
従来構成のEGR用冷却装置1に比べ冷却水の実質的な
流路長を増大させることができる。
【0027】これにより、冷却水により冷却される内筒
20の面積を大きくなり、よって内筒20内を流れる排
気ガスの冷却効率を向上させることができ、窒素酸化物
の発生を効率良く抑制することができる。また、絞り部
22は外筒21に一体的に形成されるため、容易に絞り
部22を形成することができ、また部品点数の増大もな
いため低コストで冷却効率の良好なEGR用冷却装置1
0を実現することができる。
【0028】更に、本実施例に係るEGR用冷却装置1
0は、前記したように内筒20の断面形状を楕円形状と
している。このように、内筒20の断面形状を楕円形状
としたことにより、冷却効率の向上を図ることができ
る。以下、この理由について説明する。いま、断面が円
形状の内筒(円形状内筒)と、断面が楕円形状の内筒
(楕円状内筒)を想定し、かつ各内筒の断面積は夫々等
しいとする。この場合、円形状内筒の外周長さと楕円状
内筒の外周長さを比べると、当然に楕円状内筒の方が外
周長が長くなっている。即ち、内筒の断面形状を円形状
とするよりも楕円形状した方が同一体積における表面積
を広くすることができる。
【0029】また、冷却効率は内筒の表面積に比例する
ため、よって内筒20の断面形状を楕円形状とすること
により内筒配管内を流れる排気ガスの冷却効率を向上さ
せることができ、窒素酸化物の発生を効率良く抑制する
ことができる。また、本実施例では、内筒20と共に外
筒21の断面積も楕円となるよう構成されている。この
ように、内筒20及び外筒21の断面形状を共に楕円形
状とすることにより、外筒21と内筒20との離間距離
(即ち、冷却水通路の幅)を全周にわたり均一化するこ
とができる。このため、内筒20と外筒21との間に流
れる冷却水の流れを安定化でき、冷却むらの発生を防止
することができる。
【0030】尚、上記した実施例では、外筒21に仕切
り部として機能する絞り部22を形成した構成を例に挙
げて説明したが、仕切り部の形成位置は外筒21に限定
されるものではなく、内筒20に外筒に向け突出する突
出部を形成した構成としても同一の効果を実現すること
ができる。また、仕切り部は必ずしも絞り部及び突出部
に限定されるものではなく、実質的な冷却水の流路長が
増大すれば他の構成でもよく、例えば内筒と外筒との間
に仕切り板を配設した構成としてもよい。
【0031】更に、本実施例では内筒20及び外筒21
の断面形状を共に楕円形状とした例を示したが、少なく
とも内筒20だけを楕円形状とした構成としても、従来
に比べて冷却効率を向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、冷却水により冷却されるEGR配管の面積
を大きくすることができるため、EGR配管内を流れる
排気ガスの冷却効率を向上させることができ、窒素酸化
物の発生を効率良く抑制することができる。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、容易
に仕切り部を形成することができ、また部品点数の増大
もないため低コストで冷却効率の良好なEGR用冷却装
置を実現することができる。更に、請求項3記載の発明
によれば、EGR配管の断面形状を円形状とするよりも
楕円形状した方が同一体積における表面積を広くするこ
とができるため、EGR配管内を流れる排気ガスの冷却
効率を向上させることができ、窒素酸化物の発生を効率
良く抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるEGR用冷却装置を示
す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例であるEGR用冷却装置が取
り付けられるエンジンの概略構成図である。
【図3】従来の一例であるEGR用冷却装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 EGR用冷却装置 11 エンジン 12 エンジン本体 13 吸気通路 14 排気通路 15 ラジエータ 16 EGR配管 17 ウォータポンプ 18 冷却水導入管 19 排水管 20 内筒 21 外筒 22 絞り部 23,24 フランジ 25 冷却水通路 25a 左側通 25b 右側通 25c 連通部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系から排気ガスの一部を
    取り出し吸気系へ際循環させるEGR配管に設けられ、
    該EGR配管内を流れる排気ガスを冷却水を用いて冷却
    するEGR用冷却装置において、 前記EGR配管に接続された内筒を覆うよう配設される
    と共に、前記冷却水が内部を流れるよう構成された外筒
    と、 前記内筒と前記外筒との間に配設され、前記冷却水の実
    質的な流路長を増大させる仕切り部とを設けたことを特
    徴とするEGR用冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のEGR用冷却装置におい
    て、 前記仕切り部は、前記内筒または前記外筒に一体的に形
    成された絞り部であることを特徴とするEGR用冷却装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のEGR用冷却装
    置において、 前記内筒または前記外筒の内、少なくとも前記内筒の断
    面形状を楕円形状としたことを特徴とするEGR用冷却
    装置。
JP9066860A 1997-03-19 1997-03-19 Egr用冷却装置 Pending JPH10259763A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043663A1 (fr) * 1999-01-20 2000-07-27 Hino Motors, Ltd. Refroidisseur egr
WO2001020156A1 (en) * 1999-09-16 2001-03-22 Transtec Plc Exhaust gas recirculation system
US9611818B2 (en) 2014-12-03 2017-04-04 Hyundai Motor Company Integrated EGR valve housing

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